JPS5820125Y2 - 振出しざお - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は振出しざ耘に関するものである。

周知のように振出しざおは本体の先に釣り糸案内環を各
々取付けた伸縮管を継足し、振出し時に各伸縮管が伸長
するようになつ重・るが、各案内環の位置が左右にずれ
一列に並はず、又収納位置部ち収縮した位置では安定し
ない欠点があった。

この考案は前記従来の欠点を解消することを目的として
いる。

そのためこの考案は次のように構成したものである。

即ちこの考案はさお本体１の先端に継足した漸次径が小
さくなる伸縮管２ａ９２ｂ、２ｃ、２ｄ１２０にそれぞ
れ釣糸案内環３ａ ９３ｂ ｑ３ｃ 。

３ｄ、３ｅを取付けると共に、各案内環に共通に、ゴム
又は可撓性合成樹脂により成形した細長い安定柔軟片４
を挿通してその一端に形成した膨出係止部５を最先端の
伸縮管２ｅに係合させ、又基端に開設した小孔６をさむ
本体１のさしロアに設けた突起８に嵌込んで止着したこ
とを特徴とする振出しざおである。

尚図示の安定柔軟片４は先端にＴ形の膨出部５を形成し
、案内環３ｅへの接触部５ａを円弧状凹形に成形して案
内３Ｊ３ｅへの引掛りを良くしたものである。

この考案は斜上の構成であるから、安定柔軟片４が各案
内’！、３ａ 、３ｂ ｔ ３ ｃ ｔ ３ｄ ！ ３
ｅに共通に挿通しであるので、従来のようにばらばら
で左右にその位置がずれる虞れがなく冬作縮管２ａ乃至
２ｅは収納位置で良く安定し、かつ案内環も一列に並ん
だ位置に釦いて安定する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案に係る振出しざおに用いる安定柔軟片
の平面図、第２図はこの考案に係る振出しざ釦の要部の
側面図、第３図は平面図である。 １・・・さお本体、２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ、２ｅ・・
・伸縮管、３ａ 、３ｂ 、３ｃ 、３ｄ 、３ｅ−釣
糸案内環、４・・・安定柔軟片、５・・・膨出係止部、
６・・・小孔、７・・・さし口、８・・・突起。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. シト本体１の先端に継足した漸次径が小さくなる伸縮管
   ２ａ、２ｂ ｔ２ｃ、２ａｔ２ｅにそれぞれ釣糸案内ｉ
   ３ａ 、３ｂ ｔ３ｃ ｔ３ｄ 、３ｅを取付けると共
   に、各案内環に共通に、ゴム又は可撓性合成樹脂により
   成形した細長い安定柔軟片４を挿通してその一端に形成
   した膨出係止部５を最先端の伸縮管２ｅに係合させ、又
   基端に開設した小孔６をさお本体１のさしロアに設けた
   突起８に嵌込んで止着したことを特徴とする振出しざお
   。