JPS63159949A - フアイルのアクセス方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファイルアクセス方法に係り、特に、トリー
形の階層構造のファイルシステム用のファイル管理シス
テムに好適なファイルアクセス方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、ファイルを更新する場合は、対象となるファイル
を含むファイルシステム全体をロックして、更新を行な
っていた。そのため、他のタスクが、そのファイルシス
テムに含まれる他のファイルを参照しようとしても、そ
のファイルシステムのロックが解除されるまで、参照で
きなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、ファイルを効率良くアクセスする点に
ついて配慮されていなかった。

また、ファイルシステムの個々の情報ごとにロックを用
いて、アクセスを行う場合には、情報のロックの方法に
よっては、タスクがデッドロック状態になってしまう可
能性がある１例えば、タスクＡが、情報１．情報２の順
にタスクＢが情報２゜情報１の順にロックする場合、タ
スクＡ、Ｂが同時にそれぞれ、情報１，２をロックする
と、次には、どちらのタスクもロックすることができな
くなり、待ち状態となって、プツトロック状態にな本発
明の目的は、ファイルを効率良くアクセスでき、かつ、
デッドロック状態を引き起こさないファイルアクセス方
法を提供することにある。

【問題点を解決するための手段〕

上記目的は、ファイルをアクセスする場合、必要となる
情報のみをロックしてアクセスすること、また、ロック
する場合、上位の情報からロックすることにより、達成
される。

【作用〕

ファイルをアクセスする場合、必要となる情報のみをロ
ックしてアクセスするので、他のファイルをアクセスす
る場合、そのアクセスに必要となる情報が重ならなけれ
ば、同時にアクセスできる。

また、ロックする場合、トリー形の階層構造のファイル
システムの上位情報から下位情報へロックを行うので、
デッドロックになることはない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を以下詳細に説明する。

第１図は、本実雄側、ディレクトリ削除の例のフローチ
ャート図を示す、第２図は、トリー形の階層構造のファ
イルシステムの例である。以下、第１図のフローチャー
ト図に従い、実施例の動作説明を行う。

最初に、削除対象となるディレクトリの親ディレクトリ
の位置まで探索する（１０１）、第３図に、この詳細の
フローチャート図を示す、指定された親ディレクトリま
でのパス（ディレクトリの連なり）に対して、順次サー
チ対象ディレクトリを取り出して（３０２）探索を行う
。サーチ対象ディレクトリが有るかどうかのチェックを
行い（３０３）無い場合には、最後のサーチ対象ディレ
クトリを含むエリアの位置、探索できたことをリターン
情報にセットしく３１２）終了する。サーチ対象ディレ
クトリが有る場合には、サーチ対象ディレクトリが含ま
れているエリアがロックされているかどうかのチェック
を行う（３０４）。

すでに他のタスクによってロックされている場合、本削
除処理を発行したタスクを待ちにする（３０５）、この
タスクの待ちが解除されるタイミングは、そのエリアを
ロックしているタスクが、そのロックを解除（アンロッ
ク）する時である。

ロックされていない場合は、そのエリアをロック（３０
６）ｔ、、サーチ対象ディレクトリを探索する（３０７
）。探索後、ロックを解除（３０８）し、サーチ対象デ
ィレクトリが見つかったかどうかのチェック（３０９）
を行う、ロックの解除の時にはこのエリアをロックでき
ずに待ちになっていたタスクの待ちを解除する。見つか
らなかった場合は、探索できなかったことをリターン情
報にセット（３１１）Ｌ、終了する。サーチ対象ファイ
ルが見つかった場合は１次のサーチ対象ファイルについ
て、同様な処理を行う。

例えば、第２図において、／Ａ／Ｃ／Ｅ／Ｈ（／は区切
り、／Ａ／Ｃ／Ｅは削除対象ディレクトリＨまでのパス
）が指定された場合、Ａ、Ｃ。

Ｅの順に探索される。また、この時、ディレクトリエリ
アは、２０１，２０２，２０３の順にロツ削除対象の親
ディレクトリまでの探索後、探索できたかどうかのチェ
ックを行う（１０２）、探索できなかった場合はエラー
を通知し終了する。

探索できた場合には、削除対象の親ディレクトリが含ま
れているエリアが、ロックされているかどうかのチェッ
クを行い（１０４）、すでに他のタスクによってロック
されている場合は、そのロックが解除されるまで、本削
除処理を発行したタスクを待ちにする（１０５）、ロッ
クされていない場合は、そのエリアをロックする（１０
６）、この例では、エリア２０３がロックされる。

次に、削除対象ディレクトリが含まれているエリアがロ
ックされているかどうかのチェック（１０７）を行い、
ロックされている場合は、そのロックが解除されるまで
１本削除処理を発行し削除対象ディレクトリを探索する
（１１０）、探索した結果、削除対象ディレクトリが見
つかったかどうかのチェック（１１１）を行い、見つか
らなかった場合は、エラーを通知（１１２）する。

見つかった場合は、削除対象ディレクトリを削除（１１
３）Ｌ、、親ディレクトリに更新日付等、下位のディレ
クトリ削除に供う処理を行う（１１４）。

この例では、エリヤ２０４をロックし、ディレクトリＨ
ｔ！：削除し、ディレクトリＥに、更新日付をセットす
る。

最後に、削除対象ディレクトリが含まれるｉリアのロッ
ク解除（１１５）、削除対象の親ディレクトリが含まれ
ているエリアのロック解除（１１６）を行ない、これら
のエリアをロックできずに待ちになっていたタスクの待
ちを解除する。この例では、エリア２０４，２０３のロ
ックが解除される。

この例の処理中（ただし、１０６以後の処理）に、他の
タスクにより／Ａ／Ｈの削除が発行された場合には、並
行して処理を行うことができる。

また、他のタスクにより／Ａ／Ｃ／Ｅ／Ｉの削除が発行
された場合には、エリア２０３が、すでにロックされて
いるので、そのタスクは、エリア環が完了するまで待つ
ことになる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ファイルをアクセスする場合、必要と
なる情報のみをロックして、アクセスし、また、ロック
する場合、上位の情報からロックするので、複数のタス
クが、同一ファイルシステムをアクセスする場合、その
アクセスに必要となる情報が重ならなければ、同時にア
クセスでき、かつ、情報が重なった場合には、デッドロ
ックすることなくアクセスできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のディレクトリ削除例のフロ
ーチャート図、第２図はトリー形の階層構造のファイル
システムを示す図、第３図は削除名　ｌ　（！］ 挑　２Ｉ！１ 「＝］：口・・り雷

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、階層構造のファイルシステムのアクセス方法におい
   て、アクセスに必要となる情報を上位の情報からロック
   してアクセスすることを特徴とするファイルのアクセス
   方法。