JPH0236445Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0236445Y2 JPH0236445Y2 JP1982194188U JP19418882U JPH0236445Y2 JP H0236445 Y2 JPH0236445 Y2 JP H0236445Y2 JP 1982194188 U JP1982194188 U JP 1982194188U JP 19418882 U JP19418882 U JP 19418882U JP H0236445 Y2 JPH0236445 Y2 JP H0236445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- fine powder
- filter
- case
- filter surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 58
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 19
- 235000010627 Phaseolus vulgaris Nutrition 0.000 claims description 11
- 244000046052 Phaseolus vulgaris Species 0.000 claims description 11
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 5
- 235000021251 pulses Nutrition 0.000 claims description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 5
- 241000533293 Sesbania emerus Species 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は微粉除去装置を備えたコーヒー豆など
の豆類粉砕機に関するものである。
の豆類粉砕機に関するものである。
豆類粉砕機で例えばコーヒー豆を粉砕した場
合、得られたコーヒー粉は適度な大きさの粒状物
と、必要以上に細かくなつた微細な微粉との混合
物となつている。この微粉はコーヒーメーカーの
フイルタを詰まらせたり、コーヒーの味に微妙な
影響を与える原因となるため、一般的にはなるべ
く少ない方が好ましいものであるが、従来の粉砕
機には微粉除去装置がなく、通常粉砕機の刃の構
造を工夫して微粉の発生を少なくすることなどで
対処されている。
合、得られたコーヒー粉は適度な大きさの粒状物
と、必要以上に細かくなつた微細な微粉との混合
物となつている。この微粉はコーヒーメーカーの
フイルタを詰まらせたり、コーヒーの味に微妙な
影響を与える原因となるため、一般的にはなるべ
く少ない方が好ましいものであるが、従来の粉砕
機には微粉除去装置がなく、通常粉砕機の刃の構
造を工夫して微粉の発生を少なくすることなどで
対処されている。
本考案はこの点に着目し、簡単な構造で手軽に
微粉を除去できる豆類粉砕機を提供することを目
的としてなされたものであり、貯留ケース内に貯
留される粉粒が下または側面から接触するフイル
タ面を下面または側面に有し、貯留ケースに着脱
自在に挿入されて微粉を回収する粉粒に運動エネ
ルギーを与えてフイルタ面に粉粒を衝突させ、粉
粒中の微粉を強制的にフイルタ面を通過させて粉
粒から分離させる撹拌手段と、からなる微粉除去
装置を貯留部に設け、豆類を粉砕する粉砕器を有
する粉砕室の直下に前記貯留部を配設したことを
特徴としている。すなわち、本考案によれば、撹
拌によつて粉粒が或る運動エネルギーを持つてフ
イルタ面に衝突し、粉粒の表面に付着した状態と
なつている微粉がフイルタ面に擦り付けられて粉
粒から分離し、微粉だけがフイルタ面を通過して
フイルタケース内に溜まるから、これをフイルタ
ケースごと取り出せば貯留ケース内には微粉が除
去された粉粒が得られるのであり、簡単に微粉の
除去ができる。またこのような微粉除去装置を備
えた貯留部を粉砕室の直下に配設したので、全体
をコンパクトにまとめることができ、また後述の
実施例のように両軸型のモータ1台によつて粉砕
室と撹拌手段の両方を同時に駆動できるので、構
造が簡単となりこの点からも小型化が可能でコス
トを下げることができるのである。
微粉を除去できる豆類粉砕機を提供することを目
的としてなされたものであり、貯留ケース内に貯
留される粉粒が下または側面から接触するフイル
タ面を下面または側面に有し、貯留ケースに着脱
自在に挿入されて微粉を回収する粉粒に運動エネ
ルギーを与えてフイルタ面に粉粒を衝突させ、粉
粒中の微粉を強制的にフイルタ面を通過させて粉
粒から分離させる撹拌手段と、からなる微粉除去
装置を貯留部に設け、豆類を粉砕する粉砕器を有
する粉砕室の直下に前記貯留部を配設したことを
特徴としている。すなわち、本考案によれば、撹
拌によつて粉粒が或る運動エネルギーを持つてフ
イルタ面に衝突し、粉粒の表面に付着した状態と
なつている微粉がフイルタ面に擦り付けられて粉
粒から分離し、微粉だけがフイルタ面を通過して
フイルタケース内に溜まるから、これをフイルタ
ケースごと取り出せば貯留ケース内には微粉が除
去された粉粒が得られるのであり、簡単に微粉の
除去ができる。またこのような微粉除去装置を備
えた貯留部を粉砕室の直下に配設したので、全体
をコンパクトにまとめることができ、また後述の
実施例のように両軸型のモータ1台によつて粉砕
室と撹拌手段の両方を同時に駆動できるので、構
造が簡単となりこの点からも小型化が可能でコス
トを下げることができるのである。
次に本考案の一実施例について図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
図において1はケーシング、2は粉砕室、3は
貯留部、4は動力部である。粉砕室2はケーシン
グ1の上部に配設されたもので、臼5と回転ギヤ
6からなる臼式の粉砕器7を有しているが、粉砕
器7としては回転ブレード式のものなど他の形式
のものであつてもよく、上部には漏斗状の豆投入
口8、下部には粉粒排出口9がそれぞれ設けられ
ている。貯留部3は粉砕室2の直下に同軸上に配
設されており、ケーシング1に対して側方から着
脱自在となつた貯留ケース11が設けられ、貯留
ケース11の上部に粉粒排出口9が開口してい
る。この貯留ケース11の底面には撹拌手段とな
るロータ12が設けられ、また上部から着脱自在
に挿入されるフイルタケース13が設けられ、ロ
ータ12とフイルタケース13とで微粉除去装置
14が構成されている。ロータ12は貯留部3の
下部に設けられた駆動部15にクラツチ16を介
して接続されるようになつている。動力部4には
両軸型のモータ17が配設され、出力軸18の上
端は減速ギヤ19を介して粉砕器7の回転ギヤ6
に連結され、下端はベルト装置20を介して駆動
部15に連結されている。
貯留部、4は動力部である。粉砕室2はケーシン
グ1の上部に配設されたもので、臼5と回転ギヤ
6からなる臼式の粉砕器7を有しているが、粉砕
器7としては回転ブレード式のものなど他の形式
のものであつてもよく、上部には漏斗状の豆投入
口8、下部には粉粒排出口9がそれぞれ設けられ
ている。貯留部3は粉砕室2の直下に同軸上に配
設されており、ケーシング1に対して側方から着
脱自在となつた貯留ケース11が設けられ、貯留
ケース11の上部に粉粒排出口9が開口してい
る。この貯留ケース11の底面には撹拌手段とな
るロータ12が設けられ、また上部から着脱自在
に挿入されるフイルタケース13が設けられ、ロ
ータ12とフイルタケース13とで微粉除去装置
14が構成されている。ロータ12は貯留部3の
下部に設けられた駆動部15にクラツチ16を介
して接続されるようになつている。動力部4には
両軸型のモータ17が配設され、出力軸18の上
端は減速ギヤ19を介して粉砕器7の回転ギヤ6
に連結され、下端はベルト装置20を介して駆動
部15に連結されている。
フイルタケース13は基板23とフイルタ板2
4で構成されている。基板23は漏斗状の内筒2
5と円筒状の外筒26を有し、またフイルタ板2
4を目の細かい網からなる環状のフイルタ面27
を有しており、基板23のスリツト28にフイル
タ板24の突片29を挿入して回転させることに
より、基板23とフイルタ板24は一体化され、
断面三角形の微粉回収室30が環状に形成され
る。フイルタ面27としては除去したい微粉に応
じて例えば40メツシユのものが用いられる。外筒
26の外面にはフイルタケース13の動きを円滑
にするためのリブ31が複数個突設され、また内
筒25及びフイルタ面27の内側は粉粒排出口9
から落下して来る粉粒の通過穴32となつてい
る。
4で構成されている。基板23は漏斗状の内筒2
5と円筒状の外筒26を有し、またフイルタ板2
4を目の細かい網からなる環状のフイルタ面27
を有しており、基板23のスリツト28にフイル
タ板24の突片29を挿入して回転させることに
より、基板23とフイルタ板24は一体化され、
断面三角形の微粉回収室30が環状に形成され
る。フイルタ面27としては除去したい微粉に応
じて例えば40メツシユのものが用いられる。外筒
26の外面にはフイルタケース13の動きを円滑
にするためのリブ31が複数個突設され、また内
筒25及びフイルタ面27の内側は粉粒排出口9
から落下して来る粉粒の通過穴32となつてい
る。
次に動作を説明する。コーヒー豆などの豆35
を豆投入口8から投入してモータ17を運転する
と、粉砕器7で粉砕されて生じた粉粒36は粉粒
排出口9から貯留部3に落下する。フイルタケー
ス13は予め貯留ケース11に挿入されており、
落下した粉粒36は内筒25に沿つて通過穴32
から更に落下し、モータ17の運転に伴つて回転
しているロータ12によつて撹拌される。ロータ
12のブレードは粉粒36に旋回方向と上向きの
各成分を含む運動エネルギーを与えるような形状
になつており、粉粒36は貯留ケース11の内壁
に沿つて旋回しながら盛り上り、フイルタ面27
に衝突する。このため、フイルタケース13は貯
留ケース11に落下して来る粉粒36の増加に応
じて、常に粉粒36の最上部に乗つた状態で徐々
に上昇し、微粉回収室30内には粉粒36に混入
していた微粉37が分離されて溜まるのである。
第4図はこのような動作中の状態を示したもので
ある。この微粉回収は豆35の粉砕と並行して行
なわれ、運転終了後貯留ケース11をケーシング
1から取り外してフイルタケース13を取り出せ
ば、貯留ケース11内には微粉の除去された粉
粒、たとえばコーヒー粉が得られるわけである。
を豆投入口8から投入してモータ17を運転する
と、粉砕器7で粉砕されて生じた粉粒36は粉粒
排出口9から貯留部3に落下する。フイルタケー
ス13は予め貯留ケース11に挿入されており、
落下した粉粒36は内筒25に沿つて通過穴32
から更に落下し、モータ17の運転に伴つて回転
しているロータ12によつて撹拌される。ロータ
12のブレードは粉粒36に旋回方向と上向きの
各成分を含む運動エネルギーを与えるような形状
になつており、粉粒36は貯留ケース11の内壁
に沿つて旋回しながら盛り上り、フイルタ面27
に衝突する。このため、フイルタケース13は貯
留ケース11に落下して来る粉粒36の増加に応
じて、常に粉粒36の最上部に乗つた状態で徐々
に上昇し、微粉回収室30内には粉粒36に混入
していた微粉37が分離されて溜まるのである。
第4図はこのような動作中の状態を示したもので
ある。この微粉回収は豆35の粉砕と並行して行
なわれ、運転終了後貯留ケース11をケーシング
1から取り外してフイルタケース13を取り出せ
ば、貯留ケース11内には微粉の除去された粉
粒、たとえばコーヒー粉が得られるわけである。
第5図は微粉除去装置14の変形例を示すもの
である。すなわち、内筒部分にフイルタ面27を
設けた二重筒状のフイルタケース13を用いた例
であり、上部の通過穴32から中心部に粉粒36
を投入し、ロータ12で撹拌するようにしてあ
る。この例も、フイルタケース13は貯留ケース
11の上方から着脱自在となつており、回収され
た微粉37はフイルタケース13ごと取り出して
容易に処理できる。
である。すなわち、内筒部分にフイルタ面27を
設けた二重筒状のフイルタケース13を用いた例
であり、上部の通過穴32から中心部に粉粒36
を投入し、ロータ12で撹拌するようにしてあ
る。この例も、フイルタケース13は貯留ケース
11の上方から着脱自在となつており、回収され
た微粉37はフイルタケース13ごと取り出して
容易に処理できる。
以上述べたように、本考案によれば簡単な構造
によつて速やかに微粉の除去ができるのであり、
取扱いが容易でコンパクトにまとまつた微粉除去
装置付きの豆類粉砕機が得られる利点がある。
によつて速やかに微粉の除去ができるのであり、
取扱いが容易でコンパクトにまとまつた微粉除去
装置付きの豆類粉砕機が得られる利点がある。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図a
及び第2図bはフイルタケースの基板の平面図及
び断面図、第3図a及び第3図bはフイルタケー
スのフイルタ板の平面図及び断面図、第4図は同
上の動作説明図、第5図は微粉除去装置の他の変
形例の概略断面図である。 2……粉砕室、3……貯留部、7……粉砕器、
11……貯留ケース、12……ロータ、13……
フイルタケース、14……微粉除去装置、27…
…フイルタ面、35……豆、36……粉粒、37
……微粉。
及び第2図bはフイルタケースの基板の平面図及
び断面図、第3図a及び第3図bはフイルタケー
スのフイルタ板の平面図及び断面図、第4図は同
上の動作説明図、第5図は微粉除去装置の他の変
形例の概略断面図である。 2……粉砕室、3……貯留部、7……粉砕器、
11……貯留ケース、12……ロータ、13……
フイルタケース、14……微粉除去装置、27…
…フイルタ面、35……豆、36……粉粒、37
……微粉。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 貯留ケース内に貯留される粉粒が下または側面
から接触するフイルタ面を下面または側面に有
し、貯留ケースに着脱自在に挿入されるフイルタ
ケースと、 粉粒に運動エネルギーを与えてフイルタ面に粉
粒を衝突させ、粉粒中の微粉を強制的にフイルタ
面を通過させて粉粒から分離させる撹拌手段、 とからなる微粉除去装置を貯留部に設け、豆類を
粉砕する粉砕器を有する粉砕室の直下に前記貯留
部を配設したことを特徴とする豆類粉砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19418882U JPS5998841U (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 豆類粉砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19418882U JPS5998841U (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 豆類粉砕機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5998841U JPS5998841U (ja) | 1984-07-04 |
JPH0236445Y2 true JPH0236445Y2 (ja) | 1990-10-03 |
Family
ID=30417469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19418882U Granted JPS5998841U (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 豆類粉砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5998841U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5428133U (ja) * | 1977-07-29 | 1979-02-23 |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP19418882U patent/JPS5998841U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5428133U (ja) * | 1977-07-29 | 1979-02-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5998841U (ja) | 1984-07-04 |
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