JPH0239912Y2 - - Google Patents

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JPH0239912Y2
JPH0239912Y2 JP1986045222U JP4522286U JPH0239912Y2 JP H0239912 Y2 JPH0239912 Y2 JP H0239912Y2 JP 1986045222 U JP1986045222 U JP 1986045222U JP 4522286 U JP4522286 U JP 4522286U JP H0239912 Y2 JPH0239912 Y2 JP H0239912Y2
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mounting
scooter
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はスクーター、自転車等の車両のフレ
ーム上において三角形の各頂点を形成するように
配設された3箇所の取付け部に装着される荷物収
容体の取付け構造に関するものである。
(従来技術及び考案が解決しようとする問題点) 一般に、第4図に示すようにスクーター1のフ
レームの前側面1aには荷載せかごを取付けるた
めに、1個の頂点が他の2個の頂点より上方に位
置するような三角形の各頂点を構成する3個の雌
ねじ孔2が配設されている。一方、かご20の後
側面には第8図に示すように左右に延びる上下一
対の支持部材21,22が固着され、上下の支持
部材21の中央には前記3個の雌ねじ孔2の内、
上方の1個の雌ねじ孔2に対向する1個の透孔2
1aが形成されるとともに、下方の支持部材22
には前記3個の雌ねじ孔2の内、下方の2個の雌
ねじ孔2に対向する2個の透孔22aが形成され
ている。
そして、3個の取付けねじ23を前記各透孔2
1a,22aに挿通した後、各雌ねじ孔2に螺合
することにより、荷載せかごをスクーター1の前
側面1aに装着するようになつている。
ところが、荷載せかご取付け用の雌ねじ孔はス
クーターの種類に応じて互いに異なる位置に形成
されているため、前述した従来の荷載せかごにお
いては、スクーターの種類毎に支持部材の構成及
びその取着位置を変更する必要が生じ、そのため
に製造が面倒になるばかりでなく、製造コストの
高謄を招いていた。
(考案の目的) この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので
あつて、その目的は車種毎に支持部材の構成及び
その取着位置を変更する必要がなく、取付け部形
成位置の異なる多種類の車両に取付けることがで
き、しかもそのための構成を簡単にして安価に製
造することができる荷物収容体の取付け構造を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段及び作用) 上記の目的を達成するためにこの考案において
は、荷物収容体と取付け部との間に支持部材を配
置し、その支持部材には前記3箇所の取付け部の
うち所定の1箇所の取付け部に対向するように上
下に延びる第1の案内部と、前記3箇所の取付け
部のうち他の2箇所の取付け部に対向するように
左右に延びる第2の案内部とを形成し、各案内部
を貫通する取付け具により前記支持部材を取付け
部に固定するとともに、前記支持部材に荷物収容
体を装着するように構成している。
従つて、第1あるいは第2の案内部に取付け部
を相対配置した状態で支持部材をその案内部に沿
つて上下あるいは左右に相対移動させれば、第2
あるいは第1の案内部が対応する取付け部に相対
配置される。
(実施例) 以下、この考案を具体化した第一実施例を図面
に従つて説明する。第2図及び第4図に示すよう
に、スクーター1のフレームの前側面1aには二
等辺三角形の各頂点を構成する3個の雌ねじ孔2
が配設されている。この各雌ねじ孔2は取付け部
を構成している。一方、荷物収容体としてのかご
3は縦横に延びる複数の線材にて構成され、その
上部が開口されるとともに、後側部が前記スクー
ター1の前側面に沿うように上方から斜め前方へ
向かつて斜状に形成されている。このかご3の後
側部外面にはほぼ逆T字状をなす金属製の支持部
材4が溶接固定されている。
支持部材4の上方突出部前面には上下に延びる
凹所5が形成され、その凹所5の底部には同じく
上下に延びる孔状の第1の案内部6が形成されて
いる。また、支持部材4の下方辺縁部には左右に
延びる一対の凹所7,8が形成され、各凹所7,
8の底部には同じく左右に延びる孔状の第2の案
内部9,10がそれぞれ形成されている。そし
て、かご3の線材が前記各凹所7,8上に位置し
ないようになつている。
前記各雌ねじ孔2に対向するように、支持部材
4とスクーター1の前側面1aとの間には円筒状
のスペーサ11が配設されている。そして、前記
各案内部6,9,10及び各スペーサ11に雄ね
じ12が挿通され、その先端が前記各雌ねじ孔2
に螺合されることにより、各雄ねじ12によりか
ご3がスクーター1の前側面1aに取付けられて
いる。この取け状態において、各雄ねじ12の頭
部は前記凹所5,7内に配置され、かご3内に収
容される荷物と干渉しないようになつている。
また、この実施例においては前記支持部材4が
かご3に固定された状態で、その全体が塩化ビニ
ール等の合成樹脂材料により被覆されている。
さて、上記のように構成されたかご3をスクー
ター1に取付ける場合には、支持部材4の第1の
案内部6をスクーター1の上方の雌ねじ孔2に対
向配置し、その案内部6及びスペーサ11に雄ね
じ12を挿通してその雄ねじ12の先端を前記雌
ねじ孔2に螺合する。この状状態でかご3を前記
第1の案内部6に沿つて上下に移動調節すれば、
第2の案内部9,10を下方の一対の雌ねじ孔2
に容易に対向配置させることができる。
この状態で各第2の案内部9,10及びスペー
サ11に雄ねじ12をそれぞれ挿通してその雄ね
じ12の先端を下方の一対の雌ねじ孔2に螺合す
れば、かご3の取付け作業を短時間で簡単に済ま
せることができる。
そして、この実施例においては、第1の案内部
6が上下に延びるとともに、第2の案内部9,1
0が左右に延びているため、上方の1個の雌ねじ
孔2と下方の一対の雌ねじ孔2との形成間隔及び
下方の一対の雌ねじ孔2間の形成間隔がスクータ
ー1の車種毎に異なつていても、各案内部6,
9,10を各雌ねじ孔2に確実に対向配置するこ
とができる。従つて、スクーター1の種類に応じ
て支持部材の構成及びその取着位置を変更する必
要がなく、雌ねじ孔形成位置の異なる多種類の車
両に取付けることができ、しかもそのための構成
を簡単にして安価に製造することができる。
次に、この考案を具体化した第二実施例を第5
図及び第6図に従つて説明する。この実施例にお
ける支持部材13は前記第一実施例における支持
部材4とほぼ同一の構成を有する取付け板部14
と、線材によつて枠組み形成された取付け枠15
とから構成されている。この取付け枠15の上方
連結部15aは取付け板部14のスクーターがわ
側面に溶接固定されるとともに、取付け枠15の
支持部15bは前方へ突出している。
そして、この実施例においては、前記第一実施
例と同様の操作で、各案内部6,9,10に挿通
される雄ねじ12により支持部材13がスクータ
ー1の各取付け部(雌ねじ孔2)に固定される。
また、支持部材13の取付け状態において、取付
け枠15の支持部15bがスクーター1の前方へ
突出し、その支持部15b上にかご3が周知の取
付け金具により固定される。
従つて、スクーター1上の取付け部の配置構成
が車種毎に異なつていても、各案内部6,9,1
0を各取付け部に確実に対向配置することがで
き、スクーター1の種類に応じて支持部材13の
構成等を変更する必要がなく、多種類の車両に取
付けることができるとともに、そのための構成を
簡単にして安価に製造することができる。
次に、この考案を具体化した第三実施例を第7
図に従つて説明する。
この実施例における支持部材16は上下各一対
の板材17,18から構成され、上方の一対の板
材17は第1の案内部6を形成するように、かご
3の後面に固定され、また下方の一対の板材18
は左右に延びる一つの第2の案内部9を構成する
ように、かご3の後面に固定されている。
そして、この実施例においても、前記第一実施
例と同様の操作で、各案内部6,9に挿通される
雄ねじ12により支持部材16がスクーター1の
各取付け部(雌ねじ孔2)に固定される。
従つて、スクーター1上の取付け部の配置構成
が車種毎に異なつていても、各案内部6.9を各
取付け部に確実に対向配置することができ、スク
ーター1の種類に応じて支持部材16の構成等を
変更する必要がなく、多種類の車両に取付けるこ
とができるとともに、そのための構成を簡単にし
て安価に製造することができる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えばスクーター前側面1aの雌ねじ
孔2に代えて雄ねじを突設したタイプのスクータ
ーにおいては、その雄ねじを各案内部6,9,1
0に挿通した後、その雄ねじにナツトを螺合する
ことにより、支持部材4,13,16を介してか
ご3をスクーターに取着することができる。ま
た、荷物収容体として、網状のかごや箱等も使用
することができる。
(考案の効果) 以上、詳述したようにこの考案は車種毎に支持
部材の構成及びその取着位置を変更する必要がな
く、取付け部形成位置の異なる多種類の車両に取
付けることができ、しかもそのための構成を簡単
にして安価に製造することができるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案を具体化した第一実
施例を示すものであつて、第1図は支持部材及び
かごを示す分解斜視図、第2図は側断面図、第3
図は第2図におけるA−A線断面図、第4図はス
クーターの斜視図である。第5図及び第6図はこ
の考案を具体化した第二実施例を示すものであつ
て、第5図は支持部材及びかごを示す分解斜視
図、第6図は側断面図である。第7図はこの考案
の第三実施例を示すものであつて、第3図相当図
である。第8図は従来の荷物収容体の取付け構造
を示す第3図相当図である。 図において、1はスクーター、2は取付け部を
構成する雌ねじ孔、3はかご、4,13,16は
支持部材、6は第1の案内部、9,10は第2の
案内部、12は取付け具としての雄ねじである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 スクーター、自転車等の車両のフレーム上に
    おいて三角形の各頂点を形成するように配設さ
    れた3箇所の取付け部2に荷物収容体3を取付
    けるための取付け構造において、 荷物収容体3と取付け部2との間に支持部材
    4,13,16を配置し、その支持部材4,1
    3,16には前記3箇所の取付け部2のうち所
    定の1箇所の取付け部2に対向するように上下
    に延びる第1の案内部6と、前記3箇所の取付
    け部2のうち他の2箇所の取付け部2に対向す
    るように左右に延びる第2の案内部9,10と
    を形成し、各案内部6,9,10を貫通する取
    付け具12により前記支持部材4,13,16
    を取付け部2に固定するとともに、前記支持部
    材4,13,16に荷物収容体3を装着するよ
    うに構成したことを特徴とする荷物収容体の取
    付け構造。 2 前記取付け部は雌ねじ孔2であり、前記取付
    け具は各雌ねじ孔2に螺合される雄ねじ12で
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の荷物収容体の取付け構造。
JP1986045222U 1985-06-12 1986-03-27 Expired JPH0239912Y2 (ja)

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JP8869485 1985-06-12
JP1986045222U JPH0239912Y2 (ja) 1985-06-12 1986-03-27

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JPS6258273U JPS6258273U (ja) 1987-04-10
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5973375A (ja) * 1983-06-13 1984-04-25 本田技研工業株式会社 フロントキヤリア取付装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58129284U (ja) * 1982-02-26 1983-09-01 株式会社ハマデン 自転車用荷籠の取付装置

Patent Citations (1)

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JPS5973375A (ja) * 1983-06-13 1984-04-25 本田技研工業株式会社 フロントキヤリア取付装置

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JPS6258273U (ja) 1987-04-10

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