JPH0241704B2 - - Google Patents

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JPH0241704B2
JPH0241704B2 JP57048415A JP4841582A JPH0241704B2 JP H0241704 B2 JPH0241704 B2 JP H0241704B2 JP 57048415 A JP57048415 A JP 57048415A JP 4841582 A JP4841582 A JP 4841582A JP H0241704 B2 JPH0241704 B2 JP H0241704B2
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impedance
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、乾燥・結露・着霜の3状態をイン
ピーダンスの変化として検知する乾燥・結露・着
霜識別センサに関する。 各種電気機器において湿度制御は重要な問題で
あるため、優れた湿度センサの開発が要望されて
いる。また、特定の装置においては、結露による
特性劣化の他に着霜による特性の劣化が問題とな
つている。たとえば冷凍機関係では着霜が起こる
と効率が低下するため、霜を除去することが必要
となる。そこで着霜状態を検出し得るセンサの開
発が望まれている。 従来、結露センサとしては、たとえば結露によ
る抵抗値の変化を利用するものなど種々の形式の
センサが開発されている。他方、着霜センサとし
ては、共振体の共振周波数が霜の付着により変化
することを利用したものなどが開発されている。
しかしながら、単一の素子で、結露および着霜の
双方すなわち乾燥・結露・着霜の3状態を検出し
得るものは未だなかつた。したがつて、装置が、
乾燥・結露・着霜の3つ状態のいずれにあるかを
検出するには、少なくとも2個の独立した検出素
子が必要であり、装置を複雑化していた。 それゆえに、この発明の主たる目的は、乾燥・
結露・着霜の3状態のいずれにあるかを正確に検
出し得るような乾燥・結露・着霜識別センサを提
供することである。 この発明は、要約すれば、氷よりも小さな誘電
率を有しかつ水滴が付着したとき水滴中にイオン
を流出させる性質を有する検知素体と、この検知
素体の少なくとも一方面に接触して形成される1
対の電極とからなる複数個のセンサユニツトを備
え、各センサユニツトは、個々のセンサユニツト
に形成された各1対の電極が相互に対向するよう
に所定間隔を隔てて対向配置されていて、各セン
サユニツトに形成される1対の電極の一方は、こ
れと対向配置される1対の電極の一方と電気的に
接続されながら一方の端子へと導出され、他方、
各センサユニツトに形成される1対の電極の他方
は、これと対向配置される1対の電極の他方と電
気的に接続されながら他方の端子へと導出され
た、乾燥・結露・着霜識別センサである。 この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は、図面を参照して行なう以下の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。 この発明は、乾燥・結露・着霜の3状態でイン
ピーダンスの変化する複数個のセンサユニツトを
利用するものである。第1図は、この発明に用い
られるセンサユニツトのインピーダンスの変化を
示す図である。第1図から明らかなように、この
発明に用いられるセンサユニツトのインピーダン
ス値は、乾燥状態で最大値を示し、着霜状態で乾
燥状態よりも相対的に小さな中間値を示し、結露
状態で最小値を示す。このようなインピーダンス
変化を示す複数個のセンサユニツトを所定間隔を
隔てて対向配置することにより、この発明の乾
燥・結露・着霜識別センサが得られる。 この発明の乾燥・結露・着霜識別センサの具体
的構造例を、第2図ないし第5図を参照して説明
することにより、この発明の原理を明確にする。
第2図を参照して、検知素体としてのセラミツク
板1,2が準備される。セラミツク板1の下面に
は、第4図に平面図で示されるような1対のくし
形対向電極3,4が形成されている。同様に、セ
ラミツク板2の上面にも1対のくし形対向電極
5,6が形成されている。くし形対向電極3,4
が形成されたセラミツク板1は、第4図の方向の
まま裏返して、第2図のB方向に移動させること
により、セラミツク板2に接近される。次に、予
め定められた間隔を隔てて、絶縁スペーサ7a,
7bにより対向配置される。この状態は第3図に
おいて縦断面図で示されている。第3図では特に
図示はされていないが、第2図から明らかなよう
に、一方のセラミツク板1のくし形対向電極3に
接続されたリード線3aは、他方のセラミツク板
2のくし形対向電極6に接続されたリード線6a
と接続されており、これによりこの乾燥・結露・
着霜識別センサの一方の端子となるリード部8a
が構成される。同様に、セラミツク板1のくし形
対向電極4に接続されるリード線4aと、セラミ
ツク板2のくし形対向電極5に接続されるリード
線5aとが電気的に接続されて、乾燥・結露・着
霜識別センサの他方の端子となるリード部8aを
構成する。このようにして、この発明の乾燥・結
露・着霜識別センサの一具体例が完成される。第
3図から明らかなように、一方のセラミツク板1
と、他方のセラミツク板2とは、所定の間隔を隔
てて対向配置されており、各セラミツク板1,2
に形成された1対のくし形対向電極が相互に対向
するように配置されている。くし形対向電極3と
くし形対向電極5、およびくし形対向電極4とく
し形対向電極6とは、それぞれ対向位置にある
が、対向する各くし歯の対向位置は真正面でも斜
め配置でもよい。第2図ないし第5図を参照して
説明された乾燥・結露・着霜識別センサの一具体
例では、セラミツク板1と1対のくし形対向電極
3,4で構成されるセンサユニツトと、セラミツ
ク板2と1対のくし形対向電極5,6で構成され
るセンサユニツトとが、所定間隔を隔てて対向配
置されているが、この所定の間隔すなわち空隙9
(第3図を参照されたい)の雰囲気が、乾燥・結
露および着霜のいずれの状態であるかを検出する
ことができる。 まず、乾燥状態では空隙9には空気のみが存在
するため、リード部8aとリード部8bとの間に
取出されるインピーダンスは、個々のセンサユニ
ツトにおけるくし形対向電極間のインピーダンス
に依存する。したがつて、リード部8aおよび8
bの間のインピーダンスは、セラミツク板1およ
びセラミツク板2のインピーダンスに依存するこ
とになる。他方、結露状態では、各セラミツク板
1,2の内面(内面とは空隙9に面する面を言
う)に結露により水滴が付着する。ところで、セ
ラミツク板1,2は、後述されるように水滴が付
着した際にイオンを流出するような材料で構成さ
れているため、水滴中にイオンが流出し、イオン
伝導により電流が流れ得るため、各センサユニツ
トにおける1対のくし形対向電極間のインピーダ
ンスは、極めて小さくなる。特に、結露が甚しき
場合には、空隙9全体が水滴により満たされるこ
とになるため、リード部8aと8bとの間は導通
状態となり、したがつて最も小さなインピーダン
スを示す。さらに、着霜状態では、霜が付着する
ため、空隙9は氷で満たされることになる。した
がつてリード部8aとリード部8bとの間のイン
ピーダンスは、一方のセンサユニツト上の1対の
くし形対向電極間のインピーダンスと、他方のセ
ンサユニツト上における1対のくし形対向電極間
のインピーダンスと、双方のセンサユニツト間に
おける氷のインピーダンスとに依存する。ところ
で、個々のセンサユニツト上における1対のくし
形対向電極間のインピーダンスは、この発明の検
知素体としてのセラミツク板1,2が氷の誘電率
よりも小さな誘電率を有するため、リード部8a
とリード部8bとの間のインピーダンスは氷の誘
電率で主としてきまる。したがつて、着霜状態に
おける乾燥・結露・着霜識別センサのインピーダ
ンス、すなわちリード部8aとリード部8bとの
間のインピーダンスは、乾燥状態におけるインピ
ーダンスの値よりもかなり小さくなる。以上のよ
うに、第2図ないし第5図を参照して説明された
具体的構造例では、乾燥・結露・着霜の3状態に
おいて、第1図は1点鎖線Aで示されるようなイ
ンピーダンスの変化を示す。それゆえに、リード
部8aと8bとの間のインピーダンスの変化によ
り、乾燥、結露および着霜のいずれの状態にある
かを検知することが可能となる。特に、各々のセ
ンサユニツトを対向させることによつて着霜状態
におけるインピーダンスの低下を大きくすること
が可能となる。 上述された具体例は、この発明による乾燥・結
露・着霜識別センサの構造の一例にすぎず、様々
な変形が可能である。たとえば、検知素体として
のセラミツク板1,2上に検知素体に接触して形
成される1対の電極としては、第4図および第5
図に示されたようなくし形対向電極に限られず、
第6図および第7図に平面図で示されるような形
状の対向電極であつてもよく、その他様々な平面
形状の対向電極が用いられ得る。第6図、第7図
に示したものは、第6図のものをその方向のまま
裏返して、予め定められた間隔を隔てて対向配置
される。この例では第7図の対向電極の上に第6
図の対向電極が対称位置にくる。また、図示され
た構造例では、2個のセンサユニツトから構成さ
れる乾燥・結露・着霜識別センサのみが説明され
たが、この発明の乾燥・結露・着霜識別センサで
は、3個の以上のセンサユニツトを備えていても
よい。3個以上のセンサユニツトからなる乾燥・
結露・着霜識別センサの場合には、中間に介在さ
れるセンサユニツトの検知素体の両面に1対の電
極が形成されることが好ましい。 次に、この発明に用いられる検知素体につき説
明する。この発明に用いられる検知素体として
は、氷よりも小さな誘導率を有し、かつ結露状態
において水滴内にイオンを導出し得るものであれ
ばいかなる材料から構成されてもよい。具体的に
は、たとえばMgTiO3、ZnTiO3、FeTiO3などの
イルメナイト型結晶構造からなるチタン複合酸化
物セラミクス、BaO−TiO2−NdO3/2系セラミク
ス、ステアタイト、フオルステライトなどのよう
にMgO・SiO2を主として含むセラミクス系など
が用いられ得る。イルメナイト型結晶構造からな
るチタン複合酸化物を主体とするセラミクスの場
合には、特性に悪影響を与えない程度の他の結晶
構造、たとえばペロブスカイト型、スピネル型、
パイロクロア型、タングステンブロンズ型などの
セラミクスを1種または複数種混合させてもよ
い。さらに、たとえば粘土、希土類、TiO2
SiO2、Bi2O3、ZnO、Fe2O3、Sb2O3、MnCO3
WO3などのような無機化合物からなる添加物を
加えてもよい。また、他の結晶系セラミクスにつ
いても、セラミクス化のための種々の添加物の共
存はイルメナイト型結晶構造からなるチタン複合
酸化物について述べたと同様に許される。 実施例 1 長さ40mm×幅6mm×厚さ0.8mmの大きさの2枚
のFgTiO3−CaTiO3系セラミクス板を準備した。
このセラミクスは公知の方法で焼成して得られた
ものである。各セラミクス板の表面に、対向くし
型金電極を焼き付けにより形成した。電極の大き
さは対向長7.2mmで、電極間隔は0.4mmとした。次
に、各セラミクス板の電極が形成された面を内側
にして、0.3mmの間隔に対向配置させた。 このようにして構成された乾燥・結露・着霜識
別センサについて、乾燥、結露および着霜の各状
態におけるインピーダンスを、1V(100Hz)の電
圧を印加することにより測定した。結果、乾燥状
態では110MΩ、結露状態では12KΩ、着霜状態で
は10MΩの値を示した。したがつて、乾燥、結露
および着霜の3状態を極めて正確に区別し得るこ
とが理解される。 なお、結露状態と乾燥状態との変化を1サイク
ルとして、1500サイクルの通電テストを行なつた
後においても、乾燥状態から結露状態へのインピ
ーダンス変化に差は認められなかつた。したがつ
て、この実施例の乾燥・結露・着霜識別センサが
極めて安定なものであり、かつ長年の使用に耐え
得るものであることが理解される。 以上のように、この発明によれば、氷よりも小
さな誘電率を有する検知素体と、この検知素体の
少なくとも一方面に接触して形成される1対の電
極とからなる複数個のセンサユニツトを備え、各
センサユニツトの1対の電極間インピーダンス
は、乾燥・結露・着霜の3状態で変化し、乾燥状
態で最大値を示し、結露状態で最小値を示し、着
霜状態で中間値を示し、各センサユニツトは、
個々のセンサユニツトに形成された各1対の電極
が相互に対向するように所定間隔を隔てて対向配
置されているため、乾燥・結露・着霜識別センサ
を含む雰囲気が乾燥、結露および着霜の3状態の
いずれにあるかを正確に検出することが可能であ
り、しかも単一のセンサで達成し得るため湿度制
御の必要とされる装置を単純な装置とすることが
可能である。 次に、この発明の乾燥・結露・着霜識別センサ
を用いる結露・着霜検知装置につき説明する。 第8図は、この発明の乾燥・結露・着霜識別セ
ンサを用いる結露・着霜検知装置の一例を説明す
るためのブロツク図である。第8図を参照して、
この装置は、この発明の乾燥・結露・着霜識別セ
ンサを含む検知部10、検知部10の出力が与え
られる2個の比較回路11,12、比較回路11
に比較信号としての第1基準レベル信号を入力す
る第1基準レベル設定手段13、比較回路12の
比較信号としての第2基準レベル信号を入力する
第2基準レベル設定手段14および比較回路1
1,12の出力により乾燥・結露・着霜の3状態
を判別する判別回路15(第8図において1点鎖
線で囲まれた部分)から構成される。 検知部10は、この発明の乾燥・結露・着霜識
別センサを含み、乾燥・結露・着霜の3状態で第
1図のように変化するインピーダンスに対応した
信号を出力する。検知部10の出力は、第1の比
較手段としての比較回路11および第2の比較手
段としての第2の比較回路12に与えられる。第
1の比較回路11には、第1基準レベル設定手段
により第1基準レベル信号が入力される。この信
号の持つ第1基準レベルは、第1図から明らかな
ように、結露状態における検知部10のインピー
ダンスと着霜状態における検知部10のインピー
ダンスとの間に設定される。第1の比較回路11
は、検知部10のインピーダンスと第1基準レベ
ルとを比較し、検知部10のインピーダンスの方
が大きい場合にハイレベルの信号を出力し、検知
部10のインピーダンスの方が小さい場合にはロ
ーレベルの出力信号を出力する。他方、第2の比
較回路12には、第2基準レベル設定手段より第
2基準レベル信号が入力される。この信号の持つ
第2基準レベルは、第1図から明らかなように、
乾燥状態における検知部10のインピーダンスと
着霜状態における検知部10のインピーダンスと
の間の値に設定される。したがつて、第2の比較
回路12は、検知部10のインピーダンスと第2
基準レベルとを比較し、検知部10のインピーダ
ンスの方が大きい場合にハイレベルの信号を、逆
の場合にはローレベルの信号を出力する。 このように、第1および第2の比較回路11,
12は、検知部10のインピーダンスの変化に応
じて、ハイレベルまたはローレベルの信号を出力
する。この各比較回路11,12の出力は、第1
図に示された関係から明らかなように、次に掲げ
る第1表に示される。第1表においては、Hはハ
イレベルの信号を、Lはローレベルの信号を、そ
れぞれ示す。
【表】 比較回路11,12の出力は、判別回路15に
与えられる。判別回路15は、2個のインバータ
I1,I2および3個のノアゲートG1,G2,G3から構
成される。第1の比較回路11の出力は、インバ
ータI1の入力端子およびノアゲートG3の一方入力
端子に与えられる。インバータI1の出力は、ノア
ゲートG1,G2の各一方入力端子に与えられる。
他方、第2の比較回路12の出力は、インバータ
I2の入力端子、ノアゲートG2の他方端子およびノ
アゲートG3の他方入力端子に与えられる。イン
バータI2の出力は、ノアゲートG1の他方入力端子
に与えられる。なお、この判別回路15は植論理
を採用している。 以上のように構成される判別回路15は、乾
燥、結露および着霜の3状態を次のように判別す
る。 今、乾燥状態では、第1表から明らかなよう
に、比較回路11,12はともにハイレベルの信
号を出力する。第1の比較回路11からのハイレ
ベルの信号はインバータI1およびノアゲートG3
与えられる。インバータI1に入力されたハイレベ
ルの信号は、ローレベルの信号に反転されて、ノ
アゲートG1およびG2に与えられる。他方、第2
の比較回路12からのハイレベルの信号は、イン
バータI2、ノアゲートG2およびノアゲートG3
与えられる。インバータI2に入力されたハイレベ
ルの信号は、ローレベルの信号に反転されてノア
ゲートG1に与えられる。以上のように、乾燥状
態では、ノアゲートG1のみが、その双方の入力
端子にローレベルの信号を入力される。したがつ
て、ノアゲートG1のみがハイレベルの信号を出
力する。同様に、検知部10が着霜状態にあると
きは、第1表から明らかなように、第1の比較回
路11はハイレベルの信号を出力し、第2の比較
回路12がローレベルの信号を出力するため、ノ
アゲートG2のみが、その双方の入力端子にロー
レベルの信号を入力される。したがつて、ノアゲ
ートG2のみがハイレベルの信号を出力する。ま
た、検知部10が結露状態にあるときは、第1お
よび第2の比較回路11,12は、ともにローレ
ベルの信号を出力するため、ノアゲートG3のみ
に、その双方の入力端子がローレベルの信号を入
力されるので、ノアゲートG3のみがハイレベル
の信号を出力する。 以上の説明から明らかなように、乾燥状態では
ノアゲートG1が信号を出力し、着霜状態ではノ
アゲートG2が信号を出力し、結露状態ではノア
ゲートG3が信号を出力する。したがつて、乾燥、
結露および着霜の3状態を判別することが可能と
なる。 第9図は、第8図に示された結露、着霜検知装
置をより具体的に説明するための回路図であり、
第10図および第11図は第9図の回路の動作を
説明するための図である。 第9図に示される回路は、この発明の乾燥・結
露・着霜識別センサ20、MOS−FET26、コ
ンパレータ21,22および第8図に示されたも
のと同様の判別回路25(第9図で1点鎖線で示
された部分)を基本的構成要素とする。乾燥・結
露・着霜識別センサ20は、第1図のように、乾
燥、結露および着霜の3状態でそのインピーダン
スが変化する。乾燥・結露・着霜識別センサ20
のインピーダンス変化は電圧の変化として、
MOS−FET26のゲート端子に入力される。こ
の入力は、MOS−FET26で増幅・反転され
て、コンパレータとしてのオペレーシヨンアンプ
21,22に入力される。各オペレーシヨンアン
プ21,22には、可変抵抗23,24より第1
および第2の基準レベル電圧がそれぞれ入力され
る。オペレーシヨンアンプ21,22の出力は、
判別回路25に与えられる。判別回路25の構成
は、第6図に示された判別回路15と同様である
ため、相当の参照番号を付することによりその説
明を省略する。 このように構成される第9図の回路では、乾
燥、結露および着霜の3状態で、乾燥・結露・着
霜識別センサ20のインピーダンスが変化するた
め、乾燥・結露・着霜識別センサ20はインピー
ダンスの変化に対応した電圧変化を出力する。第
9図の回路の接続点Xにおける電圧の変化が、第
10図に示される。乾燥・結露・着霜識別センサ
20よりの出力電圧は、MOS−FET26で増
幅・反転されて出力される。この出力電圧すなわ
ち第9図の接続点Yにおける電圧は、第11図に
示される。第11図から明らかなように、接続点
Yにおける出力電圧は、乾燥状態で最大値を示
し、結露状態で最小値を示し、着霜状態で中間値
となる。MOS−FET26の出力電圧は、オペレ
ーシヨンアンプ21,22に入力される。他方、
各オペレーシヨンアンプ21,22には可変抵抗
23,24によりレベル設定された第1および第
2の基準レベル電圧が入力される。第1および第
2の基準レベル電圧は第11図に示されるような
値に選ばれる。すなわち、第1の基準レベル電圧
は着霜状態における出力電圧と結露状態における
出力電圧との間の値に選ばれ、第2の基準レベル
電圧は乾燥状態における出力電圧と着霜状態にお
ける出力電圧との間の値に選ばれる。各オペレー
シヨンアンプ21,22は、MOS−FET26の
出力電圧と、第1基準レベル電圧または第2基準
レベル電圧とをそれぞれ比較する。したがつて、
乾燥・結露・着霜識別センサ20のインピーダン
ス変化は、電圧変化として比較される。各オペレ
ーシヨンアンプ21,22は、MOS−FET26
の出力電圧の方が大きい場合にはハイレベルの信
号を出力し、逆の場合にはローレベルの信号を出
力する。オペレーシヨンアンプ21,22の出力
信号は、第8図の比較回路11,12について示
された第1表の出力真理値と同様になる。各オペ
レーシヨンアンプ21,22の出力信号は判別回
路25に入力されるが、判別回路25の動作につ
いては、第8図の判別回路15と同様であるため
その説明を省略する。 なお、第8図および第9図に示された各回路
は、この発明の乾燥・結露・着霜識別センサを用
いた結露・着霜検知装置の単なる一例にすぎず、
したがつて第1および第2の比較回路ならびに判
別回路については、当業者が容易に想到し得る範
囲で様々に変形し得ることを指摘しておく。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に用いられる検知素体とし
てのセラミクスの乾燥、結露および着霜状態にお
けるインピーダンスの変化を示す図である。第2
図ないし第5図は、この発明の乾燥・結露・着霜
の一具体例を説明するための各図であり、第2図
は製造工程を示す斜視図、第3図は乾燥・結露・
着霜識別センサの縦断面図、第4図および第5図
は1対の電極パターンを説明するための平面図で
ある。第6図および第7図は、この発明の他の具
体例における1対の電極の電極パターンを示す平
面図である。第8図はこの発明の乾燥・結露・着
霜識別センサを利用した結露・着霜検知装置の一
例のブロツク図であり、第9図は第8図にブロツ
ク図で示された結露・着霜検知装置の具体的な回
路図である。第10図は、第9図の回路の接続点
Xにおける出力電圧を示す図である。第11図
は、第9図の回路の接続点Yにおける出力電圧を
示す図である。 図において、1,2は検知素体としてのセラミ
ツク板、3,4,5,6は1対の電極としてのく
し形対向電極、20は乾燥・結露・着霜識別セン
サを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 氷よりも小さな誘電率を有しかつ水滴が付着
    したとき水滴中にイオンを流出させる性質を有す
    る検知素体と、この検知素体の少なくとも一方面
    に接触して形成される1対の電極とからなる複数
    個のセンサユニツトを備え、 前記各センサユニツトは、個々のセンサユニツ
    トに形成された各1対の電極が相互に対向するよ
    うに所定間隔を隔てて対向配置されていて、 前記各センサユニツトに形成される1対の電極
    の一方は、これと対向配置される1対の電極の一
    方と電気的に接続されながら一方の端子へと導出
    され、他方、前記各センサユニツトに形成される
    1対の電極の他方は、これと対向配置される1対
    の電極の他方と電気的に接続されながら他方の端
    子へと導出された、 乾燥・結露・着霜識別センサ。
JP57048415A 1982-03-24 1982-03-24 乾燥・結露・着霜識別センサ Granted JPS58165050A (ja)

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