JPH0240906A - 変圧器用碍管 - Google Patents
変圧器用碍管Info
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- JPH0240906A JPH0240906A JP19231088A JP19231088A JPH0240906A JP H0240906 A JPH0240906 A JP H0240906A JP 19231088 A JP19231088 A JP 19231088A JP 19231088 A JP19231088 A JP 19231088A JP H0240906 A JPH0240906 A JP H0240906A
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- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は変圧器用碍管に関する。
(従 来 技 術 )
一般にこの種の碍管は、筒状の磁器本体と該磁器本体の
上端部に固着する上部キャップと、前記磁器本体の下端
部に固定されて変圧器のケーシングに組付ける通電性の
下部キャップとを備え、前記磁器本体の下端に前記ケー
シング内に挿通する筒状部を一体形成すると共に、前記
筒状部及び磁器本体内に形成した挿通孔には、変圧器の
巻き線と前記上部キャップに接続する架空電線とを結ぶ
導電ロッドを遊挿している。
上端部に固着する上部キャップと、前記磁器本体の下端
部に固定されて変圧器のケーシングに組付ける通電性の
下部キャップとを備え、前記磁器本体の下端に前記ケー
シング内に挿通する筒状部を一体形成すると共に、前記
筒状部及び磁器本体内に形成した挿通孔には、変圧器の
巻き線と前記上部キャップに接続する架空電線とを結ぶ
導電ロッドを遊挿している。
(発明が解決しようとする課題)
ところで以上の構造の碍管では、例えば前記導電ロッド
からアースされている変圧器のケーシングに向けてコロ
ナ放電が発生する問題があり、かNる現象は特に前記筒
状部において顕著である。
からアースされている変圧器のケーシングに向けてコロ
ナ放電が発生する問題があり、かNる現象は特に前記筒
状部において顕著である。
かかる問題に対しては、前記磁器本体及び筒状部の径を
大きくして、前記導電ロッドの外周面と前記筒状部の内
周面との間の隙間を大きく設けて、コロナ放電が発生し
にくくするか、もしくは前記磁器本体及び筒状部の肉圧
を厚くして、コロナ放電に充分耐え得るものとするなど
の対策も考えられるが、斯くのごとく前記磁器本体や筒
状部の径を大きくしたりあるいは肉厚を厚くすると碍管
が大型となり、重量も増大すると云う不具合がある。
大きくして、前記導電ロッドの外周面と前記筒状部の内
周面との間の隙間を大きく設けて、コロナ放電が発生し
にくくするか、もしくは前記磁器本体及び筒状部の肉圧
を厚くして、コロナ放電に充分耐え得るものとするなど
の対策も考えられるが、斯くのごとく前記磁器本体や筒
状部の径を大きくしたりあるいは肉厚を厚くすると碍管
が大型となり、重量も増大すると云う不具合がある。
本発明は以上の実情に鑑みて開発したもので、目的とす
るところは、形状の小型を図るも、コロナ放電が発生し
にくい変圧器用碍管を提供するにある。
るところは、形状の小型を図るも、コロナ放電が発生し
にくい変圧器用碍管を提供するにある。
(課題を解決するための手段)
しかして本発明は、変圧器の巻き線と架空電線とを接続
する導電ロッド(5)の挿通孔(6)を有する筒状の磁
器本体(1)と、該磁器本体(1)の上端部に固定され
た上部キャップ(3)と、前記磁器本体(1)の下端部
に固定されて変圧器のケーシング(C)に組付ける通電
性の下部キャップ(4)とを備え、前記磁器本体(1)
の下端に前記ケーシング(C)内に挿通ずる筒状部(2
)を一体形成してなる碍管であって、前記筒状部(2)
の外周面に抵抗の大きな半導電釉(P1)を塗布して、
該半導電釉(P1)の上端側を前記下部キャップ(4)
に電気的に接続すると共に、前記半導電釉(P1)の下
端側と前記導電ロフト(5)とを電気的に接続する座金
(8)を設ける一方、前記挿通孔(6)内周面に導電性
塗膜(P2)を設け、該導電塗膜(P2)の下端部を前
記座金(8)に電気的に接続し、且つ該導電塗II (
P2)の上端部を前記上部キャップ(3)に組付ける架
空電線のターミナル(T)に電気的に接続したことを特
徴とするものである。
する導電ロッド(5)の挿通孔(6)を有する筒状の磁
器本体(1)と、該磁器本体(1)の上端部に固定され
た上部キャップ(3)と、前記磁器本体(1)の下端部
に固定されて変圧器のケーシング(C)に組付ける通電
性の下部キャップ(4)とを備え、前記磁器本体(1)
の下端に前記ケーシング(C)内に挿通ずる筒状部(2
)を一体形成してなる碍管であって、前記筒状部(2)
の外周面に抵抗の大きな半導電釉(P1)を塗布して、
該半導電釉(P1)の上端側を前記下部キャップ(4)
に電気的に接続すると共に、前記半導電釉(P1)の下
端側と前記導電ロフト(5)とを電気的に接続する座金
(8)を設ける一方、前記挿通孔(6)内周面に導電性
塗膜(P2)を設け、該導電塗膜(P2)の下端部を前
記座金(8)に電気的に接続し、且つ該導電塗II (
P2)の上端部を前記上部キャップ(3)に組付ける架
空電線のターミナル(T)に電気的に接続したことを特
徴とするものである。
(作 用 )
本発明によれば、前記導電ロッドと前記筒状部(2)か
ら磁器本体(1)に形成される前記挿通孔(6)の内周
面及び該筒状部(2)の外周面との電位差が非常に小さ
くなるので、前記導電ロッド(5)と前記挿通孔(6)
の内周面との間の隙間を狭くするもコロナ放電が発生す
る虞はほとんどなくなるのである。
ら磁器本体(1)に形成される前記挿通孔(6)の内周
面及び該筒状部(2)の外周面との電位差が非常に小さ
くなるので、前記導電ロッド(5)と前記挿通孔(6)
の内周面との間の隙間を狭くするもコロナ放電が発生す
る虞はほとんどなくなるのである。
(実 施 例 )
以下本発明にかかる変圧器用碍管を図面に示す実施例に
従って説明する。
従って説明する。
図面は2万Vの高圧に用いる耐塩害用の碍管を示したも
のであって、基本的には、下端に筒状部(2)を突設し
た磁器本体(1)と、該磁器本体(1)の上端部に嵌合
固着する導電材料からなる上部キャップ(3)と、該磁
器本体(1)における前記筒状部(2)の上方に嵌合固
着する導電材料からなる下部キャップ(4)とから成り
、前記磁器本体(1)及び前記筒状部(2)には、変圧
器の巻き線(S1)と架空電線(S2)とを結ぶ導電ロ
ッド(5)の挿通孔(6)を形成すると共に、前記磁器
本体(1)の外周には、径方向外方に延びる複数の鍔(
7)を所定間隔ごとに形成してい□る。
のであって、基本的には、下端に筒状部(2)を突設し
た磁器本体(1)と、該磁器本体(1)の上端部に嵌合
固着する導電材料からなる上部キャップ(3)と、該磁
器本体(1)における前記筒状部(2)の上方に嵌合固
着する導電材料からなる下部キャップ(4)とから成り
、前記磁器本体(1)及び前記筒状部(2)には、変圧
器の巻き線(S1)と架空電線(S2)とを結ぶ導電ロ
ッド(5)の挿通孔(6)を形成すると共に、前記磁器
本体(1)の外周には、径方向外方に延びる複数の鍔(
7)を所定間隔ごとに形成してい□る。
かかる碍管は、第1図及び第2図に示すごと(、前記筒
状部(6)を変圧器のケーシング(C)内に挿通して、
前記下部キャップ(4)を前記ケーシング(C)にボル
ト止めすると共に、前記上部キャップ(3)の上に前記
架空電線(S2)を接続したターミナル(T)をボルト
止めし、且つ前記挿通孔(6)に前記導電ロッド(5)
を遊挿し、該導電ロッド(5)の上端部を前記ターミナ
ル(T)に螺着して電気的に接続し、また該導電ロッド
(5)の下端部には前記変圧器の巻き!1(81)の端
部を電気的に接続して用いるのである。
状部(6)を変圧器のケーシング(C)内に挿通して、
前記下部キャップ(4)を前記ケーシング(C)にボル
ト止めすると共に、前記上部キャップ(3)の上に前記
架空電線(S2)を接続したターミナル(T)をボルト
止めし、且つ前記挿通孔(6)に前記導電ロッド(5)
を遊挿し、該導電ロッド(5)の上端部を前記ターミナ
ル(T)に螺着して電気的に接続し、また該導電ロッド
(5)の下端部には前記変圧器の巻き!1(81)の端
部を電気的に接続して用いるのである。
しかして以上の構成において、前記磁器本体(1)の成
形時において、前記挿通孔(6)の内周面と、前記磁器
本体(1)の外周面における前記上下キャップ(3)(
4)の嵌合部位を除いた部位(第1図矢印Xで示す領域
)、及び前記筒状部(2)の外周面に抵抗の大きな半導
電釉(PO)(P1)を塗布すると共に、前記挿通孔(
6)の内周面にも導電性塗膜となる半導電釉(P2)を
塗布して焼成するである。
形時において、前記挿通孔(6)の内周面と、前記磁器
本体(1)の外周面における前記上下キャップ(3)(
4)の嵌合部位を除いた部位(第1図矢印Xで示す領域
)、及び前記筒状部(2)の外周面に抵抗の大きな半導
電釉(PO)(P1)を塗布すると共に、前記挿通孔(
6)の内周面にも導電性塗膜となる半導電釉(P2)を
塗布して焼成するである。
そして前記上下キャップ(3)(4)を前記&ft器本
体(1)に組付けた後、上部キャップ(3)の上面から
前記磁器本体(1)の上面を挾んで前記挿通孔(6)の
内周面下端に至る部位と、該上部キャップ(3)の下面
から前記磁器本体(1)の上部外周面に渡る部位と、前
記磁器本体(1)における最下位に位置する鍔(7)の
下面から前記下部キャップ(4)の上面に至る部位と、
該下部キャップ(4)の下面から前記筒状部(2)の上
部外周面に至る部位、及び前記筒状部(2)の下部外周
面から下面を挾んで前記挿通孔(6)の内周面下端に至
る部位の5箇所に、電気またはガスで溶融させた鉛など
の金属を、圧縮空気で吹付けるいわゆるメタリコンを施
すことで、導電塗膜(P3)(P4)(P5)(PO)
(P1)を形成して、前記磁器本体(1)及び筒状部(
2)に塗布した前記半導電釉(PO)(P1)と前記上
下キャップ(3)(4)とが導通状態となるようにして
いる。
体(1)に組付けた後、上部キャップ(3)の上面から
前記磁器本体(1)の上面を挾んで前記挿通孔(6)の
内周面下端に至る部位と、該上部キャップ(3)の下面
から前記磁器本体(1)の上部外周面に渡る部位と、前
記磁器本体(1)における最下位に位置する鍔(7)の
下面から前記下部キャップ(4)の上面に至る部位と、
該下部キャップ(4)の下面から前記筒状部(2)の上
部外周面に至る部位、及び前記筒状部(2)の下部外周
面から下面を挾んで前記挿通孔(6)の内周面下端に至
る部位の5箇所に、電気またはガスで溶融させた鉛など
の金属を、圧縮空気で吹付けるいわゆるメタリコンを施
すことで、導電塗膜(P3)(P4)(P5)(PO)
(P1)を形成して、前記磁器本体(1)及び筒状部(
2)に塗布した前記半導電釉(PO)(P1)と前記上
下キャップ(3)(4)とが導通状態となるようにして
いる。
尚以上のごとくメタリコンを施した部位にはその上にビ
トミナスペイントを厚く塗布するのが好ましい。
トミナスペイントを厚く塗布するのが好ましい。
一方、前記導電ロッド(5)の下端部には黄銅製の座金
(8)を螺着して、該座金(8)を前記筒状部(2)の
下面に圧接させることで、前記導電ロッド(5)と前記
導電軸(P1)(P2)とを前記座金(8)を介して電
気的に接続するのである。
(8)を螺着して、該座金(8)を前記筒状部(2)の
下面に圧接させることで、前記導電ロッド(5)と前記
導電軸(P1)(P2)とを前記座金(8)を介して電
気的に接続するのである。
尚、図中(9)はガスケツトを示す。
斯くして以上の碍管は、その表面が全域にわたって導通
可能な状態になっており、しかも前記下部キャップ(4
)に電気的に接続している前記磁器本体(1)及び筒状
部(2)の外周面に塗布している半導電釉(PO)(P
1)の抵抗が非常に大きいことから、前記導電ロッド(
5)と前記挿通孔(6)の内周面ないし該磁器本体(1
)及び筒状部(2)の外周面との電位差が小さ(、従っ
て前記導電ロッド(5)と前記挿通孔(6)の内周面と
の間の隙間を狭くするもコロナ放電が発生する虞はほと
んどなくなるのである。
可能な状態になっており、しかも前記下部キャップ(4
)に電気的に接続している前記磁器本体(1)及び筒状
部(2)の外周面に塗布している半導電釉(PO)(P
1)の抵抗が非常に大きいことから、前記導電ロッド(
5)と前記挿通孔(6)の内周面ないし該磁器本体(1
)及び筒状部(2)の外周面との電位差が小さ(、従っ
て前記導電ロッド(5)と前記挿通孔(6)の内周面と
の間の隙間を狭くするもコロナ放電が発生する虞はほと
んどなくなるのである。
以上の実施例では、前記磁器本体(1)の外周面で前記
上下キャップ(3)(4)の嵌合部位を除いた部位に半
導電釉(PO)を塗布したが、かかる部位には導電性の
ない普通他を塗布してもよい。
上下キャップ(3)(4)の嵌合部位を除いた部位に半
導電釉(PO)を塗布したが、かかる部位には導電性の
ない普通他を塗布してもよい。
また以上の実施例では、前記挿通孔(6)の内周面に、
前記筒状部(2)の外周面と同様の抵抗の大きな半導電
釉を塗布して、該挿通孔(6)の内周面に導電性塗膜(
P2)を形成するようにしたが、前記半導電釉に替えて
銀を焼付けることで前記挿通孔(6)の内周面に導電性
塗膜(P2)を形成してもよい。
前記筒状部(2)の外周面と同様の抵抗の大きな半導電
釉を塗布して、該挿通孔(6)の内周面に導電性塗膜(
P2)を形成するようにしたが、前記半導電釉に替えて
銀を焼付けることで前記挿通孔(6)の内周面に導電性
塗膜(P2)を形成してもよい。
(発明の効果 )
以上のごとく本発明によれば、変圧器の巻き線と架空電
線とを接続する導電ウッド(5)の挿通孔(6)を有す
る筒状の磁器本体(1)と、該磁器本体(1)の上端部
に固定された上部キャップ(3)と、前記磁器本体(1
)の下端部に固定されて変圧器のケーシング(C)に組
付ける通電性の下部キャップ(4)とを備え、前記磁器
本体(1)の下端に前記ケーシング(C)内に挿通する
筒状部(2)を一体形成してなる碍管であって、前記筒
状部(2)の外周面に抵抗の大きな半導電釉(P1)を
塗布して、該半導電釉(P1)の上端側を前記下部キャ
ップ(4)に電気的に接続すると共に、前記半導電釉(
PI)の下端側と前記導電ロッド(5)とを電気的に接
続する座金(8)を設ける一方、前記挿通孔(6)内周
面に導電性塗膜(P2)を設け、該導電塗H(P2)の
下端部を前記座金(8)に電気的に接続し、且つ該導電
塗膜(P2)の上端部を前記上部キャップ(3)に組付
ける架空電線のターミナル(T)に電気的に接続したこ
とにより、前記導電ロッド(5)と前記筒状部(2)か
ら磁器本体(1)に形成される前記挿通孔(6)の内周
面及び該筒状部(2)の外周面との電位差を小さくする
ことが出来るので、前記導電ロッド(5)と前記挿通孔
(6)の内周面との間の隙間を狭くするもコロナ放電が
発生する虞はほとんどなくなり、従って全体として碍管
の形状を小型化することができながらしかもコロナ放電
の発生を抑制することが出来るに至ったのである。
線とを接続する導電ウッド(5)の挿通孔(6)を有す
る筒状の磁器本体(1)と、該磁器本体(1)の上端部
に固定された上部キャップ(3)と、前記磁器本体(1
)の下端部に固定されて変圧器のケーシング(C)に組
付ける通電性の下部キャップ(4)とを備え、前記磁器
本体(1)の下端に前記ケーシング(C)内に挿通する
筒状部(2)を一体形成してなる碍管であって、前記筒
状部(2)の外周面に抵抗の大きな半導電釉(P1)を
塗布して、該半導電釉(P1)の上端側を前記下部キャ
ップ(4)に電気的に接続すると共に、前記半導電釉(
PI)の下端側と前記導電ロッド(5)とを電気的に接
続する座金(8)を設ける一方、前記挿通孔(6)内周
面に導電性塗膜(P2)を設け、該導電塗H(P2)の
下端部を前記座金(8)に電気的に接続し、且つ該導電
塗膜(P2)の上端部を前記上部キャップ(3)に組付
ける架空電線のターミナル(T)に電気的に接続したこ
とにより、前記導電ロッド(5)と前記筒状部(2)か
ら磁器本体(1)に形成される前記挿通孔(6)の内周
面及び該筒状部(2)の外周面との電位差を小さくする
ことが出来るので、前記導電ロッド(5)と前記挿通孔
(6)の内周面との間の隙間を狭くするもコロナ放電が
発生する虞はほとんどなくなり、従って全体として碍管
の形状を小型化することができながらしかもコロナ放電
の発生を抑制することが出来るに至ったのである。
第1図は本発明にがかる碍管の一実施例を示す一部切欠
正面図、第2図は変圧器に組付けた碍管を示す概略説明
図である。 (1)・・・・・・磁器本体 (2)・・・・・・筒状部 (3)・・・・・・上部キャップ (4)・・・・・・下部キャップ (5)・・・・・・導電ロッド (6)・・・・・・挿通孔 (8)・・・・・・座金 (PI)・・・・半導電釉 (P2)・・・・導電性塗膜 (C)・・・・・・ケーシング
正面図、第2図は変圧器に組付けた碍管を示す概略説明
図である。 (1)・・・・・・磁器本体 (2)・・・・・・筒状部 (3)・・・・・・上部キャップ (4)・・・・・・下部キャップ (5)・・・・・・導電ロッド (6)・・・・・・挿通孔 (8)・・・・・・座金 (PI)・・・・半導電釉 (P2)・・・・導電性塗膜 (C)・・・・・・ケーシング
Claims (1)
- 1)変圧器の巻き線と架空電線とを接続する導電ロッド
(5)の挿通孔(6)を有する筒状の磁器本体(1)と
、該磁器本体(1)の上端部に固定された上部キャップ
(3)と、前記磁器本体(1)の下端部に固定されて変
圧器のケーシング(C)に組付ける通電性の下部キャッ
プ(4)とを備え、前記磁器本体(1)の下端に前記ケ
ーシング(C)内に挿通する筒状部(2)を一体形成し
てなる碍管であって、前記筒状部(2)の外周面に抵抗
の大きな半導電釉(P1)を塗布して、該半導電釉(P
1)の上端側を前記下部キャップ(4)に電気的に接続
すると共に、前記半導電釉(P1)の下端側と前記導電
ロッド(5)とを電気的に接続する座金(8)を設ける
一方、前記挿通孔(6)内周面に導電性塗膜(P2)を
設け、該導電塗膜(P2)の下端部を前記座金(8)に
電気的に接続し、且つ該導電塗膜(P2)の上端部を前
記上部キャップ(3)に組付ける架空電線のターミナル
(T)に電気的に接続したことを特徴とする変圧器用碍
管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19231088A JPH0240906A (ja) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | 変圧器用碍管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19231088A JPH0240906A (ja) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | 変圧器用碍管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0240906A true JPH0240906A (ja) | 1990-02-09 |
JPH05845B2 JPH05845B2 (ja) | 1993-01-06 |
Family
ID=16289147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19231088A Granted JPH0240906A (ja) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | 変圧器用碍管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0240906A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2829614A1 (fr) * | 2001-09-12 | 2003-03-14 | Transfix Toulon Soc Nouv | Traversee electrique pour appareil moyenne tension |
CN103413659A (zh) * | 2013-09-02 | 2013-11-27 | 丹阳市金诺电器有限公司 | 一种组合式1kv级变压器套管 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6579596B1 (en) | 1997-04-15 | 2003-06-17 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Composite material and process for production thereof |
-
1988
- 1988-08-01 JP JP19231088A patent/JPH0240906A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH05845B2 (ja) | 1993-01-06 |
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