JPH0239700Y2 - - Google Patents

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JPH0239700Y2
JPH0239700Y2 JP13923583U JP13923583U JPH0239700Y2 JP H0239700 Y2 JPH0239700 Y2 JP H0239700Y2 JP 13923583 U JP13923583 U JP 13923583U JP 13923583 U JP13923583 U JP 13923583U JP H0239700 Y2 JPH0239700 Y2 JP H0239700Y2
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electrode
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は研摩装置に係り特にねじ面の研摩を行
なうねじ面研摩装置に関する。
第1図および第2図を参照して従来例を説明す
る。第1図は円筒電解研摩盤の平面図であり、第
2図は第1図の−断面図である。図中符号1
はベツドであり、符号2は主軸ヘツドを示す。こ
の主軸ヘツド2の一端側には主軸モータ3が設置
されており、他端側には三爪チヤツク4が連結さ
れている。上記ベツド1上にはこの三爪チヤツク
4と対向する位置に芯押台5が設置されており、
これら三爪チヤツク4および芯押台5との間に被
研摩部材(以後ワークと称す)6を挾持し所定の
回転速度で回転させる構成である。一方前記ベツ
ド1上には上記三爪チヤツク4よおよび芯押台5
を結ぶ線と直交する方向に送り台7が設けられて
おり、この送り台7は送りモータ7Aにより送り
ねじ7Bを介して三爪チヤツク4および芯押台5
を結ぶ線上に1対のレール20A,20Bに沿つ
て移動可能な構成となつている。そしてこの送り
台7上には工具台8が載置されており、上記送り
台7に設けられた送りハンドル9により送りねじ
9Aを介して三爪チヤツク4および芯押台5を結
ぶ線と直交する線上に移動可能な構成となつてい
る。また工具台7上には工具電極10が載置さ
れ、この工具電極10の前記ワーク6側には弾性
研摩材11が取付けられている。この弾性研摩材
11のワーク6の反対側には電解液供給配管12
が接続されており、この電解液供給配管12は前
記工具電極10を貫通しフイルタ13およびポン
プ14を介して電解液タンク15に接続されてい
る。前記ベツド1上にはブラツシ16がワーク6
に接触するように設置されており、このブラツシ
16および前記工具電極10は直流電源17に接
続されている。
上記構成によると、例えばワーク6が円筒面を
有しこの円筒面の研摩を行なう場合、その円筒面
に沿う断面形状を有する工具電極10に弾性研摩
材11を取付け、送りりハンドル9により工具電
極10および弾性研摩材11を回転しているるワ
ーク6に押付ける。その際弾性研摩部材11には
電解液供給配管12と介して電解液が供給されて
おり、ブラツシ16および工具電極10との間に
供給される電流による電界作用によりワーク6の
円筒面表面には不働態膜が生じている。この不働
態膜を前記弾性研摩部材11の擦過作用により適
度に削除し、円筒面を鏡面上に仕上げる。このと
き電解作用により生じた不働態膜の削除態率は、
弾性研摩材11の種類、研摩速度、押付け力、横
送り速度により決定され、これらを適宜選択する
ことにより最適な研削を行なうことができる。
しかしながら上記構成の研摩装置をねじ面に適
用しねじ面の鏡面仕上げを行なう場合には種々の
問題がある。すなわちねじ面の鏡面仕上げを行な
う場合には、工具電極10として例えばナツトを
半割状にしたものが考えられ、これを使用した場
合、弾性研摩材11に擦過作用を行なわせるだけ
の回転をワーク6に与えると、ワーク6上のねじ
のリードに従つて工具電極10はワーク6の軸方
向に送られる。例えばφ(直径)が30mmの円筒を
仕上げる条件としては、ワーク回転数750r.p.m、
ナイロン製不織布WA#320、横送り8mm/min
であるが、φが30mm、リード5mm1条ねじのねじ
面を仕上げたい場合、研削速度を円筒の場合とほ
ぼ等しい条件を得るためワーク6を750r.p.mで回
転させると横送りは3750mm/minとなり前記工具
電極10はワーク6からすぐにとび出してしまい
当然のことながら電解作用も行なわれない。また
逆に横送り速度を小さくするためにワーク6の回
転数を小さくすると、弾性研摩材11による擦過
作用が行なわれなくなる。このように従来の研摩
装置をねじ面研摩に適用するのは非常に困難であ
つた。
本考案は以上の点にもとづいてなされたもので
その目的とするところは、電解作用および研摩材
によるる擦過作用を組合せた複合電解研摩をねじ
面研摩に適用させ効率よく行なうことが可能なね
じ面研摩装置を提供することにある。
すなわち本考案によるねじ面研摩装置は、ねじ
状をなす被研摩部材に工具電極を対置させ、この
被研摩部材と工具電極との間に研摩材を介在さ
せ、研摩材に含浸させた電解液による電解作用と
研摩材の研摩作用により被研摩部材のねじ面を研
摩するねじ面研摩装置において、上記工具電極を
上記被研摩部材のねじに噛合うウオームホイール
状の回転電極とすると共に、上記研摩材を不織布
砥石とし、この研摩材を工具電極の外周に配設し
た構成である。
以下第3図ないし第6図を参照して本考案の一
実施例を説明する。第3図は本実施例によるねじ
面研摩装置の平面図であり、第4図は第3図の
−断面図である。図中符号101はベツドであ
り、符号102は主軸ヘツドを示す。この主軸ヘ
ツド102の一端側には主軸モータ103が設置
されており、他端側には三爪チヤツク104が連
結されている。上記ベツド101上には三爪チヤ
ツク104と対向する位置に芯押台105が設置
されており、これら三爪チヤツク104および芯
押台105との間にねじ面106Aを有するワー
ク106を挾持し所定の回転速度で回転させる構
成である。
一方前記ベツド101上には上記三爪チヤツク
104および芯押台105を結ぶ線と直交する方
向に送り台107が設けられており、この送り台
107は送りモータ107Aにより送りねじ10
7Bを介して三爪チヤツク104および芯押台1
05を結ぶ線上に移動可能な構成となつている。
そしてこの送り台107上には工具台108が載
置されており、上記送り台107上に設けられた
送りハンドル109により送りねじ109Aを介
して三爪チヤツク104および芯押台105を結
ぶ線と直交する線上に移動可能な構成となつてい
る。この工具台108には固定軸110が固定さ
れており、この固定軸110の外周には玉軸受1
11A,111Bを介して回転台112およびか
かえ板113が回転自在に設けられている。上記
回転台112には例えばベークライト等の絶縁物
よりなる電極台114が一体に固定されており、
この電極台114上にはウオームホイール状の回
転電極115が載置されまた第5図および第6図
に示すようにこの回転電極115を覆うように不
織布砥石116が押え板116Aおよびボルト1
16Bにより取付けられている。この不織布砥石
116には電解液供給配管117、回転ジヨイン
ト118A,118B、電解液流路118C等を
解して電解液が供給される構成となつており、上
記電解液供給配管117はフイルタ119Aおよ
びポンプ119Bを介して電解液タンク120に
接続されている。また不織布砥石116に供給さ
れた電解液は戻りシユート121を介して電解液
タンク120に戻される構成である。前記工具台
108にはブレーキシユ122、スプリング12
3を収容したブロツク124が取付けられてお
り、上記ブレーキシユ122は回転台112の外
周に押付けられ回転台112と一体となつた回転
電極115をまわすトルクの大きさをプレート1
25Aを介して締結されたボルト125により調
整することにより適宜設定できる構成である。な
お図中符号126A,126Bはブラツシを示
し、これらブラツシ126A,126Bおよび回
転電極115は電線127および128を介して
直流電源129に接続されている。また符号13
0は絶縁物を示す。
以上の構成をもとに作用を説明する。まずねじ
面106Aを有するワーク106を三爪チヤツク
104および芯押台105間に装着し所定の回転
速度で回転させる。そして不織布砥石116を備
えた回転電極115をワーク106に送りハンド
ル109により押付ける。これによつて回転電極
115はワーク106のねじ面106Aに上記不
織布砥石116を挾んだ状態で歯合し回転する。
その際不織布砥石116には電解液タンク120
よりポンプ119B、フイルタ119A電解液供
給配管117、回転ジヨイント118A,118
B、電解液流路118C等を介して電解液が供給
され不織布砥石116を浸透してワーク106に
達する。そして直流電源129によりブラツシ1
26Bにプラス電位が与えられ押え板116Aを
介して回転電極115はプラスとなり、一方直流
電源129によりブラツシ126Aを介してワー
ク106にマイナス電位が与えられる。これらに
より電解液による電解作用が行なわれねじ面10
6A上に不働態膜が生じ、この不働態膜を不織布
砥石116の擦過作用により適度に削除する。そ
して回転電極115を送りモータ107Aおよび
送りねじ107Bでワーク106の軸方向に移動
させることによりワーク106のねじ面106A
全部を鏡面上に仕上げる。
以上本実施例によるねじ面研摩装置によると、
ウオームホイール状の回転電極115を使用する
ことによりねじ面106Aに対しても電解作用お
よび不織布砥石116による擦過作用による電解
不働態膜の除去を適度に組合せた複合電解研摩を
施すことができる。またウオームホイール状の回
転電極115を回転しているワーク106に歯合
させることにより、不織布砥石116はワーク1
06のねじ面106Aに歯合し回転電極115を
回転させているのでワーク106のねじ面106
Aのリードに関係なく適当な研摩速度を得ること
ができる主軸回転数を選定することができる。そ
して回転電極115は回転台112と一体に固定
されているのでブレーキシユ122の押付ける力
を調整することにより回転台112に負荷トルク
を与えることができるので不織布砥石116に最
適の押付け力を与えることができる。
以上詳述したように本考案によるねじ面研摩装
置は、ねじ状をなす被研摩部材に工具電極を対置
させ、この被研摩部材と工具電極との間に研摩材
を介在させ、研摩材に含浸させた電解液による電
解作用と研摩材の研摩作用により被研摩部材のね
じ面を研摩するねじ面研摩装置において、上記工
具電極を上記被研摩部材のねじに噛合うウオーム
ホイール状の回転電極とすると共に、上記研摩材
を不織布砥石とし、この研摩材を工具電極の外周
に配設した構成である。
したがつてねじ面に対しても電解作用および研
摩材による擦過作用を組合せた複合電解研摩を施
すことができ簡単かつ高能率でねじ面の仕上げを
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示す図で第1図
は研摩装置の平面図、第2図は第1図の−断
面図、第3図ないし第6図は本考案の一実施例を
示す図で第3図は研摩装置の平面図、第4図は第
3図の−断面図、第5図は不織布砥石の斜視
図、第6図はワークねじ面に不織布砥石を介して
回転電極が歯合した状態を示す斜視図である。 106……ワーク、106A……ワークのねじ
面、115……回転電極、116……不織布砥
石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ねじ状をなす被研摩部材に工具電極を対置さ
    せ、この被研摩部材と工具電極との間に研摩材を
    介在させ、研摩材に含浸させた電解液による電解
    作用と研摩材の研摩作用により被研摩部材のねじ
    面を研摩するねじ面研摩装置において、上記工具
    電極を上記被研摩部材のねじに噛合うウオームホ
    イール状の回転電極とすると共に、上記研摩材を
    不織布砥石とし、この研摩材を工具電極の外周に
    配設したことを特徴とするねじ面研摩装置。
JP13923583U 1983-09-08 1983-09-08 ねじ面研摩装置 Granted JPS6045618U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13923583U JPS6045618U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 ねじ面研摩装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13923583U JPS6045618U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 ねじ面研摩装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6045618U JPS6045618U (ja) 1985-03-30
JPH0239700Y2 true JPH0239700Y2 (ja) 1990-10-24

Family

ID=30312144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13923583U Granted JPS6045618U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 ねじ面研摩装置

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JP (1) JPS6045618U (ja)

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JPS6045618U (ja) 1985-03-30

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