JPH0237229B2 - Kisetsukannonaimenhoshuhoho - Google Patents

Kisetsukannonaimenhoshuhoho

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JPH0237229B2
JPH0237229B2 JP9425882A JP9425882A JPH0237229B2 JP H0237229 B2 JPH0237229 B2 JP H0237229B2 JP 9425882 A JP9425882 A JP 9425882A JP 9425882 A JP9425882 A JP 9425882A JP H0237229 B2 JPH0237229 B2 JP H0237229B2
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JP
Japan
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coating agent
pipe
existing pipe
coating
existing
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Application number
JP9425882A
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English (en)
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JPS58210884A (ja
Inventor
Motoyuki Koga
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HATSUKOO KK
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HATSUKOO KK
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Publication date
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、既設のガス管、水道管などの内面を
樹脂剤にてコーテイングする場合の、既設管の内
面補修方法に関する。
従来、ガス管、水道管など、地下埋設管または
屋内配管を、埋設状態のままでその内面から補修
する方法が種々提唱されているが、その中の1つ
の方法として、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂
をコーテイング剤として担持ガスに載せて対象既
設管内に搬送し内壁面に固着、固化させる方法が
ある。この時の担持ガス圧は、従来の場合、管内
で2Kg/cm2〜7Kg/cm2程度の高圧であり、流速も
80m/s〜100m/sの高速である。そして上記
コーテイング剤は、担持ガス(一般に圧縮空気)
中に拡散されていて、搬送の過程で管内壁に付着
し、固化されるものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、地下埋設管は、夏期でも15゜〜17゜の低
温であり、冬期は更に低温であるから、熱硬化性
樹脂では、その硬化が遅く、だれを生じて均等な
肉厚でのコーテイングが難しい。そのためコーテ
イング加工に際して、既設管内に予め高温ガスを
通すなどの手段で予熱をはかるが、せつかく予熱
しても、周囲から熱吸収されて、次のコーテイン
グ作業を迅速にしないと、予熱の効果が大幅に減
少する。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記事情に鑑み提案されたものであ
つて、ここに補修の対象とする埋設状態での既設
管は、地中にあつて周囲温度の影響から低温状態
にありその熱容量も大きい点に着目し、コーテイ
ング剤として熱可塑性樹脂を用い、これを既設管
内に搬送するにあたつて予め高温にして粘度を下
げ、ゲル化した状態で既設管内に入れ、加圧空気
でコーテイング剤を既設管内壁面に付着させつつ
搬送するようにし、この過程で、既設管内壁温度
による熱吸収作用(熱交換作用)により管体内壁
面に付着するコーテイング剤を、その付着層の周
辺側より急速に硬化させつつ管体内面に沿つて延
展し、所望厚さの樹脂被膜を管体内面に形成でき
るようにした既設管の内面補修方法を提供しよう
とするものである。
[実施例] 以下、本発明の方法を、図示の具体例にもとづ
いて説明する。第1図において、符号1は複数の
コンプレツサであり、各コンプレツサ1はその圧
縮空気出口側がヘツダ2に連通されている。上記
ヘツダ2はガバナ3を介して空気調節器4に連通
されており、ここで例えば2〜5Kg/cm2程度の正
圧の担持ガスが生成される。上記担持ガスは気流
発生器5を介して所要の気流形態、例えば旋回流
あるいは渦流となつて樹脂コーテイングヘツド6
へともたらされる。上記樹脂コーテイングヘツド
6の先端側には、通路7を介して熱可塑性樹脂が
コーテイング剤として樹脂注入手段、例えばタン
ク9から供給される。この場合、上記コーデイン
グ剤は、電気ヒータ11によつてタンク9内で相
当温度に加熱され、所定の粘度まで下げられてゲ
ル化した状態になつている。
なお図中、符号12はガバナ3の下流に設けた
安全弁、13は流量計、14は圧力計、15は温
度計である。
またこの実施例では、気流発生器5の下流にお
いて研磨剤投入器16がバルブ17を介して通過
してあり、上記投入器16には、ヘツダ2から圧
力調整器10を介して圧縮空気が供給されるよう
になつていて、バルブ17を開放した時、上記圧
縮空気で気流発生器5の下流に研磨剤が供給でき
るようになつている。これは樹脂によるコーテイ
ング加工に先立つて、補修しようとする既設管A
を研磨し、錆落しなどを行うためのものである。
前記コーテイングヘツド6は、補修しようとす
る既設管A(支管および供給管を含む対象既設管
系)の一方の入口側に連通されるもので、上記既
設管Aの他方の出口には、バルブ18aおよび1
8bを介してコーテイング剤回収器19aおよび
研磨剤回収器19bが導管20を介して接続され
ている。そして上記回収器19a,19bにはバ
キユームポンプ21が接続してあり、このバキユ
ームポンプ21により上記既設管Aの出口側に所
定の吸引負圧力が作用するようにしている。
しかして、コンプレツサ1およびバキユームポ
ンプ21を駆動し、この駆動によりヘツダ2から
ガバナ3−空気調節器4−気流発生器5を介して
所定圧力の圧縮空気をコーテイングヘツド6にも
たらした状態で、タンク9内から通路7を介して
上記コーテイングヘツド6の先にコーテイング剤
を供給すると、上記コーテイング剤は、前記した
ように熱可塑性樹脂で、かつ加熱により低粘度に
なつていてゲル化しているので、後方のコーテイ
ングヘツド6から送られる圧縮空気(担持ガス)
により既設管A内に送入され、その管内を担持ガ
スの圧力で第2図矢印に示すように流動されて所
定長さにわたり延展される。
この流動過程において、コーテイング剤は既設
管Aの内壁面に付着されるもので、この時、既設
管内Aの内壁面温度は、その管外の周囲温度の影
響を受けて低温であるところから、管内壁面に付
着されたコーテイング剤は、管壁からの熱吸収作
用で、その付着層の周辺部(管壁との接触側)の
温度が急速に下がり、粘度が高められて、周辺部
から硬化しはじめる。
特に既設管Aの内壁面温度は、熱容量が大きく
管壁からの熱吸収作用が連続的に持続されること
もあつて、付着層の周辺部の硬化が促進される。
かくしてコーテイング剤は、担持ガスの圧力に
より管内を流動する過程で、管内壁面に付着する
と同時に、その付着層の周辺部から硬化しはじ
め、中心部は周辺部の硬化層の上を延展するよう
に流動して、所定長さにわたる既設管Aの内面に
コーテイング層Bが形成される。
よつてコーテイング剤としての樹脂を、比熱の
小さい熱可塑性のものを選ぶことにより、所望の
肉厚のコーテイング剤を管内に成形することがで
きる。
また既設管A内には、バキユームポンプ21に
よる負圧力が作用しているから、この負圧力によ
り既設管A内における担持ガスの運動エネルギー
が助長されてコーテイング剤の搬送距離を長くで
きるだけでなく、担持ガスの流れに方向性が与え
られ、既設管系の他の領域に、担持ガスを無用に
流入させることがなく、所望ルートでのコーテイ
ング処理が行なえる。
なおこの実施例では、電気ヒータ11でコーテ
イング剤を加熱しているが、コーテイング剤の粘
度調節は、後の硬化のことを配慮して、コーテイ
ング剤の加熱だけでなく担持ガスの温度調節のこ
とも含めてなされるとよい。
[発明の効果] 本発明は以上詳述したように、コーテイング剤
を担持ガスの流れによつて既設管内に搬送し、既
設管内壁面に付着、固化させるに際し、コーテイ
ング剤を熱可塑性樹脂とし、これを加熱により所
要粘度まで低下させてゲル化した状態で既設管内
に入れ、担持ガスの圧力で上記コーテイング剤を
既設管内壁面に付着させつつ搬送し、この過程で
既設管内壁温度による熱交換作用により、上記管
体内壁面に付着するコーテイング剤を、その付着
層の周辺側より順に硬化させつつ管体内面に沿つ
て延展し、管体内部に所定厚さの樹脂被膜を成形
するようにしたことを特徴とするので、下記のよ
うな作用効果が得られる。
(1) コーテイング剤として熱可塑性樹脂を用いる
ために、コーテイング剤加熱に制約がなく、粘
度を大幅に下げることができるので、担持ガス
でコーテイング剤を既設管内に流通させる時、
その搬送距離を大きく延ばすことができる。
(2) またコーテイング剤は、既設管内壁面に付着
されると、既設管内壁温度による熱吸収作用に
よつて急激に付着層の周辺部から硬化がはじま
り、したがつて既設管内で樹脂がだれを起こす
ことがなく延展されることから、コーテイング
層厚が均一化できる。
(3) 既設管内壁面における熱容量は、外部温度の
影響もあつて非常に大きいので、コーテイング
剤の付着が進行する過程で急速に熱交換し、か
つ熱交換作用が持続されるから、樹脂の硬化が
よく、コーテイング層厚を充分な厚さに形成で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を具体化して示した一例
の概略構成図、第2図は要部の縦断面図である。 1……コンプレツサ、2……ヘツダ、3……ガ
バナ、4……空気調節器、5……気流発生器、6
……樹脂コーテイングヘツド、7……通路、9…
…タンク、10……圧力調整器、11……電気ヒ
ータ、12……安全弁、13……流量計、14…
…圧力計、15……温度計、16……研磨剤投入
器、17……バルブ、18a,18b……バル
ブ、19a,19b……回収器、20……導管、
21……バキユームポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コーテイング剤を担持ガスの流れによつて既
    設管内に搬送し、既設管内壁面に付着、固化させ
    るに際し、 コーテイング剤を熱可塑性樹脂とし、これを加
    熱により所要粘度まで低下させてゲル化した状態
    で既設管内に入れ、担持ガスの圧力で上記コーテ
    イング剤を既設管内壁面に付着させつつ搬送し、
    この過程で既設管内壁温度による熱交換作用によ
    り、上記管体内壁面に付着するコーテイング剤
    を、その付着層の周辺側より順に硬化させつつ管
    体内面に沿つて延展し、管体内部に所定厚さの樹
    脂被膜を成形するようにした既設管の内面補修方
    法。
JP9425882A 1982-06-01 1982-06-01 Kisetsukannonaimenhoshuhoho Expired - Lifetime JPH0237229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9425882A JPH0237229B2 (ja) 1982-06-01 1982-06-01 Kisetsukannonaimenhoshuhoho

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JP9425882A JPH0237229B2 (ja) 1982-06-01 1982-06-01 Kisetsukannonaimenhoshuhoho

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58210884A JPS58210884A (ja) 1983-12-08
JPH0237229B2 true JPH0237229B2 (ja) 1990-08-23

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