JPH0236477A - 計算機地図管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、計算機地図管理装置に関する。

（従来の技術） 従来、計算機地図管理システムでは、地図を読み取らせ
て入力し、計算機内部で、図形データとして認識し、デ
ータベースを構築している。また、その入力した地図上
にある家屋・鉄塔等の建造物や公園・広場等の利用空間
等の特定対象物は、それぞれ住所や所有者等の属性デー
タを有している。

そのような属性データを、上記とは別の操作によって計
算機に入力し、属性データベースを構築する。さらに、
その属性データか地図上の点のどの対象物に対応するか
を指示してひも付けし、即ち、両者を結びつける作業を
行なってデータベースを構築している。これにより、計
算機では、モニター装置等にその地図を表示し、その表
示された地図上のある対象物を選択することにより、そ
の対象物に予めひも付けされた属性データを表示しある
いはプリントアウトすること等が可能となる。

（発明が解決しようとする課題） 上記属性データの入力作業及び上記ひも付け作業は手作
業で行われている。その入力作業について見れば、入力
すべきデータの量が多いことから、膨大な作業時間を要
する。また、そのひも付け作業について見れば、どの対
象物とどの属性データとが対応するかの判断は煩雑であ
り、且つ判断対象が多いことから、上記と同様に、膨大
な作業時間を要する。

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的は、
各種データの入力作業、及び地図図面上のベクトル情報
と、属性データとのひも付け作業を自動的に行うことの
できる計算機地図管理装置を提供することにある。

〔発明の効果〕

（課題を解決するだめの手段） 本発明の計算機地図管理装置は、 入力すべき地図を図面のままイメージデータとして読み
取って地図データとして出力する地図読取装置と、前記
地図中に表記された町名のパターンを町名パターンとし
て記憶した町名パターン記憶装置と、前記地図データと
前記町名パターンとを比較して、町名を索引キーにする
ためのベクトル情報を自動作成し前記町名パターンを索
引データとする地図データベースを生成する地図データ
ベース生成手段と、その地図データベースを記憶する地
図データベース記憶装置と、帳票から、前記地図に表わ
された建造物等のひも付対象物の住所中の町名及びその
他の属性を示す文字を読み取って属性データとして出力
する文字読取装置と、前記属性データと前記町名パター
ンとを比較して、前記町名パターンを索引データとする
属性データベースを生成する属性データベース生成手段
と、その属性データベースを記憶する属性データベース
記憶手段と、前記地図データベースと前記属性データベ
ースとを前記町名パターンで倹素し、前、Ｓ己町名パタ
ーンで倹素された地図データと属性データとをひも付け
してひも付け許地図データ・属性データベースを生成す
るひも付け済地図データ・属性データベース生成手段と
、前記ひも付済地図データ・属性データベースを記憶す
るひも付済地図データ・属性データベース記憶装置と、
を備えるものとして構成される。

（作　用） 入力すべき地図を地図読取装置か読み取って地図データ
として出力する。一方、その地図中に表記された町名の
パターンが町名パターン記憶装置に記憶されている。前
記地図データと前記町名のパターンが地図データベース
生成手段で比較され、前記町名のパターンを索引データ
とする地図データベースが生成される。その地図データ
ベースは地図データベース記憶装置に記憶される。

これとは別に、帳票から、文字読取装置が、前記地図に
表わされた建造物等のひも付け対象物の住所中の町名及
びその他の属性を示す文字を読み取って属性データとし
て出力する。

前記属性データと前記町名のパターンとが属性データベ
ース生成手段で比較され、前記町名のパターンを索引デ
ータとする属性データベースか生成される。その属性デ
ータベースは属性データベース記憶手段に記憶される。

前記地図データベースと前記属性データベースとは地図
データ・属性データひも付け装置によって前記町名のパ
ターンで検索され、検索された地図データと属性データ
とをひも付けしてひも付け済データベースを生成する。

生成されたひも付け済データベースはひも付け済データ
ベース記憶手段に記憶される。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述する。

第１図は本発明の一実施例の全体構成図である。

同図において、１は入力すべき地図、２は入力すべき属
性データが記憶されている帳票を示す。

上記地図は汎用のもの、即ち、各種の地図で汎用される
■や七等のマークのほか、各区画内に町名及びＯ丁目（
あるいは○丁目に代わる表示としての漢数字等）の表示
かあるものとする。その地図１は光学的な地図読取装置
３により読み取られ、地図データに変換されて地図デー
タベース生成手段４に送られる。その地図データベース
生成手段４にはこれとは別に、町名パターン記憶装置５
から地図１に表記された町名（漢字）のパターンが町名
パターンとして入力されている。これにより、地図デー
タベース生成手段４は、地図読取装置３からの地図デー
タと町名パターン記憶装置５がらの町名パターンとを比
較し、町名パターンを索引データとする地図データベー
スを自動的に作成して地図データベース記憶装置６に格
納す−る。これを、全ての地図１について繰り返す。こ
れにより、全ての地図の繋ぎ合わせによる全体地図の作
成が可能となる。

上記帳票２は、前記特定対象物毎に１枚ずつ記載された
ものである。それらの帳票２としては、例えば、各種の
用途に使用される既存のものを用いることができる。た
だし、その帳票２には、属性として、少なくとも住所（
町名）が記載されていることが必要である。しかしなが
ら、一般に、どのような用途に使用される帳票であって
も、住所（町名）の表示は必ずなされているのが普通で
ある。よって、帳票２としてはたいていのものが使用で
きる。このような帳票２の属性データのうち住所（町名
）を含めた必要なもののみが文字読取装置７によって選
択的に読み取られ、属性データとして属性データベース
生成手段８に送られる。

その生成手段８には、これとは別に、町名パターン記憶
装置５からの町名パターンが入力されている。これによ
り、その生成手段８は、文字読取装置７からの属性デー
タと町名パターン記憶装置５からの町名パターンとを比
較して、町名パターンを検索データとする属性データベ
ースを生成し、次段の属性データベース記憶装置９に格
納する。

地図データベース記憶装置６に格納された地図データベ
ースと、上記属性データベース記憶装置９に格納された
属性データベースとが、次段のひも付け装置１０におい
て町名パターンにより検索され、地図データと属性デー
タとのひも付けが行われる。即ち、上記地図データベー
スと上記属性データベースは、共に、住所（町名）によ
って検索可能である。よって、同じ検索データ（町名）
によって検索された地図データと属性データとをひも付
け装置１０によってひも付けしてひも付け済データベー
スを作成する。さらに、そのデータベースをひも付け済
データベース記憶装置１１に送ってそこに格納する。

上記ひも付けについてさらに詳しく述べる。入力する地
図１としては、例えば○Ｏ市の地図のみを用いるものと
する。また、読み取らせる帳票２としては、Ｏ○市の特
定対象物に関するもののみとする。このようにした場合
には、地図データベースも、属性データベースも、共に
、同一の町名によって検索可能である。従って、ひも付
け装置１０は、記憶装置９に格納された属性データベー
スからの属性データを順次読み込み、読み込む毎に検索
データ（町名）によって、記憶装置６に格納された図形
データベースを検索し、その検索の結果前られる地図デ
ータと先に読み込んだ属性データとをひも付けし、ひも
付け済データベースとして記憶装置１１に格納する。

このようにして構成したひも付け済データベースを用い
れば、計算機によって次のような使い方が可能となる。

即ち、モニター装置に、先に入力した地図１を表示する
。その地図上においである町名を選択する。それにより
、その町名に対応して入力された全ての属性データが表
示される。表示された属性データのうちから必要なもの
を選択することができる。この選択は、全ての帳票２を
手で選択する場合に比して容易なのは明らかである。

第２図は、上述した第１図の装置の動作を示すフローチ
ャートである。このフローチャートにより第１図の装置
の動作は次のように説明される。

即ち、地図を地図読取装置で読み込む（ステップ１）。

次に読み込んだ地図データと予め記憶しである町名パタ
ーンとを比較して地図データベースを自動作成する（ス
テップ２）。次に、全ての地図を読み込んだか否かを判
断しくステップ３）、全ての地図を読み込むまでステッ
プ１．２の動作を繰り返す。全ての地図を読み込んだら
、読み込んだ全地図を繋ぎ合わせて全体地図を作成する
（ステップ４）。

この後、地図上の属性を計算機にバッチで入力する（ス
テップ５）。次に、入力した属性データと予め記憶しで
ある町名パターンとを比較して属性データベースを自動
作成する（ステップ６）。

次に、地図データベース及び属性データベースを町名パ
ターンで検索する（ステップ７）。そして、検索された
地図データと属性データとをひも付けしたデータベース
を作成し、記憶する（ステップ８）。次に、検索が終了
したか否かを判断しくステップ９）、検索が終了するま
でステップ５〜８の動作を繰り返す。

〔発明の効果〕 本発明によれば、地図とその地図上の点の属性とをひも
付けするに際し、汎用の地図や汎用の帳票が共に一般的
に備える町名に着目し、その町名によって地図と属性と
をひも付けするようにしたので、汎用の地図及び汎用の
帳票を用いつつも自動的にひも付けしたデータベースを
得ることができ、しかもデータの入力を自動的に行うよ
うにしたので、手動による場合のようなケアレスミスを
防ぎつつ、データの人力作業及びひも付け作業を自動的
に短時間で容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体構成図、第２図はその
動作を示すフローチャートである。 １・・・地図、２・・帳票、３・・・地図読取装置、４
・・・地図データベース生成手段、５・・・町名パター
ン記憶装置、６・・・地図データベース記憶装置、７・
・・文字読取装置、８・・・属性データベース生成手段
、９・・・属性データベース記憶装置、１０・・・地図
データ・属性データひも付け装置、１１・・・ひも付け
済みデータベース記憶装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 入力すべき地図を読み取って地図データとして出力する
   地図読取装置と、 前記地図中に表記された町名のパターンを町名パターン
   として記憶した町名パターン記憶装置と、前記地図デー
   タと前記町名パターンとを比較して、前記町名パターン
   を索引データとする地図データベースを生成する地図デ
   ータベース生成手段と、 その地図データベースを記憶する地図データベース記憶
   装置と、 帳票から、前記地図に表わされた建造物等のひも付け対
   象物の住所中の町名及びその他の属性を示す文字を読み
   取って属性データとして出力する文字読取装置と、 前記属性データと前記町名パターンとを比較して、前記
   町名パターンを索引データとする属性データベースを生
   成する属性データベース生成手段と、 その属性データベースを記憶する属性データベース記憶
   手段と、 前記地図データベースと前記属性データベースとを前記
   町名パターンで検索し、前記町名パターンで検索された
   地図データと属性データとをひも付けしてひも付け済地
   図データ・属性データベースを生成するひも付け済地図
   データ・属性データベース生成手段と、 前記ひも付け済地図データ・属性データベースを記憶す
   るひも付け済地図データ・属性データベース記憶装置と
   、 を備えることを特徴とする計算機地図管理装置。