JPH0239114A - 自動焦点検出装置 - Google Patents

自動焦点検出装置

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JPH0239114A
JPH0239114A JP63189806A JP18980688A JPH0239114A JP H0239114 A JPH0239114 A JP H0239114A JP 63189806 A JP63189806 A JP 63189806A JP 18980688 A JP18980688 A JP 18980688A JP H0239114 A JPH0239114 A JP H0239114A
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lens
camera
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JP63189806A
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Naoya Kaneda
直也 金田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レンズ交換が可能なビデオカメラ等に用いて
好適な自動焦点調節装置に関するものである。
(背景となる技術) 従来より、自動焦点調節装置(以下測距装置と称す)を
備えたカメラは数多く知られており、またその自動焦点
調節装置の方式も多岐に渡っている。そしてこれらの方
式についても、その特徴に応じて数多くの分類方法が考
えられるが、一般によく知られているものでは、能動型
の測距装置(アクティブ方式)と受動型の1111距装
置(パッシブ方式)が著名であるが、これらの方式は、
同時に測距不能すなわち合焦不能または合焦確率のきわ
めて低い被写体条件が互いに相反する性質を備える点に
おいても知られている。
能動型は、被写体に向けて近赤外光あるいは超音波等を
発射し、その反射光(音波)を分析して被写体との距離
を判定する方式の装置であり、受動型は、被写体の有す
るコントラストをもとに測距を行うものである。以下の
第1表は、種々の被写体条件に対する両装置の適、不適
を条件ごとにまとめたものである。
第  1  表 ここで能動型装置の例として近年多くのビデオカメラに
用いられている代表的な方式を第1I図〜第13図に示
す。
第11図において受光素子lを2領域IA、IBに分割
し、発光素子2から投射された光束がレンズ群3を介し
て被写体4に投射され、その反射光がレンズ群5を介し
て受光素子1にて受光されるように構成されている。そ
して受光素子lのIA領領域IB領領域おける受光量の
差に応じた信号から距離情報を演算することができ、測
距が行われる。例えば第11図実線の如く被写体からの
反射光が受光素子lの受光領域IA、IBの中心にて受
光される場合は、第12図(イ)で示す様に、IAと1
Bの受光量がほぼ等しくなる。又被写体が4′ に示す
様に遠方に位置し、第1I図の1点鎖線に示す様に反射
光が受光素子1に受光される場合は、第12図(ロ)に
示す様に受光領域IAの受光量がIBの受光量よりも大
となる入射状態となる。逆に被写体が4″ に示す様に
近方に位置し、第11図の破線に示す様に反射光が受光
素子Iに受光される場合は、第12図(ハ)に示す様に
受光領域IAの受光量よりもI Bの受光量が大となる
ような入射状態となる。このようにして受光素子IA、
IBの出力の差に基づいて距離信号を得ることができる
わけであるが、被写体からの反射光成分に比して外光成
分が大きい場合にはSN比の劣化した信号が得られるこ
とになる。そこで外光成分が大きい場合であっても距離
信号を得ようとする対応が考えられている。第13図は
その一例であり、同図において受光素子IA。
11’3にはそれぞれ増幅回路6A、6B、直流成分を
カットするためのバイパスフィルター(1−IPF)9
A。
9B、検波回路7A、7Bが接続され、更に検波回路7
A、7Bの出力は積分回路8A、8Bに接読される。
発光素子2は駆動回路15によって駆動され、駆動回路
15はマイクロコンピュータ11から出力される制御用
パルス信号(不図示)にもとづいて発光素子2をパルス
発光させる。
そして、受光素子IA、IBによって受光された被写体
からのパルス状反射光は、それぞれ増幅回路6A、6B
で所定のレベルに増幅された後、バイパスフィルタ9A
、9Bで直流成分を除去された後、検波回路7A、7B
で同期検波される。同期検波された各信号は積分回路8
A、8Bで積分されて平滑され、加算器12、減算器1
3で和と差が演算される。これらの値は比較器14に入
力されて所定のレベルと比較され、積分値の和が所定値
dA+nに達した際に、合焦すなわち測距動作を可能と
判断し、また積分値の差りの絶対値を所定のレベルと比
較して合焦しているか否か、且つ差信5の極性から前ピ
ンか、後ピンかが検出される。この検出結果はマイクロ
コンピュータ11へと入力され、その結果に応じてレン
ズを駆動するモータ10を駆動する駆動回路16を制御
し、合焦位置へとレンズを移動して停止させるように構
成されている。
一方、受動型の測距装置としてビデオカメラによく用い
られる実施例を第14図に示す。この方式は撮像素子等
によって被写体像を光電変換して得られたビデオ信号の
高周波成分により撮影画面の精細度を検出し、その高周
波成分が最大となるようにフォーカシングレンズ位置を
′制御するものである。
また受動型の測距装置はこの(策な方式の他に、眼レフ
カメラで多用されている様な2次結像面での被写体像の
結像位百のズレを用いる方式も知られている。しかし、
ビデオカメラの場合には撮像素子としてCOD等を有し
ていることから、このセンサーからの出力を自動焦点調
節装置に用いれば、別にセンサーを持つ必要がないので
、撮像手段を有する装置では第5図の方法が最も効率が
よいと考えられる。
第14図に於いてレンズ17により撮像素子18の撮像
面に被写体の光学像が形成され、撮像素子18はそれを
電気信号に変換する。プリアンプ19は撮像素子18の
出力映像信号を所定のレベルまで増幅し、プロセス回路
20によって所定の信号処理が施され、標準TV信号と
して出力される。バンドパスフィルター21はプリアン
プ19の出力から高周波成分を抽出するもので、ゲート
回路22はlフィールド又は1フレ一ム分の信号の内、
合焦検出を行う領域すなわち撮像画面における合焦検出
領域に相当する信号のみを通過させる。検波回路23は
ゲート回路22の出力を検波し、その画面での高周波成
分の最大振幅値、即ちピーク値を示す信号を形成する。
検波回路23の出力信号はレンズ17の合焦度を代表し
ており、それが太き(なる程合焦状態に近い。モーター
駆動回路24は撮影画面毎の検波回路23の出力値に従
いモーター25を駆動し、レンズ17を常に合焦状態が
得られるように自動制御するものである。
以上、ビデオカメラ等の受動型自動焦点調節装置の代表
的な方式を示した。
ところで、近年、ビデオカメラ等を始めとする映像機器
の民生機器としての普及にともない、将来、家庭用のビ
デオカメラの一つの形態としてレンズ交換が可能なカメ
ラが考えられる。この様なカメラに第14図の様な受動
型の自動焦点調節装置を組合わせる例としては第15図
の様な構成が推定される。
第15図にて一点鎖線28がレンズとカメラと境界を示
し、左側がレンズ、右側がカメラ本体とする。検波回路
23の出力とレンズ側モータ駆動回路との関係が、使用
するレンズによって異なると、共通の制御が困難になる
ため、共通言語化回路26によってどの様なレンズに対
しても共通に情報を伝達する為の部分である。具体的に
はモーターの回転方向、速度等の情報は回路26で共通
言語化された後、不図示のマウント接点を介してレンズ
側の翻訳回路27に伝えられる。翻訳回路27では、そ
のレンズの現在絞り値、焦点距離、フォーカシングレン
ズの位置敏感度、ヘリコイドリード等に応じて最適のモ
ーター速度が算出され、その結果に応じてモーター駆動
回路24を制御してモーター25を駆動する。尚、カメ
ラ側の検波回路23、共通言語化回路26等は1個のマ
イコンとして構成してもよい。またレンズ側の翻訳回路
17、モーター駆動回路24についても同様に1個のマ
イクロコンピュータとして駆動してもよい。
レンズ交換可能なカメラの他の態様としてはカメラ側に
第5図の様な測距装置を持たず、レンズ側に例えば第1
1図〜第13図に示す様な能動型の測距装置を備える場
合がある。この場合には、当然レンズ側に備えられた測
距装置を働かせることになる。
更に、本発明を実施するに適した形態として、カメラ側
に第5図の様な測距装置を有し、レンズ側に第11図〜
第13図の様な測距装置を有する形態をとることができ
る。
このような場合には、両方の測距装置を個々に独立して
動作させるか、いずれか一方を優先的に使用することが
考えられる。
しかしながら上述の例においては、必ずどちらかの自動
焦点測距装置のみを動かしていることになる。したがっ
て、能動型、受動型の2つの装置を有しながら、第1表
に示した様なそれぞれの方式側々において合焦確率の低
い被写体条件に対しての性能は全(改善することができ
ず、精度良く合焦検出を行うことができない。
したがって、ビデオカメラ等の交換レンズ化においては
、このように自動焦点調節装置をどちらに有しているか
、あるいは両方か、またその方式についての情報を通信
し、且つこれらを最適制御できるような方法が必要とな
るであろう。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の目的を達成するためになされたもので、
その特徴とするところは、互いに方式の異なる第1及び
第2の焦点検出装置を組み合せて使用可能な装置におい
て、前記第1の焦点検出装置を単独で使用する状態と、
前記第2の焦点検出装置とを組み合せて用いる状態とで
、前記第1の焦点検出装置の合焦検出特性を可変する制
御手段を備えてなる自動焦点検出装置にある。
また、レンズを交換可能なカメラにおいて、前記カメラ
側に自動焦点調節装置を有するか否かを検出する検出手
段と、該検出手段の出力に応じて前記レンズ側の自動焦
点調節装置の焦点検出精度を制御する制御手段とを備え
たカメラにある。
そしてこれらの構成によって能動型測距装置を備えたレ
ンズを自動焦点調節装置を持たないカメラと組合わせた
場合には、能動型装置のみで測距を行い、同レンズを第
14図の様な受動型測距装置を有するカメラと組合わせ
た場合においては、両装置の機能を停止させず、結果と
して第1表の様な両装置の弱点を補う構成をとることを
可能とするものである。
(作 用) これによって前ビン、後ピンの方向検知には能動装置を
用い、第1表の「大ボケ状態」での受動型の欠点を補い
、また合焦検出には第1優先として受動型装置を用い、
第1表の1ガラス越し」「遠距離」「正反射」「低反射
率」での能動型の欠点を補うものである。また「低コン
トラスト」「低照度」に関しては再び能動型にて精度を
満たすものである。
(実施例) 以下、本発明における自動焦点調節装置を各図に示す一
実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明のカメラの一実施例における構成を示す
ブロック図である。図中、第11図〜第14図の例と同
一の符号は同一の構成要件を示している。レンズとカメ
ラ本体の境界28に対し、レンズ側をL1カメラ側をC
で表わす。29はレンズL側のマイクロコンピュータで
あり、この内、30は能動型測距装置の制御を行う制御
回路部分である。また31はフォーカシングレンズ移動
用モータ10の駆動制御を行う部分である。更にスイッ
チ部32はこのモータ駆動回路31をレンズ側の能動型
装置からの信号で行うのか、カメラ側からの信号で行う
のかを切換えるためのものである。レンズとカメラの間
では信号ライン33. 34.35で相互に情報の通信
を行っている。通信は不図示の公知のマウント部の接点
等により行われる。又、この様に通信ラインを複数本に
せず通信バッファを用い、シリアル伝送してライン数を
減少しても構わない。36はカメラ側のマイクロコンピ
ュータである。
尚、第2図、第3図、第4図にてマイクロコンピュータ
29. 36での制御動作のフローを説明するが、第1
図での信号ライン33〜35の通信内容はライン33は
レンズLからカメラCへのレンズ情報の初期伝達及び後
述する制御用フラグ2,5の伝達ラインとなる。またラ
イン34はカメラからレンズへ後述する合焦判定レベル
D+hとフラグ2,3の伝達ラインとなる。またライン
35はスイッチ32の切換制御信号の伝達ラインとなる
第2図は、第1図のカメラ側のマイクロコンピュータ3
6の制御フローを説明するフローチャートである。尚、
制御動作において参照されるフラグ0〜フラグ6の示す
意味を簡単に解説すると、以下の第2表の様になる。各
フラグは、それぞれ1,0の2つの状態をとり、これに
もとづいて各制御状態を表わすものである。
第  2  表 第2図にて、5teplでカメラの電源オン等によりカ
メラ側マイクロコンピュータ36のフローがスタートす
る。尚、本フローは例えばフィールド周期の1/60s
ecで1周するものとする。尚、初期状態のイニシャラ
イズとして1周回の当初のみ5tep2にてフラグ0.
  l、 3.4をFalseとし、又5tep3にて
レンズ情報を読み込む。すなわち、初期状態では、第1
表から明らかなように、スタート時受動型で測距しくフ
ラグ0. 1)、フォーカシングレンズ駆動用モータの
駆動を開始し、合焦検出動作に入る(フラグ3.4)と
ともに、5tep3で各情報を参照するものである。こ
のレンズ情報の読み込みにはライン33を用いる。5t
ep4では変数F。
に合焦の度合を示す値の初期値として、第1図に示すカ
メラ側受動型測距装置の検波回路23の出力Fの値を格
納する。続いて5tep5では変数F2に変数F1の内
容を格納する。このF、は、制御フローをスタートして
最初にこの5tep5に進んだ場合は、内容はクリアさ
れているが、本制御フローを繰り返し行っている状態で
は、前回検波回路23より出力され変数F。に格納され
た値となっている。そして5tep6では、変数F。の
内容を変数F、に格納する。したがってこの時点で変数
F1には現在の合焦の度合を示す情報が、変数F2には
前回の合焦の度合を示す情報がそれぞれ格納されている
5tep7では、FI−F2の演算を行い、その演算結
果を変数dFに格納する。すなわちdFは前回と今回の
合焦の度合を示す信号の差を表わすものである。5te
p8では、5tep3において読み込まれたフラグ6の
情報に基づき、レンズL側に能動型測距装置を有してい
るか否かが判断される。もしフラグ6が0で能動型装置
がない場合には、第14図、第15図にて説明した様な
受動型測距装置により、上述のdFに格納されている合
焦度に応じた情報にもとづいて測距動作を行う。またフ
ラグ6が1で能動型装置を有している場合には、5te
p9にて、レンズ側のマイクロコンピュータ29よりフ
ラグ5の情報を読み込む。この情報の読み込みは、第1
図のライン33を介して行われる。
続いて5teploでは、能動型測距装置において、合
焦判定のための判定レベルすなわち減算回路13の出力
レベルと比較して合焦状態か否かを判定するためのスレ
ショルドレベルDlhに所定の判定レベルkeを設定す
る。このレベルkZは合焦点近傍の判定は可能であるが
、最終的な合焦判定の精度としては受動型測距装置より
も劣るという条件において決定された値である。尚、後
述するがカメラ側に受動型の測距装置を持たない場合す
なわちレンズ側の能動型測距装置のみで合焦判定する場
合には判定レベルD+hの値としてkZより小さい値k
を設定する。すなわち能動型測距装置による合焦判定は
減算器13の出力にもとづいて行われ、受光素子IA、
1Bの出力が等しくなって減算器の出力がOとなったと
き合焦と判断される。しかしながら、実際には被写体の
わずかな働き、ノイズ、発光素子2から発射された光線
のあたっている場所の変化、また検出感度や光学系の特
性等から考えて、合焦判定範囲に不感帯を設定しないで
減算器の出力が0となったときを合焦判定基準レベルと
すると、サーボ系がハンチングを生じ、不安定になって
しまう。
そこで合焦点に不感帯を設定すべく、減算器13の出力
の絶対値が所定レベル以下のとき合焦と判定するように
なっている。D+hはそのための合焦判定レベルである
。したがって、合焦判定レベルD+hがklに設定され
たときは、k3に設定されたときよりも、合焦判定レベ
ルが高いため、合焦点において合焦と判定される不感帯
が広く、合焦精度が低下されたことになる。
」二連したように、カメラ側に受動型測距装置を備えて
いるときには、第1段階として能動型測距装置の感度を
下げ(D+h=kz)、カメラ側に受動型測距装置を備
えておらず、レンズ側の能動型測距装置のみで測距を行
わねばならないときには、能動型測距装置の精度を上げ
る( D+h = ks )ように動作する。
5tepHでは、5tep9にてレンズ側より読み込ん
だフラグ5が1か0かが判別される。フラグ5は、後述
する第3図のレンズ側マイクロコンピュータ29の制御
フローにて説明するが、基本的には、能動型装置で後ピ
ン、前ピンがわかる際には0、合焦点に近(能動型装置
の感度では後ピン、前ピンの判定が不能の時すなわちそ
の時設定されている合焦判定レベルD+hにおいて合焦
点と判定されてモータが停止している時はlとなる。
また能動型測距装置にて被写体からの反射光情報が得ら
れない時すなわち第1図のレンズ側能動型測距装置にお
ける加算器12の出力が所定のレベル以下であるときに
は、図示しない距離環位置の検出をする遠距離スイッチ
が到達限界距離すなわち無限遠に相当する位置を検知し
た際にフラグ5を1とするものである。
フラグ5が01すなわち能動型装置で前ピン、後ピンの
判定が可能な場合には、5tep12に進み、フラグ0
とフラグlを1に、フラグ3とフラグ4を0にそれぞれ
した上で、5tep13において第1図のスイッチ32
を能動型測距装置側に切り換える。具体的には、第1図
におけるスイッチ32をレンズ側マイクロコンピュータ
29の制御回路30とモータ駆動回路31とを接続する
ように切り換えることを示す。またこのスイッチ切換命
令はライン35を用いてカメラ側マイクロコンピュータ
36からレンズ側マイクロコンピュータ29へと伝達さ
れる。これによってレンズ17はレンズ側の能動型測距
装置によって制御される。
5tep14では第1図でのレンズ側マイクロコンピュ
ータ29内の制御回路30でのフラグ2の情報をライン
33によってカメラ側に取り込んでいる。
これは能動型測距装置から受動型測距装置へと切り換わ
った際に、すなわちこの制御フローを繰り返す中で5t
epHにおいてフラグ5が1と判断された後にモータl
Oの回転方向を切換前の方向と同一方向に維持し、制御
動作を円滑に連続させるためのものである。
以上の制御動作を、5tepHでフラグ5が1となるま
で、すなわち、合焦点近傍で、感度を低下させた(D+
h=kI)能動型測距装置では前ピン、後ピンの判断が
できなくなるまで繰り返し行う。
5tepl 1において、フラグ5が1であった場合に
は、5tep16に進んで、フラグ3の状態が判定され
る。フラグ3が1となるのは、第2表に示すように、レ
ンズ駆動用モータlOがストップしている場合であるた
め、後述の5tep22と5tep29の場合のみであ
り、スタート直後またはフラグ5がOから1に変化した
直後には、フラグ3をOにセットしているので、必ず5
tep16の判定はNとなる。5tep17では第1図
においてスイッチ32を駆動回路31とライン34が接
続される側に切換える。これは、以後受動型測距装置の
状態に応じてフラグ2とフラグ3の制御が行われること
を意味する。
5tep18ではフラグ0が1かどうかが判定される。
フラグOが1であるのは、第2表から明らかなように、
5tep12を通った次の回であるかどうかを示してい
る。すなわち能動型測距装置で合焦近傍へ追い込んで、
受動型測距装置へ切換ったのか、そうでないかを判定し
ている。そうでない時というのはスタート直後に5te
pHの判定がYすなわちスイッチ31が受動型測距装置
側であった場合である。この際には、とりあえず現在の
フラグ2の状況に応じてモーターIOを回転させて、検
波回路23より出力された合焦度に応じた値Fが大きく
なったかどうか(dFが正か負か)を見極めた上で、正
しいフラグ2の状態を判断してレンズ駆動方向を決定す
る必要がある。この為にdFの正しい情報を作るべ(5
tep24てフラグ0を1にして最初に戻す。
これにより次回の5tep7のdFの値を5tep25
にて判定して合焦判断する際に有効なdFの内容を作る
ことができる。
5tep18がYであると5tep19でフラグlが0
かどうかが判定される。この判定がYすなわちフラグl
が1の時は、能動型測距装置から受動型測距装置に切換
った直後である。Nずなわちフラグ1が0の時は受動型
になってからこの制御フローの2周目以降であることを
示す。
5tcp19の判定がYの時には受動型測距装置による
測距動作において、5tep20でフラグlが0にセッ
トされる。これにより次回以降は5tep19の判定は
Nとなる。5tep21ではdFが正か負かが判定され
る。前述のように、能動型で前ピンまたは後ピンから合
焦近傍と判定されるにいたったときのレンズ駆動用モー
ターの回転方向を維持していることから、5tcp21
の判定は合焦特性曲線の山を登っている最中で、Yとな
る筈であり、この時にはステップ59にて次にdFが負
になったら合焦判定とする為の条件フラグであるフラグ
4を1にする。
また、その時の被写体やレンズ交換に起因する例えば能
動型測距装置と受動型測距装置での測距視野の差などの
理由で、5tep21の判定がNとなっていた場合には
、両装置間でのスイッチ32の切換が多発し、距離環が
ハンチングを継続することが懸念されるため、5tcp
22にてフラグ3を1にしてモーターを停止させる。こ
の際にはD+h=kzの範囲内で能動型装置の合焦点近
傍には距離環が追い込まれているので、はなはだしいボ
ケが生じていることはない。尚、−度フラグ3が1にな
ると次にフラグ5が0となる迄レンズ駆動用モーターの
ストップ状態が続く。すなわち本システムでの合焦後の
再起動トリカーは能動型装置が前ピンまたは後ビを再検
知することによって行われることに他ならない。
5tep19の判定がNの時には5tep25でdFの
正負判別が行われる。Yすなわち正であればモーターの
回転方向が正しいので5tep23と同様の理由でフラ
グ4を1として5tep4へと復帰する。また5tep
25においてN判定の時には5tep27にてフラグ4
が1かどうかが調べられる。lであれば合焦判定条件下
で合焦度の特性曲線の山を登りきって下りに転じdFが
負になったということであり、5tep29にてフラグ
3を1としてモーターを停止する。
5tep27にてNの場合には5tep28にてフラグ
2を反転、すなわちモーターを反転させる。これは、例
えばスタート直後にフラグ5が1だった場合すなわち能
動型測距装置によってレンズ駆動方向が制御されていな
い場合のモータ回転方向が合焦方向でなかった際には5
tep28におけるモータの反転が有効となるものであ
る。
次に第3図、第4図を用いてレンズ側のマイクロコンピ
ュータ−29(第1図)の制御フローを説明する。第3
図は、第1図において30て示した能動型測距装置の制
御回路のフローである。
5tep30にてスタートした後5tep31にてカメ
ラ側より合焦判定レベルD l++の値を読み込む。D
thの値は前述した様にカメラ側に受動型測距装置を有
する場合にはklでありそうでない場合は後述する様に
に、となる。第1図にてセンサーIAの出力とセンサー
IBの出力信号を増幅回路6A、6B、バイパスフィル
タ9A、9B、検波回路7A、7B、積分回路8A、8
Bを介して加算器12より得たA十Bの信−号が定めら
れたしきい値をd 八+11とすると、これを越えてい
るかどうかが5tep32で判定される。
この判定がNの場合には、被写体が、能動型では測距不
能な遠方にあると判断されるので、レンズをより遠方の
ものにピントが合う方向(一般に繰り込み)へ移動する
必要がある。その場合は5tep39にてフラグ2を1
にする(フラグ2−1は繰り込み方向)。またその結果
、遠距離スイッチがONすなわちレンズが無限遠に達し
たことが検知されると5tep40でY判定となり、5
tep41にてフラグ5をlとして受動型測距装置に切
り換える状態を設定する。
尚、ここで言う遠距離スイッチは能動型測距装置の能力
からほぼ問題なくIIIII距の行える限界距離に合焦
するレンズ位置すなわち無限遠をレンズがとるとONす
る様に構成されている。
5tep32にてYすなわち能動型測距装置て測距可能
の時には5tep33にて減算器13の出力りの絶対値
IDIと合焦判定レベルD 1.hの比較がなされ、N
であれば合焦近傍であるため5tep34でフラグ5を
1にして受動型測距装置に切り換える用意をして5te
p31へと戻る。
また5tep33がYの場合は5tep35でフラグ5
を0にした後、5tep36に減算器13の出力丁〕の
正負判定が行われる。これは前ピン、後ピンの判定であ
るので、その結果に応じてフラグ2を最適化してレンズ
17の駆動方向を制御する(step37. st(シ
p38)。
第4図は第1図のレンズ側マイクロコンピュータ29の
うちでモーター制御部分31のフローを示す。
5tcp42でスタートした後、s t e p −1
3でフラグ3が1かOかが判定される。フラグ3が1の
場合にはs t e p 44にてモーターを停止する
。第2図にて説明した様にフラグ3が1となるのは第1
図中スイッチ32が受動型測距装置側に切り換わってい
る時に限る。即ち、この様に能動型測距装置をレンズ側
に有し、カメラ側に受動型測距装置を有する組合せの場
合、最終的に合焦判定を行うのは必ずカメラ側の測距装
置ということになる(カメラ側に測距装置がない場合の
カメラ側、マイクロコンピュータの制御フローは第6図
を用いて後述する。)。
第4図において、5tep43でフラグ3が0と判断さ
れた場合には、5tep45にてフラグ2すなわちレン
ズ駆動方向の状態の判断が行われる。フラグ2はモータ
ー10(第1図)の回転方向を決定しているので、5t
ep45の判定に応じてレンズの回転方向及び速度をた
だちに決定してもよい。第4図の例では5tep46.
47において、スイッチ32(第1図)が能動型測距装
置側にあるか受動型測距装置側にあるかによってモータ
ー10の速度をHi g hとLowの2速に切換えて
いる。この判定結果に応じて、5tep47.5tep
51.5tep49.5tep50によって、レンズ駆
動方向それぞれにおいて、モータ速度を適正に制御して
いる。すなわち、本実施例において能動型、受動型の両
方式を有・するシステムでは、能動型測距装置を用いて
いる場合には、合焦点から離れていることを意味するの
で、能動型のときはモータ速度をHi 、受動型のとき
は合焦点近傍であるので、モータ速度をLowと制御し
ている。
尚、ここで1繰り込み」と記したのは前ピン→合焦の時
の駆動方向であり「繰り出し」は後ビン→合焦の時の駆
動方向となる。尚、速度に関しては、この例の様なHi
 、  I−o wの2速に限らず、用いている自動焦
点調節装置の構成に応じては合焦点からの距離に応じて
多段にすることも容易である。
第5図、第6図では上述実施例と全く同一の能動型測距
装置を備えたレンズユニットを、測距装置を有していな
いカメラ装置に取付けた場合のブロック図及びカメラ側
マイクロコンピュータの制御フローチャートを示す。
第6図において、5tep52で制御フローをスタート
した後、5tep53でレンズ情報をレンズ側マイクロ
コンピュータ29に読み込んだ後、5tep54で能動
型測距装置をレンズ側に備えているか否かが判定される
。ここでレンズ側にも測距装置がない場合は、5tep
55へと進み、マニュアルによる焦点調節動作による制
御となる。
5Lep54でレンズ側に能動型測距装置があることが
確認された場合には、上述のレンズ、カメラの両側に測
距装置を有する場合と異なり、レンズ側能動型測距装置
のみで最終的な合焦判定を行うため、5tep55で合
焦判定レベルI)thに上述のklより小さい判定レベ
ルに、を設定する。これにより、能動型測距装置の合焦
判定範囲が合焦点近傍のごく狭い範囲となり、合焦判定
条件が厳しくなる。
5tep56でフラグ5の状態が判定され、フラグ5が
1でY判定であった場合には、5tep57でスイッチ
32をカメラ側マイクロコンピュータ36へと切り換え
、カメラ側マイクロコンピュータ36では、これを受け
てただちに合焦と判断し、5tep58てフラグ3を1
にしてレンズ側へと送信し、レンズ駆動用モータを停止
する。すなわちカメラ側に受動型測距装置を持たないた
め、レンズ側の能動型測距装置の感度を上げている( 
D+h−k s )ため、レンズ側からの合焦判定をも
って最終的に合焦と判断するものである。
また5tep56でフラグ5がOの場合は、5tep5
9でフラグ3を0にセットし、5tep60でスイッチ
32をレンズ側能動型測距装置に切り換えた状態を保ち
、st′ep54へと復帰し、能動型測距装置による測
距動作を続行する。
これにより、同じレンズユニットを用いて受動型測距装
置を有していないカメラと組み合わせても、正しい動作
を行うことができる。
因みに第5図はこの組み合せを示すブロック図であり、
受動型測距装置をカメラ側に備えていないこと以外は、
第1図と全く同様であり、説明は省略する。
さて、ここで、本発明において、レンズ側の能動型測距
装置の合焦精度を、カメラ側の受動型測距装置の有無に
よって切り換えるかについて説明しておく。
すなわち前述の第1表をともに参照しながら考えると、
能動型は、遠(の被写体は不得手であるが、測距可能な
範囲では、前ピン、後ピンを正確に判定できる。しかし
合焦点近傍では、反射光を見ているため、光のあたって
いる部分が、はんとうに焦点を合わせようとしている場
所か否かの判断が正確に行えず、また被写体のわずかな
動きやノイズにも弱く、合焦精度自体は、受動型の方が
正確である。
一方、受動型は、被写体との距離に関係な(自動焦点調
節が可能で、且つ合焦点近傍において精度が高いが、レ
ンズを駆動して合焦度の変化を見なければ、前ピン、後
ピンの判別ができない。
そこで、レンズ側の能動型測距装置を前ピン。
後ピンの判別に用い、合焦近傍では積極的にカメラ側の
受動型測距装置を用いる。このために、両装置を用いる
ときには能動型装置の合焦精度をわざと低下させ(D1
h=kz)、合焦点近傍で確実に受動型装置による測距
となるように構成されている。
またカメラが受動型装置を備えていない場合は、レンズ
側の能動型測距装置のみで、測距しなければならないの
で、その合焦精度を高く設定する(D+h=ks)。
これによって、レンズとカメラの種々の組合せに対して
自動焦点調節装置の最適制御を可能とするものである。
尚、さらに詳しい内容は後述する実施例から明らかとな
るであろう。
第7図〜第10図は本発明における他の実施例を示すも
のである。本実施例は、レンズ側からカメラ側へと、合
焦、非合焦に関する情報の他に、レンズの絞り値F。。
及びズームレンズを備えている場合の焦点距離fの情報
を伝送し、これらの情報に応じて制御特性を変化させる
ようにしたものである。
ここで第7図は上述の構成を示すブロック図である。第
1図の第1の実施例と異なる点は、それぞれズームレン
ズによる焦点上皿情報fを検出してカメラ側に送信する
ズームエンコーダ108と、絞り値を検出してカメラ側
に送信するアイリスエンコーダ109を新たに備えたこ
とであり、これ以外の構成は第1図の例と全く同一構成
である。
ズームエンコーダは、たとえばバリエータ−レンズ鏡筒
に取り付けたブラシとこのブラシが摺動する接点を配し
た基板とから構成されており、これ自体は周知の位置検
出手段を用いることができる。またアイリスエンコーダ
109は、メーター内に組み込まれたホール素子手段に
よって構成してもよい。そしてこれらの情報f、F、、
はそれぞれレンズ側マイクロコンピュータ29を介して
カメラ側マイクロコンピュータ36へとライン110.
 111を介して伝達されるようになっている。
ここで、この様な構成をとる理由を説明する。受動型f
llllllll上ンサーとして第14図の例の様に撮
像素子18を用いる場合には即ち、直接的に錯乱円径を
測定していることに相当する。またレンズとして第9図
に示す様な最も一般的な4群ズームレンズを想定する。
同図において101は前玉レンズで繰り出すと近く、繰
り込むと遠くの距離にピント合せが行われる。
102は変倍レンズで、位置を変えることにより全系の
焦点距離fが変わる。103は補正レンズで、変倍に伴
う結像位置のずれを補正する働きを有する。これにより
同一被写体距離を撮影中に変倍動作を行っても前玉レン
ズ101の位置を変更する必要はない。一般に102と
103は不図示のカム溝を有したカム環により連動して
いる。105は結像の為の第4群レンズである。
ここで、全系の焦点距離をf、11!IレンズI 01
の焦点距離をf IXとすると1群しンスが定量「1」
動いた時の結像面位置の変動はよく知られている様に(
f/fp)2で示される(1群レンズ位置敏感度)。
また、結像面で同一錯乱円径dが発生する結像位置のズ
レiAはA=d−Fで示される。
すなわち、受動型測距装置が判別できる最小の錯乱径を
dminとすると前玉レンズの位置ずれBlは(d−F
no * fp) / f2となり、d、fl・を定数
と考えるとFno/r2に比例してずれ量が大きくなる
。前玉の位置ズレ量は、指標に対する距離環の停止ズレ
とも同一である。
一方、第12図〜第13図にて説明を行った様な能動型
測距装置では焦点距離fや絞り値F。0によらず前玉の
停止位置ズレは一定の値となる。
第10図は縦軸に前玉の停止位置ズレ(もしくは距雛環
のズレ)をとり、横軸にf2/Fの値をとった場合の能
動型測距装置と受動型測距装置の特性を示した。106
は能動型測距装置での特性図、107は受動型測距装置
での特性図を示す。特性107をもって測距を行う場合
に、合焦信号が得られている際の画面は同一のボケレベ
ルに押さえられるので、このボケレベルが問題のない範
囲であれば「オートフォーカス」としての性能は満足で
きる。しかし「測距」という能力を考えると所定値l(
点より左側では能動型測距装置の方がすぐれている。
そこで本実施例では、第8図のフローチャートに示すよ
うに、第2図の第1の実施例における制御フローチャー
トにおいて、5tep8の次に、5tep61゜5te
p62.5tep63を追加し、5tep8において、
f2/F0.と所定値にとを比較し、f2/FnO>K
のときは、受動型測距装置に向いており、第2図の制御
フローと同様に、5tep9へと進む。以後の動作は第
2図と全く同様である。
また5tep61で、f”/F、、≦■くの場合には、
受動型測距装置に不向きであるため、5tep62へと
進み、能動型測距装置の合焦判定レベルDlhにに5を
設定した後、5tep63へと移行して能動型測距装置
のみによる測距動作を行う。尚、5tep63における
制御動作は第6図に示すs t e p 52〜s t
 e p 60と全く同一であり、これ以上の説明は省
略する。
このようにして、本実施例によれば、第1O図に示すよ
うに、合焦信号が得られている状態における画面上のボ
ケ量に応じ、能動型測距装置の方が有利な場合となる■
く点より左側では能動型測距装置を用いるようにしたも
のである。このメリットとじては ■ ■(点より左側の条件にて測距性能に余裕がある。
■ 距離情報を得たい場合、例えば被写体距離に応じて
同一画角が得られる様に自動的に焦点距離fを変更する
様な機能を実現する様な場合に高精度となる。
等が考えられる。
尚、第7図の例の別の実施形態としてf2/Fo、の値
をレンズ内のマイクロコンピュータ29て演算してから
伝達してもよい。
またf2/F、。を算出する代わりに焦点圧El Fと
絞り値F。0のテーブルを用いる構成も考えられる。例
えば第3表の様にfとFの組合わせ条件を予じめ設定さ
れた0〜6の6段階の値で示し、これを図示しないメモ
リに格納してお(。
第  3  表 この様な表を用いる場合の構成としては、この表のデー
タをレンズ側マイコン29に持たせる場合とカメラ側マ
イコン36に持たせる場合の2通りが考えられる。
また、第8図に示すフローチャー1・のs 1. e 
p 61のf”/Fの代わりとして上表の値とし、■(
としては例えば2,3といったしきい値Kに相当する設
定値を入れる必要がある。このような情報テーブルを用
いると、演算速度を大幅に向上できるし、システムの演
算処理が簡略化され、構成も簡単になる。
〔発明の効果〕
以上説明した様にレンズ交換可能なカメラシステムにお
いてレンズ側とカメラ側にそれぞれ測距装置を有する組
合わせの場合に、どちらかの測距装置のみを働かせるの
でなく、両装置を最適条件で働かせながら測距すること
によって、測距精度を大幅に向上させることが可能とな
る如(構成したので、特にレンズ側に外側の能動型測距
装置、カメラ側に撮像素子をセンサーに兼用したタイプ
の受動型測距装置を有する場合 ■前ピン、後ピンの方向検出を能動型の測距装置で行う
為に大ホケ状態からの方向の検出が瞬時にして行える。
この為高倍レンズの大ホケ時等、従来受動型測距装置で
は方向検出が困難であった条件下での性能が向上する。
■受動型測距装置の場合において、大ボケ状態で擬解像
による誤測距が発生する問題があったが、この点を解決
することが出来る。
■能動型測距装置で測距不能であった到達距離以遠の被
写体に対しても測距可能となる。
■能動型測距装置と受動型測距装置それぞれの苦手被写
体に対して補足し合うことが可能である。
■[2/Fnoに応じて測距アルゴリズムを切換えるこ
とによって「距離」を知る精度を維持することが可能と
なり、自動画角決定等に有利である。
■り′動量測距機能を有していないカメラに組合った際
には能動型装置の精度を向上させて機能できる。
などのメリットがある。特に高倍で明るいレンズに対し
て十分な測距精度を維持する際には、多大なる効果が期
待できる。
以」二のように、ビデオカメラ等を交換レンズ化するに
あたり、重要な課題となる自動焦点調節装置の最適制御
が可能となり、その効果はきわめて大きい。
尚、上述の各実施例においては、受動型測距装置に撮像
手段より出力される映像信号中より合焦度に応じた信号
を抽出する場合について説明したが、これに限定される
ものではな(、他の方式の受動型測距装置であっても適
用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における自動焦点調節装置の第1の実施
例を示すブロック図、 第2図は第1図の実施例におけるカメラ側マイクロコン
ピュータの制御動作を説明するだめのフローチャート、 第3図は第1図の実施例におけるレンズ側マイクロコン
ピュータの能動型測距装置の制御動作を説明するための
フローチャート、 第4図は同じくフォーカシングレンズ駆動用のモータの
制御動作を説明するためのフローチャー1・、第5図は
カメラ側に測距装置(自動焦点調節装置)を備えていな
い場合を示すブロック図、第6図は第5図の状態におけ
るカメラ側マイクロコンピュータの制御動作を説明する
ためのフローチャー1・、 第7図は本発明における自動焦点調節装置の他の実施例
を示すブロック図、 第8図は第7図の実施例におけるカメラ側マイクロコン
ピュータの制御動作を説明するためのフローチャート、 第9図は4群ズームレンズの一般的構成を示す図、第1
O図は、f2/ F 、。とレンズの距離環の停止位置
ずれの関係を示す特性図、 第11図、第12図は能動型測距装置の動作原理図、 第13図は能動型測距装置の構成を示すブロック図であ
る。 どピデャーカp ?! ?? ?? 寸 、ビ亡−zg、! ’nn。 〃′ 第7Z図 (・イ) (ロ) (ハ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに方式の異なる第1及び第2の焦点検出装置
    を組み合せて使用可能な装置において、前記第1の焦点
    検出装置を単独で使用する状態と、前記第2の焦点検出
    装置とを組み合せて用いる状態とで、前記第1の焦点検
    出装置の合焦検出特性を可変する制御手段を備えたこと
    を特徴とする自動焦点検出装置。
  2. (2)レンズを交換可能なカメラにおいて、前記カメラ
    側に自動焦点調節装置を有するか否かを検出する検出手
    段と、該検出手段の出力に応じて前記レンズ側の自動焦
    点調節装置の焦点検出精度を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とするカメラ。
  3. (3)前記レンズ側の自動焦点調節装置は能動型測距装
    置、前記カメラ側の自動焦点調節装置は受動型測距装置
    であることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項に記
    載のカメラ。
JP63189806A 1988-07-29 1988-07-29 自動焦点検出装置 Pending JPH0239114A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0888002A2 (en) * 1997-06-26 1998-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Interchangeable lens for a TV camera

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0888002A2 (en) * 1997-06-26 1998-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Interchangeable lens for a TV camera
EP0888002A3 (en) * 1997-06-26 1999-01-07 Canon Kabushiki Kaisha Interchangeable lens for a TV camera
US6903775B2 (en) 1997-06-26 2005-06-07 Canon Kabushiki Kaisha Lens unit with local control by the lens unit or remote control by a camera unit and with detecting of signal from camera unit

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