JPH0237907Y2 - - Google Patents

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JPH0237907Y2
JPH0237907Y2 JP17526584U JP17526584U JPH0237907Y2 JP H0237907 Y2 JPH0237907 Y2 JP H0237907Y2 JP 17526584 U JP17526584 U JP 17526584U JP 17526584 U JP17526584 U JP 17526584U JP H0237907 Y2 JPH0237907 Y2 JP H0237907Y2
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JP
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trap
joint
pipe
branch
base
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JP17526584U
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JPS6189586U (ja
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  • Sewage (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、臭気逆流を防止する小型のトラツプ
排水桝に排水管を接続する場合に好適に使用され
るトラツプ排水桝用継手に関する。
(従来の技術) 家庭の台所や風呂場で使用した水を下水管へ排
水する場合、下水管からの臭気の逆流を防止する
ために排水管路の途中にトラツプ排水桝を設置す
るのが普通であり、その場合は、第9図及び第1
0図に示すように、台所や風呂場からの排水管1
00の先端をトラツプ排水桝101の側壁を貫い
て桝内へ突入させ、エルボ継手102を介して略
直角に接続した短管103の下端を桝内のトラツ
プ部104の溜水中に没入させるようにしてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のように排水管100と短
管103とをエルボ継手102を介して接続する
場合は、次のような問題がある。即ち、宅内用の
トラツプ排水桝は小型(上端開口径は通常30
cm程度)で桝内のトラツプ部104が小さいの
に対し、排水管100や短管103は通常7.5cm
径の太さのパイプが使用されるため、トラツプ部
104の溜水中に短管103を一本没入させるの
が精一杯であり、短管103を二本没入させる余
裕はない。従つて、第10図に鎖線で示すよう
に、二本目の排水管100′を桝内に突入させ、
エルボ継手102′を介して接続した短管(図に
は表れていない)をトラツプ部104の溜水中に
没入させようとしても、没入させることができな
い。つまり、小型のトラツプ排水桝の場合には、
そのトラツプ部104に水を導くための排水管を
二本接続することができないのである。
本考案はかかる問題を解決し得るトラツプ排水
桝用継手を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本考案のトラツプ排水桝用継手は、基筒
部から二股に分かれる一対の分岐筒部が連設され
た継手であつて、各分岐筒部の先端開口の中心線
と基筒部の先端開口の中心線が略直角となるよう
に弯曲している構成としたことを要旨とするもの
である。
(作用及び効果) かかる構成とすれば、トラツプ排水桝内へ突入
させた二本の排水管の先端を一対の分岐筒部の開
口端にそれぞれ差込むと共に、基筒部の開口端を
短管に差込むことによつて、一本の短管に二本の
排水管を略直角に接続できるので、たとえトラツ
プ排水桝が小型でトラツプ部が小さくとも、この
一本の短管をトラツプ部の溜水中に没入させるこ
とによつて、二本の排水管からの水をトラツプ部
に導くことが可能となるのである。
以下、実施例を挙げて本考案のトラツプ排水桝
用継手を詳述する。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例の斜視図で、合成樹
脂製の基筒部1の上端から二股に分かれる合成樹
脂製の一対の分岐筒部2,2′が連設されており、
これら分岐筒部2,2′は、その根元の分岐部分
から弯曲し、該分岐筒部2,2′の先端開口3,
3′の中心線l,l′と基筒部1の先端開口4の中
心線Lとが略直角となつている。そして、分岐筒
部2,2′の開口端は拡径されて受口部5,5′に
構成され、該受口部5,5′に排水管が差込まれ
るようになつている。これに対し、基筒部1の開
口端は拡径されないで短管に差込むようになつて
おり、また基筒部1の径は、水の流れを良くする
ために分岐筒部2,2′の径と同径又はそれ以上
とされている。
尚、この実施例では分岐筒部2,2′を根元か
ら弯曲させているが、基筒部1を弯曲させること
によつて、分岐筒部2,2′の先端開口3,3′の
中心線l,l′と基筒部1の先端開口4の中心線L
が略直角となるようにしてもよく、また基筒部1
と分岐筒部2,2′の双方を全体的に弯曲させる
ようにしてもよい。
上記の如きトラツプ排水桝用継手は、次の要領
で使用される。即ち、第2図に示すように、トラ
ツプ排水桝6の桝壁を貫通させた二本の排水管
7,7′の先端を該継手の分岐筒部2,2′の受口
部5,5′にそれぞれ差込むと共に、基筒部1の
先端を短管8に差込むことによつて、一本の短管
8を二本の排水管7,7′に対して略直角に接続
し、この短管8をトラツプ排水桝6のトラツプ部
9の溜水中に没入させるようにする。このように
本考案の継手を使用すれば、一本の短管8に二本
の排水管7,7′を略直角に接続できるので、た
とえトラツプ排水桝6が小型でトラツプ部9が小
さくとも、この一本の短管8をトラツプ部9の溜
水中に没入させることによつて、二本の排水管
7,7′からの水をトラツプ部9に導くことが可
能となる。
第3図及び第4図は本考案のもう一つの実施例
を示す正面図及び平面図で、この継手は、基筒部
1を縦に二分割するようにジヤバラ状の伸縮部1
0が形成されている。かかる伸縮部10を形成す
ると、第4図に示すように双方の分岐筒部2,
2′の挾角を変えることができ、従つて二本の排
水管の挾角を自由に設定、調節できるので、施工
性が大幅に向上する利点がある。その他の構成は
第1図の実施例と同様であるので、説明を省略す
る。
また、第5図の実施例は、上記第3〜4図の実
施例を一部変更したもので、基筒部1の背面側に
は、ジヤバラ状の伸縮部の代わりに薄肉の屈曲部
11が設けられている。このものも第3〜4図の
実施例のものと同様の利点がある。
尚、第3〜4図の実施例における伸縮部10や
第5図の実施例における屈曲部11は、軟質の合
成樹脂で形成するのが望ましい。
第6図は本考案の更に他の実施例を示す底面
図、第7図は第6図のA−A線断面図で、このも
のは、小径の略2/3円弧状の半筒体12と大径の
略2/3円弧状の半筒体13を嵌合して基筒部1を
形成しており、前記の第3〜5図の実施例と同様
に双方の分岐筒部2,2′の挾角を自由に調節で
きる利点を有する。尚、この実施例の継手は、排
水管接続後に、臭気の浸入を防止するため半筒部
12,13同志を接着固定する。
第8図は本考案の更に他の実施例を示す正面図
で、この継手は双方の分岐筒部2,2′の先端開
口3,3′の位置が上下にずれた構成となつてい
る。このような継手は二本の排水管の配管レベル
が異なる場合に好適に使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
同実施例の使用状態の一部切欠説明図、第3図及
び第4図は本考案の他の一実施例の正面図及び平
面図、第5図は本考案の更に他の一実施例の底面
図、第6図は本考案の更に他の一実施例の底面
図、第7図は第6図のA−A線断面図、第8図は
本考案の更に他の一実施例の正面図、第9図及び
第10図は従来例の断面図及び平面図である。 1……基筒部、2,2′……分岐筒部、3,
3′,4……先端開口、l,l′,L……中心線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基筒部から二股に分かれる一対の分岐筒部が連
    設された継手であつて、各分岐筒部の先端開口の
    中心線と基筒部の先端開口の中心線が略直角とな
    るように弯曲しているトラツプ排水桝用継手。
JP17526584U 1984-11-19 1984-11-19 Expired JPH0237907Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17526584U JPH0237907Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17526584U JPH0237907Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

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Publication Number Publication Date
JPS6189586U JPS6189586U (ja) 1986-06-11
JPH0237907Y2 true JPH0237907Y2 (ja) 1990-10-12

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