JPH0237689Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237689Y2 JPH0237689Y2 JP1983154109U JP15410983U JPH0237689Y2 JP H0237689 Y2 JPH0237689 Y2 JP H0237689Y2 JP 1983154109 U JP1983154109 U JP 1983154109U JP 15410983 U JP15410983 U JP 15410983U JP H0237689 Y2 JPH0237689 Y2 JP H0237689Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- cup
- packaging container
- wall
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は、多数枚重ね合わされてマガジンに
収容された販売用の包装容器を、鶏卵の自動包装
装置などへ、１枚ずつ分離して供給する容器自動
供給装置に取付けられる吸盤の改良に関するもの
である。
収容された販売用の包装容器を、鶏卵の自動包装
装置などへ、１枚ずつ分離して供給する容器自動
供給装置に取付けられる吸盤の改良に関するもの
である。
（従来の技術）
第３図に示すように、鶏卵の販売用の包装容器
１１は、塩化ビニル等の合成樹脂フイルムを二次
加工した成形品である。この包装容器には、10個
ないし12個の鶏卵を直立姿勢で１個ずつ立て並べ
る、カツプ状の個別収容座１２が、並列した状態
で突出形成されている。そして、鶏卵に対する外
圧や衝撃の防止、通気性の保持、包装容器自体の
補強等の目的で、個別収容座１２に小さなリブ等
の凹凸１３が数多く形成されている。
１１は、塩化ビニル等の合成樹脂フイルムを二次
加工した成形品である。この包装容器には、10個
ないし12個の鶏卵を直立姿勢で１個ずつ立て並べ
る、カツプ状の個別収容座１２が、並列した状態
で突出形成されている。そして、鶏卵に対する外
圧や衝撃の防止、通気性の保持、包装容器自体の
補強等の目的で、個別収容座１２に小さなリブ等
の凹凸１３が数多く形成されている。
ところで第４図に示す如く、このように形成さ
れた包装容器を、自動包装装置へ１枚ずつ自動供
給装置により供給する従来の吸盤１′は、ゴム又
はゴム弾性を有する材質でなり、カツプ状の内壁
２′により、真空ポンプへ接続される排気口４′と
吸口５′とに連通する吸引室３′を形成している。
れた包装容器を、自動包装装置へ１枚ずつ自動供
給装置により供給する従来の吸盤１′は、ゴム又
はゴム弾性を有する材質でなり、カツプ状の内壁
２′により、真空ポンプへ接続される排気口４′と
吸口５′とに連通する吸引室３′を形成している。
そして、自動供給装置のマガジンに積み重ねら
れて収容された包装容器を、１枚ずつ供給するに
あたつては、個別収容座のうちの１個に、吸盤を
吸口から被せて真空吸引して引き出すようになつ
ている。
れて収容された包装容器を、１枚ずつ供給するに
あたつては、個別収容座のうちの１個に、吸盤を
吸口から被せて真空吸引して引き出すようになつ
ている。
（考案が解決しようとする問題点）
ところが、前述ように個別収容座に形成されて
いるリブ等の多数の凹凸のため、吸引室の内壁が
個別収容座に充分に密着できず、吸引力が弱くな
る欠点があつた。
いるリブ等の多数の凹凸のため、吸引室の内壁が
個別収容座に充分に密着できず、吸引力が弱くな
る欠点があつた。
しかも又、包装容器は、製造過程でフイルム成
形物を多数枚重ねて一度に裁断されるため、切り
口に溶着現象を生じて互いに接着している場合が
多い。したがつて、包装容器の自動供給の際、従
来の吸盤の吸引力では１枚、１枚を確実に分離し
て供給することが極めて困難であつた。
形物を多数枚重ねて一度に裁断されるため、切り
口に溶着現象を生じて互いに接着している場合が
多い。したがつて、包装容器の自動供給の際、従
来の吸盤の吸引力では１枚、１枚を確実に分離し
て供給することが極めて困難であつた。
これらの理由から、従来はかなり高頻度に、吸
引ミスや供給ミスの発生が避けれなかつたのが実
情である。
引ミスや供給ミスの発生が避けれなかつたのが実
情である。
（問題点を解決するための手段）
そこでこの考案は、上記実情に鑑み、リブ等の
凹凸の状態が従来程度である包装容器の自動供給
に際しては、充分な吸引力を発揮し、１枚ずつの
確実な分離、供給を確実かつ能率的になし得るよ
うな吸盤を提供することを目的とする。
凹凸の状態が従来程度である包装容器の自動供給
に際しては、充分な吸引力を発揮し、１枚ずつの
確実な分離、供給を確実かつ能率的になし得るよ
うな吸盤を提供することを目的とする。
即ちその構成は、吸盤の吸引室を形成する内壁
に、同心段階状に配列する複数個の薄肉柔軟な円
形カラー状の突出部を、吸口側へ向かつて形成す
ることを要旨とするものである。
に、同心段階状に配列する複数個の薄肉柔軟な円
形カラー状の突出部を、吸口側へ向かつて形成す
ることを要旨とするものである。
（作用）
内壁の複数個の突出部は、吸口側へ向かつて形
成されており、しかも薄肉柔軟である。したがつ
て、包装容器の個別収容座にあるリブ等の多数の
凹凸にそれぞれよく対応密着して、強い吸引力を
発揮する。
成されており、しかも薄肉柔軟である。したがつ
て、包装容器の個別収容座にあるリブ等の多数の
凹凸にそれぞれよく対応密着して、強い吸引力を
発揮する。
（実施例）
以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
る。
１はゴム又はゴム弾性を有する適当な合成ゴム
を材質とする吸盤で、図外容器自動供給装置の真
空ポンプへ接続された揺動杆に取付けられる。
を材質とする吸盤で、図外容器自動供給装置の真
空ポンプへ接続された揺動杆に取付けられる。
２はカツプ状の内壁で、吸引室３を形成するも
のである。４は排気口、５は吸口であつて、とも
に吸引室３に連通する。
のである。４は排気口、５は吸口であつて、とも
に吸引室３に連通する。
６は薄肉柔軟な円形カラー状の突出部で、内壁
２に同心段階状に配列されて、吸口５側へ向かつ
て複数個が形成されている。これら突出部６は、
内壁２の一部を変形突出させてもよく、或いは別
に同材質、同形状のものを接着してもよい。
２に同心段階状に配列されて、吸口５側へ向かつ
て複数個が形成されている。これら突出部６は、
内壁２の一部を変形突出させてもよく、或いは別
に同材質、同形状のものを接着してもよい。
上記構成から、第３図に示すように、吸盤１が
積み重ねられて図外マガジンに収容された包装容
器１１を１枚ずつ吸引するとき、複数個の薄肉柔
軟な突出部６が、包装容器１１の個別収容座１２
のリブ等の多数の凹凸１３に、それぞれよく対応
して密着する。
積み重ねられて図外マガジンに収容された包装容
器１１を１枚ずつ吸引するとき、複数個の薄肉柔
軟な突出部６が、包装容器１１の個別収容座１２
のリブ等の多数の凹凸１３に、それぞれよく対応
して密着する。
（考案の効果）
内壁に設けられた複数個の突出部が、包装容器
の凹凸にそれぞれよく対応して密着するので、強
い吸引力を発揮できる。その結果、自動供給の
際、従来頻発した吸引ミスや供給ミスを防止でき
る。
の凹凸にそれぞれよく対応して密着するので、強
い吸引力を発揮できる。その結果、自動供給の
際、従来頻発した吸引ミスや供給ミスを防止でき
る。
又、構造が簡単なうえに、単一材質で成形でき
るため、極めて廉価に提供できる。
るため、極めて廉価に提供できる。
第１図は正面縦断面図、第２図は底面図、第３
図は包装容器を吸盤が吸引する状態を示す一部欠
截正面図である。又、第４図は従来の吸盤の正面
縦断面図である。 １……吸盤、２……内壁、３……吸引室、４…
…排気口、５……吸口、６……突出部、１１……
包装容器、１２……個別収容座、１３……凹凸。
図は包装容器を吸盤が吸引する状態を示す一部欠
截正面図である。又、第４図は従来の吸盤の正面
縦断面図である。 １……吸盤、２……内壁、３……吸引室、４…
…排気口、５……吸口、６……突出部、１１……
包装容器、１２……個別収容座、１３……凹凸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 カツプ状の内壁により、真空ポンプへ接続され
る排気口と吸口とに連通する吸引室を形成し、 リブ等の多数の凹凸を有して、合成樹脂フイル
ム製の鶏卵包装容器に並列して突出形成されたカ
ツプ状の個別収容座に、吸口から被せて包装容器
を吸引するゴム又はゴム弾性を有する材質の吸盤
に於いて、 内壁に、同心段階状に配列する複数個の薄肉柔
軟な円形カラー状の突出部を、吸口側へ向かつて
形成したことを特徴とする鶏卵包装容器の自動供
給用吸盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15410983U JPS6062008U (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | 鶏卵包装容器の自動供給用吸盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15410983U JPS6062008U (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | 鶏卵包装容器の自動供給用吸盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6062008U JPS6062008U (ja) | 1985-04-30 |
| JPH0237689Y2 true JPH0237689Y2 (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=30340757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15410983U Granted JPS6062008U (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | 鶏卵包装容器の自動供給用吸盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6062008U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2016288130B2 (en) * | 2015-06-29 | 2021-02-04 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Medicine dispensing device |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52160760U (ja) * | 1977-04-25 | 1977-12-06 |
-
1983
- 1983-10-03 JP JP15410983U patent/JPS6062008U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6062008U (ja) | 1985-04-30 |
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