JPH0240006Y2 - - Google Patents

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JPH0240006Y2
JPH0240006Y2 JP1985138031U JP13803185U JPH0240006Y2 JP H0240006 Y2 JPH0240006 Y2 JP H0240006Y2 JP 1985138031 U JP1985138031 U JP 1985138031U JP 13803185 U JP13803185 U JP 13803185U JP H0240006 Y2 JPH0240006 Y2 JP H0240006Y2
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frame
bearing
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fitted
conveyor
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、小型軽量な搬送物を移送するために
用いる比較的小型のローラコンベヤに関する。
[従来技術] この種の小型コンベヤとして従来知られている
ものは、第11図〜第13図に示すような構造で
ある。まず第11図に示す従来例について説明す
ると、コンベヤフレーム1を折曲げ鋼板により形
成させると共に、この鋼板の上部端面を垂直に立
ち上げてこの立上げ部1aに連続した軸受ホルダ
ー2を嵌込んだ後、この軸受ホルダーに軸受部材
3を装着する。軸受部材に対しては軸4を介して
多数のローラ5を取り付けると共に、軸4を駆動
シヤフト6ならびに丸ベルト7によつて駆動する
ようにした構成である。一方、第12〜13図に
示すものも知られており、このものは、コンベヤ
フレーム1をアルミ合金製の押出型材で形成させ
ると共にこのフレーム部材の側面に合成樹脂製の
長物から成る軸受ホルダー2(第12図参照)を
取付けた上で、この軸受ホルダーに対してベアリ
ング8を嵌込んだ後、軸を介して多数のローラ5
を装架した構造である。ちなみに符号9は駆動ベ
ルト、10はプーリである。
[考案が解決しようとする問題点] 前記従来型のコンベヤのうち、前者すなわち第
11図に示すものはコンベヤフレームの構成部材
が折曲げ鋼板であつて、それ自体の強度にも問題
があるが、殊に前記鋼板の折曲げ端縁1aの部分
に樹脂製の一体成型物である長尺状の軸受ホルダ
ー2を、上から無理嵌めした構成であるから、左
右へのブレが生じ易い。そればかりでなく長尺状
の軸受ホルダーを製作するに当つては、型を必要
をするところから高価になり、しかも長物である
ところから取扱いに不便があるだけでなく、往々
にして曲りが生じて精度が出し難い等の欠点を免
れない。
一方、後者のコンベヤフレームはアルミ押出材
であるところから、製作に当つては大量ロツトで
なければ採算割れを来たし、必要量の生産には馴
染まないといつた不具合がある。しかも前記フレ
ームの側面に横から軸受ホルダーを取付けるよう
にしたものであるから、前記ホルダーを含めた機
枠全体の幅員が大きくなつてしまい、全体をコン
パクトにまとめる上で不具合があつた。そしてま
た前記軸受ホルダーは、これもまた前者のコンベ
ヤと同様に樹脂製の長尺物であるところから既に
述べたな欠点があり、何れのコンベヤも改善を要
望されていた。
[考案の課題解決の手段] ここにおいて本考案は、前記コンベヤにおける
各構成要素の構造に改良を加えて、それら各部を
シンプルかつ堅牢な構造体として一層の小型化を
図り、特に前記従来型に共通の、連続の長尺物と
して構成されていた軸受ホルダーを、軸受ととも
に個別化して製作を容易ならしめ、併せて小ロツ
ト生産に適した構造としたものである。すなわち
本考案は、コンベヤのフレーム部分を断面矩形状
の金属板材から形成し、このフレーム部材の上方
隅角部に下向きの嵌合溝を複数形成させると共
に、この嵌合溝に互いに個別化した軸受部材がほ
ぼ前記フレームの幅内に収まるように嵌込み、更
に前記軸受部材の一部に、前記フレームに係合し
合う係合溝を形成させ、併せて該軸受部材に抜止
め防止用突起を設け、一方前記フレームに対して
は該突起に対応する凹所を設けてこれらを互いに
係止させてなる小型ローラコンベヤを提供し、そ
れにより前記問題点の解決を図つたものである。
なお本考案においては、前記軸受部材を軸受と軸
受ホルダーとで構成させる場合と、軸受兼用のホ
ルダーで構成させる場合とを含む。すなわち本考
案の第一の特徴は鋼板等の折曲げ構造により断面
矩形状に形成させたフレームの幅内に軸受部材が
その一部である端縁部を除いてすつぽりと収まる
ようになし、それにより組立て後における機枠の
外幅を従来品に較べ大幅に小さくした点である。
第二は、軸受ホルダー側にフレームに対する係合
溝を設けると共に、同時に抜止め防止用突起をも
形成させて、フレームと軸受とを着脱自在としな
がらも両者の結合を強固にして、耐久性を増さし
めた点にある。
[実施例] 第1〜3図において、11はコンベヤの基枠を
構成するフレーム、12は基枠の下面に設けた駆
動部ユニツト、13は頭部(または尾部)のプー
リ、14はキヤリアローラ、15は駆動ローラ、
16はフリーローラにして、前記駆動ローラ、第
3図に示すように、通しの支軸17に対して固着
するように嵌込まれ、一方フリーローラ16は支
軸17に対して遊嵌されている。符号18は絞り
プーリ、19は駆動プーリ、20はギヤヘツド、
21はモータである。また第2図において、符号
22はフレーム11のつなぎ材、23はベルト、
24はコントローラ、25はオンオフスイツチ、
26は脚、27は前記フレームの側面開口部に嵌
着したカバープレートである。本考案は前記のよ
うな構成からなる小型ローラコンベヤにおいて、
フレームそれ自体ならびにこのフレームに嵌挿す
る軸受とそのホルダーに関し、次のような改良を
加えたものである。まずフレーム11につき説明
すると、鉄板またはスレンレス鋼板等の素材を用
いて断面矩形状に屈曲させたものをフレーム基板
となし、更に該基板の上部内側に嵌合溝11aを
形成させる。すなわち、第4〜5図に示すとおり
鉄板またはステンレス製板等の板材を断面矩形状
に折曲げてフレーム部材11とし、かつこの折曲
げフレーム部材の上方隅角部に下向きの嵌合溝1
1aを複数形成させ、この嵌合溝に互いに個別化
した下記の軸受部材がほぼ前記矩形状のフレーム
の幅内に収まるように嵌込むようにしたものであ
る。また、同図に示す実施例においては該嵌合溝
の両側に凹所11bを設けておき、この部分に後
記のように軸受部材に形成させた突起を係止させ
る。しかして前記嵌合溝11aに対しては、第5
図に示すとおり、合成樹脂製の軸受ホルダー28
を差込んだ上で、このホルダーにおける開口部2
8aに対し、同じく合成樹脂製の軸受29を嵌込
むようになす。なお前記フレームの外側開口面に
は、同図に示すようにカバープレート27を嵌込
む。以下その詳細について述べると、前記嵌合溝
11aに嵌め合わせる軸受ホルダー28の構成は
第6図に示すとおりで、ホルダ本体の両側面に係
止溝28bが形成され、該溝の底面には突起28
cが設けられている。該溝28bは、前記フレー
ムの厚みに対応して設けられており、フレーム1
1における前記嵌合溝11aに前記ホルダーが溝
28bを介して密嵌するように構成されている。
そして溝内に設けた突起28cは、前記のように
してホルダーがフレームの嵌合溝に対して適正位
置まで嵌込まれると、それに伴なつて該嵌合溝に
形成された凹所11bに係合して、一旦嵌込まれ
たホルダーは不慮の振動等によつては脱落しない
ようにする。軸受ホルダー28に対しては、軸1
7を差し込んだ軸受部材(第8図A,B参照)2
9を、上から無理嵌めするもので、該軸受の側面
に設けた面取部29aをガイドとして第6図に示
すホルダーの開口部28aに対し上から押し込
み、その際該ホルダーの上面部分に形成された若
干の庇部28dを押し開いて嵌込むようになす。
しかるときは一旦開口部に嵌入した軸受は抜け出
ることがなくなる。
ところで、本考案の軸受ホルダーは軸受と共に
第10図に明示されるように、フレームに嵌着さ
れた際は、概ねフレーム巾lの中に収まる関係と
なるのでコンベヤ機枠の幅員を無用に拡げること
がない。また前記フレームに取付けられる軸受ホ
ルダーは第6〜10図に示す実施例では係合溝2
8bを介して係止され、かつ該係合溝に設けた突
起28cとフレーム側に設けた凹所11bとが互
いに係合しあつているので、軸受の横振れを未然
に防止し得るだけでなく、振動または装置の移動
等に際して不慮の取扱いを受けても軸受が脱落す
るようなことがない。
なお本考案の実施例においては、すべり滑り軸
受の図解がなされているが、この部分をローラま
たはボールベアリングとしても差支えない。また
フリーローラとしては軸方向に分割したものが図
示されているが、このローラは通しの一本もので
あつてもよい。その他前記実施例に限られず、本
考案の趣旨を損わない範囲において種々の改変が
可能である。
[効果] 本考案によれば、小型ローラコンベヤの主体を
構成させるに当り、そのフレーム構造を各種鋼板
の折曲げ構造として、単純化しつつその強度を高
めるべく断面矩形状に形成させ、更に該フレーム
に対して軸受または軸受ホルダー等の嵌込み部材
が、フレームの幅員の範囲内に収まるようにした
ので、コンベヤの有効巾を損なわずに機枠の巾を
小さく設定できるから、装置をコンパクトに構成
するのに有利である。その上、本考案にあつては
フレームを断面矩形状とし、かつ軸受部材等を該
フレームに形成させた嵌合溝に嵌込むような構成
としたから、例えばターレツトパンチングマシン
等により一挙に、しかも高い精度で製作が可能と
なる。また、軸受ならびに軸受ホルダーは前記フ
レームに対して係合溝を介して嵌込まれ、かつ互
いに係止し合う突起と凹所により装着されている
から不慮の取扱いにも耐え、脱落することがない
等の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すコンベヤの平
面図、第2図は同上側面図、第3図は第2図の
−線における拡大断面図、第4図はフレームの
斜視図、第5図は軸受等を組み付ける場合を示す
斜視図、第6図は軸受ホルダーの斜視図、第7図
は同上拡大断面図、第8図A,Bは軸受部材の側
面図及び正面図、第9図は軸受ならびにホルダー
の組み付け状態を示す側面図、第10図は同じく
縦断面図、第11図は従来型ローラコンベヤの一
部の斜視図、第12図は同じく従来型コンベヤの
横断面図、第13図は同上軸受ホルダーの正面図
である。 11……フレーム、11a……嵌合溝、11b
……凹所、12……駆動部ユニツト、13……プ
ーリ、14……第一駆動ローラ、15……第二駆
動ローラ、16……フリーローラ、17……支
軸、18……絞りプーリ、19……駆動プーリ、
20……ギヤヘツド、21……モータ、22……
つなぎ材、23……ベルト、24……コントロー
ラ、25……オンオフスイツチ、26……脚、2
7……カバープレート、28……軸受ホルダー、
28a……開口部、28b……係止溝、28c…
…突起、28d……庇部、29……軸受、29a
……面取部、30……軸受ホルダー、30b……
係合溝、31……軸受兼ホルダー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断面矩形状の金属板材からなるフレーム部材の
    上方隅角部に下向きの嵌合溝を複数形成し、この
    嵌合溝に互いに個別化した軸受部材を、ほぼ前記
    フレームの幅内に収まるように嵌込んだローラコ
    ンベヤであつて、 前記軸受部材は、上向きの開口部と両側に形成
    したフレームとの係合溝を有する軸受ホルダー
    と、前記ホルダーの開口部に嵌合する軸受とから
    なり、 しかも前記軸受ホルダーには抜け止め用の突起
    を、一方フレームの前記突起に対応する位置には
    凹所を設けたことを特徴とする小型ローラコンベ
    ヤ。
JP1985138031U 1985-09-11 1985-09-11 Expired JPH0240006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985138031U JPH0240006Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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JP1985138031U JPH0240006Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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Publication Number Publication Date
JPS6247508U JPS6247508U (ja) 1987-03-24
JPH0240006Y2 true JPH0240006Y2 (ja) 1990-10-25

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JP1985138031U Expired JPH0240006Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50124383A (ja) * 1973-08-27 1975-09-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55140014U (ja) * 1979-03-29 1980-10-06

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JPS50124383A (ja) * 1973-08-27 1975-09-30

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JPS6247508U (ja) 1987-03-24

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