JPH023784Y2 - - Google Patents

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JPH023784Y2
JPH023784Y2 JP1604085U JP1604085U JPH023784Y2 JP H023784 Y2 JPH023784 Y2 JP H023784Y2 JP 1604085 U JP1604085 U JP 1604085U JP 1604085 U JP1604085 U JP 1604085U JP H023784 Y2 JPH023784 Y2 JP H023784Y2
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air
machine
chamber
nozzle
drying chamber
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JP1604085U
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、乾燥機の如き密閉構造で機内が高温
で、かつ負圧の機械の機体内にフレツシユエアを
供給する装置に関するものである。
従来の技術 第8図は帯状フイルムの表面に厚肉に塗工した
泥状の被処理物、例えば泥状のセラミツク等を乾
燥させるのに現在一般的に使用されている乾燥機
の機体構造の概略を示したものである。上記乾燥
機は、機体1内に複数の乾燥室2を水平に、か
つ、直線状に設けて、乾燥室2内を共通の仕切板
3で上下2室に区画し、被処理物は段階的に高温
となるように温度調整された上部室4内を走行さ
せ、その下面を下部室5を通流する加熱エアで加
熱し、被処理物を効率よく乾燥させ得るように構
成してものである。そして、乾燥室2の温度調整
を必要とする下部室5にはフレツシユエアを供給
し、上部室4との温度差をなくして被処理物の割
れ等を防止している。
第9図は上記乾燥機に使用されている従来のフ
レツシユエア供給装置を示したもので、同図にお
いて、6は乾燥室2の上部室4内を移動する帯状
フイルム、7は帯状フイルム6を下面より支える
無端状のベルトで、この無端状ベルト7の無端状
上部7aを上部室4内で、かつ、仕切板3の上面
にそつて移動させ、又その無端状下部(図示省
略)は機外を移動させる。そして、移動する帯状
フイルム6の上部表面に、適宜の塗工装置により
泥状のセラミツク等が塗工されて塗工被膜8が形
成される。この被処理物たる塗工被膜8は、室温
を段階的に高めた複数の乾燥室2の上部室4を通
過し、これにより完全に乾燥する。9はフレツシ
ユエアの送風フアン、10は送風フアン9に接続
された分岐ダクト、11,11は上記分岐ダクト
10の先端部に接続された供給ダクトで、この供
給ダクト11,11の各先端開口部11a,11
aは機体1の側壁部12,12に接続され、乾燥
室2の下部室5に開口している。そして、送風フ
アン9を駆動すると、フレツシユエアは、分岐ダ
クト10および供給ダクト11,11を介して乾
燥室2の下部室5に供給される。尚、前記機体1
は保温材13,14にて密閉構造に構成され、機
枠15にて支持されている。また仕切板3は、機
体1の側壁部12,12に固設された取付フレー
ム16,16を介して該側壁部12,12間に取
付けられている。
考案が解決しようとする問題点 上記従来のエア供給装置では、供給ダクト1
1,11の先端開口部11a,11aが機体1の
側壁部12,12に接続され、乾燥室2の下部室
5を通流する加熱エアと直交する方向に開口して
いるので、フレツシユエアは加熱エアとぶつかつ
てその吹出し方向が一定せず、下部室5内の加熱
エアと均一に混合しない。これが為、下部室5の
幅方向両側部位が温度低下するなど、幅方向に温
度差が生じ、被処理物たる塗工被膜8に乾燥むら
が生じるという欠点があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、送風フアン40に連通する複数のフ
レツシユエア供給ダクト43を、機内が高温で、
かつ、負圧の機械の機体21の側壁部26,26
に接続開口したフレツシユエアの供給装置におい
て、内部を複数の仕切板47a,47bで区画し
て幅方向に複数のエア吹出口50a,50a,5
0b,50b,50c,50cを形成したノズル
44,44を、前記供給ダクト43,43の機内
側の開口端43a,43aに取付けて機内に配置
したものである。
作 用 ノズルの幅方向に設けたエア吹出口よりフレツ
シユエアが乾燥室の全幅にわたつて均一に吹き出
すようにしたものである。
実施例 第1図および第2図において、21は保温材2
2,23にて密閉構造に構成された機内が高温
で、かつ、負圧の機体で、この機体21は機枠2
4で支持されている。25,25は機体21の側
壁部26,26の内面に固設した取付フレーム、
27は両側縁部を取付フレーム25,25に固設
して水平状態に保持した金属性の仕切板で、この
仕切板27で機体21の乾燥室28が上部室29
と下部室30に区画されている。31は機体1の
上面部に設置された熱風フアン、32は熱風フア
ン31に接続された送風ダクトで、この送風ダク
ト32の先端開口部32aは機体21の上壁部3
3を貫通し、乾燥室28の上部室29の1端に開
口している。34は上記機体21の上面部に設置
された排気フアン、35は排気フアン34に接続
した排風ダクトで、この排風ダクト35の先端開
口部35aは機体21の上壁部33を貫通し、送
風ダクト32の先端開口部32aと対向するよう
に乾燥室28の上部室29の他端に開口してい
る。36は乾燥室28の上部室29内を送られる
帯状フイルム、37は帯状フイルム36を下面よ
り支える無端状ベルトで、この無端状ベルト37
の無端状上部37aは前記仕切板27の上面にそ
つて移動し、又その無端状下部37bは複数のロ
ーラ38に纒い掛けられて機外を移動する。そし
て、移動する帯状フイルム36の表面に、適宜の
塗工装置により泥状のセラミツク等が厚肉に塗工
されて塗工被膜39が形成される。40はフレツ
シユエアの送風フアン、41は送風フアン40に
接続された左右対称形状の分岐ダクトで、この分
岐ダクト41は、第2図に示すように帯状フイル
ム36の移送方向に複数の接続口42を有してい
る。43は分岐ダクト41の各接続口42に接続
固定した複数の供給ダクトで、各供給ダクト43
の開口端43aを前記機体21の側壁部26,2
6に貫通させ、乾燥室28の下部室30に臨ませ
る。44,44は乾燥室28の下部室30内にフ
レツシユエアを幅方向にわたつて均一に吹き出す
ノズルで、各ノズル44,44は、第3図乃至第
5図に示すように、所定の隙間45をおいて上下
2段に分岐ノズル46,46を平行に、かつ、水
平に形成し、さらに、各分岐ノズル46の内部
を、先端をL字状に折曲げた仕切板47a,47
bで区画して空気通路48a,48b,48cを
形成し、側端部にはエア取入口49a,49b,
49cを設けると共に、前面部にはこのエア取入
口49a,49b,49cに対応してエア吹出口
50a,50b,50cを幅方向に形成したもの
である。そして、上記の各ノズル44の側端部を
各供給ダクト43の開口部43aに取付けて、エ
ア取入口49a,49b,49cを供給ダクト4
3に連通させると共に、その先端部を機体21の
底壁部51の内面中央に固設したブラケツト5
2,52で支持し、これによりノズル44を乾燥
室28の下部室30の幅方向に水平に設け、エア
吹出口50a,50b,50cを帯状フイルム3
6の送り方向と逆方向すなわち加熱エアの流れ方
向に向ける。
而して、表面に泥状のセラミツク等の塗工被膜
39が塗工された帯状フイルム36は、無端状ベ
ルト37で支持されながら乾燥室28の上部室2
9内を第2図矢印方向に移送される。また、熱風
フアン31の駆動により加熱エアが送風ダクト3
2を介して上記上部室29に送られる。上部室2
9に入つた加熱エアは、帯状フイルム36の送り
方向と逆方向に流れて表面の塗工被膜39を加熱
した後、排風ダクト35に入り、排気フアン34
により外部に排出される。他方、第2図矢印方向
への加熱エアの通流により温度調整を必要とする
乾燥室28の下部室30にはフレツシユエアが供
給される。すなわち、送風フアン40を駆動する
と、フレツシユエアは分岐ダクト41を介して供
給ダクト43に送られた後、ノズル44のエア取
入口49a,49b,49cより空気通路48
a,48b,48cに分流し、しかる後、エア吹
出口50a,50b,50cより乾燥室28の下
部室30にその全幅にわたつて均一に吹き出す。
このときノズル44のエア吹出口50a,50
b,50cは加熱エアの通流方向に向いているの
で、フレツシユエアの吹き出し方向は常に一定
し、該フレツシユエアはノズル44の外周面およ
び隙間45にそつて通流する加熱エアと均一に混
合する。
第6図および第7図はノズルの他の実施例を示
したものである。本実施例のノズル53は、前記
ノズル44,44の先端部を固設して一体構造と
したものである。
尚、上記実施例では、乾燥室を上下2室に区画
した乾燥機にフレツシユエアを供給する場合につ
いて説明したが、本考案これに限定されるわけで
はなく、乾燥室が1室の乾燥機にも適用できるの
は勿論である。
考案の効果 本考案によれば、フレツシユエアの吹き出し方
向が常に一定し、機内が高温が機械の機体内にフ
レツシユエアを幅方向にわたつて均一に供給する
ことができるから、加熱エアとフレツシユエアと
を均一、かつ、確実に混合することが可能であ
る。その結果、機内の幅方向に温度差が生じるよ
うなことがなく、被処理物に乾燥むら等が生じる
のを確実に防止することができるると共に、乾燥
効率の向上を図ることができる。特に、厚肉の被
処理物、例えば泥状のセラミツク等の乾燥には、
乾燥室を上下2室に区画した乾燥機が用いられる
が、上下2室の温度差を皆無とすることができ、
被処理物のワレ等を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置を適用した乾燥機の
縦断正面図、第2図は縦断側面図、第3図はノズ
ルの縦断正面図、第4図は横断平面図、第5図は
側面図、第6図はノズルの他の実施例を示した縦
断正面図、第7図は横断平面図である。第8図は
乾燥機の概略を示した説明図、第9図は従来のエ
ア供給装置を使用した乾燥機の縦断正面図であ
る。 21……機体、26,26……側壁部、40…
…送風フアン、43,43……供給ダクト、43
a,43a……開口端、44……ノズル、47
a,47b,47c……仕切板、50a,50
a,50b,50b,50c,50c……エア吹
出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送風フアンに連通する複数のフレツシユエア供
    給ダクトを、機内が高温で、かつ、負圧の機械の
    機体の側壁に接続開口したフレツシユエアの供給
    装置において、内部を複数の仕切板で区画して幅
    方向に複数のエア吹出口を形成したノズルを、上
    記供給ダクトの機内側の開口端に取付けて機内に
    配置したことを特徴とするエア供給装置。
JP1604085U 1985-02-06 1985-02-06 Expired JPH023784Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1604085U JPH023784Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

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JP1604085U JPH023784Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

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Publication Number Publication Date
JPS61132033U JPS61132033U (ja) 1986-08-18
JPH023784Y2 true JPH023784Y2 (ja) 1990-01-29

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