JPH0241245B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0241245B2
JPH0241245B2 JP8820480A JP8820480A JPH0241245B2 JP H0241245 B2 JPH0241245 B2 JP H0241245B2 JP 8820480 A JP8820480 A JP 8820480A JP 8820480 A JP8820480 A JP 8820480A JP H0241245 B2 JPH0241245 B2 JP H0241245B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
cable
connecting pipe
heat
corrugated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8820480A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5713911A (en
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8820480A priority Critical patent/JPS5713911A/ja
Publication of JPS5713911A publication Critical patent/JPS5713911A/ja
Publication of JPH0241245B2 publication Critical patent/JPH0241245B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc Welding In General (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明(第1発明および第2発明)は、アル
ミ被OFケーブルの接続方法に関するもので、特
に波付きアルミ被の同径接続方法に関するもので
ある。
なお同径接続は、次の理由により必要である。
すなわち、最近、マンホール用地の確保が困難
になつてきたため、マンホールの数を減らして、
その間隔を長くする必要が出てきた。そのために
はケーブルの単長を長くしなければならないが、
ケーブルの長尺化は、道路交通上から運搬の制約
を受ける。
そのため、マンホール間隔よりも短い長さのケ
ーブルを現地に運搬し、現地においてたとえば地
上で接続して布設することになり、そのとき同径
接続が必要になる(特開昭55−148380号公報参
照)。
すなわち、接続部を洞道内や管路内に送り込む
ことになるので、外径や可撓性などの点におい
て、他のケーブル部分とほぼ同等の状態に作製す
る必要があるわけである。
[従来技術とその解決すべき課題] 波付きアルミ被を同径接続する場合は、その端
部と、接続パイプ(ケーブルコアの接続部の上に
かぶせるパイプ)の端部とを、突き合わせて接合
するか、あるいは重ね合わせて接合する。
接合手段としては、溶接が最良である。
しかし、波付きアルミ被OFケーブルの場合は、
特に次の点が問題になる。
すなわち、波付きアルミ被OFケーブルにおい
ては、ケーブルコアとアルミ被との間に大きな〓
間があり、この部分に大量の油が存在する。
接続作業に際しては、アルミ被の端部にOリン
グ等によるセミストツプを設けるのが普通である
が、これは作業中の仮のものであるから、完全に
油を遮断するわけでなく、小量の油が漏れ出す。
また、ケーブル導体の油通路からケーブル絶縁
体を通つてケーブルコアの接続部の外に流出する
油もある。
これらの漏れた油が溶接箇所に回つてくると、
アルミ溶接ができなくなる。
この発明(第1発明および第2発明)は、油の
漏れを防ぎながら溶接できるようにしたものであ
る。
[課題を解決するための手段] (1) 第1発明においては、第1、第2図のよう
に、 (ア) 接続すべき波付アルミ被12上に、接続パ
イプ20と熱収縮チユーブ30とアルミ製カ
ラー40とを必要数送り込んでおくととも
に、前記波付きアルミ被の端部14を縮径し
た直管状に形成する工程と、 (イ) 前記接続パイプ20を、前記アルミ被12
同士の間に介装させ、かつその両端を縮径さ
せる工程と、 (ウ) 前記熱収縮チユーブ30を、接続すべき前
記アルミ被12と接続パイプ20との間にま
たがるように配置して、これを加熱収縮させ
て密着させる工程と、 (エ) 収縮させた前記熱収縮チユーブ30の上に
前記カラー40を配置させて、その両端を縮
径させ、前記アルミ被12および接続ハイプ
20に溶接する工程、 とからなることを特徴とする。
(2) 第2発明においては、第3図のように、 (ア) 接続すべき波付アルミ被12上に、接続パ
イプ20と熱収縮チユーブ30とを送り込ん
でおくとともに、前記波付きアルミ被の端部
14を縮径した直管状に形成する工程と、 (イ) 前記熱収縮チユーブ30を接続すべき前記
アルミ被の端部14とケーブルコア10上に
またがつて配置して、これを加熱収縮させて
密着させる工程と、 (ウ) 収縮させた前記熱収縮チユーブ30上に前
記接続パイプ20の端部22を重ね合わせ、
かつ絞つて前記熱収縮チユーブ30に密着さ
せる工程と、 (エ) 前記接続パイプ20の両端を縮径させて前
記アルミ被12に接触させ、溶接する工程、 とからなることを特徴とする。
[第1発明の実施例](第1、第2図) ケーブルアルミ被12と接続パイプ20の端部
を突き合わせて、あて金溶接する場合である。
アルミ被12の端部14の波型の谷部分を外側
に押し広げることによつて、その部分を縮径した
直管状に形成して、ケーブルコア10との間にす
き間16を作り、そこに断熱材18を入れる。
20はアルミの接続パイプである。あらかじめ
接続すべき波付アルミ被の一方の側の上に送り込
んでおいて、ケーブルコア10を接続した後、そ
の上に持つてくる(第1図)。
その両端部22を少し絞つて縮径し、アルミ被
12の端部14と同径にして、それらを突き合わ
せる。24は突き合わせ部を示す。
接続パイプ20の端部22とケーブルコア10
との間にも断熱材26を入れる。
突き合わせ部24の上に、アルミ被12と接続
パイプ20とにまたがるようにして、あらかじめ
送り込んでおいた熱収縮チユーブ30を配置し、
それを加熱収縮させて、突き合わせ部24の上に
密着させて、油止め手段とする(第2図)。
なお、第2図は、接続パイプ20の片側だけを
示している。また説明も、接続パイプの片側だけ
について行つているが、反対側においても、まつ
たく同じことが実施される。
熱収縮チユーブ30は、溶接期間中だけ油の漏
れを防げればよいから、薄いものでよい。
40はアルミのカラー(あて金)である。これ
もケーブルコア10の接続前に送り込んでおき、
油止め手段としての熱収縮チユーブ30を施して
から、その上に移動させる。
そして、その両端部42を少し絞り、アルミ被
12と接続パイプ20に接触させ、すみ肉溶接4
4を行なう。
この場合は、上記のように接続パイプ20内に
漏れ出してきた油は、アルミ被12の突合せ間〓
を通つて外に出ようとしても、熱収縮チユーブ3
0に遮断され、溶接箇所に到達することができな
い。
[第2発明の実施例](第3図) アルミ被12と接続パイプ20の端部とを、重
ね溶接する場合である。
なおこの場合も、接続パイプ20の片側だけに
ついて説明するが、反対側においても、まつたく
同じことが実施される。
上記のように、アルミ被12の端部14を縮径
した直管状に形成する。
その後、その端部14と接続されたケーブルコ
ア10上にまたがつて熱収縮チユーブ30を配置
し、加熱収縮させて、アルミ被12およびケーブ
ルコア10に密着させる。
次にそのようにした熱収縮チユーブ30上に接
続パイプ20の端部22を重ね合わせ、上から矢
印46の方向に軽く絞つて熱収縮チユーブ30に
接触させる。
さらに接続パイプ端部22の端を矢印48方向
に絞つてアルミ被12に接触させ、すみ肉溶接4
4を行なう。
この場合は、アルミ被12の内側にある油の流
出は、熱収縮チユーブ30によつてほぼ阻止され
る。
熱収縮チユーブ30からなる油止め手段を通り
抜けて接続パイプ20内に流出したわずかな油、
およびケーブル導体内部油通路からケーブル絶縁
体を通つて出て来た油も、上記のように、熱収縮
チユーブ30上に接続パイプ20の端部22が重
ねられ、かつ上から矢印46の方向に絞られてい
るので、溶接箇所への到達が阻止される。
[第1発明の作用効果] 第1発明においては、 (1) 油止め手段として熱収縮チユーブ30を用い
るので、アルミ被12の外径よりも大きいもの
を予めアルミ被12上に送り込んでおいても、
縮径したアルミ被端部14や接続パイプ端部2
2上に密着させることができる。
したがつて、接続部の仕上がり外径を、アル
ミ被12とほぼ同径にすることができる。
(2) 熱収縮チユーブをアルミ被と接続パイプとの
間にまたがるように配置して密着させるので、
ケーブル外への油の漏れはなくなる。
なおそのとき、アルミ被端部14と接続パイ
プ端部22との外径が多少食い違つていても、
またそれぞれが正確に円形に仕上げてなくて
も、熱収縮チユーブ30であるから、それらに
密着して、油の漏れを防ぐことができる。
(3) 油の漏れは主として熱収縮チユーブ30が防
止するので、接続パイプ20やカラー40に特
に厚肉のものを使用する必要がなく、アルミ被
12と特厚のものを用いることができる。
そのため、接続部の可撓性をケーブル部分と
ほぼ同等にすることができ、上記のようにほぼ
ケーブル部分と同径にできることと相まつて、
接続部の管路などへの引き入れを可能にする。
(4) 溶接箇所に油が回つてくることがないので、
溶接が支障なく行われる。
[第2発明の作用効果] また、第2発明においては、 上記第1発明の(1)(4)の効果の他に、次の効果が
ある。
(1) 熱収縮チユーブを前記アルミ被の端部とケー
ブルコア上にまたがつて配置して、これを加熱
収縮させて密着させるので、接続パイプ20内
へ漏れ出る油の量は少なくなる。
なお、この場合も、熱収縮チユーブ30を用
いるので、アルミ被端部14を正確に円形に仕
上げる必要はないし、また段違いの部分にも密
着させることができる。
(2) 収縮させた熱収縮チユーブ上に接続パイプの
端部を重ね合わせ、かつ絞つて熱収縮チユーブ
30に密着させるので、接続パイプ20内に漏
れ出て来た油も、溶接箇所への到達が完成に阻
止される。
【図面の簡単な説明】
図面はすべて本発明に関するもので、第1図と
第2図は、第1発明の実施例を工程の順に示した
説明図、第3図は第2発明の実施例の説明図であ
る。 12:波付アルミ被、14:波付アルミ被端
部、20:接続パイプ、22:接続パイプ端部、
30:熱収縮チユーブ、40:カラー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 波付きアルミ被OFケーブルのケーブルコア
    を接続した後に、ケーブルアルミ被をアルミ製接
    続パイプを介して同径接続する、アルミ被OFケ
    ーブルの接続方法において、 (ア) 接続すべき前記波付アルミ被上に、前記接続
    パイプと熱収縮チユーブとアルミ製カラーとを
    必要数送り込んでおくとともに、前記波付きア
    ルミ被の端部を縮径した直管状に形成する工程
    と、 (イ) 前記接続パイプを、前記アルミ被同士の間に
    介装させ、かつその両端を縮径させる工程と、 (ウ) 前記熱収縮チユーブを、接続すべき前記アル
    ミ被と接続パイプとの間にまたがるように配置
    して、これを加熱収縮させて密着させる工程
    と、 (エ) 収縮させた前記熱収縮チユーブの上に前記カ
    ラーを配置させて、その両端を縮径させ、前記
    アルミ被および接続ハイプに溶接する工程、 とからなることを特徴とする、アルミ被OFケー
    ブルの接続方法。 2 波付きアルミ被OFケーブルのケーブルコア
    を接続した後に、ケーブルアルミ被をアルミ製接
    続パイプを介して同径接続する、アルミ被OFケ
    ーブルの接続方法において、 (ア) 接続すべき前記波付アルミ被上に、前記接続
    パイプと熱収縮チユーブとを送り込んでおくと
    ともに、前記波付きアルミ被の端部を縮径した
    直管状に形成する工程と、 (イ) 前記熱収縮チユーブを前記アルミ被の端部と
    ケーブルコア上にまたがつて配置して、これを
    加熱収縮させて密着させる工程と、 (ウ) 収縮させた前記熱収縮チユーブ上に前記接続
    パイプの端部を重ね合わせ、かつ絞つて前記熱
    収縮チユーブに密着させる工程と、 (エ) 前記接続パイプの両端を縮径させて前記アル
    ミ被に接触させ、溶接する工程、 とからなることを特徴とする、アルミ被OFケー
    ブルの接続方法。
JP8820480A 1980-06-27 1980-06-27 Method of connecting aluminum coated of cable Granted JPS5713911A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8820480A JPS5713911A (en) 1980-06-27 1980-06-27 Method of connecting aluminum coated of cable

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8820480A JPS5713911A (en) 1980-06-27 1980-06-27 Method of connecting aluminum coated of cable

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5713911A JPS5713911A (en) 1982-01-25
JPH0241245B2 true JPH0241245B2 (ja) 1990-09-17

Family

ID=13936366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8820480A Granted JPS5713911A (en) 1980-06-27 1980-06-27 Method of connecting aluminum coated of cable

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5713911A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715311Y2 (ja) * 1988-01-26 1995-04-10 昭和電線電纜株式会社 ケーブル接続部
JP2585344B2 (ja) * 1988-02-13 1997-02-26 住友電気工業株式会社 電力用海底ケーブルの鉛被接続方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5461690A (en) * 1977-10-27 1979-05-18 Furukawa Electric Co Ltd:The Sheath joint for gas filled flexible cable

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5461690A (en) * 1977-10-27 1979-05-18 Furukawa Electric Co Ltd:The Sheath joint for gas filled flexible cable

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5713911A (en) 1982-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9046200B2 (en) Heat-shrinkable tube covering
US7373054B2 (en) Optical cable shield layer connection
US4407065A (en) Multiple sheath cable and method of manufacture
US11193623B2 (en) Heat-shrinkable tube covering
US3332813A (en) Method for splicing coaxial submarine cables
JPH0241245B2 (ja)
US4833275A (en) Flexible splice for an impregnated paper submarine cable
JP3167209B2 (ja) 鋼管の接続方法
US1947454A (en) Cable joint
JPH0378417A (ja) 金属被ofケーブル防食層の接続方法
JP2512529B2 (ja) 同軸ケ―ブルの細径接続部形成方法
RU2246158C2 (ru) Способ ремонта свинцовых соединительных муфт на кабелях связи с алюминиевой оболочкой и полиэтиленовым защитным шлангом
JPH0791588A (ja) 管外面の被覆材及び被覆方法
JPS5828437Y2 (ja) Ofケ−ブルの接続部
JPS5835009B2 (ja) 金属管被覆ケ−ブルの接続方法
JP5496592B2 (ja) 地中ケーブル接続部保護管
US2118546A (en) Joints for electric cables
US2459212A (en) Jointing of conductors of electric cables
US1906600A (en) Method of jointing oil-filled cables with hollow conductors
CN117690662A (zh) 一种应用复合高频电磁屏蔽防护材料的飞机线束制造方法
JPS642005B2 (ja)
JPH0650004U (ja) プラスチック被覆線条体入り金属管の接続部
JPS6030039Y2 (ja) 熱収縮性ポリエチレンスリ−ブ
JPS6117596B2 (ja)
JPS6029300Y2 (ja) プラスチック管状体の接続用スリ−ブ