JPH0224796Y2 - - Google Patents

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JPH0224796Y2
JPH0224796Y2 JP16107883U JP16107883U JPH0224796Y2 JP H0224796 Y2 JPH0224796 Y2 JP H0224796Y2 JP 16107883 U JP16107883 U JP 16107883U JP 16107883 U JP16107883 U JP 16107883U JP H0224796 Y2 JPH0224796 Y2 JP H0224796Y2
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support
support leg
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cone
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コーンカツプやその他の可食容器を
支持し固定して保持するための可食容器用支持器
に関するものである。
〔従来の技術〕
多数の逆円錐中空形のコーンカツプ製品を同時
に運搬したり或いは保存する場合、コーンカツプ
製品同志を相互に多数連嵌した状態で取扱い包装
するのが通例である。
この場合、通常は第1図に示すように、コーン
カツプ製品Bを25個連嵌して一単位のコーンカツ
プ群Aを形成し、この連嵌状態にあるコーンカツ
プ群Aにおける最下位のコーンカツプの円錐状先
端部を、箱型支持台1の壁部2に形成された計4
箇所の円形開口部3にそれぞれ挿入して植立し、
該円形開口部3の開口周縁部3aによつてコーン
カツプ群Aを支持するものである。そして、この
状態に於いて計4群の各コーンカツプ群Aの間に
横断面十字形長尺体からなる図示しない仕切り板
を介装して各コーンカツプ群A毎に隔離し、更に
全体を樹脂製袋体によつて密封した後、これを外
箱容器に収納することによつて包装していた。
然るに、上記従来の包装形態において、コーン
カツプ群Aにおける最下位のコーンカツプ製品B
の逆円錐形胴壁外周部が箱型支持台1の円形開口
部3の開口周縁部3aによつて直接局部的に接触
して支持されているから、コーンカツプ群Aの自
重や運搬時における振動等によつてコーンカツプ
製品Bの被支持部の接触箇所が破損したり、変形
や損傷等の事故を招き易く、商品価値の著しい低
下を招来していた。殊に、運搬時や保存時等に於
いて上記のコーンカツプ製品収納容器を横座させ
ると、箱型支持台1に直接支持されたコーンカツ
プ製品Bの逆円錐形胴壁外周部には、前記箱型支
持台1の開口周縁部3aによつて剪断作用が働く
ので、コーンカツプ製品Bの破断や損傷を招来し
がちであつた。
そこで、近年においては、基板に垂設されたほ
ぼ逆円錐中空形をなす複数の収納凹部を有するコ
ーン保形具が提案されており(実開昭55−157479
号公報)、また、コーンカツプの表面が、横断面
が波形を有する中空円錐体部の内周受け面に線接
触して嵌合支持されるように構成されたコーンカ
ツプスリーブが提案されている(実開昭55−
72688号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前者のコーン保形具にあつて
は、基板と収納凹部の周壁部とが同じ肉厚を有
し、通常は射出成型によつて形成されるものであ
るから、成型作業に多くの時間を要するとともに
多量の成型材料を必要とし、これに伴つてコーン
カツプ保形具自体の重量が大きくなり、かつ、製
造コストが高くつくという問題があつた。またコ
ーンカツプは、収納凹部の内周に環状に形成され
た係止段部でのみ局部的に支持される構造をなし
ているから、やはり第1図の従来例と同様の問題
点を有することになる。
一方、後者のコーンカツプスリーブにあつて
は、コーンカツプが横断面波形の中空円錐体部と
線接触した状態で支持されているので、第1図の
ような問題点は回避されるものの、コーンカツプ
スリーブに鍔部が形成されていないのでスリーブ
自体の肉厚を厚く形成しなければ多数のコーンカ
ツプを支持する場合に強度的な問題を生じる。ま
た、コーンカツプスリーブは、コーンカツプに対
してほぼ全周で接触する適合形状となつているの
で、高い成型精度が要求されるばかりか、コーン
カツプスリーブを横座させたり斜めに傾けた状態
ではコーンカツプがスリーブから抜け出し易くな
り、輸送時等におけるコーンカツプの支持安定性
に欠けるきらいがあつた。さらに、スリーブの肉
厚は一定であつて、このスリーブも射出成型等に
よつて形成されるので、成型作業に時間がかか
り、かつ、多量の成型材料が必要でなつて、スリ
ーブ自体の重量化およびコスト高を招来するとい
う問題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の可食容器用支持器は、上記の課題を解
決するために、硬質樹脂材にて形成された基板形
状の鍔部と、この鍔部の一部が圧空成型によつて
展延されて一体に垂設され、上記鍔部の厚さより
も薄い肉厚の逆円錐中空形をなし、周壁部が横断
面波型形成部を有する支持脚部と、上記支持脚部
に形成された可食容器挿入用開口部の内周壁面に
形成された複数の係止用内突部とを備えているこ
とを特徴としている。
〔作用〕 上記の構成により、可食容器用支持器の強度は
基板形状の鍔部で保持される。また、支持脚部は
圧空成型によつて形成されているので、一定品質
の可食容器用支持器を短時間のうちに製造するこ
とが可能になるとともに、成型材料が少なくてす
むことと相まつて、製造コストの低減ならびに軽
量化を図ることができる。なお、逆円錐中空形を
なす支持脚部は、上記の圧空成型によつて、鍔部
の厚さよりも薄い肉厚に形成されるが、この支持
脚部の内部に収嵌される可食容器がたとえ多数連
嵌されていても、その重量のかかる方向は主に支
持脚部の長さ方向であつて、しかも支持脚部には
横断面波型形成部が形成され、さらに基板形状を
なす鍔部も形成されているので、強度面での問題
は生じない。さらに、支持脚部の可食容器挿入用
開口部の内周壁面に分配された複数の係止用内突
部によつて、可食容器の周囲が局部的に支持され
るので、可食容器のほぼ全周面が支持脚部の横断
面波型形成部と線接触によつて支持されることと
相まつて、この可食容器用支持器を横座させたり
傾けた状態に設定しても、安定した支持状態が得
られることになる。また、上記した複数の係止用
内突部によつて、支持脚部にはさほど高い成型精
度が要求されない。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第2図ないし第6図に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
5は可食容器としての逆円錐中空形コーンカツ
プ製品Bを支持するための可食容器用支持器であ
る。この支持器5は、基板形状の鍔部6と、該鍔
部6の表面4箇所に形成された可食容器挿入用開
口部7と、該各開口部7の内周壁面にそれぞれ3
箇所づつ等間隔に分配して形成された係止用内突
部11と、各開口部7の開口円周縁部に垂設して
一体形成された計4脚の逆円錐中空形を有する支
持脚部8と、該支持脚部8の内外全周面に形成さ
れた横断面波型形成部10と、各支持脚部8の逆
円錐中空形の下端先端部を閉塞して若干厚肉に形
成した下端支持部9と、前記鍔部6における各開
口部7の相互間に形成された鍔部補強用リブ部1
2とを有している。
上記の支持器5に於いて、その材質として硬質
樹脂材を使用して基板形状の鍔部6を成型し、こ
の鍔部6の所定部位を圧空成型することによつ
て、鍔部6の表面に可食容器挿入用開口部7を形
成すると同時に、横断面波型形成部10を有する
支持脚部8等を成型し、且つ、前記各支持脚部8
の下端先端部を熱融着して閉塞された下端支持部
9を形成する。これにより、上記の支持器5を簡
単かつ短時間に量産し得ると共に、同支持器5の
各構成部を少ない成型材料により一体成型するこ
とが出来るので、製造コストの低減を図ることが
できる。
上記の圧空成型加工によつて形成された逆円錐
中空形の支持脚部8は、その内周面が可食容器と
してのコーンカツプ製品Bの外周面と嵌合しうる
適合形状を有し、また鍔部6の板厚部がそのまま
展延して逆円錐中空形に形成されるものであるか
ら、該支持脚部8の周壁部の板厚は著しく薄くな
るが、この支持脚部8の逆円錐中空形周壁部に形
成された横断面波形形成部10によつて当該支持
脚部8が補強され、かつ基板形状をなす鍔部6を
有しているから、支持脚部8自体には多数連嵌さ
れたコーンカツプ製品Bを支持するに十分な相当
の強度を保有することになる。尚、前記支持脚部
8にさらに大きな強度が要求される場合には、前
記鍔部6の板厚を厚く形成すれば良く、これに伴
つて圧空成型加工された支持脚部8の肉厚が厚く
形成されて、より大きな強度を保有することが可
能となる。
なお、第2図以下に示す実施例において、鍔部
6に垂設された支持脚部8を4脚形成し、且つ各
支持脚部8が正四角形を描く位置に配されるよう
に設定されているが、この支持脚部8の脚数およ
び形成位置等については具体的に問うものではな
い。例えば、支持脚部が1脚だけ形成されている
支持器、或いは支持脚部が3脚、6脚、または8
脚形成されている支持器など、何れも本考案の要
旨に包含される。また複数形成された支持脚部8
に於いて、各支持脚部8同士の位置関係も問わな
いが、例えば支持脚部8を3脚以上形成し、且つ
支持器5が安定した状態で脚立できるように各支
持脚部8の形成位置を決定すれば、この支持器5
自体が安定した状態で脚立支持されるので使用上
便宜である。
上記の構成に於いて、本考案に係る可食容器用
支持器を使用する一態様は次の通りである。
先ず、可食容器としてのコーンカツプ製品B同
士を相互に25個連嵌して一単位のコーンカツプ群
Aを形成し、該コーンカツプ群Aを4単位(コー
ンカツプ製品の総計100個)構成して、第6図に
示す如く各コーンカツプ群Aの最下位のコーンカ
ツプ円錐状先端部をそれぞれ支持器5の各開口部
7から支持脚部8の内部に挿入する。そして、前
記各コーンカツプ群Aの間に横断面十字形長尺体
の仕切り板13を介装して各コーンカツプ群A毎
に隔離し、更に全体を樹脂製袋体14によつて包
被して密封した後、これを外箱容器15に収納し
て包装する。
また、店頭等において展示する場合には、支持
器5を脚立し、該支持器5の各開口部7に数連の
コーンカツプ群Aの最下位のコーンカツプ円錐状
先端部をそれぞれ挿入して支持せしめ、販売時に
おいて支持されたコーンカツプ群Aのうち、その
最上位のコーンカツプ製品Bから順次抜脱するも
のである。
〔考案の効果〕
本考案に係る可食容器用支持器は、以上のよう
に、硬質樹脂材にて形成された厚板形状の鍔部
と、この鍔部の一部が圧空成型によつて展延され
て一体に垂設され、上記鍔部の厚さよりも薄い肉
厚の逆円錐中空形をなし、周壁部が横断面波型形
成部を有する支持脚部と、上記支持脚部に形成さ
れた可食容器挿入用開口部の内周壁面に形成され
た複数の係止用内突部とを備えてなる構成であ
る。
このように、基板形状の鍔部から垂設された支
持脚部は圧空成型によつて形成されているので、
一定品質の可食容器用支持器を短時間のうちに量
産することが可能になるとともに、成型時には鍔
部の一部を展延して形成するので成型材料が少な
くてすみ、これらのことが相まつて製造コストの
低減を図ることができ、併せて可食容器用支持器
の軽量化を促すことが可能となる。なお、逆円錐
中空形をなす支持脚部は、上記の圧空成型によつ
て、鍔部の厚さよりも薄い肉厚に形成されるが、
この支持脚部の内部に収嵌される可食容器がたと
え多数連嵌されていても、その重量のかかる方向
は主に支持脚部の長さ方向であつて、しかも支持
脚部には横断面波型形成部が形成され、さらに基
板形状をなす鍔部によつて支えられているので、
強度面での問題は生じない。
さらに、支持脚部の可食容器挿入用開口部の内
周壁面に複数の係止用内突部が分配して形成され
ているので、可食容器の周囲が局部的に支持され
る。したがつて、可食容器のほぼ全周面が支持脚
部の横断面波型形成部と線接触によつて支持され
ることと相まつて、この可食容器用支持器を横座
させたり傾けた状態にしても、上記複数の係止用
内突部によつて安定した支持状態が得られ、可食
容器の抜け出しが可及的に防止されるとともに、
支持脚部自体にさほど高い成型精度が要求されな
いといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の可食容器用支持器を示す斜視図
である。第2図ないし第6図は本考案の一実施例
を示すものであつて、第2図は可食容器用支持器
の平面図、第3図は同支持器の正面図、第4図は
第2図のX−X矢視縦断面図、第5図は同支持器
の全体斜視図、第6図は同支持器を使用して可食
容器を包装した形態を示す縦断面図である。 5は支持器、6は鍔部、7は可食容器挿入用開
口部、8は支持脚部、9は下端支持部、10は横
断面波型形成部、11は係止用内突部、12は鍔
部補強用リブ部、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 硬質樹脂材にて形成された基板形状の鍔部と、 この鍔部の一部が圧空成型によつて展延されて
    一体に垂設され、上記鍔部の厚さよりも薄い肉厚
    の逆円錐中空形をなし、周壁部が横断面波型形成
    部を有する支持脚部と、 上記支持脚部に形成された可食容器挿入用開口
    部の内周壁面に形成された複数の係止用内突部と
    を備えていることを特徴とする可食容器用支持
    器。
JP16107883U 1983-10-18 1983-10-18 可食容器用支持器 Granted JPS6068063U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16107883U JPS6068063U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 可食容器用支持器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16107883U JPS6068063U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 可食容器用支持器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6068063U JPS6068063U (ja) 1985-05-14
JPH0224796Y2 true JPH0224796Y2 (ja) 1990-07-06

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ID=30354109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16107883U Granted JPS6068063U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 可食容器用支持器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6314031B2 (ja) * 2014-05-01 2018-04-18 長谷川製菓株式会社 容器用緩衝材及びそれを用いた梱包方法

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JPS6068063U (ja) 1985-05-14

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