JPH0242259B2 - - Google Patents

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JPH0242259B2
JPH0242259B2 JP58180636A JP18063683A JPH0242259B2 JP H0242259 B2 JPH0242259 B2 JP H0242259B2 JP 58180636 A JP58180636 A JP 58180636A JP 18063683 A JP18063683 A JP 18063683A JP H0242259 B2 JPH0242259 B2 JP H0242259B2
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JP
Japan
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frequency
circuit
spectrum
signal
scrambling
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JP58180636A
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JPS6074741A (ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04KSECRET COMMUNICATION; JAMMING OF COMMUNICATION
    • H04K1/00Secret communication
    • H04K1/04Secret communication by frequency scrambling, i.e. by transposing or inverting parts of the frequency band or by inverting the whole band

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、音声入力信号の周波数スペクトラム
成分をスクランブルして通信の秘密性を確保する
スペクトラムスクランブル送信方式に関する。
[従来の技術] 第1図は従来のスペクトラムスクランブル送信
回路の構成図である。1はスペクトラム反転回
路、2はプレエンフアシス回路、3は位相変調回
路、4は送信アンテナ、10は入力端子である。
第2図は音声信号を入力した時の上記送信回路
の各部のスペクトラムを模式的に表わした図であ
る。(第1図のa〜cが第2図のa〜cに対応し
ている。)同図において、aは入力信号スペクト
ラムである。1は入力信号の周波数帯域の下限周
波数であり、例えば0.3kHzである。2は同様に上
限周波数であり、例えば3kHzである。音声信号
はaのように周波数が高くなるほどスペクトラム
成分のレベルが小さくなる、いわゆる積分的な特
性を有している。bはこの入力信号をスペクトラ
ム反転した信号のスペクトラムである。cは反転
後の信号を周波数帯域12内の特定の周波数c
(例えば0.8kHz)でピークを有するようなプリエ
ンフアシス回路を通した後のスペクトラムであ
る。
周知のように、周波数変調では変調波の周波数
偏位は入力信号の周波数によらず一定であるが、
位相変調では入力信号の周波数が高いほど変調波
の周波数偏位は高くなるという、いわゆる微分的
な特性になる性質を有している。無線通信では隣
接チヤネルへの干渉を防ぐため変調波の最大周波
数偏位を一定値以下に抑えるように電波法で規制
されるから、良好な伝送品質を得るためには、変
調波の周波数偏位はできるだけ一定にして、入力
信号の全周波数で許容される最大周波数偏位を確
保できるように設計される。周波数偏位が一定で
ないと、その最大値を許容される最大周波数偏位
に一致させなければならず、入力信号の周波数帯
域全体での平均の周波数偏位は小さくなり、受信
S/Nもその分小さくなるからである。
例えば自動車電話方式では、データ信号は周波
数変調で送信し、音声は第2図aのように積分的
な周波数特性を有しているから位相変調を用い、
音声の周波数特性を位相変調自体の微分的な特性
と相殺させることにより平坦な周波数特性を得て
いる。
ところで、秘話性をもたせるためにスペクトラ
ム反転回路1を用いると、入力信号の周波数特性
は第2図bのような積分的な特性に変化し、この
まま位相変調すると変調波の周波数偏位は高域側
が非常に大きくなる。従つて、変調波の最大周波
数偏位は高域側によつて制限されるから、平均の
受信S/Nは相当低下し、通話品質が劣化する。
もちろん、秘話性はスペクトラム反転そのものの
性能により定まるから、受信S/Nが変わつても
秘話性は変わらない。
上記の品質劣化を補償するために用いられるの
がプリエンフアシス回路2であり、このプリエン
フアシス回路2の特性を入力音声信号のスペクト
ラムに対応して適切に設定することにより、スペ
クトラム反転回路1による影響を除去して平坦な
周波数偏位特性を有する変調波を得ることができ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、スペクトラムスクランブル回路が周波
数反転のような簡単な処理の場合には、最適なプ
レエンフアシス回路を実現することができるが、
入力音声信号を周波数帯域〔12〕内で多数の
周波数ブロツクに分割し、ブロツク単位で入れ替
えたり反転したりという、より複雑な秘話操作を
施した場合には、スクランブルされた信号も複雑
な周波数特性になるから、最適なプレエンフアシ
ス回路が実現できず、変調波の周波数特性も平坦
にできないという欠点があつた。
本発明はどのようなスクランブル回路を用いた
場合でも、平坦な周波数特性の変調波を実現でき
る送信回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、どのようなスクランブルを行なつて
も平坦な周波数特性を得るためには、スクランブ
ルをかける前の信号の周波数特性を平坦にしてお
けばよいことに着目したもので、入力信号が音声
であることを前提として、微分手段を用いて音声
信号の積分的な特性を相殺して平坦な周波数特性
の信号を生成した後、それをスクランブルして、
スクランブルされた信号を周波数変調して送信す
るものである。
[作用] 上述の手段において、スクランブルする前の信
号の周波数特性が平坦であれば、スクランブル後
の特性も平坦であるから、それを周波数変調すれ
ば変調波の周波数偏位も一定となる。
[実施例] 第3図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。5は微分回路、6はスペクトラムスクラン
ブル回路、7は積分回路、8は位相変調回路、9
は送信アンテナ、11は入力端子である。ここで
は音声伝送系の従来構成との相違を明確にするた
めに、周波数変調手段を積分回路と位相変調回路
により構成する例を示している。
第4図は上記構成の各部のスペクトラムを模式
的に表わした図である。(第3図のd〜gが第4
図のd〜gに対応している)同図において、dは
入力信号のスペクトラムであり、音声を前提とし
ているので積分的な特性である。これは従来と同
一である。eは微分回路の出力信号スペクトラム
であり、平坦化されている。fはスクランブル後
のスペクトラムであり、平坦な周波数特性の信号
のスペクトラムをどのように入れ替えてもやはり
その周波数特性は平坦である。もちろんスクラン
ブル回路を複数段設けて複雑な処理を施しても平
坦な特性は維持される。gは積分後のスペクトラ
ムであるから、積分的な特性である。このスペク
トラムの信号を位相変調すれば変調波の周波数偏
位は一定にできる。
この送信回路により送信された信号を受信する
べき受信機の構成は、基本的には送信機と逆の構
成にすればよい。すなわち、入力した変調波をま
ず周波数復調し、復調された信号を送信側のスク
ランブル回路とまつたく逆特性を有するスクラン
ブル回路を通して、秘話化されていた信号から原
音声信号を復元し、その後で積分回路を通して送
信側での微分回路5で与えた周波数特性を相殺す
ればよい。周波数復調手段としては、例えば位相
復調回路と微分回路により構成される。スクラン
ブル回路としては、例えば送信側のそれがスペク
トラム反転回路であれば、受信側もスペクトラム
反転回路でよいが、送信側のそれが複雑なスペク
トラム処理をしている場合には、それに対応して
原音声を復元できる処理をする回路とする。
[発明の効果] 以上のように、本発明は、入力信号を微分して
その周波数特性を平坦化した後でスクランブル処
理を行ない、処理後の信号で周波数変調するか
ら、入力信号の周波数によらずに変調波の周波数
偏位を一定にできる。従つて、その値を電波法で
規定された最大周波数偏位に一致させることによ
り平均の周波数偏位を大きくでき、良好な品質が
実現できる。また、周知のように周波数変調手段
は積分回路と位相変調回路でも実現できるから、
既存のPMシステムに直接適用でき、経済的に導
入できるという利点も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエンフアシスを用いるスペクト
ラム反転秘話送信方式を表わす図、第2図は電力
スペクトラムを模式的に示す図、第3図は本発明
の一実施例を示す図、第4図は電力スペクトラム
を模式的に示す図である。 1……スペクトラム反転回路、2……プレエン
フアシス回路、3……位相変調回路、4……送信
用アンテナ、5……微分回路、6……スペクトラ
ムスクランブル回路、7……積分回路、8……位
相変調回路、9……送信用アンテナ、10,11
……入力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 音声入力信号を微分する微分手段と、該微分
    手段の出力信号の周波数スペクトラム成分の入れ
    替えや反転を行なうスペクトラムスクランブル手
    段と、該スペクトラムスクランブル手段の出力信
    号を周波数変調する周波数変調手段とを具備する
    ことを特徴とするスペクトラムスクランブル送信
    方式。
JP18063683A 1983-09-30 1983-09-30 スペクトラムスクランブル送信方式 Granted JPS6074741A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18063683A JPS6074741A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 スペクトラムスクランブル送信方式
EP84306657A EP0139496B1 (en) 1983-09-30 1984-09-28 A radio transmission system for a phase modulation signal
DE8484306657T DE3482363D1 (de) 1983-09-30 1984-09-28 Funksendesystem fuer ein phasenmoduliertes signal.
US07/119,231 US4799257A (en) 1983-09-30 1987-11-05 Wireless transmission system for PM modulation signal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18063683A JPS6074741A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 スペクトラムスクランブル送信方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6074741A JPS6074741A (ja) 1985-04-27
JPH0242259B2 true JPH0242259B2 (ja) 1990-09-21

Family

ID=16086657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18063683A Granted JPS6074741A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 スペクトラムスクランブル送信方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166431A (ja) * 1984-09-08 1986-04-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> スペクトラムスクランブル送信方式

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5620353A (en) * 1979-07-27 1981-02-25 Nec Corp Radio transmitter-receiver
JPS5746551A (en) * 1980-09-05 1982-03-17 Anritsu Corp Communication device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5620353A (en) * 1979-07-27 1981-02-25 Nec Corp Radio transmitter-receiver
JPS5746551A (en) * 1980-09-05 1982-03-17 Anritsu Corp Communication device

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JPS6074741A (ja) 1985-04-27

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