JP2522654B2 - 体内流体吸引排出装置 - Google Patents

体内流体吸引排出装置

Info

Publication number
JP2522654B2
JP2522654B2 JP62027890A JP2789087A JP2522654B2 JP 2522654 B2 JP2522654 B2 JP 2522654B2 JP 62027890 A JP62027890 A JP 62027890A JP 2789087 A JP2789087 A JP 2789087A JP 2522654 B2 JP2522654 B2 JP 2522654B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
check valve
fluid
outside
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62027890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63194665A (ja
Inventor
陽介 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SHERWOOD KK
Original Assignee
NIPPON SHERWOOD KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON SHERWOOD KK filed Critical NIPPON SHERWOOD KK
Priority to JP62027890A priority Critical patent/JP2522654B2/ja
Publication of JPS63194665A publication Critical patent/JPS63194665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2522654B2 publication Critical patent/JP2522654B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は体液あるいは体内貯留気体を吸引排出する装
置に関する。一層詳しく言えば、本発明は実願昭60-175
461号(実開昭62-84435号)で本出願人が提案した体液
吸引排出装置の改良に関する。
[従来技術およびその問題点] この先行出願で本出願人が提案した体液吸引排出装置
は3つの開口部を有する二連弁体を包含し、この二連弁
体内に2つの逆止弁が配置してあり、3つの開口部のう
ち1つの開口部が留置カテーテルに接続してあり、もう
1つの開口部が注射器に接続してあり、残りの開口部が
2つの逆止弁の間に連絡していて、この残りの開口部が
排液チューブに接続してある。また、この先行出願で
は、体液の重力による自然排出を行なう目的で留置カテ
ーテルのチューブと排液チューブを調節接続するバイパ
スチューブが設けてあり、注射器での強制的な吸引、排
出を行なっているときには、このバイパスチューブはク
ランプで閉鎖するようにしてある。体液の自然排出はし
ばしば行なわれるので、このようなバイパスチューブを
上記のような体液吸引排出装置に設けるのが普通であ
る。
実願昭60-175461号の考案では、それなりの理由があ
って三方活栓の代りに二連逆止弁を用いているのである
が、バイパスチューブを設けた場合、バイパスチューブ
の開閉を行なうのにクランプを用いることには問題があ
る。すなわち、クランプで閉鎖した後にクランプを解除
したときに、そのチューブ部分に圧縮歪が残り、内腔が
狭くなり、円滑な排液が損なわれる。また、クランプ操
作は手間がかかり、シールの確実性も低い。
また、重力による自然排出を行なっているとき、なん
らかの理由により排出チューブの出口側に圧力がかか
り、排出しつつある液体あるいは気体が体内に逆流し、
感染を引き起すおそれがある。
[問題点を解決する手段] 上記のクランプの使用に伴なう問題点を解決すべく、
本発明によれば、二連逆止弁体に加えて三方活栓を利用
する。この場合、三方活栓を操作することによって、留
置カテーテル側と排出側を二連逆止弁体を介して連絡し
たり、自然排出のために留置カテーテルと排出側とを直
接連絡させたりできる。
また、本発明によれば、自然排出操作時に排出側から
の圧力で流体の体内への逆流を防ぐべく、三方活栓の下
流側に逆止弁が設けてある。
[効果] 本発明によれば、クランプ使用による問題を解決でき
ると共にあらゆる条件下で流体の体内への逆流を防止で
きる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら本発明を実施例によっ
て説明する。なお、添付図面を通して同じ参照符号は同
じ部分を示していることを了解されたい。
まず第1図を参照して、ここに示す体内流体吸引排出
装置は二連逆止弁装置10を包含し、この二連逆止弁装置
10は実願昭60-175461号(実開昭62-84435号)に記載さ
れているものと同じ構造でよいが、第1図に示す構造に
ついてここに簡単に説明する。
二連逆止弁装置10はT字形の弁ハウジング12を包含
し、この弁ハウジングは3つの開口部14、16、18を有す
る。第1、第2の開口部14、16内にはそれぞれ逆止弁2
0、22が配置してある。第1開口部14内の逆止弁20は外
部から第1開口部14内への流体の流入は許すが、第1開
口部14から外部への流体の流出は阻止するような構造で
ある。第2開口部16内の逆止弁22は外部から第2開口部
16内への流体の流入は阻止するが、第2開口部16から外
部への流体の流出は許すような構造である。これら逆止
弁20、22の間に位置する第3開口部18は注射器24の作動
先端を密封状態で受け入れるような手段(図示せず)を
有する。このような配置において、注射器24のピストン
24Aを作動させてまず吸引を行なうと、流体が第1開口
部を通して弁ハウジング12内に吸引され、次いで注射器
24を排出行程に作動させると、弁ハウジング12内に吸引
されていた流体が第2開口部16を通して排出されること
になる。第1、第2の開口部14、16内にそれぞれ逆止弁
20、22が設けてあるので、注射器24の吸引行程で流体が
第2開口部16から弁ハウジング12内に吸引されることは
ないし、注射器24の排出行程で流体が第1開口部14を通
して流出することもない。したがって、注射器24のピス
トン24Aを往復動させるだけで、第1開口部14を通して
弁ハウジング12内に流体が流入し、第2開口部16を通し
て弁ハウジング12から流体が流出するサイクルが繰り返
されることになる。
本発明によれば、二連逆止弁装置10の第1開口部14に
は三方活栓26の第1接続開口部28が密封接続してある。
この三方活栓26の第2接続開口部30は周知のチューブ状
の留置カテーテル32の基端34に密封接続してあり、この
留置カテーテル32の反対端は体内に留置される吸引端36
となっている。
三方活栓26の第3の接続開口部38は、排出チューブ40
のふたまた端42の一方の端44に密封接続してある。排出
チューブ40のふたまた端42のもう一方の端46は二連逆止
弁装置10の第2開口部16に密封接続してある。排出チュ
ーブ40の反対端48は適当な排出流体貯留部50、たとえ
ば、貯留バッグあるいは貯留ボトルに接続してある。
この構造によれば、クランプをいっさい使用すること
なく、二連逆止弁装置10を使った強制流体吸引排出作業
と重力による自然排出作業を三方活栓26の切り換えによ
ってのみ行なうことができる。
第2図から第4図は本発明による種々の異なった配置
例を示しており、これからわかるように、三方活栓が二
連逆止弁装置10の流入側と排出チューブ40の流入側に密
封接続するように種々の形態の管継手52、54、56、58を
使用し得る。
なお、三方活栓26が自然排出位置にあるときに排出チ
ューブ40の排出端側に圧力がかかった場合、たとえば、
貯留バッグ50を不注意で圧迫した場合、排出チューブ40
を通して流体が留置カテーテル32を通して体内に逆流す
るおそれがある。三方活栓26を用いたときのこの問題を
解決すべく、本発明によれば、第5図に示すように、三
方活栓26の第3接続開口部30と排出チューブ40の対応し
たふたまた端44の間に別の逆止弁60が設けてある。ま
た、本発明によれば、第6図に示すように、排出チュー
ブ40のふたまた部の合流部分42Aの下流側の任意の位置
(排出チューブ40の排出端も含む)に逆止弁62を設けて
もよい。なお、このような付加的な逆止弁は流体の順方
向の流れを妨げないような構造であると好ましく、この
技術分野で周知の「ハイムリッヒバルブ」が適当であろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による体内流体吸引排出装置の概略外観
図である。 第2図から第4図は本発明による三方活栓の種々の接続
配置例を示す図である。 第5図は本発明による別の実施例を示す図である。 第6図は本発明によるさらに別の実施例を示す図であ
る。 図面において、10……二連逆止弁装置、12……弁ハウジ
ング、14……第1開口部、16……第2開口部、18……第
3開口部、20、22……逆止弁、24……注射器、26……三
方活栓、28……第1接続開口部、30……第2接続開口
部、32……留置カテーテル、38……第3接続開口部、40
……排出チューブ、42……ふたまた端、50……排出流体
貯留部、52〜58……管継手、60、62……逆止弁

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3つの開口部を有する弁ハウジングと、こ
    の弁ハウジング内に第1の開口部に隣接して設けてあ
    り、この第1開口部内への外部からの流体の流入を許容
    するが、この第1開口部からの外部への流体の流出を阻
    止する第1の逆止弁、前記ハウジング内に第2の開口部
    に隣接して設けてあり、この第2開口部からの外部への
    流体の流出は許容するが、この第2開口部内への外部か
    らの流体の流入は阻止する第2の逆止弁および前記弁ハ
    ウジングの、前記第1、第2の逆止弁の間に位置する第
    3の開口部に設けてあって注射器の作動先端を密封状態
    で受け入れる手段を包含する二連逆止弁体と、一端が吸
    引端となっていて人体内に留置されるようになっている
    留置カテーテルと、一端がふたまたになっていて2つの
    接続開口を有し、これら2つの接続開口のうちの1つが
    前記二連逆止弁体の第2開口部に接続してあり、反対端
    が外部に通じる排出端となっている排出チューブとを包
    含する体内流体吸引排出装置において、3つの接続開口
    部を有し、第1の接続開口部が前記二連逆止弁体の第1
    開口部に密封接続してあり、第2の接続開口部が前記留
    置カテーテルの反対端に密封接続してあり、第3の接続
    開口部が前記排出チューブのふたまた端の他方の接続開
    口に密封接続してある三方活栓を包含することを特徴と
    する体内流体吸引排出装置。
  2. 【請求項2】3つの開口部を有する弁ハウジングと、こ
    の弁ハウジング内に第1の開口部に隣接して設けてあ
    り、この第1開口部内への外部からの流体の流入を許容
    するが、この第1開口部からの外部への流体の流出を阻
    止する第1の逆止弁、前記ハウジング内に第2の開口部
    に隣接して設けてあり、この第2開口部からの外部への
    流体の流出は許容するが、この第2開口部内への外部か
    らの流体の流入は阻止する第2の逆止弁および前記弁ハ
    ウジングの、前記第1、第2の逆止弁の間に位置する第
    3の開口部に設けてあって注射器の作動先端を密封状態
    で受け入れる手段を包含する二連逆止弁体と、一端が吸
    引端となっていて人体内に留置されるようになっている
    留置カテーテルと、一端がふたまたになっていて2つの
    接続開口を有し、これら2つの接続開口のうちの1つが
    前記二連逆止弁体の第2開口部に接続してあり、反対端
    が外部に通じる排出端となっている排出チューブとを包
    含する体内流体吸引排出装置において、3つの接続開口
    部を有し、第1の接続開口部が前記二連逆止弁体の第1
    開口部に密封接続してあり、第2の接続開口部が前記留
    置カテーテルの反対端に密封接続してあり、第3の接続
    開口部が前記排出チューブのふたまた端の他方の接続開
    口に密封接続してある三方活栓と、前記排出チューブの
    ふたまた端の前記他方の接続開口と前記三方活栓の第3
    の接続開口部の間に設けた逆止弁とを包含することを特
    徴とする体内流体吸引排出装置。
  3. 【請求項3】3つの開口部を有する弁ハウジングと、こ
    の弁ハウジング内に第1の開口部に隣接して設けてあ
    り、この第1開口部内への外部からの流体の流入を許容
    するが、この第1開口部からの外部への流体の流出を阻
    止する第1の逆止弁、前記ハウジング内に第2の開口部
    に隣接して設けてあり、この第2開口部からの外部への
    流体の流出は許容するが、この第2開口部内への外部か
    らの流体の流入は阻止する第2の逆止弁および前記弁ハ
    ウジングの、前記第1、第2の逆止弁の間に位置する第
    3の開口部に設けてあって注射器の作動先端を密封状態
    で受け入れる手段を包含する二連逆止弁体と、一端が吸
    引端となっていて人体内に留置されるようになっている
    留置カテーテルと、一端がふたまたになっていて2つの
    接続開口を有し、これら2つの接続開口のうちの1つが
    前記二連逆止弁体の第2開口部に接続してあり、反対端
    が外部に通じる排出端となっている排出チューブとを包
    含する体内流体吸引排出装置において、3つの接続開口
    部を有し、第1の接続開口部が前記二連逆止弁体の第1
    開口部に密封接続してあり、第2の接続開口部が前記流
    体カテーテルの反対端に密封接続してあり、第3の接続
    開口部が前記排出チューブのふたまた端の他方の接続開
    口に密封接続してある三方活栓と、前記排出チューブの
    ふたまた端の合流部と前記排出端との間に設けた逆止弁
    とを包含することを特徴とする体内流体吸引排出装置。
JP62027890A 1987-02-09 1987-02-09 体内流体吸引排出装置 Expired - Lifetime JP2522654B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62027890A JP2522654B2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09 体内流体吸引排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62027890A JP2522654B2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09 体内流体吸引排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63194665A JPS63194665A (ja) 1988-08-11
JP2522654B2 true JP2522654B2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=12233486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62027890A Expired - Lifetime JP2522654B2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09 体内流体吸引排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2522654B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63194665A (ja) 1988-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5356375A (en) Positive pressure fluid delivery and waste removal system
US3811800A (en) Blood pump
EP1072278A3 (en) Cardiac assist catheter pump and catheter and fitting for use therein
JPS58209358A (ja) 血液を捕集および再注入する装置
JPS58168333U (ja) 植込み装置
US20080214981A1 (en) Extracorporeal Blood Set
WO2004094823A3 (en) Hydraulically actuated pump for long duration medicament administration
JPS6458241A (en) Assembly and method for suction of blood
CN100413548C (zh) 向病人供应药液的供应网络所用的分配装置
JP2542728B2 (ja) 透析装置用ユニット
JPH0119961Y2 (ja)
JP2522654B2 (ja) 体内流体吸引排出装置
CN207152824U (zh) 一种腹膜透析管
KR102082503B1 (ko) 배액 주머니 어셈블리
CN205964597U (zh) 一种改良式膀胱冲洗装置
CN214260231U (zh) 一种防止逆流的输液装置
JPS6284435U (ja)
US3411502A (en) Apparatus for exchanging body fluids
CN108211019A (zh) 吸排引流控制管件以及吸排清洁仪器
CN208726424U (zh) 旋转阀和包括旋转阀的深静脉冲洗装置
CN208927176U (zh) 引流袋及引流装置
CN217339741U (zh) 一种引流管
CN211675394U (zh) 一种免疫细胞制剂回输袋
CN214762441U (zh) 一种引流装置
CN217548009U (zh) 改良的宫腔镜的液体灌流管路