JPH0240105A - ビデオ信号記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、磁気テープにアナログビデオ信号と符号化信
号を記録するビデオ信号記録装置に関する。

（従来の技術） 従来のビデオ信号記録装置として、８ｍ／ｍＶ　ＴＲは
、動画をアナログビデオ信号として、静止画を符号化し
て符号化ビデオ信号として、時分割で磁気テープ上の斜
めのトラックに記録する（静止画のＰ　ＣＭ　（Ｐｕｌ
ｓｅ　Ｃｏｄｅ　Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ　）領域への記
録については特開昭８２−１３７７０３、特開昭５８−
１８４３８３に述べられている。）。

第７図は磁気テープ１の記録信号のフォーマットを示す
図である。磁気テープ１はヘッドにより記録され、ヘッ
ドのトレースパターン２において、領域３にはアナログ
ビデオ信号、ＦＭ化オーディオ信号、トラッキング用パ
イロット信号が記録され、領域５には通常符号化音声信
号が記録されるが、切り換えによって符号化ビデオ信号
が記録される。

使用者が記録停止を指示すると、アナログビデオ信号の
記録は記録停止の指示をした時に終了するが、符号化ビ
デオ信号の記録は記録停止の指示をした時に終了せず、
１度メモリに蓄積された符号化ビデオ信号が順次磁気テ
ープ１に移されていく時間たけ終了が遅れる。

したがって、記録停止を指示した時に記録動作を終了さ
せると、符号化ビデオ信号の記録が終了せず、符号化ビ
デオ信号の記録が終了するまで記録動作を継続させると
、必要のないアナログビデオ信号を記録してしまう。

そこで、記録停止が指示された場合、アナログビデオ信
号の記録動作は記録停止を指示した時に終了させ、符号
化ビデオ信号の記録動作は記録停止を指示した時以降も
符号化ビデオ信号が磁気テプに記録されるまで継続させ
ると、再び記録を始める場合、つまり、つなぎ撮りの場
合は、磁気テープの符号化ビデオ信号の記録が終了した
位置から、アナログビデオ信号および符号化ビデオ信号
が記録されるため、符号化ビデオ信号の記録は継続され
るがアナログビデオ信号の記録においては映像信号の欠
落が生じてしまうという問題があった。

（発明が解決しようとする課題） このように従来のビデオ信号記録装置では、記録停止が
指示された場合、アナログビデオ信号の記録動作は記録
停止を指示した時に終了させ、符号化ビデオ信号の記録
動作は符号化ビデオ信号が磁気テープに移されるまで継
続させると、再び記録を始める時に、アナログビデオ信
号の記録に欠落を生じさせてしまうという課題があった
。

本発明はかかる課題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、記録停止を指示された場合、アナログ
ビデオ信号の記録動作は記録停止を指示した時に終了さ
せ、符号化ビデオ信号の記録動作は符号化ビデオ信号が
磁気テープに記録されるまで継続させ、さらに、再び記
録を始める時アナログビデオ信号の記録に欠落を生じさ
せないビデオ信号記録装置を提供することである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 前記目的を達成するために、本発明は、記録の開′始お
よび停止の指示を入力する入力手段と、符号化信号とア
ナログビデオ信号を磁気テープに記録する記録手段と、
前記磁気テープを移動させる移動手段と、前記入力手段
から記録の停止の指示が入力されると前記記録手段をし
てアナログビデオ信号の記録動作を終了させ、符号化ビ
デオ信号の記録動作は符号化ビデオ信号が磁気テープに
記録された後終了させ、前記移動手段をしてアナログビ
デオ信号の記録が終了した位置からアナログビデオ信号
の記録が開始されるように前記磁気テープを移動させ、
前記入力手段から記録の開始の指示が入力されると前記
記録手段をして前記磁気テープのアナログビデオ信号の
記録が終了した位置からアナログビデオ信号の記録動作
を開始させ、前記磁気テープの符号化ビデオ信号の記録
か終了した位置以降から符号化ビデオ信号の記録動作を
開始させるように制御する制御手段を具備することを特
徴とする。

（作　用） 本発明では、入力手段から記録の停止の指示が入力され
ると、制御手段により記録手段は、アナログビデオ信号
の記録動作は停止の指示が入力された時に終了させ、符
号化ビデオ信号の記録動作は符号化ビデオ信号が磁気テ
ープに移された後に終了させる。制御手段により移動手
段は、アナログビデオ信号の記録が終了した位置からア
ナログビデオ信号の記録が開始されるように磁気テープ
を移動する。入力手段から記録の開始の指示が入力され
ると、制御手段により記録手段は、磁気テープのアナロ
グビデオ信号の記録が終了した位置からアナログビデオ
信号の記録動作を開始し、磁気テープの符号化ビデオ信
号の記録が終了した位置以降から符号化ビデオ信号の記
録動作を開始する。

（実施例） 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を詳細に説明す
る。

第１図は本発明の一実施例に係るビデオ信号記録装置の
構成を示すブロック図であり、第２図はその要部を示す
ブロック図である。

第１図において、カメラ部７は画像を入力する。

アナログビデオ信号処理部９はカメラ部７から送られる
画像の動画のアナログビデオ信号を処理し電磁変換系１
３に送り、また電磁変換系１３から送られる動画のアナ
ログビデオ信号を処理し、動画、静止画切換回路２７を
介して再生出力ビデオ信号処理部２９に送る。

静止画信号処理部１１はカメラ部７から送られる画像の
静止画のアナログビデオ信号を処理しＰＣＭ信号処理部
１５に送り、またＰＣＭ信号処理部］５から送られる静
止画のアナログビデオ信号を処理し、動画、静止画切換
回路２７を介して再生出力ビデオ信号処理部２９に送る
。

ＰＣＭ信号処理部１５は静止画信号処理部１１またはア
ナログ音声処理部１７から送られるアナログ信号を符号
化し、この符号化信号を電磁変換系１３に送り、また電
磁変換系１３から送られる符号化信号をアナログ化し、
このアナログ信号を静止画信号処理部１１またはアナロ
グ音声処理部１７に送る。

アナログ音声処理部１７は入力された音声のアナログ信
号を処理しＰＣＭ信号処理部１５に送り、またＰＣＭ信
号処理部１５から送られる音声のアナログ信号を処理す
る。

ヘッドの一部である電磁変換系１３はアナログビデオ信
号処理部９から送られるアナログビデオ信号およびＰＣ
Ｍ信号処理部１５から送られる符号化信号を磁気信号に
変換し磁気テープ１に記録し、磁気テープ１から読み出
された磁気信号をアナログビデオ信号および符号化信号
に変換しアナログビデオ信号はアナログビデオ信号処理
部９に、符号化信号はＰＣＭ信号処理部１５に送る。

再生出力ビデオ信号処理部２９はアナログビデオ信号処
理部９から送られるアナログビデオ信号およびＰＣＭ信
号処理部１５から送られる符号化信号を再生する。

動画、静止画切換回路２７は制御回路３１の指示に応じ
て動画と静止画の切換を行う。

制御手段としてのマイクロコンピュータ２１はビデオ信
号記録装置の各部を制御する。キャプスクン回転検出部
２３は記録停止の指示された時から静止画の記録か終了
する時までをキャプスタンフレケンシイ−ジェネレータ
（キャプスタンＦＧ）が発生する信号をカウントしてマ
イクロコンピュータ２１に送る。

制御回路３］は動画、静止画切換回路２７の切換を制御
する。

静止画録画禁止ランプ２５は記録が開始され静止画の記
録が禁止されている時に点灯しその旨を示す。

移動手段としての移動部（図示せず）は磁気テプ１を移
動する。

次にこのビデオ信号記録装置の動作について説明する。

画像を記録する時、カメラ部７に入力された画像は、ア
ナログビデオ信号処理部９および静止画信号処理部１１
に送られる。アナログビデオ信号処理部９で画像の動画
のアナログビデオ信号は処理され電磁変換系１３に送ら
れ、静止画信号処理部１１で画像の静止画のアナログビ
デオ信号は処理され、さらにＰＣＭ信号処理部１５で符
号化され符号化信号として電磁変換系１３に送られる。

アナログ音声処理部１７で音声のアナログ信号は処理さ
れ、ざらにＰＣＭ信号処理部で符号化され符号化信号と
して電磁変換系１３に送られる。

電磁変換系１３は送られたアナログビデオ信号および符
号化信号を磁気信号に変換し磁気テープ１に記録する。

なお、記録を停止する時は、キャプスタン回転検出装置
２３が静止画の記録の終了の遅れをキャプスタンＦＧに
より検出してマイクロコンピュタ２１に伝える。マイク
ロコンピュータ２１はその遅れに従って記録の終了時お
よび記録の開始時に移動部（図示せず）を制御し、移動
部により磁気テープ１を移動する。

また、画像の記録を再開する時、マイクロコンピュータ
２１は始め静止画の記録が行われないように制御するが
、その間静止画録画禁止ランプ２５が点灯する。

画像を再生する時は、磁気テープ１の磁気信号が電磁変
換系１３で読み取られ、電磁変換系１３でアナログビデ
オ信号および符号化信号に変換され、それぞれアナログ
ビデオ信号処理部９およびＰＣＭ信号処理部１５に送ら
れる。アナログビデオ信号処理部９は動画のアナログビ
デオ信号を処理する。ＰＣＭ信号処理部１５は送られた
符号化信号をアナログ化しアナログ信号を静止画信号処
理部１１およびアナログ音声処理部１７に送る。

アナログ音声処理部１７は音声のアナログ信号を処理し
、静止画信号処理部１１は静止画のアナログビデオ信号
を処理する。アナログビデオ信号処理部９のアナログビ
デオ信号および静止画信号処理部１１のアナログビデオ
信号は動画、静止画切換回路２７を介して再生出力ビデ
オ信号処理部２９に送られ再生される。動画、静止画切
換回路２７は制御回路３１を介してマイクロコンピュー
タ２１に制御される。

また、符号化信号領域５には符号化ビデオ信号、符号化
音声信号およびその他の符号化信号を記録できるので、
符号化信号内にその信号の識別情報を予め記録し、再生
時にこの識別情報を用いて再生態様を制御する。

第２図において、入力手段としての指示入力装置３７は
記録の開始、停止の指示が入力され、マイクロコンピュ
ータ２１に指示を送る。マイクロコンピュータ２１は指
示に従って動画の記録は開閉機３３により、静止画の記
録は開閉機３５により制御する。また、機構系を制御す
る機構系制御部３９を制御する。

次に第３図から第６図に従って本実施例の動作をさらに
詳細に説明する。

第３図はキャプスタンＦＧのカウントのタイミングチャ
ート、第４図は記録終了時の磁気テープとヘッドの位置
を示す図、第５図、第６図は記録再開時の磁気テープと
ヘッドの位置を示す図である。

第５図および第６図では実線は既記緑部を点線は新記録
部を示す。

動画および静止画を記録する時は、マイクロコンピュー
タ２１は、開閉機３３．３５を「閉」とし、アナログビ
デオ信号処理部９からアナログビデオ信号が、ＰＣＭ信
号処理部］５から符号化ビデオ信号が電磁変換系１３へ
送られ、電磁変換系１３から磁気テープ１に記録される
。

時刻Ｔ１に指示入力装置３７に停止指示が入力されると
、停止指示はマイクロコンピュータ２１に送られ、マイ
クロコンピュータ２１は開閉器３３を「開」とし、アナ
ログビデオ信号処理部と電磁変換系１３の接続を遮断す
る。一方、マイクロコンピュータ２１は開閉器３５をそ
のまま「閉」とし、静止画の記録か終了し静止画記録終
了信号が発生する時刻Ｔ２までＰＣＭビデオ信号処理部
１５と電磁変換系１３を接続し、機構系制御部３９によ
り機構系の動作も継続させる。

したがって、第４図に示すように、動画の記録動作は時
刻Ｔ１にヘッドが位置する磁気テープ１のａ点で終了し
、静止画の記録動作は時刻Ｔ２にヘッドが位置する磁気
テープ１の５点で終了する。

さらに、第３図に示すように、マイクロコンピュータ２
１は、時刻ＴＩから時刻Ｔ２まで、キャプスタンＦＧを
カウントさせる。

静止画の記録動作が終了した後、時刻Ｔ１から時刻Ｔ２
までのキャプスタンＦＧのカウント数に対応する磁気テ
ープ１の距離αに任意の距離βを加えた分、磁気テープ
１は巻き戻され、ヘッドは磁気テープ１の０点に位置す
る。

指示入力装置３７に開始の指示が入力され再び記録が開
始される時は、第５図に示すように、マイクロコンピュ
ータ２１は、磁気テープ１を距離β移動し、ヘッドが磁
気テープ１の０点からａ点に位置した時に、開閉機３３
を「閉」とし動画の記録動作を開始する。

動画の記録動作を開始する時、トラッキング制御が完全
でないと、第６図に示すように、既記録部と新記録部の
ヘッド軌跡が一致しない。

したがって、動画の記録動作を開始する前に、既記録の
トラックを再生し、十分なトラッキングサーボを行って
、既記録部と新記録部のトラックパターンを一致させる
。

次に、既に存在する符号化ビデオ信号の誤消去及び重ね
書きを回避するため、磁気テープ１が距離α＋γ移動し
、△・ラドが磁気テープ１のｄ点に位置した時に、開閉
機３５を１閉」とし静止画の記録動作を開始する。

ヘッドがｄ点に位置するまでの静止画の記録動作が禁止
されている間、マイクロコンピュータ２１は静止画録画
禁止ランプ２５を点灯させて、使用者にその旨伝え、使
用者の不安を招く恐れをなく　す。

かくして、記録停止が指示された場合、指示された時に
アナログビデオ信号の記録動作は終了し、符号化ビデオ
信号が磁気テープに記録された後行号ビデオ信号の記録
動作は終了する。さらに、再び記録を始める場合、アナ
ログビデオ信号の記録が終了した位置からアナログビデ
オ信号の記録が開始できるように磁気テープ１は移動し
ているので、アナログビデオ信号の記録は継続し欠落を
生じない。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、記録停止を指示さ
れた場合、アナログビデオ信号の記録動作は記録停止を
指示した時に終了させ、符号化ビデオ信号の記録動作は
符号化ビデオ信号か磁気テプに移されるまで継続させ、
さらに、再び記録を始める時アナログビデオ信号の記録
に欠落を生じさせないビデオ信号記録装置を提供できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るビデオ信号記録装置の
構成を示すブロック図、第２図はその要部を示すブロッ
ク図、第３図はキャプスタンＦＧのカウントのタイミン
グチャート、第４図は記録終了時の磁気テープとヘッド
の位置を示す図、第５図、第６図は記録再開時の磁気テ
ープとヘッドの位置を示す図、第７図は磁気テープの記
録信号のフォーマットを示す図である。 １　・磁気テープ、９・・マイクロビデオ信号処理部、
１３・電磁系変換系、１５・・・ＰＣＭ信号処理部、２
１・・・マイクロコンピュータ、３３．３５・・・開閉
機、３７・・・指示入力装置、３９・・・機構系制御部
出願人　　　　　　株式会社　東芝

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 記録の開始および停止の指示を入力する入力手段と、 符号化信号とアナログビデオ信号を磁気テープに記録す
   る記録手段と、 前記磁気テープを移動させる移動手段と、 前記入力手段から記録の停止の指示が入力されると前記
   記録手段をしてアナログビデオ信号の記録動作を終了さ
   せ、符号化ビデオ信号の記録動作は符号化ビデオ信号が
   磁気テープに記録された後終了させ、前記移動手段をし
   てアナログビデオ信号の記録が終了した位置からアナロ
   グビデオ信号の記録が開始されるように前記磁気テープ
   を移動させ、前記入力手段から記録の開始の指示が入力
   されると前記記録手段をして前記磁気テープのアナログ
   ビデオ信号の記録が終了した位置からアナログビデオ信
   号の記録動作を開始させ、前記磁気テープの符号化ビデ
   オ信号の記録が終了した位置以降から符号化ビデオ信号
   の記録動作を開始させるように制御する制御手段を具備
   することを特徴とするビデオ信号記録装置。