JPH0238280Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、焼付け現像処理済みの長尺印画紙、
すなわち個々一枚一枚の写真印画がつながつて形
成している長尺の写真印画における個々一枚一枚
の写真印画を順次に検査し、不良な写真印画に
は、その旨を表示する標識を施す検査装置の改良
に関するものである。

従来より、現像所等においては、ロール状に巻
かれた焼付け現像処理済みの長尺写真印画紙、す
なわち個々一枚一枚の写真印画が僅かの間隙など
をおいてつながり、ロール状に巻かれた長尺の写
真印画を検査装置の検品台に沿つて案内走行せし
め、この長尺の写真印画における個々一枚一枚の
写真印画の良否を判定し、焼直しなどの必要な不
良の写真印画には、長尺の写真印画を停止させ、
グラフアイト（黒鉛）ペン等を使用し、それなり
の標識を付しておき、その後オートカツターでカ
ツトし、個々一枚一枚のシート状の写真印画とな
し、これをオートセレクターにて振り分けてい
た。

しかし、上記のように、グラフアイトペン等を
使用して不良な写真印画にチエツクを施す場合に
は、このチエツクが不完全であれば、オートセレ
クターにて選別されずに、この汚れた写真印画が
良質の写真印画中に混入し、お客に不快感のみな
らず、不信感を抱かせたり、またチエツクが完全
であつても、このチエツクの施された部分のある
長尺の写真印画が巻取られる際に、グラフアイト
が他の写真印画に転写し、良好な他の写真印画を
汚したり、あるいは薄れたりし、オートセレクタ
ーによる振り分け時に検出ミスを誘発せしめ、良
好適正な写真印画を不良品として振り分ける不経
済性を招来せしめたり、あるいは不良な写真印画
を良品中に混入させ、上記不完全時と同様の結果
を招来せしめたりする原因ともなつていた。

これらを避ける手段として、黒鉛を塗つたテー
プや赤外線を通さない素材のテープなどを貼着す
る仕方等も考えられるものの、手数と時間を考慮
したとき、到底実用に供し得るものではなかつ
た。

本考案は、上述の如き実状に鑑み、焼付け現像
処理済みの長尺写真印画紙、すなわち個々一枚一
枚の写真印画がつながり、個々一枚一枚の写真印
画の間にはカツトマークの施された長尺の写真印
画における個々一枚一枚の写真印画の良否を検査
する検査装置を、 ａ 長尺の写真印画を案内走行せしめ、この間に
個々一枚一枚の写真印画の良否を検査せしめる
ための検品台と、 ｂ 前記検品台における長尺の写真印画の案内走
行用路に沿い、かつ前記カツトマークの間隔と
略等しい間隔をおいて点灯用スイツチと共に多
数設置されている不良写真印画表示用ランプ
で、点灯せしめられた前記ランプに対応した写
真印画の移動に対応して順次点灯せしめられる
不良写真印画表示用ランプと、 ｃ 最も近い位置にある不良写真印画表示用ラン
プが点灯せしめられたときに作動状態となり、
前記カツトマークの検出時に、長尺の写真印画
の走行を停止せしめるカツトマーク検出器と、 ｄ 前記長尺の写真印画の走行停止後に作動せし
められて、不良写真印画である旨の標識用のポ
ンチ孔を穿つポンチ孔穿孔器、 とで構成せしめたことを特徴とする写真印画の検
査装置となすことによつて、焼付け現像処理済み
の長尺写真印画紙、すなわち個々一枚一枚の写真
印画がつなげられた形状をなし、個々一枚一枚の
写真印画の間にはカツトマークが施された長尺の
写真印画の個々の写真印画のうちで、お客に渡せ
ない不良な個々の写真印画には、転写や薄れる虞
れのない標識としてのポンチ孔を自動的に施し、
この種これまでの検査装置では避け得なかつた前
述の如き不便なり難点、あるいは欠点なり欠陥な
りをもたらすことがなく、しかも効率的な写真印
画の検査装置の提供を可能ならしめたもので、以
下本考案を図示の実施例によつて詳細に説明する
こととする。

図において、Ｐはロール状に巻かれた焼付け現
像処理済みの長尺の写真印画紙、すなわち個々一
枚一枚の写真印画p₁，p₂，p₃，……がカツトマー
クｃの付けられている僅かの間隙をおいてつなが
り、ロール状に巻かれている長尺の写真印画で、
Ｘは長尺の写真印画Ｐを形成している個々一枚一
枚の写真印画p₁，p₂，p₃，……の良否を検査する
写真印画の検査装置である。

上記のＸなる写真印画の検査装置において、１
は本装置の主体をなす機体機枠にして、２は機体
機枠１の一側後方（第１図において左側後方）よ
り約40〜60゜前後の上り勾配をもつて延出され、
ロール状に巻かれた長尺の写真印画Ｐを繰出し方
向に回転自在に支承する繰出し軸で、繰出し方向
と反対方向の逆転時には、長尺の写真印画Ｐを巻
戻すことができるようになつており、３は機体機
枠１の他側後方（第１図において右側後方）より
繰出し軸２と平行に延出された巻取り軸で、巻取
り方向と反対方向の逆転時には、自由に回転し得
る如くなされており、４は繰出し軸２と巻取り軸
３との間に設置され、繰出し軸２側より巻取り軸
３側に巻取られる長尺の写真印画Ｐを形成してい
る個々一枚一枚の写真印画p₁，p₂，……を検査す
るための検品台で、その上面板５は巻取り軸３で
巻取られる長尺の写真印画Ｐの案内走行用に供せ
られるものであり、６は巻取り軸３に巻取り動作
を行なわしめるパルスモーターPM₁（第４図以外
は図示省略）を駆動するスタート用のスイツチボ
タン、７は巻取り軸３や逆転時の繰出し軸２の巻
取り速度調節用摘子、８は巻取り軸３のパルスモ
ーターPM₁や繰出し軸２の逆転用のパルスモー
ターPM₂（第４図以外は図示省略）を停止せしめ
るストツプ用のスイツチボタン、９はスイツチボ
タン８を押してストツプ信号を発信したときに、
後述の如く巻取り軸３が停止する時期の調整用に
供するスイツチボタン、１０は繰出し軸２の回
転、すなわち逆転用に供するスイツチボタン、１
１はリセツト用のスイツチボタンである。

上述の構成は、この種これまでの写真印画の検
査装置と略同様であるが、本考案に係る写真印画
の検査装置においては、さらに詳細は後述するリ
ジエクト表示用ランプr₀，r₁，r₂，……とその点
灯用スイツチボタンr₀′（第４図以外は省略）、r₁′，
r₂′，……、メークオーバー表示用ランプm₀，
m₁，m₂，……とその点灯用スイツチボタン
m₀′（第４図以外は省略）、m₁′，m₂′，……、カツ
トマーク検出器２０、ポンチ孔穿孔器３０等が付
設せしめられている。

リジエクト表示用ランプr₀，r₁，r₂，……は、
個々一枚一枚の写真印画p₁，p₂，……のうちでリ
ジエクトすべき不良な写真印画がみつかつたとき
に後述の如く使用されるもので、これは検品台４
の上面板５における長尺の写真印画Ｐの案内走行
路の上側の上面板５に、長尺の写真印画Ｐに施さ
れたカツトマークｃ間の間隔l₁と略同間隔のl₂＋
l₃の等間隔で多数配設され、その点灯用スイツチ
ボタンr₀′，r₁′，r₂′，……は、各リジエクト表示
用ランプr₀，r₁，r₂，……毎に、その近傍に設置
されている。

メークオーバー表示用ランプm₀，m₁，m₂，…
…とその点灯用スイツチm₀′，m₁′，m₂′，……
は、個々一枚一枚の写真印画p₁，p₂，……のうち
でメークオーバーすべき不良な写真印画がみつか
つたときに後述の如く使用されるもので、これは
検品台４の上面板５における長尺の写真印画Ｐの
案内走行路の下側に、上記リジエクト表示用ラン
プr₀，r₁，r₂，……と、その点灯用ボタンスイツ
チr₀′，r₁′，r₂′，……と対称な位置に設けられて
いる。

カツトマーク検出器２０は、基部がリジエクト
表示用ランプr₀、すなわちメークオーバー表示用
ランプm₀からl₂位だけ巻取り軸３寄りの機体機枠
１に連結固定され、これは検品台４の上面板５上
を走行せしめられる長尺の写真印画Ｐ上に延び、
長尺の写真印画Ｐに施されたカツトマークを検出
するためのカツトマーク検出部材（これ自体は公
知のため図示省略）を備えていて、後述の如く使
用される。

ポンチ孔穿孔器３０は、基部がカツトマーク検
出器２０からl₄位だけリジエクト表示用ランプ
r₀、すなわちメークオーバー表示用ランプm₀側
寄りの機体機枠１に連結固定され、これはソレノ
イド３２、常時はスプリング３３によつて長尺の
写真印画Ｐの上面より離間する方向に付勢されて
いて、後述の如く作動せしめられ、所要時に検品
台４の上面板５に穿たれた透孔１２（刃付透孔と
する場合が多い）と共同して穿孔用に供せられる
ポンチ３４等よりなるリジエクト表示用穿孔部材
３１と、ソレノイド３７、常時はスプリング３８
によつて長尺の写真印画Ｐの上面より離間する方
向に付勢されていて、後述の如く作動せしめら
れ、所要時に検品台４の上面板５に穿たれた透孔
１３（刃付透孔とする場合が多い）と共同して穿
孔用に供せられるポンチ３９等よりなるメークオ
ーバー表示用穿孔部材３６とを備えている。

そして、上記中のスタート用のスイツチボタン
６、巻取り速度調節用摘子７、ストツプ用のスイ
ツチボタン８、逆転用のスイツチボタン１０、リ
セツト用のスイツチボタン１１、パルスモーター
PM₁とPM₂、リジエクト表示用ランプr₀，r₁，…
…とその点灯用スイツチボタン８r₀′，r₁′，……
メークオーバー表示用ランプm₀，m₁，……とそ
の点灯用スイツチボタンm₀′，m₁′，m₂′，……、
カツトマーク検出器２０の図示省略のカツトマー
ク検出部材、ポンチ孔穿孔器３０におけるソレノ
イド、すなわち巻線３２と３７等は、機体機枠１
内に設置された制御回路Ｃを中心とし、リジエク
ト用側とメークオーバー用側のシフトレジスター
S₁とS₂（レジスターを縦続接続し、シフトパルス
によりレジスターに記憶されている情報を１ビツ
ト毎に次の段に移す動作をする回路で、フリツプ
フロツプ回路を主としてもよい。）に、第４図に
示したように接続され、次のように作動する。

すなわち、繰出し軸２にロール状に巻かれた長
尺の写真印画Ｐを装架し、その先端を検品台４の
上面板５に添わせて巻取り軸３に巻き、巻取り速
度すなわち上面板５上を走行せしめられる長尺の
写真印画Ｐの走行速度を摘子７にて調節したりし
て巻取り軸３のパルスモーターPM₁をスタート
用のスイツチボタン６にて駆動し、長尺の写真印
画Ｐを上面板５上で走行させて個々一枚一枚の写
真印画p₁，p₂，……を検査し、第１図における一
枚の写真印画p₇がリジエクトすべきものであると
認められたときには、先ずストツプ用のスイツチ
ボタン８を押す。

すると、この信号は、第４図に示したように、
カツトマーク検出器２０のカツトマーク検出部材
が最初に到来したカツトマークｃを検出したとき
に長尺の写真印画Ｐを停止させ、第１図に示した
が如き状態とする。

そこで、前記一枚の写真印画p₇をみ、リジエク
トすべきものである場合には、現在前記写真印画
p₇が停止している位置の上方にあるリジエクト表
示用ランプr₄を点灯せしめるスイツチボタンr₄′を
押すと、このリジエクト表示用ランプr₄が点灯す
る。

リジエクト表示用ランプr₄が点灯したら、再度
スタート用のスイツチボタン６を押し、長尺の写
真印画Ｐを走行せしめる。このように、スイツチ
ボタン６を押して長尺の写真印画Ｐを走行せしめ
たときは、この走行によつて写真印画p₇がリジエ
クト表示用ランプr₃側に来ると、カツトマーク検
出器２０からのカツトマーク検出信号等が入力せ
しめられたシフトレジスターS₁によりリジエクト
表示用ランプr₄は消え、リジエクト表示用ランプ
r₃が点灯する。

次に、ランプr₃が消え、ランプr₂が点灯し、最
後にランプr₀が点灯させられ、その信号はカツト
マーク検出器２０が第３図に鎖線で示した位置を
占めるようになると、カツトマーク検出部材によ
つて長尺の写真印画Ｐの停止用に供し得る如き作
動状態となしたり、あるいはカツトマーク検出部
材を作動状態となしたりし、第３図に実線で示し
たように、写真印画p₆と写真印画p₇の間のカツト
マークｃを検出したときに、その信号で制御回路
Ｃを経てパルスモーターPM₁を停止させ、長尺
の写真印画Ｐの走行を停止せしめ、ポンチ孔穿孔
器３０におけるソレノイド３２、すなわちリジエ
クト表示用穿孔部材３１を作動せしめ、オートセ
レクターにて振り分け得るリジエクト用のポンチ
孔を一枚の写真印画p₇に施し、その直後ランプr₀
は消灯せしめられ、スタート用のスイツチボタン
６によつて長尺の写真印画Ｐは走行せしめられる
ようになる。

他方、メークオーバーすべき一枚一枚の写真印
画をみつけたときは、メークオーバー表示用ラン
プm₀，m₁，……を上記と同様に使用してメーク
オーバー用のポンチ孔を一枚一枚の写真印画に施
すのである。

また、リジエクト用ならリジエクト用の、ある
いはメークオーバー用ならメークオーバー用の各
表示用ランプr₁，r₁，r₂，……，m₀，m₁，m₂，
……を点灯させてより、逆転用のスイツチボタン
１０なり、あるいはリセツト用のスイツチボタン
１１を押すと、リジエクト用なり、あるいはメー
クオーバー用なりの設定はすべて取消される。

さらに、上記の如く、カツトマーク検出器２０
が長尺の写真印画Ｐに施されているカツトマーク
ｃを検出したときに、直ちに長尺の写真印画Ｐの
走行を停止せしめると、第３図に示したように、
l₄がl₁より短めの場合は、リジエクト用なりメー
クオーバー用なりのポンチ孔を一枚の写真印画の
画面中に施すようになるので、カツトマーク検出
器２０がカツトマークｃを検出しても長尺の写真
印画Ｐを直ちに停止せしめず、カツトマークｃの
検出後、長尺の写真印画ＰをL₂、すなわちポン
チ孔穿孔器３０による穿孔位置がポンチ孔R₀ま
たはポンチ孔M₀となる程度、長尺の写真印画Ｐ
を巻取らせたり、またはリジエクト用のポンチ孔
R₀は長尺の写真印画Ｐの一側縁近くに、メーク
オーバー用のポンチ孔M₀は他側縁近くに施すよ
うにしたり、あるいはカツトマーク検出器２０の
基部側にポンチ孔穿孔器３０のリジエクト表示用
穿孔部３１とメークオーバー表示用穿孔部材３６
を設置し、第５図に示したように、リジエクト用
のポンチ孔R₁、メークオーバー用のポンチ孔M₁
を施せるように設計変更してもよい。

以上の記載から明らかなように、不良な個々の
写真印画に対しては、その旨を表示する標識とし
て、ポンチ孔を施すようにした本考案の写真印画
の検出装置によるときは、グラフアイトペン等を
使用した人の手による従来よりのこの種の写真印
画の検出装置におけるが如く、オートセレクター
にて選択されずに、この汚れた写真印画が良質、
適正な写真印画中に混入し、お客に不快感なり不
信感なりを抱かせることのある不確実さは勿論の
こと、他の良質、適正な写真印画を汚し、オート
セレクターによる振り分け時の検出ミスを誘発せ
しめることのあるグラフアイトの転写といつたよ
うな事態をもたらすことのない経済的な写真印画
の検査装置の提供が可能となつた。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案に係る写真印画の検査装置の実施
例を示すものであつて、第１図はその斜面図で、
第２図は第１図中の−線に沿つて縦断して示
した一部の拡大断面図、第３図はそのカツトマー
ク検出器とポンチ孔穿孔器の配設関係説明用図、
第４図はその電気的制御回路図であり、第５図は
他の実施例によつてリジエクト用とメークオーバ
ー用のポンチ孔が施された長尺の写真印画の一部
の平面図である。 Ｘ……長尺の写真印画の検査装置、１……機体
機枠、２……繰出し軸、３……巻取り軸、４……
検品台、５……上面板、６……スタート用のスイ
ツチボタン、７……速度調節用摘子、８……スト
ツプ用のスイツチボタン、９……巻取り軸停止時
期調整用スイツチボタン、１０……繰出し軸逆転
用のスイツチボタン、１１……リセツト用のスイ
ツチボタン、１２，１３……穿孔用に供する透
孔、２０……カツトマーク検出器、３０……ポン
チ孔穿孔器、３１……リジエクト表示用穿孔部
材、３６……メークオーバー表示用穿孔部材、３
２，３７……ソレノイド、３３，３８……スプリ
ング、３４，３９……ポンチ、r₀，r₁，r₂……リ
ジエクト表示用ランプ、m₀，m₁，m₂……メーク
オーバー表示用ランプ、r₀′，r₁′，……，m₀′，
m₁′……点灯用スイツチボタン、S₁，S₂……シフ
トレジスター、Ｃ……制御回路、Ｐ……長尺の写
真印画、p₁，p₂，p₃，……長尺の写真印画を形成
する個々一枚一枚の写真印画、ｃ……カツトマー
ク、R₀，R₁……リジエクト用の標識としてのポ
ンチ孔、M₀，M₁……メークオーバー用の標識と
してのポンチ孔。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 焼付け現像処理済みの長尺写真印画紙、すなわ
   ち個々一枚一枚の写真印画がつながり、個々一枚
   一枚の写真印画の間にはカツトマークの施された
   長尺の写真印画における個々一枚一枚の写真印画
   の良否を検査する検査装置を、 ａ 長尺の写真印画を案内走行せしめ、この間に
   個々一枚一枚の写真印画の良否を検査せしめる
   ための検品台と、 ｂ 前記検品台における長尺の写真印画の案内走
   行用路に沿い、かつ前記カツトマークの間隔と
   略等しい間隔をおいて点灯用スイツチと共に多
   数設置されている不良写真印画表示用ランプ
   で、点灯せしめられた前記ランプに対応した写
   真印画の移動に対応して順次点灯せしめられる
   不良写真印画表示用ランプと、 ｃ 最も近い位置にある不良写真印画表示用ラン
   プが点灯せしめられたときに作動状態となり、
   前記カツトマークの検出時に、長尺の写真印画
   の走行を停止せしめるカツトマーク検出器と、 ｄ 前記長尺の写真印画の走行停止後に作動せし
   められて、不良写真印画である旨の標識用のポ
   ンチ孔を穿つポンチ孔穿孔器と で構成したことを特徴とする写真印画の検査装
   置。