JPH0715311Y2 - ケーブル接続部 - Google Patents
ケーブル接続部Info
- Publication number
- JPH0715311Y2 JPH0715311Y2 JP1988008691U JP869188U JPH0715311Y2 JP H0715311 Y2 JPH0715311 Y2 JP H0715311Y2 JP 1988008691 U JP1988008691 U JP 1988008691U JP 869188 U JP869188 U JP 869188U JP H0715311 Y2 JPH0715311 Y2 JP H0715311Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- metal sheath
- cable core
- spacer
- connecting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、ケーブル接続部の改良に係り、特にケーブル
コアと金属シース間に大きな間隙を有するアルミ被CVケ
ーブル等のケーブル接続部に関する。
コアと金属シース間に大きな間隙を有するアルミ被CVケ
ーブル等のケーブル接続部に関する。
(従来の技術) 一般に、CVケーブルにおいては、ケーブルコアの熱膨脹
量が大きく、この熱膨脹量を吸収するためにケーブルコ
アとアルミ被間に大きな間隙が形成されている。
量が大きく、この熱膨脹量を吸収するためにケーブルコ
アとアルミ被間に大きな間隙が形成されている。
しかして、かかるアルミ被CVケーブルを直線接続する場
合においては、第2図に示すように、ケーブルの接続部
1上に紡錘状の保護管2を被嵌し、この紡錘状の保護管
2を直接アルミ被3上に鉛工接続することが行われてい
る。
合においては、第2図に示すように、ケーブルの接続部
1上に紡錘状の保護管2を被嵌し、この紡錘状の保護管
2を直接アルミ被3上に鉛工接続することが行われてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のケーブル接続部におい
ては、アルミ被3の切断部4が第2図に示すように切離
しの状態であるため、ケーブルコア5が自重によって金
属シース3の下側に寄り偏心状態を呈することになる。
このため、アルミ被3の切断面とケーブルコア5が接触
しケーブル6の熱挙動時にケーブルコア5が損傷する恐
れがあった。
ては、アルミ被3の切断部4が第2図に示すように切離
しの状態であるため、ケーブルコア5が自重によって金
属シース3の下側に寄り偏心状態を呈することになる。
このため、アルミ被3の切断面とケーブルコア5が接触
しケーブル6の熱挙動時にケーブルコア5が損傷する恐
れがあった。
また、ケーブルコア5が偏心する結果、導体接続部7上
に設けられた紡錘状の絶縁補強体8も偏心し、ひいては
保護管2内に充填された防水コンパウンド9の肉厚も偏
肉してしまうという難点があった。
に設けられた紡錘状の絶縁補強体8も偏心し、ひいては
保護管2内に充填された防水コンパウンド9の肉厚も偏
肉してしまうという難点があった。
そこで本考案はこのような難点を解消しようとするもの
で、熱挙動時におけるケーブルコアの損傷を防止し、さ
らには防水コンパウンドの偏肉も防止し得るケーブル接
続部を提供することを目的とする。
で、熱挙動時におけるケーブルコアの損傷を防止し、さ
らには防水コンパウンドの偏肉も防止し得るケーブル接
続部を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案のケーブル接続部は、ケーブルコア上に所望の間
隙を有して金属シースを設けて成るケーブルの切断部の
金属シースとケーブルコア間にスペーサをその一端側が
前記金属シースの切断部から露出する如くして介挿し、
この露出させたスペーサの一端側の外周に前記金属シー
スとケーブルコア間に跨がってズレ止め用のテープ巻回
層を設けて成ることを特徴とするケーブル接続部。
隙を有して金属シースを設けて成るケーブルの切断部の
金属シースとケーブルコア間にスペーサをその一端側が
前記金属シースの切断部から露出する如くして介挿し、
この露出させたスペーサの一端側の外周に前記金属シー
スとケーブルコア間に跨がってズレ止め用のテープ巻回
層を設けて成ることを特徴とするケーブル接続部。
(作用) 本考案のケーブル接続部においては、切断部の金属シー
スとケーブルコア間に介挿されたスペーサによってケー
ブルコアの偏心が防止され、これによって金属シースの
切断面とケーブルコアの接触を防止し、熱挙動時におけ
るケーブルコアの損傷を防止でき、さらには、防水コン
パウンドの偏肉も防止できる。
スとケーブルコア間に介挿されたスペーサによってケー
ブルコアの偏心が防止され、これによって金属シースの
切断面とケーブルコアの接触を防止し、熱挙動時におけ
るケーブルコアの損傷を防止でき、さらには、防水コン
パウンドの偏肉も防止できる。
(実施例) 以下本考案を、図面に示す一実施例について説明する。
第1図は本考案の一実施例におけるケーブル接続部を示
す要部縦断面図で、第2図と共通する部分には同一符号
を付してある。
す要部縦断面図で、第2図と共通する部分には同一符号
を付してある。
第1図において、ケーブル導体10の接続部7上には紡錘
状の絶縁補強体8が設けられ、この絶縁補強体8上には
紡錘状の保護管2が被嵌されている。そして保護管2の
両端部(片端のみ図示)はアルミ被等の金属シース3に
直接鉛工接続され、保護管2内には防水コンパウンド9
が充填されている。
状の絶縁補強体8が設けられ、この絶縁補強体8上には
紡錘状の保護管2が被嵌されている。そして保護管2の
両端部(片端のみ図示)はアルミ被等の金属シース3に
直接鉛工接続され、保護管2内には防水コンパウンド9
が充填されている。
一方、切断部の金属シース3とケーブルコア5間には、
ゴムスペーサ等により成る2分割型の環状のスペーサ11
が、その一端側が一部露出する如く介挿されており、こ
の外周には、金属シース3端部とケーブルコア5間に跨
ってスペーサ11のズレ止め用のテープ巻回層12が設けら
れている。
ゴムスペーサ等により成る2分割型の環状のスペーサ11
が、その一端側が一部露出する如く介挿されており、こ
の外周には、金属シース3端部とケーブルコア5間に跨
ってスペーサ11のズレ止め用のテープ巻回層12が設けら
れている。
なお、図中、符号13は鉛工部、14は接続スリーブを示し
ている。
ている。
このように構成されたケーブル接続部においては、切断
部の金属シースとケーブルコア間の間隙にスペーサが介
挿されているので、ケーブルコアが金属シースの切断面
と接触せず、ひいてはケーブルの熱挙動時におけるケー
ブルコアの損傷を防止でき、また、ケーブルコアが金属
シース内において偏心しなくなるので、絶縁補強体も保
護管内において偏心しなくなり、ひいては防水コンパウ
ンドの偏肉も防止できる。
部の金属シースとケーブルコア間の間隙にスペーサが介
挿されているので、ケーブルコアが金属シースの切断面
と接触せず、ひいてはケーブルの熱挙動時におけるケー
ブルコアの損傷を防止でき、また、ケーブルコアが金属
シース内において偏心しなくなるので、絶縁補強体も保
護管内において偏心しなくなり、ひいては防水コンパウ
ンドの偏肉も防止できる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のケーブル接続部によれば
ケーブルコアの金属シースの切断面に対する接触を防止
できるので、ケーブルコアの損傷を防止でき、また保護
管内に充填した防水コンパウンドの偏肉も防止できる。
ケーブルコアの金属シースの切断面に対する接触を防止
できるので、ケーブルコアの損傷を防止でき、また保護
管内に充填した防水コンパウンドの偏肉も防止できる。
第1図は、本考案のケーブル接続部の一実施例を示す一
部省略縦断面図、第2図は、従来のケーブル接続部を示
す一部省略縦断面図である。 2……保護管 3……金属シース 5……ケーブルコア 9……防水コンパウンド 11……スペーサ
部省略縦断面図、第2図は、従来のケーブル接続部を示
す一部省略縦断面図である。 2……保護管 3……金属シース 5……ケーブルコア 9……防水コンパウンド 11……スペーサ
Claims (1)
- 【請求項1】ケーブルコア上に所望の間隙を有して金属
シースを設けて成るケーブルの切断部の金属シースとケ
ーブルコア間にスペーサをその一端側が前記金属シース
の切断部から露出する如くして介挿し、この露出させた
スペーサの一端側の外周に前記金属シースとケーブルコ
ア間に跨がってズレ止め用のテープ巻回層を設けて成る
ことを特徴とするケーブル接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988008691U JPH0715311Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ケーブル接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988008691U JPH0715311Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ケーブル接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01113529U JPH01113529U (ja) | 1989-07-31 |
JPH0715311Y2 true JPH0715311Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31214792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988008691U Expired - Lifetime JPH0715311Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ケーブル接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715311Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713911A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-25 | Tokyo Electric Power Co | Method of connecting aluminum coated of cable |
JPS637930U (ja) * | 1986-06-26 | 1988-01-19 |
-
1988
- 1988-01-26 JP JP1988008691U patent/JPH0715311Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01113529U (ja) | 1989-07-31 |
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