JPH0240221A - 純水製造装置 - Google Patents
純水製造装置Info
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- JPH0240221A JPH0240221A JP18764288A JP18764288A JPH0240221A JP H0240221 A JPH0240221 A JP H0240221A JP 18764288 A JP18764288 A JP 18764288A JP 18764288 A JP18764288 A JP 18764288A JP H0240221 A JPH0240221 A JP H0240221A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、半導体製造工場や原子力発電所等で広く使用
されている純水やいわゆる超純水を連続的に製造する純
水製造装置に関する。
されている純水やいわゆる超純水を連続的に製造する純
水製造装置に関する。
[従来の技術]
LSIや超LSIの製造においては、多量の純水や超純
水が用いられている。
水が用いられている。
従来、純水の製造装置として、イオン交換膜及びイオン
交換樹脂を装填した電気透析器(以下rcDIJと略称
することがある。)が知られている(特開昭61−10
7906号)。CDIは塩の大量除去から逆浸透による
製造水の純化に至るまでの幅広い原水の効果的な脱イオ
ンが可能である。
交換樹脂を装填した電気透析器(以下rcDIJと略称
することがある。)が知られている(特開昭61−10
7906号)。CDIは塩の大量除去から逆浸透による
製造水の純化に至るまでの幅広い原水の効果的な脱イオ
ンが可能である。
CDIによる水の脱イオン作用について、第4図を参照
して説明する。
して説明する。
第4図では、印加直流電位は(+)と(−)で表わされ
ている0本例においては、アニオン交換膜21とカチオ
ン交換膜22との間で濃縮室25aが、カチオン交換膜
22とアニオン交換膜23との間で希釈室26が、アニ
オン交換膜23とカチオン交換膜24との間で濃縮室2
5bが形成されている。そして、希釈室26内には、カ
チオン交換樹脂27とアニオン交換樹脂28との混床樹
脂が充填されている。原水中のイオンはNa+及びC1
−により代表して示す。希釈室26に入ったイオンは親
和力、濃度及び穆動度に基いてイオン交換樹脂27.2
8と反応する。イオンは電位の傾きの方向に樹脂中を8
動し、更に膜22又は23を横切って8動し、すべての
室において電荷の中和が保たれる。そして、膜の半浸透
特性のため、並びに電位の傾きの方向性のために、溶液
中のイオンは希釈室26では減少し、隣りの濃縮室25
a、 25 bでは濃縮されることになる。このため
、希釈室26から脱イオン水が回収される。
ている0本例においては、アニオン交換膜21とカチオ
ン交換膜22との間で濃縮室25aが、カチオン交換膜
22とアニオン交換膜23との間で希釈室26が、アニ
オン交換膜23とカチオン交換膜24との間で濃縮室2
5bが形成されている。そして、希釈室26内には、カ
チオン交換樹脂27とアニオン交換樹脂28との混床樹
脂が充填されている。原水中のイオンはNa+及びC1
−により代表して示す。希釈室26に入ったイオンは親
和力、濃度及び穆動度に基いてイオン交換樹脂27.2
8と反応する。イオンは電位の傾きの方向に樹脂中を8
動し、更に膜22又は23を横切って8動し、すべての
室において電荷の中和が保たれる。そして、膜の半浸透
特性のため、並びに電位の傾きの方向性のために、溶液
中のイオンは希釈室26では減少し、隣りの濃縮室25
a、 25 bでは濃縮されることになる。このため
、希釈室26から脱イオン水が回収される。
CDIはイオン交換樹脂のように再生を必要とせず、完
全な連続採水が可能で、極めて高純度の水が得られると
いう優れた効果を奏する。
全な連続採水が可能で、極めて高純度の水が得られると
いう優れた効果を奏する。
[−発明が解決しようとする課題]
しかしながら、CDIによる純水製造においては、原水
中の溶解塩類(T D S )濃度が一定であっても、
得られる処理水の純度に差があり、安定して高純度の処
理水を得ることができない場合がある。
中の溶解塩類(T D S )濃度が一定であっても、
得られる処理水の純度に差があり、安定して高純度の処
理水を得ることができない場合がある。
本発明は上記従来の問題点を解決し、極めて高純度の処
理水を安定に得ることができる純水製造装置を提供する
ことを目的とする。
理水を安定に得ることができる純水製造装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の純水製造装置は、複数のアニオン交換膜及びカ
チオン交換膜を交互に配列して濃縮室と希釈室とを交互
に形成してなり、前記希釈室にはアニオン交換樹脂とカ
チオン交換樹脂とが混合されて充填されている電気透析
器(CDI)を備える純水製造装置に関する。
チオン交換膜を交互に配列して濃縮室と希釈室とを交互
に形成してなり、前記希釈室にはアニオン交換樹脂とカ
チオン交換樹脂とが混合されて充填されている電気透析
器(CDI)を備える純水製造装置に関する。
請求項(1)の装置は、CDIに供給される原水を脱炭
酸処理して溶存するCO2を除去する手段を備えている
。
酸処理して溶存するCO2を除去する手段を備えている
。
請求項(2)の装置は、CDIに供給される原水にアル
カリを添加して溶存するCO2をHCO3−に転化する
手段を備えている。
カリを添加して溶存するCO2をHCO3−に転化する
手段を備えている。
[作用]
本発明者らは、CDIによる純水の製造にあたり、原水
水質と処理水水質について種々検討会重ねた結果、原水
中に溶存するCo2がCDIにおける処理に悪影響を及
ぼすことを見出した。
水質と処理水水質について種々検討会重ねた結果、原水
中に溶存するCo2がCDIにおける処理に悪影響を及
ぼすことを見出した。
即ち、CDIでの電気再生において、吸着される全カチ
オン、全アニオンのバランスは1:1が好ましい。この
比率が大幅にはずれる場合、多い方のイオンは再生され
ずに残留することになり、処理水にリークするものと推
定される。ところで、工業用水等を原水として利用する
場合、含有されるカチオンとアニオンとのバランスを考
えると、CO2の存在が大きく影響している。従って、
原水中に含有されるCO2をできるだけ少なくすること
が、CDIにおける安定処理に必要とされる。
オン、全アニオンのバランスは1:1が好ましい。この
比率が大幅にはずれる場合、多い方のイオンは再生され
ずに残留することになり、処理水にリークするものと推
定される。ところで、工業用水等を原水として利用する
場合、含有されるカチオンとアニオンとのバランスを考
えると、CO2の存在が大きく影響している。従って、
原水中に含有されるCO2をできるだけ少なくすること
が、CDIにおける安定処理に必要とされる。
本発明の請求項(1)の純水製造装置によれば、CDI
に供給される原水を脱炭酸処理することにより、溶存す
るCO2を除去することができる。
に供給される原水を脱炭酸処理することにより、溶存す
るCO2を除去することができる。
また、請求項(2)の純水製造装置によれば、CDIに
供給される原水にアルカリを添加して溶存するCO2を
HCO3−に転化することにより、溶存CO2量を低減
することができる。この場合、’HCOs−はCDIに
よる処理により容易に除去可能である。
供給される原水にアルカリを添加して溶存するCO2を
HCO3−に転化することにより、溶存CO2量を低減
することができる。この場合、’HCOs−はCDIに
よる処理により容易に除去可能である。
なお、第3図に示すように、原水にアルカリを添加して
約pH7以上とすることにより、溶存するCO2(H2
CO3)がHCO3−k:転化される。
約pH7以上とすることにより、溶存するCO2(H2
CO3)がHCO3−k:転化される。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。
。
第1図は本発明の純水製造装置の一実施例を示す系統図
、第2図はCDIの一実施例を示す系統図である。
、第2図はCDIの一実施例を示す系統図である。
第1図に示す純水製造装置は、CO2除去手段1及び電
気透析器(CDI)2から、主として構成されており、
原水をCO2の除去又はHCO3への転化を行う前処理
手段1に送給する配管11、前処理手段1から排出され
る水をCDI2に送給する配管12(なお、この配管1
2は、後述するCDIの濃縮室への給水配管12a及び
希釈室への給水配管12bに分岐している。)、CDI
2の処理水を取り出す配管13、CDI2の濃縮水を取
り出す配管14を備えている。
気透析器(CDI)2から、主として構成されており、
原水をCO2の除去又はHCO3への転化を行う前処理
手段1に送給する配管11、前処理手段1から排出され
る水をCDI2に送給する配管12(なお、この配管1
2は、後述するCDIの濃縮室への給水配管12a及び
希釈室への給水配管12bに分岐している。)、CDI
2の処理水を取り出す配管13、CDI2の濃縮水を取
り出す配管14を備えている。
上記の前処理手段1としては、例えば次の■〜■のよう
な手段が挙げられる。
な手段が挙げられる。
■ 真空脱気塔。
■ 脱炭酸塔。即ち、N2ガスにより曝気する。この場
合、酸を添加し、pHを低く(pH:5.0〜5.5程
度)して曝気するのが有利である。
合、酸を添加し、pHを低く(pH:5.0〜5.5程
度)して曝気するのが有利である。
■ 膜脱気塔。
■ アルカリを添加してpHを約7以上、好ましくは約
pH7〜10に調整し、溶存するC02をHCO2−又
はCO32−に変える。
pH7〜10に調整し、溶存するC02をHCO2−又
はCO32−に変える。
アルカリとしては、NaOH%KOH等を用いることが
できる。
できる。
かかる構成の純水製造装置において、工業用水、市水、
井水などの原水は、前処理手段1にてCO2が除去され
るか、又はCO2がHCO3に転化された後、CDI2
に供給される。
井水などの原水は、前処理手段1にてCO2が除去され
るか、又はCO2がHCO3に転化された後、CDI2
に供給される。
次にCDI2における処理について、第2図を参照して
説明する。図示の如く、CDI2は、容器2内に複数の
アニオン交tM k Aとカチオン交換P3.Cとが交
互に並列に配置されており、それぞれ濃縮室21と希釈
室22とが交互に隔成されている。そして、希釈室22
には、アニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂との混合物
23が充填されている。24は一極、25は十極である
。
説明する。図示の如く、CDI2は、容器2内に複数の
アニオン交tM k Aとカチオン交換P3.Cとが交
互に並列に配置されており、それぞれ濃縮室21と希釈
室22とが交互に隔成されている。そして、希釈室22
には、アニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂との混合物
23が充填されている。24は一極、25は十極である
。
前処理された原水は、配管12から、CDI2の濃縮室
21への給水配管12a及び希釈室22への給水配管1
2bに分岐され、それぞれ濃縮室21及び希釈室22に
供給される。
21への給水配管12a及び希釈室22への給水配管1
2bに分岐され、それぞれ濃縮室21及び希釈室22に
供給される。
CDI2に供給された水は、前述の第4図にて説明した
原理により、Na十等のカチオンはカチオン交換膜Cを
透過して、c、Q−等のアニオンはアニオン交換膜Aを
透過して、それぞれ濃縮室21内に濃縮される。CO2
が転化して生成したHCO3−等も、アニオン交換膜A
を透過して濃縮室21内に濃縮される。このようにして
アニオン、カチオンが除去された処理水は、希釈室22
より配管13を経て排出され必要に応じて後処理された
後、コースポイントへ送給され−る。濃縮室21内の濃
縮水は配管14より排出される。
原理により、Na十等のカチオンはカチオン交換膜Cを
透過して、c、Q−等のアニオンはアニオン交換膜Aを
透過して、それぞれ濃縮室21内に濃縮される。CO2
が転化して生成したHCO3−等も、アニオン交換膜A
を透過して濃縮室21内に濃縮される。このようにして
アニオン、カチオンが除去された処理水は、希釈室22
より配管13を経て排出され必要に応じて後処理された
後、コースポイントへ送給され−る。濃縮室21内の濃
縮水は配管14より排出される。
本発明においては、前処理手段の前段あるいは後段に逆
浸透膜分離器(RO)を設けても良い。
浸透膜分離器(RO)を設けても良い。
ROを配設することにより、原水中の電解質、TOC成
分を効率的に除去することができ、CDIにおける負荷
を低減し、高純度の処理水を得ることがでとる。
分を効率的に除去することができ、CDIにおける負荷
を低減し、高純度の処理水を得ることがでとる。
また、このようにROを設けた場合には、CDIの濃縮
水をROの上流側に循環しても良い。この場合には、廃
水量の低減及び原水量の節水を図ることが可能とされる
。
水をROの上流側に循環しても良い。この場合には、廃
水量の低減及び原水量の節水を図ることが可能とされる
。
なお、ROに装着する逆浸透膜としては、ポリアミド膜
、酢酸セルロース膜、アラミド系膜等の通常の市販膜を
用いることができる。
、酢酸セルロース膜、アラミド系膜等の通常の市販膜を
用いることができる。
以下、実験例について説明する。
実験例1(本発明例)
第1図に示す本発明の純水製造装置を用い、神奈川系厚
木市水を処理した。ただし、前処理手段1の前段には、
架橋アラミド系複合膜を有するスパイラル型8インチモ
ジュールを内蔵した逆浸透分離器を配列した。前処理手
段1としては、NaOHを添加して原水のp)(を7.
0に調整するよう構成された手段を採用した。
木市水を処理した。ただし、前処理手段1の前段には、
架橋アラミド系複合膜を有するスパイラル型8インチモ
ジュールを内蔵した逆浸透分離器を配列した。前処理手
段1としては、NaOHを添加して原水のp)(を7.
0に調整するよう構成された手段を採用した。
また、CDIとしては、ポリプロピレン系樹脂のアニオ
ン交換膜及びカチオン交換M(1枚当り約0.5m”)
を各30枚、第2図に示すように交互に配列しく第2図
に示す図では、希釈室は3室しか形成されていないが、
本実施例においては、各々30枚のアニオン交換膜及び
カチオン交換膜を用いて、希釈室を30室形成した)、
H膨強酸性アニオン交換樹脂とOH形強塩基性アニオン
交換樹脂を容積比40 : 60で混合したもの約30
℃を各希釈室に充填したものを用いた。
ン交換膜及びカチオン交換M(1枚当り約0.5m”)
を各30枚、第2図に示すように交互に配列しく第2図
に示す図では、希釈室は3室しか形成されていないが、
本実施例においては、各々30枚のアニオン交換膜及び
カチオン交換膜を用いて、希釈室を30室形成した)、
H膨強酸性アニオン交換樹脂とOH形強塩基性アニオン
交換樹脂を容積比40 : 60で混合したもの約30
℃を各希釈室に充填したものを用いた。
CDIの通水条件は下記の通りとした。
給 水 量:1.2m”/hr
処理水流量: 1 、 Od/h r
濃縮水流量:0.2m”/hr
電 圧 :100V
水温=17℃
CDIの給水水質及びCDIの処理水水質を第1表に示
す。
す。
実験例2(比較例)
NaOHの添加を行なわなかったこと以外は、実験例1
と同様にして処理を行なった。
と同様にして処理を行なった。
結果を第1表に示す。
第1表
第1表より、本発明の純水製造装置によれば、極めて高
純度の純水が得られることが明らかである。
純度の純水が得られることが明らかである。
[発明の効果]
以上詳述した通り、本発明の純水製造装置によれば、
■ 極めて高純度の水を安定かつ連続的に採水すること
ができる。
ができる。
■ CDIを利用した処理であるため、樹脂の再生が不
要であり、従って、処理を要する廃水の排出がない。
要であり、従って、処理を要する廃水の排出がない。
等の優れた効果が奏され、比抵抗が高く極めて高純度の
純水を効率的に製造することが可能となる。
純水を効率的に製造することが可能となる。
第1図は本発明の純水製造装置の一実施例を示す系統図
、第2図はCDIの一実施例を示す系統図、第3図は全
炭酸存在比とpHとの関係を示すグラフ、第4図はCD
Iの原理を説明する構成図である。 1・・・前処理手段、 2・・・CD I。
、第2図はCDIの一実施例を示す系統図、第3図は全
炭酸存在比とpHとの関係を示すグラフ、第4図はCD
Iの原理を説明する構成図である。 1・・・前処理手段、 2・・・CD I。
Claims (2)
- (1)複数のアニオン交換膜及びカチオン交換膜を交互
に配列して濃縮室と希釈室とを交互に形成してなり、前
記希釈室にはアニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂とが
混合されて充填されている電気透析器を備える純水製造
装置であって、該電気透析器に供給される原水を脱炭酸
処理して溶存するCO_2を除去する手段を備えること
を特徴とする純水製造装置。 - (2)複数のアニオン交換膜及びカチオン交換膜を交互
に配列して濃縮室と希釈室とを交互に形成してなり、前
記希釈室にはアニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂とが
混合されて充填されている電気透析器を備える純水製造
装置であって、該電気透析器に供給される原水にアルカ
リを添加して溶存するCO_2をHCO_3^−に転化
する手段を備えることを特徴とする純水製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63187642A JPH0759296B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 純水製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63187642A JPH0759296B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 純水製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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US6187201B1 (en) | 1993-08-10 | 2001-02-13 | Nomura Micro Science Co., Ltd. | System for producing ultra-pure water |
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-
1988
- 1988-07-27 JP JP63187642A patent/JPH0759296B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2007289887A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Kurita Water Ind Ltd | 純水製造装置 |
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