JPH0242301B2 - - Google Patents

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JPH0242301B2
JPH0242301B2 JP12542586A JP12542586A JPH0242301B2 JP H0242301 B2 JPH0242301 B2 JP H0242301B2 JP 12542586 A JP12542586 A JP 12542586A JP 12542586 A JP12542586 A JP 12542586A JP H0242301 B2 JPH0242301 B2 JP H0242301B2
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JP
Japan
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seam
detector
pipe
level difference
welding
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JP12542586A
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JPS62282778A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はスパイラルパイプミルにおいてコイ
ル突合せ部(シーム)をパイプ内面溶接実施後、
外面より溶接する装置のシーム位置検出装置に関
するものである。
従来技術 スパイラルパイプミルで形成されるパイプの溶
接シーム部はコイルのキヤンバー等の影響により
溶接実施中常時一定位置ではない。この為、外面
側よりの溶接をシームに沿つて実施する為にはシ
ームの位置を常に監視する必要がある。
この発明が解決すべき問題点 従来、パイプ外面溶接のためのシーム位置を求
める方策としては第6図に示した様にコイル状態
の時にコイル1端より一定寸法の所に予め特殊ペ
イント又はケガキ線等でマークFを入れ、パイプ
2に成形後にそのマークGを追跡して外面溶接位
置Hを割り出していた。
このためマークをつける設備とパイプ成形後の
マークを監視する作業員が必要であると共に、マ
ークをつけることによりパイプの商品価値が低下
するという問題点があつた。
また、工業用TVにて直接シームを判別する方
法も開発されつつあるが、現在の技術ではコイル
の表面キズとシームとの明確な区別が困難であ
る。
そこでこの発明はスパイラルパイプミルの外面
溶接時における前記の様な問題点を解決してシー
ムの移動を自動監視する事により、省力化がはか
られ更に溶接ビードとシームとのずれを防ぐこと
になり品質向上を図ることができるシーム位置検
出装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 このスパイラルミル外面溶接用シーム位置検出
装置は、誘導電流方式のシーム位置検出器と、段
差を検出するシーム段差検出器とを備え、前記シ
ーム位置検出器で検出されたシーム位置の段差に
よる誤差をシーム段差検出器出力で補正して正確
なシーム位置を検出するよう構成された点に特徴
がある。
実施例 以下、図示するこの発明の実施例により説明す
る。
第1図に示した様に、コイル1から形成される
パイプ2のシーム部には外面溶接の進行方向にシ
ーム段差検出位置A、シーム検出位置B、及び外
面溶接位置Cが設定され、この配置関係でシーム
段差検出器、シーム位置検出器及び溶接機が連動
してパイプ2外面シーム部の溶接を行なう。
ここで、シーム段差検出器は第2図に示した様
に、パイプ2の軸方向にほぼ平行に位置決めされ
つつパイプ2外面に向かつて付勢されるブラケツ
ト6と、このブラケツト6中央部に支点ピン4で
軸支されると共にパイプ2側に突出する先端部は
略状に形成されたレバー5を備えている。この
レバー5の前記略状部にはパイプ2外周面の周
方向に転接可能な接触ローラ3が取付けられてお
り、レバー5のもう一端はブラケツト6のパイプ
2の反対側に延在すると共にブラケツト6端部と
スプリング8で接続されており、接触ローラ3の
転接面がパイプ2外周面と平行となるようレバー
5を付勢する。さらに、ブラケツト6にはレバー
5に当接して、当該レバー5の傾斜量を電気信号
に変換する差動トランス7が設けられている。
こうした構成のシーム段差検出器は第2図に例
示した様な段差10が発生すると接触ローラ3は
支点ピン4を支点として傾斜する。この場合、レ
バー5は右へ傾き差動トランス7の作動片が伸展
し段差値を電気信号として出力する。
また、シーム位置検出器は、その構成を第3図
に示したが、一次コイル11に交流電圧を印加す
るとコア13で連結された二次コイル12A,1
2Bには誘導電圧が発生する。このトランス全体
が対称で鉄板の継ぎ目Dがセンターにあるとすれ
ば、二次コイル12A,12Bを通るフラツクス
φA,φBは φA−φB=0 となり、継ぎ目Dが仮に右側へ少しずれたとする
とトランス左右の磁気回路の磁気抵抗がアンバラ
ンスになり、 φA−φB>0 となり、誘導電圧の差動電力は0vpltではなくな
る。
この出力をアンプを通して直流化すると第4図
に示した様に継ぎ目の位置に関係した位置信号電
圧が得られる。
このセンサーであるトランスを例えばモーター
等で駆動し、位置信号が常に0vpltになるサーボ系
を組んで継ぎ目Dを追従するよう動作する。
以上の構成において、前述の様な磁気バランス
式のシーム位置検出器でシーム位置を検出する。
この時、先行鋼板と先行鋼板との間に段差(通常
1.5mm程度の段差あり)があれば、真のシーム位
置よりズレた位置で磁気バランスする。
こうして検出されたシーム位置をシーム段差検
出器で補正し、その結果に外面溶接機を追従させ
る。
この実施例ではシーム段差検出に接触式の検出
器を用いたが第5図に示した様に超音波式、静電
容量式等の高さセンサ14A,14Bで距離l1
l2の差から段差10を検出する非接触式のシーム
段差検出器を用いることもできる。
発明の効果 この発明によるスパイラルミル外面溶接用シー
ム位置検出装置の実施例は以上の通りであり、次
に述べる効果を挙げることができる。
シームの移動を自動監視する事により、省力化
がはかられ、更に溶接ビードとシームとのずれを
防ぐことになり、品質の向上が図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の各機器配置位置を示す全体
図、第2図はシーム段差検出器の構成図、第3図
はシーム位置検出器の構成図、第4図は第3図の
機器の出力例図、第5図はシーム段差検出器の他
の実施例を示す構成図、第6図は従来のマーキン
グ例図である。 1……コイル、2……パイプ、3……接触ロー
ラ、4……支点ピン、5……レバー、6……ブラ
ケツト、7……差動トランス、8……スプリン
グ、9……内面溶接ビード、10……段差、11
……1次コイル、12A,12B……二次コイ
ル、13……コア、14A,14B……高さセン
サ、A……段差検出位置、B……シーム検出位
置、C……外面溶接位置、D……継ぎ目、E……
継ぎ目センター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 誘導電流方式にてシーム位置を検出するシー
    ム位置検出器と、 シーム部の段差を検出するシーム段差検出器と
    を備え、 前記シーム位置検出器で検出されたシーム位置
    を前記シーム段差検出器で検出されたシーム段差
    でシーム位置を補正することを特徴とするスパイ
    ラルミル外面溶接用シーム位置検出装置。
JP12542586A 1986-05-30 1986-05-30 スパイラルミル外面溶接用シ−ム位置検出装置 Granted JPS62282778A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12542586A JPS62282778A (ja) 1986-05-30 1986-05-30 スパイラルミル外面溶接用シ−ム位置検出装置

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JP12542586A JPS62282778A (ja) 1986-05-30 1986-05-30 スパイラルミル外面溶接用シ−ム位置検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS62282778A JPS62282778A (ja) 1987-12-08
JPH0242301B2 true JPH0242301B2 (ja) 1990-09-21

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ID=14909781

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JP12542586A Granted JPS62282778A (ja) 1986-05-30 1986-05-30 スパイラルミル外面溶接用シ−ム位置検出装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19632021C1 (de) * 1996-08-08 1998-01-02 Hewing Gmbh Verfahren zum Ummanteln eines Kunststoffrohres mit einem Metallband und Schweißstation zum Verschweißen der einander überlappenden Längsränder des Metallbandes

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62282778A (ja) 1987-12-08

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