JPH0238786Y2 - - Google Patents
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- JPH0238786Y2 JPH0238786Y2 JP1982116222U JP11622282U JPH0238786Y2 JP H0238786 Y2 JPH0238786 Y2 JP H0238786Y2 JP 1982116222 U JP1982116222 U JP 1982116222U JP 11622282 U JP11622282 U JP 11622282U JP H0238786 Y2 JPH0238786 Y2 JP H0238786Y2
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- ratchet
- rack gear
- pawl
- ratchet pawl
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F17/00—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
- G07F17/32—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for games, toys, sports, or amusements
- G07F17/34—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for games, toys, sports, or amusements depending on the stopping of moving members in a mechanical slot machine, e.g. "fruit" machines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H31/00—Other gearings with freewheeling members or other intermittently driving members
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20636—Detents
- Y10T74/20642—Hand crank
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2133—Pawls and ratchets
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2133—Pawls and ratchets
- Y10T74/2136—Pivoted pawls
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスロツトマシンの操作ハンドルの操作
を制限するためのラチエツト装置に関するもので
ある。
を制限するためのラチエツト装置に関するもので
ある。
ゲーム機械としての所謂スロツトマシンは、一
般に第1図のような外観である。そしてそのゲー
ム操作にあたつては、まず遊戯者がゲーム用メダ
ル又はコインをメダル投入口1より投入し、スロ
ツトマシンを起動可能状態とした後、操作ハンド
ル2を矢線X方向へと操作する。これにより各リ
ール3が機械的あるいは電気的に高速回動され、
遊戯者が適宜のタイミングにより各ストツプボタ
ン4を操作し、又はランダムタイマー装置の作動
により、リールが全て停止した状態での各リール
3の絵柄の組み合わせに応じて点数が決定される
ことになる。また5はゲーム点数に応じたメダル
が払い出される払い出し口である。
般に第1図のような外観である。そしてそのゲー
ム操作にあたつては、まず遊戯者がゲーム用メダ
ル又はコインをメダル投入口1より投入し、スロ
ツトマシンを起動可能状態とした後、操作ハンド
ル2を矢線X方向へと操作する。これにより各リ
ール3が機械的あるいは電気的に高速回動され、
遊戯者が適宜のタイミングにより各ストツプボタ
ン4を操作し、又はランダムタイマー装置の作動
により、リールが全て停止した状態での各リール
3の絵柄の組み合わせに応じて点数が決定される
ことになる。また5はゲーム点数に応じたメダル
が払い出される払い出し口である。
ところで、このようなスロツトマシンにおいて
は、そのリール駆動が機械的なものであれ、電気
的なものであれ、操作ハンドル2が所定量操作さ
れた時点でリールが回転駆動されるようになつて
いる。またこの操作ハンドル2にはロツク機構が
併設されるのが通常で、このロツク機構はメダル
投入口1からメダルが投入されたことを検出して
解除され、また各リール3が回転された後、操作
ハンドル2が初期位置に復帰すると作動するよう
に構成される。
は、そのリール駆動が機械的なものであれ、電気
的なものであれ、操作ハンドル2が所定量操作さ
れた時点でリールが回転駆動されるようになつて
いる。またこの操作ハンドル2にはロツク機構が
併設されるのが通常で、このロツク機構はメダル
投入口1からメダルが投入されたことを検出して
解除され、また各リール3が回転された後、操作
ハンドル2が初期位置に復帰すると作動するよう
に構成される。
このような構成を利用している関係上、スロツ
トマシンの操作ハンドルには若干の操作制限機構
を併備させておく必要がある。というのは、メダ
ルを投入してハンドル2を操作する際に、リール
3が回転駆動される以前にハンドル2が初期位置
へ戻されてしまうと、前述のロツク機構が再作動
し、その後はすでにメダルを投入してあるにもか
かわらず起動不能となつたり、また操作ハンドル
2が所定量操作されてリール3が回転されている
状態でハンドル2をロツク可能となる初期位置へ
と完全に戻さずに保持しておくと、例えばこのゲ
ームが終了後にメダルを投入せずにハンドル2を
矢印X方向へと操作して再びゲームを行なうこと
が可能になる。
トマシンの操作ハンドルには若干の操作制限機構
を併備させておく必要がある。というのは、メダ
ルを投入してハンドル2を操作する際に、リール
3が回転駆動される以前にハンドル2が初期位置
へ戻されてしまうと、前述のロツク機構が再作動
し、その後はすでにメダルを投入してあるにもか
かわらず起動不能となつたり、また操作ハンドル
2が所定量操作されてリール3が回転されている
状態でハンドル2をロツク可能となる初期位置へ
と完全に戻さずに保持しておくと、例えばこのゲ
ームが終了後にメダルを投入せずにハンドル2を
矢印X方向へと操作して再びゲームを行なうこと
が可能になる。
かかる事態を考慮し、従来よりスロツトマシン
の操作ハンドルには操作制限機構として、ラチエ
ツト装置が設けられており、メダル投入後におい
ては操作ハンドルを所定量操作するまでは復帰で
きないように、また所定量操作した後は、初期位
置への復帰方向のみ許容し、操作方向へは再操作
できないようになつている。このように用いられ
る従来のラチエツト装置は、一対のフレームに支
承されており、操作ハンドルの操作に連動して回
動する軸上で、フレームの内側に位置する部分に
セクタ状のラチエツト板が固着され、フレームに
ラチエツト爪を固着した構造をとつていたもので
ある。
の操作ハンドルには操作制限機構として、ラチエ
ツト装置が設けられており、メダル投入後におい
ては操作ハンドルを所定量操作するまでは復帰で
きないように、また所定量操作した後は、初期位
置への復帰方向のみ許容し、操作方向へは再操作
できないようになつている。このように用いられ
る従来のラチエツト装置は、一対のフレームに支
承されており、操作ハンドルの操作に連動して回
動する軸上で、フレームの内側に位置する部分に
セクタ状のラチエツト板が固着され、フレームに
ラチエツト爪を固着した構造をとつていたもので
ある。
このようなスロツトマシンのハンドルラチエツ
ト装置は、スロツトマシンの起動操作毎に常に作
動するものであり、また操作ハンドルは一般に急
激に操作されることが多いことなどから摩耗又は
破損しやすく、したがつてラチエツト機構、特に
ラチエツト爪の点検あるいは交換について充分考
慮しておく必要がある。ところが前述のような従
来のラチエツト装置ではラチエツト爪が揺動付勢
用バネと共にスロツトマシン本体固定部に対して
揺動自在に枢着されている。しかもラチエツト板
が回転軸自体に取り付けられている関係上、ラチ
エツト爪もスロツトマシン本体内部の奥まつた所
に配置されるから、例えばラチエツト爪の摩耗状
態の点検や、その交換作業を行なう場合、単にス
ロツトマシンの外装カバーを外すのみでは不可能
で、各種工具等を用いながら手間のかかる作業と
なつているものである。
ト装置は、スロツトマシンの起動操作毎に常に作
動するものであり、また操作ハンドルは一般に急
激に操作されることが多いことなどから摩耗又は
破損しやすく、したがつてラチエツト機構、特に
ラチエツト爪の点検あるいは交換について充分考
慮しておく必要がある。ところが前述のような従
来のラチエツト装置ではラチエツト爪が揺動付勢
用バネと共にスロツトマシン本体固定部に対して
揺動自在に枢着されている。しかもラチエツト板
が回転軸自体に取り付けられている関係上、ラチ
エツト爪もスロツトマシン本体内部の奥まつた所
に配置されるから、例えばラチエツト爪の摩耗状
態の点検や、その交換作業を行なう場合、単にス
ロツトマシンの外装カバーを外すのみでは不可能
で、各種工具等を用いながら手間のかかる作業と
なつているものである。
本考案の目的は、スロツトマシンの操作ハンド
ルを所定量操作するまでは復帰させられず、所定
量操作した後は完全に元の位置に復帰するまでは
再操作できないようにするラチエツト機構を回転
軸に直接取り付けずに済み、ラチエツト爪の点
検、交換作業を格段に容易化ならしめるハンドル
ラチエツト装置を提供することにある。
ルを所定量操作するまでは復帰させられず、所定
量操作した後は完全に元の位置に復帰するまでは
再操作できないようにするラチエツト機構を回転
軸に直接取り付けずに済み、ラチエツト爪の点
検、交換作業を格段に容易化ならしめるハンドル
ラチエツト装置を提供することにある。
このため本考案装置では、ラチエツト板として
ラツクギヤを用い、このラツクギヤを摺動自在に
挿通したラチエツトカバーでラツクギヤの移動路
を長手方向のみにし、そしてラチエツトギヤに噛
合するラチエツトカバーに取り外し自在に軸着し
てある。
ラツクギヤを用い、このラツクギヤを摺動自在に
挿通したラチエツトカバーでラツクギヤの移動路
を長手方向のみにし、そしてラチエツトギヤに噛
合するラチエツトカバーに取り外し自在に軸着し
てある。
以下、本考案を添付図面に従つて詳述する。
第2図は本考案装置を含むスロツトマシン要部
機構の一例の初期停止状態を示すもので、8はベ
ース板、9はベース板8にフレーム10を固定す
る取付け板である。ベース板8には例えば第1図
のハンドル2により回動されるシヤフトSが図示
せぬ適宜の軸受けなどを介して貫通されている。
シヤフトSには駆動板20が固定され、従つてこ
の駆動板20はスロツトマシンの操作ハンドルの
操作と一体的に回動される。なおこの起動操作時
に駆動板20は矢印Y方向に回動されるものとす
る。駆動板20にはシヤフトSの取付部に関し略
対称な位置に2本のピン21,22が植立されて
いる。この一方のピン21には、後に詳述する本
考案装置の一構成要素であるラツクギヤ30が枢
支されている。このラツクギヤ30は図示のよう
に上下方向に延長する直線部を有し、この直線部
にラツク歯列が形成されており、駆動板20の矢
印Y方向への回動に伴い、図中下方へとスライド
する。なおラツクギヤ30は他端が本体固定部に
止着されたバネ31により上方付勢されている。
32はラツクギヤ30の歯列に係脱するラチエツ
ト爪で、ベース板8を貫通する枢着ピン33によ
り揺動自在に支持されている。また枢着ピン33
はラチエツトカバー34をもベース板8に対して
支持している。このラチエツトカバー34はその
内部に通されたラツクギヤ30のピン21まわり
の揺動を規制し、ラチエツト爪32とラツクギヤ
30の歯列等との係合を保証する。なお、ラチエ
ツト爪32はラチエツトカバー34との間にかけ
られたバネ35により、常時図示の中立状態への
復帰習性が与えられている。なお、図からもわか
るようにラチエツトカバー34も枢着ピン33の
みにてベース板8に対して支持されているので、
若干の揺動が可能となつている。
機構の一例の初期停止状態を示すもので、8はベ
ース板、9はベース板8にフレーム10を固定す
る取付け板である。ベース板8には例えば第1図
のハンドル2により回動されるシヤフトSが図示
せぬ適宜の軸受けなどを介して貫通されている。
シヤフトSには駆動板20が固定され、従つてこ
の駆動板20はスロツトマシンの操作ハンドルの
操作と一体的に回動される。なおこの起動操作時
に駆動板20は矢印Y方向に回動されるものとす
る。駆動板20にはシヤフトSの取付部に関し略
対称な位置に2本のピン21,22が植立されて
いる。この一方のピン21には、後に詳述する本
考案装置の一構成要素であるラツクギヤ30が枢
支されている。このラツクギヤ30は図示のよう
に上下方向に延長する直線部を有し、この直線部
にラツク歯列が形成されており、駆動板20の矢
印Y方向への回動に伴い、図中下方へとスライド
する。なおラツクギヤ30は他端が本体固定部に
止着されたバネ31により上方付勢されている。
32はラツクギヤ30の歯列に係脱するラチエツ
ト爪で、ベース板8を貫通する枢着ピン33によ
り揺動自在に支持されている。また枢着ピン33
はラチエツトカバー34をもベース板8に対して
支持している。このラチエツトカバー34はその
内部に通されたラツクギヤ30のピン21まわり
の揺動を規制し、ラチエツト爪32とラツクギヤ
30の歯列等との係合を保証する。なお、ラチエ
ツト爪32はラチエツトカバー34との間にかけ
られたバネ35により、常時図示の中立状態への
復帰習性が与えられている。なお、図からもわか
るようにラチエツトカバー34も枢着ピン33の
みにてベース板8に対して支持されているので、
若干の揺動が可能となつている。
駆動板20の他のピン22には長孔を介してク
ツシヨンレバー40が支承されている。このクツ
シヨンレバー40は駆動板20の矢印Y方向への
回動に伴い上方へとスライドしてゆくことになる
が、その一端部にはピストンヘツド状の部材46
が取り付けられていると共にこれがエアシリンダ
45内に通されているので、その上昇にあつては
シリンダ45の底部の細孔47よりエアーを吸引
しつつ動作する。そしてその下降動作にあつては
細孔47よりエアーを排出しつつ動作するので、
結果的に駆動板20の回動動作に際して適度のブ
レーキ作用を行なうことになる。
ツシヨンレバー40が支承されている。このクツ
シヨンレバー40は駆動板20の矢印Y方向への
回動に伴い上方へとスライドしてゆくことになる
が、その一端部にはピストンヘツド状の部材46
が取り付けられていると共にこれがエアシリンダ
45内に通されているので、その上昇にあつては
シリンダ45の底部の細孔47よりエアーを吸引
しつつ動作する。そしてその下降動作にあつては
細孔47よりエアーを排出しつつ動作するので、
結果的に駆動板20の回動動作に際して適度のブ
レーキ作用を行なうことになる。
50はベース板8に枢着され、駆動板20の外
周の一部に形成された係合部22に係脱し、駆動
板20すなわち操作ハンドルの起動操作を許容あ
るいは禁止する係止爪である。この係止爪50の
具体的構成については本考案の主旨とは密接なも
のではないので省略するが、その作用としては、
図示の停止状態からメダルが投入されたことを検
出して、駆動板20の係止を解き、その位置に保
持され、駆動板20が所定量回動され、その回動
終端付近において前記保持が解かれて再係止可能
状態となる。(なお、この時点でスロツトマシン
リールは駆動されている。)そして操作ハンドル、
すなわち駆動板20が初期位置に戻ると駆動板2
0に係合することになる。なお、クツシヨンレバ
ー40の上端に設けられた立上り41は、駆動板
20の所定回動終部で上死点に至るが、この動き
を利用して前記係止爪50の解除保持状態をリセ
ツトするように構成することが可能である。また
61,62はそれぞれベース板8に固定の駆動板
20に対するストツパーである。
周の一部に形成された係合部22に係脱し、駆動
板20すなわち操作ハンドルの起動操作を許容あ
るいは禁止する係止爪である。この係止爪50の
具体的構成については本考案の主旨とは密接なも
のではないので省略するが、その作用としては、
図示の停止状態からメダルが投入されたことを検
出して、駆動板20の係止を解き、その位置に保
持され、駆動板20が所定量回動され、その回動
終端付近において前記保持が解かれて再係止可能
状態となる。(なお、この時点でスロツトマシン
リールは駆動されている。)そして操作ハンドル、
すなわち駆動板20が初期位置に戻ると駆動板2
0に係合することになる。なお、クツシヨンレバ
ー40の上端に設けられた立上り41は、駆動板
20の所定回動終部で上死点に至るが、この動き
を利用して前記係止爪50の解除保持状態をリセ
ツトするように構成することが可能である。また
61,62はそれぞれベース板8に固定の駆動板
20に対するストツパーである。
かかる構成によれば、遊戯者がメダルを投入す
ることによつてまず駆動板20に対する係止爪5
0の係止を解除し、操作レバーの操作により駆動
板20が矢印Y方向へ回動してゆき、その終端付
近でスロツトマシンの各リールが回転され、操作
レバーが戻されることによつて駆動板20も図示
の初期位置に戻り、そこで係止爪50が駆動板2
0を再係止することになる。
ることによつてまず駆動板20に対する係止爪5
0の係止を解除し、操作レバーの操作により駆動
板20が矢印Y方向へ回動してゆき、その終端付
近でスロツトマシンの各リールが回転され、操作
レバーが戻されることによつて駆動板20も図示
の初期位置に戻り、そこで係止爪50が駆動板2
0を再係止することになる。
第3図は第2図中で用いられたラチエツト装置
の分解図で、共通部分には同符号を付してある。
ラツクギヤ30には歯列301の他、この歯列3
01の両端に切欠部303,305が形成されて
いる。またラチエツトカバー34は図示のような
一辺に切欠き342をもつた筒体形状をもち、バ
ネかけ片341が設けられると共にピン33が貫
通される開口343を有するラチエツト爪支持片
350を備えている。ラチエツト爪32にはピン
33の挿通される開口325と矩形状の作用爪3
28を有する。なお、図示の例では作用爪328
が両側に設けられているが、基本的には一方のみ
でよい。このラチエツト装置は、まずラチエツト
カバー34の支持片350間にラチエツト爪32
を介装してピン33をその両者を貫通させ、バネ
35の一端をバネかけ片341に懸架しておき、
ラツクギヤ30をラチエツトカバー34の上方か
らその筒状部内に挿入すればよい。但し、スロツ
トマシン本体に組み込む際には、ピン33はスロ
ツトマシンの本体固定部、例えば第2図における
ベース板80に設けられた取付用開口も貫通する
ようにして取り付けられることになる。
の分解図で、共通部分には同符号を付してある。
ラツクギヤ30には歯列301の他、この歯列3
01の両端に切欠部303,305が形成されて
いる。またラチエツトカバー34は図示のような
一辺に切欠き342をもつた筒体形状をもち、バ
ネかけ片341が設けられると共にピン33が貫
通される開口343を有するラチエツト爪支持片
350を備えている。ラチエツト爪32にはピン
33の挿通される開口325と矩形状の作用爪3
28を有する。なお、図示の例では作用爪328
が両側に設けられているが、基本的には一方のみ
でよい。このラチエツト装置は、まずラチエツト
カバー34の支持片350間にラチエツト爪32
を介装してピン33をその両者を貫通させ、バネ
35の一端をバネかけ片341に懸架しておき、
ラツクギヤ30をラチエツトカバー34の上方か
らその筒状部内に挿入すればよい。但し、スロツ
トマシン本体に組み込む際には、ピン33はスロ
ツトマシンの本体固定部、例えば第2図における
ベース板80に設けられた取付用開口も貫通する
ようにして取り付けられることになる。
第4図A,Bはそれぞれ、上述のラチエツト装
置の作用を説明する図で、Aはラツクギヤ30が
下降される場合、Bは上昇される場合を示す。第
4図Aからわかるように、ラツクギヤ30が下方
へとスライドする際にはラチエツト爪32は第2
図に示した中立状態からピン33を中心として時
計方向へと揺動されてラツクギヤ30の歯列に係
合するので、ラツクギヤ30は下方へのスライド
のみ許容され、上方への移動は禁止される。ラツ
クギヤ30がさらに下降してラチエツト爪32の
位置に切欠303が至るとラチエツト爪32はバ
ネ35により中立位置へと戻る。そして第4図B
のようにラツクギヤ30が上方へとスライドされ
ると、ラチエツト爪32は反時計方向に揺動され
るので、ラツクギヤ30は上方へのスライドのみ
許容される。そして切欠305がラチエツト爪3
2の位置に達するとラチエツト爪32は中立位置
へと戻り、初期状態となる。
置の作用を説明する図で、Aはラツクギヤ30が
下降される場合、Bは上昇される場合を示す。第
4図Aからわかるように、ラツクギヤ30が下方
へとスライドする際にはラチエツト爪32は第2
図に示した中立状態からピン33を中心として時
計方向へと揺動されてラツクギヤ30の歯列に係
合するので、ラツクギヤ30は下方へのスライド
のみ許容され、上方への移動は禁止される。ラツ
クギヤ30がさらに下降してラチエツト爪32の
位置に切欠303が至るとラチエツト爪32はバ
ネ35により中立位置へと戻る。そして第4図B
のようにラツクギヤ30が上方へとスライドされ
ると、ラチエツト爪32は反時計方向に揺動され
るので、ラツクギヤ30は上方へのスライドのみ
許容される。そして切欠305がラチエツト爪3
2の位置に達するとラチエツト爪32は中立位置
へと戻り、初期状態となる。
このような作用を行なう本考案ラチエツト装置
の取り付けは第5図のようにしてなされる。すな
わち、ラチエツト爪32の枢着ピン33をベース
板8あるいはベース板8に対して固定されている
上カバー70の開口71を通した後、ラチエツト
カバーの開口(第3図343で示す。)、そしてラ
チエツト爪32の開口(第3図325で示す。)
を貫通させる。従つて、ラチエツト爪32および
ラチエツトカバー34はピン33のみによつて、
スロツトマシンの本体固定部に取り付けられるこ
とになる。このような取り付け方式をとることに
よつて、ピン33を引き抜くとラチエツト爪32
とラチエツトカバー34は容易に取り外すことが
できることになるものである。なお、ラツクギヤ
30は第2図で示すように、駆動板20に支着さ
れているので外れないが、ラチエツトカバー34
が外されると駆動板20の支軸21のまわりに揺
動できるようになり、第5図右方へと引き出すこ
とができるようになる。従つてラチエツト装置の
点検にあたり、ラチエツト爪32あるいはラツク
ギヤ30の歯列等を調べる作業が容易となる。ま
た、ラチエツト爪32の交換作業も即座に行ない
得る。なお、ラチエツト爪32の形状を図示の実
施例のように枢着ピンの両側に作用爪328(第
3図)を設けておけば、一方の作用爪328が摩
耗した際にはラチエツト爪を180゜回転させるかあ
るいは裏返して他方の作用爪を用いることがで
き、極めて好都合である。
の取り付けは第5図のようにしてなされる。すな
わち、ラチエツト爪32の枢着ピン33をベース
板8あるいはベース板8に対して固定されている
上カバー70の開口71を通した後、ラチエツト
カバーの開口(第3図343で示す。)、そしてラ
チエツト爪32の開口(第3図325で示す。)
を貫通させる。従つて、ラチエツト爪32および
ラチエツトカバー34はピン33のみによつて、
スロツトマシンの本体固定部に取り付けられるこ
とになる。このような取り付け方式をとることに
よつて、ピン33を引き抜くとラチエツト爪32
とラチエツトカバー34は容易に取り外すことが
できることになるものである。なお、ラツクギヤ
30は第2図で示すように、駆動板20に支着さ
れているので外れないが、ラチエツトカバー34
が外されると駆動板20の支軸21のまわりに揺
動できるようになり、第5図右方へと引き出すこ
とができるようになる。従つてラチエツト装置の
点検にあたり、ラチエツト爪32あるいはラツク
ギヤ30の歯列等を調べる作業が容易となる。ま
た、ラチエツト爪32の交換作業も即座に行ない
得る。なお、ラチエツト爪32の形状を図示の実
施例のように枢着ピンの両側に作用爪328(第
3図)を設けておけば、一方の作用爪328が摩
耗した際にはラチエツト爪を180゜回転させるかあ
るいは裏返して他方の作用爪を用いることがで
き、極めて好都合である。
以上に説明したように、本考案は2個の欠歯部
の間に複数の三角形の歯が形成され、操作ハンド
ルに連動して長手方向に移動するラツクギヤと、
角柱状のラチエツト爪が取り外し自在に軸着され
たラチエツトカバーとからなるラチエツト装置で
あるので、ドラムを回転させる所定量まで回動さ
せる前に操作ハンドルを戻す方向に動かすことが
できず、作動不能状態に陥ることがなく、また所
定量操作後は操作ハンドルが完全復帰するまでは
再操作できなくなり、途中から再度ドラムを回転
させるという不正操作を防止することができる。
そして、ドラム回転軸に取り付けるのではなく、
ラチエツトカバーとラチエツト爪とを共通の枢着
ピンで本体固定部に着脱する構成であるので、枢
着ピンの取り外しにより本体固定部からこれらの
部品を簡単に取り外すことができ、部品の点検、
交換作業が従来装置に比較して著しく簡略化され
る。
の間に複数の三角形の歯が形成され、操作ハンド
ルに連動して長手方向に移動するラツクギヤと、
角柱状のラチエツト爪が取り外し自在に軸着され
たラチエツトカバーとからなるラチエツト装置で
あるので、ドラムを回転させる所定量まで回動さ
せる前に操作ハンドルを戻す方向に動かすことが
できず、作動不能状態に陥ることがなく、また所
定量操作後は操作ハンドルが完全復帰するまでは
再操作できなくなり、途中から再度ドラムを回転
させるという不正操作を防止することができる。
そして、ドラム回転軸に取り付けるのではなく、
ラチエツトカバーとラチエツト爪とを共通の枢着
ピンで本体固定部に着脱する構成であるので、枢
着ピンの取り外しにより本体固定部からこれらの
部品を簡単に取り外すことができ、部品の点検、
交換作業が従来装置に比較して著しく簡略化され
る。
第1図はスロツトマシンの外観図である。第2
図は本考案ラチエツト装置を用いたスロツトマシ
ン主要構成部を示す概略図である。第3図は本考
案ラチエツト装置の分解斜視図である。第4図は
第3図に示したラチエツト装置の作用説明図であ
る。第5図は本考案ラチエツト装置の取り付け説
明図である。 2……操作ハンドル、20……駆動板、30…
…ラツクギヤ、32……ラチエツト爪、33……
枢着ピン、34……ラチエツトカバー。
図は本考案ラチエツト装置を用いたスロツトマシ
ン主要構成部を示す概略図である。第3図は本考
案ラチエツト装置の分解斜視図である。第4図は
第3図に示したラチエツト装置の作用説明図であ
る。第5図は本考案ラチエツト装置の取り付け説
明図である。 2……操作ハンドル、20……駆動板、30…
…ラツクギヤ、32……ラチエツト爪、33……
枢着ピン、34……ラチエツトカバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 操作ハンドルの回転を規制するラチエツト装
置において、2個の欠歯部の間に複数の三角形
の歯が形成されており、前記操作ハンドルに連
動してその長手方向に移動するラツクギヤと、
このラツクギヤが摺動自在に挿通され、ラツク
ギヤの長手方向のみの移動路を形成するラチエ
ツトカバーと、このラチエツトカバーに収納さ
れ、前記ラツクギヤの歯に係合する角柱状のラ
チエツト爪と、ラチエツトカバーとラチエツト
爪との間に掛けられ、ラチエツト爪をラツクギ
ヤの歯に対して中立の姿勢となるように付勢す
るバネと、ラチエツトカバー及びラチエツト爪
の両者を貫通し、これらを本体固定部に軸着す
る枢着ピンと、本体固定部に形成され、ラチエ
ツトカバーとラチエツト爪とを取り出すことが
でき、ラツクギヤを外側に揺動して引き出すこ
とのできる開口とからなることを特徴とするス
ロツトマシンのハンドルラチエツト装置。 (2) 前記ラチエツト爪を枢着ピンによる支点に対
して180゜回転対象、もしくは前記支点と前記バ
ネの懸架部とを結ぶ線に対し対称とした実用新
案登録請求の範囲第1項記載のスロツトマシン
のハンドルラチエツト装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982116222U JPS5922188U (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | スロツトマシンのハンドルラチエツト装置 |
US06/518,937 US4597309A (en) | 1982-08-02 | 1983-08-01 | Device for regulating the direction of rotation of slot machine handle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982116222U JPS5922188U (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | スロツトマシンのハンドルラチエツト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5922188U JPS5922188U (ja) | 1984-02-10 |
JPH0238786Y2 true JPH0238786Y2 (ja) | 1990-10-18 |
Family
ID=14681847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982116222U Granted JPS5922188U (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | スロツトマシンのハンドルラチエツト装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4597309A (ja) |
JP (1) | JPS5922188U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6359986A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-15 | 株式会社 ユニバ−サル | スロツトマシンのハンドル装置 |
US8628416B2 (en) * | 2007-03-28 | 2014-01-14 | Igt | Device embedded in gaming machine handle |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2041065A (en) * | 1934-09-14 | 1936-05-19 | Stanley R Hemphill | Locking device |
US2630297A (en) * | 1946-05-04 | 1953-03-03 | Alphonse W Hunz | Lifting jack |
CA920398A (en) * | 1970-02-11 | 1973-02-06 | V. Idel Vladimir | Method of stopping machine for sharpening and setting saw teeth |
US4185519A (en) * | 1978-01-30 | 1980-01-29 | Amp Incorporated | Ratchet mechanism for hand tools |
US4249737A (en) * | 1979-05-14 | 1981-02-10 | Concorde Manufacturing Company | Amusement device |
-
1982
- 1982-08-02 JP JP1982116222U patent/JPS5922188U/ja active Granted
-
1983
- 1983-08-01 US US06/518,937 patent/US4597309A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4597309A (en) | 1986-07-01 |
JPS5922188U (ja) | 1984-02-10 |
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