JPH0237188B2 - - Google Patents

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JPH0237188B2
JPH0237188B2 JP56503695A JP50369581A JPH0237188B2 JP H0237188 B2 JPH0237188 B2 JP H0237188B2 JP 56503695 A JP56503695 A JP 56503695A JP 50369581 A JP50369581 A JP 50369581A JP H0237188 B2 JPH0237188 B2 JP H0237188B2
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JP
Japan
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capsule
chamber
support member
extractor
container
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JP56503695A
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Eritsuku Aasaa Baumu
Uiriamu Furanshisu Kaaku
Uiriamu Jooji Meredeisu
Iian Fuiritsupu Tanshii
Ansonii Chaarusu Ramondo Wasu
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Riker Laboratories Inc
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Publication date
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Publication of JPH0237188B2 publication Critical patent/JPH0237188B2/ja
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    • A61M2202/06Solids
    • A61M2202/064Powder

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  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

請求の範囲 1 開放端部を有し粉末薬剤を収容するようにな
つている第1容器部分と、該第1容器部分の開放
端部を閉鎖する第2容器部分とからなる容器内か
らの粉末薬剤の吸入を容易にする装置において、
前記装置が、室を構成する壁を有する本体と、前
記室に通じる空気流入用の入口ポートと、前記室
と連通している中央貫通開口を有するマウスピー
スとを備えており;開放端部を回転軸線から半径
方向外方に向けて少なくとも1つの前記第1容器
部分を保持するための手動作動可能な支持部材が
マウスピースからの吸引によつて起こされ前記入
口ポートに入り前記室を通過する空気流が前記第
1容器部分の中の粉末薬剤を空気流中に随伴させ
るように、第1容器部分を前記室から離れている
第1位置から、前記第1容器部分の開放端部が最
上部となる、前記室内の所定の分配位置まで移動
させるため前記本体に回転自在に設けられ、前記
支持部材によつて第1容器部分が分配位置に配置
される前に前記第1容器部分から第2容器部分を
除去するための手動作動可能なエキストラクタが
前記本体に設けられている、ことを特徴とする上
記装置。
2 前記容器がカプセルであり、前記カプセルの
部分のそれぞれが開放端部とこの開放端部と反対
側の端壁とを有する管状部分を有し、一方のカプ
セル部分の開放端部と管状部分は他方のカプセル
部分の開放端部を越えて収容されており管状部分
は嵌合してその内部に粉末薬剤を保持し、前記支
持部材はその周縁を貫通して開口している半径方
向に伸びている複数のソケツトを有し、該ソケツ
トはそれぞれ第1カプセル部分を収容しこれを保
持するようになつており、第2カプセル部分は支
持部材のソケツトから放射状に突き出しており、
第2カプセル部分を除去する前記エキストラクタ
は、該第2カプセル部分と係合するようになつて
いる少なくとも1つの掴み面を有し、該エキスト
ラクタは前記本体に取付けられ前記掴み面が前記
支持部材内のカプセルから離れている立ち上がり
位置と、前記掴み面が前記第1位置にある前記支
持部材内のカプセルの第1カプセル部分と接触し
ている係合位置との間を動くようになつている請
求の範囲第1項に記載の装置。
3 前記エキストラクタが前記支持部材に対して
前記係合位置と立ち上がり位置との間で半径方向
に運動するように前記本体に取付けられており、
前記装置が前記エキストラクタを前記立ち上がり
位置の方に押圧するばねと、該ばねに対抗して前
記係合位置に前記エキストラクタを着脱自在にラ
ツチする手段と、前記本体に枢支されているカバ
ーとを有し、前記カバーは開放位置と閉鎖位置と
の間を動くようになつており、開放位置は前記マ
ウスピースから離れておりかつ前記ラツチ手段を
解除し前記ばねの作用により前記エキストラクタ
を前記立ち上がり位置まで動かし、閉鎖位置は前
記本体と着脱自在に係合して前記カバーの一部が
前記マウスピースを覆つており、前記カバーは該
カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置まで動く
際に前記エキストラクタを立ち上がり位置から係
合位置まで動かすようになつている請求の範囲第
2項に記載の装置。
技術分野 本発明は粉末薬剤の吸入を容易にする装置に関
するものである。
背景技術 圧縮ガスや液化ガスのような噴射剤を使用して
粉末薬剤を分配しかつ分散することにより粉末薬
剤の吸入を容易にするような多数の装置がある。
これらの装置は組立てるのが複雑であり、最適な
効果を得るためには吸入と分配を時間的に一致さ
せることが必要であるという欠点がある。
粉末薬剤を肺に投与するための呼吸作動式吸入
装置も多数知られている。粉末薬剤は市販のカプ
セルに包まれて一般に供給される。このカプセル
は第1カプセル部分と第2カプセル部分からなり
それぞれが開放端部とこの開放端部の反対側の端
壁とを有する管状部分を備えている一方のカプセ
ル部分の開放端部と管状部分は他方のカプセル部
分の開放端部を越えて収容されており、管状部分
は機械的な嵌合すなわち摩擦嵌合してその内部に
粉末薬剤を保持するようになつている。一層簡単
な呼吸作動式装置においてはカプセルは装置に挿
入される前に開放され、薬剤を含む一方のカプセ
ル部分あるいは薬剤それ自身はマウスピースから
の吸入の際に薬剤が空気流中に随伴して患者に吸
入されるように装置に配置されている。このよう
な装置の例は英国特許明細書第1520064号;第
1504441号;第1118341号;第1520063号および第
1520062号に開示されている。これらの装置はカ
プセルを開放して装置に挿入する際に薬剤がこぼ
れてしまうという欠点をもつている。
英国特許明細書第1521000号;第1520062号;第
1472650よび第1502150号にはこれより複雑な装置
が開示されている。この装置ではカプセルは完全
な形で装置に挿入される。従つて吸入の前に薬剤
がこぼれるということはない。薬剤への接近は分
配装置内部でカプセルに穴を開けるかあるいはカ
プセルを半分に切断することによつて得られる。
吸入すると空気がカプセル内にあるいはカプセル
を通過して流れその内部の粉末はこの空気流に随
伴されて口の方に運ばれる。
英国特許明細書第1485163号;第1331216号;第
1457352号;第1396258号;第1182779号;第
1404338号;第1459426号および第1118341号なら
びに米国特許明細書第4117844号および第4116195
号に開示されている装置は、薬剤が入つているカ
プセルを激しく動かしてカプセルから薬剤を取り
出し分散させるのを促進するように設計されてい
る。カプセルは乱気流をつくり出すような各種の
手段あるいは羽根を使用してカプセルを回転およ
び/または振動させることにより激しく動かすこ
とができる。これらの装置は複雑でしかも多くの
場合操作が困難である。
米国特許明細書第4210140号には、カプセル部
分を引き離すことによつて粉末薬剤に接近するこ
とができ、薬剤が適当な位置に移されて吸入によ
つて起こされる空気流中に随伴されるようになつ
ている装置が開示されている。
本発明者の出願中のPCT出願第81/01243号に
は、粉末薬剤を経口吸入するための呼吸作動式装
置が開示されている。これらの装置はそれぞれ空
気流入用の少なくとも1つの入口ポートを有しか
つマウスピースと直接に連通している室と;この
室内にあつて薬剤が入つているカプセルをほぼ垂
直に保持するための手段と;室内にあるカプセル
部分を分離して最下部にあるカプセル部分の開放
端部を露出して所定の位置で内部にある粉末薬剤
に接近することができ装置がマウスピースの吸引
によつて作動すると空気が最下部のカプセル部分
の開放端部をほぼ垂直に横切つて流れその中に入
つている粉末薬剤の粒子を空気に随伴させるよう
な手段とを備えている。
この出願に記載されている装置は使用が容易か
つ簡単であり使用者が薬剤をこぼす恐れを少なく
し、こぼれている薬剤もなお吸入されるようにな
つており、しかも従来の呼吸作動式装置と比べて
極めて能率的である。しかしながら室内部にカプ
セル手段を分離するための手段を配置することは
空気が室内に漏れる可能性をもたらし、しかも室
を通る所望の空気流パターンを与えるための設計
の可能性を制限している。
発明の開示 本発明はカプセルのような容器内からの粉末薬
剤の吸入を容易にするような呼吸作動式装置を提
供するものである。この装置は使用者が容器の部
分を分離するのを補助する機構を備えており、か
つ分離された容器部分が粉末の分散をさせるよう
に配置される室を通過する最適の空気流パターン
を与えることができるようになつている。
本発明によれば容器内からの粉末薬剤の吸入を
容易にする装置が提供される。この容器は粉末を
受入れるようになつておりかつ開放端部を備えた
第1容器部分と、第1容器部分の開放端部を閉鎖
する第2容器部分とを備えている。この装置は室
を規定する壁を備えた本体と、この室に通じてい
る空気流入用の少なくとも1つの入口ポートと、
この室と連通している中央貫通開口を有するマウ
ウスピースとを備えている。本体に手動式で作動
する手段が取付けられ、第1容器部分を室から離
れている第1位置から第1容器部分の開放端部が
最上部にある室内の所定の分配位置まで移動さ
せ、マウスピースにおける吸引によつて起こされ
入口ポートに入り室を通過する空気流が第1容器
部分にある粉末薬剤を空気流中に随伴させるよう
になつている。また本体に手動式で作動する手段
が設けられ、前記移動手段によつて第1容器部分
が分配位置に配置される前に(すなわち第1容器
部分が分配位置まで移動する前あるいは移動する
際に)、第2容器部分を第1容器部分から取り除
くようになつている。
本発明の装置は製薬工業において使用される一
般的なカプセルの形の容器を受入れることができ
るようになつている。この容器は上記の通り第1
カプセル部分と第2カプセル部分とからなり、そ
れぞれのカプセル部分は開放端部とこの開放端部
の反対側の端壁を有する管状部分を備えており、
一方の部分の開放端部と管状部分は他方の開放端
部を通り越して収容されており、管状部分は摩擦
嵌合すなわち機械的な嵌合をしてその内部に粉末
薬剤を保持している。しかしながらこの代わり
に、本発明の装置は別の形状の容器を用いるよう
に適合させることができ、第1容器部分の粉末へ
の接近は第1容器部分の開口から第2容器部分を
移動させることにより(例えば適当な形の第1容
器部分の開放端部から栓あるいは接着したまたは
端を曲げたホイルの蓋の形をした第2容器部分を
移動することによつて)得られる;あるいはまた
前記移動手段を与えている可動部分に一体に形成
されている第1容器部分をもつこともでき、この
装置の本体の壁が第2容器部分を与えるか、ある
いは第2容器部分は第1容器部分の開放端部を覆
つているホイルの蓋によつて与えられる。
本発明の装置において容器の第1部分を移動さ
せる手段は、この装置の本体に回転自在に取付け
られたほぼ円筒型の支持部材を備えており、複数
の第1容器部分を連続的に第1位置から分配位置
まで移動するようになつている。このような装置
が上記タイプの一般的なカプセルを使用するのに
適合している場合には、支持部材はその周縁を通
過して開口する複数の半径方向に伸びるソケツト
を有することができ、ソケツトはそれぞれカプセ
ルの一方の第1部分を収容しかつ保持するように
なつており、カプセルの第2部分は支持部材から
半径方向外向きに突き出している。第2カプセル
部分を除去する手段は第2カプセル部分と係合す
るような面を有する少なくとも1つの掴み壁をも
つエキストラクタを備えることができ、このエキ
ストラクタはハウジングに取付けられ、掴み壁が
第1位置にある支持部材内のカプセルから離れて
いる立ち上がり位置と、掴み壁が第1位置にある
支持部材内のカプセルの第2部分と係合している
係合位置との間で動くようになつている。
さらにこの装置は支持部材とエキストラクタと
の間で係合自在の連結手段を有し、エキストラク
タがその係合位置から立ち上がり位置まで動く際
に支持部材を動かして開放された第1カプセル部
分を第1位置から分配位置まで移動させるように
なつている。この連結手段はラチエツトアツセン
ブリであることができ、このアツセンブリは支持
部材に同軸に取付けられているその周縁の周りに
歯を有する歯車と、エキストラクタに連結されエ
キストラクタがその係合位置から立ち上がり位置
まで動く際に歯車とかみ合いこれを前進させるよ
うな爪とを備えている。
エキストラクタは本体に自在に動くように取付
けられた独立の部材とすることもでき、あるいは
本体に枢支されている装置のカバーに組込むこと
もできる。このカバーはエキストラクタが係合位
置にある際にマウスピースの開口を覆うように配
置され、開口を閉鎖する部分をもつている。しか
しこの部分はエキストラクタが立ち上がり位置に
ある際にはマウスピースから離れて配置されてい
る。
入口ポートと室は第1容器部分の開放端部をほ
ぼ垂直に横切り、かつ第1容器部分に実質的に入
り込まないような空気流を与えるように配置する
ことができる。この空気流パターンは容器から粉
末を随伴するのに有効である。これはおそらく開
放ボトルの口の上を通過する空気によつて起こさ
れる共鳴と同様に共鳴効果が容器内に発生するた
めである。実施した試験から、カプセルの第1部
分の解放端部をほぼ垂直に横切る空気流パターン
が、入口ポートの下側を規定している面に対して
第1カプセル部分の開放端部の最適位置となる傾
向があることが明らかである。この最適位置はカ
プセル部分の寸法およびカプセル部分に入つてい
る薬剤の量に従つて変化する。これは比較的浅い
(例えば10mm以下)のカプセル部分の場合には厳
密ではない。しかしながらより深いカプセル部分
が使用される場合にはさらに厳密なものとなる。
一般にカプセルの開放端部は、入口ポートの下側
を規定している面より著しく上方に伸びるべきで
はないこと、かつカプセル部分の薬剤が空気流の
主な流れよりわずかに下方に配置されるように入
口ポートの下側を規定している面と同じ高さある
いはわずかに低い高さにすることが好ましいこと
がわかつた。参考としてここに組込まれている
PCT出願第81/01243号には、空気入口、カプセ
ル部分およびマウスピースの相対的な位置が実験
結果と共にさらに詳細に記載されている。
本発明の装置はまた室を通過する空気流の一部
または全部が第1容器部分に入つてそこから粉末
薬剤を除去するように設計することもできる。こ
の特徴を組込みかつカプセルを使用する1つの実
施態様においては、室の上面は第1カプセル部分
の分配位置の上流に向かつて下向き傾斜し、かつ
分配位置の下流に向かつて上向きに傾斜してお
り、この傾斜している上面の交線は分配位置にお
いて第1カプセル部分の縦軸とほぼ整合してお
り、かつ第1カプセル部分の開放端部から近接し
て配置されている。もう1つのこのような実施態
様において、入口ポートは分配位置の上方に配置
され、空気流のほぼすべてを室を通して第1カプ
セル部分の開放端部内に軸方向に送り次いでマウ
スピースを通過させるようになつている。
この室は容器部分の開放端部に入る、あるいは
これを横切る空気の速度が高くなるように設計し
なければならない。しかしながら使用の際の室の
前後の圧力降下は高くすべきではない。というの
は圧力降下が大きくなると使用者が苦痛な状態に
ある際に一度にかなりの吸入をしなければならな
いことになるからである。本発明によれば、第1
容器部分に入る、あるいはこれを横切る適当な空
気流速度を達成することが可能であり、しかも室
の前後の圧力降下は使用者が殆ど検知することが
できない程度のものとすることができる。使用者
の快適さに関するかぎりにおいて、水柱50cm以下
の圧力降下が上限であると思われる。
マウスピースは短くかつまつすぐであることが
好ましく、第1容器部分の開放端部を横切る空気
流と整合させることができ、それによつて装置を
通過する空気流はほぼまつすぐになる。しかしな
がらマウスピースは、空気流中に随伴される粒子
をトラツプするような障害物がない限り装置の効
率に著しい影響を与えることなく第1容器部分を
横切る空気流に対して形をつけあるいは傾斜させ
ることができる。マウスピースの横断面積を急に
大きくして、粉末薬剤中の大きな、あるいは凝集
した粒子を患者の口あるいは鼻腔通路内にためる
よりもむしろマウスピース内に沈降させるように
することも有益である。この装置のマウスピース
は鼻腔吸入にも適合させることができ、ここに使
用されている用語“マウスピース”はこのような
鼻腔アダプタも包含するものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面を参照して本発明をさらに説明する。
図面において同様の部品は同じ番号で示されてい
る。
第1図は本発明の装置の第1実施態様を示す分
解斜視図である。
第2図は第1図の前方側面から見たカプセル支
持部材の後側を示す斜視図である。
第3a図〜第3f図は第1図に示す装置の操作
順序を示す断面図であり、詳細を示すために一部
切り欠かれている。
第4図は本発明の装置の第2実施態様を示す断
面図である。
第5図は本発明の装置の第3実施態様を示す断
面図である。
第6図は第5図の線6−6にほぼ沿つて取られ
た部分断面図である。
第7図は本発明の装置の第4実施態様を示す分
解図である。
第8図は第7図の装置の断面図である。
第9図は本発明の装置の第5実施態様を示す部
分断面図である。
詳細な説明 次に第1図、第2図および第3a〜第3f図に
ついて説明する。図面には参照符号10で示され
ている本発明の装置の第1実施態様が示されてい
る。
この装置10は、カプセル11の形をした容器
の内部から粉末薬剤を経口吸入することが容易に
できるようになつている。このカプセル11は、
市販されているタイプのものであり、第1容器と
第2容器すなわちカプセル部分12と14を備え
ており、カプセル部分12と14はそれぞれ開放
端部とこの開放端部の反対側の半球端壁を有する
円筒管状部分を備えている。一方のカプセル部分
の開放端部と管状部分は他方の開放端部から受入
れられており、両者の管状部分は嵌合してその内
部に粉末薬剤を保持するようになつている。一般
にこの装置は、障害物のない室16を部分的に規
定している壁を有する本体15と、室16に入る
少なくとも1つの空気入口ポート17と、室16
と直接に連通している中央貫通開口19を有する
マウスピース18とを備えている。この本体15
にはほぼ円筒状のカプセル支持部材20の形をし
た手動式作動手段が設けられており、ポスト22
の周りに回転して第1カプセル部分12を室16
(この室16は支持部材20の周縁によつて部分
的に規定されている)から離れている第1位置
(第3c図)から室16の内部にある所定の分配
位置(第3d図)まで移動させる。この分配位置
において、支持部材20は第1カプセル部分12
の開放端部を最も上に来るように配置し、マウス
ピース18からの吸引によつて入口ポート17か
ら入り室16を通り抜ける空気流が、この開放端
部をほぼ垂直に横切つて流れ、第1カプセル部分
12の中にある粉末薬剤をこの空気流に随伴させ
るようになる。本体15に摺動自在に取付けられ
ているエキストラクタ23の形をした手動式の作
動手段が設けられ、支持部材20の運動(第3b
図および第3c図)によつて第1カプセル部分1
2が分配位置に配置される前に第2カプセル部分
14を取り除くようになつている。
本体15は好ましくは適当な高分子材料を射出
成形してつくられたものであり、主要部分24と
側面部分25を備えている。この主要部分24は
円形の側壁を含む壁面を有し、この円形の側壁か
らポスト22が突き出し、壁面はほぼ円筒状のキ
ヤビテイーを規定し、その内部にカプセル支持部
材20とエキストラクタ23が取付けられるよう
になつている。側面部分25はフレキシブルなヒ
ンジ部分26によつて主要部分24に丁番付けさ
れ、ヒンジ部分26は円形の側壁を有し、この側
壁から円筒型のチユーブ27が中央に突き出して
いる。チユーブ27の内面はポスト22の周囲と
摩擦嵌合してカプセル支持部材20とエキストラ
クタ23をキヤビテイー内部に保持し、かつ本体
15の主要部分24と側面部分25を一体に保持
するようになつている。本体15にはカバー28
も含まれており、このカバー28は本体15の薄
い部分によりその一端に取付けられ、開放位置と
閉鎖位置との間で旋回運動するようになつてい
る。開放位置はマウスピース18の端部から離れ
ており、また本体15の縁壁にある開口29から
離れており、この開口29を通つてエキストラク
タ23の末端部分30が受入れられガイドされる
ようになつている(第1図、第3b図、第3c図
および第3d図)。また閉鎖位置(第3a図)で
はカバー28の一部が開口29を越えて伸び、カ
バー28の末端のフツク状部分31がマウスピー
スの開口19を越えて伸びており、この閉鎖位置
においてカバー28は、フツク状部分31にある
ノツチにマウスピース18の上縁が係合すること
によつて着脱自在に保持される。
カプセル支持部材20は円形側壁32と、円筒
型の周縁壁33と、半径方向に伸びている壁34
とを備えており、円形側壁32は中央開口を有し
この開口の内部にポスト22が収容され、円筒型
の周縁壁33はこの周縁壁33を貫通開口してい
る隔置されたオリフイスを備えており、このオリ
フイスを通つてカプセル11の直径の小さい第2
部分14が突き出すようになつており、半径方向
に伸びている壁34は側壁33から垂直に突き出
しており、オリフイスの周りの周縁壁33の部分
と共に半径方向に伸びる側面入口ソケツトを規定
し、このソケツトは周縁壁33のオリフイスの開
放端部があるカプセル11の直径の大きい第2部
分12を収容しかつ保持している。支持部材20
を回転させると先行するカプセル11が開放され
その第1部分12が分配位置まで動かされる際
に、カプセル11が本体15と支持部材20の部
分によつて規定されている弧状の貯蔵部分35か
ら第1位置まで連続的に移動する。突起37が支
持部材20に形成されている。この突起37は装
置10の最後の未使用カプセル11の第1部分1
2が分配位置まで移動すると第1位置まで移動
し、エキストラクタ23の働きを妨げ、カバー2
8を閉鎖できないようにして装置10のカプセル
がすべて使用されてしまつたことを使用者に知ら
せるようになつている(第3f図)。歯車36が
壁34と反対側で側壁32に同軸に形成されてい
る(第2図)。この歯車36はラチエツトアツセ
ンブリの一部を形成し、このアツセンブリは支持
部材20とエキストラクタ23との間に係合自在
の連結手段を与え以下にさらに説明されるように
エキストラクタ23が動いてカプセル11の第2
部分を取り除く際に支持部材20を動かしてカプ
セルの第1部分12を第1位置から分配位置まで
動かす。
エキストラクタ23は本体15の開口29を規
定している壁によつてガイドされている端部30
を備えており、この端部30から、隔置された掴
み壁38が突き出し、カプセル11の第2部分1
4の側面と摩擦嵌合するようになつている。エキ
ストラクタ23のほぼU型の部分39はその端部
30から突き出し、歯車36の向かい合つた面に
沿つて摺動しかつこの向かい合つた面によつて案
内されるような向かい合つた面を有している。エ
キストラクタ23のこの案内によつてエキストラ
クタが支持部材20に対して半径方向に、立ち上
がり位置(第3d図)と係合位置(第3a図およ
び第3b図)との間を摺動することができるよう
になつている。立ち上がり位置においては掴み壁
38は第1位置にある支持部材20のカプセル1
1から隔てられている。また係合位置おいては掴
み壁38は第1位置にあるカプセル11の第2部
分14と係合している。エキストラクタ23の2
つの波型のフレキシブルな弾性ばね部分40もU
型部分39の向かい合つた側面に沿つて端部30
から突き出しており、本体15とエキストラクタ
23との間にばね手段を与え、エキストラクタ2
3をその立ち上がり位置まで押圧している。内側
に伸びる爪41がU型部分39の一方の脚の末端
に配置され、歯車36と係合してラチエツトアツ
センブリの爪として働き、カプセル支持部材20
を前進させ、ばね部分40の作用によりエキスト
ラクタ23がその係合位置から立ち上がり位置ま
で動く際に第1カプセル部分12を第1位置から
分配位置まで前進させるようになつている。
エキストラクタ23をその係合位置に着脱自在
にラツチするためのラツチ手段が設けられてい
る。本体15は板状ラツチ部分42を有してお
り、このラツチ部分42はその一端がマウスピー
ス18に隣接する開口29の側面を規定している
壁に取付けられ、その反対側の端部がマウスピー
ス18に取付けられ、ラツチ部分42の中心は通
常、室16の上面を規定している壁から離れ上向
きに曲げられている。このラツチ部分42はリツ
プ43を備えており、リツプ43はラツチ部分4
2が上向きに曲げられると開口29内に突き出
し、エキストラクタ23の端部30に沿つてレツ
ジ44と係合することができ(第3b図)、エキ
ストラクタ23をその係合位置に保持することが
できる。ラツチ部分42を手動で室16の上面を
規定している壁の方に押し付けると(第3c図)、
リツプ43がレツジ44から離れるようにたわみ
エキストラクタ23をその立ち上がり位置まで動
かすことができる。
次にこの装置10の操作について説明する。エ
キストラクタ23は初めラツチ手段によつてその
係合位置にラツチされており、エキストラクタ2
3の掴み壁38は第1位置においてカプセル11
の第2部分14と係合し、かつカバー28はその
閉鎖位置にあるものとする(第3a図)。使用者
は先ずカバー28のフツク状部分31をマウスピ
ース18から引き離すように曲げてカバー28を
開放し、次いでカバー28をその開放位置まで旋
回させる(第3b図)。次にラツチ部分42を室
16の上面を規定している壁の方に押し付けてラ
ツチ手段を解除する。するとリツプ43がレツジ
44から引き離されてエキストラクタ23がばね
部分40の作用によりその係合位置からその立ち
上がり位置まで摺動する。この運動の初めの部分
においてカプセル部分14と12はエキストラク
タ23と第2カプセル部分14との摩擦嵌合によ
つて引き離される(第3c図)。この運動の第2
部分においてエキストラクタ23の爪41が歯車
36とかみ合い、第1カプセル部分12を第1位
置から分配位置まで前進させる。次に使用者がマ
ウスピース18から空気を吸い込むと空気が入口
ポート17を通つて室16に入り、分配位置にあ
る第1カプセル部分12の開放端部を横切るよう
に流れ空気流の中に粉末薬剤を随伴し、これが使
用者の肺に吸い込まれる。次に使用者がカバー2
8をその閉鎖位置まで動かすと、カバー28とエ
キストラクタ23の突き出し端部30との係合に
よりエキストラクタ23がその係合位置まで移動
し、第2カプセル部分14が第1位置にある新し
い閉じたカプセル11の第2部分14によつて掴
み壁38から押し出される(第3e図)。その後
掴み壁38はこの新たな第2カプセル部分14と
係合する。ポスト22とカプセル支持部材20と
の間には十分な摩擦があり、エキストラクタ23
がこのようにその係合位置に移動される際に爪4
1を支持しているU型部分39の脚が爪41と歯
車36の次の歯のカーブした外側表面との間の摺
動接触によつて外向きに曲げられ、爪41がカプ
セル支持部材20を逆向きに回転させることな
く、歯車36のその歯の周囲を通過するようにな
つている。エキストラクタ23がその係合位置に
到達すると、リツプ43がレツジ44と係合して
エキストラクタ23を再びその位置に着脱自在に
保持する。カバー28のフツク状端部31はマウ
スピース18の端部と再び着脱自在に係合してこ
れを閉じた状態に保持し、装置10は再び使用で
きる状態となる。
次に第4図を参照すると、参照符号50が付け
られた本発明の装置の第2実施態様が示されてい
る。
装置10と同じように、この装置50はカプセ
ル11の形の容器内からの粉末薬剤の経口吸入を
容易にするようになつている。このカプセル11
は上記市販されているタイプのカプセルであり、
第1容器と第2容器すなわちカプセル部分12と
14を備えている。この装置50は障害物のない
室52を部分的に規定している壁を有する本体5
1と、この室52に通じる少なくとも1つの空気
入口ポート53と、室52と直接に連通している
中央貫通開口55を有するマウスピース54とを
有している。また装置10と同様に、ほぼ円筒型
のカプセル支持部材56の形の手動式の作動手段
が本体51に回転自在に取り付けられ、第1カプ
セル部分12を室52(この室52は支持部材5
6の周縁によつて部分的に規定されている)から
離れている第1位置から室52内の所定の分配位
置まで移動させ、この分配位置では支持部材56
を第1カプセル部分12の開放端部が最も上に来
るように配置して、マウスピース54からの吸引
によつて起こされる入口ポート53と室52を通
過する空気流がこの開放端部をほぼ垂直に横切つ
て流れ、第1カプセル部分12にある粉末薬剤を
この空気流に随伴させるようになる。また手動式
作動手段が設けられ、支持部材56の運動により
第1カプセル部分12が分配位置に配置される前
に、第2カプセル部分14を取り除くようになつ
ている。しかしながら装置10とは異なり、これ
らの手段は壁すなわちエキストラクタ57によつ
て与えられ、エキストラクタ57は開口を規定し
ている面を有し、カプセル11の第2部分14を
摩擦嵌合するようになつており、このエキストラ
クタ57は装置50のカバー58の内部に組込ま
れている。
本体51はほぼ円筒型のキヤビテイーを規定し
ている壁を有し、キヤビテイーの中にカプセル支
持部材56が取付けられ、本体51に含まれてい
るポスト66の周りに回転するようになつてい
る。このカバー58は本体51と一体に成形され
ており、本体51の薄い部分によつて一端で枢支
されており、マウスピース54の端部から離れた
開放位置と閉鎖位置との間で旋回運動するように
なつている。開放位置においてはエキストラクタ
57は第1位置に隣接している本体の縁壁内の開
口59から離れた立ち上がり位置にある。閉鎖位
置においてはエキストラクタ57は開口59内で
係合位置にあり、第1位置にあるカプセル11の
第2部分14と係合している。カバー58のフツ
ク状末端部分60はマウスピースの開口55を横
切つて伸びこれを閉鎖しかつ末端部分60のリツ
プ61をマウスピース54の下方縁部と係合させ
ることによつてそこに着脱自在に保持されてい
る。
カプセル支持部材56はポスト66を収容して
いる中央開口を備えた円形の側壁67と、円筒型
の周縁壁62と、側壁67から垂直に突き出して
いる半径方向に伸びる壁とを備えているる。周縁
壁62はこれを貫通して開口している隔置された
オリフイスを備えており、このオリフイスを通つ
てカプセル11の直径の小さい第2部分14が突
き出すことができる。半径方向に伸びる壁はオリ
フイスの周囲の周縁壁62のポストと共に半径方
向に伸びる側面入口ソケツトを規定し、このソケ
ツトはオリフイスにおいてその開放端部でカプセ
ル11の直径の大きい第2部分12を受入れ保持
している。支持部材56が回転すると、先行する
カプセル11が開放されてその第1部分12が分
配位置に動かされる際に、本体51と支持部材5
6の部分によつて規定されている弧状の貯蔵領域
63から第1位置までカプセル11が連続的に移
動する。歯車64が支持部材56の一方の側に同
軸に形成され、カバー58に固定されかつカバー
58から突き出している爪65がラチエツトアツ
センブリを形成し、このアツセンブリが支持部材
56とエキストラクタ57との間に係合自在の連
結手段を与え、支持部材を動かして、エキストラ
クタ57がその係合位置から立ち上がり位置まで
移動する(これはカバー58が開放される際に生
ずる)際に、カプセルの第1部分12を第1位置
から分配位置まで移動させるようになつている。
次に装置50の操作について説明する。初めに
カバー58は閉じられており、カバー58の上に
あるエキストラクタ57はその係合位置にあり第
1位置においてカプセル11の第2部分14と係
合しているものとする。先ず使用者はカバー58
のフツク状部分60をマウスピース54から離し
て曲げることによりカバー58を開放し、このカ
バー58を開放位置まで旋回させると、カバー5
8の上のエキストラクタ57はその係合位置から
立ち上がり位置まで動く。この運動の第1部分の
際に、第1位置にあるカプセル11の部分14と
12はエキストラクタ57と第2カプセル部分1
4との摩擦係合によつて引き離され、この運動の
第2部分の際に、カバー58の上の爪65が歯車
64の歯とかみ合い、開放された第1カプセル部
分12を第1位置から分配位置まで前進させる。
次に使用者がマウスピース54から吸入すると空
気が入口ポート53を通つて室52に入り、分配
位置にある第1カプセル部分12の開放端部をほ
ぼ横方向に流れて、空気流中に粉末薬剤を随伴
し、使用者の肺の中に吸入させる。続いて使用者
はエキストラクタ57から分離された第2カプセ
ル部分14を取り出し、カバー58を閉じてエキ
ストラクタ57を第1位置において新しいカプセ
ル11の第2部分14と係合させる。カプセル支
持部材56とそれが回転自在に取付けられている
ポスト66との間には十分な摩擦があり、カバー
58が閉鎖される際に、爪65と歯車64の次の
歯が、それらの表面が接触している角度の関係の
ために互いに後方に曲がるようになつておりカプ
セル支持部材56が逆向きに回転することはな
い。エキストラクタが係合位置に到達すると、リ
ツプ61がマウスピース54と係合してカバー5
8を再び取り外しできるように閉じた状態に保持
し、装置50は再び使用する準備が整えられる。
装置50を十分な回数使用して支持部材56の
最後の未使用カプセル11の第1部分12が分配
位置に動かされると、歯車64の連続する歯の間
にある不釣り合いに広い空間68がカバー58の
爪65に隣接して配置されるようになる。この空
間68は十分に広く、続いてカバー58を閉鎖す
ると爪65は歯車64の次の歯と接触せずこれに
よつて曲げられない。このようにしてつくり出さ
れるカバーの動きの自由度が使用者に装置50が
空になつたことを知らせることになる。
次に第5図および第6図を参照すると、参照符
号70が付けられた本発明の装置の第3実施態様
が示されている。
装置10および50と同様に、この装置70は
カプセル11の形をした容器内から粉末薬剤を容
易に経口吸入できるようになつている。カプセル
11は上記市販されているタイプのものであり、
第1容器および第2容器すなわちカプセル部分1
2と14を備えている。この装置70は室72を
部分的に規定している壁を有する本体71と、こ
の室72に通じる少なくとも1つの空気入口ポー
ト73と、室72と直接に連通している中央貫通
開口75を備えたマウスピース74とを備えてい
る。また装置10および50と同様に、ほぼ円筒
型のカプセル支持部材76の形をした手動式作動
手段が本体71に回転自在に取付けられ、カプセ
ル11の第1部分12を室72(この室72は支
持部材76の周縁によつて部分的に規定されてい
る)から隔置されている第1位置から、室72内
の所定の分配位置まで移動させ、この分配位置に
おいて支持部材76は第1カプセル部分12の開
放端部を最も高い位置に配置し、マウスピース7
4から吸引することによつて入口ポート73に入
り室72を通過する空気流が第1部分12内の粉
末薬剤をこの空気流中に随伴させるようになる。
装置50と同様に、開口を規定する表面を有しか
つ第2カプセル部分14と摩擦嵌合するような壁
すなわちエキストラクタ77の形をした手動式作
動手段が装置70のカバー78に組込まれ、第1
カプセル部分12が送り手段によつて分配位置に
配置される前に第2カプセル部分14を取り除く
ようになつている。
本体71はほぼ円筒型のキヤビテイーを規定し
ている壁を有し、このキヤビテイーの中にカプセ
ル支持部材76が取付けられ、本体71の中にあ
るポスト82の周りに回転するようになつてい
る。カバー78は本体71と一体に成形されてお
り、マウスピース74の端部から離れた開放位置
と、閉鎖位置との間を旋回運動するように取付け
られている。開放位置においてはエキストラクタ
77は第1位置に隣接する本体の縁壁にある開口
79から離れた立ち上がり位置にあり、また閉鎖
位置においてはエキストラクタ77は開口79内
で係合位置にあり、第1位置にあるカプセル11
の第2部分14と摩擦係合しており、カバー78
のフツク状末端部分80はマウスピース開口75
を横切つて伸びこれを閉鎖し、フツク状カバー部
分80のノツチにマウスピース74の上縁を嵌合
させることによりそこに着脱自在に保持されてい
る。
カプセル支持部材76は隔置されたオリフイス
を有する円筒型の周縁壁83を有し、このオリフ
イスを通つてカプセル11の第2部分14が突き
出すことができ、支持部材76内にある半径方向
に伸びるソケツト内に開口し、支持部材76の内
部でカプセル11の第1部分12は、それらが装
置10および50の支持部材20および56に収
容され保持されているのと同様に収容され保持さ
れている。先行するカプセル11が開放されその
第1部分12が分配位置に動かされると、支持部
材76の回転により、カプセル11が本体71と
支持部材76の部分によつて規定されている弧状
の貯蔵領域81から連続的に第1位置まで動かさ
れる。歯車84が支持部材76の片側に同軸に形
成されており、カバー78から突き出しこれに固
定されている爪85がラチエツトアツセンブリを
形成し、このアツセンブリが支持部材76とカバ
ー78にあるエキストラクタ77との間に係合自
在の連結手段を与え、支持部材76を動かし、カ
バー78にあるエキストラクタ77がその係合位
置から立ち上がり位置まで動く際に(これはカバ
ー78が開放される際に起こる)カプセルの第1
部分12を第1位置から分配位置まで動かす。
装置70は使用者によつて操作され、装置50
について説明したのと基本的に同様に作動する。
装置50との違いは室72を規定している上壁の
内面の形だけである。装置70においては、内面
のその部分87は空気入口ポート73から分配位
置まで下向きに傾斜しているのに対して、内面の
部分88は分配位置からマウスピース54に向け
て上向きに傾斜している。分配位置における第1
カプセル部分12の縦軸89は傾斜面部分87お
よび88の交線と整合しており、この交線は分配
位置における第1カプセル部分12の開放端部よ
り上方にありかつこれに近接している。この配置
によつて、室72を通つて吸入される空気の一部
が第1カプセル部分12に流入しそこから粉末薬
剤を除去する。非限定的な例としては表面部分8
7と軸89の間の角度が約55゜であり、表面部分
88と軸89の間の角度が約75゜でありかつ、表
面部分87と88の交線が第1カプセル部分12
の開放端部の上方約1mmに配置されている際に良
い結果が得られている。一般に上記角度はいずれ
も80゜より小さくすべきである。
次に第6図および第7図を参照すると参照符号
90が付けられた本発明の装置の第4実施態様が
示されている。
装置10,50および70と同様に、この装置
90は第1容器部分92と第2容器部分93から
なる容器内から粉末薬剤を容易に経口吸入するこ
とができるようになつている。この装置90は障
害物のない室95を部分的に規定している壁を有
する本体94と、室95に通じる少なくとも1つ
の空気入口ポート96と、室95と直接に連通し
ている中央貫通開口98を有するマウスピース9
7とを備えている。装置10、50および70と
同様に、ほぼ円筒型の容器支持部材99の形をし
た手動式の作動手段が本体94に回転自在に取付
けられ、第1容器部分92を室95から離れた第
1位置から室95内の所定の分配位置まで動かす
ようになつている(この室95は支持部材99の
周縁によつて一部分規定されている)。分配位置
において支持部材99は第1容器部分92の開放
端部が最も上に来るように配置され、マウスピー
ス97から吸引することによつて起こされ入口ポ
ート96に入り室95を通過する空気流が第1容
器部分92の開放端部をほぼ横向きに流れ、第1
容器部分92に入つている粉末薬剤をこの空気流
に随伴させるようになる。また装置10,50お
よび70と同様に、手動式作動手段が設けられ、
支持部材99により第1容器部分92が分配位置
に配置される前に第2容器部分93を除去するよ
うになつている。
しかしながら装置10,50および70とは異
なり、装置90の支持部材99はその周縁に一体
に形成されている複数の第1容器部分92を有
し、第2容器部分93は第1位置において第1容
器部分92を閉鎖している本体94の壁である。
支持部材99の端部にある手動式の係合自在ノブ
により支持部材99を手で回転させると、第1容
器部分92が分配位置に動く際に第2容器部分す
なわち壁93が第1容器部分92の上から取り除
かれる。
次に第9図を参照すると、参照符号100が付
けられた本発明の装置の第5実施態様が示されて
いる。
例示されたその他の装置と同じように、この装
置100は第1容器すなわち第1カプセル部分1
2と第2容器すなわち第2カプセル部分14を備
えたカプセル11の形をした容器内から粉末薬剤
を容易に経口吸入することができるようになつて
いる。この装置は室102を部分的に規定してい
る壁を有する本体101と、室101に通じる空
気入口ポート103と、室102と直接に連通し
ている中央貫通開口105を有するマウスピース
104とを備えている。またほぼ円筒型のカプセ
ル支持部材106の形をした手動式作動手段が本
体101に回転自在に取付けられ、カプセル11
の第1部分12を、室102(この室102は支
持部材106の周縁によつて一部規定されてい
る)から離れた位置にある第1位置から、室10
2の所定の分配位置まで動かし、分配位置におい
てこの支持部材106は第1カプセル部分12の
開放端部を最上部に配置し、マウスピース104
からの吸引によつて起こされ入口ポート103に
入り室102を通過する空気流が第1部分12内
の粉末薬剤をこの空気流中に随伴させようにな
る。装置50および70と同じように、開口を規
定しかつ第2カプセル部分14と摩擦係合するよ
うになつている表面を有する壁すなわちエキスト
ラクタの形をした手動式作動手段(図には示され
ていない)がこの装置のカバーに組込まれてお
り、移動手段によつて第1カプセル部分12を分
配位置に配置する前に第2カプセル部分14を除
去する。
装置100の操作および構造は、室102を規
定する上壁の内面の形と入口ポート103の配置
を除けば、装置50および70の操作および構造
と基本的に同一である。装置100においては入
口ポート103は分配位置の真上に配置されてお
り、室の上壁の部分108は下向きに垂れ下がり
分配位置にある第2カプセル部分14の中心軸に
実質的に配置され、装置100を通過する空気流
の殆どすべてを分配位置にある第1カプセル部分
12の軸方向片側に設け、第2カプセル内で空気
流の方向を変え、粉末を空気流中に随伴して粉末
を空気と共に第1カプセル部分12の他方の側か
ら流出させ、マウスピース104から流出させる
ようになつている。
装置10,50,70,90または100はポ
リプロピレンやナイロンのような適当な高分子材
料からつくることができる。この装置の少なくと
も一部は十分に透明であつて、第1容器部分が分
配位置にあることおよび未使用の容器が装置中に
幾つ残つているかを使用者が容易に確認すること
ができる。
このように5つの実施態様について本発明を説
明したが、本発明の精神から逸脱することなくこ
の装置に多くの変更を加えることができることは
当業者に明らかであろう。従つて本発明の範囲
は、明細書に記載された実施態様の構造によつて
限定されるものではなく、請求の範囲に記載され
た構造ならびにその均等物によつてのみ限定され
るものである。
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