JPH0242260Y2 - - Google Patents

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JPH0242260Y2
JPH0242260Y2 JP924586U JP924586U JPH0242260Y2 JP H0242260 Y2 JPH0242260 Y2 JP H0242260Y2 JP 924586 U JP924586 U JP 924586U JP 924586 U JP924586 U JP 924586U JP H0242260 Y2 JPH0242260 Y2 JP H0242260Y2
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water
chemical liquid
valve
chamber
pressure chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は水ノズル部と薬液ノズル部とを備え、
水ノズル部から吐出する水と薬液ノズル部から吐
出する薬液とを混合させ乍ら使用に供し得るよう
にしたうがい装置に関するものである。
従来の技術 従来から知られているうがい装置としてアスピ
レータ方式によるうがい装置と電動ポンプ方式に
よるうがい装置がある。
アスピレータ方式によるうがい装置は第2図に
示すように、ペダル等の操作部1を押すと水開閉
弁2が開いて水道水がニードル弁3およびアスピ
レータ4を通つてノズル5から吐出され、この水
道水の給水圧を利用してアスピレータ4によつて
薬液タンク6からニードル弁7を介して薬液を引
き込み、この引き込まれた薬液を水道水と混合さ
せ乍らうがい液としてノズル5から吐出させるよ
うになつている。
電動ポンプ方式によるうがい装置は第3図に示
すように、ペダル等の操作部8を押すことにより
スイツチ9がオンになつて電磁弁10が開き、水
道水がニードル弁11を通つて水ノズル部12か
ら吐出され、同時に前記スイツチ9のオンにより
ポンプ13が動作して薬液タンク14から薬液を
吸い上げ、その薬液はニードル弁15を介して薬
液ノズル部16から吐出され、前記水ノズル部1
2から出た水と薬液ノズル部16から出た薬液を
混合状態でうがい液として使用に供し得るように
してある。
考案が解決しようとする問題点 ところで前述のアスピレータ方式によるうがい
装置は、アスピレータにおける圧力損失が大きい
ため、給水圧の低いところでは使用できないとい
う問題があつた。また、このアスピレータ方式に
よるうがい装置はアスピレータの部分で水道とク
ロスコネクシヨンとなつているため、操作部の押
圧力を解除した後、薬液がアスピレータを通つて
水道水へ逆流するという問題があつた。
電動ポンプ方式によるうがい装置は、前述のア
スピレータ方式によるうがい装置の問題を解決す
ることはできるが、設置場所に電源がない場合、
新たに配線工事を行なう必要がある。また、湿気
の多いところでは漏電の可能性があり、また電動
ポンプは構造が複雑で保守点検に専門的な知識を
必要とする。さらに薬液吐出のために電動ポンプ
を利用しているため、少なからずとも脈動が起つ
ている。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
アスピレータ方式によるうがい装置や電動ポンプ
方式によるうがい装置による問題点を一挙に解決
できるうがい装置を提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、先端に
水ノズル部を設けた水道配管の途中に水開閉弁を
設け、薬液を収納する薬液タンクに連通する薬液
室と前記水開閉弁に連通する水圧室とを備えこれ
ら両室間を仕切るピストンを備えた水圧ポンプ式
のシリンダー装置を設け、前記ピストンを水圧室
側に付勢する弾性体を設け、前記薬液タンクより
薬液室内に吸い上げた薬液を吐出すべく先端に前
記水ノズル部に近接させて薬液ノズル部を設けた
薬液配管の他端を前記薬液室に連通させ、前記水
開閉弁を開閉操作する操作部を設けたものであ
る。
作 用 この構成により、操作部を押すと水開閉弁が開
き、水ノズル部から水が吐出されるとともにシリ
ンダー装置に給水されてピストンが動作し、薬液
室内の薬液が押し出されて薬液ノズル部から薬液
が吐出され、これら吐出された水と薬液が混合状
態で使用に供給される。したがつて、従来のよう
なアスピレータを使用しないので低給水圧地域で
の使用が可能となり、また使用後において薬液が
水道水へ逆流することがない。また従来のような
電動ポンプを使用しないので配線工事の必要な
く、漏電の心配もない。また電動ポンプにより薬
液を吸い上げる場合のような脈動もなく、動作が
安定する。
実施例 以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
第1図において、21はペダル等の操作部、2
2は先端に水吐出用の水ノズル部23を取り付け
た水道配管、24はこの水道配管22の途中に設
けられた水開閉弁、25はこの水開閉弁24より
も下手側〔水ノズル部23側に寄つた位置〕にお
いて水道配管22の途中に設けられたニードル弁
(または流量調整弁)である。26はうがい液の
原液、すなわち薬液を収納する薬液タンク、22
は中央にピストン28を収納し、このピストン2
8の一側方に水圧室29を、他側方に薬液室30
を有する水圧ポンプ式のシリンダー装置である。
31は薬液室30内に設けられたスプリングで、
ピストン28を水圧室29側に付勢している。3
2は前記水開閉弁24と水圧室29とを連通する
水圧配管、33は水圧室29内の水を排出する配
管、34は前記薬液室30に一端が連通され他端
が前記薬液タンク26内の薬液中に位置する配
管、35は先端に前記水ノズル部23に近接させ
て薬液吐出用の薬液ノズル部36を備え他端が前
記薬液室30に連通された薬液配管である。37
および38は前記水圧配管32および配管34の
途中に介在された逆止弁である。39は前記薬液
配管35の途中に介在された逆止弁である。な
お、前記配管33はその内径が水圧配管32の内
径よりも小さく、水圧室29に作用する水道水の
圧が効果的にピストン28に作用すべく構成され
ている。また、この配管33の先端33aは図面
では示されていないが、水ノズル部23および薬
液ノズル部36から吐出した水道水および薬液が
落下するうがい水受器に対向しており、この配管
33の先端33aより排出する水をうがい水受器
の洗浄水として利用するようにしている。
上記の構成において、前記操作部21を押すこ
とにより水開閉弁24が開き、水ノズル部23か
らは水が吐出され、同時に水圧室29に水が供給
される。使い始めの段階においてこの動作は数回
行なわれて水圧室29内に供給された水によりピ
ストン28が薬液室30側に移動し、水圧室29
への水の供給を停止するとスプリング31により
ピストン28が水圧室29側に戻り、薬液室30
内に薬液タンク26内の薬液が吸い上げられる。
これにより使用に供し得る状態となり、前記操作
部21を押すことにより水ノズル部23から水が
吐出され、同時に水圧室29内に水が供給されて
ピストン28が移動して薬液室30が圧縮され、
この薬液室30内の薬液が薬液配管35の先端の
薬液ノズル部36から吐出され、水と薬液は混合
状態でうがい液として使用に供される。操作部2
1の押圧力を解除することにより水開閉弁24は
閉状態となり、水ノズル部23からの水の吐出は
止まり、一方水圧室29への水の供給も止まつて
薬液ノズル部36からの薬液の吐出も止まり、ス
プリング31によりピストン28が水圧室29側
に移動し、水圧室29が圧縮されて水圧室29内
の水が前記配管33の先端33aより排出されて
うがい水受器が洗浄される。前記ピストン28が
水圧室29側に移動することにより薬液室30内
に薬液タンク26内の薬液が吸い上げられ貯留さ
れる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、従来例のアスピ
レータのような大きな圧力損失部がないので、低
給水圧地域での使用が可能であり、また水ノズル
部と薬液ノズル部を互いに切り離して設けてある
ので使用後において薬液が水道水へ逆流すること
がない。また、従来の電動ポンプ方式のような電
気を使用しないので、配線工事の必要がなく、漏
電の心配もない。また、電動ポンプ方式に比べて
構成が簡単で、保守点検が容易となる。さらに水
道水の一部を利用して水圧ポンプ式のシリンダー
装置を動作させ薬液室内の薬液を押し出す方式で
あり、操作部により水開閉弁を開くことによつて
水圧室に連続的に水が送られ薬液室内の薬液が連
続的に押し出されるようになつているため、従来
の電動ポンプ方式のような脈動もなく、安定した
動作を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図および第3図はそれぞれ異なつた従来例を示す
構成図である。 21……操作部、22……水道配管、23……
水ノズル部、24……水開閉弁、26……薬液タ
ンク、27……シリンダー装置、28……ピスト
ン、29……水圧室、30……薬液室、31……
スプリング、32……水圧配管、33,34……
配管、35……薬液配管、36……薬液ノズル
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に水ノズル部を設けた水道配管の途中に水
    開閉弁を設け、薬液を収納する薬液タンクに連通
    する薬液室と前記水開閉弁に連通する水圧室とを
    備えこれら両室間を仕切るピストンを備えた水圧
    ポンプ式のシリンダー装置を設け、前記ピストン
    を水圧室側に付勢する弾性体を設け、前記薬液タ
    ンクより薬液室内に吸い上げた薬液を吐出すべく
    先端に前記水ノズル部に近接させて薬液ノズル部
    を設けた薬液配管の他端を前記薬液室に連通さ
    せ、前記水開閉弁を開閉操作する操作部を設けた
    うがい装置。
JP924586U 1986-01-24 1986-01-24 Expired JPH0242260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP924586U JPH0242260Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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JP924586U JPH0242260Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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Publication Number Publication Date
JPS62122613U JPS62122613U (ja) 1987-08-04
JPH0242260Y2 true JPH0242260Y2 (ja) 1990-11-09

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