JPH0237751B2 - - Google Patents

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JPH0237751B2
JPH0237751B2 JP57054799A JP5479982A JPH0237751B2 JP H0237751 B2 JPH0237751 B2 JP H0237751B2 JP 57054799 A JP57054799 A JP 57054799A JP 5479982 A JP5479982 A JP 5479982A JP H0237751 B2 JPH0237751 B2 JP H0237751B2
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Kenwood KK
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Publication of JPH0237751B2 publication Critical patent/JPH0237751B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/83Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal
    • H04N9/835Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal involving processing of the sound signal
    • H04N9/8355Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal involving processing of the sound signal the sound carriers being frequency multiplexed between the luminance carrier and the chrominance carrier
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/08Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division
    • H04N7/084Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division with signal insertion during the horizontal blanking interval only
    • H04N7/085Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division with signal insertion during the horizontal blanking interval only the inserted signal being digital

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気録画再生装置(以下、VTRと記
す)における音声信号記録方法に関する。
従来のVTRにおいては、音声信号はカラーテ
レビジヨン信号(本明細書においては映像信号と
記す)と同一磁気テープ上の別トラツクに固定ヘ
ツドにより記録され、再生が行なわれる。また一
方、VTRにおいて長時間記録を可能ならしめる
ために磁気テープの走行速度を遅くすることが行
なわれている。磁気テープの走行速度を遅くする
と固定ヘツドによる音声信号の記録、再生が困難
となる。
この場合に映像信号を記録する回転磁気ヘツド
によつて、音声信号を映像信号の記録トラツクに
重畳して記録し、再生することが提案されてい
る。その一例として、例えば音声信号を映像信号
から周波数分離した輝度信号中の水平同期信号ま
たはこれに関連した信号でサンプリングホールド
し、搬送波信号を前記サンプリングホールドされ
た音声信号で周波数変調し、前記周波数変調され
た信号を水平帰線消去期間内に挿入して映像信号
と重畳し、回転磁気ヘツドにより記録することが
提案されている。
しかし、上記の如く周波数変調またはこれに類
似したアナログ変調によるときは、音声信号を高
忠実度で記録、再生しようとする場合には、音声
信号が水平帰線消去期間内に収まらない場合が生
ずる欠点があつた。
本発明は上記にかんがみなされたもので、上記
の欠点を解消した音声信号記録方法を提供するこ
とを目的とするものである。
この目的は本発明によれば、映像信号とともに
記録すべき音声信号をサンプリングし、サンプリ
ングした音声信号値の差分を符号化したうえで時
間圧縮し、時間圧縮された符号化差分音声信号を
前記映像信号中から周波数分離した輝度信号中の
水平帰線消去期間内に挿入し、前記輝度信号と前
記水平帰線消去期間内に挿入された符号化差分音
声信号との複合信号を周波数変調し、この周波数
変調された前記複合信号と低域変換されたカラー
信号とを重畳して磁気回転ヘツドにより磁気テー
プに記録することにより達成される。
以下、本発明を実施例により説明する。
第1図は本発明方法を適用したVTRの記録側
回路の一実施例を示すブロツク図である。
入力端子V1Nに供給された映像信号Sa(第2図
a)はローパスフイルタ1に供給されて、第2図
bに示す輝度信号成分と同期信号との合成信号Sb
がローパスフイルタ1から取り出される。ローパ
スフイルタ1の出力信号Sbは周波数変調器2に供
給されて、周波数変調器2によつてシンクチツプ
とホワイトピークとの間をたとえば3.4〜4.4MHz
の低搬送波FM信号に変調される。
また一方、入力端子V1Nに供給された映像信号
Saはバンドパスフイルタ3に供給され、バンドパ
スフイルタ3から第2図cに示すカラーバースト
信号およびカラー信号との合成信号Scが取り出さ
れるように構成してある。バンドパスフイルタ3
の出力信号Scは周波数変換器4に供給されて、周
波数変換器4によつて低域たとえば629KHz±
500KHzの変換色信号に変換される。
周波数変調器2の出力信号および周波数変換器
4の出力信号は混合記録回路5に供給されて混合
されたうえで回転磁気ヘツド6に供給され、回転
磁気ヘツド6によつて磁気テープ7に記録され
る。なお、通常、回転磁気ヘツド6は1対の回転
磁気ヘツドで構成され、各フイールド毎の映像信
号がそれぞれ印加されるが、本実施例においては
1個の回転磁気ヘツド6で示してある。また上記
の映像信号の記録は従来のVTRにおける場合と
同様である。
一方、本実施例においては、ローパスフイルタ
1の出力信号Sbは水平同期信号分離回路8に供給
されて、水平同期信号分離回路8により水平同期
信号が分離される。水平同期信号分離回路8で分
離された水平同期信号Sd′はたとえば水平同期信
号Sd′の前縁でトリガされる単安定マルチバイブ
レータからなる波形整形回路9に供給されて、第
2図dに示す如く水平同期信号Sd′に同期しかつ
水平同期信号のパルス幅より短かいパルス幅の擬
似水平同期信号Sdに波形整形される。また、波形
整形回路9の出力信号すなわち擬似水平同期信号
Sdは後述する音声用クロツク発生器10に供給
し、音声用クロツク発生器10から水平同期信号
に関連したサンプリングパルス、アナログデジタ
ル変換開始用パルス、時間圧縮用パルスおよび切
替用パルスをそれぞれ差分検出回路12、アナロ
グ/デジタル変換器(以下、A/D変換器と記
す)13、時間圧縮回路15およびスイツチ回路
16に供給する。
音声用クロツク発生器10はたとえば第3図に
示す如く構成されている。
音声用クロツク発生器10は周波数455HH
水平同期信号の繰返し周波数)の発振を行なう発
振器10-1、発振器10-1の発振出力が供給され
て455/3分周する分周器10-2、分周器10-2
出力が供給されて3分周する分周器10-3、波形
整形回路9および分周器10-3の出力が供給され
て位相比較をする位相比較器10-4、位相比較器
10-4の位相比較出力が供給されて発振器10-1
の発振周波数を制御するローパスフイルタ10-5
を備えており、発振器10-1、分周器10-2,1
-3、位相比較器10-4およびローパスフイルタ
10-5はPLL回路を構成している。従つて発振器
10-1の発振出力は擬似水平同期信号Sdに位相同
期した第4図aに示す出力信号S1となる。また分
周回路10-2の出力信号S2は出力信号S1を455/3
分周した周波数3Hの第4図bに示す出力になり、
分周回路10-3の出力信号S3は出力信号S2を3分
周した周波数Hの第4図cに示す出力になる。な
お、第4図dは波形整形回路9の出力信号Sdの波
形を示している。分周器10-2の出力信号S2は差
分検出回路12のサンプリングパルス、A/D変
換器13の変換開始パルスおよび時間圧縮回路1
5の書き込みパルスとしてそれぞれ差分検出回路
12のサンプルホールド回路12-1,10-3
A/D波換器13、時間圧縮回路15の記憶装置
15-1に供給される。
音声用クロツク発生器10には波形整形回路9
の出力信号Sdを微分する微分回路10-6、微分回
路10-6の正側出力パルスを取り出して波形整形
する波形整形回路10-7、波形整形回路10-7
出力パルスの前縁でトリガされる単安定マルチバ
イブレータ10-8を備えており、微分回路10-6
の出力信号S5の波形は第4図eに示す如くにな
る。波形整形回路10-7の前縁は微分回路10-6
の出力正パルスの前縁と一致しており、単安定マ
ルチバイブレータ10-8の出力パルスS6は第4図
fに示す如くになる。ここで単安定マルチバイブ
レータ10-8の設定時間をΔtに設定してある。
また音声用クロツク発生器10には発振器10
-1の出力信号をゲートするゲート回路10-9、ゲ
ート回路10-9の出力パルスを計数する48進カウ
ンタ10-10、48計数したときの48進カウンタ1
-10の計数出力を設定する設定器10-11、カウ
ンタ10-10の計数出力と設定器10-11の出力と
を比較し一致したとき出力を発する比較器10
-12、単安定マルチバイブレータ10-8の出力の
後縁でセツトされ比較器10-12の出力の前縁で
リセツトされかつQ出力でゲート回路10-9の開
閉を制御するフリツプフロツプ10-13、ゲート
回路10-9の出力パルスを16分周する分周器10
-14、発振器10-1の出力を2分周する分周回路
10-15とを備えており、48進カウンタ10-10
単安定マルチバイブレータ10-8の出力信号によ
つてリセツトされるように構成してある。そこで
フリツプフロツプ10-13は第4図gに示す如く
単安定マルチバイブレータ10-8の出力パルスの
後縁から発振器10-1の出力パルス、48個が通過
する期間幅の出力パルスを発生し、この期間の間
のみゲート回路10-9はそのゲートを開き、この
間発振器10-1の出力信号がカウンタ10-10
よび分周器10-14に供給され、分周器10-14
出力パルスは記憶装置15-1に読み出し信号とし
て供給される。従つて記憶装置15-1の読み出し
信号は455/16Hの第4図hに示す信号S8となる。
また音声用クロツク発生器10には波形整形回路
9の出力パルスSdの前縁でセツトされかつフリツ
プフロツプ10-13の出力パルスの後縁でリセツ
トされるフリツプフロツプ10-16を備えており
フリツプフロツプ10-16の出力はスイツチ回路
16にスイツチ信号として供給される。フリツプ
フロツプ10-16の出力S9は第4図iに示す如く、
波形整形回路9の出力パルスSdの前縁からフリツ
プフロツプ10-13の出力パルスS7の後縁までの
期間、高電位出力となる。フリツプフロツプ10
-16の出力パルスはその高電位出力の出力期間中、
スイツチ回路16をローパスフイルタ1側から加
算器11側に切替える。従つてこの期間中のみ、
擬似水平同期信号Sd′と時間圧縮回路15の出力
信号との複合信号は周波数変調器2に供給され
る。
ここで第1図に戻つて、差分検出回路12は第
3図にも示した如く、サンプルホールド回路12
-1および12-3、減算器12-2からなり、入力端
子AIN1に供給された音声信号はサンプルホールド
回路12-1および減算器12-2の非反転入力端子
に供給され、サンプルホールド回路12-1の出力
は減算器12-3の反転入力端子に供給され、減算
器12-2の出力はサンプルホールド回路12-3
供給される。またサンプルホールド回路12-1
よび12-3にはサンプリングパルスとして音声用
クロツク発生器10中の分周器10-2の出力パル
スS2が供給される。このサンプリングパルスは第
4図bに示した如く水平同期信号に同期し、かつ
周期1/3Hのパルスである。従つて差分検出回路1 2は第2図hに示した如く入力端子AIN1に供給さ
れた音声信号を時刻t1,t2,t3に示す如く、1H期
間中に3回サンプルホールドして、音声信号の差
分を出力することになる。
差分検出回路12の出力信号はA/D変換器1
3に供給され、A/D変換器13によつて分周器
10-2の出力パルス毎に8ビツトのパルスコード
変調される。時間圧縮回路15はA/D変換器1
3の出力データ、すなわち符号化差分音声信号を
記憶する記憶装置15-1と記憶装置15-1の記憶
データをシリアルパルスに変換するシフトレジス
タ15-2とを備えている。記憶装置15-1には分
周器10-2の出力パルスS2が書き込みパルスとし
て供給されてA/D変換器13の出力データを前
記書き込みパルスによつて書き込む。また記憶装
置15-1には分周器10-14の出力パルスS8が読
み出しパルスとして供給されて記憶装置15-1
記憶してあるA/D変換器13の出力データを読
出して、シフトレジスタ15-2に出力する。シフ
トレジスタ15-2には分周器10-15の出力パル
スがシフトパルスとして供給され、置数された記
憶装置15-1のデータをシリアルに順次出力す
る。ここで書き込みパルスはその周期が1/3H秒で あり、読み出しパルスはゲート回路10-9のゲー
トが開となつている期間のみ出力されかつその周
期が16/455H秒であり、シフトパルスはその周期が 2/455H秒であることになる。
従つて、A/D変換器13により1/3H秒毎に変 換された符号化差分音声信号データは1/3H秒毎に 記憶装置15-1に記憶され、16/455H秒毎に読出さ れて時間圧縮され、0.279μsec(2/455H秒、3.58M Hz)毎にシフトレジスタ15-2から出力されるこ
とになる。そこでシフトレジスタ15-2から出力
されるデータSeは第2図eに示す如く第2図dに
示した擬似水平同期信号Sdの後縁を単安定マルチ
バイブレータ10-8にて設定した時間Δt遅らせ
た位置から、時間幅6.7μsec(8ビツト×3×
0.279μsec)の期間内に位置することになる。
一方、第2図eに示す時間圧縮された符号化差
分音声信号データは加算器11に供給されて波形
整形回路9から出力された第2図dに示した擬似
水平同期信号Sdと加算されるため、加算器11の
出力信号の波形は第2図fに示す如く、あたかも
水平同期のバツクポーチに位置するカラーバース
ト信号の如く、擬似水平同期信号Sdと、擬似水平
同期信号Sdの後縁から時間Δt遅れた音声信号デ
ータSeとが重畳された信号波となる。
ここで水平同期信号Sd′とバツクポーチとの合
計は9.2μsec(0.145H)以上であり、擬似水平同期
信号Sdは波形整形回路9によつてそのパルス幅は
短縮されており、擬似水平同期信号Sdの前縁から
音声信号データSeの最終パルス信号位置までの期
間は、上述した9.2μsecを超えない様にすること
ができて、音声信号データSeは輝度信号内に入り
込むことはなく、音声信号データはバツクポーチ
内に収まることになる。
またスイツチ回路16は第4図iに示すフリツ
プフロツプ10-16の出力パルスS9の高電位の期
間、加算器11側に切替えられ、出力パルスS9
低電位の期間、ローパスフイルタ1側に切替えら
れるため、スイツチ回路16の出力Sgは第2図g
に示す如く擬似水平同期信号Sd、時間圧縮された
音声データSeおよび輝度信号とが重畳された信号
となつて周波数変調器2に供給されて、周波数変
調されることになる。
従つて第2図gに示した音声信号データSeを含
むスイツチ回路16の出力信号Sgが、通常の
VTRの第2図bに示す信号に代つて、周波数変
調されて、磁気テープ7に記録されることにな
る。
なお、音声信号を8ビツトの差分パルスコード
変調して記録するため、1kHzで約77dBのダイナ
ミツクレンジが得られることになる。
また以上は入力端子AIN1に印加された音声信号
を差分パルスコード変調し、回転磁気ヘツド6に
より映像信号に重畳して記録する場合について説
明したが、時間圧縮回路15にて時間圧縮するデ
ータを4値論理とすれば6.7μsecの間に2倍の情
報を入れることができる。
従つて、さらに差分検出回路12′、A/D変
換器13′を設け、入力端子AIN2に印加された音
声信号を差分検出回路12′に供給し、差分検出
回路12′の出力信号をA/D変換器13′に供給
して、入力端子AIN2に供給された音声信号を時刻
t1,t2,t3にてサンプリングし、差分パルスコー
ド変調する。A/D変換器13の出力およびA/
D変換器13′の出力を多値化エンコーダ14に
供給して、多値化エンコーダ14にて4値論理符
号化差分音声信号データとし、多値化エンコーダ
14の出力を時間圧縮回路15に供給して時間圧
縮する。かくすることにより、入力端子AIN1に左
チヤンネル音声信号を、入力端子AIN2に右チヤン
ネル音声信号を印加することによつて、ステレオ
音声信号の記録が可能となる。
またさらに、上記の如く音声信号を映像信号に
重畳して同一トラツク上に記録するためには、音
声信号を差分パルスコード変調し、時間圧縮した
信号が輝度信号周波数帯域内であることが必要で
あるが、これはシフトレジスタ15-2に供給する
シフトパルスの間隔を設定することにより容易に
達成できる。本実施例においてはシフトパルスの
周期が0.279μsecであるため、時間圧縮された音
声信号の基本波成分は1/(2×0.279μsec)=
1.7897725MHzであつて、上記の条件を充分満足
している。
つぎに上記の如く記録された音声信号の再生に
ついて説明する。
第5図は前記したような信号が記録された磁気
テープから信号を再生する信号再生装置の一例を
示すブロツク図である。
磁気テープ7に記録された信号は回転磁気ヘツ
ド6により検出され再生前置増幅器20で増幅さ
れ、第1の回転磁気ヘツドからの信号を増幅した
増幅出力と第2の回転磁気ヘツドからの信号を増
幅した増幅出力とは垂直同期信号に関連した30Hz
の切替信号により切替えて出力される。
再生前置増幅器20からの信号はローパスフイ
ルタ21およびバンドパスフイルタ22に供給さ
れて、ローパスフイルタ21により低域周波数に
変換されたカラーバースト信号およびカラー信号
が取り出される。ローパスフイルタ21の出力信
号は周波数変換回路23に供給されて、第2図c
に示す3.58MHzのカラーバースト信号および
3.58MHz±500kHzのカラー信号Scに変換して出力
される。バンドパスフイルタ22からは周波数変
調された輝度信号、音声信号データおよび擬似水
平同期信号が取り出される。バンドパスフイルタ
22のこの出力信号は復調器24に供給されて第
2図gに示す如く輝度信号、音声信号データおよ
び擬似水平同期信号を有する複合信号Sgに復調さ
れる。復調回路24の出力信号Sgは擬似水平同期
信号分離回路25およびスイツチ回路26,29
に供給され、擬似水平同期信号分離回路25によ
つて第2図dに示す擬似水平同期信号Sdが分離さ
れ、スイツチ回路26によつて後述する如く、第
2図eに示す4値論理符号化差分音声信号データ
Seが取り出される。
擬似水平同期信号分離回路25の出力信号Sd
波形整形回路27および音声用クロツク発生器2
8に供給される。波形整形回路27は擬似水平同
期信号Sdの前縁でトリガされる第1および第2の
単安定マルチバイブレータからなつている。第1
の単安定マルチバイブレータは水平同期信号のパ
ルス幅の時間と同一時間長のパルスを出力するよ
うにその設定時間が設定してあり、その出力信号
はスイツチ回路29に供給される。一方第2の単
安定マルチバイブレータは第1の単安定マルチバ
イブレータの出力パルス幅の時間より僅かに長い
時間長のパルスを出力するようにその設定時間が
設定してあり、その出力信号はスイツチ回路29
に供給されてスイツチ回路を復調器24側から第
1の単安定マルチバイブレータ側にそのパルス出
力期間だけ切替える。従つてスイツチ回路29の
出力信号Sbは第2図bに示す如く、輝度信号と水
平同期信号とが重畳された出力となり、スイツチ
回路29の出力信号Sbは加算器30に供給され
る。一方、周波数変換回路23の出力信号Scも加
算器30に供給されていて、加算器30において
周波数変換回路23の出力信号Scとスイツチ回路
29の出力信号Sbとが重畳されて、加算器30か
ら第2図aに示す信号Saが出力される。
一方、音声用クロツク発生器28はたとえば第
6図に示す如く構成されている。
第6図においては公知の周波数変換回路23の
一部とともに示してある。23-1は主周波数変換
回路であり、ローパスフイルタ21から出力され
る低域周波数に変換されたカラーバースト信号お
よびカラー信号(629KHz±500KHz)とバンドパ
スフイルタ23-8から出力される4.2MHの信号
とが供給されて周波数変換し、出力信号Sc
(3.58MHz±500KHz)が出力される。主周波数変
換回路23-1の出力信号はバーストゲート23-2
に供給されて、カラーバースト信号(3.58MHz)
が取り出されて、位相比較器28-4に供給され、
水晶発振器23-3から出力される3.58MHzの発振
出力と位相比較される。位相比較器23-4の出力
は可変周波数発振器(n×3.58MHz=455nfH/2の 自走周波数で発振する。n=1、2、3……)2
-5に供給され、その発振周波数を制御する。可
変周波数発振器23-5の出力はn分周器23-6
供給され、可変周波数発振器23-5の発振周波数
はn分周器28-6にてn分周され、副周波数変換
回路23-7に供給される。副周波数変換回路23
-7には、自動周波数制御回路(図示せず)からの
信号(629KHz)と分周器23-6の出力信号とが
供給され、両入力信号が混合されてバンドパスフ
イルタ23-8を介して主周波数変換回路23-1
て混合される。
一方、可変周波数発振器23-5の発振出力は分
周器28-2および28-3に供給され、それぞれ各
別にn分周および455n/6分周される。従つて分周 器28-2の出力信号の周波数は455fH/2となり、 分周器28-3の出力信号の周波数は3fHとなる。
分周器28-2の出力信号は分周器28-4に供給さ
れて8分周される。従つて分周器28-4の出力信
号の周波数は455fH/16となる。また擬似水平同期 信号分離回路25の出力信号Sdは微分回路28-5
に供給されて微分される、微分回路28-5、波形
整形回路28-6、単安定マルチバイブレータ28
-7、4進カウンタ28-9、設定器28-10、比較
器28-11、フリツプフロツプ28-12は第3図に
示した音声用クロツク発生器10における微分回
路10-6、波形整形回路10-7、単安定マルチバ
イブレータ10-8、48進カウンタ10-10、設定
器10-11、比較器10-12、フリツプフロツプ1
-13と同様であつて、単安定マルチバイブレー
タ28-7の設定時間は単安定マルチバイブレータ
10-8の設定時間と同一時間に設定してある。ま
た、分周器28-2は波形整形回路28-6の出力パ
ルス毎にリセツトされるようにしてある。また一
方、分周器28-2の出力パルスはゲート回路28
-8に供給し、ゲート回路28-8の出力パルスは24
進カウンタ28-9に供給して計数するようにして
ある。フリツプフロツプ28-12は単安定マルチ
バイブレータ28-7の出力パルスの後縁でセツト
され、比較器28-11の出力パルスによつてリセ
ツトされるようにしてある。フリツプフロツプ2
-12のQ出力はゲート回路28-8に印加してフ
リツプフロツプ28-12のQ出力パルスの出力期
間、ゲート回路28-8のゲートを開くようにして
ある。
フリツプフロツプ28-12のQ出力パルスはス
イツチ回路26に供給し、フリツプフロツプ28
-12のQ出力パルスの発生期間、スイツチ回路2
6は閉となつて復調器24の出力を2値化デコー
ダ31に供給する。
ここで微分回路28-5は擬似水平同期信号分離
回路25で分離した第4図dに示す擬似水平同期
信号を微分して、微分回路28-5の出力信号S5
波形は第4図eに示す如くになる。波形整形回路
28-6は微分回路28-5の出力信号中の正パルス
のみを抽出して波形整形し、その出力パルスは単
安定マルチバイブレータ28-7をトリガする。そ
こで単安定マルチバイブレータ28-7の出力信号
S6は第4図fに示す波形となる。一方、単安定マ
ルチバイブレータ28-7の出力信号の後縁でフリ
ツプフロツプ28-12をセツトする。フリツプフ
ロツプ28-12の出力によりゲート回路28-8
そのゲートを開く。従つて分周器28-2の出力パ
ルスはゲート回路28-8を介して24進カウンタ2
-9に供給されて、計数される。ゲート回路28
-8を介して供給された分周器28-2の出力パルス
がカウンタ28-9によつて24個計数されたとき、
比較器28-11は出力を発生し、その出力はフリ
ツプフロツプ28-12をリセツトする。そこでフ
リツプフロツプ28-12は第4図gに示す如く検
出した擬似水平同期信号の後縁から単安定マルチ
バイブレータ28-7で設定されたΔt時間後、周
期2/455fH(=0.279μsec)の分周器28-2からの 出力パルスを24個計数する期間、高電位となる。
従つて、スイツチ回路26は第4図gのパルス出
力期間、閉となつて、スイツチ回路26からは第
2図gに示す信号から第2図eに示す4値論理符
号化差分音声信号データのみが取り出されて、2
値化デコーダ31に供給されることになる。
一方、2値化デコーダ31に供給された4値論
理符号化差分音声信号データは2値化されて左チ
ヤンネル2値論理符号化差分音声信号データおよ
び右チヤンネル2値論理符号化差分音声信号デー
タに分離される。また、時間伸長回路32は2値
化デコーダ31で2値化された左、右チヤンネル
の符号化差分音声信号データが供給されて8ビツ
トのパラレルデータに変換するシフトレジスタ3
-1と、シフトレジスタ32-1の出力データを記
憶する記憶装置32-2とを備えており、シフトレ
ジスタ32-1には分周器28-2の出力パルスが供
給されて、分周器28-2の出力パルス毎に2値化
デコーダ31の出力データを順次読み込む。また
記憶装置32-2には分周器28-4の出力パルスが
書き込み信号として供給され、かつ分周器28-3
の出力パルスが読み出し信号として供給される。
分周器28-2の出力パルスの周期は2/455fH秒で あり、2値化デコーダ31の出力は2/455fH秒毎 に読み込まれて、シフトレジスタ32-1により8
ビツトのパラレルデータに変換される。また分周
器28-4の出力パルスの周期は16/455fH秒であり、 シフトレジスタ32-1で8ビツトのパラレルデー
タに変換された2値論理符号化差分音声信号デー
タが16/455fH秒間隔で記憶装置32-2に書き込
まれる。記憶装置32-2の読み出し信号すなわち
分周器28-3の出力パルスの周期は1/3fH秒であ り、記憶装置32-2に記憶されている左、右チヤ
ンネルの2値論理符号化差分音声信号データは
1/3fH秒毎に読み出されて時間伸長が行なわれる。
記憶装置32-2から読み出された左、右チヤンネ
ルの2値論理符号化差分音声信号はデジタル/ア
ナログ変換器(以下、D/A変換器と記す)33
に供給される。D/A変換器33には分周器28
-3の出力パルスが供給されて、記憶装置32-2
ら読み出した記録内容が1/3fH秒毎にアナログ信 号に変換されて、差分復調回路34に供給され
る。差分復調回路34は分周器28-3の出力パル
スが供給されてD/A変換器33で変換されたア
ナログ信号を周期1/3fH秒毎にサンプルホールド して、差分復調する。差分復調信号はローパスフ
イルタ35に供給され、ローパスフイルタ35の
出力端子からそれぞれ左、右チヤンネル音声信号
が得られる。
デジタル信号は波形図表示になじまないが音声
信号の再生プロセスを波形で示せば第7図に示す
如くになる。第7図bはシフトレジスタ32-1
ら出力される信号(SN10〜(SN17,(SN20
(SN27の1つずつを例示しており、第7図aは
スイツチ回路26の出力信号を示している。また
第7図cは記憶装置32-2から読み出された信号
(SP10〜(SP17,(SP20〜(SP27の一つずつ
を例示しており、第7図dはD/A変換器33で
アナログ値に変換された差分音声信号SQ1,SQ2
を示しており、第7図eは差分復調回路34の出
力信号SR1,SR2をそれぞれ示している。
なお、第5図に示す再生装置によれば、回転磁
気ヘツド6で検出した符号化差分音声信号を、再
生装置の再生用カラーバース信号の周波数変換用
基準信号と同一発振器から分周して得た信号を用
いて、水平同期信号の立上りからら調歩同期をと
つて再生するために、磁気テープの伸縮、磁気テ
ープ駆動系のハンチング等によるジツタ成分を吸
収することができる。
以上説明した如く本発明の音声信号記録方法に
よれば、水平同期信号に関連した信号で音声信号
をサンプリングし、サンプリングした音声信号値
の差分を符号化したうえで時間圧縮をし、時間圧
縮された符号化差分音声信号を映像信号中から周
波数分離した輝度信号中の水平帰線消去期間内に
挿入し、前記輝度信号と前記水平帰線消去期間内
に挿入された符号化差分音声信号との複合信号を
周波数変調し、この周波数変調された前記複合信
号と低域変換されたカラー信号とを重畳して回転
磁気ヘツドにより磁気テープに記録するため、時
間圧縮された符号化差分音声信号が水平帰線消去
期間内に収まり、水平帰線消去期間外に突出する
ことなく記録させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を適用した一実施例の記録
装置を示すブロツク図。第2図は第1図に示した
記録装置の作用の説明に供する波形図。第3図は
第1図に示した記録装置に使用をする音声用クロ
ツク発生器の一例を示すブロツク図。第4図は第
3図に示した音声用クロツク発生器の作用の説明
に供する波形図。第5図は本発明方法により記録
した音声信号の再生装置の一例を示すブロツク
図。第6図は第5図に示した再生装置に使用をす
る音声用クロツク発生器の1例を示すブロツク
図。第7図は第5図に示した再生装置の作用の説
明に供する波形図。 1……ローパスフイルタ、2……周波数変調
器、3……バンドパスフイルタ、4……周波数変
換器、5……混合記録回路、6……回転磁気ヘツ
ド、7……磁気テープ、8……水平同期信号分離
回路、9……波形整形回路、10……音声用クロ
ツク発生器、11……加算器、12および12′
……差分検出回路、13および13′……A/D
変換器、14……多値化エンコーダ、15……時
間圧縮回路、16……スイツチ回路、10-1……
発振器、10-2,10-3,10-14および10-15
……分周器、10-4……位相比較器、10-5……
ローパスフイルタ、10-6……微分回路、10-7
……波形整形回路、10-8……単安定マルチバイ
ブレータ、10-9……ゲート回路、10-10……
48進カウンタ、10-11……設定器、10-12……
比較器、10-13および10-14……フリツプフロ
ツプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 映像信号とともに記録すべき音声信号を水平
    同期信号に関連した信号でサンプリングし、サン
    プリングした音声信号値の差分を多値符号化した
    うえで時間圧縮をし、時間圧縮された多値符号化
    差分音声信号を前記映像信号中から周波数分離し
    た輝度信号中の水平帰線消去期間内でかつ水平同
    期信号の後に挿入し、前記輝度信号と前記水平帰
    線消去期間内に挿入された多値符号化差分音声信
    号との複合信号を周波数変調し、この周波数変調
    された前記複合信号と低域変換されたカラー信号
    とを重畳して回転磁気ヘツドにより磁気テープに
    記録することを特徴とする音声信号記録方法。
JP57054799A 1982-04-03 1982-04-03 音声信号記録方法 Granted JPS58172095A (ja)

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JPS58196795A (ja) * 1982-05-12 1983-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生方式
DE4307358A1 (de) * 1993-03-09 1994-09-15 Nokia Deutschland Gmbh Videorecorder mit verbesserter Aufzeichnung und Wiedergabe von Audiosignalen

Citations (3)

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JPS4973917A (ja) * 1972-11-16 1974-07-17
JPS52102620A (en) * 1976-02-24 1977-08-29 Sony Corp Pcm type audio signal recording/regerarating device
JPS55146615A (en) * 1979-04-26 1980-11-15 Sony Corp Recording and reproducing device

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