JPH0240820A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0240820A
JPH0240820A JP19014088A JP19014088A JPH0240820A JP H0240820 A JPH0240820 A JP H0240820A JP 19014088 A JP19014088 A JP 19014088A JP 19014088 A JP19014088 A JP 19014088A JP H0240820 A JPH0240820 A JP H0240820A
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Sadao Kokubu
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、第1及び第2のスイッチ要素を有し、操作部
材が外部操作されるのに応じて一方のスイッチ要素がオ
ンした後に他方のスイッチ要素がオンするという二段動
作を行なうように構成されたスイッチ装置に関する。
(従来の技術) 例えば自動車のパワーウィンドレギュレータのうち、運
転席用ドアガラスを上下させるためのものは、良く知ら
れているように、スイッチ装置のオン期間中だけドアガ
ラスを上下動させるマニュアルモードと、スイッチ装置
が一旦オンされたときにはそのオフ後においてもドアガ
ラスを窓の閉鎖位置或は開放位置まで動作させるオート
モードとが設定されている。このような運転席用のパワ
ーウィンドレギュレータに使用されるスイッチ装置は、
−数的には、一つの操作ノブの外部操作によりマニュア
ルモードとオートモードとを選択できるように構成され
るのが通常である。つまり、この種のスイッチ装置は、
操作ノブが外部操作により所定位置まで移動されたとき
にマニュアルモード用の第1のスイッチ要素がオンする
と共に、この後に操作ノブがさらに移動されたときにオ
ートモード用の第2のスイッチ要素がオンするという二
段動作を行なうように構成される。
しかして、第8図にはこの種のスイッチ装置の構成例が
原理的に示されている。即ち、この第8図において、1
は支軸2を支点に回動可能に設けられた操作ノブで、こ
れは中立位置Nとこれの両側に設定された第、1の操作
位置1a、Ib及び第2の操作位置IIa、Ilbへ操
作・可能となっている。
3は節度装置で、これは、操作ノブ1の軸筒部1aに設
けられた節度ピン4及び圧縮コイルばね5と、節度谷部
6a及び節度段部6b、6bを有した節度部材6とを組
合わせて構成されており、常時において操作ノブ1を中
立位置Nに保持すると共に、操作ノブ1が第2の位置I
Ia或はmbへ回動操作されたときに節度ピン4及び節
度段部6b間の当接によって当該操作ノブ1の操作に節
度感を与えるように構成されている。そして、7a〜7
fは接点板で、これらは操作ノブ1の軸筒部1aの両側
に3個ずつに分割されて片持ち支持されており、上記軸
筒部1aに突設された抑圧子1b。
1cによって抑圧変位されるようになっている。
このとき、接点板7a、7bの組合わせ及び接点板7d
、7eの組合わせによってマニュアルモード用スイッチ
要素SWI、SW2が夫々構成され、接点板7a、7c
の組合わせ及び接点板7d、7fの組合わせによってオ
ートモード用スイッチ要素SW3.SW4が夫々構成さ
れている。この結果、操作ノブ1が第1の操作位置Ia
へ回動操作されたときには、接点板7aが押圧子1bに
よる押圧により撓み変形してこれと接点板7bが接触す
るようになるため、マニュアルモード用スイッチ要素S
W1がオンされる。さらに、この状態から操作ノブ1が
第2の操作位置IIaまで回動操作されたときには、接
点板7a及び7c間が接点板7bを通じて接触するよう
になるため、オートモード用スイッチ要素SW3がオン
される。また、操作ノブ1が第1の操作位置Ib及び第
2の操作位置nbへ回動操作された各場合には、スイッ
チ要素SW2及びSW4が夫々オンされるようになる。
勿論、操作ノブ1の回動操作が解除されたときには、そ
の操作ノブ1が中立位置Nに自動復帰することによって
各スイッチ要素SW1〜SW4がオフされるようになる
つまり、上記構成のスイッチ装置によれば、操作ノブ1
の回動操作に応じてマニュアルモード用スイッチ要素S
W1或はSW2がオンした後にオートモード用スイッチ
要素SW3或はSW4がオンするという二段動作が得ら
れるものであり、特に操作ノブ1を第2の回動位置11
a及びnbへ回動操作してオートモード用スイッチ要素
SW3或はSW4をオンさせるときには、節度装置3に
よって節度感が与えられ、これにより操作者は上記節度
感(触感)によって各スイッチ要素SW3及びSW4が
オンした旨を知ることができる。
(発明が解決しようとする課題) 上記構成のスイッチ装置では、節度装置3が別途に必要
であるため、全体構造の複雑化を招くことが避けられな
い。また、節度装置3により節度感が発生するタイミン
グと、オートモード用スイッチ要素SW3及びSW4が
オンするタイミングとは、厳密に一致することが望まし
いものであるが、節度感の発生タイミングは、節度部材
6に設けられた節度段部6bの位置に依存し、また各ス
イッチ要素SW3.SW4のオンタイミングは、押圧子
1b、lcの形状及び接点板7a〜7fの配列状態に依
存するものであるため、高い部品精度が要求されると共
に、組立時に細心の注意を必要としてその組立作業性が
悪くなることが避けられず、結果的に製造コストの高騰
を招くという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、一方の
スイッチ要素がオンした後に他方のスイッチ要素がオン
するという二段動作が得られると共に、上記各スイッチ
要素のオン時に夫々節度感を発生でき、しかも、上記節
度感の発生タイミングとこれに対応するスイッチ要素の
オンタイミングとを、製造コストの高騰を伴うことなく
簡単に一致させることができるスイッチ装置を提供する
にある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の第1の構成上の特徴は、可動接点ホルダの押し
下げ操作によりオンされる第1及び第2のスイッチ要素
を互に並列配置すると共に、これら第1及び第2のスイ
ッチ要素の各可動接点ホルダに対し前記押し下げ操作力
に抗した弾発力を付与するための第1及び第2の復帰用
ばね部材、並びに前記各可動接点ホルダに外部操作力を
伝えるためにこれら可動接点ホルダ間に載置状に橋架さ
れた操作部材を設けた上で、前記第1及び第2の復帰用
ばね部材の弾発力を略等しく設定し、且つ前記操作部材
において外部操作力が加えられる操作点を各可動接点ホ
ルダ間の中心位置よりずれた位置となるように設定した
点にある。
また、本発明の第2の構成上の特徴は、上記と同様に、
第1及び第2のスイッチ要素を互に並列配置すると共に
、第1及び第2の復帰用ばね部材並びに操作部材を設け
た上で、前記第1及び第2の復帰用ばね部材の弾発力が
互に異なるように設定し、且つ前記操作部材おいて外部
操作力が加えられる操作点を各可動接点ホルダ間の中心
位置となるように設定したものである。
(作用) 第1の構成において、第1及び第2のスイッチ要素をオ
ンさせるときには操作部材を押し下げ操作する。すると
、第1及び第2のスイッチ要素の各可動接点ホルダに対
し、夫々第1及び第2の復帰用ばね部材の各弾発力に抗
した押し下げ操作力が印加される。しかして、操作部材
にありでは、上記各可動接点ホルダ間に載置状に橋架さ
れていると共に、外部操作力(押し下げ操作力)が加え
られる操作点が各可動接点ホルダ間の中心位置よりずれ
た位置となるように設定されているから、各可動接点ホ
ルダに作用する押し下げモーメント力は、上記操作点に
近い側の方が大きくなる。この場合、前記第1及び第2
の復帰用ばね部材の弾発力が略等しく設定されているか
ら、操作点に近い側の可動接点ホルダが先に押し下げら
れるようになり、これに応じて一方のスイッチ要素がオ
ンする。この状態で、操作部材の押し下げ操作を解除す
れば上記スイッチ要素がオフされるようになるが、操作
部材をさらに押し下げ操作すると、上記のようにオンさ
れたスイッチ要素側の可動接点ホルダはそれ以上の押し
下げが拘束された状態となるから、他方のスイッチ要素
の可動接点ホルダ(前記操作点に遠い側のもの)が押し
下げられるようになり、以て当該スイッチ要素がオンさ
れるようになる。そして、上記のように各スイッチ要素
がオンするときには、可動接点ホルダの移動が拘束され
ることに伴い節度感が発生するようになる。
また、第2の構成においては、操作部材の操作点が各可
動接点ホルダ間の中心位置となるように設定されている
から、操作部材の押し下げ操作時に各可動接点ホルダに
作用する押し下げモーメント力は等しくなる。しかし、
この場合には第1及び第2の復帰用ばね部材の弾発力が
互に異なるように設定されているから、弾発力が小なる
復帰用ばね部材に対応した可動接点ホルダが先に押し下
げられるようになり、これに応じて一方のスイッチ要素
がオンする。この状態で、操作部材をさらに押し下げ操
作すると、上記のようにオンされたスイッチ要素側の可
動接点ホルダはそれ以上の押し下げが拘束された状態と
なるから、他方のスイッチ要素の可動接点ホルダ(弾発
力が大なる復帰用ばね部材に対応したもの)が押し下げ
られるようになり、以て当該スイッチ要素がオンされる
ようになる。勿論、この場合にも、上記のように各スイ
ッチ要素がオンするときには、可動接点ホルダの移動が
拘束されることに伴い節度感が発生するようになる。
(実施例) 以下、本発明を自動車のパワーウィンドレギュレータ操
作用のスイッチ装置に適用した第1の実施例について第
1図乃至第6図を参照しながら説明する。
まず、第1図乃至第3図において、11は下面が開口し
た矩形容器状をなすプラスチック製スイッチケース、1
2は上記スイッチケース11内に嵌め込まれた矩形筒状
のプラスチック製リレーケースで、このリレーケース1
2は、前後両側壁(第2図中の左右方向の各側壁に相当
)に突設された爪12a、12aをスイッチケース11
側に形成された係合孔11a、l1gに夫々係止させる
ことによって固定されている。13は矩形状のプリント
配線基板で、これはスイッチケース11内にリレーケー
ス12の上端縁によって位置規制された状態で配設され
ている。
14はプリント配線基板13上に配置された例えばシリ
コンゴムより成る可動接点部材で、これは第4図にも示
すように、矩形板状をなすベース15に、4個の円柱状
可動接点ホルダ16a〜16d並びにこれらを弾性的に
支持するテーパ円筒状の支持部17a〜17dを矩形配
置状に一体成形した構成となっている。このとき、上記
支持部17a、17cが本発明でいう第1の復帰用ばね
部材に相当し、支持部17b、17dが本発明でいう第
2の復帰用ばね部材に相当するものであり、これら各支
持部17a〜17dは、その大きさ及び形状を同一に形
成することによって、その弾発力が互に等しくなるよう
に構成されている。そして、斯かる可動接点部材14の
固定は、第1図に示すように、左右両端縁部をスイッチ
ケース11に形成された段部11b、llcとプリント
配線基板13との間に挟持すると共に、第2図に示すよ
うに、前後両端縁部をスイッチケース11に形成された
突起部11d、lleとプリント配線基板13との間に
挟持することによって行なわれている。
さて、上記各可動接点ホルダ16a〜16dの下面には
、可動接点18a〜18d(第1図及び第2図にはホル
ダ16a〜16cに対応したものについてのみ示し、1
8dについては第6図参照)が接着固定されている。ま
た、プリント配線基板13上には、上記各可動接点18
a〜18dに夫々対向するようにして、4対の固定接点
19a及び20a 〜19d及び20d(第1図及び第
2図には19a、20a、19b、20b及び19cに
ついてのみ示し、他については第6図参照)がプリント
配線パターンを利用して形成されている。
そして、上記可動接点ホルダ16a、可動接点18a及
び固定接点19a、20aによって第1のスイッチ要素
たるマニュアルアップスイッチ21が構成され、可動接
点ホルダ16b、可動接点18b及び固定接点19b、
20bによって第2のスイッチ要素たるオートアップス
イッチ22が構成される。さらに、可動接点ホルダ16
C1可動接点18c及び固定接点19c、20Cによっ
て第1のスイッチ要素たるマニュアルダウンスイッチ2
3が構成され、可動接点ホルダ16d、可動接点18d
及び固定接点19d、20dによって第2のスイッチ要
素たるオートダウンスイッチ24(第6図参照)が構成
される。この結果、可動接点ホルダ16a〜16dが押
し下げ操作されたときには、固定接点19a及び20a
〜19d及び20dの6対が対応する可動接点18a〜
18dにより橋絡されて各スイッチ21〜24がオンす
ると共に、この後、可動接点ホルダ16a〜16dの押
し下げ操作が解除されたときには、各可動接点ホルダ1
6a〜16dが支持部17a〜17dの弾発力により復
帰変形して上記橋絡状態が解除されるため、各スイッチ
21〜24がオフするようになる。
スイッチケース11の上面には、可動接点ホルダ16a
、16bと対応するように第1図中の左右方向に延びる
収納室25を画定する膨出部11fが形成されていると
共に、可動接点ホルダ16C,16dと対応するように
同じく左右方向に延びる収納室26を画定する膨出部1
1gが形成されており、各膨出部11f及び11gには
、第1図中左方に偏心した位置に操作用の開口部(符号
なし)が夫々形成されている。27は上記収納室25内
に配置された操作部材たる第1の押圧子で、これは第1
図中の左右方向に延びた長尺形状をなし、可動接点ホル
ダ16a、16b間に載置状に橋架されている。このと
き、第1の押圧子27の上面には、第1図中左方に偏心
した位置に操作点となる突子27aが一体に突出形成さ
れており、この突子27aは前記膨出部11fの開口部
から上方に突出されている。つまり、第1の押圧子27
は、外部操作力が加えられる突子27aが、各可動接点
ホルダ16a及び16b間の中心位置よりずれた位置と
なるように設定されている。また、28は前記収納室2
6内に配置された操作部材たる第2の押圧子て、これは
前記第1の押圧子27と同様位置に突子28aを有した
長尺形状をなし、可動接点ホルダ16c、16d間に載
置状に橋架された状態で、上記突子28aが前記膨出部
11gの開口部から上方に突出されている。つまり、第
2の抑圧子28も、外部操作力が加えられる突子28a
が、各可動接点ホルダ16c及び16d間の中心位置よ
りずれた位置となるように設定されている。
スイッチケース11の上面には、一対のノブ支え部29
及び30が左右に離間した状態で一体に突設されおり、
これらの外側面には軸支部29a及び30aが形成され
ている。そして、上記ノブ支え部2つ及び30には、図
示しない操作ノブが軸支部29a及び30aを支点に回
動可能に支持されるものであり、この操作ノブの回動操
作に応じて前記第1及び第2の押圧子27及び28の各
突子27a及び28aが押し下げられるようになってい
る。また、スイッチケース11の上面には、第2図に示
すように筒状の光源収納部31が一体に突出形成されて
おり、この光源収納部31内にはスイッチ照明用の発光
ダイオード32が収納されている。尚、前記図示しない
操作ノブは上記発光ダイオード32を覆う形状となって
おり、斯かる操作ノブには発光ダイオード32からの光
を外部に導出するための透光部が設けられている。
さて、前記リレーケース12には、第3図に示すような
形状の導電板33〜3つがインサート成形されている。
上記インサート成形前の状態では、導電板33−34−
35間、35−36間及び36−37間が夫々第3図に
二点鎖線で示す連結板Yl、Y2及びY3により一体化
され、且つ導電板38−39間が同じく二点鎖線で示す
連結板Y4により一体化されており、これら連結板Y1
〜Y4をインサート成形後に切断により除去することよ
って、各導電板33〜39間の位置関係の正確化を図っ
ている。そして、導電板33,35゜37及び39には
、下方へ折曲されてリレーケース12の下端から突出す
る端子T1.T2.T3及びT4が設けられている。ま
た、導電板33〜39には、上方へ折曲されてリレーケ
ース12の上端から突出する端子P1〜P7が設けられ
ており、これら端子P1〜P7は、前記プリント配線基
板13を貫通するように構成されている。さらに、導電
板33.34.36.37及び38には、貫通孔33a
、34a、36a、37a及び38aが夫々形成されて
いると共に、導電板35には、貫通孔35a、35b、
35cが形成されている。
しかして、リレーケース12内には上方へ突出する7個
の端子Ra−Rhを有したリレー40(内部構造は図示
せず)が収納されており、その各端子Ra−Rhは、夫
々前記貫通孔33a、34a。
35a〜35c、36a、  37a、38aに挿通さ
れ、その挿通状態で対応する導電板33〜38に半田付
けにより接続されている。さらに、導電板38には、下
方へ折曲されてリレーケース12の下部まで延びるクラ
ンク形状(第2図参照)の接続用延長部38bが設けら
れており、この延長部38bの下部と前記端子T4の途
中部位との間に抵抗体41 (第2図及び第6図参照)
が接続されている。尚、スイッチケース11及びリレー
ケース12には、第1図に示すように、上記抵抗体41
と対応するように放熱用の切欠状開口部11h及び12
bが夫々形成されている。
以上のように構成された結果、リレー40の各端子Ra
−Rh及び抵抗体41は、端子T1〜T4、P1〜P7
に対して、電気的構成を示す第6図のように接続された
状態となるものであり、以下この第6図について説明す
る。即ち、端子Raは端子TI、PIに接続され、端子
Rbは端子P2に接続される。端子Rc、Rd、Reは
端子T2、P3に共通に接続され、端子Rfは端子P4
に接続される。また、端子Rhは、端子P6及び抵抗体
41の一端に接続され、この抵抗体41の他端は端子T
4.P7に接続される。さらに、端子Rgは端子T3.
P5に接続される。一方、リレー40は、2個の励磁コ
イル42a及び43aと、これらの通断電により動作さ
れる2個のリレースイッチ42b及び43bを有した構
成となっており、励磁コイル42a及び43ぽは夫々端
子Rc、Rb間及び端子Rd、Rf間に接続されている
。また、リレースイッチ42b及び43bにあっでは、
その共通接点Cが端子Ra及びRgに個別に接続されて
いると共に、各常開接・点aが端子Reに共通に接続さ
れ、さらに各常閉接点すが端子Rhに共通に接続されて
いる。
端子TI、T3は、ウィンドレギュレータ駆動用の直流
モ゛−夕44の入力端子に接続されるものであり、この
場合、モータ44に対し図中矢印A方向に通電されたと
きに図示しない窓ガラスが上昇され、反矢印A方向に通
電されたときに窓ガラスが下降するように構成されてい
る。また、端子T2は電源端子45に接続され、端子T
4はグランド端子に接続される。尚、上記電源端子45
は、車載バッテリの(+)端子に対してイグニッション
接点(何れも図示せず)を介して接続されている。
46はプリント配線基板13の両面を利用して配設され
た制御回路装置であり、これは次に述べるような構成と
なっている。
即ち、この制御回路装置46は前記マニュアルアップス
イッチ21.オートアップスイッチ22゜マニュアルダ
ウンスイッチ23及びオートダウンスイッチ24を含ん
で成り、マニュアルアップスイッチ21は端子P2及び
27間に接続され、マニュアルダウンスイッチ23は端
子P4及び端子27間に接続されている。この結果、マ
ニュアルアップスイッチ21がオンされた状態では、リ
レー40の励磁コイル42aに通電されてリレースイッ
チ42bの接点(C−a)間がオンされるため、モータ
44に対し電源端子45から矢印A方向の電流が供給さ
れるようになり、これに応じて窓ガラスが上昇される。
また、マニュアルダウンスイッチ23がオンされた状態
では、励磁コイル43aへの通電に応じてリレースイッ
チ43bの接点(C−a)間がオンされるため、モータ
44に対し反矢印A方向の電流が供給されて窓ガラスが
下降される。そして、リレースイッチ42bの接点(C
−a)間がオンした期間には端子P1が電源端子45に
接続された状態となり、リレースイッチ43bの接点(
C−a)間がオンした期間には端子P5が電源端子45
に接続された状態となる。上記端子PL、P5は、ダイ
オードOR回路47及び抵抗48を介して母線49に接
続されており、この母線49は図示極性の定電圧ダイオ
ード50を介して端子P7に接続されている。従って、
母線49及び端子27間には、マニュアルアップスイッ
チ21及びマニュアルダウンスイッチ23の何れかがオ
ンされた状態で定電圧が加えられる。尚、上記のような
モータ44への電流供給は抵抗体41を通じて行なわれ
るから、抵抗体41の両端にはモータ44に流れる負荷
電流に応じた電圧レベルの検出電圧Vdが現われるもの
であり、この検出電圧Vdは端子P6及び27間に与え
られるようになる。
また、オートアップスイッチ22は、一端が母線49に
接続されており、その他端と端子P7との間には、抵抗
51及びタイマ要素であるコンデンサ52の直列回路、
図示極性のダイオード53及び前記マニュアルダウンス
イッチ23の直列回路、図示極性のダイオード54及び
抵抗55の直列回路が夫々接続されている。オートダウ
ンスイッチ24は、一端が母線4つに接続されており、
その他端と端子P7との間には、抵抗564.、qタイ
マ要素であるコンデンサ57の直列回路、図示極性のダ
イオード58及び前記マニュアルアップスイッチ21の
直列回路、図示極性のダイオード59及び前記抵抗55
の直列回路が夫々接続されている。この場合、コンデン
サ52及び57の容量は等しく設定されており、また、
抵抗51を介したコンデンサ52の充電時定数、並びに
抵抗56を介したコンデンサ57の充電時定数は、互に
等しく例えば0.01秒程度に設定され、抵抗51.5
5を介したコンデンサ52の放電時定数、並びに抵抗5
6.55を介したコンデンサ57の充電時定数は、互に
等しく例えば10秒程度に設定されている。
60は第1の基準電圧発生回路で、これは母線49及び
端子27間に抵抗61及びトリミング抵抗62を直列に
接続して成り、それらの共通接続点から基準電圧V s
 1を発生する。63は母線49及び端子27間から給
電される第1の比較回路で、これは上記基準電圧Vs’
lと前記端子P6からの検出電圧Vdとを比較するよう
に接続されており、Vsl>Vdの関係のときにはハイ
レベル信号(母線4つの電位に対応)を出力しているが
、V s 1≦Vdの関係となったときに出力をローレ
ベル信号(端子P7の電位に対応)に反転させる。
上記第1の比較回路63の出力端子は、抵抗64及び前
記抵抗55を介して端子P7に接続されている。尚、上
記抵抗64及び55の抵抗比は、例えば1710程度に
設定されている。
65は第2の基準電圧発生回路で、これは母線4つ及び
端子27間に抵抗66及び67を直列に接続して成り、
それらの共通接続点から基準電圧Vs2を発生する。6
8は前記第1の比較回路63と同様に給電される第2の
比較回路で、これは上記基準電圧V s 2と前記抵抗
64及び55の共通接続点Qからの分圧電圧Vtとを比
較するように接続されており、V s 2 < V t
の関係のときにハイレベル信号(母線49の電位に対応
)を出力し、Vs2≧Vtの関係となったときにローレ
ベル信号(端子P7の電位に対応)を出力する。上記第
2の比較回路68の出力端子は、図示極性の定電圧ダイ
オード69を介して端子P7に接続されていると共に、
抵抗70を介して母線49に接続されている。
71は第2の比較・回路68の出力によりオンされるn
pn形トランジスタで、コレクタ及びエミッタが夫々端
子P2及びP5に接続されていると共に、ベースが図示
極性のダイオード72を介して第2の比較回路68の出
力端子に接続されている。そして、このトランジスタ7
1のコレクターエミッタ間には図示極性の定電圧ダイオ
ード73が接続されていると共に、ベース・エミッタ間
には抵抗74が接続されている。75は同じく第2の比
較回路68の出力によりオンされるnpn形トランジス
タで、コレクタ及びエミッタが夫々端子P4及びPlに
接続されていると共に、ベースが図示極性のダイオード
76を介して第2の比較回路68の出力端子に接続され
ている。このトランジスタ75のコレクタ・エミッタ間
には図示極性の定電圧ダイオード77が接続されている
と共に、ベース・エミッタ間には抵抗78が接続されて
いる。
尚、79は電流制限用の抵抗で、これと前記発光ダイオ
ード32の直列回路が端子P3及び27間に接続されて
いる。従って、図示しないイグニッションスイッチがオ
ンされた状態では、発光ダイオード32に通電点灯され
、以て図示しない操作ノブの照明が行なわれる。
次に、上記構成の作用について説明するに、まず第5図
を参照してマニュアルアップスイッチ21、オートアッ
プスイッチ22.マニュアルダウンスイッチ23及びオ
ートダウンスイッチ24の動作について述べる。今、図
示しない操作ノブを操作することにより、例えば第1の
押圧子27の突子27aに押し下げ操作力を加えると、
マニュアルアップスイッチ21及びオートアップスイッ
チ22の各可動接点ホルダ16a及び16bに対し、夫
々の支持部17a及び17bの弾発力に抗、した押し下
げ操作力が印加される。しかして、第1の抑圧子27に
あっては、各可動接点ホルダ16a及び16b間に載置
状に橋架されていると共に、外部から押し下げ操作力が
加えられる突子27aが各可動接点ホルダ16a、16
b間の中心位置より一方の可動接点ホルダ16a側にず
れた位置となるように設定されているから、上記各ホル
ダ16a、16bに作用する押し下げモーメント力は、
上記突子27aに近いi■動接点ホルダ16aの方が大
きくなる。また、この場合には、支持部17a及び17
bの弾発力が略等しく設定されているから、これら支持
部17a及び17bは、第5図(a)に示す状態から、
まず一方の支持部17aが同図(b)に示すように座屈
し、これに応じて固定接点19a及び20a間が可動接
点18aにより橋絡されてマニュアルアップスイッチ2
1がオンするようになる。
この状態で、操作ノブの操作(ひいては第1の押圧子2
7の押し下げ操作)を解除すると、上記のように座屈し
た支持部17aが第5図(a)のように復帰変形してマ
ニュアルアップスイッチ21がオフされるようになるが
、操作ノブにより第1の抑圧子27をさらに押し下げ操
作すると、可動接点ホルダ16aはそれ以上の押し下げ
が拘束された状態となるから、もう一方の可動接点ホル
ダ16bが押し下げられるようになる。このため、上記
可動接点ホルダ16bに対応した支持部17bも第5図
(c)に示すように座屈し、これに応じて固定接点19
b及び20b間が可動接点18bにより橋絡されてオー
トアップスイッチ22がオンするようになる。
そして、以上のように各アップスイッチ21及び22が
オンするときには、支持部17a及び17bが夫々座屈
して可動接点ホルダ16a及び16bの移動が拘束され
るようになるため、そのオンに同期して節度感が発生す
るものである。尚、上記のような各アップスイッチ21
及び22の状態で、操作ノブの操作を解除すると、上記
のように座屈した支持部17b及び17aが順次復帰変
形するようになり、これに応じてオートアップス・イッ
チ22及びマニュアルアップスイッチ21が順次オフさ
れるようになる。また、操作ノブによって第2の押圧子
28の突子28aに押し下げ操作力を加え、且つこの後
に押し下げ操作を解除したときには、マニュアルダウン
スイッチ23及びオートダウンスイッチ24が上述同様
にオン、オフされるものであり、特に各オン時にはこれ
に同期して節度感が発生するものである。
さて、以下においては第6図に示した電気的構成の動作
について説明する。
(イ)窓ガラスをマニュアルモードにて上下動させる場
合・・・・・・ 窓ガラスを上昇させる場合には、マニュアルアップスイ
ッチ21をオンする。すると、前にも述べたように、リ
レー40の励磁コイル42aに通電されてリレースイッ
チ42bの接点(c−a)間がオンされ、これに応じて
モータ44に矢印A方向の電流が供給されて窓ガラスが
上昇される。
このような窓ガラスの上昇時において、マニュアルアッ
プスイッチ21をオフさせると、励磁コイル42aの断
電に応じてリレースイッチ42bが接点(c−b)間オ
ン状態に復帰するため、モータ44が断電されて窓ガラ
スの上昇が停止される。
また、窓ガラスを下降させる場合には、マニュアルダウ
ンスイッチ23をオンすれば、リレー40の励磁コイル
43aに通電されてリレースイッチ43bの接点(C−
a)間がオンされるため、モータ44に反矢印A方向の
電流が供給されて窓ガラスが下降される。このような窓
ガラスの下降時において、マニュアルダウンスイッチ2
3をオフさせれば、リレースイッチ43bが接点(c−
b)間オン状態に復帰してモータ44が断電されるため
、窓ガラスの下降が停止される。
(ロ)窓ガラスをオートモードにて上昇させる場合・・
・・・・ オートアップスイッチ22をオンすると、この時点では
既にマニュアルアップスイッチ21がオンされているか
ら、前述のようなリレースイッチ42bの接点(C−a
)間のオンにより励磁コイル42aに通電されてモータ
44が駆動され、これに応じて窓ガラスの上昇が開始さ
れるようになる。そして、上記オートアップスイッチ2
2のオン時には、コンデンサ52が抵抗51を通じて瞬
時に(実際には0.01秒程度要する)充電され、これ
に応じて抵抗64及び55の共通接続点Qがらの分圧電
圧Vtが第2の基準電圧発生回路65からの基準電圧v
s2より大きくなる。このため、第2の比較回路68の
出力がハイレベル信号に反転し、そのハイレベル信号が
トランジスタ71及び75の各ベースに対して夫々ダイ
オード72或は76を通じて与えられる。このとさ、一
方のトランジスタ71のエミッタ電位は、端子P5. 
 リレースイッチ43bの接点(c−b)間、抵抗体4
1を介して比較的低い電位にあるが、他方のトランジス
タ75のエミッタ電位は、端子P1.リレースイッチ4
2bの接点(C−a)間を介して電源端子45の電位レ
ベルにあるため、トランジスタ71のみがオンし、トラ
ンジスタ75はオンしない。このようなトランジスタ7
1のオン状態は、第2の比較回路68の出力がローレベ
ル信号に反転するまでの間、つまりコンデンサ52の充
電電荷が抵抗55を通じて放電されるのに伴い前記分圧
電圧Vtが前記基準電圧V s 2以下になるまでの時
間Tだけ保持されるようになる。このようにトランジス
タ71がオンされた状態では、リレーコイル42aの通
電路が、トランジスタ71のコレクタ・エミッタ間、端
子P5.  リレースイッチ43bの接点(c−b)間
及び抵抗体41を介して形成されるようになるため、そ
の後にオートアップスイッチ22及びマニュアルアップ
スイッチ21がオフされたときにおいても、モータ44
の駆動が継続されるようになり、以て窓ガラスが自動的
に上昇される。
そして、上述のように窓ガラスが自動的に上昇されて、
これが最大上昇位置(窓の閉鎖位置)に達すると、モー
タ44がロックされて比較的大きなロック電流が流れる
ようになり、これに応じて抵抗体41での電圧降下が増
大するようになる。
斯様な電圧降下の増大に応じて、端子P6に与えられる
検出電圧Vdが第1の基準電圧発生回路60からの基準
電圧V s 1より大きくなると、第1の比較回路63
の出力がローレベル信号(端子P7の電位レベル)に反
転するようになる。すると、コンデンサ52の充電電荷
が抵抗51.ダイオード54及び抵抗64を通じて放電
されるようになり、これに応じて接続点Qがらの分圧電
圧Vtが第2の基準電圧発生回路65がらの基準電圧V
s2より低くなる。この結果、第2の比較回路68の出
力がローレベル信号に反転してトランジスタ71がオフ
されるため、励磁コイル42aが断電されてリレースイ
ッチ42bが接点(c−b)間オン状態に復帰し、これ
にょリモータ44が断電されて、窓ガラスは最大上昇位
置に停止される。
尚、コンデンサ52の抵抗51及び64を介した放電時
定数は、窓ガラスを所謂増し締めするのに適した値とな
るように設定されている。
しかして、モータ44にロック電流が流れた場合には、
その巻線温度の上昇によりロック電流が減少することが
あり、このため上述のようにオートモードにてモータ4
4が駆動されている場合には、検出電圧Vdが基準電圧
V s 1を何時まで経っても越えないことがあり、こ
の場合にはモータ44に対する通電が不用意に継続され
るという異常事態が発生する。このような事態に陥った
ときには、モータ44の巻線が異常発熱し、場合によら
ては巻線の焼損に至る虞がある。しかるに、本実施例で
は、オートアップスイッチ22のオフ後にタイマ要素で
あるコンデンサ52及び抵抗55から成る放電回路に設
定された時間Tが経過したときには、抵抗64及び55
の共通接続点Qからの分圧電圧Vtが第2の基準電圧発
生回路65からの基準電圧Vs2より低くなるため、第
2の比較回路68の出力がローレベル信号に反転するよ
うになる。この結果、トランジスタ71がオフされるた
め、励磁コイル42aが断電されてリレースイッチ42
bが接点(c−b)間オン状態に復帰し、以てモータ4
4が断電される。つまり、モータ44がオートモードに
て駆動開始されてから所定の時183 Tが経過したと
きには、モータ44が自動的に断電されるものであり、
これにて前述のような異常事態の発生が未然に防止され
るようになる。
(ハ)窓ガラスをオートモードにて下降させる場合・・
・・・・ オートダウンスイッチ24をオンすると、この時点でオ
ンされているマニュアルダウンスイッチ23のオンによ
り励磁コイル43aに通電され、これに応じたリレース
イッチ43bの接点(C−a)間のオンにより、モータ
44が前述のように駆動されて窓ガラスの下降が開始さ
れるようになる。また、オートダウンスイッチ24のオ
ンによりコンデンサ57に充電されるのに伴い、抵抗6
4及び55の共通接続点Qからの分圧電圧Vtが第2の
基準電圧発生回路65からの基準電圧Vs2より大きく
なり、これに応じて第2の比較回路68からハイレベル
信号が出力される。このとき、トランジスタ71は、そ
のエミッタ電位が端子P5、リレースイッチ43bの接
点(c−a)間を介して電源端子45の電位レベルにあ
るためオンしないが、トランジスタ75は、そのエミッ
タ電位が端子Pl、  リレースイッチ42bの接点(
C−b)間、抵抗体41を介して比較的低い電位レベル
にあるためオンされる。このトランジスタ75のオン状
態は、コンデンサ57の充電電荷が抵抗55を通じて放
電されるのに伴い分圧電圧V【が基準電圧V s 2以
下になるまでの時間T−(−T)だけ保持され、斯かる
保持期間には、リレーコイル43aの通電路が、トラン
ジスタ75のコレクタ・エミッタ間、端子Pl、  リ
レースイッチ42bの接点(c−b)間及び抵抗体41
を介して形成されるため、その後にオートダウンスイッ
チ24及びマニュアルダウンスイッチ23がオフされた
ときにおいても、モータ44の駆動が継続されるように
なり、以て窓ガラスが自動的に下降される。
このような窓ガラスの下降に応じて、これが最大下降位
置(窓の最大開放位置)に達すると、モータ44に比較
的大きなロック電流が流れるため、前述した窓の自動上
昇時と同様に、第1の比較回路63の出力がローレベル
信号に反転して、コンデンサ57の充電電荷が抵抗56
.ダイオード59及び抵抗64を通じて放電されると共
に、これに応じて第2の比較回路68の出力もローレベ
ル信号に反転してトランジスタ75がオフされ、以て励
磁コイル43aひいてはモータ44が断電されて窓ガラ
スが最大下降位置に停止される。勿論、このような窓ガ
ラスの自動下降動作時において、オートダウンスイッチ
24のオフ後にタイマ要素であるコンデ″ンサ57及び
抵抗55から成る放電回路に設定された時間T−が経過
したときには、抵抗64及び55の共通接続点Qからの
分圧電圧Vtが第2の基準電圧発生回路65からの基準
電圧V s 2より低くなって、第2の比較回路68の
出力がローレベル信号に反転するため、これに応じたト
ランジスタ75のオフによりモータ44が断電されるよ
うになる。従って、この場合においても、モータ44に
対する通電が不用意に継続されるという異常事態の発生
が未然に防上されるようになる。
(ニ)窓ガラスがオートモードにて上昇されている状態
で、その上昇を中止させる場合・・・・・・窓ガラスが
オートモードにて上昇されているときには、前述の説明
にて明らかなように、コンデンサ52が充電状態にあり
、これに応じてトランジスタ71がオンされた状態にあ
る。このような状態で、マニュアルダウンスイッチ23
を短時間だけオンすると、そのオンに応じて励磁コイル
43aに通電されてリレースイッチ43bの接点(C−
a)間がオンされるため、モータ44の両端子がリレー
スイッチ42b及び43bの各接点(c−b)間を介し
て短絡された状態となり、そのモータ44が直ちに断電
停止される。また、上記マニュアルダウンスイッチ23
のオン時には、コンデンサ52の充電電荷がダイオード
53及び当該マニュアルダウンスイッチ23を介して瞬
時に放電されるため、第2の比較回路68の出力がロー
レベル信号に反転してトランジスタ71がオフされる。
この結果、励磁コイル42aが断電されてリレースイッ
チ42bが接点(c−b)間オン状態に復帰するもので
あり、また、マニュアルダウンスイッチ23が上述のよ
うに短時間だけオンされた後にオフされたときには、励
磁コイル43aが断電されてリレースイッチ43bも接
点(c−b)間オン状態に復帰するものであり、これに
てモータ44が断電された初期状態に戻されるようにな
る。
(ホ)窓ガラスがオートモードにて下降されている状態
で、その下降を中止させる場合・・・・・・窓ガラスが
オートモードにて下降されているときには、前述の説明
にて明らかなように、コンデンサ57が充電状態にあり
、これに応じてトランジスタ75がオンされた状態にあ
る。このような状態で、マニュアルアップスイッチ21
を短時間だけオンすると、そのオンに応じて励磁コイル
42aに通電されてリレースイッチ42bの接点(C−
a)間がオンされるため、モータ44の両端子がリレー
スイッチ42b及び43bの各接点(c−b)間を介し
て短絡された状態となり、そのモータ44が直ちに断電
停止される。また、上記マニュアルアップスイッチ21
のオン時には、コンデンサ57の充電電荷がダイオード
58及び当該マニュアルアップスイッチ21を介して瞬
時に放電されるため、第2の比較回路68の出力がロー
レベル信号に反転してトランジスタ75がオフされる。
この結果、励磁コイル43aが断電されてリレースイッ
チ43bが接点(c−b)間オン状態に復帰するもので
あり、また、マニュアルアップスイッチ21が上述のよ
うに短時間だけオンされた後にオフされたときには、励
磁コイル42aが断電されてリレースイッチ42bも接
点(c−b)間オン状態に復帰するものであり、これに
てモータ44が断電された初期状態に戻されるようにな
る。
以上要するに、上記した構成の本実施例によれば、図示
しない操作ノブの操作に応じて、まずマニュアルアップ
スイッチ21或はマニュアルダウンスイッチ23がオン
した後に、オートアップスイッチ22或はオートダウン
スイッチ24がオンするという二段動作が得られるもの
であり、上記各スイッチ21〜24のオン時には、支持
部17a〜17dが座屈すると共に、可動接点ホルダ1
6a〜16dの押し下げが拘束されるのに伴い、節度感
が発生するものである。特に、上記のように可動接点ホ
ルダ16a〜1.6dの押し下げが拘束されるタイミン
グは、対応する各スイッチ21〜24がオンされるタイ
ミングと一致するようになるから、結果的に上記節度感
の発生タイミングとこれに対応するスイッチ21〜24
のオンタイミングとが確実に一致するようになる。しか
も、節度感を発生させるための節度装置を別途に必要と
せず、従って、節度感の発生タイミングを調節するため
に、従来のように部品精度を高める必要がないと共に、
組立て作業性の悪化を来たす虞がなくなるものであり、
総じて製造コストの引下げを実現できる。しかも、窓ガ
ラスをオートモードにて上昇或は下降させる際に、その
上昇動作成は下降動作を停止させるための機能(抵抗体
41での電圧降下を利用した停止機能)が損われた場合
でも、コンデンサ52或は57を利用したタイマ機能に
よって上記各動作を停止させることができるから、実用
上の信頼性を高め得るものである。
第7図には本発明の第2の実施例が示されており、以下
これについて前記第1の実施例と異なる部分1.こりい
てのみ説明する。但し、この実施例は第5図(a)に対
応するもので、マニュアルアップスイッチ21及びオー
トアップスイッチ22に対応した部分のみが示されてい
るが、マニュアルダウンスイッチ23及びオートダウン
スイッチ24については、その構成が同様であるから具
体的な説明を省略した。しかして、この実施例では、第
1の実施例における可動接点部材14に代えて可動接点
部材80を設けると共に、同じく第1の抑圧子27及び
第2の抑圧子28に代えて、操作部材たる第1の抑圧子
81及び第2の押圧子(図示せず)を夫々設けた点に特
徴を有する。このとき、可動接点部材80には、第1の
実施例と同様1;4個の可動接点ホルダ(16a、16
bのみ図示)が形成されていると共に、これら可動接点
ホルダに対応するように設けられた支持部のうち、オー
トアップスイッチ22及びオートダウンスイッチ24に
対応した第2の復帰用ばね部材たる支持部(一方のみ符
号17°bを付した)を、マニュアルアップスイッチ2
1及びマニュアルダウンスイッチ23に対応した支持部
(17aのみ図示)より厚肉に形成し、以てその弾発力
が互に異なるように構成している。また、第1の押圧子
81の操作点を構成する突子81aは、可動接点ホルダ
16a及び16b間の中心位置に存するように設定して
いる。
このように構成された本実施例によれば、第1の押圧子
81に対し突子81aを通じて押し下げ力が加わったと
きには、まず弾発力が小なる支持部17aが座屈してマ
ニュアルアップスイッチ21がオンし、この後に弾発力
が大なる支持部17bが座屈してオートアップスイッチ
22がオンするものであり、結果的に前記実施例と同様
の二段に限定されるものではなく、例えばウィンドレギ
ュレータ用以外のスイッチ装置に適用しても良い等、そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することか
できる。
[発明の効果] 以上のように、請求項1の発明によれば、互に並列配置
された第1及び第2のスイ・ソチ要素の各可動接点ホル
ダに対し外部操作力を伝えるための操作部材を、それら
各可動接点ホルダ間に載置状に設けた上で、上記各可動
接点ホルダに復帰用弾発力を付与するための第1及び第
2の復帰用ばね部材を、その弾発力が略等しくなるよう
に設定し、且つ前記操作部材において外部操作力が加え
られる操作点を各可動接点ホルダ間の中心位置よりずれ
た位置となるように設定したので、上記第1のスイッチ
要素のオン後に第2のスイ・ンチ要素がオンするという
二段動作が得られると共に、上記各スイッチ要素のオン
時に夫々節度感を発生でき、しかも、上記節度感の発生
タイミングとこれに対応するスイッチ要素のオンタイミ
ングとを、製造コストの高騰を伴うことなく簡単に一致
させ得るという優れた効果を奏することができる。
また、請求項2の発明によれば、互に並列配置された第
1及び第2のスイッチ要素の各可動接点ホルダに対し外
部操作力を伝えるための操作部材を、それら各可動接点
ホルダ間に載置状に設けた上で、上記各可動接点ホルダ
に復帰用弾発力を付与するための第1及び第2の復帰用
ばね部材を、その弾発力が互に異なるように設定し、且
つ前記操作部材において外部操作力が加えられる操作点
を各−I動接点ホルダ間の中心位置となるように設定し
たので、上記と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の第1の実施例を示すもので
、第1図は第3図のI−I線に沿った断面図、第2図は
第3図の■−■線に沿った断面図、第3図は横断面図、
第4図は可動接点部材の斜視図、第5図(a)、  (
b)、(c)は要部を夫々光なる状態で示す縦断面図、
第6図は電気的構成を示す結線図である。また、第7図
は本発明の第2の実施例を示す第5図(a)相当図、第
8図は、従来例を示す概略的縦断面図である。 図中、11はスイッチケース、12はリレーケース、1
3はプリント配線基板、14.80は可動接点部材、1
68〜16dは可動接点ホルダ、17a、17cは支持
部(第1の復帰用ばね部材)17b、17d、17“b
は支持部(第2の復帰用ばね部材)、18a 〜18d
は0■動接点、19a 〜19 d 、  20 a 
〜20 dは固定接点、21はマニュアルアップスイッ
チ(第1のスイッチ要素>22はオートアップスイッチ
(第2のスイッチ要素)、23はマニュアルダウンスイ
ッチ(第1のスイッチ要素)、24はオートダウンスイ
ッチ(第2のスイッチ要素)、27.81は第1の押圧
子(操作部材)、28は第2の押圧子(操作部材)、2
7a、28a、81aは突子(操作点)、33〜39は
導電板、40はリレー 41は抵抗体、44はモータ、
46は制御回路装置を示す。 出願人  株式会社東海理化電機製作所第 図 第 図 (a) (b) 第 図 1a 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、互に並列配置され可動接点ホルダの押し下げ操作に
    よりオンされる第1及び第2のスイッチ要素と、これら
    第1及び第2のスイッチ要素の各可動接点ホルダに対し
    前記押し下げ操作力に抗した弾発力を付与するように設
    けられた第1及び第2の復帰用ばね部材と、前記各可動
    接点ホルダに外部操作力を伝えるためにこれら可動接点
    ホルダ間に載置状に橋架された操作部材とを備え、前記
    第1及び第2の復帰用ばね部材は、その弾発力が略等し
    く設定され、前記操作部材は、外部操作力が加えられる
    操作点が各可動接点ホルダ間の中心位置よりずれた位置
    となるように設定されていることを特徴とするスイッチ
    装置。 2、互に並列配置され可動接点ホルダの押し下げ操作に
    よりオンされる第1及び第2のスイッチ要素と、これら
    第1及び第2のスイッチ要素の各可動接点ホルダに対し
    前記押し下げ操作力に抗した弾発力を付与するように設
    けられた第1及び第2の復帰用ばね部材と、前記各可動
    接点ホルダに外部操作力を伝えるためにこれら可動接点
    ホルダ間に載置状に橋架された操作部材とを備え、前記
    第1及び第2の復帰用ばね部材は、その弾発力が互に異
    なるように設定され、前記操作部材は、外部操作力が加
    えられる操作点が各可動接点ホルダ間の中心位置となる
    ように設定されていることを特徴とするスイッチ装置。
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