JPH0242363A - 自動サンプリング装置及び分析装置 - Google Patents

自動サンプリング装置及び分析装置

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JPH0242363A
JPH0242363A JP28026788A JP28026788A JPH0242363A JP H0242363 A JPH0242363 A JP H0242363A JP 28026788 A JP28026788 A JP 28026788A JP 28026788 A JP28026788 A JP 28026788A JP H0242363 A JPH0242363 A JP H0242363A
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JP
Japan
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sample
conduit
medium
pump
flow path
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JP28026788A
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English (en)
Inventor
Isao Mochigome
餅米 勲
Seiji Kataoka
片岡 誠二
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は試料容器から試料を所定量採取し、これを分析
装置へ導入するための自動サンプリング装置及びこの装
置を用い電量滴定その他の分析処理を行なう一連の操作
を自動的に行なうための自動分析装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来試料容器から試料を採取して分析処理を行なう場合
、分析装置によって試料採取量が大幅に異るため自動サ
ンプリングがむずかしく、それぞれの分析装置に応じた
採取手段がとられて来た。
例えば滴定分析装置の場合には計量ビユレットを使用し
て、1〜100d程度の多量のサンプリングが行なわれ
、一方ガスクロマトグラフィ等の機器分析装置の場合に
は、計量マイクロシリンジにより50μ!以下程度の少
量のサンプリングが行なわれてきた。
また、分析装置が電量滴定装置、特に水分測定装置にお
いては、採取した試料中の水分を測定する前に、電量滴
定媒体中の水分を電解により除去(ブランク消去すると
もいう)し、滴定を開始し、測定が終了すると、次の測
定に先立ち、再度、滴定媒体が無水状態であることを確
認し、次の試料の水分を測定するという操作を行なって
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のサンプリング装置では採取する試料
量が特定された範囲でしか使用できず、同一採取装置で
少量〜多量、たとえば5μf −100m1のような広
範囲にわたり異なる量を任意に採取することはできず、
分析装置に従ってその都度マイクロシリンジ又はビユレ
ット等の容量を変更したり、また取替えて使用せねばな
らず、煩雑な操作を要した。
また従来の電量滴定装置、就中水分測定の場合は、前記
のように採取した試料の測定に先立って電量滴定媒体中
の水分を除去する操作が必要であり、測定終了後は再度
媒体が無水状態か否かの確認を行なわねばならず、この
ような操作を伴なうため従来のサンプリング方式の煩雑
さ、と相俟って極めて効率が悪く、一連の自動化が要望
されながら実用化は困難とされていた。
本発明者は鋭意研究の結果、このような問題点を解決し
たもので、本発明の目的は試料容器から各種分析手段に
応じて試料の採取量を、少量から多量の広い範囲にわた
って一つの装置で任意に自動的に変更採取できるサンプ
リング装置を提供すると共に、これを利用することによ
り、一連の分析操作を一装置により全自動的に効率よく
かつ正確に行うことができる分析装置を提供することに
ある。さらに電量滴定装置として滴定媒体の確認操作、
試料の導入操作、電量滴定媒体の取換等を含む電量滴定
の一連の操作を一装置で自動的になし得る装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明のサンプリング装置は、
試料採取ポンプを用い制御装置からの信号により回転数
を制御して採取量の幅広い変更を任意に行ないうるよう
にすると共に、採取した試料の分析装置への移送も該制
御装置により自動的に行ない得る装置としたものである
。すなわち、(a)  分析試料を試料容器から試料採
取ポンプの回転数を制御して所定量採取し、この試料を
試料導入管へ送入する試料導入手段 (b)  試料採取導管及び試料排出管と試料導入管、
試料導入管と移送媒体導管、移送媒体導管と分析装置へ
の導管の接続及び切換を行なうための流路切換バルブ (c)  上記試料導入管へ移送媒体を供給し、該移送
媒体により試料導入管内の試料を分析装置に移送する手
段 (d)  上記(a)〜(c)の作動を順次自動的に進
行させる制御装置 以上(a)〜(d)を具備することを特徴とする自動サ
ンプリング装置である。
上記試料採取ポンプの位置は、試料移送方向に関し、流
路切換バルブの前方及び後方のいずれにも配置できるが
、種類の異なる試料を採取する場合は試料採取ポンプの
汚染、洗浄を考慮すると流路切換バルブの後方に配置さ
れることが好ましい。
また流路切換バルブは通常6方向切換バルブが使用され
るが、2方向切換バルブ3組又は4方向切換バルブと2
方向切換バルブの組合せであってもよい。
また試料容器の側面に試料採取量に対応した標識表示部
を施し、該標識表示部を検知する手段を設けてこの検知
信号を制御装置(マイクロコンピュータ)に取入れるこ
とにより、自動的に試料採取量を設定して採取すること
ができる。更に分析装置における分析結果をコンピュー
タに入力し、これに所定の演算処理を施して記録手段に
記録信号を送出する情報処理手段を組込み、制御装置に
より該一連の操作を順次自動的に進行させることにより
本発明のサンプリング装置の機能を活用して分析操作全
体を自動化させて効率を向上させることができる。
〔作 用〕
上記のように構成されたサンプリング装置は、制御装置
、例えばマイクロコンピュータに内蔵されたプログラム
に従って、制御装置(5)の指令信号により流路切換バ
ルブ(3)が作動し、試料容器(1)から試料採取ポン
プ(4)への流路が形成される。次いで試料採取ポンプ
(4)に対し制御装置(5)からの指令が発せられ、試
料採取ポンプ(4)が作動して試料容器(1)から試料
採取ポンプ(4)及び試料排出管(13) (14)に
至る流路が試料で置換されると試料採取ポンプ(4)は
停止し、つづいて制御装置(5)は流路切換バルブ(3
)に指令して試料容器(1)から試料導入管(15)へ
の流路を形成せしめる。
次に制御装置(5)の指令により試料採取ポンプ(4)
が作動し、所定回転数だけ回転して所定量の試料が試料
導入管(15)に導入される。導入が終ると制御装置(
5)は切換バルブ(3)に指令し試料導入管指令信号を
発し該ポンプ(4)により移送媒体が導管(17)を経
て移送媒体導管(19)に送り込まれると、既に試料導
入管(15)内にあった試料は移送媒体によって分析装
置(21)内に移送される。
所定時間経過後、制御装置(5)からの指令信号により
、移送媒体移送ポンプ(18)は停止され、分析が行な
われる。1回の分析終了後は上記の操作が繰返される。
なお、試料容器(1)の側面に標識表示部(1a)を設
けたものを使用すると、これを検知した検知装置(34
)からの検知信号により、その信号に対応した試料採取
量が設定され、この設定信号から試料採取ポンプ(4)
の回転数を自動的に制御することができる。さらに分析
操作終了後、分析装置(21)の分析結果を制御装置(
5)に入力し、これに所定の演算処理が行なわれその結
果はプリンタに送信されて記録される。したがってこの
場合標識表示部(1a)の検知により、所要の試料採取
から分析結果の記録まで、一連の操作を制御装置の指令
信号によって全自動的に遂行することが可能となる。
また本発明の電量滴定装置は、 (a)  分析試料を試料容器(1)から試料採取ポン
プ(4)の回転数を制御して所定量採取し、この試料を
試料導入管(15)へ送入する試料導入手段(b)  
試料採取導管(2)及び試料排出管(13)と試料導入
管(15)、試料導入管(15)と電量滴定媒体導管(
19’ ) 、該媒体導管(19’ )と分析装置(2
1)への導管(20)、の接続及び切換を行なうための
流路切換バルブ(3) (c)  電量滴定媒体を分析装置(21)から流路切
換バルブ(3)及び試料導入管(15)を介して再び分
析装置(21)へ循環する電量滴定媒体循環手段(d)
  電量滴定媒体を電量滴定媒体容器(16)から分析
装置(21)へ供給する手段 (e)  一端が分析装置(21)に通ずる導管(31
)と−端が媒体循環ポンプ(18)を介して電量滴定媒
体導管(19’ )に接続する導管(22)、電量滴定
媒体容器(16)からの導管(17)と電量滴定媒体排
出管(24)へ通ずる導管(25)、の接続及び切換を
行なうための流路切換バルブ(32) (f)  試料中の電解成分量に相当する電解電流を通
電し、かつその通電量を積算する分析装置(21)(匂
 上記(a)〜(f)の作動を順次自動的に進行させる
制御装置(5) 以上(a)〜(g)を具備することを特徴とする自動電
量滴定装置である。
すなわち、前述したサンプリング装置を利用し、移送媒
体の代りに電量滴定媒体(以下単に滴定媒体と略記する
)を使用し、分析装置への導入、循環、排出、取替等の
操作を行なわせるようにしたものであって、滴定媒体容
器(16) (サンプリング装置における移送媒体容器
)との間に該媒体流路の切換バルブ(32)を設けて(
c)〜(6)に示す構成として上記操作を行なうように
したものである。
このように構成された自動電量滴定装置は、制御装置例
えばマイクロコンピュータに内蔵されたプログラムに従
って、制御装置(5)の指令信号により流路切換バルブ
(3)が作動し、試料容器(1)から排出管(13) 
(14)への流路が形成される、次いで試料採取ポンプ
(4)に対し制御装置(5)からの指令が発せられ、試
料採取ポンプ(4)が作動して試料容器(1)から試料
採取ポンプ(4)及び試料排出管(13) (14)に
至る流路が試料で置換されると試料採取ポンプ(4)は
停止し、つづいて制御装置(5)は流路切換バルブ(3
)に指令して試料容器(1)から試料導入管(15)へ
の流路を形成せしめる。次に制御装置(5)の指令によ
り試料採取ポンプ(4)が作動し、所定回転数だけ回転
して所定量の試料が試料導入管(15)に導入される。
導入が終ると制御装置(5)は流路切換バルブ(3)に
指令し試料導入管(15)を滴定媒体導管(19’ )
への流路に接続させる。次いで制御装置は媒体循環ポン
プ(18)に指令信号を発し該ポンプにより滴定媒体が
滴定媒体導管(19’ )から試料導入管(15)に送
り込まれると、既に試料導入管(15)内にあった試料
は前記媒体によって分析装置(21)内に移送される。
滴定媒体の循環開始と同時に、乃至はそれから所定時間
経過後、制御装置(5)からの指令信号により、電量滴
定分析が行なわれる。1回の分析終了後は上記の操作が
繰返される。
分析操作を繰返すことにより分析装置(21)中の滴定
媒体中に試料が蓄積し、該媒体が不活性となるので、所
定回数分析を行なった後、制御装置(5)の指令信号に
より、流路切換バルブ(32)を作動させて分析装置(
21)から、該滴定媒体を排出させる流路を形成させ、
次いで媒体排出ポンプ(23)を起動させ、分析装置(
21)内の滴定媒体を排出する。媒体が分析装置(21
)から排出されると、滴定媒体排出ポンプ(23)を停
止させ、媒体循環ポンプ(18)を起動させ、活性な滴
定媒体を滴定媒体容器(16)より流路切換バルブ(2
3)、前記媒体循環ポンプ(18)及び流路切換バルブ
(3)を経て、分析装置(21)に供給する。
〔実施例1〕 (1)第1図は本発明のサンプリング装置を滴定分析装
置に適用した実施態様の一例につきその構成を模式的に
示す図面である。1は試料が収容されている試料容器、
2は試料採取導管、3は流路切換バルブ(6方向切換)
、4は試料採取ポンプ例えば微量(5〜10μり以下の
試料採取ができるマイクロ定量ポンプ、5は制御装置、
6は流路切換バルブの流路切換コック、15は試料導入
管、16は移送媒体容器、18は移送媒体採取兼移送ポ
ンプ17.19は移送媒体の導管、20は試料土移送媒
体の導管、21は分析装置をそれぞれ示す。
先ず前記制御装置5例えばマイクロコンビュ−夕に内蔵
されたプログラムに従って該制御装置の指令信号により
流路切換バルブ3のコツクロが作動し、流路切換バルブ
に7.8.9の流路が形成される。コツクロは電磁式ま
たは空気圧式で作動する構成となっている。
次に制御装置5からの指令信号により試料採取ポンプ4
が起動し、試料容器1の試料は、試料採取導管2を経て
流路切換バルブの流路7、導管13、試料採取ポンプ4
に吸込まれ次いで導管14から系外に排出する。
このようにして上記流路が試料で置換され、所定時間経
過後試料採取ポンプ4を停止する。次いで、制御装置5
からの指令信号により流路切換バルブ3のコツクロが作
動し、流路切換バルブ3に流路10.11、及び12が
形成される。次に、制御装置5からの指令信号により試
料採取ポンプ4が起動し、設定された試料採取量に相当
する回転数に該ポンプ4を回転させ試料を試料導入管1
5に導入する。試料採取ポンプとしては微量、例えば1
0μ2以下の試料採取ができるマイクロ定量ポンプであ
ればよく、例えばポンプのシリンダの1回転当りの試料
採取量が5〜10μlの範囲のものが好適に使用される
該ポンプの回転数を検知器、例えば機械的(レバ押圧−
マイクロスイッチ)又は電気的(光センサ−)検知器で
検知し、その検知信号を制御装置5に取入れ、制御装置
5に内蔵されているプログラムに従って試料採取量が演
算処理される。
次に、制御装置5からの指令信号により流路切換バルブ
3のコツクロが作動し、流路切換バルブ3に流路7,8
.9が形成され、次いで制御装置5からの指令信号によ
り、移送媒体移送ポンプ18が起動し、移送媒体容器1
6内の移送媒体例えば液体溶媒が、導管17.19及び
流路切換バルブ3の流路8を経て試料導入管15に導入
され、続いて該試料導入管15内の試料を移送媒体と共
に流路切換バルブの流路9及び導管20を経由させて分
析装置21内に送り込む。所定時間後制御装置5からの
指令信号により移送媒体移送ポンプ18が停止し、次い
で分析が行なわれる。分析終了後は、同様の操作が繰返
される。
なお、第1図では流路切換バルブ3として6方向切換バ
ルブを使用しているが、2方向切換バルブ3組又は4方
向切換バルブと2方向切換バルブを組合せてもよい。ま
た第1図では滴定分析装置に適用した例を示したが、他
の機器分析装置例えばガスクロマトグラフに適用する場
合には、移送媒体として不活性なガス例えば窒素ガス等
の気体が使用される。
また、1aは試料容器1の側面に設けた標識表示部であ
る。この標識表示部1aは標識、標識具等の標識手段が
付される箇所であり、試料との対応関係が容易に分かれ
ばいかなる標識手段でもよい。通常、試料の種類が多数
ある場合にはバーコード標示が好適に用いられる。
34は標識検知装置で、標識表示部1aの標識を検出し
、その検出信号を制御装置5に送信するものであり、通
常、標識手段に応じて適宜の光検出器、例えばホトマイ
クロセンサが用いられる。
第2図はこの標識検知装置の1例を示すものである。
ターンテーブル41の試料容器lの標識表示部1aに光
源42からの光をスリット43を通して照射させ、その
反射光を受光装置44に検知させ、その検知信号を信号
線45を介して制御装置5に入力する。
制御装置5の入力信号に基づき該制御装置にあらかじめ
定められたプログラムに従い、入力信号に対応した試料
名及び試料採取量のデータが選択され、その選択された
データがプログラムに従い自動的に設定される。次に、
第1図に示すように制御装置5、例えばマイクロコンピ
ュータに内蔵されたプログラムに従って、まず制御装置
5からの指令信号により流路切換バルブ3のコツクロが
作動し、流路7.8.9が形成され1、上記選択された
データに基いて試料採取ポンプ4の回転数が制御され、
導管2、流路7、導管13を経て試料が採取され、以下
前記したと同様に各部が制御装置5の指令信号に基き定
められた手順のプログラムに従って分析が行なわれる。
分析結果は制御装置5に送信され、制御装置5内のプロ
グラムに従い演算処理され、最終結果がプリンタに送信
され記録される。
上記した試料容器の標識表示部1aの検知から分析結果
の記録までの一連の操作は制御装置5(マイクロコンピ
ュータ)の指令信号により全て自動的に行なわれる。
なお、上記自動分析装置に多数の試料を連続的に継続し
て実施する機構、例えばターンテーブル形式(第2図参
照)、スネクチェン形式、ラック形式等を組み込むこと
も可能である。
この場合例えば第2図に示すように、制御装置5に内蔵
されたプログラムに上記一連の操作終了後に連続操作の
指令信号を組み入れることにより、制御装置5からの指
令信号に基づきターンテーブル41の駆動装置46が駆
動してターンテーブル41を回転させ、次の試料容器1
が所定の位置に移動した時に駆動装置46が停止し、次
いで試料容器1の標識表示部1aに光源42からの光が
スリット43を介して当り、その反射光を受光装置44
で検出し、上記した一連の操作が連続的に実施される。
上記の実施例は滴定分析装置に適用した例について説明
したが、移送媒体として窒素ガスなどの不活性ガスを使
用する機器分析装置後述する電量滴定装置にも適用でき
ることは勿論である。
〔実施例2] 第3図は本発明の自動電量滴定装置の実施態様の一例を
模式的に示す図面である。■は試料が収容されている試
料容器、2は試料採取用導管、3は流路切換バルブ(6
方向切換)、4は試料採取ポンプ例えば微量(5〜10
μ2)以下の試料採取ができるマイクロ定量ポンプ、5
は制御装置、6は流路切換バルブの流路切換コック、1
5は試料導入管、16は電量滴定媒体容器、18は媒体
循環ポンプ、22.19’ 31は滴定媒体の導管、2
0は試料土滴定媒体の導管、21は分析装置、23は滴
定媒体排出ポンプ、24.25は滴定媒体排出管、32
は滴定媒体の流路切換バルブ、30は該流路切換バルブ
32の流路切換コック、17は滴定媒体容器16からの
導管を示す。
先ず前記制御装置5例えばマイクロコンピュータに内蔵
されたプログラムに従って該制御装置の指令信号により
流路切換バルブ3のコツクロが作動し、切換バルブに7
.8.9の流路が形成される。コツクロは電磁式または
空気圧式で作動する構成となっている。
次に制御装置5からの指令信号により流路切換バルブ3
2の流路切換コック30を作動させて該バルブ32に流
路28を形成させ、次いで制御装置5がらの指令信号に
より媒体循環ポンプ18を起動させ、予め分析装置21
に供給されている滴定媒体を、分析装置21から導管3
1、流路28、導管22、媒体循環ポンプ18、導管1
9′、流路8、試料導入管15、流路9、及び導管20
を経て、再び分析装置21に循環させる。循環させる滴
定媒体は分析装置21において滴定妨害成分を除去した
状態、例えば水分測定の場合は滴定媒体を無水の状態(
以下、標準状態という)にしておく。
次いで制御装置5からの指令信号により、試料採取ポン
プ4が起動し、試料容器1の試料は試料採取導管2/を
経て試料採取ポンプ4に吸込まれ次いで流路切換バルブ
3の流路7、導管13、逆流防止器33(サンプリング
のバラツキ防止)及び導管14から系外に排出する。
このようにして上記流路が試料で置換され、所定時間経
過後試料採取ポンプ4を停止する。次いで、制御装置5
からの指令信号により流路切換バルブ3のコツクロが作
動し、流路切換バルブ3に流路10.11及び12が形
成される。次に、制御装置5からの指令信号により試料
採取ポンプ4が起動し、設定された試料採取量に相当す
る回転数に該ポンプ4を回転させ試料を試料導入管15
に導入する。先に試料導入管15に導入されていた滴定
媒体は試料の導入に伴ない、流路12、導管13、逆流
防止器33、導管14を経て排出される。
次に制御装置5からの指令信号により流路切換バルブ3
のコツクロが作動し、流路切換バルブに流路7.8.9
が形成され、次いで標準状態にされた媒体が媒体循環ポ
ンプ18で流路切換バルブ3の流路8を経て試料導入管
15に送り込まれ、試料導入管15に採取された試料が
流路9、導管20を経て分析装置21内に送り込まれる
と同時に制御装置5からの指令信号により電量滴定分析
が行なわれる。分析終了後は、同様の操作が繰返される
上記操作が所定回数繰返された後、分析装置21中の滴
定媒体(循環媒体)の取替えが行なわれる。
すなわち、上記操作が所定回数繰返されると、制御装置
5の指令信号により流路切換バルブ32のコック30が
作動し、流路27.29が形成され、次いで滴定媒体排
出ポンプ23が起動し、分析装置21内の滴定媒体が導
管31、流路29及び導管25を経てポンプ23に吸い
込まれ、排出導管24から排出され、所定時間後、ポン
プ23は停止される。次いで、媒体循環ポンプ18が起
動し、滴定媒体容器16内の活性な滴定媒体が導管17
、流路27を経由し、導管22から媒体循環ポンプ18
により吸い込まれ、導管19′流路8、試料導入管15
、流路9及び導管20を経て分析装置21に所定量導入
され媒体循環ポンプ18が停止される。次に制御装置5
から指令信号により流路切換バルブ32のコック30が
作動し、媒体循環ラインが形成され、さらに媒体循環ポ
ンプ1日が起動して、媒体の循環を行なうと共に、滴定
媒体(循環媒体)を標準状態にする。
次いで、上記電量滴定分析操作が繰返される。
なお、試料容器1の側面に標識表示部1aを設は標識検
知装置34により検知する態様及び検知装置については
第2図に例示し実施例1において説明したとおりであり
、同様に適用することができるものである。
〔発明の効果] 本発明は上記のように構成されているので、試料の採取
が制御装置の指令信号により、試料採取ポンプ(マイク
ロ定量ポンプ)の回転数の制御によって、試料及び分析
手段に応じて自動的にきわめて少量例えば5μ2から1
00d程度の多量に至る広範囲に亘り所望量の採取が一
つの採取装置によって自在になし得るばかりでなく、採
取から分析装置への供給及び電量滴定媒体の導入、循環
、排出、取替等の操作も同一装置において一つの制御装
置の指令信号によって順次自動的に行なうことができる
。従って従来のように、試料採取量の変更の都度計量容
器を取替えたり、電量滴定媒体に対する無水状態の確認
等煩雑な操作を行なう必要がなくなり電量滴定操作を全
自動的に効率よ〈実施することができ頗る有益である。
また本発明の分析装置によれば試料容器に標識表示部を
設けてその検出信号にもとづいて必要な試料採取量の決
定・採取を自動的に行ない、得るばかりでなく、分析結
果の記録まで、一連の操作を全く人手を要せず全自動的
に遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を模式的に示した概略図であって
、第1図はサンプリング装置の実施例を示す概略図、第
2図は試料容器から標識を検知する装置の一例を示す概
略図、第3図は電量滴定装置の実施例を示す概略図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)分析試料を試料容器(1)から試料採取ポン
    プ(4)の回転数を制御して所定量採取し、この試料を
    試料導入管(15)へ送入する試料導入手段、(b)試
    料採取導管(2)及び試料排出管(13)と試料導入管
    (15)、試料導入管(15)と移送媒体導管(19)
    、移送媒体導管(19)と分析装置(21)への導管(
    20)、の接続及び切換を行なうための流路切換バルブ
    (3) (c)上記試料導入管(15)へ移送媒体を供給し、該
    移送媒体により試料導入管(15)内の試料を分析装置
    (21)に移送する手段 (d)上記(a)〜(c)の作動を順次自動的に進行さ
    せる制御装置(5) 以上(a)〜(d)を具備することを特徴とする自動サ
    ンプリング装置。 2、請求項1記載のサンプリング装置を備えた自動分析
    装置。 3、(a)分析試料を試料容器(1)から試料採取ポン
    プ(4)の回転数を制御して所定量採取し、この試料を
    試料導入管(15)へ送入する試料導入手段(b)試料
    採取導管(2)及び試料排出管(13)と試料導入管(
    15)、試料導入管(15)と電量滴定媒体導管(19
    ′)、該媒体導管(19′)と分析装置(21)への導
    管(20)、の接続及び切換を行なうための流路切換バ
    ルブ(3) (c)電量滴定媒体を分析装置(21)から流路切換バ
    ルブ(3)及び試料導入管(15)を介して再び分析装
    置(21)へ循環する電量滴定媒体循環手段(d)電量
    滴定媒体を電量滴定媒体容器(16)から分析装置(2
    1)へ供給する手段 (e)一端が分析装置(21)に通ずる導管(31)と
    一端が媒体循環ポンプ(18)を介して電量滴定導管(
    19′)に接続する導管(22)、電量滴定媒体容器(
    16)からの導管(17)と電量滴定媒体排出管(24
    )へ通ずる導管(25)、の接続及び切換を行なうため
    の流路切換バルブ(32) (f)試料中の電解成分量に相当する電解電流を通電し
    、かつその通電量を積算する分析装置(21) (g)上記(a)〜(f)の作動を順次自動的に進行さ
    せる制御装置(5) 以上、(a)〜(g)を具備することを特徴とする自動
    電量滴定装置。 4、(a)試料容器(1)の側面に標識表示部(1a)
    を設けると共に該試料容器(1)の周囲の少くとも一ケ
    所に標識表示部を検知する標識検知装置(34)を設け
    て該標識検知装置からの検知信号により対応する試料採
    取量を制御装置(5)に設定し、該制御装置(5)から
    の指令信号により試料採取ポンプ(4)の回転数を制御
    せしめる手段 (b)分析装置(21)で得られた分析結果を制御装置
    (5)に入力し、これに所定の演算処理を施して記録装
    置に記録信号を送出する情報処理手段上記(a)(b)
    を組入れてなる特許請求の範囲2〜3項記載の装置。
JP28026788A 1988-05-13 1988-11-08 自動サンプリング装置及び分析装置 Pending JPH0242363A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5250294A (en) * 1975-10-17 1977-04-22 Foxboro Co Apparatus and method of automatic process titration
JPS5847261A (ja) * 1981-09-08 1983-03-18 イ− アイ デユポン ドウ ヌム−ル アンド カンパニ− 液体見本の分析方法及びその装置
JPS60142262A (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 Shimadzu Corp 自動試料導入装置
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