JPH023861Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH023861Y2
JPH023861Y2 JP10521185U JP10521185U JPH023861Y2 JP H023861 Y2 JPH023861 Y2 JP H023861Y2 JP 10521185 U JP10521185 U JP 10521185U JP 10521185 U JP10521185 U JP 10521185U JP H023861 Y2 JPH023861 Y2 JP H023861Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ejector
mold
convex arc
sets
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10521185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6213616U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10521185U priority Critical patent/JPH023861Y2/ja
Publication of JPS6213616U publication Critical patent/JPS6213616U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH023861Y2 publication Critical patent/JPH023861Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はプラスチツク成形機の金型において
利用され、特に可動側に設けられた2段突出し装
置のタイミング調節機構に関するものである。
(従来の技術) 例えば射出成形用金型のようなプラスチツク成
形機における金型にあつては、通常、可動型に成
形品を突出す装置が具備され、特に1度突出した
だけでは成形品が取りずらい場合や自動落下をさ
せる場合等に2段突出し装置が使用されている。
そして従来より種々の2段突出し手段が知られて
いるが、その内、可動型内へ入れた2組のエジエ
クタプレートを固定ロツトにより突出す装置が知
られている(文献名…日刊工業新聞社発行「射出
成形用金型」第2版、第272ページ、図9。44)。
この2段突出し装置の場合、2組のエジエクタピ
ンにストローク差が必要であり、ストロークの大
きいエジエクタピンの突出しは小さい方と同時若
しくは遅れて作動されねばならず、しかも成形機
へ固定したエジエクタロツトつまり固定ロツトに
より突出する場合は、2組の突出しストロークの
タイミングを調節する機構が必要であり、そのた
め従来より固定型から長い爪カムを可動型の外へ
出張らせ、爪部をバネ圧によりエジエクタプレー
トへ係脱自在に設けるようにしたものが知られて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 従来例の場合、長い爪カムが金型(固定型およ
び可動型)の外側に出張つており、成形品の取出
しに邪魔になり、また爪部が摩耗しやすいととも
にバネ部が劣化しやすく、その結果爪カムは外れ
やすく、エジエクタプレートのみが作動して故障
しやすいものである。
(問題点を解決するための手段) この考案はこれらの不都合を解決するもので、
すなわち可動型1内へ入れた2組のエジエクタプ
レート2,3を固定ロツト4のような成形機の突
出し機構により突出する2段突出し装置におい
て、可動型1内へ揺動腕5,5を取付け、揺動腕
5,5へ凸弧端6,6を形成し、凸弧端6,6を
2組のエジエクタプレート2,3の間へ置くこと
を特徴とするものである。
(実施例の構造) 実施例は射出成形用の金型に関するもので、可
動側取付板7へは1対の腕受ブロツク8,8が間
隔をもつて固定され、腕受ブロツク8,8へはス
ペーサブロツク9,9を介して受け板10が固定
され、受け板10へはコア11が固定されて可動
型1が形成されている。可動型1内へは2組のエ
ジエクタプレート2,3が第1図示のように間隔
をもつて置かれ、第1段目のエジエクタプレート
2より突設されたエジエクタピン12,12は受
け板10、コア11を自由に挿通され、第2段目
のエジエクタプレート3より突設されたエジエク
タピン13,13はエジエクタプレート2、受け
板10、コア11を自由に挿通され、可動側取付
板7の中央へ形成した貫通孔14へは図示しない
成形機からの固定ロツト4の先端が臨んでいる。
前記構成のうち腕受ブロツク8,8以外は公知で
ある。そして各腕受ブロツク8には細長溝15が
形成され、細長溝15内へはボルト16が掛設さ
れ、ボルト16へ揺動腕5の一端が回動自在に取
付けられ、この揺動腕5の他端へは凸弧端6が形
成され、凸弧端6はエジエクタプレート2,3の
間へ狭まれて置かれ、揺動腕5はエジエクタプレ
ート3の表面からスペーサブロツク9の面取部1
7の範囲で揺動される。なお、図中、11′は可
動側型板、18はスライドコア、19はエジエク
タプレート2より突設され、スライドコア18を
押すバー、20はスライドコア18より突設さ
れ、型開き後、スライドコア18を押し戻すため
のピン、21はアンダーカツト部22を有する成
形品である。
(実施例の作用) 型開き、つまり図示しない固定型より可動型1
が第1図矢印a方向へ開くと、第1図示のエジエ
クタプレート3は固定ロツト4に当接し、その
後、型開き距離が進むにしたがつて揺動腕5,5
がエジエクタプレート3に押されて開き始め、エ
ジエクタピン12,12,13,13がコア11
より同時に突出するとともにバー19を介してス
ライドコア18もすぼまりながら突出して第2図
示のように第1段階の突出しをし、アンダーカツ
ト部22を外す。続いて型開きが進むと揺動腕
5,5がさらに開いてエジエクタプレート3の表
面から離れていき、第3図示のようにエジエクタ
ピン13,13がコア11からの突出距離をさら
に延ばし、第2段階の突出しをし、同時に揺動腕
5,5の各上縁が面取部17に、凸弧端6,6が
エジエクタプレート3の側面に当接して揺動を停
止する。
(考案の効果) この考案は揺動腕を可動型内へ取付けるので、
型開きにより成形品が突出されて取出される際、
何等邪魔とならず、成形機の種類によつては必要
なバンドヒーター等の部品を金型の外側へ容易に
取付けることができ、固定および可動側の雌雄型
部分の着脱の際も支障がなく、また従来品のよう
にバネを使用する必要もなく、凸弧端を2組のエ
ジエクタプレートの間へ置くだけでよく、しかも
従来品の爪カムでは爪部分はすぐに摩耗して機構
全体が使用不能となり、新たな爪カムに交換せざ
るを得ないが、この考案では凸弧端が摩耗しても
エジエクタプレートのタイミングが僅かにずれる
だけで、完全摩耗しない限り機構全体の作動は変
わらず、しかも極めて長い年月を経ない限り完全
摩耗をすることがなく、永年使用に耐え得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図は
一部を切欠いた断面図、第2〜3図は作動状態の
断面図、第4図はA−A断面図である。 1……可動型、2,3……エジエクタプレー
ト、4……固定ロツト、5……揺動腕、6……凸
弧端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動型1内へ入れた2組のエジエクタプレート
    2,3を固定ロツト4のような成形機の突出し機
    構により突出する2段突出し装置において、可動
    型1内へ揺動腕5,5を取付け、揺動腕5,5へ
    凸弧端6,6を形成し、凸弧端6,6を2組のエ
    ジエクタプレート2,3の間へ置くことを特徴と
    するプラスチツク成形用金型における2段突出し
    調節機構。
JP10521185U 1985-07-09 1985-07-09 Expired JPH023861Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10521185U JPH023861Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10521185U JPH023861Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6213616U JPS6213616U (ja) 1987-01-27
JPH023861Y2 true JPH023861Y2 (ja) 1990-01-30

Family

ID=30979426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10521185U Expired JPH023861Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH023861Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE1351105A1 (sv) * 2013-09-25 2015-03-26 Müller Mek Ab Anordning vid formningsverktyg

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6213616U (ja) 1987-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5019091A (en) Forceps
US8657599B2 (en) Device for demoulding negatives in plastic injection
US2483093A (en) Stripping and knockout mechanism for molding dies
CA1315059C (en) Molding apparatus with improved ejector pin
US8177543B2 (en) Demolding device for demolding a tool from a mold
JPH023861Y2 (ja)
JP3615613B2 (ja) 射出成形用金型
CN210174133U (zh) 精密接插件让位滑块强脱模具结构
JPH10180805A (ja) エジェクター機構
CN219543889U (zh) 一种多色旋转模具的滑块机构
JP4287806B2 (ja) 移送盤を備えた成形機の可動金型
JPS5917932B2 (ja) 成形品の離型方法及び成形金型
JP2003080570A (ja) 射出成形用金型
JPH1016020A (ja) 成形品押出機能を有する型開閉装置
JPH0514830Y2 (ja)
CN209869319U (zh) 一种模板开合顺序控制机构
JPH0557731A (ja) 樹脂成形金型装置
JP2544509Y2 (ja) インサ−ト成形用金型装置
JPH0583051B2 (ja)
JPH0621919U (ja) 射出成形金型
CN116238103A (zh) 一种多色旋转模具的滑块机构
SU444678A1 (ru) Литьева форма
JP2001162658A (ja) 成形金型
JP2024051778A (ja) アンダーカット処理機構
JPH0636899Y2 (ja) 射出成形用金型