JPH0238051A

JPH0238051A - 記録装置

Info

Publication number: JPH0238051A
Application number: JP18902088A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Onishi; 宏大西
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-07-28
Filing date: 1988-07-28
Publication date: 1990-02-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、紙等の受像体に文字及び画像等の記録像を生
せしめる記録装置に関する。

従来の技術従来の記録装置としては、例えば、インクジェット記録
装置が公知である。第３図に従来のインクジェット記録
装置例の部分断面−＋作成図を示す。

このインクンエツト記録装置１００は、インクたまり１
０１内にピエゾ発振器１０２を配置し、このピエゾ発振
器１０２に信号源１０３からある周波数を有する電、圧
の１印加、によって、インクたまり１０１内にたて方向
の徂密彼１０４を生ぜしめ、インクたまり１０１の一方
の面に開いている穴１０５からインク滴１０６を噴出し
、インクジエ・ソト用受像体１０７上に衝突したインク
滴１０Ｇによって記録像１８を得る。このとき、搬送ロ
ーラ１０９によって、受像体１０７か矢印１１０方向に
送られるため、信号源１０３からの電圧印加に対応した
記録像１８を得ることかできる。また、インクたまり１
０１内のインクンエツト用インク１１１の量が常に一定
になるように、インクタンク１１２からインクジェット
用インク１１１が供給される。

発明が解決しようとする課題しかしながら前記のような＋１■、成では、インク滴１
０６の大きさは、穴１０５に制雪限されるためとても微
小なインク滴１０６を発生させられず低濃度記録ができ
ないと共に、ある穴１０５の径に対して安定して噴、出
するインク滴１０６の大きさが決まるため、インク滴１
０６の大きさを可変にすることも困難であり階調記録が
難しい。また、ピエゾ発振器１０２の微小化が困ＩＷな
ため、独立したインクだまり１０１とピエゾ発振器１０
２を複数組とりつけたラインヘッド化が、困、雌であり
、受像体１０７の搬送と共に搬送方向と垂直な方向の受
像体１０７上にインク記録を行なう場合は、この垂直な
方向にヘッドを移動していた。従って、高速記録ができ
ないとう欠点を有していた。

本発明はかかる点に鑑み、階−１記録が行え、高速記録
化が容易な記、録装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段本発明は、酸、化物−傾、電導粉体と、　この扮１体を
飛翔せしめる手段と、飛翔中の前記粉体を選択的に超電
導状態から常伝導状態に変換せしめる手段と、この粉体
の飛、翔空間中に磁界を発生せしめる手段とを備えたこ
とを特徴とする記録装置である。

作用本発明は前記した構成により、酸化物超電導体を飛翔せ
しめ、その飛翔中に、光または熱エネルギー等の印加に
よって、超電導粉体を選択的に超電導状態から常伝導状
態へ変化せしめる。次に、この選択的光または熱エネル
ギーの印加によって飛翔中の酸化物Ｃ超電導、粉体が超
、電導状態と常伝導状態が混在している状態で、ある６
磁界の中に突入せしめ、超電導・状態に示すマイスナー
効果により超電導状態の粉３体の飛ぶコースを常伝導粉
体の飛ぶコースから分８離し、常伝導状態であった粉１
みを紙等の受像９体上に衝突付着させ、この複数の酸化
物超電導粉１体によって１記録６画素を構成し、各粉体
な１記録画素を横、成する記録要素として用いて記録を
行なう。

実施例第１図は本発明の第１の実施１例、における記録装置の
部分断面構１成図を示すものである。第１図において、
■は酸化物−超電導粉体、２は酸化物超電導粉体１をた
めておく粉体ため、３は酸化物超電導粉体１をノズル４
内に飛翔せしめるファン、５はノズル４の一部に開く光
透過性の窓７から超電導粉体１にレーザ光８を照射せし
めるレーザ発振器、６はレーザ発信を制、御するレーザ
信号源、９は常伝導状態の粉体１１の飛ぶコースから超
電導状態の粉体１０をマイスナー効果によりガター１２
側へ飛ばすに必要な磁界を発生せしめる電磁石、１３は
基体１４の表面にコート層１５を有する受像体、１６は
受像体１３を矢印１９方向に搬送する送りローラである
。

以上のように構成されたこの実ＩＩ！１例の記録装置に
おいて、以下その動作を説明する。

ファン３によりノズル４内を飛ぶ酸化物超電導粉体１は
、窓７を通してレーザ発振器５からのレーザ光８により
選択的に超電導状態から常伝導状態へ転移する。この２
つの状態（超電導状態である粉体１０と常伝導状態であ
る粉１体１１）が存在する時間中に、電、磁石９の発生
する磁界に突入せしめると超電導状態である粉体１０は
電磁石９からの磁界に対してマイスナー効Ｉ果が起こり
、その軌道が電磁石に対して反発する方向に力が加わり
ガター１２に捕られれる。ところが、常伝導状態の粉体
１１はマイスナー効果を生じないためファン３によって
送られた方向に進み、受像体１３に衝突する。受像体１
３の表面はコート層１５を有し衝突した酸化物、超電導
・粉体を効率より粘着して仮定着した像１７を得る。送
りローラ１６は、この仮定着した像１７を圧接し、コー
ト層１５内にめり込ませ、完全定着した記録像１８を得
る。このとき、複数の酸化物、超電導粉体１により１記
録画素を構成し、各粉１体自体を記罎要素として用いて
記録を行なっている。

また、受像体１３は送りローラ１６によって矢印１９方
向゛に一定して送られているので、レーザ光８の発振時
間をレーザ信号源６により制御御することによって、単
位時間あたりに受像体１３に付着する酸化物超電導−粉
体１の量を制峨御でき、レーザ信号源６の記録信号に応
じて階１繭、記録が行える。

酸化物圧−■導・粉体１としては、例えば、インドリウ
ム、バリュウム、銅からなる酸化物、バリウム、ストロ
ンチウム、カルシウム、銅からなる酸化物、ビスマス、
ストロンチウム、カルシウム。

銅からなる酸化物等を微１扮体化した物を用いることが
できる。このとき、徹少な記、ｉドツトをｊｌｌｌｌ、
１できるようにするため、少なくとも１００μｍ程度以
下の粒子になるように微粉１体化がなされる。

また、この粉体１が粒度分布を持つ場合、同一のエネル
ギーを有するレーザ光８を印加したにも関わらず、粒径
の小さな粉体はと光エネルギーを受は易い（レーザ光８
の照射面、積は表面積に比例し、粉体が転移するエネル
ギーは粉体の体積に比例するため、粒径の小さいものは
と転移し易い）ために常伝導状態に転移し易く、大きな
粒径の粉体を転移させないことができる。従って、レー
ザ発振器５からのレーザ光の発振時１間を制、御すると
共に、レーザ光８の単位面積あたりのエネルギーも変調
することによって（ＡＭ変調）、酸化物超電導粉体１の
微小粒径のみを転写させることかでき、更に記録濃度の
低い画像から連続階調記録を行なうことができる。

レーザ発振器５は、炭酸ガスレーザ、ヘリウムネオンガ
スレーザ等のガスレーザ、または半導体レーザ等を用い
ることができる。また、窓７は、このレーザ発振器５か
ら発振するレーザ光８の発振波長を効率よく透過するよ
う石英ガラス等の材料、または、ノズルの一部に開いた
スリットにょって構成される。

電磁石９は、超電導状態の粉体１０にマイスナー効果に
よる反発力を生せしめるものであればよく、永久磁石を
用いることもできる。

ガター１２にためられた酸化物ｊ超電導粉体１は、再利
用することができ、効率よく粉体を利用できる。

コー１−　Ｊ萌１５は、酸化物超電導・＋、Ｊｌｖ′ｌ
　１を定着保持する材料、例えばロノン等の枯４　Ｍ’
３１を含んで構成される。基１体１４としては、−慇、
の響の他に、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレ
ート等のフィルム類、ポリプロピレン等からなる合成、
低等を用いることができる。

受像体１３は、本例ではコート層を督するが前述の基体
１４のみを用いることもてきる。

もちろんこの記録装置においては、酸化物超電導粉体１
がレーザ光８を受は電、磁石９によって２つの状態（超
電導状態である扮、体１０と常伝導状態である粉体１１
）が選別される間は酸化物超電導粉体１が超電導状態に
なる環境が設定されている。

以上のようにこの実施４例によれば、レーザ信号源６か
らの信号の応じて受像体１３上の単位面積あたりに付着
する粉、体の■を割部することかでき、連続階調記録が
できると共に、レーザ光８を受像体１３の送り方向と垂
直な方向に走査したり、複数の半導体レーザからなるマ
ルチヘッドを用いることによって、受像４体１３の矢印
１９方向と垂直な方向に、受像体１３を矢印１９方向に
送りながら記録することができ、高速記録を行なうこと
ができる。

第２図は本発明の第２の実施１例、における記録装置の
部分構成断面図を示すものである。第２図において、第
１図と同じ番号の物は同じ物である。

本例は、第１図、の（小成の記Ｄ　朶＋ｉｉを着色イン
クで記録ができるように改良した横、成きなついてる。

第２図において、２０はインク２２をインクの′Ｍ２１
とする霧発生器、２３は受像体１３上に付着している酸
化物超電導粉体１を除去するりＩＪ−ナー　２４はイン
ク２２が一次付着し、表面か汚れた酸化物超電導粉体１
をクリーナー２３から受は取る汚れ粉体用ガターである
。

以上のように横、成されたこの実施例の記録装置におい
て、以下その動作を説明する。第１図で、常伝導状態の
粉体１１を選択した栄、初発止器２０によって発生した
インクの霧２１中に常伝導状態の粉体１１を通過させる
と共に、その表面にインク２２を付着させて皆色した扮
１体１　ａを生せしめる。この着色した粉体１ａが受像
体１３に衝突付着すると共に、粉体表面に付着していた
インクの一部が、受像体１３の厚み方向にしみこむ（受
像体に染み込んた・ｒツク２２ａ）。その後、クリーナ
ー２３によって、受電体１３にの酸化物、超電導わ）体
１を除去し、インク２２のみからなる喀を記録像１８と
して得る。

インク２２は、染料または顔會料からなる色材を少なく
とも含んでいる。

霧発生器２０としては、例えば、ガスの連続した吹き出
しによる霧、吹き器、ピエゾ発振器等を用いることがで
きる。

クリーナー２３は、例えばブラフ（固定または回転）を
受像紙１３に接触するように取り付けた物、ガスを吹き
付けて吹き飛ばすもの等を用いることができ、粉体を受
像紙１３から除去できるものであればなんでもよい。

汚れ粉体用ガター２４に回、収された醇化物、超電導粉
体１は、その表１面が汚れているため、洗浄した後再利
用ができる。

以上のようにこの実施例によれば、酸化物超電導粉体１
を１記録画素を構成する記録要素として用いつつも、最
終的に、受像体１３上に粉体が残らない。つまり、酸化
物超電導・粉体ｌの色に関わらず、途中通過せしめるイ
ンクの享２１を構成するインクの色を変えることによっ
て、重ね記録によりフルカラー記録を容易に行なうこと
ができる。

なお、本実施３例において、酸化物６超電導粉体１の超
電導状態から常伝導状態への転移に、レーザ発振器５を
用いたが、転移を生せしめるものであれば、キセノンラ
ンプ等の他の光源、学少な抵抗素子を有するサーマルヘ
ッド等の他の熱源等をも用いることができる。

また、本実施１例では、常伝導状態にした粉体を記録要
素として用いたが、逆に、超電導状態を示す粉体を記録
要素として用いるような記録装置を同様に構成できるこ
とは言うまでもない。

さらに、同様の効果を示す手段を用い、その組合せによ
って、不発、明の記録装置を十伽成してもよい。

発明の詳細な説明したように、本発明によれば、酸化物超電導粉体
を用いてその粉体の状態を選択的に超電導状態から常伝
導状態に転移せしめ、この２つの状態（超電導状態と常
伝導状態）のうち、とちらか一方の状態にある粉体を紙
等の受像体上に衝突付着せしめ、付着せしめた複数の酸
化物、超電導粉体によって１記録１画素を構成させるこ
とができるため、階調記録が行えると共に、高速記録化
が容易な記録装置を提供することができ、その実用的効
果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における記録装置の部分構成
断面図、第２図は本発明の他の実施例における記録装置
の部分構成断面図、第３図は従来例のインクジェット記
録装置例、の部分断面構成図である。１・・・酸化物超電導・粉体、２・・・粉０体だめ、３
・・・ファン、４・・・ノズル、５・・・レーザ発振器
、ｅ・・・レーザ信号源、７・・・窓、８・・・レーザ
光、９・・・電、＠石、１０・・・超電導状態の粉、体
、１１・・・常伝導状態の粉体、　１２・・・ガター　
　１３・・・受像１体、　１４・・・基体、１５・・・
コート層、　１６・・・送りローラ、　１７・・・仮定
着した像、　１８・・・記録１像、２０・・・４発生器
、２１・・・インクの霧、２２・・・インク、２３・・
・クリーナー２４・・・汚れ粉体用ガター　１００・・
・インクジェット記録装置、１０１・・・インクだまり
、１０２・・・ピエゾ発振器、１０３・・・信号源、１
０４・・・粗密波、１０５・・・穴、１０６−インク滴
、　１０７・・・インクジェット用受像体、１０９・・
・搬送ローラ、１１１・・・インクジェット用インク、
１１２・・・インクタンク。代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）酸化物超電導粉体と、この粉体を飛翔せしめる手
段と、飛翔中の前記粉体を選択的に超電導状態から常伝
導状態に変換せしめる手段と、この粉体の飛翔空間中に
磁界を発生せしめる手段とを備えたことを特徴とする記
録装置。
（２）請求項１において、酸化物超電導粉体の飛翔空間
中に霧状のインクを発生せしめる手段を備えた記録装置
。