JPH0241969B2 - - Google Patents

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JPH0241969B2
JPH0241969B2 JP2942985A JP2942985A JPH0241969B2 JP H0241969 B2 JPH0241969 B2 JP H0241969B2 JP 2942985 A JP2942985 A JP 2942985A JP 2942985 A JP2942985 A JP 2942985A JP H0241969 B2 JPH0241969 B2 JP H0241969B2
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JP
Japan
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seat
camera
switch
chair
head
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JP2942985A
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JPS61191357A (ja
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、歯科、歯科口腔外科、歯科矯正、整
形美容外科等において、治療の施術前と施術後の
顔面軟組織の形態分析、評価等を行うため、顔面
に対して数方向からの写真撮影を行う顔面写真撮
影装置に関するものである。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕
従来から顔面を所定の方向から撮影する顔面規
格写真は、矯正治療前後の記録として主として歯
科矯正科の領域で用いられて来た。
近年、顎変形症に対する外科的なアプローチが
積極的に施行されるようになつてきたが、術前術
後の評価の主体は硬組織の角度的、距離的計測に
よつている。軟組織を分析する場合、顎顔面領域
における形態異常の多くが矢状面にみられるた
め、アルミニウムのスクリーンを利用して頭部X
線規格写真上に側貌軟組織を描出することが多
い。
最近では光学技術を利用した立体写真やモアレ
写真等の出現により、診断としての顔面の写真の
重要性は減じつつあるように思われるが、しかし
単に患者の計測値と標準値を比較するだけで偏差
の程度を認識することは大きな危険性を含んでお
り、生物学的な変異性を認めないことになる。
このような意味からも顔面写真は個体の特徴を
全体的に把握する点では貴重な資料を提供してく
れるものであるといえる。
〔発明の目的〕
本発明は、上記のような点に鑑み、顔面を所定
の方向から、所定の高さで、且つ所定の大きさで
撮影した顔面規格写真が、極めて容易且つ正確に
熟練専従者を必要とせずに、しかも被撮影者に動
作をさせることがなく、狭い床面積に設置できる
顔面写真撮影装置を提供することを目的とする。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。
この実施例の顔面写真撮影装置は、床に設置さ
れる支持床Aと、カメラBが取付けられると共に
操作パネルCが設置されたカメラ支持アームD
と、座椅子Eと、頭部固定装置Fと、スクリーン
Gとで構成される。
カメラ支持アームDは支持柱D1とアームD2
で構成され、アームD2の先端にハンドルD3によ
つて昇降する昇降杆D4が設けられ、この昇降杆
D4の上端にはカメラBの角度を任意に設定でき
る雲台D5が取付けられていて、これにカメラB
が取付けられてカメラBは任意の高さ、任意の方
向に固定できる。
アームD2の側面に取付けられた操作パネルC
には、第4図に示すように電源スイツチC1、オ
ートマニアル切換スイツチC2、スキツプスイツ
チC3、上昇スイツチC4、下降スイツチC5、オー
トリターンスイツチC6、右回転スイツチC7左回
転スイツチC8とこれらのスイツチの動作状態を
示すインジケータC9とで構成されている。
座椅子Eは、支持床Aに対してモータで左右何
れの方向へも回動する下台E1と、該下台E1に対
して油圧で上下に昇降できる座部E2と、下台E1
と座部E2を動作させる機構部と、該機構部を隠
蔽して伸縮する蛇腹部E3と、座部E2に設けられ
た脚載せ台E4とで構成されている。
頭部固定装置Fは、座部E2に対する背凭れF1
が取付けられている筒体F2が座部E2に固着され、
下台E1の回動に伴つて回動し、座部E2の昇降に
伴つて昇降するようになつている。
この筒体F2には、その側面に取付けられた昇
降用のスイツチF3によつて上下する昇降杆F5
挿入されており、該昇降杆F5の上端には耳杆支
持台F6が取付けられている。なお、スイツチF4
は座椅子Eを昇降させるためのスイツチである。
この耳杆支持台F6には、外耳孔に挿入するこ
とで頭部位置を固定する左右一対の耳杆F7が設
けられており、この耳杆F7は耳杆支持台F6のハ
ンドルF8によつてラツクと歯車等の連動機構を
介し左右一対の間隔を調節できるようになつてい
る。
次に、顔面写真の撮影手順について説明する。
まず、被撮影者を座部E2に着座させ、スイツ
チF3を操作して昇降杆F5を上下動させることに
より耳杆支持台F6を被撮影者の頭部に位置させ
る。そして、被撮影者の外耳孔内にハンドルF8
を操作することにより耳杆F7を挿入し、被撮影
者の頭部を固定する。
次いで、筒体F2のスイツチF4あるいは操作パ
ネルCのスイツチC4,C5を操作して座椅子Eを
上下動すると共にスイツチC7,C8を操作して座
部E2を左右回動して、被撮影者の顔面がカメラ
Bの真正面(耳杆F7とカメラBのレンズとが一
直線となるように)にくるように調整する。
なお、耳杆F7の中心からカメラBまでの距離
は頭部X線規格写真撮影装置と同じに1.5mに設
定されている。
また、支持台AにはカメラBの撮影の際の背景
となるスクリーンGが立設されている。
この状態において、マニアル操作する場合は、
操作パネルCのオートマニアル切換スイツチC2
をマニアル側に切換え、カメラBのシヤツタを切
り撮影した後に右回転スイツチC7、又は左回転
スイツチC8を押す。ここで、右回転スイツチC7
又は左回転スイツチC8を押すと、座椅子Eは該
スイツチC2,C8を押している間だけ左右に回転
し、従つて、所望の角度での被撮影者の顔面写真
を撮ることができるものである。
次に、オート操作する場合について説明する
に、オートマニアル切換スイツチC2をオート側
に切換え、次いでカメラBのシヤツタを押すと、
被撮影者の正面写真が撮影された後、自動的に座
部E2が左90度回転させる。再びカメラBのシヤ
ツタを押すと、その位置での写真が撮影され、そ
の後座部E2は右45度回転され停止する。以下、
同様にしてカメラBのシヤツタを押す毎に写真を
撮影しながら、座部E2は順次右45度、右90度、
中央に移動して停止する。
なお、前記オート操作において、スキツプスイ
ツチC3が押されると、座部E2がスキツプスイツ
チC3の押された方向に押された位置の回動角度
だけカメラBのシヤツタに関係なく回動し停止す
る。
そして、座部E2がカメラBと対峙した状態に
おいて、オートリターンスイツチC6を押すと自
動的に座椅子Eは最下位置まで下降する。次い
で、耳杆F7による頭部の固定を解除すれば被撮
影者は座椅子Eから降りることができ、全撮影作
業は終了する。
このようにして、この顔面写真撮影装置では5
方向からの規格写真、及び任意の顔面写真の撮影
ができるものである。
〔発明の効果〕
本発明は叙上のように、被撮影者を座椅子に掛
けさせた後、頭部固定装置を上下して耳杆を外耳
孔に挿入することにより頭部を固定する。
次に座椅子の上下によつて頭部をカメラの高さ
に合せ、且つ回動して所定高さ、所定角度からの
顔面規格写真の撮影を遠隔操作によつて行えるも
のである。
このように、被撮影者の頭部の固定、高さの設
定、撮影角度が設定されるので、カメラを持ち廻
つたり、その高さ、角度が不揃となつたりするこ
とがなく、容易に且つ正確な顔面規格写真の撮影
が行われ、熟練者を必要としない。
従つて、被撮影者が移動したり、長い待時間が
ないために被撮影者に疲労を感じさせることがな
い。
そして、カメラを移動させる際のような顔面か
らカメラまでの距離を、該カメラを移動する毎に
測定する等の必要がないので、作業性の向上が図
れるものである。
このようにして撮影された顔面規格写真は、患
者顔面の治療前後の比較のみならず、等高線の記
入等によつて顔面各部の比率や、変形の程度を把
握することができ、或いは鼻、上下口唇、オトガ
イの相対的関係をみる等の種々の写真判定法が利
用できる。
そのため、信頼性のある写真診療ができ、正確
な治療を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は側面図、第2図は平面図、第3図は正面図、第
4図は操作パネルの正面図である。 A…支持床、B…カメラ、D…カメラ支持アー
ム、E…座椅子、F…頭部固定装置、Fm/m…
昇降杆、F〓…耳杆、G…スクリーン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 支持床に立設されたカメラ取付台と、支持床
    上に回転自在で且つ昇降可能に設けられた座椅子
    と、該座椅子の回転と連動して座椅子の回転中心
    を中心として回動し、且つ前記座椅子に対して上
    下可能で外耳孔に挿入する耳杆を備えた頭部固定
    装置と、前記カメラ取付台の近傍に設置され、前
    記座椅子の昇降と回転を制御する操作パネルとを
    備えたことを特徴とする顔面写真撮影装置。
JP2942985A 1985-02-19 1985-02-19 顔面写真撮影装置 Granted JPS61191357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2942985A JPS61191357A (ja) 1985-02-19 1985-02-19 顔面写真撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2942985A JPS61191357A (ja) 1985-02-19 1985-02-19 顔面写真撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61191357A JPS61191357A (ja) 1986-08-26
JPH0241969B2 true JPH0241969B2 (ja) 1990-09-20

Family

ID=12275890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2942985A Granted JPS61191357A (ja) 1985-02-19 1985-02-19 顔面写真撮影装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS61191357A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005148540A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Moritex Corp 顔面撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61191357A (ja) 1986-08-26

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