JPH0238920Y2 - - Google Patents
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- JPH0238920Y2 JPH0238920Y2 JP10828684U JP10828684U JPH0238920Y2 JP H0238920 Y2 JPH0238920 Y2 JP H0238920Y2 JP 10828684 U JP10828684 U JP 10828684U JP 10828684 U JP10828684 U JP 10828684U JP H0238920 Y2 JPH0238920 Y2 JP H0238920Y2
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- plating
- strip
- plating bath
- molten metal
- bath
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、溶融金属メツキ浴内を連続的に通過
する鋼ストリツプに付着するメツキ金属の付着量
が制御可能な溶融金属メツキ装置に関するもので
ある。
する鋼ストリツプに付着するメツキ金属の付着量
が制御可能な溶融金属メツキ装置に関するもので
ある。
（従来の技術）
一般に溶融金属メツキ浴内を通過したストリツ
プのメツキ金属付着量は、ガスワイパーによつ
て、所定の付着量に調整されている。この方法で
メツキ金属の付着量を少なめる場合、かなりの高
圧ガスを吹付けるため、ガスの騒音を増して作業
環境を悪化し、また溶融メツキ金属のスプラシユ
も増して得られた製品のメツキ外観を著しく悪化
させるなど多くの問題点を発生させていた。
プのメツキ金属付着量は、ガスワイパーによつ
て、所定の付着量に調整されている。この方法で
メツキ金属の付着量を少なめる場合、かなりの高
圧ガスを吹付けるため、ガスの騒音を増して作業
環境を悪化し、また溶融メツキ金属のスプラシユ
も増して得られた製品のメツキ外観を著しく悪化
させるなど多くの問題点を発生させていた。
この問題点を一掃した溶融金属メツキ装置とし
て、特開昭49−111829号公報がある。この技術
は、溶融金属メツキ浴内を通過したストリツプの
出側メツキ浴面近傍に、浴表面酸化物かき出しロ
ールを取付けて、溶融メツキ金属の持ち上がり量
（目付量）を抑制しようとする方法（装置）であ
る。
て、特開昭49−111829号公報がある。この技術
は、溶融金属メツキ浴内を通過したストリツプの
出側メツキ浴面近傍に、浴表面酸化物かき出しロ
ールを取付けて、溶融メツキ金属の持ち上がり量
（目付量）を抑制しようとする方法（装置）であ
る。
また、特公昭58−23464号公報では、メツキ浴
内を通過したストリツプの出側メツキ浴面上に、
移動磁界を付加して、浴表面に沿つてドラツグア
ウトを防止する向きに電磁力を誘発させながら、
ノズルから加熱気体をストリツプのメツキ面に吹
付ける方法（装置）である。
内を通過したストリツプの出側メツキ浴面上に、
移動磁界を付加して、浴表面に沿つてドラツグア
ウトを防止する向きに電磁力を誘発させながら、
ノズルから加熱気体をストリツプのメツキ面に吹
付ける方法（装置）である。
この他特公昭44−7444号公報があるなど電磁力
を利用した技術の装置は多い。
を利用した技術の装置は多い。
（考案が解決しようとする問題点）
しかしながら、溶融メツキ金属の粘性、メツキ
製品の外観性等により目付量の制御に一定の限界
があり、したがつて極薄目付量のメツキ製品は、
応じられない欠点があつた。
製品の外観性等により目付量の制御に一定の限界
があり、したがつて極薄目付量のメツキ製品は、
応じられない欠点があつた。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、上記のような欠点を除去したもの
で、亜鉛、錫、アルミニウムあるいはこれらの合
金などのようなメツキ金属を、極薄目付量に制御
可能とする目的の溶融メツキ装置を提供するもの
である。その要旨は、溶融金属メツキ浴槽のスト
リツプ出口側において、メツキ浴内を通過して上
昇するストリツプのメツキ浴面上には、ストリツ
プに付着したメツキ溶融金属を挟んで対向する磁
石を架設し、メツキ浴面下にはストリツプ周辺の
溶融金属メツキ溶に下向き方向に磁力を作用させ
て通電する電極とその通電メツキ浴領域を制限す
る集電用絶縁構造体を設けた溶融金属メツキ装置
である。
で、亜鉛、錫、アルミニウムあるいはこれらの合
金などのようなメツキ金属を、極薄目付量に制御
可能とする目的の溶融メツキ装置を提供するもの
である。その要旨は、溶融金属メツキ浴槽のスト
リツプ出口側において、メツキ浴内を通過して上
昇するストリツプのメツキ浴面上には、ストリツ
プに付着したメツキ溶融金属を挟んで対向する磁
石を架設し、メツキ浴面下にはストリツプ周辺の
溶融金属メツキ溶に下向き方向に磁力を作用させ
て通電する電極とその通電メツキ浴領域を制限す
る集電用絶縁構造体を設けた溶融金属メツキ装置
である。
以下本考案について図面を参照しながら詳細に
説明する。
説明する。
（実施例）
第１図〜第３図は本考案の一実施例を、溶融溶
融金属メツキ装置、例えばゼンジミアメツキ装置
のストリツプ出口側で示したものである。第１図
において１は被メツキのストリツプで、亜鉛、ア
ルミニウムなどのメツキ金属を溶融した浴２内に
設けられたデフレクタロール３を転回して上昇す
る。４は電磁石または永久磁石である。磁石４
は、メツキ浴面上でかつ溶融金属メツキ浴２を通
過して上昇するストリツプ１のメツキ面に対向し
て設けられている。５はガスワイピングノズル
で、ストリツプ１に付着した溶融状態のメツキ金
属６に対向して設けられるものである。
融金属メツキ装置、例えばゼンジミアメツキ装置
のストリツプ出口側で示したものである。第１図
において１は被メツキのストリツプで、亜鉛、ア
ルミニウムなどのメツキ金属を溶融した浴２内に
設けられたデフレクタロール３を転回して上昇す
る。４は電磁石または永久磁石である。磁石４
は、メツキ浴面上でかつ溶融金属メツキ浴２を通
過して上昇するストリツプ１のメツキ面に対向し
て設けられている。５はガスワイピングノズル
で、ストリツプ１に付着した溶融状態のメツキ金
属６に対向して設けられるものである。
本考案においてガスワイピングノズル５は、必
要に応じて設けられるものである。７は電極であ
る。電極７はメツキ浴面下ストリツプ１の端部か
ら任意に離隔する位置に設けられている。８は、
集電用絶縁ロールで、本考案における集電用絶縁
構造体の一例を示す。ゴム、セラミツクなどの絶
縁材で製造された集電用構造体は、電極７からメ
ツキ浴面下ストリツプ周辺の溶融金属メツキに通
電された電流がメツキ浴全体に流れるのを防止し
て通電メツキ浴領域を制限するもので、第２図で
示すような絶縁板枠体構造の集電用絶縁樋９、あ
るいは第３図で示すように集電用絶縁ロール８
と、集電用絶縁樋９を組合せたものが使用され
る。
要に応じて設けられるものである。７は電極であ
る。電極７はメツキ浴面下ストリツプ１の端部か
ら任意に離隔する位置に設けられている。８は、
集電用絶縁ロールで、本考案における集電用絶縁
構造体の一例を示す。ゴム、セラミツクなどの絶
縁材で製造された集電用構造体は、電極７からメ
ツキ浴面下ストリツプ周辺の溶融金属メツキに通
電された電流がメツキ浴全体に流れるのを防止し
て通電メツキ浴領域を制限するもので、第２図で
示すような絶縁板枠体構造の集電用絶縁樋９、あ
るいは第３図で示すように集電用絶縁ロール８
と、集電用絶縁樋９を組合せたものが使用され
る。
（作用）
しかして上記のような構造の本考案は、溶融金
属メツキ浴２内を連続的に通過して上昇するスト
リツプ１のメツキ作業において、電極７からメツ
キ浴面下ストリツプ周辺の溶融金属メツキ浴に電
流を流しまた磁石４からメツキ浴面上のストリツ
プ１に電界を与えながら連続メツキすると、スト
リツプ１に付着した溶融状態のメツキ金属６には
メツキ浴側の下向き方向に磁力が作用し、極薄目
付量のメツキ製品を製造する。この場合目付量の
程度は、電流の大きさ、または磁界の強度を適宜
に調節することによつて制御でき、さらにガスワ
イピングノズル５の吹拭によつて制御できる。
属メツキ浴２内を連続的に通過して上昇するスト
リツプ１のメツキ作業において、電極７からメツ
キ浴面下ストリツプ周辺の溶融金属メツキ浴に電
流を流しまた磁石４からメツキ浴面上のストリツ
プ１に電界を与えながら連続メツキすると、スト
リツプ１に付着した溶融状態のメツキ金属６には
メツキ浴側の下向き方向に磁力が作用し、極薄目
付量のメツキ製品を製造する。この場合目付量の
程度は、電流の大きさ、または磁界の強度を適宜
に調節することによつて制御でき、さらにガスワ
イピングノズル５の吹拭によつて制御できる。
（考案の効果）
上記のような本考案においては、電極から流さ
れる電流が集電用絶縁ロールや集電用絶縁樋など
の集電用絶縁構造体によつて、メツキ浴全体に流
れることなく、メツキ浴面下ストリツプ周辺の溶
融金属浴に集中して流れ、電流密度を上げてメツ
キ外観性のよい極薄目付量のメツキ製品を能率的
にかつ効果的に製造する。
れる電流が集電用絶縁ロールや集電用絶縁樋など
の集電用絶縁構造体によつて、メツキ浴全体に流
れることなく、メツキ浴面下ストリツプ周辺の溶
融金属浴に集中して流れ、電流密度を上げてメツ
キ外観性のよい極薄目付量のメツキ製品を能率的
にかつ効果的に製造する。
第１図〜第３図は、本考案溶融金属メツキ装置
のストリツプ出口側近傍の実施例を示す説明図で
ある。 １はストリツプ、２はメツキ金属を溶融した
浴、３はデフレクタロール、４は磁石、５はガス
ワイピングノズル、６は溶融状態のメツキ金属、
７は電極、８は集電用絶縁ロール、９は集電用絶
縁樋。
のストリツプ出口側近傍の実施例を示す説明図で
ある。 １はストリツプ、２はメツキ金属を溶融した
浴、３はデフレクタロール、４は磁石、５はガス
ワイピングノズル、６は溶融状態のメツキ金属、
７は電極、８は集電用絶縁ロール、９は集電用絶
縁樋。
Claims (1)
- 溶融金属メツキ浴槽のストリツプ出口側におい
て、メツキ浴内を通過して上昇するストリツプの
メツキ浴面上にはストリツプに付着したメツキ溶
融金属を挟んで対向する磁石を架設し、メツキ浴
面下にはストリツプ周辺の溶融金属メツキ浴に下
向き方向に磁力を作用させて通電する電極と、そ
の通電メツキ浴領域を制限する集電用絶縁構造体
を設けたことを特徴とする溶融金属メツキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10828684U JPS6124465U (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 溶融金属メツキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10828684U JPS6124465U (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 溶融金属メツキ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6124465U JPS6124465U (ja) | 1986-02-13 |
| JPH0238920Y2 true JPH0238920Y2 (ja) | 1990-10-19 |
Family
ID=30667485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10828684U Granted JPS6124465U (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 溶融金属メツキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6124465U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5493260B2 (ja) * | 2007-10-09 | 2014-05-14 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 溶融金属めっき鋼帯製造装置及び溶融金属めっき鋼帯の製造方法 |
| JP5228653B2 (ja) * | 2008-07-04 | 2013-07-03 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 溶融金属浴の制御装置および溶融めっき金属帯の製造方法 |
-
1984
- 1984-07-19 JP JP10828684U patent/JPS6124465U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6124465U (ja) | 1986-02-13 |
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