JPH0241462B2 - - Google Patents

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JPH0241462B2
JPH0241462B2 JP18435584A JP18435584A JPH0241462B2 JP H0241462 B2 JPH0241462 B2 JP H0241462B2 JP 18435584 A JP18435584 A JP 18435584A JP 18435584 A JP18435584 A JP 18435584A JP H0241462 B2 JPH0241462 B2 JP H0241462B2
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chamber
adjustment
skid
regulating
piston
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/42Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
    • B60T8/4208Debooster systems
    • B60T8/4225Debooster systems having a fluid actuated expansion unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/42Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
    • B60T8/4275Pump-back systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車輛用スキツド防止制動装置に関す
る。
スキツド防止制動装置についてはこれまで数多
くの提案が行なわれてきた。これら装置の大半は
大体次の形式に含まれる。第1の形式ではホイー
ルブレーキはリザーバに接続されてブレーキ圧を
解放し、第2の形式では支持チヤンバはリザーバ
に接続され、第3の形式にあつてはホイールブレ
ーキは膨張チヤンバに接続され、第4の形式にお
いてはアキユムレータはチヤンバに接続されてマ
スシリンダを押返している。
これら公知の形式のスキツド防止制動装置はそ
れぞれ付随する欠陥をもつている。流体をブレー
キまたは支持チヤンバいずれかから直接送り出す
分離リザーバまたは膨張チヤンバがこのスキツド
防止制動装置の配管につけ加えて用いられる。ス
キツド信号があるとき、大きな力がブレーキペダ
ルに対し後方に反作用を及ぼすのは好ましくない
とされている。これらスキツド防止制動装置のあ
るものは抽気するのが困難である。
これら従来形式のスキツド防止制動装置の欠陥
を克服することを意図して、さらに別形式のスキ
ツド防止制動装置を発明した。
本発明の1つの特徴によれば、車輛スキツド防
止制動装置において、調整器組立体は調整器ハウ
ジングと、このハウジングのボア内を軸線方向に
動く調整ピストン組立体とを備え、調整ピストン
組立体とハウジングのボアとは調整ピストン組立
体の各部を境界づける第1、第2、第3の調整チ
ヤンバを画定するように形成されて調整ピストン
組立体が正常位置から一方向に動くと、第1調整
チヤンバと第3調整チヤンバの容積は両方とも増
大するが、第2調整チヤンバの容積は減少し、第
1調整チヤンバはホイールブレーキに接続され、
第2調整チヤンバはマスタシリンダに接続され、
第3調整チヤンバはスキツド感知手段に応答して
通常は閉じているダンプ弁座、ダンプ弁を介して
第2調整チヤンバに接続され通常は開いている分
離弁と分離弁シールは第1、第2の調整チヤンバ
間に接続され、かつスキツド条件信号に応答して
閉じるように構成され、さらにスキツド条件信号
が完了すると流体を第3調整チヤンバから第2調
整チヤンバに戻す手段を設けている。
スキツド条件信号が入ると、ダンプ弁が開いて
流体を第2調整チヤンバから第3調整チヤンバに
送つて調整ピストン組立体をその平常位置から動
かしてホイールブレーキに接続された第1調整チ
ヤンバの容積を膨張させてホイールブレーキ圧を
解放する。
外部リザーバは必要とされないので、外部リザ
ーバに付随する複雑性は除かれる。以下に述べる
これによつて必要とあれば流体復帰手段のポンプ
作動チヤンバを1つのパイプ接続のみでもつて調
整ハウジングから離れて置くことができる。
分離弁は、第3調整チヤンバの初期膨張に応答
する調整ピストン組立体の2つの部材の相対運動
によつて閉じられるのがよい。
本発明に基づく装置の顕著な利点は、第2、第
3の調整チヤンバにそれぞれ露出される調整ピス
トン組立体の圧力有効面積をほぼ等しくすること
により、第2調整チヤンバから第3調整チヤンバ
または第3調整チヤンバから第2調整チヤンバに
送られる流体の平均容積変化はピストン組立体の
往復に殆んど変化を与えないので流体を送つた
り、またはブレーキを再びかけたりした後もマス
タシリンダには流体反作用が殆んど行なわれな
い。
スキツド防止制動装置を整調するために必要な
ら前述の圧力有効面積は多少等しくならないよう
にしてもよい。特にホイールブレーキ圧を零まで
減じることが必要な場合には、第3調整チヤンバ
に露出させる調整ピストン組立体の圧力有効面積
を第2調整チヤンバに露出させるものより大きく
もできる。
マスシリンダは水圧マスシリンダまたは動力弁
であればよい。
望ましい構成にあつては、調整ピストン組立体
は、調整器ハウジングの隔壁を介して密閉される
ようにのびる小径の中心部によつて接続された両
端部をもつ亜鈴形状にされ、また第2と第3の調
整チヤンバは調整ピストン組立体の両端で形成さ
れ、さらに第1調整チヤンバは隔壁に接して前述
の小径の中心部を囲む環状チヤンバである。
調整ピストンは、第3調整チヤンバの容積を減
少させる方向に調整ピストン組立体を押す弾性手
段によつて正常位置に寄せるのがよい。
最後に述べた好適な構成では、弾性手段は、環
状チヤンバから隔壁の他方の側にある別の環状チ
ヤンバ内に具合よく設けられるが、この別の環状
チヤンバは、大気に通じさせるか、または低圧流
体を容している。
スキツド信号が完了すると第3調整チヤンバか
ら第2調整チヤンバに流体を復帰させる手段は、
駆動軸の偏心部によつて、駆動されるポンプピス
トンからなり、このポンプピストンはピストン偏
倚手段によつて偏心部との係合からは外れはする
が第3調整チヤンバの流体圧の減少によつて流体
を第3調整チヤンバに供給した後は偏心部と係合
する。
ポンプの入口弁と出口弁は両方とも調整ピスト
ン組立体内に設けられるが、ポンプの作動チヤン
バは必要ならばポンプから隔てられ、かつポンプ
の入口弁と出口弁間にある調整ピストン組立体の
弁チヤンバに1つの油圧管路によつて接続するこ
ともできる。ポンプの作動チヤンバとポンプの弁
チヤンバ間にはたつた1つの油圧接続のみが必要
とされるので、ポンプの作動チヤンバは、ポンプ
用の好適は駆動手段を設けた車輛内の都合のよい
位置ならどこにでも設けられる。
駆動手段は、車輛のホイール、エンジン、電動
モータまたは伝導装置などである。
ポンプの弁チヤンバからポンプの作動チヤンバ
を隔てて置くことによつて本発明の第1の特徴に
よるスキツド防止制動装置により広い用途をもた
らすことができる。
かくして本発明の第2の特徴によれば車輛用ス
キツド防止制動装置は、スキツド感知手段からの
スキツド条件信号に応答して流体が送られるチヤ
ンバを設けた調整器組立体と、調整器組立体内に
設けられポンプの入口弁によつて前記チヤンバに
接続されたポンプの弁チヤンバと、調整器組立体
内に収容されたポンプの出口弁と、調整組立体か
ら隔てられ、1つの油圧管路によつてポンプの弁
チヤンバに接続されたポンプの作動チヤンバとを
備えている。
例示である本発明の2つの実施例につき添付図
面を参照して以下に詳述する。
第1図を参照すると、調整器ハウジング1は段
つきの貫通する第2のボア3に対し傾斜している
段付の貫通する第1のボア2を設け、ねじ切りさ
れたプラグ4′によつてその下端で閉じられてい
る。ボア2は隔壁5によつて上方のボア部分3と
下方のボア部分4とに仕切られる。ほぼ亜鈴形状
の調整ピストン組立体6はボア2内を摺動し、ま
た円錐状のボア8を備えた第1調整ピストン7
と、隔壁5と第1調整ピストン7のボア8を軸線
方向にのびる一体成形の軸10をもつた第2調整
ピストン9とを備えている。第1と第2の調整ピ
ストン7,9はOリングシール11,12によつ
てボア2の壁にそれぞれシールされ、軸10はO
リング13によつて隔壁15にシールされる。
頭付きの自由端15から隔てられた軸10の円
錐部すなわち分離弁14は、第1調整ピストン7
によつて支えられた分離弁シール16と協動する
分離弁部材として働き分離弁シール16はシール
保持器17によつて適所に位置決めされる。調整
器組立体が常態にあつて、スキツド信号がないと
きは、第2調整ピストン9の突起18は固定の挿
入子19と当接し、第2調整ピストン9は隔壁5
と該ピストン9間に作用するコイル圧縮ばね20
によつて当該位置に保持される。第1調整ピスト
ンの上にあるスカート21は隔壁5に当接して第
1調整ピストン7の正常位置を規定する。第1調
整ピストン7は自由端15とシール保持器17間
に働く圧縮ばね22によつて当該位置にまで押さ
れる。第1図に明らかなように、分離弁14と分
離弁シール16によつて形成された分離弁部材
は、かくして調整器組立体の常態下で開くように
構成され、隔壁5と第1調整ピストン7との間に
あるボア部分4内に形成された第1調整チヤンバ
23と、第1調整ピストン7とプラグ4′との間
にあるボア部分4内に形成された第2調整チヤン
バ24間に自由な連通を行なう。
第1調整チヤンバ23は出入口26とブレーキ
管路27によつてホイールブレーキ25に恒久的
に接続され、第2調整チヤンバ24は、傾斜穿孔
29、ボア2に平行な穿孔30、入口31および
ブレーキ管路32によつてマスタシリンダ28
(水圧マスタシリンダまたは動力バルブでもよい)
に恒久的に接続される。
かくして調整器組立体の常態下で、ホイールブ
レーキは、開口した分離弁と分離弁シール16を
介するマスタシリンダ28からの流体圧によつて
常態で作動する。
挿入子19はその上端でソレノイド34′の本
体30にねじ込みよつて固定され、本体33はボ
ア2の上端の閉止プラグとして作用する。挿入子
19には、ソレノイド電機子37によつて支持さ
れたダンプ弁36によつて係合を行なうダンプ弁
座35として作用する制限子を内蔵させた軸線方
向に貫通するボア34が設けられる。ソレノイド
34′の常態、すなわち不導通の状態では、ソレ
ノイド電機子はばね38によつて下方に寄せられ
ダンプ弁座35、ダンプ弁36を閉じたままにし
ておく。ダンプ弁35座、ダンプ弁36の上側
は、挿入子19内の直径方向にのびる穿孔39に
よつてマスタシリンダと第2調整チヤンバ24に
恒久的に接続され、また入口31と接続する穿孔
40によつて環状チヤンバ39′に恒久的に接続
される。
第3調整チヤンバ41は、第2調整ピストン9
と挿入子19間のボア2内に形成されてダンプ弁
座35の下側と連通している。ダンプ弁座35は
ふつうは閉じているので入口31から第3調整チ
ヤンバ41はふつうはなにも流れない。
挿入子19には環状の一方向シール42,43
がそれぞれ位置づけられている2つの外部の環状
凹所が設けられ、これら一方向シールは、第3調
整チヤンバ41から穿孔40の方向にボア2の壁
に沿つて流体を流している。以下に説明するよう
に一方向シール42はポンプの入口弁として作用
し、もう1つの一方向シール43は、第3調整チ
ヤンバ41に送られた流体を復帰させるポンプの
ポンプ出口弁として作用する。
第2調整器ハウジングのボア3′にはポンプの
偏心リング45の駆動軸44が取付けられる。駆
動軸44は、隔てられた軸受46,47内にの
び、その内端に軸速を測定するオプトセンサ組立
体49のロータ48を設けている。駆動軸44
は、歯付ベルトの如きなにか適当な駆動接続を介
し車輛ホイールによつて駆動される。偏心リング
45は駆動軸44の軸線に偏心方向に設けた軸受
50上を自由に回転する。ポンプピストン51は
ボア3′を横切つてのびるボア52内に入れられ
ピストンシール54でシールされたボア52の下
端でポンプの作動チヤンバ53を形成している。
ポンプピストン51は、ふつう圧縮ばね55によ
り偏心リング45と係合しないで保たれている。
ポンプ作動チヤンバ53は一方向シール42,
43の中間位置でボア2と接続している穿孔56
によつてボア2に恒久的に接続される。
図示しない電子制御装置はプラグとソケツト結
線57とによつてオプトセンサ組立体49とソレ
ノイド34′に接続される。電子制御装置は在来
の方法でオプトセンサ組立体の出力をモニタする
のに稼動され当面のスキツド状態を示す駆動軸4
4の過剰減速を検知する。
第1図のスキツド防止制動装置について以下に
述べる。ふつうスキツド信号がないときは分離弁
14と分離弁シール16は図示するように開いて
ダンプ弁座35とダンプ弁36を閉じ第1と第2
の調整ピストン7,9は図示する位置におかれ、
そこでは第1調整チヤンバ23と第3調整チヤン
バ41の容積がほぼ最小限度まで少なくされる。
マスシリンダ28を用いた後、前述したように開
いた分離弁14と分離シール16とを介して供給
された流体によりホイールブレーキがかけられ
る。
本発明の構成の大きな利点はドライバによつて
突然ブレーキが踏まれても分離弁14、と分離弁
シール16は第1と第2の調整ピストン7,9が
ストツプと係合するので過渡的流体圧力のもとに
閉じることがない。
電子制御装置がオプトセンサ組立体49の信号
から当面のスキツド状態を検知すると、ソレノイ
ド34′が導通してソレノイド電機子37を上方
に動かしてダンプ弁座35を開け、かつ流体が穿
孔29,30,40,39により第2調整チヤン
バ24から第3調整チヤンバ41に流れるのを開
始させる。流体が第3調整チヤンバ41に入るこ
とによる第2調整ピストン9の初期の下降変位は
分離弁14と分離弁シール16を閉じ、第1調整
ピストンはばね22の作用で隔壁5との係合を維
持している。分離弁14、分離弁シール16の閉
止は第1調整チヤンバ23を第2調整チヤンバ2
4から離し、これによつてホイールブレーキ25
が供給を絶つので、第2調整チヤンバ24から第
3調整チヤンバ41に流体が引続き流れて第1と
第2の調整ピストン7,9が一体となつて下方に
動く際、第1調整チヤンバ23が膨張してホイー
ルブレーキ圧を減少させる。ばね20が位置して
いるチヤンバ58は大気に通じ第2調整ピストン
9の移動を可能にしている。遂には、調整ピスト
ン組立体6はこれに印加する圧力とばねの力の総
和がバランスしている新平衡位置に達する。
図では第1と第2の調整ピストン7,9の直径
は等しくされているがホイールブレーキ圧を零ま
で減少させることが必要であれば第1調整ピスト
ン7の直径に対し第2調整ピストン9の直径を増
加させて第3調整チヤンバ41に露出した第2調
整ピストン9の圧力有効面積を大きくしてもよ
い。
本発明の構成の利点、特にほぼ同じ直径をもつ
た第1と第2の調整ピストン7,9を有すること
の利点は、第2調整チヤンバ24と第3調整チヤ
ンバ41内の流体の総量が調整ピストン組立体が
動くときもほぼ一定であるので第3調整チヤンバ
41への流体搬送によるマスタシリンダ28での
流体量の変化は殆んどないことである。従つて、
ドライバはブレーキペダルに烈しい反作用を感じ
ることがない。
流体が最初に第3調整チヤンバ41に供給され
ると、ある流体は一方向シール42を通つて流れ
穿孔56によつてポンプの作動チヤンバまで流れ
てポンプピストン51を上方に動かしてこれを偏
心リングと係合させる。ポンプがその後で働いて
流体を第3調整チヤンバ41から一方向シール4
2,43を通つて環状チヤンバ39′にポンプ送
りし、流体は開いたダンプ弁座35により第3調
整チヤンバ41に復帰する。ピストン51が上昇
すると、流体は第3調整チヤンバ41から一方向
シール42を通つて引出され、ピストンの下降で
流体は穿孔56から一方向シール43を通つて押
し出される。このポンプ作用はドライバの足にも
恐らく感じられるいくらかの振動を生じさせるが
当面のスキツド状態を示すのに有効である。
ホイール速度が電子制御装置に対し充分な回復
を行ない、スキツド信号が完了すると、ソレノイ
ド34′が導通してダンプ弁座35、ダンプ弁3
6を閉じさせる。ポンプ手段は第3調整チヤンバ
41から流体を穿孔39にポンプ送りはするが、
それからは流体は穿孔40に流れ、穿孔30,2
9によつて第2調整チヤンバ24に戻つていく。
かくして流体はポンプピストン51によつて第3
調整チヤンバ41から第2調整チヤンバ24に順
次ポンプ送りされ、第3調整チヤンバ41がそれ
で減容すると第2調整チヤンバ24が膨張してマ
スタシリンダにおける正味の容積変化は零になる
か、または非常に小さい。ポンプ送り作用のた
め、調整ピストン組立体6は上昇し第1調整チヤ
ンバ23の容積を減じてホイールブレーキ圧を再
び大きくする。第3調整チヤンバ41からの流体
のポンプ作用の最終段階にあつてま、第1の調整
ピストンは隔壁5と再係合し、また分離弁14と
分離弁シール16は再開してマスタシリンダ28
をホイールブレーキ25に再接続する。
ピストンストツプすなわち突起18が第2調整
チヤンバ24の流体圧力と圧縮ばね20の力で挿
入子19と再係合すると、それ以上の流体はもう
第3調整チヤンバ41から流れることはない。順
序に従つて、ブレーキがドライバによつて解放さ
れるとポンプピストン51は、流体を押し出して
一方向シール43を通つてマスタシリンダ管路3
2に戻すのに充分なばね55の力で下降してばね
55が偏心リング45を避けてポンプピストン5
1を通過させることができる。
本発明の構成によれば、第3調整チヤンバ41
は第2調整チヤンバ24の収縮とあいまつて膨張
し、調整ピストン組立体6がスキツド信号に応答
して下降するので外部リザーバは不要となり、調
整ピストン組立体はハウジングの単一のボア2内
に収容される。
流体接続すなわちポンプの作動チヤンバ53と
ポンプの一方向シール42,43があるボアとの
間には第1図示の穿孔56が1つだけあるのでポ
ンプの作動チヤンバを以下に述べる第2図の構成
におけるように調整ピストン組立体から隔てて構
成することが可能である。
第2図において第1図の部材に相当する部材は
同じ符号を用いてこれらを示すようにしたが、言
及されるものは主要な部材にとどめた。この場
合、駆動手段の駆動組立体すなわち駆動軸44、
偏心リング45、ポンプピストン51とオプトセ
ンサ組立体49はユニツト1′として作られる。
このユニツトは、1つの油圧ブレーキ管路56と
オプトセンサ組立体49からの電気導線57によ
つて調整器組立体に接続される調整器ハウジング
1から隔てて取付けられる。
たつた1つの油圧管路と電気導線によつて接続
された2つのユニツトを設けることにより、スキ
ツド防止制動装置を車輛に収容するのに可成り役
立つ。例えば調整器組立体はマスタシリンダと密
接に協動し、小さいサイズのユニツト1′は容易
にホイールまたは駆動軸44の駆動源に設けるこ
とができる。
第2図示の構成にあつては、流量調整弁58は
ポンプの作動チヤンバ53とブレーキ管路56と
の間に配置されて、ホイールブレーキ圧を再び印
加して、印加による流量を制御してから第3調整
チヤンバ41から第2調整チヤンバ24へポンプ
手段によつて流体がポンプ送りされる流量を制御
している。ほかの適当な種類の流量調整弁を採用
してもよい。図示の流量調整弁は公告された英国
特許願第2045372A号に記載される。流量制御弁
はポンプ出力の変化をホイール速度に合わせるた
めに設けられる。
第2図と第1図の構成上の他の相異は、第2図
のものには流量リストリクタ59が設けられ、通
路34を流れる流量に突然の変化が生じないよう
にしてあり、この流量リストリクタ59は、縁に
リストリクタ凹所をもつたばねで押されるカツプ
からなつていることである。
リストリクタ弁58と流量リストリクタ59
は、第1図の構成に同様に取付けられる。
ダンプ弁部材36はオプトセンサ組立体49の
出力に応答してソレノイド34′によつて作動す
るものとして示されているが英国特許第
2029914313号に示されるような減速応答フライホ
イール機構によつてポンプ弁を作動させることも
可能である。
第1、第2および第3の調整チヤンバ23,2
4,41の形状、配置は実質的に改変しても同じ
効果を達成できる。
ポンプの入口弁と出口弁は一方向シール42,
43によつて形成されているが、他の構造の一方
向弁を用いてもよいことは明らかである。
完全なブレーキ機構にあつてはいくつかの調整
器組立体が大低設けられていて、それぞれの入口
31は勿論タンデムマスタシリンダである共通の
マスタシリンダ28に接続され、この場合、入口
31はマスタシリンダの別の出力に接続される。
【図面の簡単な説明】
第1図は自給式調整器、ポンプおよびスキツド
検知組立体の断面図で調整ピストン組立体は正常
位置に示され、第2図は同様の図ではあるが、調
整器組立体とスキツド検知器と結合された遠隔ポ
ンプ駆動組立体を示すものである。 1…調整器ハウジング、2…ボア、6…調整ピ
ストン組立体、7…第1調整ピストン、8…第2
調整ピストン、10…一体形成の軸、14…分離
弁、16…分離弁シール、23…第1調整チヤン
バ、24…第2調整チヤンバ、28…マスシリン
ダ、35…ダンプ弁座、36…ダンプ弁、41…
第3調整チヤンバ、42,43…一方向シール、
48…ロータ、49…オプトセンサ組立体、51
…ポンプピストン、56…油圧ブレーキ管路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マスタシリンダとホイールシリンダ間で接続
    され、かつ調整器ハウジングと、このハウジング
    のボア内を軸線方向に動く調整ピストン組立体と
    を備えた調整器組立体からなる車輛用スキツド防
    止制動装置であつて、調整ピストン組立体6とハ
    ウジングのボア2とは、調整器組立体の各部を境
    界づける第1、第3の調整チヤンバを画定するよ
    うに形成される調整ピストン組立体が正常位置か
    ら一方向に動くと、第1調整チヤンバ23と第3
    調整チヤンバ41の容積は両方とも増大するが、
    第2調整チヤンバ24の容積は減少し、第1調整
    チヤンバ23はホイールブレーキ25に接続さ
    れ、第2調整チヤンバ24はマスタシリンダ28
    に接続され、第3調整チヤンバ41はスキツド感
    知手段48,49に応答して通常は閉じているダ
    ンプ弁座35、ダンプ弁36を介して第2調整チ
    ヤンバ24に接続され、通常は開いている分離弁
    14と分離弁シール16は第1、第2の調整チヤ
    ンバ間に接続され、かつスキツド条件信号に応答
    して閉じるように構成され、またスキツド条件信
    号が完了すると流体を第3調整チヤンバから第2
    調整チヤンバに戻す手段42,43,51,56
    を設けていることを特徴とする車輛用スキツド防
    止制動装置。
JP18435584A 1983-09-02 1984-09-03 車輌用スキツド防止制動装置 Granted JPS60151157A (ja)

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JPS60151157A JPS60151157A (ja) 1985-08-09
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FR2551409B1 (fr) 1987-12-24
GB2184184B (en) 1988-01-20
GB8700977D0 (en) 1987-02-18
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GB2184184A (en) 1987-06-17
ES8505592A1 (es) 1985-06-01
ES535591A0 (es) 1985-06-01
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GB2146080B (en) 1988-01-20

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