JPH0258686A - パワーウインドレギュレータの制御装置 - Google Patents

パワーウインドレギュレータの制御装置

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JPH0258686A
JPH0258686A JP63211492A JP21149288A JPH0258686A JP H0258686 A JPH0258686 A JP H0258686A JP 63211492 A JP63211492 A JP 63211492A JP 21149288 A JP21149288 A JP 21149288A JP H0258686 A JPH0258686 A JP H0258686A
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switch
motor
turned
capacitor
circuit
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JP63211492A
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Sadao Kokubu
国分 貞雄
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ウィンドガラスをモータによって開閉動作さ
せるようにしたパワーウィンドレギュレータの制御装置
、特には、オートモードスイッチがオン操作されたとき
にはその操作解除後においてもモータへの通電を継続し
、以てウィンドガラスを最終位置まで自動的に移動させ
るようにしたパワーウィンドレギュレータの制御装置に
関する。
(従来の技術) 例えば自動車の運転席側ドアに設けられるパワーウィン
ドレギュレータの制御装置にあっては、その操作手段と
してマニュアルモードスイッチ及びオートモードスイッ
チが設けられており、−膜内には次のように構成されて
いる。即ち、ウィンドガラスを上下動させるためのモー
タに対する通電を、リレーによって制御する構成となっ
ており、マニュアルモードスイッチがオンされた状態で
は、前記リレーか動作されてモータの通電路が形成され
るようになっている。この結果、マニュアルモードスイ
ッチがオンされた状態では、そのオン期間中のみウィン
ドガラスが上下動されるものであり、これによりウィン
ドガラスを任意の位置へ移動させることかできる。また
、オートモードスイッチのオンにより前記リレーか動作
されたときにその動作状態(つまりモータの通電路を形
成した状態)を上記オートモードスイッチのオフ後にお
いても保持する保持回路を設けると共に、斯様な保持状
態に伴うモータへの通電時にロック電流が流れたときに
これを検知して上記保持回路によるリレーの動作状態の
保持を解除するオートストップートモードスイッチをワ
ンタッチ操作によりオンすれば、そのオートモードスイ
ッチのオフ後においても保持回路によりリレーか動作状
態に保持されるため、モータの通電状態が継続されてウ
ィンドガラスが移動(上昇或は下降)される。そして、
斯様な移動によりウィンドガラスが最終位置(ウィンド
の全閉鎖位置或は全開放位置)に達したときには、これ
に伴うモータのロック電流を検知したオートストップ回
路によりリレーの動作状態が解除され、以てウィンドガ
ラスか最終位置に達したときにモータに対する通電が自
動的に停止されるようになる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、モータにロック電流が一旦流れ始めた場合に
は、その巻線温度の上昇に伴いロック電流が減少するも
のであり、場合によってはオートストップ回路にロック
電流検知のために設定されたスレッショルドレベル以下
になることがある。
このような事態に陥った場合には、保持回路による保持
状態が何時まで経っても解除されないため、モータに対
する通電が不用意に継続されることになり、モータの異
常発熱及び電源である車載バッテリの消耗が増大する度
が出てくる。このような問題点に対処するためには、オ
ートモードスイッチのオンに応してタイマ動作を開始す
るタイマ装置を設け、このタイマ装置のタイマ動作時間
か、限度時間(ウィンドガラスを最終位置まで移動させ
る際の最大所要時間より長く設定される)に達したとき
に、前記保持回路による保持状態を自動的に解除するよ
うに構成することが考えられる。
しかしながら、上記のようなタイマ装置を設ける場合に
は、この種のパワーウィンドレギュレータの制御装置に
おいて通常設けられているオートモトキャンセル機能、
つまりオートモードスイッチのオンによりウィンドガラ
スか自動的に移動されている状態時にその移動をマニュ
アルモードスイッチのオンに応じてキャンセルさせる機
能を働かせる際に、上記マニュアルモードスイッチのオ
ンに同期してタイマ装置を初期化するだめの回路構成が
必要となり、これにより全体の回路構成の複雑化を来た
すことが避けられないという新たな問題点が惹起される
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、ウィンドガラスを開閉動作させるためのモータの
通電時においてこれがロック状態なった場合に、そのロ
ック状態が不用意に長く継続される事態を確実に防止で
き、以てモータが過熱したり電源の消耗が増大したりす
る事態の発生を未然に防止し得ると共に、このような防
止機能を回路構成の複雑化を招くことなく実現できるパ
ワウィンドレギュレータの制御装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記「1的を達成するために、第1のマニュア
ルモードスイッチのオン操作期間中のみモータの正方向
通電路を形成してウィンドガラスを閉鎖方向へ移動させ
る共に第2のマニュアルモトスイッチのオン操作期間中
のみ前記モータの逆方向通電路を形成してウィンドガラ
スを開放方向へ移動させるスイッチ装置と、@1のオー
トモードスイッチのオン操作に応して前記モータの正方
向通電路を前記スイッチ装置により形成した状態を保持
すると共に第2のオートモードスイッチのオン操作に応
じて上記モータの逆方向通電路を上記スイッチ装置によ
り形成した状態を保持する保持回路と、前記モータの通
電時にロック電流が流れたときにこれを検知して前記保
持回路の保持状態を解除するオートストップ回路とを備
えたパワーウィンドレギュレータの制御装置において、
前記保持回路を、前記第1及び第2のオートモードスイ
ッチの各オン時に夫々充電される第1及び第2のコンデ
ンサ、これらコンデンサの充電電荷を一定時間で放電す
る放電抵抗、並びに前記第1のコンデンサ或は第2のコ
ンデンサの端子電圧が所定レベル以上あるときのみオン
されて前記スイッチ装置によるモータの通電路形成状態
を保持するスイッチング素子とにより構成した上で、前
記第1のマニュアルモードスイッチのオンに応じて前記
第2のコンデンサの充電電荷が直ちに放電され、且つ前
記第2のマニュアルモードスイッチのオンに応じて前記
第1のコンデンサの充電電荷が直ちに放電されるように
接続したものである。
(作用) 第1のオートモードスイッチがオン操作されると、保持
回路にあっては、第1のコンデンサに充電されると共に
、その充電電荷が放電抵抗により一定時間で放電される
ようになり、また第2の第1・モードスイッチがオン操
作されると、保持回路にあっては、第2のコンデンサに
充電されると共に、その充電電荷が放電抵抗により一定
時間で放電されるようになる。このとき、上記第1のコ
ンデンサ或は第2のコンデンサの端子電圧が所定レベル
以上ある期間には、スイッチング素子がオンされてモー
タの正方向通電路或は逆方向通電路を形成した状態が保
持されるようになる。従って、このときには、上記各オ
ートモードスイッチの操作解除に応じてこれがオフされ
た後においても、モータの正方向通電路或は逆方向通電
路が継続的に形成されるようになり、以てウィンドガラ
スが閉鎖動作若しくは開放動作されるようになる。そし
て、このような動作に伴いウィンドガラスが最終位置ま
で移動されたときには、モータがロック状態となってロ
ック電流が流れるため、これを検知したオートストップ
回路によって前記保持回路による通電路形成状態が解除
され、以てモータが自動的に断電されるようになる。し
かして、モ夕にロック電流か一旦流れ始めた場合にその
巻線温度の上昇に伴いロック電流か減少し、以て上記の
ようなオートストップ回路による自動断電動作が行なわ
れなかった場合にあっても、その後において保持回路内
の第1のコンデンサ或は第2のコンデンサの放電が進行
して、その端子電圧がスイッチング素子のオンレベル以
下に低下するようになり、これに応じてモータの通電路
が遮断されるようになる。従って、モータに対する通電
が不用意に長く継続される虞がなくなる。
また、例えば第1のオートモードスイッチのオンに応じ
てモータの正方向通電路が形成されてウィンドガラスの
閉鎖動作が行なわれ、且つこれに応じて第1のコンデン
サの端子電圧が所定レベル以上ある状態において、第2
のマニュアルモードスイッチが短時間だけオンされたと
きには、これに応じて上記第1のコンデンサの充電電荷
が直ちに放電されるため、モータの正方向通電路が遮断
されてウィンドガラスの閉鎖動作が停止されるようにな
る。さらに、第2のオートモードスイッチのオンに応じ
てモータの逆方向通電路が形成されてウィンドガラスの
開放動作が行なわれ、且つこれに応じて第2のコンデン
サの端子電圧が所定レベル以上ある状態において、第1
のマニュアルモトスイッチが短時間だけオンされたとき
には、これに応じて上記第2のコンデンサの充電電荷が
直ちに放電されるため、モータの逆方向通電路が遮断さ
れてウィンドガラスの開放動作が停止されるようになる
(実施例) 以下、本発明を自動車の運転席用パワーウィンドレギュ
レータの制御装置に適用した一実施例について第1図乃
至第6図を参照しなから説明する。
まず、f42図乃至第4図において、1は下面が開口し
た矩形容器状をなすプラスチック製スイッチケース、2
は上記スイッチケース1内に嵌め込まれた矩形筒状のプ
ラスチック製リレーケースで、このリレーケース2は、
前後両側壁(第3図中の左右方向の各側壁に相当)に突
設された爪2a2aをスイッチケース1側に形成された
係合孔1a1.aに夫々係止させることによって固定さ
れている。3は矩形状のプリント配線基板で、これはス
イッチケース1内にリレーケース2の上端縁によって位
置規制された状態で配設されている。
4はプリント配線基板3上に配置された例えばシリコン
ゴムより成る可動接点部(オで、これは第5図にも示す
ように、矩形板状をなすベース5に、4個の円柱状可動
接点ボルダ6a〜6d並びにこれらを弾性的に支持する
テーパ円筒状の支持部7a〜7dを矩形配置状に一体成
形した構成となっている。このとき、上記各支持部7a
〜7dは、その大きさ及び形状を同一に形成することに
よって、その弾発力が互に等しくなるように構成されて
いる。そして、斯かる可動接点部材4の固定は、第3図
に示すように、左右両端縁部をスイッチケス1に形成さ
れた段部1b、]、cとプリンI・配線基板3との間に
挟持すると共に、第3図に示すように、前後両端縁部を
°スイッチケース]に形成された突起部1d、leとプ
リント配線基板3との間に挟持することによって行なわ
れている。
さて、上記各可動接点ボルダ6a〜6dの下面には、可
動接点8a〜8d(第2図及び第3図にはボルダ6a〜
6Cに対応したものについてのみ示し、8dについては
第1図参照)が接着固定されている。また、プリント配
線基板3上には、上記各可動接点8a〜8dに夫々対向
するようにして、4対の固定接点9a及び10a〜9d
及び10d(第2図及び第3図には9a、10a、9b
10b及び9Cについてのみ示し、他については第1図
参照)かプリント配線パターンを利用して形成されてい
る。そして、上記可動接点ホルダ6a、可動接点8a及
び固定接点9a、10aによって第1のマニュアルモー
トスイッチたるマニュアルアップスイッチ11か構成さ
れ、可動接点ホルダ6b、可動接点8b及び固定接点9
b、10bによって第1のオートモードスイッチたるオ
ートアップスイッチ]2か構成される。さらに、可動接
点ホルダ6c、可動接点8c及び固定接点9clOcに
よって第1のマニュアルモードスイッチたるマニュアル
ダウンスイッチ13が構成され、可動接点ボルダ6d、
可動接点8d及び固定接点9d、1.Odによって第2
のオートモードスイッチたるオートダウンスイッチ14
(第1図参照)が構成される。この結果、可動接点ホル
ダ6a〜6dか押し下げ操作されたときには、固定接点
9a及び10 a〜9d及び10dの各対が対応]3 する可動接点8a〜8dにより橋絡されて各スイッチ1
1〜14かオンすると共に、この後、可動接点ホルダ6
a〜6dの押し下げ操作か解除されたときには、各可動
接点ホルダ63〜6dが支持部7a〜7dの弾発力によ
り復帰弯形して上記橋絡状態が解除されるため、各スイ
ッチ11〜14がオフするようになる。
スイッチケース1の上面には、可動接点ホルダ6a、6
bと対応するように第2図中の左右方向に延びる収納室
15を画定する膨出部1fが形成されていると共に、可
動接点ホルダ6c  6dと対応するように同じく左右
方向に延びる収納室16を画定する膨出部1gが形成さ
れており、各膨出部1f及び1gには、第2図中左方に
偏心した位置に操作用の開口部(符号なし)が夫々形成
されている。17は上記収納室15内に配置された第1
の押圧子で、これは第2図中の左右方向゛に延びた長尺
形状をなし、可動接点ホルダ6a、6b間に載置状に橋
架されている。このとき、第1の抑圧子17の上面には
、第2図中左方に偏心した〕4 位置に操作点となる突、l−17aが一体に突出形成さ
れており、この突子17aは前記膨出部1fの開口部か
ら上方に突出されている。つまり、第1の抑圧子17は
、外部操作力か加えられる突子〕7aが、各i’iJ動
接点ホルダ6a及び6b間の中心位置よりずれた位置と
なるように設定されている。
また、18は前記収納室16内に配置された第2の押圧
子て、これは前記第1の抑圧子17と同様位置に突子1
8aを白゛した長尺形状をなし、可動接点ホルダ6c、
6d間に載置状に橋架された状態て、上記突子1.8 
aか前記膨出部1gの開口部から上方に突出されている
。つまり、第2の抑圧子18も、外部操作力が加えられ
る突子18aが、各i”iJ動接点ホルダ6C及び6d
間の中心位置よりずれた位置となるように設定されてい
る。
スイッチケース1の上面には、一対のノブ支え部]9及
び20が左右に離間した状態で一体に突設されおり、こ
れらの外側面には軸支部19a及び20aか形成されて
いる。そして、上記ノブ支え部1つ及び2〔〕には、図
示しない操作ノブか軸]5 支部19a及び20aを支点に回動可能に支持されるも
のであり、この操作ノブの回動操作に応じて前記第1及
び第2の押圧子17及び18の各突子17a及び18a
か押し下げられるようになっている。また、スイッチケ
ース1の上面には、第3図に示すように筒状の光源収納
部21が一体に突出形成されており、この光源収納部2
]内にはスイッチ照明用の発光ダイオード22が収納さ
れている。尚、前記図示しない操作ノブは上記発光ダイ
オード22を覆う形状となっており、斯かる操作ノブに
は発光ダイオード22からの光を外部に導出するための
透光部が設けられている。
さて、前記リレーケース2には、第4図に示すような形
状の導電板23〜2つかインサート成形されている。上
記インサート成形前の状態では、導電板2 B −24
−25141、25−26間及び26−27間が夫々第
4図に二点鎖線で示す連結板Y]、、Y2及びY3によ
り一体化され、目っ導電板28−29間が同しく二点鎖
線で示す連結板Y4により一体化されており、これら連
結板Y]〜Y4をインサート成形後に切断により除去す
ることよって、各導電板23〜29間の位置関係の正確
化を図っている。そして、導電板23,25゜27及び
29には、下方へ折曲されてリレーケス2の下端から突
出する端子Tl、T2.T3及びT4が設けられている
。また、導電板23〜2つには、上方へ折曲されてリレ
ーケース2の上端から突出する端子P1〜P7が設けら
れており、これら端子P1〜P7は、前記プリント配線
基板3を貫通ずるように構成されている。さらに、導電
板23,24,26.27及び28には、貫通孔23a
  24a、26a、27a及び28aが夫々形成され
ていると共に、導電板25には、貫通孔25a、25b
、25cか形成されている。
しかして、リレーケース2内には上方へ突出する7個の
端子Ra −Rhを有したスイッチ装置としてのリレー
装置30(内部構造は図示しないが、実際には後述から
明らかなように2個のリレーを含んで成る)が収納され
ており、その各端子Ra〜Rhは、夫々前記貫通孔23
a、24a、25]7 a〜25c  26a  27a、28aに挿通され、
その挿通状態で対応する導電板23〜28に半田付けに
より接続されている。さらに、導電板28には、下方へ
折曲されてリレーケース2の下部まで延びるクランク形
状(第3図参照)の接続用延長部28bが設けられてお
り、この延長部28bの下部と前記端子T4の途中部位
との間に抵抗体31 (第1図及び第2図参照)が接続
されている。
尚、スイッチケース]及びリレーケース2には、第2図
に示すように、上記抵抗体31と対応するように放熱用
の切欠状開口部]h及び2bが夫々形成されている。
以上のように構成された結果、リレー装置30の各端子
Ra −Rh及び抵抗体31は、端子T1〜T4.PI
〜P7に対して、電気的構成を示す第1図のように接続
された状態となるものであり、以下この第1図について
説明する。即ち、端子Raは端子Tl、Plに接続され
、端子Rbは端子P2に接続される。端子Rc、Rd、
Reは端子T2.P3に共通に接続され、端子Rfは端
子P4に接続される。また、端子Rhは、端子P6及び
抵抗体31の一端に接続され、この抵抗体31の他端は
端子T4.P7に接続される。さらに、端子Rgは端子
T3.P5に接続される。一方、リレー装置30は、2
個の励磁コイル32a及び33aと、これらの通断電に
より動作される2個のリレースイッチ32b及び33b
を有した構成となっており、励磁コイル32a及び33
aは夫々端子Rc、Rb間及び端子Rd、Rf間に接続
されている。また、リレースイッチ32b及び33bに
あっては、その共通接点Cが端子Ra及びRgに個別に
接続されていると共に、各常開接点aが端子Reに共通
に接続され、さらに各常閉接点すが端子Rhに共通に接
続されている。
端子TI、T3は、ウィンドレギュレータ駆動用の直流
モータ34の入力端子に接続されるものであり、この場
合、モータ34に対し正方向(図中矢印入方向)に通電
されたときに図示しないウィンドガラスが上昇されて閉
鎖方向へ移動され、逆方向(反矢印へ方向)に通電され
たときにラインドガラスが下降されて開放方向へ移動す
るように構成されている。また、端子T2は電源端子3
5に接続され、端子T4はグランド端子に接続される。
尚、上記電源端子35は、車載バッテリの(+)端子に
対してイグニッション接点(何れも図示せず)を介して
接続されている。
36はプリント配線基板3の両面を利用して配設された
制御回路装置であり、これは次に述べるような構成とな
っている。
即ち、この制御回路装置36は前記マニュアルアップス
イッチ11.オートアップスイッチ12゜マニュアルダ
ウンスイッチ13及びオートダウンスイッチ14を含ん
で成り、マニュアルアップスイッチ11は端子P2及び
27間に接続され、マニュアルダウンスイッチ13は端
子P4及び端子P7間に接続されている。この結果、マ
ニュアルアップスイッチ11がオンされた状態では、リ
レ装置30の励磁コイル32aに通電されてリレスイッ
チ32bの接点(C−a)間がオンされるため、モータ
34の11一方向(矢印六方向)通電路が形成されるよ
うになり、これに応じてウィンドガラスが上昇される。
また、マニュアルダウンスイッチ13がオンされた状態
では、励磁コイル33aへの通電に応してリレースイッ
チ33bの接点(C−a)間がオンされるため、モータ
34の正方向(矢印A方向)通電路が形成されてウィン
ドガラスが下降される。そして、リレースイッチ32b
の接点(C−a)間がオンした期間には端子P1が電源
端子35に接続された状態となり、リレースイッチ33
bの接点(C−a)間がオンした期間には端子P5か電
源端子35に接続された状態となる。上記端子PI、P
5は、ダイオドOR回路37及び抵抗38を介して母線
39に接続されており、この母線3つは図示極性の定電
圧ダイオード40を介して端子P7に接続されている。
従って、母線39及び端子27間には、マニュアルアッ
プスイッチ]1及びマニュアルダウンスイッチ13の何
れかがオンされた状態で定電圧が加えられる。尚、上記
のようなモータ34への電流供給は抵抗体31を通じて
行なわれるから、抵抗体31の両端にはモータ34に流
れる負荷電流に応じた電圧レベルの検出電圧Vdが現わ
れるものであり、この検出電圧Vdは端子P6及び27
間に与えられるようになる。
また、オートアップスイッチ12は、一端が母線3つに
接続されており、その他端と端子P7との間には、抵抗
41及びタイマ要素である第1のコンデンサ42の直列
回路、図示極性のダイオード43及び前記マニュアルダ
ウンスイッチ13の直列回路、図示極性のダイオード4
4及び本発明でいう放電抵抗に相当した抵抗45の直列
回路が夫々接続されている。オートダウンスイッチ]4
は、一端が母線39に接続されており、その他端と端子
P7との間には、抵抗46及びタイマ要素である第2の
コンデンサ47の直列回路、図示極性のダイオード48
及び前記マニュアルアップスイッチ11の直列回路、図
示極性のダイオード4つ及び前記抵抗45の直列回路が
夫々接続されている。この場合、第1のコンデンサ42
及び第2のコンデンサ47の容量は等しく設定されてお
り、また、抵抗41を介した第1のコンデンサ42の充
電時定数、並びに抵抗46を介した第2のコンデンサ4
7の充電時定数は、互に等しく例えば0゜01秒程度に
設定され、抵抗41.45を介した第1のコンデンサ4
2の放電時定数、並びに抵抗46.45を介した第2の
コンデンサ47の充電時定数は、!jに等しく例えば1
0秒程度に設定されている。
50は第1の基準電圧発生回路で、これは母線39及び
端子17間に抵抗51及びトリミング抵抗52を直列に
接続して成り、それらの共通接続点から基準゛電圧VS
1を発生する。53は前記抵抗体31及び第1の基糸電
圧発生回路50と共にオートストップ回路54を構成す
る第1の比較回路で、これは母線3つ及び端子17間か
ら給電されるように設けられ、上記基準電圧V s 1
 と前記端子P6からの検出電圧Vdとを比較するよう
に接続されており、Vsl>Vdの関係のときにはハイ
レベル信号(母線39の電位に対応)を出力しているが
、V S 1 ≦Vdの関係となったときに出力をロー
レベル信号(端子P7の電位に対応)に反転させる。上
記第1の比較回路53の出力端子は、抵抗55及び前記
抵抗45を介して端子P7に接続されている。尚、上記
抵抗55及び45の抵抗比は、例えば1/10程度に設
定されている。
56は第2の基準電圧発生回路で、これは母線39及び
端子17間に抵抗57及び58を直列に接続して成り、
それらの共通接続点から基準電圧Vs2を発生する。5
つは第2の比較回路で、これは上記基準電圧V s 2
と前記抵抗55及び45の共通接続点Qからの分圧電圧
Vtとを比較するように接続されており、V s 2 
< V tの関係のときにハイレベル信号(母線3つの
電位に対応)を出力し、V s 2≧Vtの関係となっ
たときにaレベル信号(端子P7の電位に対応)を出力
する。
上記第2の比較回路59の出力端子は、図示極性の定電
圧ダイオード60を介して端子P7に接続されていると
共に、抵抗6]を介して母線39に接続されている。
62は第2の比較回路5つの出力によりオンされるスイ
ッチング素子たるnpn形トランジスタで、コレクタ及
びエミッタか夫々端子P2及びP5に接続されていると
共に、ベースか図示極性のダイオード63を介して第2
の比較回路5つの出力端子に接続されている。そして、
このトランジスタ62のコレクタ・エミッタ間には図示
極性の定電圧ダイオード64か接続されていると共に、
ベース・エミッタ間には抵抗65が接続されている。6
6は同じく第2の比較回路59の出力によりオンされる
スイッチング素子たるnpn形トランジスタで、コレク
タ及びエミッタが夫々端子P4及びP]に接続されてい
ると共に、ベースが図示極性のダイオード67を介して
第2の比較回路59の出力端子に接続されている。この
トランジスタ66のコレクタ・エミッタ間には図示極性
の定電圧ダイオード68が接続されていると共に、べ〜
ス・エミッタ間には抵抗6つが接続されている。そして
、上記第1のコンデンサ42.第2のコンデンサ47.
抵抗41,45,46.第2の基準電圧発生回路56.
第2の比較回路59.トランジスタ62,66、 ダイ
オード44,49゜63.67等によって、本発明でい
う保持回路70が構成されている。
尚、71は電流制限用の抵抗で、これと前記発光ダイオ
ード22の直列回路が端子P3及びP7間に接続されて
いる。従って、図示しないイグニッションスイッチがオ
ンされた状態では、発光ダイオード22に通電点灯され
、以て図示しない操作ノブの照明が行なわれる。
次に、上記構成の作用について説明するに、まず第6図
を参照してマニュアルアップスイッチ1]、オートアッ
プスイッチ12.マニュアルダウンスイッチ13及びオ
ートダウンスイッチ14の動作について述べる。今、図
示しない操作ノブを操作することにより、例えば第1の
押圧子17の突子17aに押し下げ操作力を加えると、
マニュアルアップスイッチ11及びオートアップスイッ
チ12の各可動接点ホルダ6a及び6bに対し、夫々の
支持部7a及び7bの弾発力に抗した押し下げ操作力が
印加される。しかして、第1の抑圧子17にあっては、
各可動接点ホルダ6a及び6b間に載置状に橋架されて
いると共に、外部から押し下げ操作力か加えられる突子
17aか各可動接点ホルダ6a、6b間の中心位置より
一方の可動接点ホルダ6a側にすれた位置となるように
設定されているから、上記各ホルダ6a、6bに作用す
る押し下げモーメント力は、上記突子17aに近い可動
接点ホルダ6aの方か大きくなる。また、この場合には
、支持部7a及び7bの弾発力が略等しく設定されてい
るから、これら支持部7a及び7bは、第6図(a)に
示す状態から、まず一方の支持部7aが同図(b)に示
すように座屈し、これに応じて固定接点9a及び108
間かiiJ動接点8aにより(1C絡されてマニュアル
アップスイッチ1]がオンするようになる。
この状態で、操作ノブの操作(ひいては第1の抑圧子]
7の押し下げ操作)を解除すると、上記のように座屈し
た支持部7aか第6図(a)のように復帰変形してマニ
ュアルアツプスイ・ノチ]1がオフされるようになるか
、操作ノブにより第]の抑圧子17をさらに押し下げ操
作すると、可動接点ホルダ6aはそれ以」二の押し下げ
が拘束された状態となるから、もう一方の可動接点ホル
ダ6bが押し下げられるよう(こなる。このtこめ、」
二5己可動接点ホルダ6bに対応した支持部7bも第6
図(c)に示すように座屈し、これに応じて固定接点9
b及びlOb間が可動接点8bにより橋絡されてオート
アップスイッチ]2がオンするようになる。
そして、以上のように各アンプスイッチ]]及び12が
オンするときには、支持部7a及び7bが夫々座屈して
可動接点ボルダ6a及び6bの移動が拘束されるように
なるため、そのオンに同期して節度感が発生ずるもので
ある。尚、上記のような各アンプスイッチ]1及び]2
の状態で、操作ノブの操作を解除すると、上記のように
座屈した支持部7b及び7aが順次復帰変形するように
なり、これに応じてオートアップスイッチ12及びマニ
ュアルアップスイッチ1〕が順次オフされるようになる
。また、操作ノブによって第2の押圧子18の突子18
aに押し下げ操作力を加え、且つこの後に押し下げ操作
を解除したときには、マニュアルダウンスイッチ13及
びオートダウンスイッチ14か上述同様にオン、オフさ
れるものであり、特に各オン時にはこれに同期して節度
感が発生ずるものである。
さて、以下においては第1図に示した電気的構成の動作
について説明する。
(イ)ウィンドガラスをマニュアルモードにて上下動さ
せる場合 ウィンドガラスを上昇させる場合には、マニュアルアッ
プスイッチ1]をオンする。すると、前にも述べたよう
に、リレー装置30の励磁コイル32aに通電されてリ
レースイ・ソチ32bの接点(C−a)間がオンされ、
これに応じてモータ34の正方向通電路が形成されてウ
ィンドガラスが上昇される。このようなウィンドガラス
の上昇時において、マニュアルア・ツブスイッチ11を
オフさせると、励磁コイル32aの断電に応してリレス
イッチ32bが接点(c−b)間オン状態に復帰するた
め、モータ34が断電されてウィンドガラスの上昇が停
止される。また、ウィンドガラスを下降させる場合には
、マニュアルダウンスイッチ13をオンすれば、リレー
装置30の励磁コイル33Hに通電されてリレースイッ
チ33bの接点(C−a)間がオンされるため、モータ
34の逆方向通電路が形成されてウィンドガラスが下降
される。このようなウィンドガラスの下降時において、
マニュアルダウンスイッチ13をオフさせれば、リレー
スイッチ33bが接点(c−b)間オン状態に復帰して
モータ34が断電されるため、ウィンドガラスの下降が
停止される。
(ロ)ウィンドガラスをオートモードにて上昇させる場
合・・・・・ オートアップスイッチ12をオンすると、この時点では
既にマニュアルアップスイッチ]1がオンされているか
ら、前述のようなリレースイッチ32bの接点(C−a
)間のオンにより励磁コイル32aに通電されてモータ
34が駆動され、これに応してウィンドガラスの上yf
か開始されるよう1こなる。そして、上を己オートアッ
プスイッチ12のオン時には、第1のコンデンサ42が
抵抗41を通じて瞬時に(実際には0.01秒程度要す
る)充電され、これに応じて抵抗44及び45の共通接
続点Qからの分圧電圧Vtか第2の基準電圧発生回路5
6からの基準電圧V s 2より大きくなる。このため
、第2の比較回路5つの出力がハイレベル信号に反転し
、そのハイレベル信号かトランジスタ62及び66の各
ベースに対して夫々ダイオード53或は67を通じてJ
jえられる。このとき、一方のトランジスタ62のエミ
ッタ電位は、端子P5.  リレースイッチ33bの接
点(Cb)間、抵抗体31を介して比較的低い電位にあ
るが、他方のトランジスタ66のエミッタ電位は、端子
PI、  リレースイッチ32bの接点(Ca)間を介
し、て電源端子35の電位レベルにあるため、トランジ
スタ62のみかオンし、トランジスタ66はオンしない
。このようなトランジスタ62のオン状部は、第2の比
較回路5つの出力かローレベル信号に反転するまでの間
、つまり第1のコンデンサ42の充電電荷が抵抗45を
通じて放電されるのに伴い前記分圧電圧Vtが前記基準
電圧Vs2以下になるまでの時間Tだけ保持されるよう
になる。このようにトランジスタ62がオンされた状態
では、リレーコイル32aの通電路が、トランジスタ6
2のコレクタ・エミッタ間端子P5.  リレースイッ
チ33bの接点(c−b)間及び抵抗体31を介して形
成されるようになるため、その後にオートアップスイッ
チ12及びマニュアルアップスイッチ11がオフされた
ときにおいても、モータ34の正方向通電路が継続的に
形成されるようになり、以てウィンドガラスが自動的に
上昇される。
そして、上述のようにウィンドガラスが自動的に上昇さ
れて、これが最大上昇位置(ウィンドの閉鎖位置)に達
すると、モータ34がロックされて比較的大きなロック
電流が流れるようになり、これに応じて抵抗体31での
電圧降下が増大するようになる。斯様な電圧降下の増大
に応じて、端子P6に勺えられる検出電圧Vdか第1の
基!fl電圧発生回路50からの基準電圧Vs1より大
きくなると、第1の比較回路53の出力がローレベル信
号(端子P7の電位レベル)に反転するようになる。す
ると、第1のコンデンサ42の充電電荷が抵抗4]、ダ
イオード44及び抵抗55を通じて放電されるようにな
り、これに応じて接続点Qからの分圧電圧Vtが第2の
基準電圧発生回路56からの基準電圧V s 2より低
くなる。この結果、第2の比較回路5つの出力がローレ
ベル信号に反転してトランジスタ62がオフされるため
、励磁コイル32aが断電されてリレースイッチ32b
が接点(c−b)間オン状態に復帰し、これによりモー
タ34の正方向通電路形成状態か解除されて、ウィンド
ガラスは最大上昇位置に停止される。
尚、第1のコンデンサ42の抵抗41及び55を介した
放電時定数は、ウィンドガラスを所謂増し締めするのに
適した値となるように設定されている。
しかして、(従来例)の項でも述べたように、モータ3
4にロック電流が流れた場合には、その巻線温度の上昇
によりロック電流が減少することがあり、このため上述
のようにオートモードにてモータ34か駆動されている
場合には、検出電圧Vdが基準電圧V s 1を何時ま
で紅っても越えないことかあり、この場合にはモータ3
4に対する通電が不用意に継続されるという異常事態が
発生する。このような事態に陥ったときには、モータ3
4の巻線が異常発熱し、場合によっては巻線の焼損に至
る虞がある。しかるに、本実施例では、オートアップス
イッチ12のオフ後に保持回路70が有するタイマ要素
である第1のコンデンサ42及び抵抗45から成る放電
回路に設定された時間Tか経過したときには、抵抗55
及び45の共通接続点Qからの分圧電圧Vtが第2の基
準電圧発生回路56からの基準電圧Vs2より低くなる
ため、第2の比較回路59の出力がローレベル信号に反
転するようになる。この結果、トランジスタ62がオフ
されるため、励磁コイル32aが断電されてリレースイ
ッチ32bが接点(c−b)間オン状態に復帰し、以て
モータ34が断電される。つまり、モータ34かオート
モートにて駆動開始されてから所定の時間Tか経過した
ときには、モータ34が自動的に断電されるものであり
、これにて前述のような異常事態の発生が未然に防止さ
れるようになる。
(ハ)ウィンドガラスをオートモードにて下降させる場
合・ オートダウンスイッチ14をオンすると、この時点でオ
ンされているマニュアルダウンスイッチ13のオンによ
り励磁コイル33aに通電され、これに応じたリレース
イッチ33bの接点(Ca)間のオンにより、モータ3
4の逆方向通電路が形成されてウィンドガラスの下降か
開始されるようになる。また、オートダウンスイッチ1
4のオンにより第2のコンデンサ47に充電されるのに
伴い、抵抗55及び45の共通接続点Qからの分圧電圧
Vtが第2の基準電圧発生回路56からの基準電圧V 
s 2より大きくなり、これに応して第2の比較回路5
9からノ\イレヘル信号が出力される。このとき、トラ
ンジスタ62は、そのエミッタ電位が端子P5.  リ
レースイッチ33bの接点(c−a)間を介して電源端
子35の電位レベルにあるためオンしないが、トランジ
スタ66は、そのエミッタ電位が端子PI、  リレー
スイッチ32bの接点(c−b)間、抵抗体3]を介し
て比較的低い電位レベルにあるためオンされる。このよ
うなトランジスタ66のオン状態は、第2のコンデンサ
47の充電電荷が抵抗45を通じて放電されるのに伴い
分圧電圧Vtが基準電圧Vs2以下になるまでの時間T
−(=T)たけ保持され、斯かる保持期間には、リレー
コイル33aの通電路が、トランジスタ66のコレクタ
・エミッタ間端子PI、  リレースイッチ32bの接
点(c−b)間及び抵抗体31を介して形成されるため
、その後にオートダウンスイッチ14及びマニュアルダ
ウンスイッチ13がオフされたときにおいても、モータ
34の逆方向通電路が継続的に形成されるようになり、
以てウィンドガラスが自動的に下降される。
3 に のようなウィンドガラスの下降に応して、これが最大下
降位置(ウィンドの最大開放位置)に達すると、モータ
34に比較的大きなロック電流が流れるため、前述した
ウィンドガラスの自動上昇時と同様に、第1の比較回路
53の出力がリレベル信号に反転して、第2のコンデン
サ47の充電電荷が抵抗46.ダイオード49及び抵抗
55を通じて放電されると共に、これに応じて第2の比
較回路5つの出力もローレベル信号に反転してトランジ
スタ66かオフされ、以て励磁コイル33aひいてはモ
ータ34が断電されてウィンドガラスが最大下降位置に
停止される。勿論、このようなウィンドガラスの自動下
降動作時において、オートダウンスイッチ14のオフ後
にタイマ要素である第2のコンデンサ47及び抵抗45
から成る放電回路に設定された時間T−が経過したとき
には、抵抗55及び45の共通接続点Qからの分圧電圧
Vtが第2の基準電圧発生回路56からの基準電圧V 
s 2より低くなって、第2の比較回路5つの出力がロ
ーレベル信号に反転するため、これに応じたトランジス
タ66のオフによりモータ34の逆方向通電路形成状態
が解除されるようになる。従って、この場合においても
、モータ34に対する通電が不用意に継続されるという
異常事態の発生が未然に防止されるようになる。
(ニ)ウィンドガラスがオートモードにて上4されてい
る状態で、その上昇を中止させる場合・ウィンドガラス
がオートモードにて上昇されているときには、前述の説
明にて明らかなように、第1のコンデンサ42が充電状
態にあり、これに応じてトランジスタ62がオンされた
状態、つまリモータ34の正方向通電路が形成された状
態にある。このような状態で、マニュアルダウンスイッ
チ13を短時間たけオンすると、そのオンに応じて励磁
コイル33aに通電されてリレースイッチ33bの接点
(C−a)間がオンされるため、モータ34の両端子が
リレースイッチ32b及び33bの各接点(c−b)間
を介して短絡された状態となり、そのモータ34が断電
される。また、上記マニュアルダウンスイッチ]3のオ
ン時には、第1のコンデンサ42の充電電荷がダイオー
ド43及び当該マニュアルダウンスイッチ13を介して
直ちに放電されるため、第2の比較回路5つの出力がロ
ーレベル信号に反転してトランジスタ62かオフされる
。この結果、励磁コイル32aが断?iされてリレース
イッチ32bか接点(c−b)間オン状態に復帰するも
のであり、また、マニュアルダウンスイッチ13が上述
のように短時間だけオンされた後にオフされたときには
、励磁コイル33aか断電されてリレースイッチ33b
も接点(c−b)間オン状態に復帰するものであり、こ
れにてモータ34の正方向通電路が遮断された初期状態
に戻されるようになる。
(ホ)ウィンドガラスかオルトモードにて下降されてい
る状態で、その下降を中止させる場合・ウィンドガラス
がオートモードにて下降されているときには、前述の説
明にて明らかなように、第2のコンデンサ47か充電状
態にあり、これに応じてトランジスタ66がオンされた
状態、っまりモータ34の逆方向通電路が形成された状
態にある。このような状態で、マニュアルアップスイッ
チ11を短時間だけオンすると、そのオンに応じて励磁
コイル32aに通電されてリレースイッチ32bの接点
(C−a)間がオンされるため、モータ34の両端子が
リレースイッチ32b及び33bの各接点(c −b)
間を介して短絡された状態となり、そのモータ34が断
電される。また、上記マニュアルアップスイッチ11の
オン時には、第2のコンデンサ47の充713 m荷が
ダイオード48及び当該マニュアルアップスイッチ11
を介して瞬時に放電されるため、第2の比較回路59の
出力がローレベル信号に反転してトランジスタ66がオ
フされる。この結果、励磁コイル33aが断電されてリ
レースイッチ33bが接点(c−b)間オン状態に復帰
するものであり、また、マニュアルアップスイッチ11
が上述のように短時間だけオンされた後にオフされたと
きには、励磁コイル32aが断電されてリレースイッチ
32bも接点(c−b)間オン状態に復帰するものであ
り、これにてモータ34の逆方向通電路が遮断された初
期状態に戻されるようになる。
以上要するに、本実施例の構成によれば、ウィンドガラ
スをオートアップスイッチ12或はオドダウンスイッチ
14の操作によってオートモトにて上昇或は下降させる
際に、その上昇動作成は下降動作を停止させるためのオ
ートストップ回路54の機能(モータ34のロック電流
を検知して停止させる機能)が損われた場合でも、第1
のコンデンサ42或は第2のコンデンサ47によるタイ
マ機能を備えた保持回路70によって所定時間後に上記
各動作を停止させることができる。従って、モータ34
に対しこれがロック状態のまま不用意に長く通電されて
しまう虞がなく、従来のようにモータ34か過熱したり
車載バッテリの消耗が増大したりする責がなくなるもの
である。
ところで、上S己のようなウィンドガラスのオドモード
による上R或は下降動作のキャンセルは、マニュアルダ
ウンスイッチ23或はマニュアルアツブスィッチ210
オン操作により行ない得る構成となっているが、斯かる
キャンセル時には前記タイマ要素を初期化する必要か生
じてくる。この場合、本実施例においては、上記タイマ
要素のキャンセルを、マニュアルダウンスイッチ23或
はマニュアルアップスイッチ21のオンに応じて第1の
コンデンサ42或は第2のコンデンサ47の充電電荷を
放電する回路を形成することにより行なう構成となって
いるから、そのキャンセルのための回路構成が従来のよ
うに複雑化する虞がなくなるものである。
また、マニュアルアップスイッチ21或はマニュアルダ
ウンスイッチ23によってリレー装置30を直接的に制
御する構成となっているから、制御回路装置36内の半
導体素子(トランジスタ62.66、比較回路53.5
9等)に故障が発生した場合でも、モータ34の動作(
つまりウィンドガラスの上下動)制御を行ない得る利点
がある。
さらに、上記構成によれば、図示しない操作ノブの操作
に応じて、まずマニュアルアップスイッチ11或はマニ
ュアルダウンスイッチ13がオンした後に、オートアッ
プスイッチ]2或はオートダウンスイッチ14かオンす
るという二段動作が得られ、尚Rつ上記各スイッチ11
〜14のオン時には、支持部7a〜7dが座屈すると共
に、可動接点ホルダ6a〜6dの押し下げか拘束される
のに伴い節度感が発生するものであるか、上記のように
可動接点ホルダ6a〜6dの押し下げが拘束されるタイ
ミングは、対応する各スイッチ11〜14がオンされる
タイミングと一致するようになるから、結果的に上記節
度感の発生タイミングとこれに対応するスイッチ11〜
14のオンタイミングとか確実に一致するという利点が
ある。
尚、本発明の他の実施例を示す第7図のように、4個の
可動接点ホルダ6a〜6dに対応するように設けられた
支持部78〜7dのうち、オートアップスイッチ12及
びオートダウンスイッチ14に対応した支持部7b、7
dを、マニュアルアップスイッチ11及びマニュアルダ
ウンスイッチ13に対応した支持部7a、7cより厚肉
に形成し、以てその弾発力が互に異なるように構成する
一方で、各押圧子17及び18の突子1.7 a及び1
8aを、可動接点ホルダ6a、6b間の中心位置及び可
動接点ホルダ6c、6a間の中心位置に夫々存するよう
に設定する構成としても良い。この構成とした場合には
、押圧子]7或は]8に対し突子17a或は18aを通
して押し下げ力が加わったときには、まず弾発力が小な
る支持部7a或は7cが座屈してマニュアルアップスイ
ッチ]1或はマニュアルダウンスイッチ13がオンし、
この後に弾発力が大なる支持部7b或は7dか座屈して
オートアップスイッチ12或はオートダウンスイッチ1
4がオンするものであり、結果的に前記実施例と同様の
二段動作が得られる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示した各実施例に限定さ
れるものではなく、例えばオートモードスイッチを含む
スイッチ装置として他の構造のものを適用しても良い等
、その要旨を逸脱しない縫囲で種々変形して実施するこ
とができる。
[発明の効果] 本発明によれば以上の説明から明らかなように、ウィン
ドガラスの開閉時つまり前記モータの通電時においてこ
れがロック状態になった場合に、そのロック状態が不用
意に長く継続される事態を確実に防止でき、以てモータ
が過熱したり電源の消耗が増大したりする事態の発生を
未然に防止できると共に、このような防止機能を回路構
成の複雑化を招くことなく実現できる等の優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は電気的構成を示す結線図、第2図は第4図の■−
■線に沿った断面図、第3図は第4図の■−■線に沿っ
た断面図、第4図は横断面図、第5図は可動接点部材の
斜視図、第6図(a)(b)、(C)は要部を夫々異な
る状態で示す縦断面図である。また、第7図は本発明の
他の実施例を示す第6図(a)相当図である。 図中、1はスイッチケース、2はリレーケース、3はプ
リント配線基板、4は可動接点部材、6a〜6dは可動
接点ホルダ、7a、7cは支持部、7b、7dは支持部
、8 a −86は可動接点、9a−9d、10a−]
Odは固定接点、11はマニュアルアップスイッチ(第
]のマニュアルモトスイッチ)、12はオートアップス
イッチ(第1のオートモードスイッチ)、13はマニュ
アルダウンスイッチ(第2のマニュアルモードスイッチ
)、14はオートダウンスイッチ(第2のオドモードス
イッチ)、17は第1の押圧子、18は第2の押圧子、
17a、18aは突子、23〜29は導電板、30はリ
レー装置(スイッチ装置)31は抵抗体、34はモータ
、36は制御回路装置、42.47はコンデンサ、45
は放電抵抗、54はオートストップ回路、62.66は
トランジスタ(スイッチング素子)、70は保持回路を
示す。 出願人  株式会社東海理化電機製作所(a) (b) 第 図 17a (18a) 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、正方向に通電されたときにウインドガラスを閉鎖方
    向へ移動させると共に逆方向に通電されたときに上記ウ
    インドガラスを開放方向へ移動させるモータと、第1の
    マニュアルモードスイッチのオン操作期間中のみ前記モ
    ータの正方向通電路を形成すると共に第2のマニュアル
    モードスイッチのオン操作期間中のみ前記モータの逆方
    向通電路を形成するスイッチ装置と、第1のオートモー
    ドスイッチのオン操作に応じて前記モータの正方向通電
    路を前記スイッチ装置により形成した状態を保持すると
    共に第2のオートモードスイッチのオン操作に応じて上
    記モータの逆方向通電路を上記スイッチ装置により形成
    した状態を保持する保持回路と、前記モータの通電時に
    ロック電流が流れたときにこれを検知して前記保持回路
    の保持状態を解除するオートストップ回路とを備えたパ
    ワーウインドレギュレータの制御装置において、前記保
    持回路を、前記第1及び第2のオートモードスイッチの
    各オン時に夫々充電される第1及び第2のコンデンサと
    、これらコンデンサの充電電荷を一定時間で放電する放
    電抵抗と、前記第1のコンデンサ或は第2のコンデンサ
    の端子電圧が所定レベル以上あるときのみオンされて前
    記スイッチ装置によるモータの通電路形成状態を保持す
    るスイッチング素子とにより構成し、さらに、前記第1
    のマニュアルモードスイッチのオンに応じて前記第2の
    コンデンサの充電電荷が直ちに放電され、且つ前記第2
    のマニュアルモードスイッチのオンに応じて前記第1の
    コンデンサの充電電荷が直ちに放電されるように接続し
    たことを特徴とするパワーウインドレギュレータの制御
    装置。
JP63211492A 1988-07-28 1988-08-24 パワーウインドレギュレータの制御装置 Expired - Lifetime JPH0735712B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011162997A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Tokai Rika Co Ltd パワーウインドウスイッチ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011162997A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Tokai Rika Co Ltd パワーウインドウスイッチ装置

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