JPH0241528Y2 - - Google Patents

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JPH0241528Y2
JPH0241528Y2 JP2225983U JP2225983U JPH0241528Y2 JP H0241528 Y2 JPH0241528 Y2 JP H0241528Y2 JP 2225983 U JP2225983 U JP 2225983U JP 2225983 U JP2225983 U JP 2225983U JP H0241528 Y2 JPH0241528 Y2 JP H0241528Y2
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JP
Japan
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pulse
signal
overspeed
relative movement
circuit
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JP2225983U
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JPS59128514U (ja
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は測定装置のオーバースピード検出回
路、特に1組のスケール板の相対移動をその移動
量及び移動速度に応じたパルス数及びパルス周期
から成るパルス信号に変換し、前記パルス数をカ
ウントして被測定長の測定を行う測定装置におけ
るスケールのオーバースピードを検出する回路に
関する。
背景技術 1対のスケールを利用した測定装置は精密測定
用として極めて有効であり、光電型、静電型等、
各種の測定装置が使用されている。
例えば、従来の光電型測定装置は、発光器と複
数の受光器との間に配置された1対のスケールの
相対移動に基づいて、前記各受光器から互いに90
度の位相差を有する正弦波信号を発生させ、これ
ら正弦波信号をパルス信号に変換し、このパルス
信号を可逆計数器で計数することにより被測定長
の測定を行うように構成され、直線型スケール等
として広く利用されている。
しかしながら、このような従来装置では、上記
各スケールの相対移動により直ちに測定を行うこ
とは可能であるが、相対移動速度が速い場合には
必ずしも正確な測定を行うことができないという
問題があつた。
すなわち、上記パルス信号のパルス周期は各ス
ケールの相対移動速度が増加するに従つて短くな
るが、このパルス信号のパルス数を計数する可逆
計数器には計数し得る最小周期が定まつており、
パルス周期この最小周期よりも短い場合には、正
確な測定を行うことができなくなるという欠点が
あつた。
このため、従来からこのように各スケールの相
対移動速度が所定値を越える場合には警報器によ
り警報したり、測定を無効にすることができる装
置の開発が強く要望されていた。
考案の目的 本考案は前述した従来の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的は、各スケールの相対移動速
度が所定値を越えた場合にオーバースピードの検
出を行い正確な測定を行うことができる測定装置
のオーバースピード検出回路を提供することにあ
る。
考案の構成 上記目的を達成するために本考案は、一対のス
ケールの相対移動をその移動量及び移動速度に応
じたパルス数及びパルス周期からなるパルス信号
に変換し、前記パルス数をカウントして被測定長
の測定を行う測定装置において、前記パルス発生
毎に該パルス発生時から一定の遅延時間後に所定
の時間幅を持つ遅延信号を出力するシフトレジス
タと、前記パルス信号及び遅延信号の同期出力時
にオーバースピード検出信号を出力する検出部
と、を備え、前記シフトレジスタから出力される
遅延信号の時間幅は、該時間幅と前記遅延時間と
の和が前記パルスのカウント可能な許容最小周期
よりも大きく設定され、前記スケールの所定速度
を超える相対移動時にオーバースピードの検出を
行うことを特徴とする。
実施例 以下図面に基づいて本考案の好適な実施例を説
明する。
第1図には本考案に係る測定装置のオーバース
ピード検出回路の好適な実施例が示され、図示し
ていないが、本実施例の測定装置は前述した光電
型測定装置から成り、各スケールの相対移動に基
づく各パルス信号は可逆計数器に供給され、往動
あるいは復動のいずれかの相対移動信号100,
102としてカウンタに供給され、カウント結果
が表示器に表示される。
本実施例のオーバースピード検出回路は上記相
対移動検出信号100,102のパルス発生毎に
該パルス発生時から所定の遅延時間後に遅延信号
104を出力するシフトレジスタ10を有し、こ
のシフトレジスタ10はオア回路12を介して供
給される相対移動検出信号100,102にてリ
セツトされ、前記カウンタと共通のクロツクパル
ス信号106によりリセツト時から所定の遅延時
間後に遅延信号104の出力を行う。すなわち、
第2図で示されるように時刻T0において相対移
動検出信号100,102がシフトレジスタ10
に供給されると、1μsec経過後である時刻T1にお
いて遅延信号104が出力され、その後、相対移
動検出信号100,102のパルス供給毎に遅延
信号104の出力が行われる。
ここで、前記シフトレジスタ10から出力され
る遅延信号104の時間幅は、該時間幅とパルス
発生後遅延信号出力までの遅延時間との和が前記
パルスのカウント可能な許容最小周期よりも大き
くなるように設定されている。
これにより、オーバースピードで出てくるパル
ス信号は確実に捕捉されることとなる。
また、本実施例のオーバースピード検出回路は
オーバースピードの検出を行う検出部を備え、こ
の検出部はアンド回路14にて構成されている。
そして、前記相対移動検出信号100,102は
アンド回路14の一方の入力端子に供給され、ま
た遅延信号104はアンド回路14の他方の入力
端子に供給されており、この結果、アンド回路1
4からはこれら相対移動検出信号100,102
及び遅延信号104が同時に入力された場合にオ
ーバースピード検出信号108の出力が行われ
る。前述したように相対移動検出信号100,1
02のパルス周期は、各スケールの相対移動速度
が増加するに従つて短くなり、この結果、第2図
で示されるように各スケールの相対移動速度の増
加に伴い、前記相対移動検出信号100,102
及び遅延信号104の同期出力時である時刻T2
においてオーバースピード検出信号108の出力
が行われる。
上記アンド回路14から出力されたオーバース
ピード検出信号108はフリツプフロツプ回路1
6に供給され、この結果、フリツプフロツプ回路
16からは連続的なQ出力信号110が出力され
る。従つて、このQ出力信号110に基づいて警
報器を作動させることにより、スケールのオーバ
ースピードを警報することが可能となり、またこ
のQ出力信号110に基づいてオーバースピード
時の測定を無効とすることも可能となる。
第3図には本考案に係る測定装置のオーバース
ピード検出回路の好適な第2実施例が示され、図
において第1図で示される回路と同一部分には同
一符号を付して説明を省略する。
本実施例において特徴的なことは、シフトレジ
スタ10からそれぞれ出力される複数の遅延信号
104a〜104cをオア回路18を介してアン
ド回路14へ供給することである。
すなわち、第4図で示されるように相対移動検
出信号100,102がシフトレジスタ10へリ
セツト入力されると、シフトレジスタ10からオ
ア回路18へそれぞれ所定の遅延時間、パルス幅
及びパルス周期から成る遅延信号104a〜10
4cが供給され、この結果、オア回路18からア
ンド回路14には所定のパルス幅から成る連続し
たゲート信号112が出力される。従つて1個の
遅延信号104をアンド回路14へ供給する第1
実施例に比べてパルス幅を長く設定することがで
き、スケールを急激に移動させた場合であつても
オーバースピードの検出を確実に行うことができ
る。
このように各実施例においては、相対移動検出
信号100,102及び遅延信号104の同期出
力時にアンド回路14からオーバースピード検出
信号108の出力が行われるので、この検出信号
108を利用して警報を行つたり、測定を無効と
することにより、正確な測定を行うことができ
る。
また、本実施例のオーバースピード検出回路に
はシフトレジスタ10が使用されているので、複
雑な回路を使用することなく、遅延信号の出力時
期及び出力期間すなわち検出すべきスケールの最
大移動速度を容易に設定することができ、その設
定次第では予告警報を行うことも可能となり、ま
たコンピユータとの連結を容易に行うことがで
き、更にスピードチエツクに応用することもでき
る。
なお、本実施例のオーバースピード検出回路を
NC工作機械に適用する場合には、諸機能との関
係から前記カウンタを同期型とすることが好まし
く、この場合、オーバースピードの警報作用ある
いは測定の無効作用も同期型とすることが好まし
い。
考案の効果 以上説明したように本考案によれば、スケール
の相対移動に基づくパルス信号及びパルス発生毎
に該パルス発生時から所定の遅延時間後に出力さ
れる遅延信号の同期出力時に、オーバースピード
検出信号の出力を行うように構成されているの
で、各スケールの相対移動速度が所定値を越えた
場合にオーバースピードの検出を行うことがで
き、この結果、正確な測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る測定装置のオーバースピ
ード検出回路の好適な第1実施例を示す回路図、
第2図は第1図で示される回路における各部の信
号波形図、第3図は本考案に係る測定装置のオー
バースピード検出回路の好適な第2実施例を示す
回路図、第4図は第3図で示される回路における
各部の信号波形図である。 10……シフトレジスタ、14……アンド回
路、100,102……相対移動検出信号、10
4a〜104c……遅延信号、108……オーバ
ースピード検出信号。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対のスケールの相対移動をその移動量及び移
    動速度に応じたパルス数及びパルス周期から成る
    パルス信号に変換し、前記パルス数をカウントし
    て被測定長の測定を行う測定装置において、 前記パルス発生毎に該パルス発生時から一定の
    遅延時間後に所定の時間幅を持つ遅延信号を出力
    するシフトレジスタと、 前記パルス信号及び遅延信号の同期出力時にオ
    ーバースピード検出信号を出力する検出部と、を
    備え、 前記シフトレジスタから出力される遅延信号の
    時間幅は、該時間幅と前記遅延時間との和が前記
    パルスのカウント可能な許容最小周期よりも大き
    く設定され、 前記スケールの所定速度を超える相対移動時に
    オーバースピードの検出を行うことを特徴とする
    測定装置のオーバースピード検出回路。
JP2225983U 1983-02-17 1983-02-17 測定装置のオ−バ−スピ−ド検出回路 Granted JPS59128514U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2225983U JPS59128514U (ja) 1983-02-17 1983-02-17 測定装置のオ−バ−スピ−ド検出回路

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2225983U JPS59128514U (ja) 1983-02-17 1983-02-17 測定装置のオ−バ−スピ−ド検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128514U JPS59128514U (ja) 1984-08-29
JPH0241528Y2 true JPH0241528Y2 (ja) 1990-11-06

Family

ID=30153360

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JP2225983U Granted JPS59128514U (ja) 1983-02-17 1983-02-17 測定装置のオ−バ−スピ−ド検出回路

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JP (1) JPS59128514U (ja)

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JPS59128514U (ja) 1984-08-29

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