JPH0239599Y2 - - Google Patents

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JPH0239599Y2
JPH0239599Y2 JP19159484U JP19159484U JPH0239599Y2 JP H0239599 Y2 JPH0239599 Y2 JP H0239599Y2 JP 19159484 U JP19159484 U JP 19159484U JP 19159484 U JP19159484 U JP 19159484U JP H0239599 Y2 JPH0239599 Y2 JP H0239599Y2
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JP
Japan
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water
pipe body
supply section
water supply
inlet
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JP19159484U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は自在水栓の吐出管取付部に取り付けて
使用される浄水器に関する。
(ロ) 従来の技術 従来は例えば実開昭59−48716号公報に示され
る如く、台所などの自在水栓の吐出管取付部に取
り付けて使用される家庭用浄水器において、水道
水をそのまま使用する「原水」の場合と、水道水
中の残留塩素を除いた「浄水」の場合との切り換
えを、浄水器の出水部を前後に移動させて行なう
ものがある。この形式の浄水器では浄化能力の面
から「浄水」時の流量は「原水」時より絞つて浄
水用カートリツジ内を通過する水道水の時間を多
く取る必要があり、そのためには使用者はわざわ
ざ蛇口ハンドルを元へ絞らなければならない手間
があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、
「浄水」時の流量を自動的に「原水」時よりも絞
ることで最適な浄化能力を得られる浄水器を提供
しようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、原水が流入する給水部と、その給水
部に一端が接離可能に接続されその給水部側の後
端部近傍に流入口を穿設したパイプ体と、該パイ
プ体の他端部に接続され前記パイプ体と連通する
出水部と、前記パイプ体の周囲に装着して設けら
れる浄水用カートリツジを内蔵し且つ前記出水部
と連通する浄水室とを備え、前記パイプ体の後端
部に前記給水部と前記浄水室とを連通し前記流入
口の開口面積よりも小なる透孔を穿設した規制体
を延設したものである。
(ホ) 作用 本考案は上記構成を有するため、浄水への切り
換えと同時に水道水の浄水室への流入が自動的に
制限されて、浄水用カートリツジの能力に合わせ
た流量となるものである。
(ヘ) 実施例 以下この考案の実施例を図面にて詳述するが、
この考案が以下の実施例に限定されるものではな
い。
第1〜2図においてこの考案の浄水器1の構造
と作動について説明する。
2は外装体で、自在水栓Aとの取付部3上部に
設けられた外装体2aとその内部に浄水室4が形
成される外装体2bに分割される。そして取付部
3の下部には給水部5が外装体2aと一体に形成
されている。給水部5の底部には穴6が穿設され
る。7はパイプ体で、円筒形をしており給水部5
側の閉塞された端部8の近傍に流入口9が複数個
穿設されて流路切換機構の原水側流路となる。流
入口9は、パイプ体7が押し込まれた状態すなわ
ち端部8が外装体2aの内壁に接触している状態
において、穴6と水密的に相対する位置に設けら
れ給水部5とパイプ体7はリング状のシールパツ
キングで、前記パイプ体7の表面に一体に形成さ
れている。
そして前記パイプ体7の後端部に筒状の規制体
11を延設し、且つその周囲には前記流入口9の
全部の開口面積よりも小なる透孔12を穿設して
いる。
13は浄水用カートリツジで、たとえば活性炭
を円筒上に一体整形したものである。14は浄水
流入孔で、パイプ体7が引き出された際に浄水用
カートリツジ13の出水口15側端部近傍に位置
するように穿設されている。出水部15の出水口
16は、出水部15に一体に形成され、パイプ体
7とほぼ直角の状態でパイプ体と接続され、パイ
プ体7と連通となる。17はボス部で、外装体2
bに設けられてパイプ体7の支持部となるととも
に、出水部15の係止部材18が固定される。
いま第1図に示すように出水部15が押し込ま
れている状態では、水道水は給水部5から穴6と
流入口9とを通つてパイプ体7内に流入し出水口
16より流出する。この場合水道水は浄水用カー
トリツジ13を通過しないため水道水のままであ
り、浄水器1は「原水」にて使用するものであ
る。
つぎに第2図に示すように出水部15が引き出
されている状態では、パイプ体7が前方へ移動す
るため、穴6は透孔12と相対向して、給水部5
に流入した水道水は、透孔12より浄水室4へ流
入する。この時透孔12は流入口9より小開口面
積のため、流入する水道水の流量は「原水」の流
量より少ない。よつて浄水室4に流入した水道水
は、浄水用カートリツジ13を通過することによ
り、残留塩素などは活性炭に吸着され浄化された
水となる。そして浄化された水「浄水」は、浄水
流入孔14を通じて出水口16より流出される。
したがつていちいち自在水栓AのハンドルBにて
流量を絞らなくても浄水能力に適した流量が自動
的に得られ、よく浄化された「浄水」が得られ
る。さらに流量が少ないため、パイプ体7の端部
8にかかる圧力が小さく、「浄水」の状態から
「原水」への切り換えも小さな操作力にて行なえ
るものである。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成するものであるから、
出水部を単に引つ張るだけで浄水が得られるとと
もに自動的に浄水作用に適した流量に絞られるよ
うになり、その操作性がきわめて優れた浄水器を
提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案浄水器の概略断面図、第2図は
浄水を得るときの同概略断面図である。 4……浄水室、5……給水部、7……パイプ
体、9……流入口、12……透孔、13……浄水
用カートリツジ、15……出水部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原水が流入する給水部と、その給水部に一端が
    接離可能に接続されその給水部側の後端部近傍に
    流入口を穿設したパイプ体と、該パイプ体の他端
    部に接続され前記パイプ体と連通する出水部と、
    前記パイプ体の周囲に装着して設けられる浄水用
    カートリツジを内蔵し且つ前記出水部と連通する
    浄水室とを備え、前記パイプ体の後端部に前記給
    水部と前記浄水室とを連通し前記流入口の開口面
    積よりも小なる透孔を穿設した規制体を延設した
    ことを特徴とする浄水器。
JP19159484U 1984-12-18 1984-12-18 Expired JPH0239599Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19159484U JPH0239599Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JP19159484U JPH0239599Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JPS61106393U JPS61106393U (ja) 1986-07-05
JPH0239599Y2 true JPH0239599Y2 (ja) 1990-10-23

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JP19159484U Expired JPH0239599Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JPH01137796U (ja) * 1988-03-11 1989-09-20

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JPS61106393U (ja) 1986-07-05

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