JPH0241232Y2 - - Google Patents

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JPH0241232Y2
JPH0241232Y2 JP14580383U JP14580383U JPH0241232Y2 JP H0241232 Y2 JPH0241232 Y2 JP H0241232Y2 JP 14580383 U JP14580383 U JP 14580383U JP 14580383 U JP14580383 U JP 14580383U JP H0241232 Y2 JPH0241232 Y2 JP H0241232Y2
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JP
Japan
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decorative board
wood
hard
reinforced
flooring
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JP14580383U
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JPS6053917U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は床材に関するものである。
(従来技術と考案が解決しようとする課題) 従来、硬質化粧板(石板、陶板、硬質ガラス板
など)は、耐摩耗性、耐水性に秀れているため、
床材として広く使用されているが、断熱性が乏し
いとともに、脆弱性のために衝撃破壊が生じやす
く、特に、施工時に割れや辺、角部の欠けが発生
しやすい。しかも、硬質化粧板の施工に際して
は、ピースを一枚ずつ貼つてゆくため、施工の長
時間を要していた。このため、床材全体の断熱
性、施工性を向上するとともに、床材の衝撃破壊
を防止するために硬質化粧板の周囲に天然木から
なる板材を設けた床材や、合板の表面に石板等を
はめ込んだ床材が提案されている。
しかしながら、天然木からなる板材や合板の耐
摩耗性は石材等からなる硬質化粧板の耐摩耗性よ
りも小さい。このため、天然木等を床材に使用す
ると、木材部分の摩滅によつて段差が生じやす
く、床材としての耐久性が乏しいとともに、つま
づき事故が生じやすい。
また、天然木、合板は耐水性が乏しいので、湿
気による伸縮で目すきや膨みが生じやすく、寸法
安定性が悪い。
しかも、目すき等が生じた場合には隙間にホコ
リ等が溜まりやすく、汚れやすいので、掃除に手
間がかかるという問題点があつた。
本考案は、前記問題点に鑑みてなされたもの
で、摩滅による段差が生じにくく、耐水性、寸法
安定性が良好であるとともに、掃除が簡単な床材
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前記目的を達成するために、硬質化
粧板と、この硬質化粧板に周設する木材に合成樹
脂材を含浸させた木質強化化粧板と、前記硬質化
粧板および前記木質強化化粧板の裏面に貼着する
木質基板とからなる構成としてある。
(作用) したがつて、本考案によれば、床材の表面が硬
質化粧板と木質強化化粧板とで覆われることにな
る。
(実施例) 以下、本考案にかかる実施例を第1図ないし第
8図の添付図面に従つて説明する。
本考案にかかる床材1の第1実施例は、大略、
硬質化粧板2と、この硬質化粧板2の四方に周設
する台形状の木質強化化粧板3と、前記化粧板
2,3の裏面に貼着する木質基板4とから構成さ
れている(第1図および第2図)。
硬質化粧板2は、石材、セラミツク、硬質ガラ
ス等の床材としての使用に耐えうる硬質材料から
なるとともに、裏面にウレタンフオーム、硬質ゴ
ム等の緩衝材5を有するものである。
なお、硬質化粧板2の裏面に緩衝材5を配して
あるので、厚さの薄い硬質化粧板を使用できると
ともに、断熱性、防音性が向上するという利点が
ある。
木質強化化粧板3は、例えば、木材の組織中に
プラスチツクを注入して硬化させたWood
Plastics Combination(以下「WPC」という)、
フエノール樹脂強化木材、メラミン樹脂強化木材
などからなるとともに、裏面に厚さ調整および衝
撃緩衝のために裏打材6を有するものである。
木質基板4は、合板、パーテイクルボード、ハ
ードボードなどの断熱機能、緩衝機能に秀れた板
材から構成されている。このため、硬質化粧板2
の表面に加えられた衝撃力は、木質基板4によつ
ても吸収・低減される。
本実施例にかかる床材1を構成する各部材の内
部構造は前述の構成に限らず、緩衝材を有しない
硬質化粧板2と裏打材を有しない木質強化化粧板
3とを、木質基板4に貼着したものでもよい(第
3図)。また、緩衝材と裏打材とを兼用する中間
材7を、硬質化粧板2、木質強化化粧板3と木質
基板4との間に介在させたものであつてもよい
(第4図)。さらに、木質強化化粧板3にのみ裏打
材6を設けたもの(第5図)、あるいは、硬質化
粧板2にのみ緩衝材5を設けたもの(第6図)で
あつてもよい。
また、本考案にかかる床材1の表面模様は、前
述の第1実施例に限らず、硬質化粧板2の四辺に
長方形状の木質強化化粧板3を周設した第2実施
例の如きもの(第7図)であつてもよい。さら
に、環状に配した4枚の硬質化粧板2の周囲およ
び内部に、異なる木質強化化粧板3,8をそれぞ
れ設けた第3実施例の如きもの(第8図)であつ
てもよい。
なお、第2実施例、第3実施例のような表面模
様を有する場合でも、第1実施例の如き内部構造
を有するものであつてもよいことは勿論である。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、石材等からな
る硬質化粧板の周囲に耐摩耗性に秀れた木質強化
化粧板を設けてあるので、従来例よりも摩滅しに
くく、段差が生じにくい。このため、つまづき事
故が減少するとともに、硬質化粧板を備えた床材
の耐久性が向上する。
しかも、木質強化化粧板を使つた床材は天然木
等よりも耐久性に秀れ、湿気による変形が少ない
ので、床材全体の寸法安定性が良く、隙間が生じ
にくい。
さらに、木質強化化粧板自身が天然木等よりも
汚れにくく、前述の効果と相まつて床材全体が汚
れにくいので、床掃除に手間がかからない。
また、木質強化化粧板として、例えば、WPC
を使用すると、樹脂の着色が容易であるため、自
由な色や透明感のある木質の化粧板が得られ、天
然木よりも幅広い化粧性を有する化粧板となる。
このため、石材、陶板等の硬質化粧板が有してい
る材質感と調和する化粧板が得られる。この結
果、カラフルな色で透明感のある木質強化化粧板
と硬質化粧板とを組合せることにより、意匠性の
高い床材が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる第1実施例の全体斜視
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図〜
第6図は本考案にかかる第1実施例の別の態様を
示すもので、第3図は緩衝材と裏打材とを有しな
い場合の断面図、第4図は緩衝材と裏打材とを同
一材質で一体に構成した場合の断面図、第5図は
裏打材のみを有する場合の断面図、第6図は緩衝
材のみを有する場合の断面図、第7図は本考案に
かかる第2実施例を示す平面図、第8図は本考案
にかかる第3実施例を示す平面図である。 1……床材、2……硬質化粧板、3,8……木
質強化化粧板、4……木質基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬質化粧板と、この硬質化粧板に周設する木材
    に合成樹脂材を含浸させた木質強化化粧板と、前
    記硬質化粧板および前記木質強化化粧板の裏面に
    貼着する木質基板とから構成されていることを特
    徴とする床材。
JP14580383U 1983-09-20 1983-09-20 床材 Granted JPS6053917U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14580383U JPS6053917U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 床材

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JP14580383U JPS6053917U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 床材

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Publication Number Publication Date
JPS6053917U JPS6053917U (ja) 1985-04-16
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JP14580383U Granted JPS6053917U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 床材

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JP2810767B2 (ja) * 1990-05-15 1998-10-15 松下電工株式会社 複合パネル

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JPS6053917U (ja) 1985-04-16

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