JPH0237427Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0237427Y2 JPH0237427Y2 JP1985032897U JP3289785U JPH0237427Y2 JP H0237427 Y2 JPH0237427 Y2 JP H0237427Y2 JP 1985032897 U JP1985032897 U JP 1985032897U JP 3289785 U JP3289785 U JP 3289785U JP H0237427 Y2 JPH0237427 Y2 JP H0237427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- straw
- tip
- diameter
- reduced
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010902 straw Substances 0.000 claims description 141
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 6
- 230000035622 drinking Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47G—HOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
- A47G21/00—Table-ware
- A47G21/18—Drinking straws or the like
- A47G21/189—Drinking straws or the like telescoping
Landscapes
- Table Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、内側ストロー及び外側ストローか
らなる摺動式の伸縮ストローの改良に関する。
らなる摺動式の伸縮ストローの改良に関する。
(従来の技術)
飲料用容器に付着させるストローは、飲用の際
に容器内に落ち込んでしまわないよう、当該飲料
用容器の深さよりも長いものであることが望まし
い。しかし、飲用に不便でない程度の長さのスト
ローは、飲料用容器自体よりも長いものであるた
め、これを該容器に付着させることは行い難い。
そこで、付着時には縮んだ状態にあつて、飲用時
に伸長する伸縮ストローを付着する必要が生ず
る。この伸縮ストローであつて、内側ストロー及
び外側ストローからなる二重構造のものは、その
結合部で外側ストローの端部を縮径し、内側スト
ローの端部を拡径したにすぎないものであるた
め、従前次の様な問題を生じていた。
に容器内に落ち込んでしまわないよう、当該飲料
用容器の深さよりも長いものであることが望まし
い。しかし、飲用に不便でない程度の長さのスト
ローは、飲料用容器自体よりも長いものであるた
め、これを該容器に付着させることは行い難い。
そこで、付着時には縮んだ状態にあつて、飲用時
に伸長する伸縮ストローを付着する必要が生ず
る。この伸縮ストローであつて、内側ストロー及
び外側ストローからなる二重構造のものは、その
結合部で外側ストローの端部を縮径し、内側スト
ローの端部を拡径したにすぎないものであるた
め、従前次の様な問題を生じていた。
即ち、伸縮ストローを伸長した状態にして、こ
れを飲料用容器中に差し込み飲用するのである
が、このストローを伸長する際、内側ストローを
正規の伸長方向即ち先端方向に伸長すれば正しい
取扱いができるが、うつかりして逆方向に伸長し
てしまうと、内側ストローが外側ストローから抜
け出てしまう欠点があつたし、更には、上記従前
のストローには伸長状態を確実に維持する為の手
段、即ち再びストローが容易に収縮するのを防ぐ
手段がなかつた為、飲用中にうつかりストローを
押して収縮させてしまいストローを容器中に落と
してしまう惧があつた。
れを飲料用容器中に差し込み飲用するのである
が、このストローを伸長する際、内側ストローを
正規の伸長方向即ち先端方向に伸長すれば正しい
取扱いができるが、うつかりして逆方向に伸長し
てしまうと、内側ストローが外側ストローから抜
け出てしまう欠点があつたし、更には、上記従前
のストローには伸長状態を確実に維持する為の手
段、即ち再びストローが容易に収縮するのを防ぐ
手段がなかつた為、飲用中にうつかりストローを
押して収縮させてしまいストローを容器中に落と
してしまう惧があつた。
考案者は、上記の点に鑑み、内側ストローが外
側ストローから容易に抜け出ることのないように
すると共に、ストローを一旦伸長した後は容易に
収縮することなく、伸長状態を維持することを目
的として、内側ストローの基端を拡径して拡径部
とし、外側ストローの先端を縮径して縮径部と
し、これら内外ストローの伸長状態で内側ストロ
ーの基端と外側ストローの先端とが係合するよう
にし、更に外側ストローの先端近傍位置に内側ス
トローの引き込みを防止する内向きストツパーを
形成すると共に内側ストローの抜け出しを防止す
る為外側ストローの基端にも縮径部を形成してな
る伸縮ストローを開発し、実開昭60−34275号に
て既に提案している。また、同様の伸縮ストロー
が実開昭59−177372号にても提案され公知であ
る。
側ストローから容易に抜け出ることのないように
すると共に、ストローを一旦伸長した後は容易に
収縮することなく、伸長状態を維持することを目
的として、内側ストローの基端を拡径して拡径部
とし、外側ストローの先端を縮径して縮径部と
し、これら内外ストローの伸長状態で内側ストロ
ーの基端と外側ストローの先端とが係合するよう
にし、更に外側ストローの先端近傍位置に内側ス
トローの引き込みを防止する内向きストツパーを
形成すると共に内側ストローの抜け出しを防止す
る為外側ストローの基端にも縮径部を形成してな
る伸縮ストローを開発し、実開昭60−34275号に
て既に提案している。また、同様の伸縮ストロー
が実開昭59−177372号にても提案され公知であ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
この既に提案した改良された伸縮ストローは、
内側ストローが抜け出ることなく、又伸長状態に
おいて内側ストローが外側ストロー内に入り込ん
で収縮することなくきわめて良好であるが、上記
内向きストツパーが単なる内向きの突起状に形成
されているため、内側ストローを外側ストローか
ら引き出して伸長する際、該内側ストローの基端
部の拡径部が、上記ストツパーを乗り越え難く、
ややもすると内側ストローの引き込み防止の係合
が円滑に行われないまま使用することになつた
り、あるいは上記内側ストローの基端部のストツ
パーの乗り越え作用が円滑におこなわれないこと
に原因して、内側ストローを強く引張り、外側ス
トローの先端縮径部までも越えてしまうという問
題点があつた。
内側ストローが抜け出ることなく、又伸長状態に
おいて内側ストローが外側ストロー内に入り込ん
で収縮することなくきわめて良好であるが、上記
内向きストツパーが単なる内向きの突起状に形成
されているため、内側ストローを外側ストローか
ら引き出して伸長する際、該内側ストローの基端
部の拡径部が、上記ストツパーを乗り越え難く、
ややもすると内側ストローの引き込み防止の係合
が円滑に行われないまま使用することになつた
り、あるいは上記内側ストローの基端部のストツ
パーの乗り越え作用が円滑におこなわれないこと
に原因して、内側ストローを強く引張り、外側ス
トローの先端縮径部までも越えてしまうという問
題点があつた。
この考案は、上記問題点に鑑み、内側ストロー
が外側ストローから容易に抜け出ることのないよ
うにし、ストローを一旦伸長した後は、容易に収
縮することのないようにすることは勿論、内側ス
トローの基端拡径部が外側ストローの内向きスト
ツパーの乗り越えを円滑に行い得るようにするこ
とを目的としてなしたものである。
が外側ストローから容易に抜け出ることのないよ
うにし、ストローを一旦伸長した後は、容易に収
縮することのないようにすることは勿論、内側ス
トローの基端拡径部が外側ストローの内向きスト
ツパーの乗り越えを円滑に行い得るようにするこ
とを目的としてなしたものである。
(問題点を解決する為の手段)
この為にこの考案では、内側ストローの基端を
拡径して拡径部とし、外側ストローの先端を縮径
して縮径部とし、これら内外ストローの伸長状態
で内側ストローの基端と外側ストローの先端とが
係合するようにし、更に伸長ストローの先端近傍
位置に内側ストローの引き込みを防止する内向き
ストツパーを形成すると共に内側ストローの抜け
出しを防止する為外側ストローの基端にも縮径部
を形成してなる伸縮ストローであつて、上記外側
ストローの内向きストツパーの基端側の傾斜を緩
傾斜とし、先端側の傾斜を急傾斜としてあること
を特徴とする。
拡径して拡径部とし、外側ストローの先端を縮径
して縮径部とし、これら内外ストローの伸長状態
で内側ストローの基端と外側ストローの先端とが
係合するようにし、更に伸長ストローの先端近傍
位置に内側ストローの引き込みを防止する内向き
ストツパーを形成すると共に内側ストローの抜け
出しを防止する為外側ストローの基端にも縮径部
を形成してなる伸縮ストローであつて、上記外側
ストローの内向きストツパーの基端側の傾斜を緩
傾斜とし、先端側の傾斜を急傾斜としてあること
を特徴とする。
(実施例)
以下図面に示した好ましい実施例により本考案
の詳細を説明する。
の詳細を説明する。
図示した様に、伸縮ストローは内側ストロー1
及び外側ストロー3により構成してある。内側ス
トロー1の先端は斜めに切り落として斜端部5と
してあり、該ストローの飲料用容器への挿入と、
内側ストロー1を外側ストロー3に挿入して伸縮
ストローを組み立てる作業とを容易に行えるよう
にしてある。そして、内側ストロー1の基端部、
即ち外側ストロー3との結合部側の端部を拡径し
て拡径部2としてある。図示した実施例の拡径部
2は、単に内側ストロー1の基端部をラツパ状と
しただけであるが、この拡径部2の形状はラツパ
状だけに限られるものではなく、内側ストロー1
本体の径より大径となつていればよい。例えば好
ましい形状としては図示したラツパ状の拡開端を
僅かに円筒状に伸長させてもよいし、更には拡開
端あるいは伸長端を内向きにカールさせてもよ
い。
及び外側ストロー3により構成してある。内側ス
トロー1の先端は斜めに切り落として斜端部5と
してあり、該ストローの飲料用容器への挿入と、
内側ストロー1を外側ストロー3に挿入して伸縮
ストローを組み立てる作業とを容易に行えるよう
にしてある。そして、内側ストロー1の基端部、
即ち外側ストロー3との結合部側の端部を拡径し
て拡径部2としてある。図示した実施例の拡径部
2は、単に内側ストロー1の基端部をラツパ状と
しただけであるが、この拡径部2の形状はラツパ
状だけに限られるものではなく、内側ストロー1
本体の径より大径となつていればよい。例えば好
ましい形状としては図示したラツパ状の拡開端を
僅かに円筒状に伸長させてもよいし、更には拡開
端あるいは伸長端を内向きにカールさせてもよ
い。
外側ストロー3の内側ストロー1との結合部側
の端部即ち先端は、縮径して縮径部4としてあ
り、さらに、該縮径部4の先端を内側ストロー1
の伸長方向に適宜な長さ延長して先細部6を形成
してある。この先細部6の内径は、内側ストロー
1の摺動に支障がない程度に、該内側ストロー1
の外径と略一致させてある。従つて内側ストロー
1の拡径部2と外側ストロー3の縮径部4との係
合により、ストロー伸長状態で内側ストロー1が
外側ストロー3から抜け落ちることがなく、且
つ、内側ストロー1は外側ストロー3の先端部6
にて保持されるから、これら内外ストロー1,3
がその結合部において屈曲することがない。
の端部即ち先端は、縮径して縮径部4としてあ
り、さらに、該縮径部4の先端を内側ストロー1
の伸長方向に適宜な長さ延長して先細部6を形成
してある。この先細部6の内径は、内側ストロー
1の摺動に支障がない程度に、該内側ストロー1
の外径と略一致させてある。従つて内側ストロー
1の拡径部2と外側ストロー3の縮径部4との係
合により、ストロー伸長状態で内側ストロー1が
外側ストロー3から抜け落ちることがなく、且
つ、内側ストロー1は外側ストロー3の先端部6
にて保持されるから、これら内外ストロー1,3
がその結合部において屈曲することがない。
上記外側ストローの先端近傍位置に、伸長状態
にある内側ストロー1の引き込みを防止する内向
きストツパー7を形成してあり、更に外側ストロ
ー3の基端にも、一旦挿入された内側ストローが
みだりに抜け出すのを防止する為の縮径部8を形
成してある。図面に示した実施例では、上記内向
きストツパー7の位置を外側ストローの先端近傍
位置にあつても、縮径部4から僅かに離れた位置
に形成してあるが、このストツパー7の位置は縮
径部4に一部がかかる位置にあつてもよい。
にある内側ストロー1の引き込みを防止する内向
きストツパー7を形成してあり、更に外側ストロ
ー3の基端にも、一旦挿入された内側ストローが
みだりに抜け出すのを防止する為の縮径部8を形
成してある。図面に示した実施例では、上記内向
きストツパー7の位置を外側ストローの先端近傍
位置にあつても、縮径部4から僅かに離れた位置
に形成してあるが、このストツパー7の位置は縮
径部4に一部がかかる位置にあつてもよい。
そして特に本考案では、上記外側ストロー3の
内向きストツパー7を形成する基端側の傾斜9を
緩傾斜とし、先端側の傾斜10を急傾斜としてあ
る。そしてこの緩傾斜9と急傾斜10との関係に
よつて内向きストツパー7の長手方向長さを比較
的長くし、このストツパー7の縦方向の強度を高
めたものである。このことによつて後述する内側
ストロー1の拡径部2の円滑な乗り越えは勿論で
あるが、この内側ストロー1の拡径部2と内向き
ストツパー7の先端側傾斜10との係合力を高
め、内側ストロー1の戻りを強力に阻止すること
ができる。
内向きストツパー7を形成する基端側の傾斜9を
緩傾斜とし、先端側の傾斜10を急傾斜としてあ
る。そしてこの緩傾斜9と急傾斜10との関係に
よつて内向きストツパー7の長手方向長さを比較
的長くし、このストツパー7の縦方向の強度を高
めたものである。このことによつて後述する内側
ストロー1の拡径部2の円滑な乗り越えは勿論で
あるが、この内側ストロー1の拡径部2と内向き
ストツパー7の先端側傾斜10との係合力を高
め、内側ストロー1の戻りを強力に阻止すること
ができる。
図示した実施例では、上記内向きストツパー7
を4ケの内向き突起により形成したが、その数は
4ケよりも少なくても多くてもいくつでもよく、
更にはこの内向きストツパーの形状は外側ストロ
ーの周壁に沿うリング状のストツパーでもよい。
を4ケの内向き突起により形成したが、その数は
4ケよりも少なくても多くてもいくつでもよく、
更にはこの内向きストツパーの形状は外側ストロ
ーの周壁に沿うリング状のストツパーでもよい。
上記の通りの構成からなる本考案伸縮ストロー
を組み込むには、内側ストロー1の先端斜端部5
を外側ストローの基端に差し込み、これを押し込
んで内側ストロー1の基端拡径部2を、外側スト
ロー基端の縮径部8を通過させればよい。そして
このストローは合成樹脂製のものであるから、あ
る程度以上の力によつて押し込めば、拡径部2の
縮径部8位置の通過は比較的容易である。そして
この状態では、内側ストロー1の先端が外側スト
ロー3の先端より僅かに抜き出た状態(第1,2
図示)となる。従つてこの抜き出た内側ストロー
1の先端を摘まんでこれを引き出せば、内側スト
ロー1の基端拡径部2が内側ストローの先端近傍
の内向きストツパー7を通過して外側ストローの
先端縮径部と係合し、伸長状態となる。そして該
内側ストロー1を引き込めて収縮しようとして、
通常の弱い力で押し込もうとしても内側ストロー
1の拡径部2が外側ストロー3の内向きストツパ
ーに係止され、該内側ストローの引き込みが阻止
される。従つてストローの伸長状態が維持され、
むやみにこれが収縮する惧はない。
を組み込むには、内側ストロー1の先端斜端部5
を外側ストローの基端に差し込み、これを押し込
んで内側ストロー1の基端拡径部2を、外側スト
ロー基端の縮径部8を通過させればよい。そして
このストローは合成樹脂製のものであるから、あ
る程度以上の力によつて押し込めば、拡径部2の
縮径部8位置の通過は比較的容易である。そして
この状態では、内側ストロー1の先端が外側スト
ロー3の先端より僅かに抜き出た状態(第1,2
図示)となる。従つてこの抜き出た内側ストロー
1の先端を摘まんでこれを引き出せば、内側スト
ロー1の基端拡径部2が内側ストローの先端近傍
の内向きストツパー7を通過して外側ストローの
先端縮径部と係合し、伸長状態となる。そして該
内側ストロー1を引き込めて収縮しようとして、
通常の弱い力で押し込もうとしても内側ストロー
1の拡径部2が外側ストロー3の内向きストツパ
ーに係止され、該内側ストローの引き込みが阻止
される。従つてストローの伸長状態が維持され、
むやみにこれが収縮する惧はない。
そして特に本考案では、上記内向きストツパー
7を形成した基端側傾斜9を緩傾斜とし、先端側
傾斜10を急傾斜としたから、内側ストローを伸
長させてその基端の拡径部2が内向きストツパー
7を乗り越えるときには、該緩傾斜によつて円滑
に乗り越え、一旦乗り越えた後は、先端側の急傾
斜10によつて係止され、容易に内側ストローが
引き込む惧なく、伸長状態を確実に維持すること
ができる。
7を形成した基端側傾斜9を緩傾斜とし、先端側
傾斜10を急傾斜としたから、内側ストローを伸
長させてその基端の拡径部2が内向きストツパー
7を乗り越えるときには、該緩傾斜によつて円滑
に乗り越え、一旦乗り越えた後は、先端側の急傾
斜10によつて係止され、容易に内側ストローが
引き込む惧なく、伸長状態を確実に維持すること
ができる。
(考案の効果)
叙上の如く本考案伸縮ストローの改良によれ
ば、外側ストローの基端に縮径部を形成したから
一旦挿入された内側ストローがみだりに抜け落ち
ることなく、常に内側ストローと外側ストローと
を対の状態とし得る利点を有し、更に外側ストロ
ーの先端近傍位置に内向きストツパーが形成して
あるから、このストツパーがストローの伸長状態
において、内側ストローの引き込みを防止し、伸
長状態を確実に維持できる利点を有し、取扱いが
確実となつた実用上の利点を有すると共に、特に
本考案では、内向きストツパーを形成した基端側
傾斜を緩く、先端側傾斜を急としたから、内側ス
トローの伸長時における内側ストローの拡径部の
乗り越えがきわめて円滑に行える効果を有する。
更に、本考案では、ストツパーの先端側傾斜を急
傾斜としてあるから、内側ストローの拡径部の円
滑なストツパー乗り越えの後は、外側ストローの
先端側の急傾斜によつて、内側ストローの拡径部
の係止を確実とし、伸長状態を確実に維持するこ
とができ、ストローの容器への突き刺し時あるい
はその後の飲用中にストローが収縮してしまうよ
うなことのない実用上の大きな効果も有する。
ば、外側ストローの基端に縮径部を形成したから
一旦挿入された内側ストローがみだりに抜け落ち
ることなく、常に内側ストローと外側ストローと
を対の状態とし得る利点を有し、更に外側ストロ
ーの先端近傍位置に内向きストツパーが形成して
あるから、このストツパーがストローの伸長状態
において、内側ストローの引き込みを防止し、伸
長状態を確実に維持できる利点を有し、取扱いが
確実となつた実用上の利点を有すると共に、特に
本考案では、内向きストツパーを形成した基端側
傾斜を緩く、先端側傾斜を急としたから、内側ス
トローの伸長時における内側ストローの拡径部の
乗り越えがきわめて円滑に行える効果を有する。
更に、本考案では、ストツパーの先端側傾斜を急
傾斜としてあるから、内側ストローの拡径部の円
滑なストツパー乗り越えの後は、外側ストローの
先端側の急傾斜によつて、内側ストローの拡径部
の係止を確実とし、伸長状態を確実に維持するこ
とができ、ストローの容器への突き刺し時あるい
はその後の飲用中にストローが収縮してしまうよ
うなことのない実用上の大きな効果も有する。
図面は本考案の好ましい実施例を示し、第1図
はその収縮状態の正面図、第2図はその拡大縦断
面図で一部を省略してあり、第3図は伸長状態の
拡大断面図で一部を省略してある。 1……内側ストロー、2……拡径部、3……外
側ストロー、4……縮径部、7……内向ストツパ
ー、8……縮径部、9……基端側傾斜、10……
先端側傾斜。
はその収縮状態の正面図、第2図はその拡大縦断
面図で一部を省略してあり、第3図は伸長状態の
拡大断面図で一部を省略してある。 1……内側ストロー、2……拡径部、3……外
側ストロー、4……縮径部、7……内向ストツパ
ー、8……縮径部、9……基端側傾斜、10……
先端側傾斜。
Claims (1)
- 内側ストローの基端を拡径して拡径部とし、外
側ストローの先端を縮径して縮径部とし、これら
内外ストローの伸長状態で内側ストローの基端と
外側ストローの先端とが係合するようにし、更に
外側ストローの先端近傍位置に内側ストローの引
き込みを防止する内向きストツパーを形成すると
共に内側ストローの抜け出しを防止する為外側ス
トローの基端にも縮径部を形成してなる伸縮スト
ローであつて、上記外側ストローの内向きストツ
パーの基端側の傾斜を緩傾斜とし、先端側の傾斜
を急傾斜としてあることを特徴とする伸縮ストロ
ーの改良。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985032897U JPH0237427Y2 (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | |
DE8686102015T DE3664555D1 (en) | 1985-03-08 | 1986-02-17 | Telescopic drinking straw |
EP86102015A EP0193781B1 (en) | 1985-03-08 | 1986-02-17 | Telescopic drinking straw |
US06/833,069 US4688721A (en) | 1985-03-08 | 1986-02-26 | Extensible and contractible double straw |
US07/037,793 US4736887A (en) | 1985-03-08 | 1987-04-13 | Extensible straw assembly for beverages |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985032897U JPH0237427Y2 (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61149573U JPS61149573U (ja) | 1986-09-16 |
JPH0237427Y2 true JPH0237427Y2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=12371683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985032897U Expired JPH0237427Y2 (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4688721A (ja) |
EP (1) | EP0193781B1 (ja) |
JP (1) | JPH0237427Y2 (ja) |
DE (1) | DE3664555D1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0229847A4 (en) * | 1985-06-21 | 1987-10-08 | Showa Denko Kk | SUCTION HOSE. |
US5039012A (en) * | 1988-01-07 | 1991-08-13 | Koichi Inaba | Straw for beverages |
JPH073981Y2 (ja) * | 1989-02-22 | 1995-02-01 | 昭和電工株式会社 | 2段式ストロー |
US5975340A (en) * | 1997-12-17 | 1999-11-02 | The Popstraw Company, Llc | Straw and dispensing device for use in a beverage container |
US5848721A (en) * | 1997-12-17 | 1998-12-15 | The Popstraw Company, Llc | Dual straw/prize dispensing device for beverage container |
EP2407201B1 (en) * | 2004-10-25 | 2014-05-14 | Coloplast A/S | Male telescope catheter |
CN101203440A (zh) * | 2005-06-24 | 2008-06-18 | Wfcp有限公司 | 带有一体的附件和内部吸管的柔性直立袋 |
US7823802B1 (en) | 2006-04-04 | 2010-11-02 | Roche Sharla D | Extensible straw for a disposable collapsible drink mixing container |
US20090065605A1 (en) * | 2006-04-04 | 2009-03-12 | Roche Sharla D | Extensible Straw for a Disposable Collapsible Drink Mixing Container |
US20070231431A1 (en) * | 2006-04-04 | 2007-10-04 | Roche Sharla D | Disposable collapsible drink mixing container |
US8579148B2 (en) | 2010-12-02 | 2013-11-12 | GreenPaxx LLC | Cover and straw for use with a container |
US9370270B1 (en) * | 2015-08-14 | 2016-06-21 | Wei K. Hsu | Sipping straw system and method of use |
US11160403B1 (en) | 2018-04-08 | 2021-11-02 | Arix Grant Zalace | Reusable straw assembly with housing and cleaning brush |
KR102248853B1 (ko) * | 2018-12-04 | 2021-05-07 | 주식회사 서일 | 음료용 신축 종이스트로 |
US11116342B1 (en) | 2019-12-10 | 2021-09-14 | William Braziel | Pocket straw |
KR20220043664A (ko) * | 2020-09-29 | 2022-04-05 | 주식회사 서일 | 다단 결속구조를 포함하는 종이빨대 제조방법 및 종이빨대 |
KR20220043667A (ko) * | 2020-09-29 | 2022-04-05 | 주식회사 서일 | 다단 결속구조를 포함하는 하이브리드 종이빨대 제조방법 및 하이브리드 종이빨대 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59177372U (ja) * | 1983-05-17 | 1984-11-27 | テトラ・パツク・インタ−ナシヨナル・アクチボラグ | 飲料用ストロ− |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1150407A (en) * | 1913-08-12 | 1915-08-17 | Babcock & Wilcox Co | Steam-superheater. |
FR622685A (fr) * | 1926-02-08 | 1927-06-03 | Chalumeau personnel | |
US2288848A (en) * | 1940-11-04 | 1942-07-07 | Frank C Hamilton | Sipper |
GB895505A (en) * | 1958-11-11 | 1962-05-02 | Frederick Cyril Malone | Improvements in or relating to interlocking tubular members |
US3220587A (en) * | 1964-04-30 | 1965-11-30 | Anthony L Griffin | Bottle with self-contained drinking straw |
DE1912368A1 (de) * | 1968-04-30 | 1969-11-20 | Magyar Vagon Es Gepgyar | Schmieranordnung fuer Fahrzeuglaufwerke |
US4135274A (en) * | 1977-02-17 | 1979-01-23 | Catherine Freeman | Liquid applicator |
US4258884A (en) * | 1978-12-20 | 1981-03-31 | Rogers David L | Nozzle extension system for caulking gun |
EP0139074A3 (en) * | 1983-04-11 | 1985-06-05 | Sanyo Shiki Kabushiki Kaisha | Telescopic drinking straw |
CA1222465A (en) * | 1984-09-28 | 1987-06-02 | Tetra Pak International Aktiebolag | Drinking straw |
-
1985
- 1985-03-08 JP JP1985032897U patent/JPH0237427Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-02-17 DE DE8686102015T patent/DE3664555D1/de not_active Expired
- 1986-02-17 EP EP86102015A patent/EP0193781B1/en not_active Expired
- 1986-02-26 US US06/833,069 patent/US4688721A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59177372U (ja) * | 1983-05-17 | 1984-11-27 | テトラ・パツク・インタ−ナシヨナル・アクチボラグ | 飲料用ストロ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0193781A1 (en) | 1986-09-10 |
JPS61149573U (ja) | 1986-09-16 |
EP0193781B1 (en) | 1989-07-26 |
US4688721A (en) | 1987-08-25 |
DE3664555D1 (en) | 1989-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0237427Y2 (ja) | ||
US6908250B2 (en) | Retainer for retaining collapsed poles within another pole | |
US20020032069A1 (en) | Chalk holding device | |
EP0242637B1 (en) | Extensible straw assembly used to take beverage | |
EP0139074A2 (en) | Telescopic drinking straw | |
JPH0156762B2 (ja) | ||
JPS62249617A (ja) | 飲料用伸縮ストロ− | |
JPS62192122A (ja) | 飲料用伸縮ストロ− | |
JPH0524329Y2 (ja) | ||
JP2556194Y2 (ja) | 飲料用三段伸縮ストロー | |
JPH0524330Y2 (ja) | ||
JPH0715553Y2 (ja) | 注射針用キャップ | |
JPS5832682Y2 (ja) | テント用フレ−ム | |
JPS6034276U (ja) | 伸縮ストロー改良 | |
JPS6124054Y2 (ja) | ||
JPH03188807A (ja) | 飲料用伸縮ストロー | |
JPS5820125Y2 (ja) | 振出しざお | |
JPS5854218Y2 (ja) | シヤツタレバ−の握り機構 | |
JPH02111368U (ja) | ||
JPS6343937Y2 (ja) | ||
JPH0343476U (ja) | ||
JPS6034275U (ja) | 伸縮ストロ−の改良 | |
JPH1199050A (ja) | 飲料用三段伸縮ストロー | |
JPS63128347U (ja) | ||
JPS6362125U (ja) |