JPH0237375Y2 - - Google Patents

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JPH0237375Y2
JPH0237375Y2 JP1984160451U JP16045184U JPH0237375Y2 JP H0237375 Y2 JPH0237375 Y2 JP H0237375Y2 JP 1984160451 U JP1984160451 U JP 1984160451U JP 16045184 U JP16045184 U JP 16045184U JP H0237375 Y2 JPH0237375 Y2 JP H0237375Y2
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main body
leg
legs
furniture
press
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、角筒状のパイプ材からなる脚を備
えた家具用脚の高さ調節装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、各種家具においてパイプ材からなる脚の
下部に、内面にネジ孔を貫設した筒状の本体を嵌
入し、該本体に対してネジ付調節杆を螺進退させ
ることによつて脚の高さを調節するようにした脚
の高さ調節装置は公知である。このような高さ調
節装置を角筒状のパイプ材からなる脚に用いた場
合、高さ調節装置が家具の動揺に伴つて抜け出し
て来るおそれがあつた。これは角パイプに本体外
面が角筒形状をなす高さ調節装置を打ち込んだ場
合、角パイプの中央部が拡径して来るため、角部
に比して中央部内面と本体の外面との摩擦接触力
が低下すること並びに強く本体を圧入すると応力
が角パイプの角部に集中してクラツクが発生する
おそれがあるため強い力で本体を圧入することが
出来ないことに基因している。
そこで、本出願人は先に角筒状のパイプ材から
なる脚の下部に圧入される外面を角筒状とし内面
にネジ孔を貫設した筒状の本体と、該本体内のネ
ジ孔に上下に螺進退自在に螺挿されるネジ付調節
杆とからなり、本体の外面に凹部を形成し、該凹
部に係入する突部を前記脚の内面に形成してなる
家具用脚の高さ調節装置を提案した。かゝる構造
の高さ調節装置によれば、高さ調節装置の本体の
外面に形成した凹部に係入する突部を脚に形成し
て両者の係合により脚から装置本体が抜け出すの
を防止するようにしてあるので、比較的弱い力で
圧入しても装置本体が脚から抜け出したり或はガ
タ付くようなおそれがなくなり、本体の圧入によ
り見られた脚の中央部の拡径や角度への応力の集
中に基づくクラツクの発生を防止することが出来
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、以上のような構造の高さ調節装
置にあつては、最も重要な部分であるネジ孔を貫
設した角筒状の本体は、ダイカスト製法により角
筒形状に製作した後、内孔にネジ溝をタツプで刻
設しなければならず、その製造がきわめてコスト
高となる欠点があつた。
この考案はかゝる欠点を解消せんとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、この考案が採つ
た手段は角筒状のパイプ材からなる脚の下部に圧
入される内面にネジ孔を貫設した角筒状の本体
と、該本体内のネジ孔に上下に螺進退自在に螺挿
される調節杆とからなり、本体を左右2つ割りし
た接合体となし、該接合体を互に係合する位置決
め手段を介して接合するようにした家具用脚の高
さ調節装置において、本体の外面に下方へ向つて
漸次肉厚となるリブを縦方向に突設し、本体の隅
角に円弧状の凹溝を形成したことを特徴とする。
〔実施例〕
以下に図面を参照しつゝこの考案の好ましい実
施例について説明する。図において1は角筒形状
のパイプ材からなる家具の脚であり、その下部に
この考案に係る高さ調節装置が下方から圧入され
る。
高さ調節装置は、外面を角筒状に形成し、内面
にネジ孔3を上下に貫通した本体2と、ネジ孔3
に上下動自在に螺挿されるネジ付調節杆4とから
なり、調節杆4を上下に螺進退させることによつ
て、脚1の高さを自由に調節可能である。5は本
体2の下面に止ネジ5aで着脱自在に定着された
被覆板であつて、中央に調節杆4を遊挿する孔が
穿孔される。被覆板5は本体2より若干大なる寸
法、好ましくは脚1の外形と同一寸法に形成され
ており、脚1の下端を受承すると共に、脚1と本
体2の下面を被覆し、床からの水はねによりこれ
らが腐触したり汚れるのを防止する。又、被覆板
5の中央孔は、調節杆4のネジ山より若干小径に
形成し、調節杆4の下方の抜け止めをはたしてい
る。このような被覆板5は本体2と一体に成形す
ることも可能であるが、別体に形成することによ
り被覆板5のみを脚1と同質の材料例えばステン
レス鋼で形成し、本体2は安価なダイカスト製と
することが可能となる。
本体2の外面には下方へ向つて漸次肉厚となる
リブ6が縦方向に形成される。又、本体2の隅角
は、脚1の角部に過度に応力が集中するのを防止
するために円弧状の凹溝7が形成される。本体2
の対向する側面に位置するリブ6の略中央には凹
部8が形成される。図示の実施例にあつては凹部
8はリブ6を横方向に切除して形成してあるが、
これに限られない。又、脚1には、これが本体2
に圧入されたとき、前記凹部8に整合する位置に
内方へ向つて突出する突部9が形成される。突部
9が凹部8に係入することにより、本体2の抜け
止めがはかられ、家具の揺動により本体2が下方
へ脱落するようなおそれはなくなる。
本体2は第2図に示すように軸方向に沿つて左
右2つの部分に分割した接合体2a,2bからな
り、互に嵌合するピン10とピン孔11とにより
接合時に正確に位置決めされて接合される。この
ように、本体2を2つ割りした接合体2a,2b
の接合により構成するようにしてあるので、各接
合体2a,2bの製作は、ダイカスト手段によつ
て簡単に製造することが出来、工程数の減少とコ
ストの低下を図ることが出来る。
〔考案の効果〕
この考案の家具用脚の高さ調節装置によれば、
本体の外面に下方へ向つて漸次肉厚となるリブを
縦方向に突設してあるので、本体にパイプ材から
なる脚を圧入したとき、圧入が進入するに従つて
リブがより強固にパイプ材の内面に圧接して本体
と脚との結合が達成されると共に、本体の隅角に
形成した凹溝により脚の角部に過度の応力が集中
するのを防止出来る結果、リブによる圧接と応力
集中の回避とが奏剰して、きわめて確実で且脚が
破損するおそれのない脚と本体との結合を達成す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は調節装置の斜視図、第2図は本体の分
解斜視図、第3図は高さ調節装置の縦断面図であ
る。 1……脚、2……本体、3……ネジ孔、4……
調節杆、5……被覆板、6……リブ、7……凹
溝、8……凹部、9……突部、10……ピン、1
1……ピン孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角筒状のパイプ材からなる脚の下部に圧入され
    る内面にネジ孔を貫設した角筒状の本体と、該本
    体内のネジ孔に上下に螺進退自在に螺挿される調
    節杆とからなり、本体を左右2つ割りした接合体
    となし、該接合体を互に係合する位置決め手段を
    介して接合するようにした家具用脚の高さ調節装
    置において、本体の外面に下方へ向つて漸次肉厚
    となるリブを縦方向に突設し、本体の隅角に円弧
    状の凹溝を形成したことを特徴とする家具用脚の
    高さ調節装置。
JP1984160451U 1984-10-24 1984-10-24 Expired JPH0237375Y2 (ja)

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JP1984160451U JPH0237375Y2 (ja) 1984-10-24 1984-10-24

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JPS6175735U JPS6175735U (ja) 1986-05-22
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