JPH0242260A - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の制御装置

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JPH0242260A
JPH0242260A JP63191660A JP19166088A JPH0242260A JP H0242260 A JPH0242260 A JP H0242260A JP 63191660 A JP63191660 A JP 63191660A JP 19166088 A JP19166088 A JP 19166088A JP H0242260 A JPH0242260 A JP H0242260A
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JP
Japan
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pressure
brake
clutch
deceleration
oil passage
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Application number
JP63191660A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yoshimura
武 吉村
Toshihiro Ueda
植田 俊宏
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用自動変速機の制御装置に関するものであ
る。
(従来技術) 車両用自動変速機においては、例えば遊星歯車式多段変
速機の動力伝達経路の切換え、すなわち変速をクラッチ
、ブレーキ等の変速用摩擦要素の締結状態を切換えるこ
とによって行なわれる。
この変速用摩擦要素は、それぞれ油圧式のアクチュエー
タによって作動され、このためアクチュエータに対する
油圧の給排を制御するための浦FE回路が構成されてい
る。そしてこの油圧回路では適度なライン圧が生成され
、このライン圧に基づいてアクチュエータの作動が制御
されるようになっている。すなわち、ライン圧はこれが
高すぎた場合には急激なる変速に伴うショクの問題が生
ずるため、適度に抑えた油圧とされている。
しかしながら、ここで問題となるのが急制動時には思う
ようにエンジンによる制動(エンジンブレーキ)が得ら
れないという問題である。つまり、制動時のシフトダウ
ンがゆフくり行なわれるときには、この変速に要する変
速時間の間、エンジンブレーキの作動が得られないため
、制動性能の半減した状態が長時間に渡って発生する。
これに伴う制動性能の低下は、急制動時に問題となる。
これに対して、急制動には、早い時期に強制的にシフト
ダウンする技術が提案されている(実開昭60−626
47号公報参照)。この提案によれば、急制動時にエン
ジンブレーキが関与する時間を長期化し得るという利点
がある。
(問題点を解決するための手段、作用)しかしながら、
例えエンジンブレーキの関与する時間を長期化すること
ができるにしても、シフトダウンに要する変速時間の間
(変速途中)は。
エンジンブレーキの作動が得られず、いわゆる空走状態
となる。そして、この空走距離Sは、変速時間をしとす
ればその時の車速Vに対応し、式S=し・Vで表される
ように、車速■が大きい程空走距離Sが大きくなるため
、結果的に急制動時の制動距離を思う程短縮化できない
という欠点がある。
そこで、本発明の目的は、急制動時の制御距離の短縮化
を確実に得るようにした車両用自動変速機の制御装置を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)かかる目的を達
成すべく、本発明にあっては、第8図に示すように、 エンジンブレーキが作動する変速態様へ切換え可能な自
動変速機に、 車両の減速度を検出する減速度検出手段と、車両の減速
度が大きいときには、小さいときに比べて、前記エンジ
ンブレーキが作動する変速態様への切換に要する時間を
短縮する切換時間変更丁段と、を付設した。構成として
いる。
このような構成とすることにより、急制動時には変速時
間しか短縮化されるため、空走距離Sが確実に、変化さ
れることとなる。そして、この変速時間しか短縮化され
た分、エンジンブレーキが関与し得る時間が長期化され
、したがって急制動時の制動距離な確実に短縮化するこ
とができる。勿論、他の変速態様においては従来と同様
のライン圧とし得るため、通常時の変速において変速シ
ョックを増大化する恐れはない。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
2速、のyF 第1図は、本発明の油圧制御装置が組み込まれる自動変
速機を概略的に示す骨子図である。
この第1図において符号lは、入力軸であるエンジン(
図示せず)のクランク軸を示し、このクランク軸1と同
軸にトルクコンバータ2および多段変速歯車装置10が
エンジン側から順次配置されている。上記トルクコンバ
ータ2は、ボンブコ3、タービン4およびステータ5を
備えており、ポンプ3は、クランク軸lに固定されてい
る。ステータ5は、一方向クラッチ6を介して上記多段
変速歯車装置10のケースIIと一体の固定軸7上で回
転する。」二記一方向クラッチ6は、ステータ5をポン
プ3と同方向の回転は許すが、逆転は許さない作用をな
すものである。
多段変速歯車装置IOは、基端が前記クランク軸lに固
定され、先端が該多段変速歯車装置の中央を貫通して延
び、該装置の側壁に配置されたオイルポンプPを駆動す
るため、該ポンプに連結された中実軸12を備えている
。この中実軸12の外方には、基端が上記トルクコンバ
ータ2のタービン4に連結され、先端が一上記多段変速
歯車装置10の上記側壁まで延び、この側壁に回転自在
に支持された中空のタービンシャフト13が設けられて
いる。このタービンシャフト13上には、ラビニョ型プ
ラネタリギヤユニット14が設けられており、このプラ
ネタリギヤユニット14は、小径サンギヤ15、この小
径サンギヤ15のエンジンから遠い側の側方に配置され
た大径サンギヤ16、ロングピニオンギヤ17、ショー
トピニオンギヤ18およびリングギヤ19からなってい
る。
プラネタリギヤユニット14のエンジンから遠い側の側
方には、フォワードおよびコーストのクラッチ20.2
1が並列して配置されている。上記フォワードクラッチ
20は、前進走行用のクラッチであり、第1のワンウェ
イクラッチ22を介して上記小径サンギヤ15とタービ
ンシャフト13の間の動力伝達を断続するものである。
上記コーストクラッチ2+iよ、上3己フォワードクラ
ッチ20と並列で上記小径サンギヤ15とタービンシャ
フト13の間の動力伝達を断続するものである。上記コ
ーストクラッチ21の半径方向外方には、2−4ブレー
キ23が配置されている。この2−4ブレーキ23は、
バンドブレーキであり、」1記大径サンギヤ16に連結
されたブレーキドラム23−1とこのブレーキドラムに
掛けられたブレーキバンド23−2を有する。上記フォ
ワードクラッチ20の半径方向外方であって、かつ」1
記2−4ブレーキ23の側方には、リバースクラッチ2
4が配置されている。このリバースクラッチ24は、後
進走行用のクラッチであり、上記24ブレーキ23のブ
レーキドラム23−1を介して」1記大径サンギヤ16
とタービンシャフト13の間の動力伝達の断続を行うも
のである。
を記プラネタリギヤユニット14の半径方向外方には、
該プラネタリギヤユニット14のキャリヤ14aと多段
変速歯車装置10のケースIOaとを係脱するロー・リ
バースブレーキ25が配置されている。]−記2−4と
ロー・リバースとのブレーキ23および25の間には、
該ロー・リバースブレーキ25と並列で一上記キャリヤ
14aとケースIOaとを係脱する第2のワンウェイク
ラッチ26が配置されている。−上記プラネタリギヤユ
ニット14のエンジン側の側方には、該プラネタリギヤ
ユニットのキャリヤI 4 aとF:、3己タービンシ
ヤフト13の間の動力伝達を断続する3−4クラツチ2
7が配置されている。この3−4クラツチ27のエンジ
ン側の側方には、リングギヤ19に連結されたアウトプ
ットギヤ28が配置されており、このギヤ28はアウト
プットシャフト28aに取付けられている。なお、図中
符号29は、タービンシャフト13とクランクシャフト
lをトルクコンバータ2を介さずに直結するためのロッ
クアツプクラッチを示す。
連山 1′置IOの 能 以上説明した構造の多段変速歯車装置10は、それ自体
で前進4段、後進1段の変速段を有し、各クラ・ンチ2
0.21.24および27と、各ブレーキ23および2
5を適宜作動させることにより所要の変速段を得ること
ができる。以上の構成において、各変速段とクラッチ、
ブレーキの作動関係を次の第1表に示す。なお、各クラ
ッチ、ブレーキのうち、2−4ブレーキ23(川のアク
チュエータ)のみが、上述するようにアプライ側とレリ
ーズ側との2つの油室をイ■して、アプライ側に油圧供
給すると共にレリーズ側の油圧を開放したときにのみ2
−4ブレーキ23が締結され、その他の油圧供給態様で
は2−4ブレーキ23が開放される。そして、残る他の
クラッチ、ブレーキ(の各アクチュエータ)は、それぞ
れ1つの油室のみを有して、この油室に油圧が供給され
たときに締結され、この油室の油圧が開放されたときに
開放される。
(シ′入1″を白) 1圧り   要 次に、第2図を参照しつつ、第1図に示す自動変速機用
の油圧回路について説明する。
lマニュアルバルブ 第2図中41はマニュアルバルブ(以下MBと称す)で
、既知のように、マニュアル操作によって、P、R,N
、D、2.1の6つのレンジ位置をとり得るようになっ
ている。このMB41は、a、c、e、[、gの各ボー
トを有している。前記ポンプPによりリザーバタンク4
2より汲み上げられた油圧は、油通路+01に接続され
たプレッシャレギュレータバルブ(以下PRVと称す)
43によって調圧されて、ボートgにはライン圧が供給
される。MB41のレンジ位置とライン圧が供給される
ボートgに対して連通される他のボートa、c、e、f
を示すと、次の通りである。
Pレンジ二連通されるボートなし Rレンジ:ボート[のみ Nレンジ二連通されるボートなし Dレンジ:ボートaおよびC 2レンジ:ボートaおよびC ルンジ:ボートaおよびe デユーティソレノイドバルブ 一方、前記ポンプPにより汲み上げられた油圧は、油通
路102を経て、ソレノイドレデューシングバルブ44
によって所定圧に減圧され、この減圧された油圧が第1
ないし第4のデユーティソレノイド(以下DSLと称す
)45A、45B、45C145Dによって調整される
。第1DSL45Aで調圧された油圧は、油通路+03
を経て、前記p RV 43のパイロット圧として供給
される。第2DSL45Bで調圧された油圧は、油通路
+04を経て後述する3−4プレツシヤコントロールバ
ルブ(以下3−4PCVと称す)46のパイロット圧と
して供給され、またと記油通路+04より分岐された油
通路104aを経てリバニスブレッシャコントロールバ
ルブ(以下RPc■と称す)47のパイロット圧として
供給される。第3DSL45Cで調圧される油圧は油通
路+05を経て、サーボプレッシャコントロールバルブ
(以下5pcvと称す)48のパイロット圧として供給
される。第4DSL45Dで調圧された油圧は、油通路
+06を経て、ロックアツプコントロールバルブ49の
パイロット圧として供給される。
ここで、上記5PCV48は、油通路138を介して、
後述する2−4ブレーキ用アクチユエータ23Δのレリ
ーズ側の油圧を調圧するものとなっており、このレリー
ズ側の調圧された油圧は、油通路107を経て、コース
トコントロールバルブ(以下CC■と称す)50のパイ
ロット圧として供給される。したがって、第3DSL4
5Cは、−上記5PCV48そのもののパイロット圧調
整と、CCV50のパイロット圧調整とを兼用したもの
とされている。さらに、レリーズ側の調圧された油圧は
、上記油通路107より分岐された油通路107aを経
て、後述のようにフォワードコントロールバルブ(以下
FCVと称す)51により切換えられるフォワードクラ
ッチ圧とじても用いられるようになっている。
クラッチ、ブレーキ アクチュエータ 変速用のクラッチあるいはブレーキ作動用のアクチュエ
ータのうち、2−4ブレーキ用アクチユエータ23Aを
除き、他のアクチュエータは単に油圧が供給されたとき
に締結される形式のものなので、第2図ではそのアクチ
ュエータを、クラッチ、ブレーキに付した符号をそのま
ま用いて示しである。
2−4ブレーキ用アクチユエータ23Aは、次のように
なっている。すなわち、シリンダ23a内が、ピストン
23bによってアプライ側油室23cとレリーズ側油室
23dとに画成され、ピストン23bには、2−4ブレ
ーキ23のバンド23−2に連結されたピストンロッド
23eが一体化されている。このピストン23bは、ス
プリング23fによって第2図下方へ付勢されている。
そして、このアクチュエータ23Aは、アプライ側油室
23aにライン圧が供給され、かつレリーズ側油室23
.dの油圧が開放されているという条件を満たしたとき
のみ、2−4ブレーキ23が締結される。換言すれば、
アプライ側油室23cにライン圧が供給されていても、
レリーズ側油室23dにライン圧が供給されているとき
は2−4ブレーキ23は開放されており、かつレリーズ
側油室23 dのh11圧をS P CV 48によっ
て調圧(第31) S L 45 Cを利用)すること
により、2−4ブレーキ23の締結力が調整される。
フォワードクラッチ20は、油通路+ 21 、 前記
FCV51.浦通路!22を経て、MB4 ](7)ボ
ートaに連なっている。。
コーストクラッヂ2+(用アクチュエータ)は、油通路
123、+71 +7己CCV50、油通路124.1
25、コーストエキゾーストバルブ(以−ドCEVと称
す)52、油通路126を経て、ホトCに連なっている
また、CCV 50へは、切換弁53によって、ボート
eより延びる油通路+27を介してもライン圧が供給可
能とされている。
3−4クラツチ(用アクチュエータ)27は、油通路1
28、前記3−4PCV、46、油通路129.2−3
シフトバルブ(以下SVと称す)54、油通路130,
126を経て、ボートCに連なっている。
ロー・リバースブレーキ(用アクチュエータ)25は、
油通路131、切換弁55を経て、ボートfに連なって
いる。また、切換弁55部分より、油通路132、l−
2SV56、油通路133、ローレデューシングバルブ
(以下LRVと称す)57を経て、ボートeに連なって
いる。
リバースクラッチ(用アクチュエータ)24は、油通路
134、前記II P CV 47、油通路135を経
て、ボート[に連なっている。
2−4ブレーキ用アクチュエータ2;3Δのアプライ側
油室23cは、油通路136、!−2SVS6、油通路
+37を経て、ボートaに連なっている。また、レリー
ズ側の油室23(1は、油通路138、前記5PCV4
8、油通路+39.137を経て、ボートaに連なって
いる。なお、レリーズ側油室23 dの圧力は、上記油
通路138より、重連した油通路107および]07a
を利用して、FCV51およびCCV50へ供給される
■シフ]・バルブ(SV)54.56のシフト2−3S
V54は、オン、オフイ乍動される2−3ソレノイド(
以下51−1と称す)58によって、パイロット圧の供
給と開放とが制御される。この2−3 S l 58に
よって調圧されるパイロット圧は、M[341のボート
aより延びる油通路+37より分岐した油通路137a
からの油圧(パイロット圧)をそのまま2−3SV54
に供給するかあるいはドレンするかによって決定され、
2−38L58がオンされたときがドレンとなる。
1−2SV56は、l −2S I−59によって、パ
イロット圧の供給と開放とが制御される。12 S L
 59によって制御されるパイロット圧は、MB41を
バイパスする油通路140からのライン圧が利用され、
I −2S L 59がオンされたときにドレンされる
(パイロット圧が開放)。この1−2SV56用のパイ
ロット圧は、さらに、2−3 S V 54用により制
i卸されるパイロット圧も含んでいる。すなわち、2−
3 S L 58で制i卸されるパイロット圧が、油通
路141を経てl−23V56のパイロット圧としても
作用する。この両S L 58と59との両パイロット
圧にょるl−2SV56の作動は、次の通りとなる。先
ず、2−3SL58によって制御されるパイロット圧が
零(2−3SL58がオンしてドレン)であることを前
提として、l −2S L 59をオフ(パイロット圧
がライン圧となる)することによって、1−2SV56
が図中左方へ変位して、油通路137と136とを連通
させる(2−4ブレーキ用アクチユエータ23Aのアプ
ライ側油室23 c ’tZライン圧供給)。これに対
して、2−3 S L 58がオフして、2−3SV5
4に対するパイロット圧がライン圧とされると、このラ
イン圧とされたパイロット圧が1−2SV56に作用し
て、1−2 S L 59のオン、オフとは無関係に、
l−2SVS2は図中右方へ変位した状態とされる(油
通路+37と136とが遮断)。
エキゾーストバルブ CEV  52 CEV52のパイロット圧は、前記1−2SL59によ
って制御されるパイロット圧がそのまま用いられるよう
になっている。すなわち、l−2S L 59で制御さ
れるパイロット圧が、油通路142を経てCEV52の
パイロット圧として供給される。
■ソレノイドバルブ(SL)58.59のオン、オフと
各変速段との関係は、次の第2表の通りである。なお、
4速においては、両ソレノイドバルブ58.59共にオ
フとすることもできる。
(以下余白) ロックアツプクラッチ29 0ツクアツプクラツチ29は、既知のように、常時はト
ルクコンバータ2内の圧力を受けて接続状態とされ、ロ
ックアツプクラッチ29に油圧が供給されたときに切断
される。このロックアツプクラッチ29は、油通路15
1.im記ロックアツプコントロールバルブ49、油通
路152を経て、MB41をバイパスするライン圧通路
+01に連なっている。これにより、第4DSL106
によって、ロックアツプコントロールバルブ49のパイ
ロット圧を制御することにより、ロックアツプクラッチ
29の断続および半クラッチの状態が制御される。
9トルクコンバータ2 トルクコンバータ2は、油通路+53を経て前記ロック
アツプコントロールバルブ49に連なっている。そして
、このロックアツプコントロールバルブ49に連なる前
記油通路152には、コンバータリリーフバルブ60が
接続されて、トルクコンバータ内の圧力(油通路152
)を常に一定に保つようになっている。
(以下余白) ゛「回路における 種バルブ)の  の 細1)、1.
2の各レンジにおける変速は、既知のように所定の変速
マツプに基づき運転状態に応じて、基本的には、シフト
用S L、58.59を前述した第2表に示すように適
宜オン、オフすることににり得られる。具体的には、l
−2SV56(1−2SL59)によるアプライ側油室
23cへの油1.−=給排と、第3 D S l−45
Cによるレリーズ側油室23(1への油圧給排とを制御
することにより、2−4ブレーキ23の締結、開放が第
1表に示すように制御される。
また、2−3 S V 54 (2−3S L 58 
”)により、3−4クラツチ27への油圧給排を制御す
ることにより、この3−4クラツチ27の締結、開放が
第1表に示すように制御される、。
■ローレデューシングバルブ LIIV)57ルンジ時
のロー・リバースブレーキ25の締結圧を低い一定圧に
保つように調圧する。
リバースプレッシャコントロールバルブ RPCV)4
7 NレンジからDレンジへのセレクト時に、そのパイロッ
ト圧を第2 D S 145 Bにより調圧して、リバ
ースクラッチ24の締結圧を調圧し、このセレクト時に
おけるショックを緩和する。
コーストコントロールバルブ(CCV  504速時に
コーストクラッチ21を確実に開放するためのものであ
る。CCV50のパイロット圧は、前述した2−4ブレ
ーキ用アクチユエータ23△のレリーズ側油室23dの
油圧の他、油通路+43を介して3〜4クラツチ27締
結用の油圧が利用されるようになっている。これにより
、3−4クラツチ27が締結され、かつ2−4ブレーキ
23が締結される4速時には、この2−4ブレーキ用ア
クチユエータ23Aのレリーズ側油室23dの圧力が開
放されているため、3−4クラツチ27の締結圧力を受
けて、CCV50は、当該コーストクラッチ21の締結
用油圧を開放する。
これは、3−4クラツチ27と2−4ブレーキ21を締
結するとプラネタリギヤユニット14が内部ロックを生
じてしまうもので、この内部ロックを防止するためにな
される。このように、CCV50のパイロット圧として
、3−4クラツチ27と2−4ブレーキ23との締結状
態を示す油圧をそのまま用いであるので、4速時に上記
内部ロックを生じてしまうことが確実に防止される。こ
のことは、+iii述した4速時にシフト用5L58.
59共オフして設定する場合に、コーストエキゾースト
バルブ52のスティック等により、変速信号と実際の油
圧供給態様とが相違してしまうような場合に、内部ロッ
クを確実に防雨するだめのフェルセイフ機能としても効
果的なものとなる。
コーストエキゾーストバルブ(CEV)521−2 S
 L、 59で制御されるパイロット圧によって制御さ
れ、コーストクラッチ27の基本的な締結、開放を行う
ものである(第1表および第2表参照)。
このCIEV52は、2速から3速への変速時には3−
4クラツチ27と2−4ブレーキ23との作動タイミン
グによっては、前述した内部ロックを一時的に生じてし
まう可能性があるため、この−・時的な内部ロックを確
実に防止するようになっている。すなわち、先ず、2−
3SL58をオフ(パイロット圧としてライン圧となる
)して、1−2SV56を2速側に固定しておき、この
後1−2SL59のパイロット圧(ライン圧)でCEV
52をドレン側とさせて、コーストクラッチ21締結用
の油圧を開放する。勿論、このような作動は、変速途中
においてのみであり、3速への変速完了後はコースト2
1が再び締結される。
また、ルンジにあるときは、ボートeからのライン圧が
、油通路127、切換弁53を経てすなわちCF:VB
2をバイパスして、コニストクラッチ21へ締結用油圧
が供給される(第1表のルンジ1速時を参照)。
フォワードコントロールバルブ FCV  51Nレン
ジからDレンジへの移行時に、第3DSL、 45 C
により5PCV48を制御して、油通路107 (10
7a)の油圧が調整される。この油通路107aか所定
圧未満のときは、FCV51はこの所定圧未満の油圧を
フォワードクラッチ20へ供給し、107aの油圧が所
定圧以上になると油通路+22からのライン圧をそのま
まフォワードクラッチ20へ供給する。このようにして
、NレンジからDレンジへの移行時におけるショックが
緩和される。
2速から3速への変速時に、第2 D S L 45 
Bによるパイロット圧の調整を受けて、2−4ブレーキ
23の開放のタイミングをとりながら、3−4クラツチ
27が適切な圧力で締結される(変速ショック防止)。
また、3速から2速への変速時には同様に第2DS14
5Bによるパイロット圧制御により、2−4ブレーキ2
3の締結のタイミングをとりなから3−4クラツチ27
の締結圧力が開放される(変速ショック防出)。
サーボプレッシャコントロールバルブ(SPCv)48 第3DS145Cによるパイロット圧の制御によって、
2−4ブレーキ23のレリーズ側油室23dの圧力調整
と、フォワードクラッチ20の締結圧力の調整とを行う
(前記F CV 51の説明となる■の記・敗参照)。
l速から2速への変速時には、l−2SV56によりア
プライ側油室23cへ締結用油圧が供給されることにな
る。このとき、レリーズ側油室23dの圧力を調整する
ことにより、変速ショックを緩和する。
2速から3速への変速時には、3−4クラツチ27の締
結のタイミングをとりながら、レリーズ側油室23 d
の圧力を調整しつつ、最終的にこの油室2;3dへ開放
用油圧を供給する(変速ショック防1ヒ)。すなわち、
2速および3速共に、アプライ側油室2;3cに対して
締結用油圧が供給されているが、レリーズ側油室23d
に対する油圧供給と開放との切換により、2−4ブレー
キ23の締結と開放とが切換えられ、このレリーズ側油
室23(1に対して供給する油圧を5PCV48で調圧
することにより変速ショックが防Iトされる(2−4ブ
レーキ23の締結をゆっくりと行う)。
3速から2速への変速時に、3−4クラツチ27の開放
のタイミングをとりながら、レリーズ側油室23 cl
’のr−=力を調整しつつ、最終的にこのレリーズ側油
室23dの油圧を開放する(2−4ブレーキ23の締結
)。
lレンジ2速からl速へのシフトダウンの 細ルンジ2
速から1速への変速は、2−4ブレーキ23を開放し、
ローリバースブレーキ25を締結することにより行なわ
れる。この変速は、1j;1述したようにルンジ用変速
マツプに基づいて行なわれるものであるが、この変速操
作と同期して以下に詳しく説明するように重両の減速度
に応じてライン圧を高める制御がなされる。
第3図はライン圧変更制御の一例を示すもので、ここに
示す一連のステップは2速からl速への変速指令と同期
して開始され、変速完了に同’tl+して伴出される。
すなわちライン圧変用制御は、先ずステップS1におい
て重両の減速度Δ■の演算がなされる。ここに減速度△
■は現在の車速と前回の車速とに基づいて求められる。
そして、この減速度△■に基づいて第4図に示す減速補
IF係数マツプから求めた減速補正係数△VAが設定さ
れ(ステップS2)、この減速補正係数ΔVΔを加味し
たライン圧P 1.の設定がなされる(ステップS3)
。ここにライン圧P Lは以下の式に基づいて算出され
る、。
Pl、=PL、0XLAX△■Δ 1) 1.0 :基本ライン圧 しA:吸気温補正係数である。
ここに基本ライン圧PI、0は、第5図に示すように、
スロットル開度(TVO)に応じて、つまりエンジンの
発生トルクの増大に応じて大きな値となるようにマツプ
化されている。つまり、エンジンの発生トルクの増大に
応じてライン圧を高めることでローリバースブレーキ2
5等の滑りを防1トすることが可能となる。また、吸気
温補正係数しΔは、第6図に示すように、吸気温に応じ
て。
つまり吸気温が高くなる程小さな値となるようにマツプ
化されている。つまり、吸気温の−L芹に伴って空気の
密度が小さくなり、エンジンの発生トルクが小さくなる
ことに対処するものである。
このようにして求められたライン圧[)1、は、これを
表すライン圧信号としてデユーティソレノイド(第1D
S+−7)45△へ送られ、Pr?V43によって油圧
回路内のライン圧がト記うイン圧P Lとなるように調
圧される。
1iij記減速補正係数△VAについてより詳しく説明
すると、補正係数△VAは、ここでは、減速度△Vが大
きくなる程大きな値となるように設定されている(曲記
第4図参照)。したがって、減速度△■が太きいとき、
つまり急減速のときには、ライン圧[)1、は大きな値
に変更されることとなる。そして、この調圧後のライン
圧P Lは、油通路1;31を通ってローリバースブレ
ーキ25へ供給され、また2−4ブレーキ用アクチユエ
ータ23Aのアプライ側油室23aに供給される。この
ため、減速度△■が大きいときには、小さいときに比べ
て、ローリバースブレーキ25の締結が短時間に完了す
ることとなる(第7図参照)。同様に2−4ブレーキ2
3の開放が短時間に完了することとなる。尚、第7図に
示すPRBはローリバースブレーキ25の締結が完了す
る油圧レベルを表わすものせある。したがって、ルンジ
2速からl速への変速において、急減速のときにはその
変速時間が短縮化されて、l速へのシフトダウンが直ち
に完了することとなる。
以、F本発明の一実施例を説明したが、本発明はこれに
限定されることなく以下の変形例を包含するものである
(+1第11) S L、45△によるライン圧変更に
代えて、L、 RV 57を調整することにより、ロー
リバスブレーキ25へ供給する油圧を変更するようにし
てもよい。この変形例は、通常ローリバースブレーキ2
5の締結が2−4ブレーキ23の開放に比べて遅く完了
するように設定されているため、相対的に遅いローリバ
ースブレーキ25の締結をすぬることで変速時間を短縮
化しようとするものである。。
(2)上記実施例ではルンジ2速から1速への変速につ
いて説明したが、本発明は2レンジあるいはY〕レンジ
においてエンジンブレーキが作動する変速段へシフトダ
ウンする場合の全てに適用し得るものであり、またその
場合には、シフトダウンの態様に応じて個別的に減速補
+E係散△■△のマツプを川、はしてもよい。
(3)上記実施例においては減速補張係数△■Δを減速
度(△■)に応じてリニアに設定するようにしたが、減
速度へVが人きいか小さいかに分けて、段階的に補正係
数△VAを設定するようにしてもよい。
(4)また、減速度△■△が所定の減速度より大きいと
きだけ、ライン圧を高くするようにしてもよい。
(発明の効果) 以トの説明から明らかなように、本発明によれば、急制
動時の変速時間を短縮化することになり、空走距離が確
実に短縮化されるため、エンジンブレーキを活用して急
制動時の制御距離を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は歯車式変速機構の一例を示す機構図。 第2図は第1図の変速機構に用いる本発明が適用された
油圧回路の一例を示す回路図。 第3図はう・イン圧変用制御の一例を示すフローチャー
ト。 第4図はライン圧に対する減速補IF係数のマツプ。 第5図はライン圧設定の基本となる基本ライン圧のマツ
プ。 第6図はライン圧に対する吸気温補正係数のマツプ。 第7図は実施例の作用説明図。 第8図は本発明の全体構成図。 23A:2−4ブレーキ用アクチュエータ25:ローリ
バースブレーキ 45Aニライン圧調整用デユーテイソレノイド57:ロ
ーレデューシングバルブ 特許出願人 マ ツ ダ株式会社 第7図 4甫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) エンジンブレーキが作動する変速態様へ切換え
    可能な自動変速機に、 車両の減速度を検出する減速度検出手段と、車両の減速
    度が大きいときには、小さいときに比べて、前記エンジ
    ンブレーキが作動する変速態様への切換に要する時間を
    短縮する切換時間変更手段と、を付設した、 ことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
JP63191660A 1988-07-30 1988-07-30 車両用自動変速機の制御装置 Pending JPH0242260A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4224239A1 (de) * 1991-07-31 1993-02-04 Mitsubishi Motors Corp Schalt-steuervorrichtung fuer ein automatisches fahrzeuggetriebe
JP2010001954A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Jatco Ltd 自動変速機の変速制御装置

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