JPH0239864Y2 - - Google Patents

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JPH0239864Y2
JPH0239864Y2 JP9448684U JP9448684U JPH0239864Y2 JP H0239864 Y2 JPH0239864 Y2 JP H0239864Y2 JP 9448684 U JP9448684 U JP 9448684U JP 9448684 U JP9448684 U JP 9448684U JP H0239864 Y2 JPH0239864 Y2 JP H0239864Y2
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車用自動変速機のコントロールポ
ジシヨン表示装置の構造に関する。
従来技術 従来の自動車用自動変速機のコントロールポジ
シヨン表示装置の構造は、第7図に示すようにな
つている。すなわち、コントロールポジシヨン表
示装置は、ハウジングアツパ21と、該ハウジン
グアツパ21に取付けられるインジケータプレー
ト22と、ロツド23と共に摺動されるカバース
ライド24と、ランプハウジング部25が一体に
形成されたハウジングロア26との4点部品構造
から成る。インジケータプレート22はハウジン
グアツパ21に溶着され、カバースライド24は
ハウジングアツパ21とハウジングロア26とで
サンドイチされた状態で摺動自在に保持される。
27はランプである。
上記のような従来のコントロールポジシヨン表
示装置構造においては、ハウジングがハウジング
アツパ21とハウジングロア26との分離構造か
ら成るので、商品点数が増え組付に工数がかかる
他、材料の無駄、コストアツプを招くという問題
があつた。
この問題を解消または軽減するためには、コン
トロールポジシヨン表示装置を、1部品から成る
ハウジングにランプを収納する凹部から成るラン
プハウジング部を一体に形成し、ランプハウジン
グ部の開口部にインジケータプレートの装着座と
なるインジケータプレートガイド部とインジケー
タプレートと上から押える押え部を形成し、イン
ジケータプレートガイド部にインジケータプレー
トを装着して押え部でインジケータの両端を押え
たものから構成することが望まれる。
このような構成とすることにより、ハウジング
を、従来のハウジングアツパとハウジングロアと
の2部品構造から1部品構造に変更して部品点数
の削減をはかり、材料の節約、軽量化、コストダ
ウン、組付け性の改善をはかることができる。
しかしながら、上記コントロールポジシヨン表
示装置では、ハウジングに装着されたインジケー
タプレートが、下側をインジケータプレートガイ
ド部にて支えられ、両端の上側を押え部で押えら
れる構造をとつているため、インジケータプレー
トの中央部がインジケータプレートガイド部から
浮上り、ハウジングから外れるおそれがあつた。
考案の目的 本考案は、ハウジングを1部品構造から構成し
てインジケータプレートをハウジングの上方から
装着するコントロールポジシヨン表示装置におい
て、インジケータプレートのハウジングからの外
れを防止することを目的とする。
考案の構成 この目的に沿う本考案の自動車用自動変速機の
コントロールポジシヨン表示装置は、1部品から
成るハウジングにランプを収納する凹部から成る
ランプハウジング部を一体に形成し、ランプハウ
ジング部の開口部の巾方向両側にインジケータプ
レートを下側から支えるインジケータプレートガ
イド部を形成すると共に前記開口部の長手方向両
端にインジケータプレートを上から押える押え部
を形成し、前記開口部の巾方向両側面の長手方向
中央部にハウジングの上壁部を残したまま前記開
口部の巾方向両側面より巾方向に凹まされたノツ
チを形成し、巾方向両側に巾方向に突出する凸部
を形成したインジケータプレートを前記凸部を前
記ノツチに嵌入させてインジケータプレートガイ
ド部に装着しかつ押え部でインジケータプレート
長手方向両端部を押えたものから成る。
考案の作用 このように構成されたコントロールポジシヨン
表示装置では、第7図に示したような従来のハウ
ジングアツパとハウジングロアとが、ランプハウ
ジング部を一体成形して1つのハウジングから構
成されている。インジケータプレートのハウジン
グへの組付けはインジケータプレートの弾性を利
用してインジケータプレートを曲げ、ハウジング
のインジケータプレートガイド部と押え部とには
め込むことによつて容易に行なわれる。
ハウジングに装着されたインジケータプレート
は、その長手方向中央部の巾方向両側に形成され
た凸部がインジケータハウジング側に形成された
ノツチに嵌入されるので、インジケータプレート
の中央部が上方に持上ろうとしても、凸部がノツ
チの上部のハウジング上壁部によつてさえぎられ
て浮上りが拘束される。したがつて、インジケー
タプレートは両端で押え部により、中央部で凸部
のノツチへの嵌入により安定的に保持されてい
る。
考案の効果 上記のような構造のコントロールポジシヨン表
示装置によるときは、ハウジングが一つになつた
ことにより部品点数が少なくなり、組付工数が削
減される。また、従来のハウジングロアのうちラ
ンプハウジング部を除いた部分が不要となり、そ
れだけ材料の節約がはかられ、コストダウン、軽
量化が達成される。また、インジケータプレート
の組付けもワンタツチででき、組付け性が大幅に
向上される。しかも、インジケータプレートは長
手方向中央部においても凸部のノツチへの嵌入に
より支持されるので、ハウジングからの外れが防
止される。
実施例 以下に、本考案に係る自動車用自動変速機のコ
ントロールポジシヨン表示装置の望ましい実施例
を、図面を参照して説明する。
第1図は、本実施例の装置の組付後の状態を示
している。コントロールポジシヨン表示装置は、
凸状のランプハウジング部が一体に形成されたハ
ウジング1と、ハウジング1のランプハウジング
部開口部に装着されたインジケータプレート2
と、ハウジング1のロツド挿通用スリツトに摺動
自在に取付けられたカバースライド3との、3点
構造から成る。したがつて、第7図の従来構造品
に比べて、ハウジング1は一部品から成つてい
る。ハウジング1は上部が上方に向つて凸の部分
円筒面となつている。
ハウジング1に一体形成されたランプハウジン
グ部4は、第2図、第3図に示すように、上方に
向つて開口した凹部から成り、下端に穴6が設け
られて、その穴6を挿通してランプ5がランプハ
ウジング部4内に挿入される。ランプハウジング
部4の開口は矩形状であり、その開口部には矩形
状のインジケータプレート2が装着される。ラン
プハウジング部4の長手方向側壁はランプ5がイ
ンジケータプレート2の下面全体を照らすことが
できるようにラツパ状に拡がつている。
ランプハウジング部4の開口部の巾方向両側に
は、第2図に示すように、上方に向つて段状に拡
がつた段部が形成されており、この段部は上方か
ら挿入されたインジケータプレート2の巾方向両
側を下方から支持するインジケータプレートガイ
ド部7を構成している。また、ランプハウジング
部4の開口部の長手方向両端には、第3図に示す
ように、インジケータプレート2の長手方向両端
部を上から押える押え部8が形成されており、該
押え部8はランプハウジング部4の開口側に突出
している。さらに、ランプハウジング部4の開口
部の長手方向両端部には、インジケータプレート
2がインジケータプレートガイド部7に密着して
ガイドされたときにインジケータプレート2の長
手方向両端が当接する位置に、ストツパ9が形成
されており、該ストツパ9は下方に向つて延びて
いる。
ハウジング1のランプハウジング部4の開口部
の巾方向両側面には、第5図および第6図に示す
ように、該側面から開口部の巾方向に、ハウジン
グ1の上壁部17を残して凹まされたノツチ18
が形成されている。ノツチ18は、ランプハウジ
ング部4の開口部の望ましくは長手方向中央部に
形成されている。そして、インジケータプレート
ガイド部7はノツチ18によつて長手方向に切ら
れている。一方、インジケータプレート2には、
その巾方向両側の中央部に、インジケータプレー
ト2の巾方向に向つて突出する凸部19が形成さ
れている。
ハウジング1には、第2図、第4図に示すよう
に、揺動するロツド10が挿通する矩形状のスリ
ツト11が形成されている。スリツト11はイン
ジケータプレート2の長手方向と平行に延びてい
る。スリツト11の巾方向両側にはハウジング上
壁12からカバースライド3の厚さだけ隔たつた
位置にスリツト11方向に突出する爪13が形成
されており、該爪13とハウジング上壁12とに
よつて形成されるスリツト11に向つて横方向に
開口した凹部はカバースライドガイド部14を形
成している。カバースライド3の長手方向中央部
には、ハウジング1装着時にインジケータプレー
ト2の下側に向つて延びる指示部15が形成され
ており、かつロツド10が挿通する穴16が穿設
されている。
インジケータプレート2はランプハウジング部
4の開口部に装着される。インジケータプレート
2の装着に際しては、第3図に2点鎖線で示すよ
うに、ハウジング1上面の湾曲より過度にインジ
ケータプレート2を長手方向に上方に凸に曲げ、
かつ巾方向にも中央部を上方に凸に曲げ、この状
態で、インジケータプレート2の凸部19をノツ
チ18の位置に対応させて、インジケータプレー
ト2をランプハウジング4の開口部に入れる。続
いて、インジケータプレート2は弾性で曲げが少
なくなる方向に変形し、第3図に実線で示すよう
に、インジケータプレート2の巾方向両側の下面
がインジケータプレートガイド部7に密着すると
共に、インジケータプレート2の長手方向両端が
ストツパ9に当接しかつ押え部8によつて押えら
れ、しかもインジケータプレート2の凸部19が
ノツチ18に嵌入されて固定される。
カバースライド3はカバースライドガイド部1
4に摺動自在に装着される。カバースライド3は
ハウジング1の下方から、カバースライド3の長
手方向の一端からカバースライドガイド部14に
さし込まれ、カバースライドガイド部14によつ
て保持される。
上記説明においては、ハウジングは上面が上方
に向つて凸の部分円筒面となつているが、ハウジ
ングの形状はこれに限らず、たとえば平面状のも
のでもよく、その場合はカバースライドには蛇腹
式のもの、フアスナ式のもの等が用いられる。
つぎに、このように構成されたコントロールポ
ジシヨン表示装置における作用について説明す
る。
まず、従来ハウジングアツパ21とハウジング
ロア26との2つの構成部品から成つていたハウ
ジングが、本考案では一部品のハウジング1から
成つている。ハウジング1にはランプハウジング
部4が一体に形成されている。このようなハウジ
ング構造では、従来のハウジング構造に比べハウ
ジング1がハウジングロア26のランプハウジン
グ部25を除いた部分だけ削除された構造となつ
ているので、削除された部分だけ材料が節減さ
れ、重量が軽減され、コストダウンされる。
また、部品の組付けは従来構造では、インジケ
ータプレート22がハウジングアツパ21に溶着
され、カバースライド24がハウジングアツパ2
1とハウジングロア26とでサンドイツチされる
構造となつているのに対し、本考案ではインジケ
ータプレート2はハウジング1に上側からはめ込
まれ、カバースライド3はハウジング1に下側か
らさし込まれる構造となつている。インジケータ
プレート2の組付けは前記の如くインジケータプ
レート2の弾性変形とその複元を利用してインジ
ケータプレートガイド部7に容易に組付けられ、
従来に比べて組付けは容易である。また、カバー
スライド3のカバースライドガイド部14への装
着はさし込み式であるので、従来のサンドイツチ
構造に比べて組付けは容易である。
いつたんハウジング1に組付けられたインジケ
ータプレート2は、その長手方向両端部を押え部
8で押えられると共に、その長手方向中央部を凸
部19のノツチ18への嵌入によつて押えられ、
確実にランプハウジング部4の開口部に保持され
る。とくにノツチ18の上部にあるハウジング1
の上壁部17は、インジケータプレート2が浮き
上ろうとすると凸部19と千渉してインジケータ
プレート2の浮上りを防止する。このため、イン
ジケータプレート2が浮上つたときに生じる凸状
の過度の変形によるインジケータプレート長手方
向両端部の押え部8からの逸脱が防止され、イン
ジケータプレート2がハウジング1から外れるこ
とが防止される。
カバースライド3はハウジング1に対して摺動
自在であり、ロツド10の動きによつてカバース
ライド3は摺動され、カバースライド3の指示部
15がインジケータプレート2のポジシヨンを指
示することによつてロツド10の位置が表示され
る。
上記の説明から明らかな如く、上記実施例に一
例を示した本考案の自動車用自動変速機のコント
ロールポジシヨン表示装置によるときは、ハウジ
ング1の構造、インジケータプレート2のハウジ
ング1への組付け構造を変更することにより、部
品点数の削減、材料節約、重量軽減、コストダウ
ンをはかることができる他、組付性も向上される
という効果が得られる。
また、インジケータプレート2の巾方向両側に
凸部19を形成しそれをハウジング側に形成した
ノツチ18に嵌入させる構造をとつたので、イン
ジケータプレート2のハウジング1からの離脱が
防止されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る自動車用自動
変速機のコントロールポジシヨン表示装置の斜視
図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、第
3図は第1図の−線に沿う断面図、第4図は
第1図の−線に沿う断面図、第5図は第2図
のインジケータプレート装着部近傍の拡大断面
図、第6図は第5図のノツチ部近傍の拡大斜視
図、第7図は従来のコントロールポジシヨン表示
装置の分解斜視図、である。 1……ハウジング、2……インジケータプレー
ト、3……カバースライド、4……ランプハウジ
ング部、5……ランプ、6……穴、7……インジ
ケータプレートガイド部、8……押え部、9……
ストツパ、10……ロツド、11……スリツト、
12……ハウジング上壁、13……爪、14……
カバースライドガイド部、15……指示部、16
……穴、17……上壁部、18……ノツチ、19
……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングにランプを収納する凹部から成るラ
    ンプハウジング部を一体に形成し、ランプハウジ
    ング部の開口部の巾方向両側にインジケータプレ
    ートを下側から支えるインジケータプレートガイ
    ド部を形成すると共に前記開口部の長手方向両端
    にインジケータプレートを上から押える押え部を
    形成し、前記開口部の巾方向両側面の長手方向中
    央部にハウジングの上壁部を残したまま前記開口
    部の巾方向両側面より巾方向に凹まされたノツチ
    を形成し、巾方向両側に巾方向に突出する凸部を
    形成したインジケータプレートを前記凸部を前記
    ノツチに嵌入させてインジケータプレートガイド
    部に装着しかつ押え部でインジケータプレート長
    手方向両端部を押えたことを特徴とする自動車用
    自動変速機のコントローポジシヨン表示装置。
JP9448684U 1984-06-26 1984-06-26 自動車用自動変速機のコントロ−ルポジシヨン表示装置 Granted JPS6110242U (ja)

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JP9448684U JPS6110242U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 自動車用自動変速機のコントロ−ルポジシヨン表示装置

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JP9448684U JPS6110242U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 自動車用自動変速機のコントロ−ルポジシヨン表示装置

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JPS6110242U JPS6110242U (ja) 1986-01-21
JPH0239864Y2 true JPH0239864Y2 (ja) 1990-10-25

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JP9448684U Granted JPS6110242U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 自動車用自動変速機のコントロ−ルポジシヨン表示装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH087168Y2 (ja) * 1991-09-27 1996-03-04 日本プラスト株式会社 トルコンインジケータ

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JPS6110242U (ja) 1986-01-21

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