JPH0222906Y2 - - Google Patents

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JPH0222906Y2
JPH0222906Y2 JP1984060545U JP6054584U JPH0222906Y2 JP H0222906 Y2 JPH0222906 Y2 JP H0222906Y2 JP 1984060545 U JP1984060545 U JP 1984060545U JP 6054584 U JP6054584 U JP 6054584U JP H0222906 Y2 JPH0222906 Y2 JP H0222906Y2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/20Interlocking, locking, or latching mechanisms
    • H01H9/26Interlocking, locking, or latching mechanisms for interlocking two or more switches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/0065Control members, e.g. levers or knobs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/0066Auxiliary contact devices

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両のエアコンの始動・停止の切換
えと、送風機の風量の調節切換えなどに使用され
る複合スイツチに関する。
〔考案の技術的背景〕
車両の空調システムとしては、エアコンと送風
機が設けられているのが一般的である。また、こ
のシステムを操作するために、エアコンを始動・
停止させる主スイツチと、送風機の風量の切換を
行う切換えスイツチが装備されている。この風量
切換えスイツチとしては、主にスライドスイツチ
が使用されている。この風量切換えスイツチに
は、送風を止める停止ポジシヨンが設けられてい
るが、この停止ポジションのときにエアコンが動
作したままだと、冷却コイルに着霜する不都合が
生じる。よつて、送風を停止させるときには、エ
アコンを必ず停止させる必要がある。
〔従来技術の説明〕
上記のように、送風を停止させた場合に、必ず
エアコンを停止させるために、主スイツチと風量
切換えスイツチを連動させた複合スイツチが使用
される。
第5図は従来の複合スイツチを示したものであ
る。
第5図において、符号1は主スイツチであり、
2は切換えスイツチである。この主スイツチ1は
いわゆるプツシユプツシユタイプのスイツチであ
り、車両のエアコンを始動・停止させるためのも
のである。この主スイツチ1の操作部材3にはハ
ート型の溝カム3aが設けられており、この溝カ
ム3a内にボール4がばね(図示せず)によつて
押し付けられている。操作部材3は通常はばねの
力によりA方向へ突出している(OFF状態)。こ
の操作部材3をB方向へ押すと接点がONになる
が、このとき、ボール4が溝カム3a内をトレー
スする。そして、ボール4が溝カム3a内のロツ
ク位置(αの位置)に停止すると、操作部材3は
接点がONの状態のまま保持されるようになる。
この状態からさらに操作部材3を押圧すると、ボ
ール4はロツク位置αから離れ、ばねの力によつ
て操作部材3がA方向へ復帰し、スイツチOFF
になるようになつている。なお、ボール4は規制
部材5の長穴5a内にて図の左右方向へのみ動作
できるようになつているものである。
一方、切換えスイツチ2は絶縁材によるケース
6と金属板のカバー7とが枠体状に形成されてお
り、その内部に絶縁材によつて形成された動作部
材8がスライド動作自在に設けられている。この
動作部材8には摺動接点8aが保持されており、
また、ケース6の面6aには複数の固定接点(図
示せず)が固設されている。また、動作部材8内
には操作レバー9の先端9aが係合されている。
この操作レバー9は支持点10を中心として回動
するようになつている。
操作レバー9をCの方向へ倒すと、動作部材8
が図の左方向へ移動して摺動接点8aが左側の接
点と接触し、送風機による送風量は高段に切換わ
る。その位置から徐々に操作レバー9をD方向へ
倒すと、動作部材8は図の右方向へ移動する。そ
して、摺動接点8aが他の固定接点に順次接触
し、送風量が弱くなるポジシヨンに切換わり、動
作レバー9をD方向へ最大限に倒した位置にて送
風は停止する。このとき、動作部材8が規制部材
5の端部5bを押す。この規制部材5はばねによ
つて常に第5図の状態に位置しているが、動作部
材8によつて押されると、規制部材5は図の右方
向へ移動する(第6図参照)。そして、規制部材
5の長穴5aがボール4を右方向へ押圧する。よ
つて、主スイツチ1の操作部材3がB方向の位置
にてロツクされてON状態であつたとしても、こ
の規制部材5の動きによつてボール4が溝カム3
aのロツク位置αから外れ、直ちに操作部材3が
A方向へ復帰し、主スイツチ1がOFFになり、
エアコンが停止するものである。
〔従来技術の問題点〕
上記従来の複合スイツチでは、切換えスイツチ
2の動作部材8が一方向へ動いたときに、主スイ
ツチ1のロツク部材4を強制的に解除方向へ動作
させて、スイツチ1をOFFさせている。すなわ
ち、この主スイツチ1の操作部材3そのものを完
全にOFF方向へ復帰させてしまう。したがつて、
再度エアコンを始動させるときは、切換えスイツ
チ2の操作部材9を操作して送風を開始させると
ともに、主スイツチ1の操作部材3を再び押さな
ければならない。車両の運転中におけるこの操作
は煩雑であり、主スイツチ1の押し忘れなども生
じやすい。
また、主スイツチ1のON状態を解除するため
に、機械的な動作を行なつているので、主スイツ
チ1のロツク解除のための機構も複雑になり、動
作不良の心配もある。
さらに、従来の複合スイツチでは、主スイツチ
1の動作状態を示す表示手段が設けられていなか
つたので、車両の夜間走行時などにエアコンの運
転状態などが確認できなくなることもあつた。
〔本考案の目的〕
本考案は上記従来の問題点に着目してなされた
ものであり、簡単な構造にて主スイツチをOFF
させることができるようにし、しかも、切換えス
イツチを再度動作させたときには、主スイツチが
自動的にON状態になつて、主スイツチの再操作
が不要となり、さらには主スイツチの操作状態が
自動的に表示される複合スイツチを提供すること
を目的としている。
〔本考案の構成〕
本考案は、操作部材によつて接点が断続される
主スイツチと、接点が複数のポジシヨンに切換わ
る切換えスイツチとが併設されている複合スイツ
チにおいて、上記主スイツチの接点と回路的に直
列になる補助スイツチが設けられているととも
に、主スイツチと補助スイツチが共に閉じたとき
に作動するランプなどの表示機構が設けられてお
り、この補助スイツチの接点を切換える切換部材
が、上記切換えスイツチの接点を動作させる動作
部材によつて駆動される位置に対向されているこ
とを特徴としており、切換えスイツチの動作部材
によつて補助スイツチを動作させて主スイツチに
よる切換回路を開閉させるようにし、しかも主ス
イツチの開閉状態が前記表示機構によつて表示さ
れるようにしたものである。
〔本考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図〜第4図の図面
によつて説明する。
第1図は本考案の一実施例による複合スイツチ
の接点と回路の構成図、第2図は表示機構の一例
を示す断面図、第3図は複合スイツチの内部構造
を示す平断面図、第4図は複合スイツチの外観を
示す斜視図である。
第4図において、符号20は金属製の枠体であ
り、この枠体20に主スイツチ30と、切換えス
イツチ50が保持されている。この複合スイツチ
を車両の空調システムに使用する場合には、主ス
イツチ30をエアコンの始動・停止の切換えに使
用し、切換えスイツチ50を送風機の風量調節に
使用するものである。
(主スイツチ30の構成) 主スイツチ30は、絶縁基板31の後部上に樹
脂製のホルダー32が設置され、さらにその上側
が金属板製のカバー33によつて覆われている。
絶縁基板31の表面には、2本の端子34,3
5と導通板36が設置される。(第1図参照)。端
子34の先端は接点ピン37aによつて絶縁基板
31に固定される。同様に、他方の端子35の先
端は接点ピン38aによつて絶縁基板31に固定
される。さらに、導通板36の一端は接点ピン3
7bによつて、導通板36の他端は接点ピン38
bによつて各々絶縁基板31に固定されている。
このように絶縁基板31上に各ピンによる固定接
点が構成されるが、接点ピン37aと37bは互
いに非導通となり、この両接点ピン37aと37
bとによつて主スイツチ30の固定接点が構成さ
れている。また、接点ピン38aと38bも互い
に非導通であり、この両接点ピン38aと38b
とによつて補助スイツチの接点が構成されてい
る。この主スイツチの固定接点37a,37bと
補助スイツチの固定接点38a,38bは導通板
36を介して回路的に直列になつている。
カバー33内の前部には操作部材39がA−B
方向へスライド自在に保持されている。この操作
部材39の先部には操作釦39aが一体化されて
おり、この操作釦39aがカバー33から突出し
ている。操作部材39の下面には可動接点40が
設けられている。この可動接点40はスプリング
によつて絶縁基板31に圧接されている。第1図
に示すように、この可動接点40は、操作部材3
9と共にA−B方向へ移動して主スイツチ30の
固定接点37a,37bを開閉するものである。
また、操作部材39と前記ホルダー32との間に
は復帰スプリング42が介装されている。この復
帰スプリング42の弾圧力によつて操作部材39
は常にA方向(主スイツチのOFF方向)へ付勢
されている。さらに、操作部材39の上面にはハ
ート型の溝カム39cが形成されている。この溝
カム39cの上にはピン43が設けられており、
このピン43の先端が溝カム39c内をトレース
するようになつている。なお、ピン43の基端は
上向きに折曲げられており、この基端は前記カバ
ー33に回転自在に支持されている(第4図参
照)。
第2図に示すように、操作部材39の先端(操
作釦39aの先端)には凹部39bが形成されて
おり、この凹部39bの開口部はアクリルなど透
光性を有するカバー41によつて覆われている。
この凹部39b内には表示機構としてランプ49
が収納されている。操作部材39内には一対の金
具47と48が理設されており、ランプ49のリ
ード線46aと46bはこの金具47,48に保
持されている。この各金具47と48の基部には
摺動接点47aと48aが一体に形成されてい
る。下側の摺動接点47aは、絶縁基板31上の
一方の端子35に摺接されており、また上側の摺
動接点48aは前記カバー33の内面に摺接され
ている。
また、ホルダー32の側部には凹部32aが形
成されており、この凹部32a内に切換部材45
がE−F方向へ動作自在に収納されている。この
切換部材45の下面にはスプリング(図示せず)
を介して可動接点44が設けられている。第1図
に示すように、この可動接点44は、補助スイツ
チを構成する固定接点38aと38bを開閉する
ためのものである。なお、切換部材45とホルダ
ー32との間に復帰スプリング45aが介装され
ており、その復帰スプリング45aの弾性力によ
つて切換部材45はE方向(補助スイツチのON
方向)へ付勢されている。また、切換部材45の
先端には突起45bが一体に形成されており、こ
の突起45bは前記切換えスイツチ50のケース
51の側面に形成された穴51a内に介入してい
る。
なお、主スイツチ30のカバー33の上面には
固定用の爪33dが一対折曲げ成形されており、
この爪33dが前記枠体20に穿設された取付け
穴20a内に差込まれて折曲げられ、且つ半田付
けなどによつて固定される。これによつて、主ス
イツチ30は枠体20に固定される。また、カバ
ー33と枠体20とは上記半田によつて電気的に
導通されている。
(切換えスイツチ50の構成) 符号51は切換えスイツチ50のケースであ
り、樹脂によつて成形されている。このケース5
1の側面には前述のように穴51aが穿設されて
いる。このケース51は前記金属製の枠体20の
下面に保持されている。
また、符号52は操作レバーであり、枠体20
の前方に突設された支持アーム20eに回動自在
に取付けられている。この操作レバー52の先端
の連結部52bはケース50の前面に形成された
スリツト51dから内部に挿入されている。第3
図に示すように、カバー51の内部には動作部材
54が設けられている。この動作部材54は第3
図の左右方向へスライド自在に設けられているも
のである。この動作部材54の前面には凹部54
aが形成されており、この凹部54a内に操作レ
バー52の連結部52bが挿入されている。よつ
て、操作レバー52をC方向へ倒せば、動作部材
54は左の方向へ移動し、操作レバー52をD方
向へ倒せば動作部材54は右方向へ移動するよう
になつている。
動作部材54の裏面54bには摺動接点55が
装備されている。この摺動接点55は第1図に示
すように長方形状になつている。また、ケース5
1の内周面51eには固定接点56a〜56eが
設けられている。第1図に示すように、この固定
接点56a〜56eのうちの56aは共通接点で
あり、他の接点56b〜56eは切換えのポジシ
ヨンに応じて配列されている。前記摺動接点55
は上記の共通接点56aを各接点56b〜56e
のいずれかに導通させるものである。
なお、補助スイツチを切換えるための切換部材
45の突起45bはケース51内にて動作部材5
4の右側部に対向する位置にある(第3図参照)。
第1図に示すように、切換えスイツチ50内の
共通接点56aは枠体20と電気的に接続されて
いる。よつて、枠体20、主スイツチ30のカバ
ー33、さらにはこのカバー33に摺接する摺動
接点48aを介して、共通接点56aはランプ4
9の一方のリード線46bと導通していることに
なる。また、ランプ49の他方のリード線46a
は可動接点47aを介して主スイツチ30の端子
35に導通されている。さらに、主スイツチ30
の可動接点40と補助スイツチの可動接点44と
が第1図の状態に閉じているときには、この両可
動接点44,40ならびに導通板36を介して、
両端子34,35が、すなわちランプ49のリー
ド線46aと端子34とが導通していることにな
る。なお、切換えスイツチ20の共通接点56a
と端子34には一定の電圧がかけられている。よ
つて、2個の可動接点40と44が閉じていると
きにはランプ49が点灯することになる。
(実施例の作用) 次に上記構成による複合スイツチの動作を説明
する。
主スイツチ30がOFFのときには、操作部材
39はスプリング42の力によつてA方向へ突出
している。このときには、第1図において、操作
部材39と一体の可動接点40が一点鎖線にて示
す位置にあり、2つの固定接点37aと37bは
非導通状態である。車両の空調システムを始動さ
せるために、操作釦39aをB方向へ押すと、可
動接点40は第1図にてハツチングで示す位置に
移動し、2つの固定接点37aと37bは導通さ
れる。この操作部材39の動作のときに、ピン4
3の先端は溝カム39c内をトレースし、ピン先
端は溝カム39cのロツク位置(第3図にてαで
示す位置)に係止され、操作部材39はこの位置
にて保持される。なお、主スイツチ30をOFF
にするときには、操作釦39aをもう一度B方向
へ押す、これにより、ピン43の先端はロツク位
置αから外れ、操作部材39が復帰スプリング4
2の力によつてA方向へ復帰する。
また、送風機の風量は切換えスイツチ50の操
作レバー52によつて切換える。操作レバー52
を第3図に示すDの方向へ倒して、Iのポジシヨ
ンにすると、動作部材54はケース50内の最右
部へ移動する。このとき、動作部材54に保持さ
れている摺動接点55は、第1図のIの位置に至
る。このポジシヨンには固定接点56a〜56e
のいずれも存在していないので、切換えスイツチ
50はOFF状態であり、送風機は停止している。
操作レバー52をC方向へ順次倒して〜のポ
ジシヨンに設定すると、動作部材54はケース5
0内にて左方向へスライドする。そして、摺動接
点55はのポジシヨンにて、第1図に示すよう
に、固定接点56aと56bを導通させる。この
とき、送風機の風量は低段になる。同様に、操作
レバー52が,,,のポジシヨンにあると
きに、摺動接点は共通接点である接点56aに接
触しながら、各接点56c,56d,56eに順
次接触する。のポジシヨンのときに送風量は中
一段であり、のポジシヨンが中二段である。そ
して、のポジシヨンのときが高段である。
前述のように、補助スイツチの可動接点44を
保持している切換部材45の突起45bはケース
50の図示右端部に挿入されている。よつて、操
作レバー52がのポジシヨンにあるとき、すな
わち送風機が停止ポジシヨンであるときに、ケー
スの右端部に移動した動作部材54がこの突起4
5bを押圧し、切換部材45を図示右(F方向)
へ移動させる。そして、可動接点44が第1図の
一点鎖線の位置に移動して、接点38aと38b
は非導通状態になる。よつて、たとえ主スイツチ
30の可動接点40によつて接点37aと37b
が導通状態であつても、補助スイツチの可動接点
44が離れることによつて、回路が開かれること
になる。
したがつて、切換えスイツチ50の操作レバー
52がのポジシヨンであつて送風機が停止して
いるときには、主スイツチ30の操作釦39aを
押しても、エアコンは始動しない。また、この状
態にて、操作レバー52を以降のポジシヨンへ
移動させ送風機を始動させれば、動作部材54が
突起45bから離れ、復帰スプリング45aによ
つて切換部材45が図示左方向へ復帰する。そし
て可動接点44は固定接点38a,38bを導通
させる位置に移動し、エアコンは始動する。同様
に、送風機とエアコンが共に運転されているとき
に、操作レバー52をのポジシヨンにして送風
を停止させれば、エアコンは自動的に停止する。
そして、2個の可動接点40と44が閉じてい
るときには、ランプ49の一方のリード線46a
が、端子35、可動接点44、導通板36、可動
接点40を介して接点34に導通される。また、
ランプ49の他方のリード線46bは、カバー3
3と枠体20を介して共通接点56aに導通され
ている。よつて、可動接点40,44が両者共に
閉じているときには、ランプ49が点灯すること
になる。逆に、可動接点40と44のいずれかが
一点鎖線状態に開いた場合には、上記の回路が形
成されず、ランプ49が消える。すなわち、主ス
イツチと補助スイツチによつてエアコンが稼動さ
れているときにのみランプ49が点灯し、エアコ
ン稼動状態にあることが認識できるようになつて
いる。
(変形例) なお、図の実施例では、補助スイツチの接点構
造として可動接点44と2つの固定接点38a,
38bを備えたが、他の補助スイツチの実施例と
して、リーフスイツチを構成する接点構造にして
もよい。
また、図の実施例では、表示機構としてのラン
プ49を操作部材39内に設置したが、このラン
プ49を他の固定位置に設置してもよい。この場
合にはランプ49の一方のリード線46aを端子
35に直接接続し、且つ他方のリード線46bと
端子34との間一定の電圧をかけるようにすれば
よい。
図の実施例では、切換えスイツチ20の共通接
点56aがアース電位であるため、カバー33、
枠体20を介してランプ49のリード線46bを
共通接点56aまで接続したが、その代わりにカ
バー33を直接アースしてもよい。
また、表示機構はランプ49に限られず、発光
ダイオードなどの他の照光部材であつてもよい
し、あるいは一定の電圧が印加されたときに磁気
などの力によつて所定の表示が行なわれる機械的
表示機構であつてもよい。
〔本考案の効果〕
以上のように本考案によれば以下に列記する効
果を奏するようになる。
(1) 操作部材によつて接点が断続される主スイツ
チと、接点が複数のポジシヨンに切換わる切換
えスイツチとが併設されているとともに、上記
主スイツチ接点と回路的に直列になる補助スイ
ツチが設けられており、この補助スイツチの接
点を切換える切換部材が、上記切換えスイツチ
の接点を動作させる動作部材によつて駆動され
る位置に対向されているので、切換えスイツチ
が一定のポジシヨンになつたときに、主スイツ
チが必ずOFF状態になる。よつて、例えば、
この複合スイツチを車両の空調システム用とし
て使用し、主スイツチによつてエアコンの始
動・停止の切換えを行ない、切換えスイツチに
よつて送風機の送風量の切換えを行なえば、送
風を停止したときに必ずエアコンが停止して、
冷却コイルの着霜が生じなくなる。
(2) 主スイツチのON・OFFを補助スイツチによ
つて回路的に行なつているので、従来のように
主スイツチを機械的にOFFするもののように、
主スイツチOFF後再びONにするために操作釦
を押す必要はなく、切換えスイツチの操作によ
つて主スイツチは自動的にON状態になる。よ
つて、送風を開始する度に主スイツチを操作し
てエアコンを始動することはしなくてもよくな
る。よつて車両の空調システムのように運転者
が操作する場合に安全である。
(3) 主スイツチと補助スイツチが共に閉じている
ときに作動する表示機構が設けられているの
で、主スイツチの回路が形成されているか否か
を常に確認することができ、エアコンなどが作
動している状態はどうかを確認できることにな
る。よつて操作が確実になる。特に請求の範囲
第(2)項に記載するように、表示機構としてラン
プを操作部材内に装備すれば、表示機構を設置
するスペースが不要になつてコンパクトにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示すもので
あり、第1図は複合スイツチの接点ならびに回路
の構成図、第2図は表示機構の設置状態を示す断
面図、第3図は複合スイツチの内部構造を示す平
断面図、第4図は複合スイツチの外観を示す斜視
図、第5図は従来の複合スイツチの構造を示す断
面図、第6図その一部拡大図である。 20…枠体、30…主スイツチ、31…絶縁基
板、34,35…端子、37a,37b…主スイ
ツチの固定接点、38a,38b…補助スイツチ
の固定接点、39…操作部材、40…主スイツチ
の可動接点、45…切換部材、44…補助スイツ
チの可動接点、49…表示機構(ランプ)、50
…切換えスイツチ、52…操作レバー、54…動
作部材、55…切換えスイツチの摺動接点、56
a〜56e…切換えスイツチの固定接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 操作部材によつて接点が断続される主スイツ
    チと、接点が複数のポジシヨンに切換わる切換
    えスイツチとが併設されている複合スイツチに
    おいて、上記主スイツチの接点と回路的に直列
    になる補助スイツチが設けられているととも
    に、この両スイツチが共に閉じているときに作
    動する表示機構が設けられており、且つ上記補
    助スイツチの接点を切換える切換部材が、上記
    切換えスイツチの接点を動作させる動作部材に
    よつて駆動される位置に対向されていることを
    特徴とする複合スイツチ。 (2) 表示機構はランプであつて、このランプは主
    スイツチの接点を断続する操作部材に装備され
    ており、且つランプは、操作部材に設けられた
    摺動接点を介して主スイツチと補助スイツチと
    に対し電気的に接続されている実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の複合スイツチ。 (3) 主スイツチは車両用エアコンの始動・停止ス
    イツチであり、切換えスイツチは送風機の風量
    切換えスイツチである実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載の複合スイツチ。 (4) 補助スイツチは、切換えスイツチが送風機の
    停止ポジシヨンになつたときに、接点を開放し
    て主スイツチのON・OFFに拘らずエアコンを
    停止させるものである実用新案登録請求の範囲
    第(3)項記載の複合スイツチ。
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