JPH0240779Y2 - - Google Patents

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JPH0240779Y2
JPH0240779Y2 JP1985019266U JP1926685U JPH0240779Y2 JP H0240779 Y2 JPH0240779 Y2 JP H0240779Y2 JP 1985019266 U JP1985019266 U JP 1985019266U JP 1926685 U JP1926685 U JP 1926685U JP H0240779 Y2 JPH0240779 Y2 JP H0240779Y2
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net
hard plastic
rope
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plastic net
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は生簀等漁網あるいはスポーツ用保護ネ
ツト等に使用される硬質プラスチツク網の網支持
フレームへの取付構造に関する。
〔従来の技術〕
近年、ある程度撓んで湾曲変形できる硬質のプ
ラスチツク網が生簀の漁網あるいは野球のネツト
として使用されてきた。この硬質プラスチツク網
は鋼管、竹、木、ゴム等の強度のある支持フレー
ム部材に金属細線を使用して短ロープを使用して
直接リジツトに固着されるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の硬質プラスチツク網のフレーム部材への
取付構造では硬質プラスチツク網がフレーム部材
と接触して硬質プラスチツク網、フレーム部材が
摩耗、損傷し易く、又硬質プラスチツク網に強力
な引張力、集中荷重が荷重されれば硬質プラスチ
ツク網はフレーム部材にリジツトに固定されてい
るため、その引張力、集中荷重がそのまま硬質プ
ラスチツク網に作用して硬質プラスチツク網が破
断しがちとなる。更にフレーム部材が変形すれば
それに伴つて硬質プラスチツク網の形も変形して
保形性に欠けるといつた問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる問題点を解消した優れた硬質プ
ラスチツク網の取付構造を提供せんとするもので
あり、その要旨は、鋼管、竹、木、硬質ゴム等の
網支持フレーム部材1に径の大きい親ロープ2′
を平行に添わせ、この親ロープ2′に子ロープ
2″を所定間隔おいて片くつわ結びによつて結着
し、同子ロープ2″に硬質プラスチツク網3を連
結したことを特徴とする硬質プラスチツク網の取
付構造にある。
〔作用〕
この考案では網支持フレーム部材1と硬質プラ
スチツク網3とはロープ又はワイヤ等紐体の中間
部材2によつて間接的に且つ柔緩に連結されてい
るため、硬質プラスチツク網3は網支持フレーム
部に接触せず、接触による摩耗、損傷はない。又
硬質プラスチツク網3に強い集中荷重、引張力が
作用してもロープ又はワイヤ等紐体の中間部材2
が伸び、変形してクツシヨンとして作用し、その
荷重を緩和して局所的に高い集中応力が発生して
硬質プラスチツク網が破断するのを防止してい
る。更に網支持フレーム部材1が多少塑性変形し
てもロープ又はワイヤ等紐体の中間部材2が適宜
変位してフレーム部材の凹凸変形の平均的位置の
略網支持フレーム部材1の原形状に硬質プラスチ
ツク網3を支持して保形性を保つことができるも
のである。
〔実施例〕
本実施例は生簀網に適用した例であつて、網支
持フレーム部材1としては鋼管を使用し、又中間
部材2は鋼管に沿つて径の大きい親ロープ2′を
平行に添わせ、この親ロープ2′に子ロープ2″を
所定間隔周期において片くつわ結びによつて緩く
結着し、同子ロープ2″に硬質プラスチツク網3
の周縁を小ロープ4によつて結着させたものであ
る。図中5は親ロープ2′を網支持フレーム部材
1に結着するロープである。更に生簀下部フレー
ム部材6と硬質プラスチツク網3の下縁とをロー
プ7によつて単純に掛けわたす状態にロープ掛け
してその間の間隔が引張力に応じて長短できる様
にして硬質プラスチツク網3に作用する引張力を
更に緩和させた例である。
この様に硬質プラスチツク網3の下縁をもロー
プで堅緩自在に連結したことによつて引張力を弱
めるばかりでなく生簀下部フレーム部材6が折損
すればロープ7から折損した生簀下部フレーム部
材6の部分がそのまま海底に落下して網に突き刺
さつて硬質プラスチツク網3を破ることがない。
更に藻、貝類が最初に付着する生簀下部フレーム
部材6は、硬質プラスチツク網3の下縁とはロー
プ7の緩み分だけのかなりの間隔が発生するので
藻、貝類の生簀網への繁殖移動が阻止され、硬質
プラスチツク網3には、藻、貝類の付着が少なく
出来、それだけ生簀網をきれいにして生簀内の環
境を良好な状態に維持できる。加えて生簀下部フ
レーム部材6が変形してもロープ7の繰り出し長
さの自動的な調整によつて硬質プラスチツク網3
の下縁を生簀下部フレーム部材6の変形した形状
の通りにならずにその平均的な形状になつて生簀
網の形を大きく変えることがない様にするという
網形の保形性においても優れたものとなつてい
る。
〔考案の効果〕
以上の様に本考案によれば、波浪によつて海面
の動揺があつてもロープ、ワイヤ等紐体の中間部
材の緩結着によつて硬質プラスチツク網には強い
引張力が作用しない様にして生簀網の破断するの
を防ぐことができ、しかも網支持フレームとの接
触もないのでその接触による摩耗、損傷もない。
又、中間部材が径の大きい親ロープ2′とこれに
片くつわ結びによつて結着された子ロープ2″か
らなつていて、くつわ結びしているので子ロープ
2″は親ロープ2′に滑ることなく確実に結着さ
れ、硬質プラスチツク網のズレを防止して網目の
形を正確に保持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案硬質プラスチツク網の取付構造
の実施例の要部を示す説明図、第2図は同実施例
の下縁部を示す説明図、第3図は網支持フレーム
部材の変形と硬質プラスチツク網の位置の状態を
示す平面図である。 1:網支持フレーム部材、2:中間部材、3:
硬質プラスチツク網。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼管、竹、木、硬質ゴム等の網支持フレーム部
    材1に径の大きい親ロープ2′を平行に添わせ、
    この親ロープ2′に子ロープ2″を所定間隔おいて
    片くつわ結びによつて結着し、同子ロープ2″に
    硬質プラスチツク網3を連結したことを特徴とす
    る硬質プラスチツク網の取付構造。
JP1985019266U 1985-02-14 1985-02-14 Expired JPH0240779Y2 (ja)

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JP1985019266U JPH0240779Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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JPS61136871U JPS61136871U (ja) 1986-08-26
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JPS61136871U (ja) 1986-08-26

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