JPH0239360Y2 - - Google Patents

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JPH0239360Y2
JPH0239360Y2 JP3536185U JP3536185U JPH0239360Y2 JP H0239360 Y2 JPH0239360 Y2 JP H0239360Y2 JP 3536185 U JP3536185 U JP 3536185U JP 3536185 U JP3536185 U JP 3536185U JP H0239360 Y2 JPH0239360 Y2 JP H0239360Y2
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capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はコンデンサ式X線装置に係り、特にそ
の高圧コンデンサに充電された電圧を検出、表示
する充電電圧表示回路に関するものである。
〔考案の背景〕
この種の従来回路を第2図に示す。第2図にお
いて、XはX線管、C1はX線管Xの陽極及び接
地間に接続された高圧コンデンサ、C2はX線管
Xの陰極及び接地間に接続された高圧コンデンサ
である。これらの高圧コンデンサC1,C2は同
一の高電圧が異なる極性で充電され、充電後、X
線管Xに充電電圧を印加してX線を発生させる。
R1,R2は高抵抗、KVはマイクロアンメータ
からなる電圧計である。
即ち従来回路では、一対の高圧コンデンサC
1,C2の各々の充電電圧値がほぼ等しくなるこ
とを利用して、一対の高圧コンデンサC1,C2
のうちの一方の充電電圧値を検出し、その2倍の
値を示すことにより管電圧値を表示していた。
しかしこのような回路では、実際に充電電圧値
を検出していない他方の高圧コンデンサC2が不
良になつていた場合に、これを事前に表示すると
いう点については配慮されていなかつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記のような実情に鑑みてなされたも
ので、一対の高圧コンデンサのいずれについての
不良をも実際に検出し、表示することができ、し
かもその構成も極めて簡単なコンデンサ式X線装
置の充電電圧表示回路を提供することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
本考案回路は、1つの電圧計に一対の高圧コン
デンサのいずれからも同方向の電流が流れるよう
に整流素子を備えた一対の通電路を構成し、前記
電圧計で一対の高圧コンデンサに充電された電圧
値の合計を表示するようにして、一対の高圧コン
デンサのいずれについての不良をも実際に検出さ
れるようにしたものである。
〔考案の実施例〕 以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。第1図は本考案によるコンデンサ式X線装置
の充電電圧表示回路の一実施例を示す図で、図中
X,C1及びC2は各々第2図と同様である。
X線管Xの陽極及び接地間(即ち高圧コンデン
サC1両端間には、陽極側から高抵抗R3、順方
向の第1ダイオードD1及び逆方向の第3ダイオ
ードD3が順次直列に接続されている。又、X線
管Xの陰極及び接地間(即ち高圧コンデンサC2
両端間)には、陰極側から高抵抗R4、順方向の
第4ダイオードD4及び逆方向の第2ダイオード
D2が接続されている。そして、上記第1及び第
3ダイオードD1,D3の接続点と第4及び第2
ダイオードD4,D2の接続点との間にはマイク
ロアンメータからなる電圧計KVが介挿接続され
ている。
即ち上述本考案回路は、X線管Xの陽極から接
地に向けて、高抵抗R3が挿入されると共に電圧
計KVが介在する第1通電路と、接地からX線管
Xの陰極に向けて、高抵抗R4が挿入されると共
に上記電圧計KVが介在する第2通電路とが第1
〜第4ダイオードD1〜D4により構成されるよ
うに結線してなるものである。
これによれば、高圧コンデンサC1に充電され
た電圧は、その充電電荷が上記第1通電路を通つ
て流れることにより電圧計KVにおいて微少電流
として検出される。又、高圧コンデンサC2に充
電された電圧は、その充電電荷が上記第2通電路
を通つて流れることにより電圧計KVにおいて微
少電流として検出される。従つて電圧計KVは、
このように検出された微少電流の合計の値を検出
することになり、一対の高圧コンデンサC1,C
2に充電された実際の電圧を表示することにな
る。
なお、上述実施例では、高抵抗R3,R4をダ
イオードD1,D4のX線管X側に接続したが、
これのみに限定されず、その反対側(ダイオード
D1,D4と電圧計KVとの接続点側)などに接
続してもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、一対の高圧
コンデンサのいずれの充電電圧をも検出するの
で、いずれの高圧コンデンサの不良をも実際に検
出し、表示することができる。しかもこの場合、
整流素子を4個付加するだけで構成でき、実用上
極めて大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回路の一実施例を示す図、第2
図は従来回路を示す図である。 X……X線管、C1,C2……高圧コンデン
サ、R3,R4……高抵抗、D1〜D4……ダイ
オード、KV……電圧計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. X線管の陽極及び接地間と陰極及び接地間に各
    別に接続された高圧コンデンサの充電電圧を前記
    X線管に印加してX線を発生させるコンデンサ式
    X線装置において、前記X線管の陽極から第1整
    流素子、電圧計及び第2整流素子を通つて前記接
    地に至る第1通電路と、前記接地から第3整流素
    子、前記電圧計及び第4整流素子を通つて前記X
    線管の陰極に至る第2通電路と、これら第1及び
    第2通電路中に各別に介挿接続された高抵抗とを
    具備することを特徴とするコンデンサ式X線装置
    の充電電圧表示回路。
JP3536185U 1985-03-14 1985-03-14 Expired JPH0239360Y2 (ja)

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JP3536185U JPH0239360Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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JPS61153299U JPS61153299U (ja) 1986-09-22
JPH0239360Y2 true JPH0239360Y2 (ja) 1990-10-22

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