JPH0237038B2 - - Google Patents

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JPH0237038B2
JPH0237038B2 JP58039551A JP3955183A JPH0237038B2 JP H0237038 B2 JPH0237038 B2 JP H0237038B2 JP 58039551 A JP58039551 A JP 58039551A JP 3955183 A JP3955183 A JP 3955183A JP H0237038 B2 JPH0237038 B2 JP H0237038B2
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mos transistor
gate
transistor
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load resistance
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Tetsuya Iizuka
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPH0237038B2 publication Critical patent/JPH0237038B2/ja
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • G11C11/412Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger using field-effect transistors only
    • G11C11/4125Cells incorporating circuit means for protecting against loss of information

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はMOS(絶縁ゲート形)メモリ集積回路
などの半導体記憶装置に係り、特にスタテイツク
形メモリセルのソフトエラーを防止するようにし
た半導体記憶装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
半導体記憶装置には大きくわけて、ダイナミツ
ク形とスタテイツク形のものがあり、前者はそれ
ぞれ1個のキヤパシタおよびトランジスタで1つ
の記憶セルを構成している。また後者のスタテイ
ツク形のものは第1図に示すように4個のトラン
ジスタ11〜14と2個の抵抗15,16とで1
つの記憶セルを構成している。なお、第1図にお
いてBL,はビツト線であり、WLはワード線
である。
上記ダイナミツク形の半導体記憶装置の場合、
電荷をキヤパシタに蓄積することによつて情報の
記憶保持を行なうため、各素子が微細化されるに
つれて蓄積電荷量が小さくなり、外部からアルフ
ア粒子が入射することにより記憶内容が容易に破
壊されるソフトエラーと称する誤動作が問題とな
つている。
一方、前記スタテイツク形半導体記憶装置の場
合、抵抗15または16のいずれかを介して常に
電流を供給する形で記憶保持を行なうため、上記
ソフトエラーに対しては強いとされている。とこ
ろがこの場合にも素子の微細化および低消費電力
化に伴い、ソフトエラーを発生する可能性が強く
なつてきている。すなわち、第1図において、各
素子の微細化を図るに伴ない、負荷となる抵抗1
5,16それぞれと駆動用のトランジスタ11,
12それぞれとの接続点における記憶ノードN1
N2の浮遊容量が小さくなる。また、低消費電力
化のために、抵抗15,16の値を大きくしなけ
ればならない。そこでいま、アルフア粒子がノー
ドN2に相当する接合付近に入射したとすると、
これによる電流Iαが第1図に示すようにノード
N2とアースとの間に流れる。アルフア粒子が入
射したことにより流れる上記電流Iαは、第2図の
波形図で示すように非常に幅の短かいパルス状の
電流でありそのピーク値は300〜400μAにも達し、
総電荷量は100フエムト(10-15)クローンにもな
る。この値はノードN2における接合面積にほと
んど依存せず、素子の微細化に伴なつてIαの値が
小さくなることは期待できない。現在の半導体記
憶装置の集積密度のレベルからいうと、ノード
N2の浮遊容量は約10フエムトフアラツド程度で、
ここに蓄積できる電荷量は高々50フエムトクロー
ンにしかならない。この値はIαによる総電荷量よ
り小さく、また抵抗16の値はギガオームの桁で
あるため、上記電流Iαが流れることによつて記憶
内容が破壊してしまう。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
アルフア粒子等の高エネルギー線の入射による記
憶内容の破壊(ソフトエラー)を防止でき、信頼
性の高い半導体記憶装置を提供するものである。
〔発明の概要〕
即ち、本発明の半導体記憶装置は、電源電圧印
加端とアース電位端との間に駆動用の第1の
MOSトランジスタおよびその負荷となる負荷抵
抗を直列に接続すると共に駆動用の第2のMOS
トランジスタおよびその負荷となる負荷抵抗とを
接続し、上記第1のMOSトランジスタの出力ノ
ードと第2のMOSトランジスタのゲートとを前
記第1のMOSトランジスタの負荷抵抗の一部も
しくは第1の抵抗を実質的に介在させて第1の接
続回路により接続し、同様に第2のMOSトラン
ジスタの出力ノードと第1のMOSトランジスタ
のゲートとを前記第2のMOSトランジスタの負
荷抵抗の一部もしくは第2の抵抗を実質的に介在
させて第2の接続回路により接続している。そし
て、前記負荷抵抗の値、負荷抵抗の一部もしくは
第1、第2の抵抗の値、上記各MOSトランジス
タのゲート電極ノードが有する容量の値、前記各
出力ノードが有する容量の値を所定の大きさ関係
に設定したことを特徴とするものである。
このように構成しておけば、アルフア粒子等の
入射に起因して前記出力ノードの容量の放電が生
じても、上記出力ノードに抵抗を介して接続され
ているトランジスタのゲートの容量は上記抵抗の
存在により完全には放電せず、記憶内容の破壊を
防ぐことが可能になるので、信頼性の高い半導体
記憶装置の実現が可能になる。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。
第3図に示すスタテイツク形メモリセルにおい
て、正極性の電源電圧Vcc印加端とアース電位端
との間には2個の抵抗21,22と第1のトラン
ジスタ23が直列挿入されている。そしてこの抵
抗21,22およびトランジスタ23は、2個の
抵抗21,22を負荷とし、またトランジスタ2
3を駆動素子とするインバータ24を構成してい
て、抵抗22とトランジスタ23との接続点を出
力ノードN1としている。これと同様に、Vcc印
加端とアース電位端との間には2個の抵抗31,
32と第2のトランジスタ33が直列挿入されて
いる。そしてこの抵抗31,32およびトランジ
スタ33は、2個の抵抗31,32を負荷とし、
またトランジスタ33を駆動素子とするインバー
タ34を構成し、抵抗32とトランジスタ33と
の接続点を出力ノードN2としている。前記イン
バータ24の出力ノードN1はインバータ34の
入力ノードとなるトランジスタ33のゲート電極
に前記抵抗22を介して接続され、インバータ3
4の出力ノードN2はインバータ24の入力ノー
ドとなるトランジスタ23のゲート電極に前記抵
抗32を介して接続されている。
すなわち、上記2つのインバータ24,34
は、一方の出力ノードの電位を他方の入力ノード
に与えるように互いに接続されることによつて、
1ビツトの情報を記憶するためのフリツプフロツ
プを構成している。
さらに、上記インバータ24の出力ノードN1
と一方のビツト線BLとの間には情報伝達制御用
のトランジスタ26が挿入接続され、インバータ
34の出力ノードN2と他方のビツト線との間
には情報伝達制御用のトランジスタ36が挿入接
続されている。そして、上記両トランジスタ2
6,36のゲート端子はワード線WLに接続され
ている。
なお、第3図中のトランジスタは全てNチヤン
ネルでエンハンスメント型のMOSトランジスタ
であり、前記駆動素子であるトランジスタ23,
33の各ゲート端子とアース電位点との間の容量
をそれぞれ35,25で示しており、前記出力ノ
ードN1とアース電位点との間に存在する種々の
容量(トランジスタ23,26のソース、ドレイ
ン領域と基板との間の接合容量など。)をまとめ
て27、同様に出力ノードN2とアース電位点と
の間に存在する種々の容量をまとめて37で表し
ている。
また、抵抗21,22,31,32の値をR1
R2、R3、R4で表わし、容量25,27,35,
37の値をC1、C2、C3、C4で表わすものとすれ
ば、この実施例回路ではR1≫R2、R3≫R4に設定
されており、下記の(1)〜(6)式を満足している。
C2/C1<V0−VTN/VTN ……(1) C4/C3<V0−VTN/VTN ……(2) ln{1/(1+C2/C1)VTN/V0}>td/C1R2
…(3) ln{1/(1+C4/C3)VTN/V0}>td/C3R4
…(4) C1R2<tw ……(5) C3R4<tw ……(6) ただし、 V0:出力ノードN1またはN2における高レベル電
位の平均値 VTN:トランジスタ23,33をドライバとする
2つのインバータで構成されるフリツプフロツ
プの“1”、“0”状態が破壊されずに安定状態
に復帰可能なインバータ出力ノード間の電位差
の最小の値 td:アルフア粒子入射時に発生する電流パルス信
号のパルス幅(通常は0.3ns程度) tw:書き込みモード指定信号(リード・ライト信
号R/W)のパルス幅の最小値 次に上記のように構成された回路の作用を説明
する。いま、一対のビツト線BL,のうち一方
のビツト線BLに低レベルの情報を、他方のビツ
ト線に高レベルの情報をそれぞれ与え、さら
に図示しない書き込みモード指定信号によつて書
き込みモードを指定する。すると、ワード線WL
に所定パルス幅を持つ高レベル信号が与えられ
て、トランジスタ26,36が共にオン状態とな
る。これによつて、ビツト線BL,の情報によ
りノードN1が低レベルに、またノードN2が高レ
ベルとなるように両レベルが設定される。この
後、ワード線WLが低レベルとなり、トランジス
タ26,36が共にオフになつて書き込みが終了
し、前記ノードN1,N2はデータ保持状態とな
る。この状態でいまアルフア粒子が入射し、この
時発生したキヤリアが収集されてノードN2に負
の電荷が流れ込んだとする。ノードN2に接続さ
れている容量37の値C4は現在の技術レベルで
は15フエムトフアラド程度であり、ここに蓄積で
きる電荷量は75フエムトクーロン程度である。そ
してこの値は今後さらに小さくなつていく。これ
に対しアルフア粒子による電荷量は100フエムト
クーロン程度であるために、上記容量37に蓄積
されていた電荷はアルフア粒子入射時に発生する
電流パルス信号のパルス幅tdの期間にほとんど放
電される。
一方、上記情報の書き込み時に2個の容量3
5,37は、それぞれノードN2に近い側の端子
が高電位となるように予め充電されている。した
がつて、上記容量37の放電期間に、容量35か
らノードN2に対して放電が起こる。すなわち、
容量35に蓄積された電荷の放電電流は、R3
R4であるため容量35および抵抗32を介して
流れる。容量37の放電が終了した後に、容量3
5の電荷はexp(−td/C3R4)まで減少する。こ
こで抵抗21,31の値であるR1およびR3は、
それぞれ低消費電力化のために通常ギガオーム程
度に設定されている。このため前記パルス幅td
数倍後の時点でのノードN2の電位は2個の容量
35,37による電荷の再分布のみによつて決定
され、この値はV0C3e-td/C3R4/(C3+C4)とな
る。そしてこの電荷再分布後のノードN2におけ
る電位がトランジスタ23のしきい値電圧VTN
りも高い状態にあれば、トランジスタ23はオン
状態となつてノードN1の電位は上昇できずトラ
ンジスタ33はオフ状態のままとなり、ノード
N2は抵抗31,32を介して充電され、この電
位は、順次元の高レベルに復帰する。すなわち、
アルフア粒子が入射しても、ソフトエラーによる
ノードN2の情報の破壊は生じない。
次に上記電荷再分布後のノードN2における電
位とトランジスタ23のしきい値電圧VTNの大小
関係から、アルフア粒子が入射した場合でもノー
ドN2における記憶情報が破壊されないための条
件を求める。
まず、 VTN<V0C3e-td/C3R4/(C3+C4) ……(7) 次に上記(7)式の両辺に(C3+C4)/V0C3を掛
けると次の(8)式が得られる。
VTNC3+C4/V0C3<e-td/C3R4 ……(8) さらに上記(8)式の両辺の対数をとると次の(9)式
が得られる。
lo{VTNC3+C4/V0C3}<−td/C3R4 ……(9) 上記(9)式の両辺を−1で除算してまとめると次
の(10)式になる。
ln{1/VTNV0C3/C3+C4}>td/C3R4……(10
) さらに上記(10)式をまとめると次の(11)式が得られ
る。
ln{1/(1+C4/C3)VTN/V0}>td/C3R4
……(11) 一方、上記(3)式において右辺のe-td/C3R4の値は
0から1の間の値である。したがつて、この(8)式
の左辺のVTNC3+C4/V0C3の値は少なくとも1より小 さい値であるため、次の(12)式が成立する。
VTN/V0 C3+C4/C3<1……(12) 上記(12)式の両辺をVTN/V0で除算してまとめると 次の(13)式が得られる。
C4/C3<V0−VTN/VTN……(13) ここで上記(11)式と(13)式は前記(4)式および(2)
式にそれぞれ一致している。したがつて、ノード
N2における高レベルの情報は、アルフア粒子が
入射してこのノードN2に電流パルス信号が流れ
たとしても破壊されない。
またノードN2の場合と同様に、今度はノード
N1が高レベルとなるように情報が記憶されてい
る場合に、アルフア粒子が入射してノードN1
負の電荷が流れ込んだとする。そして2個の容量
25,27による電荷再分布後のノードN1の電
位はV0C1e-td/C1R2/(C1+C2)となる。そしてこ
のノードN1における電位がトランジスタ33の
しきい値電圧VTNよりも高い状態にあれば、前記
と同様に情報は破壊されず元の状態になる。さら
に前記と同様にしてノードN1の電位とトランジ
スタ33のしきい値電圧VTNの大小関係から記憶
情報が破壊されないための条件を求めると、次の
(14)式および(15)式が得られる。
ln{1/(1+C2/C1)VTN/V0}>td/C1R2
…(14) C2/C1<V0−VTN/VTN ……(15) この場合にも上記(14)式と(15)式は前記(3)
式および(1)式にそれぞれ一致している。
また前記(3)式および(4)式はC1R2とC3R4の最小
値を決定する条件式である。ところがC1R2およ
びC3R4の値をむやみに大きくすると、情報書き
込み時にその書き込み時間内に情報を書き込めな
い状態が発生する。したがつて、これを防止する
には、前記(5)式および(6)式を満足するように
C1R2とC3R4の最大値を決定する必要がある。
なお、MOSプロセスによれば、前記抵抗R1
R4、容量C1〜C4はR1≒R3、R2≒R4、C1≒C3、C2
≒C4の関係に設定されるのが通常である。した
がつて、前式(11)の内容は前式(14)の内容に等し
く、前式(13)の内容は前式(15)の内容に等し
く、前式(6)の内容は前式(5)の内容と等しい。
上述したように上記実施例のスタテイツク型メ
モリセルによれば、電源電圧印加端とアース電位
端との間に駆動用の第1のMOSトランジスタお
よびその負荷となる負荷抵抗を直列に接続すると
共に駆動用の第2のMOSトランジスタおよびそ
の負荷となる負荷抵抗を接続し、上記第1の
MOSトランジスタの出力ノードN1と第2の
MOSトランジスタのゲートとを前記第1のMOS
トランジスタの負荷抵抗の一部を介在させて接続
し、同様に第2のMOSトランジスタの出力ノー
ドN2と第1のMOSトランジスタのゲートとを第
2のMOSトランジスタの負荷抵抗の一部を介在
させて接続している。そして、上記各抵抗の値、
上記各トランジスタのゲート電極ノードが有する
容量の値および上記各出力ノードN1,N2が有す
る容量の値を所定の大きさ関係に設定しておくこ
とによつて、アルフア粒子の入射に起因して前記
出力ノードの容量の放電が生じても、上記出力ノ
ードに抵抗を介して接続されているトランジスタ
のゲートの容量は上記抵抗の存在により完全には
放電しない。これによつて記憶内容の破壊が防止
され、信頼性の高いスタテイツク型メモリが実現
される。
なお、上記実施例はアルフア粒子の入射に対す
る動作を説明したが、アルフア粒子以外の他の高
エネルギー線(ガンマー線など)の入射に対して
も上記実施例と同様なことが云える。
また、上記実施例は、一方のトランジスタ23
の負荷抵抗21,22の一部(抵抗22)あるい
はトランジスタ33の負荷抵抗31,32の一部
(抵抗32)を介して他方のトランジスタ33あ
るいは23のゲートに接続したが、これに限らず
負荷抵抗とは独立した抵抗をトランジスタ23,
33相互間に介在させるようにしてもよい。
即ち、第4図に示すスタテイツク形メモリセル
においては、トランジスタ23の負荷として抵抗
41を接続し、出力ノードN1とトランジスタ3
3のゲートとの間の配線に第1の抵抗42を形成
し、トランジスタ33の負荷として抵抗43を接
続し、出力ノードN2とトランジスタ23のゲー
トとの間の配線に第2の抵抗44を形成し、上記
抵抗41,42,43,44の値として前述と同
様の大きさ関係を有するR1,R2,R3,R4を持た
せたものであり、その他の部分は第3図と同じで
あるので同一符号を採用する。
この実施例においても、前述したような(11)、
(13)、(14)、(15)式を満たせば前述と同様にソ
フトエラーを防止できる。
また、上記各実施例は出力ノードN1あるいは
N2とトランジスタ33あるいは23のゲート端
子との間をそれぞれゲート端子とは独立に形成さ
れた抵抗を介在させて接続する接続回路を用いた
が、これに限らずトランジスタ23,33それぞ
れのゲート電極を抵抗とするように形成してこの
抵抗を実質的に介在させてトランジスタ23,3
3相互間を接続させるようにしてもよい。
即ち、第5図に示すスタテイツク形メモリセル
においては、トランジスタ23の負荷として抵抗
51を接続し、トランジスタ33のゲートに抵抗
52を形成し、出力ノードN1と上記トランジス
タ33のゲートとを接続し、トランジスタ33の
負荷として抵抗53を接続し、トランジスタ23
のゲートに抵抗54を形成し、出力ノードN2
トランジスタ23のゲートとを接続したものであ
り、その他の部分は第3図と同じであるので同一
符号を採用する。この実施例においても、抵抗5
1,52,53,54の値として前述と同様の大
きさ関係を有するR1,R2,R3,R4を持たせて形
成し、前述したような(11)、(13)、(14)、(15)式
を満たせば前述と同様にソフトエラーを防止でき
る。この場合、トランジスタ33のゲートに形成
された抵抗52は容量25と共に分布定数回路を
形成しており、同様にトランジスタ23のゲート
に形成された抵抗54は容量35と共に分布定数
回路を形成しており、出力ノードN1とトランジ
スタ33のゲートとを接続する第1の接続回路の
抵抗値はほぼR2と見倣すことができ、同様に出
力ノードN2とトランジスタ23のゲートとを接
続する第2の接続回路の抵抗値はほぼR4と見倣
すことができ、前述の動作とほぼ同様な動作によ
りソフトエラーを防止できる。換言すれば第5図
のメモリセルにおいては、トランジスタ33のゲ
ートに形成された抵抗52を上記ゲートと出力ノ
ードN1との間に実質的に介在させており、同様
にトランジスタ23のゲートに形成された抵抗5
4を上記ゲートと出力ノードN2との間に実質的
に介在させている。
また、第6図に示すスタテイツク形メモリセル
においては、トランジスタ23の負荷として抵抗
61,62を直列に接続し、トランジスタ33の
負荷として抵抗63,64を直列に接続し、上記
負荷となる抵抗61,62の一部はトランジスタ
33のゲートに形成し、同様に上記負荷となる抵
抗63,64の一部64はトランジスタ23のゲ
ートに形成したものであり、その他の部分は第3
図と同じであるので同一符号を採用する。この実
施例においては、トランジスタ23の出力ノード
N1とトランジスタ33のゲートとを接続する第
1の接続回路によりトランジスタ23とその負荷
抵抗とを接続しており、この接続回路は前記抵抗
62をトランジスタ23の出力ノードN1とトラ
ンジスタ33のゲートとの間に実質的に介在させ
ている。同様に、トランジスタ33の出力ノード
N2とトランジスタ23のゲートとを接続する第
2の接続回路によりトランジスタ33とその負荷
抵抗とを接続しており、この接続回路は前記抵抗
64をトランジスタ33の出力ノードN2とトラ
ンジスタ23のゲートとの間に実質的に介在させ
ている。上記実施例においても、抵抗61,6
2,63,64の値として前述と同様の大きさ関
係を有するR1,R2,R3,R4を持たせて形成し、
前述したような(11)、(13)、(14)、(15)式を満た
せば、前述の動作とほぼ同様な動作によりソフト
エラーを防止できる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、アルフア粒子
等の高エネルギー線の入射による記憶内容の破壊
(ソフトエラー)を防止できるので、記憶素子の
微細化が進んでもソフトエラーに強く信頼性の高
い半導体記憶装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半導体記憶装置の回路図、第2
図は第1図の半導体記憶装置にアルフア粒子が入
射した際に生じる電流パルス信号の波形図、第3
図は本発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示
す回路図、第4図乃至第6図はそれぞれ本発明の
他の実施例を示す回路図である。 21,22,31,32,41〜44,51〜
54,61〜64……抵抗、23,33……駆動
用MOSトランジスタ、25,27,35,37
……容量、26,36……情報伝達用MOSトラ
ンジスタ、BL,……ビツト線、WL……ワー
ド線、Vcc……電源電圧。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電源電圧印加端とアース電位端との間に直列
    に接続された駆動用の第1のMOSトランジスタ
    およびその負荷抵抗と、同じく前記電源電圧印加
    端とアース電位端との間に直列に接続された駆動
    用の第2のMOSトランジスタおよびその負荷抵
    抗と、前記第1のMOSトランジスタの出力ノー
    ドと第2のMOSトランジスタのゲートとを第1
    のMOSトランジスタの負荷抵抗の一部もしくは
    第1の抵抗を実質的に介して接続する第1の接続
    回路と、同じく前記第2のMOSトランジスタの
    出力ノードと第1のMOSトランジスタのゲート
    とを第2のMOSトランジスタの負荷抵抗の一部
    もしくは第2の抵抗を実質的に介して接続する第
    2の接続回路と、一対のビツト線と前記第1の
    MOSトランジスタの出力ノードおよび第2の
    MOSトランジスタの出力ノードとの間にそれぞ
    れ挿入接続され、それぞれのゲートが共通のワー
    ド線に接続される情報伝達用のMOSトランジス
    タとを具備し、前記負荷抵抗の値をR1、前記第
    1、第2の接続回路により接続される第1、第2
    のMOSトランジスタ相互間に介在する抵抗の値
    をR2、前記第1、第2のMOSトランジスタそれ
    ぞれのゲート電極ノードが有する容量をC1、前
    記第1、第2のMOSトランジスタそれぞれの出
    力ノードが有する容量をC2、上記出力ノードに
    おける高レベル電位の平均値をV0、前記第1、
    第2のMOSトランジスタをドライバとして形成
    される2つのインバータを組合せてなるフリツプ
    フロツプの“1”、“0”状態が安定状態に復帰可
    能な前記インバータ出力ノード間の電位差の下限
    値をVTN、アルフア粒子等の高エネルギー線の入
    射により発生したキヤリアが収集されて生じる電
    流パルスが消滅するのに要する時間をtd、前記ワ
    ード線に加えられる書き込みモード指定のための
    制御パルス信号のパルス幅の最小値をtwで表わ
    すものとすれば R1≫R2 C2/C1<V0−VTN/VTN ln{1/(1+C2/C1)VTN/V0}>td/C1R2 C1R1<tw を満足することを特徴とする半導体記憶装置。 2 前記第1の抵抗を前記第1の接続回路におけ
    る配線に形成し、前記第2の抵抗を前記第2の接
    続回路における配線に形成してなることを特徴と
    する前記特許請求の範囲第1項記載の半導体記憶
    装置。 3 前記第1の抵抗を前記第2のMOSトランジ
    スタのゲートに形成し、前記第2の抵抗を前記第
    1のMOSトランジスタのゲートに形成してなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
    導体記憶装置。 4 前記第1のMOSトランジスタの負荷抵抗の
    一部を第2のMOSトランジスタのゲートに形成
    し、前記第2のMOSトランジスタの負荷抵抗の
    一部を第1のMOSトランジスタのゲートに形成
    し、前記第1の接続回路により第1のMOSトラ
    ンジスタとその負荷抵抗とを接続し、前記第2の
    接続回路により第2のMOSトランジスタとその
    負荷抵抗とを接続してなることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
JP58039551A 1982-06-15 1983-03-10 半導体記憶装置 Granted JPS59165295A (ja)

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