JPH0236438A - 二次記憶装置のスペース管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は情報処理装置における二次記憶装置上のスペー
スの管理方式に関する。

（従来の技術） 従来、二次記憶装置上のファイルのスペースの割り当て
は最近使用されたか否かにかかわらずおこなわれる。

（発明が解決しようとする課題） 従来の方式では二次記憶装置上のファイルを削除した場
合、該当するエリアを新たに割り当てていなく、該ファ
イルの内容がそのままであっても再使用できない、従っ
て誤ってファイルを削除した場合は、別の二次記憶装置
上に退避しているファイルから復元する必要がある。

（課題を解決するための手段） 本発明の二次記憶装置のスペース管理方式は、情報処理
装置における二次記憶装置において装置毎の未使用エリ
アを二次記憶装置上のアドレスとサイズを１エントリ〈
空きスペースエントリと称される）とするテーブル形式
で登録する空きスペース登録手段と、該エントリを更新
する空きスペース更新手段と、該エントリを参照する空
きスペース参照手段と、前記二次記憶装置上に作成した
ファイルの名前と複数のアドレスとサイズで表される該
ファイルのスペース情報、作成者作成または削除の日付
及びステータスの情報を１エントリ（ディレクトリと称
される）とするテーブル形式で登録するディレクトリ登
録手段と、そのディレクトリを更新するディレクトリ更
新手段と、そのディレクトリを参照するディレクトリ参
照手段とを有し、 システム生成時に前記空きスペース登録手段により各装
置の空きスペースのテーブルを作成し、ファイルを該二
次記憶装置上に作成するときは、前記空スペース参照手
段によりスペースを確保し、確保したエリアは前記空き
スペース更新手段により該エントリを削除し確保できな
いときは前記ディレクトリ参照手段によりファイル削除
時にチェインされるディレクトリを先頭からファイルの
スペースを満たすまで取り出し、取り出した各ディレク
トリのスペース情報を作成するファイルのスペースとし
、該ディレクトリは前記ディレクトリ更新手段により削
除し、余ったスペースは前記空きスペース更新手段によ
り前記テーブルに追加し、ファイルを該二次記憶装置上
から削除するときは、前記ディレクトリ更新手段により
該ディレクトリのステータスを削除済みにし前記ディレ
クトリ更新手段により該ディレクトリをチェインされて
いる削除済みのディレクトリの最後に追加し、ファイル
を該二次記憶装置上に復元するときは、前記ディレクト
リ参照手段によりチェインされた最後のディレクトリか
ら検索し、該当するディレクトリが存在すればその削除
済みステータスをクリアし、前記ディレクトリ更新手段
により該ディレクトリを削除しチェインからはずす ことを特徴とする。

（実施例） 次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示す概念図である。

この実施例は空きスペース管理手段１とディレクトリ管
理手段２と二次記憶装′ｆ１３とからなる。空きスペー
ス管理手段１は、空きスペース登録手段４、空きスペー
ス更新手段５、空きスペース参照手段６を含む。ディレ
クトリ管理手段２は、ディレクトリ登録手段７、ディレ
クトリ更新手段８、ディレクトリ参照手段９を含む。

第２図は第１図実施例において二次記憶装置３上にファ
イルを作成、削除、復元する時の処理を示す流れ図であ
る。まずシステム生成時は、第３図で示される空きスペ
ーステーブルを空きスペース登録手段４により作成する
。

ファイルを作成するときは、ステップ２１で空きスペー
ス参照手段６により空きスペーステーブルより空きスペ
ースエントリを読み、ステップ２２でファイルを作る為
のスペースがあるかを判別する。

スペースがあるときはステップ２３で空きスペース更新
手段５で空きスペーステーブルを更新し、ステップ２４
でディレクトリ登録手段７によりファイル名、ステップ
２１で確保したスペースエントリから成るスペース情報
、作成日時、ステータスから成るディレクトリを作成し
ファイルの作成を完了する。スペースがない時は、ステ
ップ２５で削除された古い順にチェインされている既に
削除されたファイルのディレクトリの最初のものをディ
レクトリ参照手段９により参照し、ステップ２６でその
空きスペース情報トりを空きスペース更新手段５により
空きスペーステーブルに追加し、ステップ２７でそのデ
ィレクトリをディレクトリ更新手段８により削除し、削
除済みディレクトリのチェインからはずし、ステップ２
１で再びスペースの確保を試みる。

ファイルを削除する場合は、ステップ２８で削除するフ
ァイルのディレクトリのステータス情報に削除済みステ
ータスを設定し、ステップ２９で該ディレクトリを古い
順にチェインされている削除済ディレクトリの最後に追
加する。

ファイルを復元する場合は、ステップ３０でディレクト
リ参照手段９により削除された古い順にチェインされて
いる既に削除されたファイルのディレクトリの最後のも
のを読み、ステップ３１でディレクトリのファイル名と
復元するファイル名が一致するかを判定し、一致する場
合はステップ３５でディレクトリ更新手段８によりディ
レクトリのステータス情報の削除済みステータスをクリ
アし、ステップ３６で削除済みディレクトリのチェイン
からはずす。一致しない場合はステップ３２．３３でデ
ィレクトリ参照手段９により削除された古い順にチェイ
ンされている既に削除されたファイルの１つ前のディレ
クトリを参照し、ある場合はステップ３１にもどり再び
ファイル名の比較を行う、ない場合はステップ３４で復
元処理を異常終了させる。

第３図は空きスペース管理手段１で、登録、更新、参照
される空スペーステーブルの詳細を示す。

テーブルは二次記憶装置上のアドレスと未使用エリアの
サイズから成るエントリが複数個ある。

第４図はディレクトリ登録手段７で登録され、ディレク
トリ更新手段８で更新され、ディレクトリ参照手段って
参照されるディレクトリの詳細を示す。ディレクトリは
ファイル名、作成者、作成／削除日時、次に削除された
ファイルのディレクトリへのポインタ、１つ前に削除さ
れたファイルのディレクトリへのポインタ、ステータス
、空スペーステーブルのエントリと同一形式のスペース
情報から成る。

第５図はファイルを削除した時に削除した順にチェイン
されるディレクトリの関連を示す図である。最も古い削
除済みファイルを参照する時はディレクトリへの先頭ア
ドレスエリア５１からたどり、最も最近の削除済みファ
イルを参照する時はディレクトリへの股終アドレスエリ
ア５２からたどる。

ディレクトリをチェインからはずす時はそのディレクト
リの前のディレクトリの、次に削除されなファイルのデ
ィレクトリへのポインタを削除するディレクトリの次の
ディレクトリにポイントし、削除するディレクトリの次
のディレクトリの１つ前に削除されたファイルのディレ
クトリへのポインタを削除するディレクトリの前のディ
レクトリにポイントする。

（発明の効果） 本発明の方式では、以上に説明したように二次記憶装置
のスペースの割り当てを、未使用エリア、次に最も古く
削除されたファイルのスペースから順に行い、削除した
ファイルのエリアはそのままにしておき、そのファイル
のディレクトリをチェインしておくことにより、−度削
除したファイルのエリアが再使用されていなかったら、
削除前の状態に復元することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の構成を示す概念図であり
、本図において、１は空きスペース管理手段、２はディ
レクトリ管理手段、３は二次記憶装置、４は空きスペー
ス登録手段、５は空きスペース更新手段、６は空きスペ
ース参照手段、７はディレクトリ登録手段、８はディレ
クトリ更新手段、９はディレクトリ参照手段である。 第２図（ａ）、（ｂ）及び（ｃ）は、第１図における二
次記憶装置上のファイルの作成、削除及び復元の処理を
それぞれ示す流れ図である。 第３図は、第１図実施例における空きスペース管理手段
で参照される空きスペーステーブルの構成を示す図であ
る。 第４図は、第１図実施例におけるディレクトリ登録手段
で登録されるディレクトリの構成を示す図である。 第５図は、第１図実施例においてファイルを削除した時
に削除した順にチェインされるディレクトリの関連を示
す図である。 空でスズーヌ管４４−ｊ見１ ヂ′イレクトリ管理手Ｈ２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 情報処理装置における二次記憶装置において装置毎の未
   使用エリアを二次記憶装置上のアドレスとサイズを１エ
   ントリとするテーブル形式で登録する空きスペース登録
   手段と、該エントリを更新する空きスペース更新手段と
   、該エントリを参照する空きスペース参照手段と、前記
   二次記憶装置上に作成したファイルの名前と複数のアド
   レスとサイズで表される該ファイルのスペース情報、作
   成者作成または削除の日付及びステータスの情報をディ
   レクトリとするテーブル形式で登録するディレクトリ登
   録手段と、そのディレクトリを更新するディレクトリ更
   新手段と、そのディレクトリを参照するディレクトリ参
   照手段とを有し、システム生成時に前記空きスペース登
   録手段により各装置の空きスペースのテーブルを作成し
   、ファイルを該二次記憶装置上に作成するときは、前記
   空スペース参照手段によりスペースを確保し、確保した
   エリアは前記空きスペース更新手段により該エントリを
   削除し確保できないときは前記ディレクトリ参照手段に
   よりファイル削除時にチェインされるディレクトリを先
   頭からファイルのスペースを満たすまで取り出し、取り
   出した各ディレクトリのスペース情報を作成するファイ
   ルのスペースとし、該ディレクトリは前記ディレクトリ
   更新手段により削除し、余ったスペースは前記空きスペ
   ース更新手段により前記テーブルに追加し、ファイルを
   該二次記憶装置上から削除するときは、前記ディレクト
   リ更新手段により該ディレクトリのステータスを削除済
   みにし前記ディレクトリ更新手段により該ディレクトリ
   をチェインされている削除済みのディレクトリの最後に
   追加し、ファイルを該二次記憶装置上に復元するときは
   、前記ディレクトリ参照手段によりチェインされた最後
   のディレクトリから検索し、該当するディレクトリが存
   在すればその削除済みステータスをクリアし、前記ディ
   レクトリ更新手段により該ディレクトリを削除しチェイ
   ンからはずす ことを特徴とする二次記憶装置のスペース管理方式。