JPH0237518Y2 - - Google Patents
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- JPH0237518Y2 JPH0237518Y2 JP11637986U JP11637986U JPH0237518Y2 JP H0237518 Y2 JPH0237518 Y2 JP H0237518Y2 JP 11637986 U JP11637986 U JP 11637986U JP 11637986 U JP11637986 U JP 11637986U JP H0237518 Y2 JPH0237518 Y2 JP H0237518Y2
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- Japan
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- drive shaft
- rotary disk
- rotary
- roll holder
- molding machine
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Landscapes
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、回転式打錠機等として実施され、回
転盤の駆動方式がセンタードライブ形の回転式粉
末成形機に関する。
転盤の駆動方式がセンタードライブ形の回転式粉
末成形機に関する。
実公昭45−3832号公報に例示されているよう
に、回転盤の駆動方式がセンタードライブ形の回
転式粉末圧縮成形機は、回転盤の中心部に中実の
駆動軸を垂直に貫通させるとともに、これら回転
盤と駆動軸とを連結し、かつ、駆動軸の下端部を
回転盤側とは仕切つて設けた駆動機構側の出力歯
車に連結して構成されている。
に、回転盤の駆動方式がセンタードライブ形の回
転式粉末圧縮成形機は、回転盤の中心部に中実の
駆動軸を垂直に貫通させるとともに、これら回転
盤と駆動軸とを連結し、かつ、駆動軸の下端部を
回転盤側とは仕切つて設けた駆動機構側の出力歯
車に連結して構成されている。
この種の粉末圧縮成形機は、成形部の粉末が駆
動機構の歯車部に入つて回転に支障をきたすこと
を防止できるとともに、駆動軸の中間部を軸受で
支持して回転盤の振動を防止できる等の利点があ
る。
動機構の歯車部に入つて回転に支障をきたすこと
を防止できるとともに、駆動軸の中間部を軸受で
支持して回転盤の振動を防止できる等の利点があ
る。
しかし、従来のセンタードライブ形の回転式粉
末圧縮成形機における成形機中心部には、中実の
駆動軸が配置されているから、成形機中心部に固
定軸を設けることはできなかつた。
末圧縮成形機における成形機中心部には、中実の
駆動軸が配置されているから、成形機中心部に固
定軸を設けることはできなかつた。
このため、回転盤に取付けられた臼に上方より
挿脱する上杵を押し下げる加圧ローラを取付けた
ロールホルダは、上記公報に示されるように片持
ち状態に設けられる。このような片持ち状態のロ
ールホルダにおいては、成形荷重の反力を支持す
る必要から、その肉厚を増やしたり形状を工夫し
て強度を向上するようになつている。したがつ
て、重量が重くなるという問題点があることは勿
論のこと、占有スペースが増加して、相対的には
回転盤まわりのメンテナンス上の作業スペースが
小さくなるという問題があつた。
挿脱する上杵を押し下げる加圧ローラを取付けた
ロールホルダは、上記公報に示されるように片持
ち状態に設けられる。このような片持ち状態のロ
ールホルダにおいては、成形荷重の反力を支持す
る必要から、その肉厚を増やしたり形状を工夫し
て強度を向上するようになつている。したがつ
て、重量が重くなるという問題点があることは勿
論のこと、占有スペースが増加して、相対的には
回転盤まわりのメンテナンス上の作業スペースが
小さくなるという問題があつた。
なお、成形機中心部を避けてロールホルダを配
置すれば、このホルダを両持ち支持することも考
え得るが、その場合には、両持ち支持とするため
に少なくとも4本支柱を回転盤まわりに必要と
し、部品点数が増加するとともに、このような数
多くの柱の存在によつて回転盤まわりのメンテナ
ンス上の作業スペースがより制限されるから、実
際的な解決策ではない。
置すれば、このホルダを両持ち支持することも考
え得るが、その場合には、両持ち支持とするため
に少なくとも4本支柱を回転盤まわりに必要と
し、部品点数が増加するとともに、このような数
多くの柱の存在によつて回転盤まわりのメンテナ
ンス上の作業スペースがより制限されるから、実
際的な解決策ではない。
本考案は、回転盤の駆動方式がセンタードライ
ブ形の回転式粉末圧縮成形機において実施され、
駆動軸を中空構造としてその中空部に固定支柱を
貫通させるとともに、上杵を押し下げる加圧ロー
ラを取付けたロールホルダの両端部を、上記1本
の固定支柱と下部フレームに立設した2本の柱の
各上端部に夫々連結したことを特徴とする。
ブ形の回転式粉末圧縮成形機において実施され、
駆動軸を中空構造としてその中空部に固定支柱を
貫通させるとともに、上杵を押し下げる加圧ロー
ラを取付けたロールホルダの両端部を、上記1本
の固定支柱と下部フレームに立設した2本の柱の
各上端部に夫々連結したことを特徴とする。
上記解決手段を備えた本考案の構成によれば、
成形機の略中心部に駆動軸があるにも拘らず、こ
の略中心部において駆動軸を貫通して設けた固定
支柱と下部フレームに立設した2本の柱とで、上
杵用の加圧ロールが取付けられたロールホルダを
両端支持して設けることができる。
成形機の略中心部に駆動軸があるにも拘らず、こ
の略中心部において駆動軸を貫通して設けた固定
支柱と下部フレームに立設した2本の柱とで、上
杵用の加圧ロールが取付けられたロールホルダを
両端支持して設けることができる。
以下、図面にもとずいて本考案の実施例を説明
する。
する。
第1図中1は機体で、これは駆動機構2を内蔵
した下部フレーム3、およびこのフレーム3上に
複数本の支柱4を介して設けた上部フレーム5を
備えており、その上下フレーム3,5間には扉6
が図示しないヒンジにより開閉自在に取付けられ
ている。機体1の略中心部には、下部フレーム3
を貫通して駆動軸7が垂直に設けられている。こ
の駆動軸7は中空構造であつて、下部フレーム3
に連結した軸支部材8の筒部内側に設けた軸受
9,10、および後述のロールホルダに設けた軸
受11によつて回転自在に支持されている。そし
て、駆動軸7の下端は駆動機構2の例えばウオー
ム歯車製出力歯車12に連結されている。なお、
駆動機構2は、上記歯車12と、これに噛合うウ
オーム13と、図示しない原動機と、この原動機
の出力軸と上記ウオーム13の回転軸とに亙つて
設けられた伝動手段14とを備えて形成されてい
る。また、第1図中15はスラスト軸受を示して
いる。
した下部フレーム3、およびこのフレーム3上に
複数本の支柱4を介して設けた上部フレーム5を
備えており、その上下フレーム3,5間には扉6
が図示しないヒンジにより開閉自在に取付けられ
ている。機体1の略中心部には、下部フレーム3
を貫通して駆動軸7が垂直に設けられている。こ
の駆動軸7は中空構造であつて、下部フレーム3
に連結した軸支部材8の筒部内側に設けた軸受
9,10、および後述のロールホルダに設けた軸
受11によつて回転自在に支持されている。そし
て、駆動軸7の下端は駆動機構2の例えばウオー
ム歯車製出力歯車12に連結されている。なお、
駆動機構2は、上記歯車12と、これに噛合うウ
オーム13と、図示しない原動機と、この原動機
の出力軸と上記ウオーム13の回転軸とに亙つて
設けられた伝動手段14とを備えて形成されてい
る。また、第1図中15はスラスト軸受を示して
いる。
上記駆動軸7の中空部には固定支柱16が貫通
されている。固定支柱16の下端部は上記下部フ
レーム3にナツト17により連結されている。な
お、第1図中18は固定支柱16に上記出力歯車
12を回転自在に支持するための軸受である。
されている。固定支柱16の下端部は上記下部フ
レーム3にナツト17により連結されている。な
お、第1図中18は固定支柱16に上記出力歯車
12を回転自在に支持するための軸受である。
駆動軸7の外周にはこれと一体に回転する例え
ば2分割形の回転盤19が取付けられている。こ
の回転盤19には数個から数十個の臼20が取付
けられている。さらに回転盤19には、臼20の
臼孔に上方より挿脱される上杵21、および上記
臼孔の底をなす下杵22が、夫々上下動自在に取
付けられている。
ば2分割形の回転盤19が取付けられている。こ
の回転盤19には数個から数十個の臼20が取付
けられている。さらに回転盤19には、臼20の
臼孔に上方より挿脱される上杵21、および上記
臼孔の底をなす下杵22が、夫々上下動自在に取
付けられている。
そして、上記駆動機構2側と回転盤19側とを
仕切つている上記下部フレーム3の周部上面には
2本の柱23が立設されている。なお、第1図か
ら第3図中24は柱23を立設するために、この
柱23を貫通して下部フレーム3に螺合される締
付けボルトである。これらの柱23の上端部と上
記固定支柱16の上端部には、これらにわたつて
設けられる鋳物製のロールホルダ25の両端部が
夫々連結されている。上記柱23との連結は、ロ
ールホルダ25に設けた一対の脚部26を柱23
の上端に載せて、上記締付けボルト24で共締め
にすることによつてなされている。また、固定支
柱16との連結は、ロールホルダ25に連結した
駆動軸カバー27に固定支柱16の上端ねじ部を
貫通させるとともに、このねじ部にナツト28を
螺合することによつてなされている。そして、こ
のようにして両端(つまり、成形機中心側一端部
と成形機周部側他端部)を支持されたロールホル
ダ25の中間部にはロール軸29が取付けられ、
この軸29には、上記上杵21を下方に押し下げ
る加圧ロール30が軸受31を介して回転自在に
取付けられている。なお、第2図は加圧ロール3
0を一つ使用して粉末を圧縮成形する場合のロー
ルホルダ部を示し、かつ第3図は二つの加圧ロー
ルを使用して粉末をまず予圧してから次に主圧縮
を行つて粉末を圧縮成形する場合のロールホルダ
部を示している。
仕切つている上記下部フレーム3の周部上面には
2本の柱23が立設されている。なお、第1図か
ら第3図中24は柱23を立設するために、この
柱23を貫通して下部フレーム3に螺合される締
付けボルトである。これらの柱23の上端部と上
記固定支柱16の上端部には、これらにわたつて
設けられる鋳物製のロールホルダ25の両端部が
夫々連結されている。上記柱23との連結は、ロ
ールホルダ25に設けた一対の脚部26を柱23
の上端に載せて、上記締付けボルト24で共締め
にすることによつてなされている。また、固定支
柱16との連結は、ロールホルダ25に連結した
駆動軸カバー27に固定支柱16の上端ねじ部を
貫通させるとともに、このねじ部にナツト28を
螺合することによつてなされている。そして、こ
のようにして両端(つまり、成形機中心側一端部
と成形機周部側他端部)を支持されたロールホル
ダ25の中間部にはロール軸29が取付けられ、
この軸29には、上記上杵21を下方に押し下げ
る加圧ロール30が軸受31を介して回転自在に
取付けられている。なお、第2図は加圧ロール3
0を一つ使用して粉末を圧縮成形する場合のロー
ルホルダ部を示し、かつ第3図は二つの加圧ロー
ルを使用して粉末をまず予圧してから次に主圧縮
を行つて粉末を圧縮成形する場合のロールホルダ
部を示している。
また、回転盤19のまわりには上記加圧ロール
30の他かにも各種の成形要素、つまり、回転盤
19の臼取付け部上面に接する粉末供給器32、
ロールホルダ30に固定された上杵案内軌道3
3、および上杵安全低下器34(第4図参照)、
下部フレーム3に取付けられた低下軌道部材、重
量調節軌道部材、および突き上げ軌道部材等から
なる下杵案内軌道35、下部フレーム3上に上記
加圧ロール30と対向して回転自在に設けられた
下杵用加圧ロール36、上記臼取付け部の上面に
接して設けたスクレーパ37(第5図参照、同図
中矢印は回転盤19の回転方向、Aは臼20の回
転軌跡である。)、およびこのスクレーパ37に連
なり成形品を導き出す図示しないシユート等の各
種成形要素が配設されている。さらに、第1図中
38は粉末供給器32やスクレーパ等を支える支
持板、39は加圧ロール36を回転自在に支持す
る下部ロールホルダ、40はロール軸、41は軸
受である。なお、上記各加圧ローラ30,36は
いずれも図示しない調節機構により高さ位置を調
節されるようになつている。
30の他かにも各種の成形要素、つまり、回転盤
19の臼取付け部上面に接する粉末供給器32、
ロールホルダ30に固定された上杵案内軌道3
3、および上杵安全低下器34(第4図参照)、
下部フレーム3に取付けられた低下軌道部材、重
量調節軌道部材、および突き上げ軌道部材等から
なる下杵案内軌道35、下部フレーム3上に上記
加圧ロール30と対向して回転自在に設けられた
下杵用加圧ロール36、上記臼取付け部の上面に
接して設けたスクレーパ37(第5図参照、同図
中矢印は回転盤19の回転方向、Aは臼20の回
転軌跡である。)、およびこのスクレーパ37に連
なり成形品を導き出す図示しないシユート等の各
種成形要素が配設されている。さらに、第1図中
38は粉末供給器32やスクレーパ等を支える支
持板、39は加圧ロール36を回転自在に支持す
る下部ロールホルダ、40はロール軸、41は軸
受である。なお、上記各加圧ローラ30,36は
いずれも図示しない調節機構により高さ位置を調
節されるようになつている。
しかも、第4図に示した上記上杵安全低下器3
4および第5図に示したスクレーパ37には、こ
れに加わる設定レベル以上の振動が設定時間以上
続いた時に、異常振動として出力する振動スイツ
チ42(またはシヨツクスイツチとして呼ばれて
いる。)がねじ込んで取付けられている。上杵安
全低下器34に取付けられた振動スイツチ42
は、上杵21の下降不良が発生して上杵21が円
滑に上下動できなくなつた場合に、第4図中二点
鎖線のように上杵21上端が上記低下器34に衝
突することにもとずいて、異常状態を検出するた
めに使用され、またスクレーパ37に取付けた振
動スイツチ42も、下杵22の杵先先端の破損に
もとずく破片や成形品のスクレーパ部での取出し
不良等の取出し不良を検出するために使用され
る。そして、これら振動スイツチ42の使用によ
り、従来における異常検出構造、(つまり、少な
くとも検出対象が当接する可動部と、この可動部
の設定以上の変位によつてONされるリミツトス
イツチ等を具備してなる。)に比較して、構造を
遥かに簡単化し、かつ小形化するとともに、粉塵
の影響を受ける可動部を省略して検出の信頼性を
向上し、更には可動部を設定検出位置に保持させ
る為のばね圧の調整も必要とせず、組立てならび
に検出のばらつきをなくすように構成したもので
ある。
4および第5図に示したスクレーパ37には、こ
れに加わる設定レベル以上の振動が設定時間以上
続いた時に、異常振動として出力する振動スイツ
チ42(またはシヨツクスイツチとして呼ばれて
いる。)がねじ込んで取付けられている。上杵安
全低下器34に取付けられた振動スイツチ42
は、上杵21の下降不良が発生して上杵21が円
滑に上下動できなくなつた場合に、第4図中二点
鎖線のように上杵21上端が上記低下器34に衝
突することにもとずいて、異常状態を検出するた
めに使用され、またスクレーパ37に取付けた振
動スイツチ42も、下杵22の杵先先端の破損に
もとずく破片や成形品のスクレーパ部での取出し
不良等の取出し不良を検出するために使用され
る。そして、これら振動スイツチ42の使用によ
り、従来における異常検出構造、(つまり、少な
くとも検出対象が当接する可動部と、この可動部
の設定以上の変位によつてONされるリミツトス
イツチ等を具備してなる。)に比較して、構造を
遥かに簡単化し、かつ小形化するとともに、粉塵
の影響を受ける可動部を省略して検出の信頼性を
向上し、更には可動部を設定検出位置に保持させ
る為のばね圧の調整も必要とせず、組立てならび
に検出のばらつきをなくすように構成したもので
ある。
上記構成の回転式粉末圧縮機において、回転盤
19の回転に伴つて上下に相対向する上杵21と
下杵22とが圧縮成形位置を通過すると、その際
に上杵21が加圧ロール30に接して押し下げら
れると同時に、下杵22が加圧ロール36に接し
て押し上げられるので、臼20内に取込まれてい
る粉末の圧縮成形がなされる。そして、この圧縮
成形時において上側加圧ロール30に作用する成
形荷重の反力は、このロール30を支持している
ロールホルダ25に作用する。
19の回転に伴つて上下に相対向する上杵21と
下杵22とが圧縮成形位置を通過すると、その際
に上杵21が加圧ロール30に接して押し下げら
れると同時に、下杵22が加圧ロール36に接し
て押し上げられるので、臼20内に取込まれてい
る粉末の圧縮成形がなされる。そして、この圧縮
成形時において上側加圧ロール30に作用する成
形荷重の反力は、このロール30を支持している
ロールホルダ25に作用する。
ところで、既述の構成によれば、成形機の略中
心部に駆動軸7があるにも拘らず、この駆動軸7
を中空構造とすることによつて、その中空部に固
定支柱16を貫通して配設できる。それによつ
て、成形機の略中心部において既述の如く設けた
固定支柱16と下部フレーム3に立設した2本の
柱23とで、上杵用の加圧ロール30が取付けら
れたロールホルダ25を両端支持して設けること
ができる。
心部に駆動軸7があるにも拘らず、この駆動軸7
を中空構造とすることによつて、その中空部に固
定支柱16を貫通して配設できる。それによつ
て、成形機の略中心部において既述の如く設けた
固定支柱16と下部フレーム3に立設した2本の
柱23とで、上杵用の加圧ロール30が取付けら
れたロールホルダ25を両端支持して設けること
ができる。
このようにロールホルダ25は両端支持されて
いるから、その肉厚を増やしたり形状を工夫して
強度を向上させることなく、上記成形荷重の反力
を十分に支えることができる。したがつて、ロー
ルホルダ25の小形軽量化が図れるとともに、こ
のホルダ25の占有スペースが減少され、相対的
には回転盤19まわりのメンテナンス上の作業ス
ペースが広く確保できる。したがつて、回転盤1
9のまわりに吸塵ノズルや防塵用のカバーを設け
た場合、これら部材の着脱および清掃、圧縮成形
部等での目視による上杵21の動作確認等の各種
のメンテナンス作業を容易化できる。
いるから、その肉厚を増やしたり形状を工夫して
強度を向上させることなく、上記成形荷重の反力
を十分に支えることができる。したがつて、ロー
ルホルダ25の小形軽量化が図れるとともに、こ
のホルダ25の占有スペースが減少され、相対的
には回転盤19まわりのメンテナンス上の作業ス
ペースが広く確保できる。したがつて、回転盤1
9のまわりに吸塵ノズルや防塵用のカバーを設け
た場合、これら部材の着脱および清掃、圧縮成形
部等での目視による上杵21の動作確認等の各種
のメンテナンス作業を容易化できる。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案の実施に当つては、考案の要旨に反し
ない限り、回転盤、臼、駆動機構およびその出力
軸、駆動軸、固定支柱、下部フレーム、柱、ロー
ルホルダ、加圧ロール等の具体的な構造、形状、
位置等は、上記一実施例に制約されることなく、
種々の態様に構成して実施できることはもちろん
である。
が、本考案の実施に当つては、考案の要旨に反し
ない限り、回転盤、臼、駆動機構およびその出力
軸、駆動軸、固定支柱、下部フレーム、柱、ロー
ルホルダ、加圧ロール等の具体的な構造、形状、
位置等は、上記一実施例に制約されることなく、
種々の態様に構成して実施できることはもちろん
である。
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、回転盤の中心部を貫通
しこの回転盤を伴つて回転する駆動軸を成形機の
略中心部に設けたセンタードライブ形の回転式粉
末圧縮成形機にあつて、上杵を押し下げる加圧ロ
ーラを支持するロールホルダの成形機中心部側一
端を、上記駆動軸を貫通して設けた1本の固定支
柱で支持するとともに、ロールホルダの成形機周
部側他端を下部フレームに立設した2本の柱で支
持することによつて、このロールホルダを両端支
持する構成としたから、成形荷重の反力を支持す
るロールホルダを最少数の支柱で支えることがで
きるとともに、ロールホルダの小形軽量化を実現
して、回転盤まわりメンテナンス上の作業スペー
スを大きく確保できるという実用上の効果を有す
る。
旨とする本考案によれば、回転盤の中心部を貫通
しこの回転盤を伴つて回転する駆動軸を成形機の
略中心部に設けたセンタードライブ形の回転式粉
末圧縮成形機にあつて、上杵を押し下げる加圧ロ
ーラを支持するロールホルダの成形機中心部側一
端を、上記駆動軸を貫通して設けた1本の固定支
柱で支持するとともに、ロールホルダの成形機周
部側他端を下部フレームに立設した2本の柱で支
持することによつて、このロールホルダを両端支
持する構成としたから、成形荷重の反力を支持す
るロールホルダを最少数の支柱で支えることがで
きるとともに、ロールホルダの小形軽量化を実現
して、回転盤まわりメンテナンス上の作業スペー
スを大きく確保できるという実用上の効果を有す
る。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断
側面図、第2図は第1図中−線に沿う断面
図、第3図は加圧ロールを二つ使用した回転式粉
末圧縮成形機における上記第2図相当の断面図、
第4図は上杵安全低下器部分の展開図、第5図は
スクレーパ部分の平面図である。 2……駆動機構、3……下部フレーム、12…
…出力歯車、16……固定支柱、19……回転
盤、20……臼、21……上杵、23……柱、2
5……ロールホルダ、30……加圧ロール。
側面図、第2図は第1図中−線に沿う断面
図、第3図は加圧ロールを二つ使用した回転式粉
末圧縮成形機における上記第2図相当の断面図、
第4図は上杵安全低下器部分の展開図、第5図は
スクレーパ部分の平面図である。 2……駆動機構、3……下部フレーム、12…
…出力歯車、16……固定支柱、19……回転
盤、20……臼、21……上杵、23……柱、2
5……ロールホルダ、30……加圧ロール。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回転盤の中心部に駆動軸を貫通させるととも
に、これら回転盤と駆動軸とを連結し、上記駆動
軸の下端部を駆動機構の出力歯車に連結して上記
回転盤を駆動するセンタードライブ形の回転式粉
末圧縮成形機において、 上記駆動機構側と上記回転盤側とを仕切る下部
フレームの上部に2本の柱を立設するとともに、
上記駆動軸を中空構造としてその中空部に固定支
柱を貫通させ、かつ、この固定支柱の上端部と上
記2本の柱の上端部に、これらにわたつて設けら
れるロールホルダの両端部を夫々連結し、このロ
ールホルダには上記回転盤に取付けられた臼に上
方より挿脱される上杵を押し下げる加圧ローラを
取付けたことを特徴とする回転式粉末圧縮成形
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11637986U JPH0237518Y2 (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11637986U JPH0237518Y2 (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6325296U JPS6325296U (ja) | 1988-02-19 |
JPH0237518Y2 true JPH0237518Y2 (ja) | 1990-10-11 |
Family
ID=31000909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11637986U Expired JPH0237518Y2 (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0237518Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009020196A1 (de) * | 2009-05-07 | 2010-11-11 | Korsch Ag | Rundlaufpresse insbesondere zur Herstellung von Tabletten |
EP3072675A1 (de) * | 2015-03-27 | 2016-09-28 | Korsch AG | Rundlaufpresse mit mindestens einer auf einer Trägerplatte befestigbaren Druckrollenstation sowie Verfahren zum Befestigen und Lösen der Druckrollenstation |
JP2021107862A (ja) | 2019-12-27 | 2021-07-29 | ローランド株式会社 | 電子楽器用通信装置 |
-
1986
- 1986-07-29 JP JP11637986U patent/JPH0237518Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6325296U (ja) | 1988-02-19 |
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