JPH02357A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH02357A
JPH02357A JP63121707A JP12170788A JPH02357A JP H02357 A JPH02357 A JP H02357A JP 63121707 A JP63121707 A JP 63121707A JP 12170788 A JP12170788 A JP 12170788A JP H02357 A JPH02357 A JP H02357A
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gate
voltage
film
region
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Yuji Tanida
谷田 雄二
Takaaki Hagiwara
萩原 隆旦
Ryuji Kondo
近藤 隆二
Shinichi Minami
真一 南
Yokichi Ito
伊藤 容吉
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、半導体記憶回路装置、特に記憶情報の書き
込み及び消去が可能な半導体不揮発性記憶素子を使用し
た半導体記憶回路装置の如き半導体装置忙関する。 半導体不揮発性記憶素子とし
【、ゲート絶縁膜中のトラ
ップを利用す°る形式またはフローテイングゲ、−トを
利用する形式とされた絶縁ゲート電界(以下余白) 効果トランジスタが公知である。この種の絶縁ゲート電
界効果トランジスタにおいては、トンネル効果により、
またはアノ、<ランシエ降伏によって生じたホット・キ
ャリアにより上記ゲート舜縁膜中のトラップ又はフロー
ティングゲートに電荷が注入されると、そのしきい値電
圧が一方の安定な値から他方の安定な値に変化する。上
記の一方のしきい値電圧となっている状態が例えば2進
信号の0と対応させられ、他方のしきい値電圧となって
いる状態が2進信号の1と対応させられる。 上記の電荷は適当な方法により除去する、ことが可能で
ある。 従って、上記の種類の絶縁ゲート型電界効果トランジス
タは記憶情報の書き込み及び消去が可能な不揮発性記憶
素子として使用できる利点を持うている。 上記の半導体不揮発性記憶素子は、その複数個が例えば
半導体基板上に規則的に配置され、記憶情報の読み出し
もしくは書き込みのために選択される。 上記の半導体不揮発性記憶素子は、記憶情報の読み出し
に必要とされる信号レベルに対し、書き込み時に例えば
上記信号レベルの数倍にも達する高電圧の高レベル信号
を必要とする。 しかしながら、回路素子の特性によって信号レペpが制
限を受けることが有るので、半導体記憶回路装置は上記
の高レベル信号のために特に考慮された回路装置を必要
とする。 また、半導体記憶回路装置は、上記の高レベル信号を処
理する回路装置の使用によって全体の構成が複雑化する
ので、゛使用する半導体基板が大型化しないようにし、
かつ動作速度等の性能が害されないように考慮されなけ
ればならない。 また、一方、かかる半導体回路装置は絶縁ゲート型電界
効果トランジスタを主体として実現されることが要求さ
れるが、回路構成及び機能向上のために一部バイポーラ
トランジスタを使用することも要求され、かかる半導体
回路装置を一枚の半導体基板に形成した所謂半導体集積
回路装置として実現することが要求される。そして、か
かる半導体集積回路装置としては製造プロセスの効率化
を因る必要があり、従りてできる丈簡単な゛製造プロセ
スで上記電子回路を実現することが要求される。 従って、この発明の1つの目的は、半導体不揮発性°記
憶素子を使用した動作速度の速い半導体記憶回路装置を
提供することKある。 この発明の他の目的は、半導体不揮発性記憶素子を使用
した小型化できる半導体記憶回路装置を提供することK
ある。 この発明の他の目的は、半導体基板上に、おいて個々の
回路装置が望ましい位置に配置された半導体記憶回路装
置を提供することKある。 この発明の他の目的は、ゲート絶縁膜のトラップを利用
する絶縁ゲート電界効果トランジスタのように電気的に
記憶情報の書き込み及び消去ができる半導体不揮発性記
憶素子を使用した新規な半導体記憶回路装置を提供する
ことKある。 この発明の他の目的は、電気的に記憶情報の書き込み及
び消去ができる半導体不揮発性記憶素子に達する構造と
された半導体記憶回路装置を提供することにある。 この発明の他の目的は、高電圧信号の処理に適する回路
装置を提供することにある。 この発明の他の目的は、破壊の起りにくい回路装置゛を
提供することKある。 この発明の他の目的は、バイポーラトランジスタと絶縁
ゲート型電界効果トランジスタを含む新規な回路装置を
提供することにある。 この発明の更に他の目的はシ上記種々の電子回路装置を
実現するための半導体集積回路装置の製造方法を提供す
ることにある。 以上述べた種々の本発明の目的及び構成は、以下の詳細
な説明及び添付図面より明らかとなるであろう。 以下、この発明を実施例に基づいて詳細に説明する。 特に制限されないが、以下の実施例においては、半導体
不揮発性記憶素子として、極めて薄いシリコン酸化膜(
oxide )と、この酸化膜ρ上に形成ナイトライド された比較的厚いシリコン窒化u(Nitride)と
の2層構造のゲート絶縁膜を持つ絶縁ゲート篭界勺果ト
ランジスタ(以下MNO8と称する)を使用する。この
M N OSに対し【は、記ta情報の書き込みだけで
なく消去も電気的に行なうことができる。 第12図は、MNOSの断面図を示している。 同図において、p型シリコン領域lf)表面に互いに隔
てられてn型ソース領域2及びドレイン領域3が形成さ
れ、上記ソース・ドレイン領域2,3間のp型シリコン
領域lの表面に、例えば厚さ20Aのクリ;ン戚化展4
と厚さ500Aのシリコン窒化膜5とからなるゲート絶
縁膜を介してn型多結晶シリコンからなるゲート電極が
形成され℃いる。上記p温シリコン領域1は、MNOS
の基本ゲート領域を構成する。 消去状態もしくは記憶fH報が薔き込まれていない状態
では、MNOSのグー)’[EVG対ドレイン電流ID
特性は、例えば第13図の曲約Aのようになりており、
そのしきい値電圧は4ボルトの負電圧(以下−4vのよ
うに記する)になっている。 記ta情報の賽き込み又は消去のために、ゲート絶縁膜
には、トンネル現象によりキャリヤの注入が生ずるよう
な高電界が作用させられる。 書き込み動作において、基体ゲートIKは、例えばはy
回路の接地電位のOvが印加され、ゲート6には、例え
ば+25Vの高電圧が印加される。 ソース領域2及びドレイン領域31fCは1畳さ込むべ
き情報に応じてはrovの低電圧又は+20Vのような
高電圧が印加される。 ソース領域2とドレイン領域3との間のシリコン頭載1
表向には、上記ゲート6の正の高電圧に応じ【チャンネ
ル7が誘導される。このチャンネル7の電位はソース領
域2及びドレイン領域3の電位と等しくなる。 ソース領域2及びドレイン領域3に上記のようにOvの
電圧か印加されるとゲート絶縁−には上記ゲート6の高
電圧に応じた高電界が作用する。 その結果、ゲート絶縁膜にはトンネル現象によりチャン
ネル7からキャリアとしての電子が注入される0MNO
3のVG−ID特性は第13図曲厭人からBに変化する
。しきいイは電圧は前記の一4Vから例えば+IVK変
化する。 ソース領域2及びドレイン領域3に上記のように+20
Vが印加された場合、ゲート6とチャンネル7との閣の
電位差が数VK減少する。このような低電位差では、ト
ンネル現象による電子の注入を起させるには不元分とな
る。そのため、MNOSの特性は第13図の曲DAから
変化しない。 半導体記憶回路装置においては、1つのデイジット愚に
複数のλ1NO8が結合される。上記の壱き込み動作に
おいて、選択されるMNOSには上記のような電圧が印
加される。非選択とされるMNOSのゲートにはは父O
vの電圧か加えられるかもしくはソース領域及びドレイ
ン領域に前記の+20vのような高′亀圧が印加される
。 記憶情報の消去は、ゲート絶縁膜に上記の豊き込みKお
ける電界に対し逆方向の高電界を作用させることにより
行なわれる。この逆方向の高電界によりトンネル現象が
生じ、ゲート絶縁膜にキャリヤとしての正孔が流入され
る。@記の書き込み時に注入された電子が上記の正孔に
よりて中和され、その結果MNO8の特性は第13図の
曲線Bから再び曲mAにもどされる。 この実施例に従うと、上記の消去のために、例えば基体
ゲート1にOvを加えながらゲート6に負の高電圧を加
える構成をとる代りに、後述からより明確になるように
ゲート6にOvを加えながら基体ゲート1に+25Vの
ような正の16m圧を加える構成とする。上記のように
基体ゲート1に正の高電圧を加えるD#成とすることK
よって、ゲート6に高電圧を印加するための回路構成を
単純にすることができるようになる。また、省き込み及
び消去のために同一極性の高電圧を利用できるようにな
り、その結果、半導体記憶回路装着の外部端子数及び半
導体記憶回路装置をfK動するための電原数を少なくで
きる。 M N OSの特性が上記第13図の曲線A又はBのい
ずれか一方になるので、MNOSの記憶情報の読み出し
は、例えばゲート電圧VGがOvであるときのソース・
ドレイン間の導通状態を検出することにより行なわれる
。単一極性の信号により1つのデイジットmに結合され
た複数のMNOSの1つを選択できるようにするために
、単位の記憶要素(以下メモリセルと称する)は、第1
4(8)に等価回路を示すように、MNO8QIとこれ
に直列接続されたスイッチ用絶縁ゲート電界効果トラン
ジスタ(以下スイッチ用MISFETと称する)Q2と
から構成される。読み出し時、八・lN03QIのゲー
ト電圧はOVK維持され、スイッチ用MISFETのゲ
ート電圧は、選択信号によってOv又は+5vのような
正電圧とされる。 第1図は、実施例の半導体記憶回路?C酋の回路を示し
ている。 この実施例の記憶回路は、Xデコーダ、Yデコーダ、制
御回路等の比較的低電圧の信号を形成する回路と、誉き
込み回路、消去回路等の比較的高電圧の信号を形成する
回路とを含んでいる。 特に制限されないが、上記の低電圧信号を形成する回路
のためにt源端子vccic、+svの低電@電圧が供
給される。上記電源電圧に応じて、低電圧−17!号の
ハイレベルは、hz r +s vとされ、ロウレベル
ははy回路の接地電位の0■とされる。 上記書き込み回路、消去回路等の回路のために、回路装
置に高電圧端子vPPが設けられる。この高電圧端子v
PPには、回路装置に書き込み動作をさせるとき及び消
去動作をさせるとき、はy+25Vのような高電圧が供
給される。上記の高電圧に応じて、高電圧信号のハイレ
ベルははy+25■もしくは+20Vとされ、ロウレベ
ルははyOVとされる。 第1図において、MAはメモリアレイであり、マトリク
ス配備されたメモリセルMailないしMS22を含ん
でいる。 同一の行に配置されたメモリセルMSII、M812の
それぞれのスイッチ用MISFETQ2のゲートは、第
2ワード機W111C共通嵌続され、それぞれのM N
 OS Q 1のゲートは、第2ワード栂に共通接続さ
れている。同様に、他の同一の行に配置されたメモリセ
ルMS21.MS22のスイッチ用MISFET及びM
NOSのゲートはそれぞれ第1ワード森W21.第2ワ
ード機W22に共通IAkされている。 同一の列に配置#されたメモリセルMSII、ん182
1のスイッチ用)A I S F E T Q 2のド
レインはデイジット#D1に共通12iI続され、MN
OSのソースは基準電位線EDIIC共通接続されてい
る。 同線に他の同一の列に配置されたメモリセルMS12、
MS22のスイッチ用MI 5FETのドレイン及びM
N OSのソースはそれぞれデイジット繍り2.基準電
位線ED2に共通接続され【いる。 この実施例に従うと、基体ゲートに正の、1[圧を印加
することKよってMNOSの記憶情報を消去する構成を
とるので、メモリセルな形成する半導体領域は、次に説
明するXデコーダ、Yデコーダ等の周辺回路を形成する
半導体領域と電気的に分萌される。上記の半導体領域は
後で説明するように、例えばn型半導体基板表面に形成
されたp型つェル幀域から構成される。 上記の消去のために、個々のメモリセルなそれぞれ独立
のウェル領域に形成したり、同じ行もしくは列に配置さ
れるメモリセルを共通のウェル領域に形成したりするこ
とができるが、この実施例。 では、メモリセルの全体すなわちメモリアレイMAを1
つの共通なウェル領域に形成する。 第1図において、WWELLは、メモリアレイMAの共
通の基体ゲートとしてのウェル領域に接続される。 上記第1ワード、[Wl 1. W21は、それぞれX
デコーダMDI、XD2の出力端子に接続され、m 2
 ’7−ト1jAW 12. W22+!、省t 込ミ
Um K WAl、WA2の出力端子KM続されている
。 XデコーダXDIは、図示のように、を椋vCCと出力
端子との関に接続されゲート・ソース+mlが短命され
たデイプレツシミン型負荷へll5FETQ3と、出力
端子とアース端子間に接続され、それぞれのゲートにア
ドレスバッファBOないしB6からの非反転出力もしく
は反転出力を受けるエンハンスメントmMI 5FET
Q4ないしQ6とからなり、災質的にノア回路を構成し
ている。XデコーダXDIは、選択されていないときア
ドレス入力iaOないしa6の少な(とも1つにおける
1M号のハイレベルにより、ワード線WIHcはぼOv
のロウレベル信号を出力し、選択されたとき、アドレス
入力縁aOないしa6におけるすべての信号が四つレベ
ルとなり、はg5vのハイレベル11号を出力する。 XデコーダXD2は、接続するアドレス人力線が兵なる
点を除いて上記XデコーダXDIと同−構成にされる。 なお、截1図におい【、八ll5FETQ3のようなデ
イプレッジ目ンa!!MISFFJTは、図示)ように
エンハンスメントuMIsFETと異なりた記号で標記
され【いる。 魯き込み回路WAIは、第1ワード、IWIIと出力端
子(第2ワード1W12)との閣11cW列優絖された
MI8FETQ15.Q16と、上記出力端子と書き込
み及び消去時に前記の+25Vの電圧が加えられる電源
端子vPPとの間に接続されたMI 5FETQI 9
と、上記出力端子と接地端子との間に直列接続されたM
ISFETQI7゜Q18とからなる。上記MI8FE
TQ15のゲートは曽き込み制御MWJに接続され、M
I 5FETQ18のゲートは$1み出し及び消去制御
線vpに接続され、更にMISFETQI6及びQ18
のゲートは電源端子vccwta続されている。 後で説明する構成の制御回路CRLにより、豊き込み動
作以外において、上記書き込み1b13 # 紛Wlの
信号ははrovのロウレベルとされ、制御輸7下の1吉
号ははX+SVのハイレベルとされている。従りてMI
 5FETQlsはオフ状態にあり、これに対しMIS
FETQI 8はオン状態にある。aS力端子(第2ワ
ード〜W12)は、直列接続のMI 5FETQI 7
とQ18とを介して回路の接地端子に接続され、そのた
めは5:Ovにされる。 書き込み動作におい【、電源端子VPPに+25Vの高
電圧が加えられ1畳き込みMJ@mWlに、MISFE
TQI5をオン状態にさせるようはg十5Vのハイレベ
ル信号が加えられ、制御#vpに、MISF−ETQ1
8をオフ状態にさせるようはrowの信号が加えられる
。 上記のMISFETQI5のオン状態とMISFETQ
I8のオフ状態とによりて、礪2ワード酵W12の信号
レベルが@1ワード嶽W11の信号レベルに応じて決め
られるようになる。 すなわち、第1ワード御Wllを選択するよう、Xデコ
ーダXDIの駆動用MISFETQ4ないしQ6がすべ
【オフ状態にされているなら、MISFETQI6.Q
15及び上紀躯動用M I S FgTQ4ないしQ6
の電流経路は48放されない。 従って、第2ワード#IW12にはMISFETQI9
を介してホS: t fM nJ子VPPの+25vが
Mわれる。すなわち、選択された第1ワード麿にはX+
SVが加わるととべ対応して、選択されたワード酸には
r+25Vの電圧が加わることになる。 第1ワード1W11が非選択なら、すなわちXデコーダ
MDIの駆動用MISFETQ4ないしQ6の少なくと
も1つがオン状態とされているなら、MISFETQI
6.Q15及び上記連動用MISFETQ4ないしQ6
を介して出力端子(第2ワード−W12)を接地する電
流経路が形成される。その結果、上記出力端子ははyo
vにされる。 上記書き込み回路WAIにおいて、ゲートに定常的vc
tttrx電圧vcctx:受1$るMISFETQI
6、Q17は、第2ワード線W12に加わる鍋電圧信号
がMISFETQI5又はQ18のブレークダウンによ
って制限されてしまうことを防ぐために使用される。 すなわち、例えばMISFETQI7を省略した場合、
MI 5FETQt aのドレインDK第2ワード#1
W12の高電圧(+25V)が印加されることになる。 上記MISFETQ18のゲートには、前記のように制
御姻マpからはrovの低電圧が加わりているので、こ
のMISFETQI8のドレイン受合の囲りに広がるべ
き空乏層が、ゲートの近傍においてこのゲートの低電圧
によって制限されることになる。その粕来、MISFE
TQ18のドレイン接合は、比較的低電圧でブレークズ
9ンするようになる。 図示のようにMISFETQI7を設けると、M I 
S F E T Q 18のドレインに加わる延圧は、
@源JEEVCCからMISFETQI7のしきい値電
圧だけ増加した値の電圧にクランプされる。 その結果、MISFETQI 8のブレークダウンが防
止される。MISFETQI7は、そのゲートが電源V
CCK接続されているので比較的高いドレイン耐圧を持
つことになる。 MI 5FETQI 6も上記MISFETQI 7と
同様な理由によって使用される。 この実施例を従うと、前記のようなりエル領域を使用す
る構成が有効に利用される。 醤き込み閏MWA1における負(k7MISFETQ1
9は、他のMI 5FETQI 5ないしQ18などの
MISFETを形成するウェル領域に対し独立したウェ
ル領域に形成される。すなわち、MIs、FETQ19
の基本ゲートは、他のMXSFETf)基体ゲートから
電気的に分離される。 上記負荷Δ1IsFETQ19は、図示のようにその基
体ゲートとソースとが短絡されており、基体ゲートから
ソース・ドレイン1出のチャンネルに高電圧が作用しな
いようにされ℃いる。 図示の接続に対し、基体ゲートが他のMISFETと同
様に接M端子に接続されている場合、出力端子(第2ワ
ード機W t 2 )で必豐とする電圧が大きいので、
基板バイアス効果による八ll8FETQ19のしきい
t’[圧の増加が他の低電圧を処理するためのMISF
ETに比べて着るしく大きくなる。その結果、上記の出
力端子(第2ワード、WW12)で必要とする電圧に対
し、高電圧端子vPPに供給する電圧を大幅に大きくし
なければならなくなる。 これに対し、図示の接続の場合、基体ゲートの電圧がソ
ースの電圧と吟しくなるので、基板バイアス効果による
MISFETQI 9のしきい値電圧の増加を裏員的に
無視できるようになる。その結果、高電圧端子VPPに
供給する。Wl電圧を比較的小さくすることができるよ
うになる。 上記のように、高電圧端子vPPに供給する電圧を低下
させても良い構成とすることにより、この高電圧端子V
PPが接続される各種のpn接合の耐圧を異常に高くす
ることが必要なくなるかもしくはpn接合における各種
の望ましくないリーク電流を減少させることができる。 さらに、高電圧端子VPPに接続する配線からの電界に
よって半導体表面に望ましくない寄生チャンネルがts
起されてしまうことを防ぐことができる。 メモリアレイMAの各i*定電位ED1.ED2は、曹
き込み禁止回路I HA I K接続されている。 書き込み禁止回路IHAIにおいて、基準電位機ED1
と接地端子との間に直列接続されたMISFETQ20
とQ21とが単位スイッチ回路を構成している。この単
位スイッチ回路におゆるMI 5FETQ21は制御回
路CRLからtlll (n m rを介して制@I信
号を受ける。上記側(財)信号は、記tl fF? 報
の読み出し動作のとき上記MI 5FETQ21をオン
状態とするよう、+5■のレベルとされ、書き込み動作
及び消去動作のときオフ状態とするようO■のレベルと
される。 従って、上記4L位スイッチ回路は、読み出し動作のと
き上記基111a璽位森EDIをはyOvにする。 上記基$電位tmED1と高電圧1百号林IHVとの閾
にM I S F E T Q 22が接続され【いる
、上記高電圧レベルIHVには、後述する書き込み禁止
延圧発生回路IHA2から、書き込み動作及び消去動作
の時はr+20 Vの高電圧レベルとされ、挑み出し動
作のときはyOvとされる信号が印加される。 従りて、書き込み動作及び消去動作におい【、上記単位
スイッチ回路のMI 5FETQ21がオフ状態にされ
ると、基I$電位−EDIには、八11SFETQ22
を介して上記高電圧レベルIHVから高゛或圧が印加さ
れる。 基準電位機FD2と接地端子との間にはんfIsFET
Q23とQ24とからなる811記と同様な単位スイッ
チ回路が接続され、基準°電位#ED2とA Yit、
kE4n 号M I−jl V トノ閲K11l I 
S F E TQ25が接続される。 上記書き込み禁止回路IHAIにおいて、ゲートに+5
vの電源′逆圧vCCを受けるM I S F ETQ
20.Q23は、基準電位−EDI、ED2に上記のよ
うな高1に圧が加えられるので、PIIs記の省き込み
回路WAIにおいて設けたMISFETQ16.Q17
と同様な理由で使用される。 MISFETQ22.Q25は、前記MISFETQ1
9と同僚に、基板バイアス効果によるしきい値電圧の増
加を防ぎ、高電圧1ぎ号麻IHVの高電圧に対し、基準
電位線EDI、ED2の電圧が低下しないようKするた
めに、独立のウェル領域に形収される。 メモリプレイMAの各デイジットXmDI、D2と共通
デイジット庫CDとの間にYゲート回路YGOが接続さ
れる。 Yゲート回路YGOにおいて、デイジットf?=AD1
と共通デイツク)機CDとの間に直列+hgされたMI
 5FETQI 1とQ12とは単位ゲート回路を構成
し、YデコーダMDIの出力に応じて上記デイツク?+
tJjlD1と共通デイジット線CDとを結合する。同
様に、MISFETQ13とQ14とが他の単位ゲート
回路を構成し、この単位ゲート回路はYデコーダYD2
の出力に応じ【デイツク1lD2と共通デイジット線を
結合する。 曹き込み動作時及び消去動作時に各デイジット隙Di、
D2に高電圧信号が現われるので、上記Yゲート回路Y
GOKおける単位スイッチ回路は、図示のようにゲート
に+5vの嵐味電圧を受けるMISFETQ12.Q1
4を使用する。 Yfココ−’ Y D 1 、 Y D 242. a
記x−t’=t −FXDI、XD2と類似の構成とさ
れ、アドレスバッフ7B7ないしBIOから出力するア
ドレス信号AテないしAIOの非反転信号a7ないしa
lO及び反転信号a7ないしaloを選択的に受けるこ
とにより、それぞれの出力#!Yl、Y2に、選択時に
+5vのハイレベルとなり、非選択時にOVとなるデコ
ード1N(tを出力する。 Yゲート回路YGOK接続した共通デイジット藤CDに
は、センス回路IO8及びデータ入力回路IOWが接続
される。 センス回路IO8は、図示のようにゲートソース1!i
が接続すれt:負荷MI8FETQ47と、ゲートにt
f+lJ MI 樺rからの18号を受けるスイッチM
ISFETQ48とからなる。導み出し動作において、
1劇rにおける信号が+5■のハイレベルとされること
Kよって上記スイッチMISFETQ48がオン状態と
される。 上記センス回路IO8の出力が、インバータエ14.1
15.ノア回路NR3,NR4及びMISFETQ49
.Q50からなる出力バッファ回路IOHに供給される
。 出力バッファ1Ill!l路IORにおいて、ノア回路
NR3,NR4のそれぞれの一方の入力端子は制(至)
憩Calに咲続されている。上記制御?IMcs1の信
号は、睨み出し動作時にOvのロウレベルとされ、書き
込み及び消去動作時に十5vのハイレベルとされる。上
記ノア回路NR3の他方の入力端子はインバータlN1
4の出力端子に接続され、N R4の他方の入力端子は
上記インバータlN14の出力を受けるインバータIN
I 5の出力端子に接続されている。 便って、上記ノア回路NR3とNR4は、絖み出し動作
時に、互いに逆相の信号を出力する。直列接続されたM
ISFETQ49とQ50とは、上記ノア回路NIt3
とNR4とKよってプッシュプルlJA@される。 制@紛C81の信号がハイレベルなら、上記ノア回路N
R3とNR4が、いずれもOVのロクレベル信号を出力
し、MISFETQ49及びQ50の両方がオフ状態に
される。上記出力バッファ回路IOHの出力端子は、入
出力端子POに接続されている。上記のMISFETQ
49及びQ50の同時のオフ状態において、出力777
7回路はその出力インピーダンスが着るしく高くなり、
従って入出力1子POK加わる入力信号を制限しない。 上記出力パックア回路IORにおいて、電源端子vCC
と出力端子との間に接続される上記M l5FETQ4
9は、池のMISFETのクエル領域とは独立のフェル
1!J域に形成される。基体ゲートとしてのウェル領域
は、そのソースに嵌続される。その結果、基板バイアス
効果によるしきい値電圧の増加が夾買的に無くなるので
、田カバツファ回路IORは、はy電源電圧vCCのハ
イレベル悟号を出力できるようになる。 データ入力回路IOWは、図示のように入力バッファ回
路lN16と、この入力7777回路の出力によって制
御されるMISFETQ51と。 このMISFETQ51のドレインと共通デイジット婦
CDとの間に接続され、ゲートに制御線Wlからの信号
を受けるMI 5FETQ52とから構成されている。 普き込み象止電圧発生回路IHA2は、図示のようにM
ISFETQ26ないしQ36から構成されている。上
記MIsFETQ26ないしQ28は、第11/)高電
圧インバータを構成し、制御−−Vlからの低電圧系の
制御1g号を受けることにより、出力端子、すなわちM
ISFETQ27のドレインに高電圧系の信号を出力す
る。図示の接続によりその出力gi号レベルははyOV
からVPPまで変化する。λll5FETQ29ないし
Q31は第2の高電圧インバータを構成し、上記第1の
高電圧インバータと同じ1ぎ号を受けることによりMI
SFETQ30のドレインに高電圧系の1ぎ号を出力す
る。その出力1ざ号レベルははr+5V(VCC)から
VPPtでi化する。M I S F ETQ32ない
しQ36は、高′籠圧ブツシュグル回路を構成している
。上記i1,12の高間圧インバータ及びプッシュプル
出力回路において+t+++ 同信号を受けるΔ(IS
FETQ28.Q31.Q36とそれぞれの出力端子と
の間に接続され、ゲートに十sVのtm電圧を受するM
ISFETQ27゜Q30.Q35は、前記のMISF
ETQ16゜Q17等と同様K、回路の高田力電圧を保
証するために使用される。第1及び第2の高電圧インバ
ータにおける負荷MISFETQ26.Q29は、図示
のように、基体ゲートがそれぞれのソースに接続され、
基板バイアス効果による出力電圧の低下を無くシ、プッ
シュプル出力回路のMISFETQ33及びQ32.Q
34を充分に駆動できるように構成されている。 上記プッシュプル出力回路におい【、MISFETQ3
2は、第1の高電圧インバータの出力がは’、:O’I
QあるときIcMI 8FETQ3 :l)ドレインに
加わる電圧を制限するために使用される。 すなわち、第1の高電圧インバータの出力かはyOvで
あるとき、第2の高電圧インバータはその基準電位が+
5vの低電圧とされているので、+5vをltl力スル
。そのM来、MISFETQ32f)’1−IK+5V
が印加サレ、MISFETQ33のドレイン電圧が制限
されることKなる。MI 5FETQ34は、第1.第
2の高重圧インバータの出力が高電圧になったことによ
り出力、W IHVが+20Vの高電圧にされた後、上
記第1゜第2の高層、圧インバータの出力かはyOvの
ロウレベルになったとき、出力a I HVからMIS
FETQ33のソースに加わる高電圧を制限するために
変相される。その結5襞、スイッチ!助作させられるM
I 5FETQ33のソース及びドレイン接合の不所望
なブレークダウンが防止される。 消去回#1SER3は、MISFETQ40ないしQ4
2からなる高電圧インバータと、MISFETQ43な
いしQ46及びバイポーラトランジスタQ44とからな
るプッシュプル回路とによって構成されている。上記高
間圧インバータは、前記書き込み糸上電圧発生回路IH
A2と同様な構成とされている。 上記プッシュプル出力回路において、バイポーラトラン
ジスタQ44とM I S F E T Q 43は連
列接続され、上記高電圧インバータの出力によって駆動
される。メモリアレイを形成するウェル領域は、後で説
明する回路装置の構造から明らかなように、消去回路に
対し、重い容益注負荷を構成する。従って、消去回路E
R8は、高速の消去動作を行なわせるために1元分低い
出力インピーダンス特性を持つことが必要とされる。バ
イポーラトランジスタは、牛導体桑禎回路装宜において
、比較的小型寸法(面積)で形成されてもMISFET
に対し充分低い動作抵抗特性を示す。従って、図示のよ
うにバイポーラトランジスタQ44を出力トランジスタ
とする消去回路ER8は、半導体記憶回路装曾に小面積
で形成されてもメモリアレイMAのウェル領域を光分高
速で駆動する。上記MI S F E Tとともに同一
半導体基板上に形成されるバイポーラトランジスタの(
渚造、製法は後で説明される。 上記消去回路ER8におい【、バイポーラトランジスタ
Q44のみを使用する場合、このバイポーラトランジス
タのしきい値電圧(ベース・エミッタ間電圧)が1例え
ば0.6Vあるので、MISFETQ40ないしQ42
からなる上記、11’lt圧インバータがはy電源電圧
vPPのM号を出力しても出力鞄!に出力される電圧g
6号が上記トランジスタQ44のしきい+W[圧だけ低
下する。 図示の消去回路ER8は、基体ゲートが上記高電圧イン
バータの負荷M I S F E T Q 400基体
ゲートと一体にされ、この基体ゲートとともにゲートが
上記負荷MISFETQ40のソース、すなわち高電圧
インバータの出力端子に接続されたデイプレッション賊
MI 5FETQ43を上α己バイポーラトランジスタ
Q44と並列に接続している。上記MI 5FETQ4
3は、基体ゲートの高電位かは5:電源電圧VPPまで
上昇するので、基板バイアス効果によるしきいfllj
圧の増加が夷買的罠ない、従って、出力棚jにおける高
電圧は、上記MISFETQ43によってホ4”?lj
X電圧VPPまで上昇させられるようKなる。 上記MISFETQ430基体ゲートは、図示の扱伏か
らそのソース、すなわち出力像lK接続され【も良い、
このようにした場合でも基板バイアス効果による出力虚
jの出力レベルが低下してしまうことを防ぐことができ
る。しかしながら、このようにすると、回路itの構造
上、MISFETQ40の基体ゲートとしてのウェル領
域とQ43の基体ゲートとしてのウェル領域とを共通に
できなく、互いに分離しなければならなくなる。 クエル/pJX域の相互に所定の間隔が必要であるので
、制御回路CRLは、インバータINIないし工N12
、ナンド回路NAIないしNA4、ノア(ロ)路NRI
、NR2および直列接続のMISFETQ37ないしQ
39からなる。この制(至)回路CRLは、外部端子P
GM、C8及びVPPにそれぞれ書き込み制#信号、チ
ップ選択信号、舊き込み及び消去信号を受け、前記書き
込み糸上電圧発生回路IHA2からの出力信号を受ける
ことによりacst、t、wt、wl及びvpに制#楢
号を出力する。 上記端子vPPに供給される信号は前記書き込み回v6
WA1.WA2、書き込み祭止゛覗圧発生回路IHA2
及び消去回路ER8に対する電源電圧として共用される
+25Vの高電圧系の信号である。 制御回路CRLは、上記端子vPPの信号が所定レベル
以上になったときだけ畜き込み又は消去動作の制御を行
なうよう、上記のようなMISF上記第1図の半導体記
憶回路の動作は第2図ないし第4図のタイミングチャー
トを使用して次のように説明される。なお、@2図は読
み出し動作のタイミングチャートを示し、第3図は消去
動作のタイミングチャートを示している。更に第4図は
曹き込み動作のタイミングチャートを示している。 読み出し動作においては、4子PGA1における書き込
み制御信号がはrovのロウレベルとされている。また
端子vPPは、はyOVにされるかもしくはフローティ
ングにされており、ゲートに+5vのt圧VCCをzけ
ティるMISFETQ39のドレインには+t r o
 vの臀き込み及び消去制御(1号が現われている。 上記端子VPPKおけるロウレベルの省き込み制御信号
及びMI 5FETQ39のドレインにおけるロウレベ
ルの誓き込み及び消去信号により、制仰緻f、Wl!及
びvpにおける信号は、ハイレベルになり℃おり、WJ
における信号はロウレベルになっている。 従って、メモリアレイMAの各基準電位mEDL ED
2は誉き込み禁止回路IHAIKよりてはrOVにされ
ており、各第2ワード螺W12゜W22も同禄に誉ぎ込
み回路WAI、WA2によってはrovにされている。 タイミングは特に制限されないが、例えば時刻10にお
いて、アドレス入力端子AOないしAIOにおける信号
が選択するメモリセルに対応してセットされる0例えば
、選択するメモリセルがMSllであるとすると、アド
レスバッファBOないしB6の出力によりてXデコーダ
XDIの出力がハイレベルとなり、またアドレスデコー
ダB7ないしBIOの出力によってYデコーダYDIの
出力がハイレベルとなる。 その結果、メモリセルMSIIのMNO8QIのドレイ
ンと共通デイジットaCDとの間にM l5FETQ 
 1.QIO,デイジット醍D1及びスイッチ用MIS
FETQ2を介する電流経路が形成される。また、制御
物rにおける信号のノ〜イレベルによって、共通デイジ
ットMCDとセンス回路IO8の負荷MISFETQ4
7との間に電流経路が形成される。 メモリセルMSIIのMNO8Q1が第13図Aの特性
のようにオン状態となっているなら、センス回路IO3
の出力線は、上記電流経路とMNO3QIを介して接地
されることなる。その結果、センス回路IO8の出力−
はロウレベルになる。 上記メモリセルMSIIのMNO8QIが第13図Bの
特性のようにオフ状態となり【いるなら、負荷MISF
ETQ47に対する[流経路が構成されず、その結果、
センス回路IO3の出力線はハイレベルとなる。 時刻t1において、端子C8におけるチップ選択信号が
ハイレベルからロウレベルにされることによりて、はy
l!!]8#刻t2におい刻削2線C3Iにおける匍号
がロウレベルになる。その結果、出力バフフッ回路IO
Rは、高出力インピーダンス状態かも上記センス回路I
O3の出力レベルに応じた信号を出力するようになる6
例えばセンス回路IO3がハイレベル信号を出力してい
るなら田カバツ7ア回路IORは、出力端子にハイレベ
ル信号を出力する。 時X[lt3におい【チップ選択信号が筒ウレペルから
ハイレベルにもどると、はy同時刻t4に、おい【制御
線C81の信号がロウレベルからハイレベルになり、こ
れに応じて、出力パラフッ回路工ORは再び高出力イン
ピーダンス状態になる。 消去動作のために、予め端子vPPに+25Vの書き込
み及び消去信号が加えられ、端子C8にOvのロウレベ
ルのチップ選択信号が加えられる。 制御g1mVPにおける信号は、上記レベルのチップ選
択信号によってハイレベルとなっており、従って畳き込
み回路WAI、WA2は第2ワード嶽W12.W22を
はS:OvKしている。 、!43図のように%時刻tloにおいて畳き込み制f
#信号がハイレベルにされると、これに応じてナンド回
路NA4の出力がロウレベルになる。上記ナンド回路N
A4のロウレベル憤・号によりて消去(ロ)路ER8は
、その八1ISFETQ42及びQ46がオフ状態とな
るので、出力線!に+250高電圧を出力する。 前記のように第2ワード吻W12.W22における信号
がOvにされているので、消去回路ER8の出力により
【ウェル領域WE L Lカ+ 25 Vの高電圧とさ
れるとメモリアレイのMNOSのゲート絶嫌KfltC
消去のための高電圧が加えられることになる。 上記ウェル領域の正電圧は、メモリセルのMNO8QI
及びスイッチ用MI 5FETQ2のソース縁合及びド
レイン接合を順方同にバイアスする方向にある。従って
、基準電位1ED1.ED2、デイジット4MDI、D
2の少なくとも1つと回路の接地端子との間に電流経路
が形成されているとウェル領域に加えるべき電圧は低下
してしまう。 図示の回路は、上記のウェル領域の電圧の低下を防ぐよ
う、久のように動作する。 制’t4?Jrにおける18号は、上記時刻tlOとは
y同じ時刻tllにおいて上記4にぎ込み制御1と号が
ハイレベルになることに対応してロウレベルになる。 上記制御称rにおける信号によって書き込み、償止回路
IHAIのMI8FETQ21.Q24及び書き込み禁
止電圧発生回路IHA2のMISFETQ36がオフ状
態とされる。その、結果、メモリアレイの各基準電位線
EDI、ED2は実質的に70−ティングされる。 jB’lJ Hk W jにおける信号は、チップ選択
信号のロウレベルに応じてロウレベルになり【いる、従
って共通デイジット&CDに接続するデータ入力回路l
0WKおけるMISFETQ52はオフ状態にある。他
方、上記共通デイツク)NCDK接続するセンス回路I
08におけるMI8FETQ48は、上記制御想rKお
ゆる信号によりてオフ状態になる。 共通デイジット1j8CDの70−ティングによりて、
YゲートYGOの動作にかかわらずに、メモリ7レイM
Aの各デイジット7fiD1.D2はフロ路ER8の出
力もロウレベルにもどる。 消去動作が上記のように、チップ選択状態において行な
われるのに対し、善き込み動作はチップ非通択状態、す
なわち端子C8の(6号のロウレベルにおいて行なわれ
る。書き込み動作のために、予め端子VPPに+25V
の書き込み及び消去15号が加えられる。 時JIllt2(1:おいて例えばメモリセルMSII
を選択するようアドレス信号aがセットされる。 すなわち、XデコーダXDIICよりてmlワード麿W
11がハイレベルとされ、YデコーダYDIによりて祿
Ylがハイレベルとされる。 時刻t21において、書き込むべき情報が端子POIC
加えられる。Wき込むべき情報が0なら、端子POはO
vにされ、これに応じてデータ入力回路IOWのMIS
FETQ51は、入力バッ7ア回路lN16から+5v
のハイレベル漕号を受がロウレベルにもどると、これに
応じて、消去凹入カバッファ回MIN16から出力する
Ovによりてオフ状態になる。 時刻t22において端子PGMf)畜き込み7BIJ岬
信号がハイレベルになると、1filN回路CRLにお
けるインバータINI、IN2及びノア回路NR2によ
って生ずる若干の遅延時間の後の時刻t23に制御NY
におけるイと号がロウレベルになる。その結果、書き込
み禁止回路IHAIのMISFETQ21.Q24、書
き込み禁止電圧発生回路IHA2のMI 5FETQ3
8及びセンス回路工O8cQMISFETQ48がオフ
状態となる。 上記時刻t23かも若干のMw、時間の後の時刻t24
において、制御軸W台の信号がロウレベルになる。上記
制!lIp機W e f)信号により、書き込み禁止電
圧発生回路IHA2は脚IHVKはy+20Vの高゛電
圧を出力するようになり、これに厄じて、メモリアレイ
の各基準電位mBD1.ED2は上記の+20Vになる
。 上記時Bt24とは′i同時刻において、制御線Weの
信号はハイレベルになる。これに応じ【、データ入力回
路2 Q wのM I S F’ E T Q 52が
オン状■にされる。同じ時刻において、書き込み回路W
AI、WA2のM I S F E T Q 15がオ
ン状態にされる。 上記書き込み禁止電圧発生回路IHA2の出力劇IHV
の信号が充分に高電圧になると、この媚IHvIv信号
を受ける制御回路CRLは、時刻t25において制a1
線マPICロウレベルの信号を出力する。上記の制御杓
マPにおける(it号は次に説明するように、畜き込み
開始1g号とされる。上記のように、醐IHVの1h号
が充分な4にき込み余止レベルとなりた後に書き込み開
始信号を出力させる構成とするととくより、選択しない
メモリセルに誤9て悄−が・Uき込まれてしまうことを
防止することができる。 上記のように、制御線マPKおける1jS号がロウレベ
ルになることにより【、畳き込み回路WAI。 WA2のMI8FgTQ1gはオフ状態になる。 薔き込み回MWA1は、第1ワード譚Wllが選択され
はx+svとされているので、第2ワード(4W12に
はM+25Vの1%亀圧を出力する。 曹き込み回路’vVA2は、&f¥1ワードfiW21
が非虐択でありは#40vとされているのでこれに応じ
て第2ワードIvjW22!’(はぼOvを出力する。 選択すべきメモリセルMSIIにおけるM N 08Q
Iは、スイッチ用M工spgrqz、デイジット機D1
、Yグー)YGOのMI8FETQ12、Qll、共通
デイジット准CD及びMISFETQ52を介して入力
パッファ回路lN16の出力を受けるMISFETQ5
11C値合される。舊ぎ込むべきt#報がlであるなら
、上記MI 5FETQ51のオン状態によりて、メモ
リセルMSIIK、snるMNO8QIは、そのドレイ
ン及びソースがほぼOvとなり、そのゲート(第2ワー
ド6W22)の高電圧によりてゲート絶縁膜中に電子が
注入される。書き込むべき情報が0であるなら、上記M
I3FJli:TQ51のオフ状態にようて上記メモリ
セルMSIIKおけるMNO8QIのソース及びドレイ
ンが前記書き込み衆止嵯圧発生回路IHA2の+20V
にされる。従りて上記のよう8な電子は注入されない、
同一デイジットθD1に6合される他の行のメモリセル
MS21には、第2ワード柑W22の信号が前記のよう
にほぼOvとされるので、ttwは書き込まれない。 他のデイツク)mD2は、対応するYゲートYGOKお
けるMISFETQ13がオフ状態であるので、書き込
み禁止電圧発生回路IHA2の出力によって+20Vに
維持される。 端子PGMICおける書き込み制御信号が時刻t26に
おいてロクレベルになると、藁3図に示すように、それ
ぞれ時刻t27.t28.t29において制!41脚v
P、we、rにおける信号がノ曳イレベルとなる。それ
に応じて、第22−ドflJ W 12 。 基4−位脚ED1の信号もほぼ0になる。 本発明の半導体記憶回路は、例えば16にビットのよう
な比叔的大容fKされ→る。 第5図は、第1図の回路を使用した半導体記憶回路のブ
ロック図を示している。 第5囚において、メモリアレイMAは、例えば128行
×128列に配置された16384個のメモリセルな含
んでいる。上記メモリアレイMAに対し、アドレスバッ
ファBOないしB6からの7ビツトのアドレス入力信号
を受けることにより128のメモリセル行を選択するX
デコーダXDが設けられる。また、メそリセル列の16
fiiずつを選択する8aのYグー)YGOないしYO
2が設けられ、これらのYゲートは、アドレスバッファ
B7ないしBIOからの4ビツトのアドレス入力信号を
受けるYデコーダTDKよって制御される。上記Yグー
)YGOないしYO2に対応して、それぞれ第1図のよ
うなセンス回路、出力バッファ回路及びデータ入力回路
を含む入出力回路工0ないしエフが設けられている。各
メモリセル列のそれぞれに対応して第1図のようなMI
srg’rQ20ないしQ22を含み、かつ1個の瞥き
込み禁止電圧発生回路を含む書き込み禁止回路IHAが
設けられ、メモリセル行に対応し”C’liFき込み回
路WAが設けられる。更に、制御回路CRL及び消去回
路E18が設けられる。 従りて、〆5図の半導体記憶回路は、11ビツトすなわ
ち20481Eの番地に8ビツトの情報な記憶する。 上記のように、メモリセルなMNOSとスイッチ用MI
 5FETとによって構成し、Xデコーダと蓄き込み回
路とを相互において独立の回路とすることによりて、X
デミ−ダの構成を単純にすることができる。そのため、
Xデー−ダによるワード〜の還択を周速化することが容
易になり、高速動作の記憶回路を提供することができる
ようになる。 書き込み禁止回路におけるMISFETQ22゜Q25
のソースは、第1図のように基1■電位IJ EDI、
ED2に接続される代りに例えばデイツク)[Dl、D
2に逮続されても艮い、上記のようにした場合でもメモ
リアレイに書き込み飛上電圧を供給することが可能であ
る。しかしながら、上記のようにすると、各デイジット
MDI、D2に上記へfIsFETQ22.Q25の接
合容量、配線容五等の浮遊容九が結合することになり、
その結果記憶情報の読み出し時及び沓き込み時に、各デ
イジット騨の1M号賞化速度が制限されるので注意が必
要となる。第1図のようにMISFETQ22.Q25
を基1$電位線EDI、BD2に恨続する場合、デイジ
ット線の信号変化速度を大きくすることができる。 上記のよ5な各回路は、半4渾果櫃回路技術によって、
1つの牛導体晶板上に形成される。 この発明に従うと、上記のよ5な各回路は、回路特性を
制限しないよ51、また使用する半尋体基板の大きさを
増加させないような配Jにおいて半導体基板上く形成さ
れる。 第6図は、シリコン基板1上に形成される各回路及び配
置のための領域のパターンを示している同図において、
XデコーダXDが基板10表面の中央に配電されている
。メモリアレイは、MAlとMA2の2つに分けられ、
その一方MALは上記XデコーダXDの左橢に配置され
、他方MA2は布間に配置されている。 上HピメモリアレイMAIをはさんだ左−には書き込み
回路WAaが配替され、同様にメモリアレイMA2をは
さんだ右111に’dFき込み囲路WA6が配貨されて
いる。 メモリアレイMALの上方にはYグー)YGaが配置さ
れ、同様にメモリアレイMA2の上方にはYグー)YG
bが配電されている。上記Yグー)YGaとYGbとの
中間、すなわちXデコーダXDの上方には、Yfコーダ
YDが配置されている。 上記メモリアレイ、Xデコーダ、*き込み回路。 Yゲート及びXデコーダの周辺は打点で示したような配
籾領域WIRとされ【いる。 配酋領域WIRをはさんで上記メモリアレイMAl、M
A2のそれぞれの下方には、書き込み禁止回路I HA
 a、  I HA bが配置されている。 基板1の表面の周囲には、入出力回路IO,制@1回路
CRLI及びC’RL2.入力7777回路AIないし
A12が配置されている。また、上記8囲には、各棟の
入力端子、出力端子を回路装置外の端子Km続するため
のボンディングパラ)P工ないしP26が配置されてい
る。 前記第5図の回路を構成するために、メモリアレイMA
I及びMA2は、それぞれ128行×64行の大きさと
される。メモリアレイMAlとMA2の対応する第1ワ
ード祿は、XデコーダXDによって同時に選択されるよ
うにされる。上記XデコーダXDの入力紛は、配捌領域
WIRの配+?aを介して、上記基板lの周1ftlK
配蓋された入力バッファ回路VC@続される。 YゲートYGaとYGbとは、YデコーダYDの出力に
よりて同時にそれぞれ対応するメモリアレイMAI、M
A2のデイクタlを選択するようにされている。上記Y
ゲートYGa、yebは、配称領域WIRの配置を介し
て入出力回路IOに接続される。 書き込み禁止回路IHAa及びIHAbは、それぞれ配
愈領域WIRの配線を介して対応するメモリプレイMA
1.MA2の基準電位wVc接続される。 前記のように、この発鴫の実施例では、メモリアレイ及
びその周辺回路のためにウェル領域を使用する。 第7図は、第6図の回路配置に対応して、シリコン基板
10表面に形成されるウェル領域のパターンを示してい
る。第8図は、上記第7図のA−A視断面図を示してい
る。 第7図、第8図において、メモリプレイを形成するため
に%n型シリコン基&10表面にそれぞれ独立したP型
ウェル領域10m、10bが形成されている。 上記ウェル領域10 m、  10 bの周囲には、こ
れと隠されてXデコーダ、Xデコーダ、Yゲート。 有き込み回路、書き込み禁止(ロ)路、入出力回路。 入力バッファ回路及び制御回路等の周辺回路を形成する
ためのP製りエル領域11が形成され℃いる。 、J(7図の上方には、紙山の都合上大きい大どさで示
されているが、第1図の出力パッ77回路工ORにおけ
るMISFETQ49のよ5に7−スと基体ゲートとを
接続するMISFETft形成するために、上記のP凰
つェル執域11から離されて独立したP型ウェル領域1
1aないしllbが形成されている。 上記P型つェル領M 10 mの左側及び10bの右側
には、同8&に第1図の書き込み回路WAIKおけるQ
19のようなM I S F E Tを形成するために
、それぞれ独立したP型つェル領域lieないしlid
及びlieないしllfが形成され【いる、吏に、第7
図のm面の下方には、紮1図の書き込み禁止回路IHA
I、!き込み禁止電圧発生回路IHA2@の同様な独立
な基体ゲートを必要とするM I S F B Tを形
成するために、それぞれ他のP型りエル領域から独立し
たP型つェル顕域11gないしllh及び111ないし
lljが形成されズいる。 第7図及び第8図では図示していないが、後で説明する
MISFETを形成するために、P捜つェル領域ll内
の所定部分にn型シリ;ン基根lが4出するようKされ
る。 この実施例に従うと、上記のようにn盟シリコンlS仮
1上に各棟のpaクエル領域を形成する構成をとるので
、半導体記憶回路装置のための各種の有効なトランジス
タ等の素子を形成することができる。 例えば、複数のP席つェル狽域の相互間のn戯シリコン
基板10表面に後述するように、不純物のイオン打込み
法4’)Kよって寄生チャンネルを防止するためのチャ
ンネルストッパが形成されるのでこのチャンネルストッ
パが1効に利用される。 すなわち、例えば第9図は、高耐圧I#注が得られるM
ISFgTの断面図を示している。同図において、l1
mはFWウェル預ψ、21は、上(己りエル領域11m
の一部Kまたがるよ5にして基板10表面に形成された
nutチャンネルストッパ、95.96はn+シソース
領域、ドレイン領域。 63はシリコン酸化物からなるゲート絶fiA N s
 60は、MISFET等の素子を形成する領域以外の
基板1及びフェル領域の表面な覆う厚いシリコン酸化膜
、84はnm多結晶シリコンからなるゲート電極、12
0は、例えばリンシリケートガラスからなる絶縁膜、1
21,122はそれぞれ例えスミ極である。 以下余白 第、9図において、MISFETの実質的なドレイン領
域は電極121を接触させるための領域9Sとチャンネ
ルストッパ21とによって構成され℃いる。上記チャン
ネルストッパ21はn型基板10表面に寄生チャンネル
が銹起されないようにするためのものであり、比較的低
不純物濃度とされる。従って、P型ウェル領域11mの
上にまで延ばされた部分のチャンネルストッパ21は、
電極121を接触させるための領域95よりも充分に高
比抵抗になる。第9図のMISFETは、上記のように
チャンネルストッパをドレイン領域の一部としているの
で、大きいドレイン耐圧となる。 従っ℃、実施例においては、n型基板lを高電圧端子v
PP(第1図参照)に接続し、この高電圧端子vPPに
ドレインが接続されているMISFETの上記第9図の
構造のMI 5FETとする。 すなわち、MI図の書き込み禁止電圧発生回路IHA2
におけるデイブレラシラン型MISFETQ2′6、Q
29、Q32、書き込み回路WAI、WA2におけるデ
ィプレッシヲン型MISFETQ19、消去回路ER8
におけるデイプレッション型MI 5FETQ40.Q
43及び制御回路CRL内のレベルシフト回路もしくは
電圧分割回路(Q37〜Q39)におけるエンハンスメ
ント型MI 5FETQ37を上記第9図の構造のMI
SFETとする。 なお、上記デイプレッジ目ン型MISFETは、後の説
明からより明確になるように、ゲート電極84の下のP
型ウェル領域11mの表面にP型不純物、例えば硼素を
イオン打ち込みすることにより形成される。 第10図は、npn)ランジスタの断面図を示している
。同図において、n型基@1は、上記トランジスタのコ
レクタ領域とされ、P型ウェル領域11nはベース領域
とされ、n+型領領域97エミッタ領域とされる。上記
n+型預領97は、MI 5FETのソース領域及びド
レイン領域とするための領域と同時に形成される。上記
npnトランジスタは、第1図の消去回路ER8におい
て使用される。 上記のMNOS及び各種のMISFETは、アルミニウ
ムゲートな持つような構造とされても良いが、前述した
ようなシリコンゲートな持つ構造とされる方が望ましい
。 従って、以下においてシリコンゲート技術によって上記
各回路を構成する素子及び配線の構造を詳細に説明する
に当り、理屏をより容易にするために、先ず製造方法に
ついて説明する。 以下、第119囚乃至0に基づいて、−枚の半導体基板
上にMNO8素子、エンハンスメントff1MO8素子
、デク9フlンmMO8素子及びバイポーラトランジス
タを形成する際の製造プロセスについて詳細に説明する
。 囚 基板ウェハlとして(100)結晶面を有するn型
単結晶、抵抗率8〜120の(不縄物濃度約5X10”
m−″)のシリコン(3i)フェノ−を用いる。このウ
ェハの抵抗率は、低い不純物濃度のウェルな再現性よく
形成するためには、出来るだけ大きい(不純物濃度が小
さい)ものが好ましいが、ここで示すEAROM (E
lectricallyAlterable Read
 0nly Memory :電気的に書換え可能な読
出し専用メモリ)の実施例では、ウェルの不純物濃度を
約3 X 10 ”cm−”程度に設定したため、上記
の程度の不純物濃度のシリコン(Si)ウェハを用いる
。 第119囚に示すようにこのシリコンウェハ1の表面を
適当な洗浄液(0,−H,SO2液あるいはHF液)で
洗浄したのち、熱酸化法により約50 nmのシリコン
酸化PA(Sift)2を形成し、引き続きCVD (
Chemical Vapor Deposition
:化学蒸着)法により、シリコンナイトライド(Sis
N+)膜3を約100〜140nmの厚さに形成する。 このSi3N、膜形成法は、常圧縦型CVD装置、常圧
横型CVD装置および低圧横型CVD装置などで比較を
行なったが特に大差は見られなかった。しかし、低圧C
VD装置で行なったものが最も膜厚の均一性がよく、フ
ェノ・内で±3%以内疋入っており、微細加工上都合が
よい。堆積温度は、各法によって若干の差はあるがいず
れも700〜1000℃の温度範囲が適当である。 この結果は以下に用いたSi、N4膜形成に対しても同
様である。 ■ 次にこのシリコンナイトライド膜3の上に写真食刻
法(ホトエツチング法)によりウェルを形成する領域以
外の部分(ウェルとウェルの間)にのみホトレジスト膜
4を形成する。つまり、ウェルを形成する領域の表面は
、5isN、膜が露出している。この状態で、プラズマ
エツチング法により、露出している部分の5isN、膜
を除去し、第11図@に示すように表面に5ins膜2
を露出させる。この後、上記レジスト膜4をマスクとし
て、レジス)11のない部分の8i基板中へ、表面に露
出している5i01膜2を通して、ボロン(B)イオン
を、エネルギー75KeV、)−タルドーズ3 X 1
0 ”cm”で打込みP型半導体領域5,6を形成する
。 0 この後、上記レジスト膜4を除去した後、ドライ(
乾燥した)酸2(Ox)中で、ウェル拡散を行なう。ポ
ロンはSi中でアクセプタ形の不純物となるためP型ウ
ェルが形成される。1200℃で16時間拡散した結果
、形成されたP型ウェル(10,11)は、表面濃度3
 X 1016cm−”、拡散深さ約6μmとなる。但
し、この値は、4探針法により表面シート抵抗を測定し
た結果、およびスティンエツチング法により拡散深さを
測定した結果から、ウェルの不純物分布がガウス分布で
あることを仮定して求めた値である。ウェル拡散を酸素
中で行なうのは、低濃度で均一なウェルな形成するため
である。 ウェル拡散が終了した時点では、第11図(Qに示すよ
うに、ウェル10,11表面上には約0.85μmのシ
リコン酸化膜(12、13)が形成されており、Si3
N4膜3表面には10μm糧度の酸化膜が形成されてい
る。そこで、全面S io、エツチングで、約50 n
mのSin、膜を除去することにより、ウェル表面には
、約0.8μmの厚いシリコン酸化膜12.13が残り
、ウェル間には、Si、N、膜3表面が露出する。 0 次にSi、N、M3を例えば熱リン酸(H,PO4
)液などを用いてエツチング除去し、ウェル間に、最初
に形成した約50 nmのS io1膜(第11図([
)14 、15 、16)を露出する。この状態では、
ウェル上に約0.8μm、ウェル間には約50nmのS
 tO,膜が形成されている。この状態で、全面にリン
(P)イオンの打込みをエネルギー125KeV 、ド
ーズfiI X 10 ” cm−”で行なう。この場
合、ウェル上の厚いSin、 [12、13がマスクの
役目を果し、ウェル領域の周辺部を除いてはウェル内へ
はリンのイオン打込みはされず、ウェル間には、リンの
イオン打込みがなされ、N型半導体領域20,21.2
2が形成される。なお、上記ウェル拡散時にマスクとし
て用いた5ilN。 膜の端部から、横方向にもウェルが拡散時に拡がり、約
6μ工程の差がSi、N4膜端部(つまり、ウェル上の
厚いS io、膜端部)とウェル端部に存在する。つま
り、上記のリンのイオン打込層はウェル端部からウェル
内へ約6μmの所まで形成されている。また、このリン
のイオン打込層は、最終的な熱工程を通した後に測定す
ると、深さが約1μ工程度となっている。 このように、自己整合的にウェル間にリンイオン打込み
を行なうことKより、ウェル(P型)間の導通な防止す
ることができるため、以下このリン打込層20,21.
22をSAP (Self Ali”gned P c
haunel field ion 1nsplaut
ation)層と呼ぶ。 上述のように、p型ウェル拡散領域をSi、N4膜をマ
スクとして酸化性雰囲気での加熱処理によって形成し、
ウェル表面く形成された厚い酸化膜をマスクとしてウェ
ル間のN型基板表面に各ウェルにまたがってN型不純物
を打込みウェル間チャネル発生防止用のSAP層を形成
するという方法を採用することによって、マスク枚数を
増や丁ことなくウェル間のイオン打込みができ、又ウェ
ル拡散領域とウェル間のイオン打込層とは自己整合的に
形成することができる。以下この技術をSAP法と称す
。 この後、Si基板表面に形成されているSin。 膜(12,13および14.15.16)をすべて除去
する。この状態では、Si基板表面に、p型ウェル領域
(10、11)およびn型(基板n型不純物濃度よりも
大きい不純物濃度をもつ)領域(20,21,22)が
形成され、さらに、この両者の境界には、約0.4〜0
.5μmの凹凸17(段差)が形成されている。この段
差を利用して、次のホトエツチング工程のマスク合せを
行なうことができる。 次に通常、いわゆるLOCO8(Local 0xi−
clation of 5ilicon )酸化と呼ば
れている工程を行なう。 (ト)まず、上記したように、Si表面のS io、膜
をすべて除去したのち、基板の全表面に約50nmのS
 io、膜24を熱酸化法により形成する。ひきつづき
CVD法により、このS i01膜上に100〜140
nmのSi3N、膜を形成する。 次に写真食刻法(ホトエツチング法)により、活性素子
を形成する領域等の所定領域にのみホトレジスト膜を残
す(第11図■の35.36,37゜3B 、39.4
0)。つまり、この状態では素子間分離をするため等で
厚い酸化膜を形成する必要がある部分の表面は、ホトレ
ジスト膜が除去され、Si、N4膜が露出している。こ
の状態でプラズマエツチングを行ない、露出しているS
i、N、膜を除去し、表面に先に形成した約50 nm
のSin。 膜(24)を露出させた。この後、上記レジスト膜をマ
スクとして、レジスト膜のない部分のSi基板中へ、表
面に露出しているS ion膜(24)を通して、ボロ
ン(B)イオンをエネルギー75KeV 、)−タyド
ーズfk2 X 10 ”cryt−”で打込み、p型
半導体層41.42,43,44,45゜46を形成す
る。この際、高耐圧DMO8を形成する必要のある部分
はウェル端部のSAPインプラ層の中にSi、N、膜の
端部がくるようにホトマスクを設計する。このようKす
ると、第11図■に示すように、SAP層(21)とウ
ェルにまたがってアクティブ領域が形成される。なお、
このボロンイオン打込みを以下フィールドインプラ/テ
ーシlン(Fイングラ)と称す。 [F] この後、上記レジスト膜を除去した後、ウェッ
ト(湿った)¥!l素(0,)中で、フィールド酸化を
行なう。この酸化処理を1000℃で約4時間行なうこ
とKより、S i 、 N4膜が除去されている部分の
Si基板表面には、約0.95μmの5tOt膜(60
)が形成される。この状態で、ウェル間に約0.95μ
mの厚いフィールド酸化膜が形成されている部分、例え
ば第11図(F)20のSi表面にはSAPによるリン
と、Fインプラによるボロンが混在しており、しかもド
ーズ量では、リンがI X 10 ”cm−”、ボ97
が2 X 10 ”cm−”とyyロンの方が多量に打
込まれているが、フィールド酸化を行なう際にS io
g中へ偏析する量がボロンの方が大きい、つまり、St
中のボロンはSiOxトの界面でデイプリート(枯渇)
するが、Si中のリンはS io、との界面でパイルア
ップ(蓄積)される(第28図、第29図参照)ため、
最終的には、ウェル間の表面は、リンの濃度が大きく、
チャネルストッパーとしての役目を十分果たしていもこ
のように前記SAP法とLOCOSプロセスな共用し上
記の如くリンとボロンのsto、y面での挙動の違いを
うまく利用することにより、特にマスキングの工程を用
いずに出来るだけ低濃度のリン打込み(これは、後程述
べる、高耐圧デブリーシ* y M O8F E T 
D M OSのドレインとして用いるために必要な事項
)と、これ以上のドーズ量を必要とするボロン打込み(
寄生MO3(フィールドMO8)のしきい電圧をある程
度高く保つために必要な事項)を共存させ、かつ、最終
的にリン濃度を高くするプロセス技術が可能となる。 かくして、第11図■のp型イオン打込/i!41〜4
6に対応して基板表面の厚い酸化膜下にp型半導体領域
51〜56が形成される。 さて、このフィールド酸化を行なりた直後の状態は、第
11図[F]に示すようにアクティブ領域上には、約5
0 nmのSin、膜24上に約100〜140 nm
のSi3N4膜(25〜30)、さらにその表面に約2
0nm(D@化膜が形成されており、フィールド領域に
は、約0.95μmのS i Oを膜(60)が形成さ
れている。 0 この状態で、全面S iO,エツチングを行ない約
50 nmのSin、膜を除去すると、フィールド領域
には、約0.9μmの5iO1膜60が残り、アクティ
ブ領域には50 nmの5i01膜24および100〜
140nmの5iBN、膜25〜30が残存し、このS
i、N、膜が露出している。そこで引きつづき、このS
i3N、膜25〜30を、例えば、熱リン酸(Ha P
 04)液などを用いて、除去する。 このようにすると、アクティブ領域には、先に形成した
約50 nmのSin、膜24が残存しており、このS
ing膜24上24ティブMISFETゲート酸化膜と
して使用することも可能であるが、Locos端部に発
生する異常な領域(一般には、Si3N4膜ではないか
と考えられている)のために、ゲート耐圧の不良等が生
じゃ丁いため、第11図0に示すようにこの薄い酸化膜
24及びその上のSi、N、膜を一旦除去し、さらに例
えば45 nmのSing形成→形成上除去返した後、
第11図0に示すように実際にゲート絶縁膜として使う
約75 nmのSin、膜(62〜67)を、例えばド
ライO3中1000℃110分で形成する。 0 さらに、MOSトランジスタのうち、EMOS (
Enhaucement mode MOS : L、
きい電圧が高くゲート電圧Ovで電流が実用上Oである
もの)のしきい電圧を設定するために、上記薄いゲート
絶縁膜62〜67を通して全面にボロンイオンを打込み
エネルギー40KeV、)−タルドーズ2X 10 ”
7cm”で打込む(第11図()()71〜76)。 当然のことながら、厚い酸化膜を有しているフィールド
領域には、このボロンは打込まれず、アクティブ領域の
約75 nmのSin、膜が存在している部分の下のS
i基板表面に、Sin、膜を通して打込まれる。 σ) 次に、この実施例で述べるEAROMは、周辺回
路なE/Dインバータを用い高速化しているため、上に
述ベタE M OS以外にDMO8(De−pleti
on mode MOS : シきい電圧が低く、ゲー
ト電圧Ovで電流が流れるもの)を形成する必要がある
。このDMO8を所定の部分に形成するため、Sin、
!60.62〜67上にホトレジスト膜を被着したのち
、ホトエツチング工程により、第11図(I)に示すよ
うにDMO3を形成する必要のある領域上のホトレジス
ト膜を除去し、その他の部分はホトレジスト膜80を残
し、これをマスクとして、所定の部分にのみリンのイオ
ン打込みを行ない(81) 、DMO8のしきい1圧を
設定する。ここでは、例えば、エネルギー100KeV
。 ドーズt ]、 2 x 10 ”/l−で打込んだ。 これは、高耐圧DMO8の領域も同様である(第11図
α)81)。このように、ウェル間の自己整合的分離法
(SAP)法によって作られたウェル周辺の境界部表面
にデプリシ璽ンMO8FETを形成することによって以
下の説明からも判るように同一チップ上にホトマスクの
増加なしに不揮発性メモリ素子MNO3と高耐圧DMO
8を共存せしめることが可能となる。 (J)  次に、上記のホトレジスト膜80を除去した
後、stom@上にCVD法により多結晶シリコン(p
oly Si ) ffAを約0.35μm、約580
℃で形成する。poly Si形成法についても、常圧
法、〜・と低圧法を比較したが、膜厚の均一性が後者の
方がすぐれているという事実以外には、特に大きな特性
上の差はなかった。引き続き、poly  Siに拡散
法によりリンをドーピングした。この場合の争件は、例
えば、1000℃で、20分pocz、源からのPtt
polySi表面に堆積、拡散し、さらに5分間の引き
のばしを行ない、poly Siの抵抗を約15Ω/口
とした。 この後、polysi表面に形成されているリンガラス
を例えばHFなどを含む液でエツチング除去したのち、
ホトエツチング法により、所定の部分のみホトレジスト
を残し、プラズマエツチング法によって、ホトレジスト
が残存している部分以外のpolysiを除去し、S 
io1膜上に第1層polySi によりゲート電極、
および配線を形成した(第11図(J)83.84)。 次に、上記第1Iφpoly 511m (83、84
)をマスクとして、ゲート酸化膜62を選択的にエツチ
ングし第11図(、T)に示すように基板表面を部分的
に露出せしめる。 40 nmの8402膜(第119頓87)を、pol
ySt表面上に約200 nmのS i02膜(85,
86)を形成する。この後、全面S ion膜エツチン
グを行ない約60 nmのS iO,膜を除去すること
により、poly Si上には約140nmのS io
nが残される。このようにpoly Siの上に厚い酸
化膜を形成し、Si基板表面には、十分薄い酸化膜を形
成するためには、poly Si中に少なくともリンを
10 toon−”以上含ませておき、酸化を600〜
1ooo℃の範囲でウェットな雰囲気で行なうことが重
要である。 (ト)次に、polysi上に残されたSin、膜85
゜86をマスクとして(つまり、この場合のSin。 が高濃度にドープされた第1層poly Siのエツチ
ングを防止している)、露出したSi基板表面をNHs
  Ht OxおよびHCt−Ht Otを含むエツチ
ング液で軽くエツチングしたのち、約2nmの薄い酸化
膜(第11図頓88)をN、希釈0.中で850℃、1
20分の酸化により形成し、引き続いてCVD法により
、約50nmのSi3N、膜(90)を形成する。ここ
で、形成したSi、N。 膜の形成法も前に触れたような各種の方法で比較したが
、最終的には、後で述べる高温のH,アニールにより、
いずれの場合も問題のない特性を得ることができた。 この後、このSi、N4膜90上にpoly Si  
(第2層目)を約0.3μm堆積した後、ホトエツチン
グ法により加工し、第2層(第2の) poly Si
ゲート(第11図(ト)91)を形成する。引き続いて
、第2層polysi (91)をマスクとして、1×
I Q 16cm−” 、 90 KeV でリンイオ
ンをシリコン基板内に打込みソース、ドレイン等のNm
半導体領域(92〜100)を形成し、同時に第2R4
poly Si 91にもリンをドーピングした。この
際、第1層のpolysi (83、84)は、すでに
リンがドープされ、結晶粒が増大しているため、リンイ
オンの打込みにより、第2膚polySi下のSt基板
表面に、リンが打込まれる危険があるが、上記したよう
に、第1J量polysi上には、約140nmのSi
n、膜85,86と、50 nmのSi、N4膜90が
形成されているため、この危険性は除かれる。 (財)次に、第2 J脅poly Si 91の下に形
成されているSi3N4膜(90)をマスクとして第2
膚polySi  (91,84)をウェットな雰囲気
で例えば850℃10分間選択酸化した後、この酸化膜
(102)をマスクとして、Si3N4膜を選択的に除
去する。つまり、高濃度にドープされた第2層poly
siを上の酸化膜でSi、N、エツチング液から保餓し
ている。この状態では、第2膚polySi ゲートと
ソース又はドレイン間の耐圧(ゲート耐圧)が悪いため
、この後、850℃、30分間ウェット雰雰囲気中酸化
処理を行ない、第2膚polySiゲートのゲート耐圧
を向上させるとともに、第2Rpolysi (83、
84)ゲートの端部の形状を改善し、耐圧を向上させて
いる。この状態では、第11図(財)に示すように、第
1膚polySi層83.84上に、約0.:34mの
S ion膜85.86が、第2Rpolysi層91
およびソース、ドレインn+拡散層上には約0.2μm
のSin。 膜(102,104〜112)が形成されている。 上記したように、ポリシリコンの如き高温に耐える材料
をゲート電極として第11図(J)(K)のようにMO
8素子を形成したのち、低温酸化法によりこのゲート電
極に酸化膜を形成し、Si基板(ウェル)上の薄いS 
ion膜を除去し、改めて基板上に8101膜を形成し
、その上にSt、N、膜を設は更にその上に部分的にポ
リSiのゲート電極を形成し、上記5ilN4膜をマス
クとしてポリSiゲート表面を酸化して酸化膜を形成し
、この酸化膜をマスクとして5ilN4膜を除去して第
11図Mに示す如きMNO8素子を形成するという方法
を採用することによって、MOSよりも後にMNO8素
子が形成されるためMNO8素子の特性の劣化が少なく
なる。又、選択酸化法を適用してMOS又はMNOSの
ゲートを酸化膜で覆うため層間耐圧又は眉間容量等で好
ましい特性をもったものが得られる。 このようにしてMNO8素子が形成されるが、第11図
0及び(財)に対応してMNO8素子形成部及びMO8
素子形成部を拡大断面図を用いて描くと第30図乃至第
33図のようになる。即ち、第30図のように、10 
nm以下という極めて薄いSin、膜88の上に被着形
成されたSi、N4膜90上に部分的にポリシリコン層
91が形成され、このポリシリコン層をマスクとして基
板表面内にソース・ドレイン形成用不純物が導入され、
次いで第31図に示すようにSi、N4膜をマスクとし
てこのポリシリコン層910表面が酸化されその表面に
比較的厚い酸化膜(Sin、)  102が形成される
。更に第32図のように、この形成された酸化膜102
をマスクとしてSi、N、膜90が部分的にエツチング
除去される。この時薄いSin。 膜88も基板表面より除去されるが、第33図に示すよ
うに酸化性雰囲気中で加熱処理して露出されたソース・
ドレイン領域の表面に酸化膜(Sin、)104.10
5を形成する。ゲート電極材料とS i 、 N4膜エ
ツチング液(又はガス)の組み合せによっては、ゲート
電極もエツチングされるおそれがあるが、上記のように
ゲート電極をバターニングした後Si3N4膜をマスク
として酸化しゲート電極を酸化膜で覆いこの酸化膜をマ
スクとしてSL、N4膜をエツチングするので、ゲート
[極材料がSi3N、エツチング液によってエッチされ
る場合にもこの方法で微細なゲート電極を保護すること
ができる。又、第33図に示すようにポリシリコン層9
1上のS io、膜]02とシリコン基板(ウェル)表
面に形成されるS iO,膜104,105とでSi3
N4 m 90が完全に覆われるので、このように十分
な酸化あ理を施こすことによって、所謂プロチクテッド
ゲート(protected gate)の構造を自己
整合的に形成することができるので、MNO8素子のゲ
ート耐圧を向上することができ、又、寄生容量を小さく
することができる等の効果がある。 また、第30図乃至第33図より理解されるように、同
一半導体基板上にMNO3素子とMO8素子との画素子
を形成し、MNO8素子のゲート下にのみ5jsN+ 
!A90を残すことにより、上記の如<MNO8素子の
ゲート耐圧を向上させるために行なう酸化処理で第33
図に示すようにMO8素子のゲート電極の端部も酸化さ
れ逆ひさし構造とすることができMO8素子のゲート耐
圧をも向上せしめることができるので、結果として両タ
イプの素子のゲート耐圧を向上できる。 ■ 次に、第11図(財)の工程を終えたあとホトエツ
チング法により、第11図軸のように上記の各酸化膜で
、後でその下のn+層あるいはpolysi層と電気的
な接続をとる必要がある場合、例えば(106,112
)および、p型ウェルとコンタクトをとる必要のある所
定の部分例えば(110゜111)のS ion膜をエ
ツチング除去する。この場合、約0.3μmのSin、
膜エツチングを行なうため、p型ウェルとコンタクトを
とる部分の酸化膜は、一部エッチングされるだけで、約
0.3μmのS io、膜が残っている。 0 この後、上記工程で用いたホトレジスト膜を除去し
たのち、CVD法により、Ptota度約1モルのフォ
スフオシリケードガラス(以下リンガラスと称す)20
を堆積し、この後、H1雰囲気で、900℃、20分の
熱処理を行ない、リンガラスの緻密化、およびMNO8
素子の特性改善を行なう。 この後、上に記したようなn+層、 polysi H
aおよびp型ウェル層などと、電気的な接続をとる必要
がある領域上のリンガラスをホトエツチング法により除
去する。この際、光にあけた酸化膜の穴(114〜11
8)と、このリンガラスの穴が少なくとも1部の領域を
共有するようにし、その部分のSi基板表面、あるいは
polysi表面を露出する。この状態では、p型ウェ
ルとコンタクトをとる部分(116,117,60) 
 には、光のエツチング時のオーバーエツチングにより
わずかに膜厚が減少するものの、依然として、約0.2
μm程度の5in2膜が残っているため、さらに、ホト
エツチング法により、先にあけたリンガラスの穴の内側
にホトレジストの穴がくるようにして、残った約0.2
μmのS iO,膜をエツチング除去する。 リンガラスとSin、膜の二層膜にコンタクト用の穴を
あける場合、リンガラスのエツチング速度が早<Sin
、のエツチング速度が遅いため二層膜を一度に穴あけを
行なうと穴の寸法が大きくなったり、或いはホトレジス
トとリンガラスの密着性が悪くなる等加工上の問題があ
るが、上述の第11図(へ)及び第11図0の説明及び
部分拡大図第34図乃至第36図より判るように、先ず
基板表面上のS io、膜(105)にコンタクト用マ
スクを用いてエツチングにより穴あけ(119)を行な
い、この後リンガラス(120)を堆積させ、次に少な
くとも上記コンタクト用穴119の一部を共有する形で
リンガラス層120に穴あけを行ない孔部125を設け
るようにすることによって、紋穴あけが設計値に対して
より精度よく行なうことができる。なお、第36図では
リンガラスの穴部125がS io、膜の穴部119よ
り少しずれた形態を図示しているが、アルミニクム等の
金桟配線の段切れを防止するためKはS io、膜の穴
部119を全て更に望ましくはS ion膜の端部表面
までも露出するようにリンガラスの穴部125を形成し
た方が望ましい。 [F] 次に、上記で使用したホトレジストを除去した
のち、全面にht蒸着膜を約300℃で形成する。膜厚
は約0.8μmである。 次にホトエツチング法により、第11図Ω)に示すよう
に上記At膜に配線パターンを形成してアルミニウム電
極又は配線部121,122,123゜124を形成し
、ホトレジストを除去したのち、上記ALとn” t 
poly Si あるいはp型ウェルとのコンタクトを
確実にとるため、および表面準位を減少するため、H1
雰囲気で約450℃60分の熱処理を行なう。 以上詳細に説明したん乃至[F]の工程を終ることによ
って、第11図0に示すように、ゲート電極91を有す
るMNO3素子、ゲート電極83を有するエンハンスメ
ント型のMO8素子、ゲート電極84を有するデプリー
ション型のMO8素子と共に、特別なホトマスクを増加
せずに半導体領域97.11.1からなるNPN型バイ
ポーラトランジスタを一枚の半導体基板1内及びその上
に形成することができる。なお、同図中121はEMO
8素子のソース又はドレイン電極を、122はバイポー
ラトランジスタのエミッタ電極を、123は同トランジ
スタのペース電極及びp型ウェル領域11の電極を、1
24は領域22及び基板の電極を構成している。 第15図は、リンガラス層を形成する前のメモリアレイ
の平面図を示し、第16図は、アルミニウム配線を形成
した後のメモリアレイの平面図を示している。また第1
7図、第18図及び第19図は、それぞれ第16図の平
面のA−A視断面、B−B視断面及びC−C視断面を示
している。 メモリアレイは、n型シリコン基板1上に形成されたP
型ウェル領域10a上に形成されている。 第15図において、メモリセルのMN(’)S及びスイ
ッチ用MISFETのソース領域、ドレイン領域及びチ
ャンネル領域とされる部分は一点@線で区画されて示さ
れている。上記の一点鎖線で囲まれた区域CHI 、C
H2以外のP型ウェル領域10aの表面には、厚いシリ
コン酸化膜60が形成されている。 上記P型ウェル領域10aの表面には、シリコン酸化膜
を介して上記区域CHI、CH2を横切る方向に、メモ
リセルのスイッチ用MISFETのゲート電極とされか
つ第1のワード線とされる複数の多結晶シリコン層Wl
 1 、W21 、W31゜W41が配置されている。 同様に、メモリセルのMNOSのゲート電極とされかつ
第2ワード塚とされる複数の多結晶シリコン層Wl 2
 、W22 、W32 、W42が配置されている。 上記各多結晶シリコン層で覆われていない区域CHI、
CH2におけるP型ウェル領域10aの表面には、前記
の第11図をもって説明したような製法によりn型不純
物が導入され、MNOS及びスイッチ用MISFETの
ソース及びドレイン領域とするためのn+型領領域形成
されている。 区域CH2内において、n+型領領域92a多結晶シリ
コンMW11 、Wl 2及びn+型領領域92a、第
1のメモリセルを構成する。丁なわち、n+型領領域9
2a、スイッチングMISFETのドレイン領域を構成
し、多結晶シリコン層Wllはそのゲート電極を構成す
る。また、多結晶シリコン層W12はMNOSのゲート
電極を構成し、n 型領域94aはそのソース領域を構
成する。 上記区域CH2内において、上記第1のメモリセルに隣
接するn+型領領域92b多結晶シリコン層W21.W
22及びn+型領領域94b第2のメモリセルな構成す
る。すなわち、上記92b。 W21.W22及び94bはそれぞれスイッチ用MIS
FET17)ドレイン領域、そのゲート電極、MNOS
のゲート電極及びそのソース領域を構成する。 同様忙、上記区域CH2内において、94c。 W32.W31,92cは第3のメモリセルを構成し、
92d 、W41 、W42.94dは第4のメモリセ
ルを構成している。 構成されている。 上記区域CH2内に形成された各メモリセルは、第1の
メモリセル列を構成し、同様に区域CH2内に形成さh
た各メモリセルは第2のメモリセル列を構成する。 第1ワード線としての多結晶シリコン層Wllは、第1
5図のように、厚いシリコン酸化膜60上において多結
晶シリコン層W12の下を横切って延びる延長部分Wl
laないしWllcを持っている。 上記多結晶シリコン層W12は、前記のように第2ワー
ド線を構成するので、記憶情報の1き込み時に+25V
のような高電圧を受けることになる。そのため、多結晶
シリコン層W12の下のP型ウェル領域10aの表面に
寄生チャンネルが誘起されることが有る。多結晶シリコ
ン層Wllは、第1ワード組を構成し、前記の+5vの
ような低電圧系の信号を受ける。従って、上記多結晶シ
リア″ コンIQW12の下のP型ウェル領域10aの表面に誘
起される上記寄生チャンネルは、上記多結晶クリ=+y
@W11の延長部WllaないしW 11 c下におい
てそれぞれ遮断されることになる。 その結果、区域CHIとCH2とにおけるメモリセル相
互が、寄生チャンネルによって電気的に結合し、その結
果、選択すべきメモリセルに情報の書き込みが行なわれ
なくなるというような望ましくない動作を防ぐことがで
きる。 上記第15図のメモリアレイの表面に、前記第11図で
説明した製法によりリンガラス層120が形成され、次
いでこのリンガラス層120及びその下の酸化膜が選択
的に除去され、上記n”!領域を露出する開孔CNT1
ないしC5(第6図参照)が設けられる。 次いでアルミニウムの蒸着及びその選択エツチングが行
なわれ、第16図のように、アルミニウム配線層ED】
、ED2 、DI及びD2が形成される。 上記配置r!JED1は、それぞれ上記開孔CNT1、
CNT3及びCNT5において、第1ないし第4のメモ
リセルにおけるMNOSのソース領域としてのn++域
94a、94b、94c及び94d(第15図参照)に
接触する。従って、この配回層EDIは、メモリアレイ
の基準電位線を構成する。 配線層D1は、それぞれ上記開孔CNT2及びCNT4
において、第1ないし第4のメモリセルにおけるスイッ
チ用MISFETのドレイン領域としてのn+型領領域
92a92b、92c及び92dに接触する。従って、
この配線D1は、メモリアレイのデイジット+iを構成
する。 同様に、配線層ED2.C2はそれぞれ他の基準電位機
、デイジット線を構成する。 上記のメモリアレイは、第15図のように、同一メモリ
列内のメモリセルにおけるMNOSとスイッチング用M
I 5FETとの配列を交互に反転させている。従って
、例えば92aと92b、94bと94cのように隣り
合うメモリセルのn+型領領域共通化でき、それぞれの
メモリセルのためのn+型領領域それぞれ独立に形成す
るような場合に比べて列方向の寸法を小さくすることが
できる。 また、第16図のように、メモリセルな形成する区域C
HI、CH2上も配線領域となるようアルミニウム配線
層EDI 、ED2 、DI 、D2を上記区域CHI
、CH2が延びる方向に対し傾斜させているので、配線
領域を上記区域に対して独立に設定するような場合に比
べて行方向、すなわち、紙面の横方向の寸法を小さくす
ることができる。 加えて、基準電位線及びデイジット線としてn++半導
体配線領域などの半導体を使用するのでなく図示のよう
にアルミニウム配線層を使用するので、その抵抗を充分
小さくできる。配線抵抗の減少により、上記のメモリア
レイは高速度で動作することができるようになる。 第20図は、リンガラス層を形成する前の単位のXデコ
ーダのパターンを示しており、第21図は上記第20図
に対応した部分のアルミニウム配線層を形成した後のパ
ターンを示している。 単位Xデコーダのそれぞれがメモリアレイのメモリセル
行と対応して設けられるので、単位Xデコーグのそれぞ
れは、上記メモリセル行のピッチを増加させないように
考慮される。そのために、特に制限されないが、以下説
明するように、第20図、第21図においては、2つの
単位Xデコーダの組合せが実質的に1つの単位とされる
。 第20図において、Xデコーダは、n型シリコン基板l
上に形成されたP型ウェル領域11上に形成される。各
MISFETを形成するための領域は、同図において一
点鎖線で囲まれている。上記領域以外のP型ウェル領域
11の表面は、前記と同様に厚いシリコン酸化膜60が
形成されている。 上記シリコン酸化膜60及び上記−点鎖線で囲まれた領
域上のゲート酸化膜上には、打点と実線との組合せで示
したようなパターンの第1層目の多結晶シリコン層Wl
 1 、W21 、 aO、aO’al、al’が形成
されている。上記−点鎖線で囲まれた領域のうち、上記
多結晶シリコン層下以外において前記の第11図の製法
によりn+型領領域形成されている。 第20図において、左下りの斜線の付けられた部分の多
結晶シリコン層の下には、エンハンスメント型MISF
ETのチャンネル領域が形成されることを意味しており
、左下り及び右下りの2つの斜線が組合されて付けられ
た部分の多結晶シリコン層の下には、デイプレッション
型MI 5FETのチャンネル領域が形成されることを
意味している。 第20図の紙面の上半分の部分においてn+型領域VC
Caと多結晶シリコン/dW11とn+型領域Wllb
とによってデイプレッション型M工5FETQ3が構成
され、n+型領域’1V11cと多結晶シリコン層aO
’とn+型領域GNDaとによってエンハンスメント型
MI 5FETQ4が構成され、n+型領域Wllcと
多結晶シリコン層al’とn”W領域GNDbとによっ
てエンハンスメント型MISFETQ5が構成されてい
る。 第20図の紙面の下半分の部分において同b1なMIS
FETQ3’  Q4’及びQ5’が構成される。 上記第20図のデコーダの表面には第21図のようにリ
ンガラス層120が形成され、次いでこのリンガラス層
及びその下の酸化膜に選択エツチングにより開孔が設け
られる。 アルミニウム蒸着及びその選択エツチングにより第21
図のように各種のアルミニウム配線層が形成される。な
お、図において、上記リンガラス層及び酸化膜等の絶縁
膜に設けられた開孔がX印によって示されている。従っ
て上記X印部分において上記各アルミニウム配線層はそ
の下の多結晶シリコン層もしくは半導体領域に接触する
。 第21図において、配線層Wllaは、短絡用の記録層
であり、MISFETQ3 (第20図参照)のゲート
%極としての多結晶シリコン/IWIIとそのソース領
域及び前記MISFETQ4.Q5の共通のドレイン領
域としてのn+型領域Wllbとを短絡している。配線
層vCCは電源用の配線J−であり、MISFETQ3
及びQ3′(第20図参照)の共通ドレイン領域として
のn+型領域VCCaに接触している。配線J@GND
は接地用の配線層であり、MI 5FETQ4.Q4’
の共通ソース領域としてのn+型領域GNDaに接触し
ている。なお、第20図のように、M I S F E
 TQ5.Q5’の共通ソース領域としてのn+型領域
GNDbは上記n+型領領域NDaに連続している。 配alNiaoとaOは、互いに逆相のアドレス信号を
受ける対の配線層であり、そのうちの選択された一方、
すなわち図示の場合aOが多結晶シリコン104 a 
O’に接触し、またaO〃に接触している。 同様に、配線層a1とalは互いに逆相の他のアドレス
信号を受ける対の配線層である。図示の場合、配線層a
1が多結晶シリコン層al’に接触し、配線層a1が多
結晶シリコンMal”K接触している。 以上のように、第12図の上半分に前記第1図のXデコ
ーダXDIのような単位デコーダが構成され、下半分に
おいてXD2のような他の単位デーコーダが構成されて
いる。 上記単位Xデコーダは、メモリセル行に対応して並べら
れる。従って配線層VCC、GND 。 ao、ao、al、al等は複数の単位Xデコーダに共
通とされる。 第22図人及び第22図Bは、リンガラス層を形成する
前の単位の書き込み回路のパターンを示しており、第2
3図人及び第23図Bはそれぞれ上記第22図A、!2
2図Bに対応した部分のアルミニウム配線層を形成した
後のパターンを示している。なお、パターンとしての第
22図人の右端は第22図Bの左端につながり、同様に
第23図人の右端は第23図Bの左端につながる。 上記第22図A、B、第23図人、B、のパターンは前
記第20図、第21図と同じ標記法で示されている。 単位の書き込み回路は、前記Xデコーダと同様な理由に
より、その2つが49的に1つの単位とされる。 厚いシリコン酸化膜60を介してメモリアレイの多結晶
シリコン層Wll、W21は、それぞれアルεニウム配
線層WIIC,W21Cを介してP型ウェル領域1】に
形成されたMISFETQl 5 、 Ql 5’のド
レイン領域Wlld、W21dに接触する。 なお、上記P型ウェル領域10bには、図示のように消
去回路(第1図参照)からの信号が加えられるアルミニ
ウム配線層eが接触する。 上記MISFETQI 5 、Ql 6のゲートとして
の多結晶シリコン層Weには、制御線We(第1図参照
)の信号が加えられる。 第2ワード線としての多結晶シリコン層W12゜W22
は、それぞれアルミニウム配線層W12a。 W22aを介して、二点鎖線で示されているP型ウェル
領域11に形成されたMI 5FETQI 6とQl7
の共通ドレイン領域Wl 2b、MISFETQ16’
とQ17′との共通ドレイン領域W22bに接触し、更
に、それぞれ多結晶シリコン層Wl 2c 、W22c
に接触している。 上記MISFETQI 6 、Ql7 、Ql 6’Q
17′の共通ゲートとしての多結晶シリコン層vCCに
は+5vの電源電圧が加えられる。 MISFETQl8とQ18′との共通ドレイン領域G
NDaには、接地電位にされるアルミニウム配線層GN
Dが接触している。 多結晶シリコン層W12cは、独立のP型ウェル領域1
1rに形成されたMISFETQl9のゲート電極とさ
れており、アルミニウム配線層Wl 2dによって上記
MISFETQ19のソース領域W12eとP型ウェル
領域11rとに接触している。 同様に、多結晶シリコンJtlW22cは、他の独立の
P型つェル領域IIsに形成されたMI 5FETQI
 9’のゲート電極とされており、アルミニウム配+D
J層W22dによって上記MISFETQ19′のソー
ス領域W22eとP型りエル領域IIsとに接触してい
る。 上記MISFETQ19とQ19′は前記第9図もしく
は第11図で説明されたような溝造とされている。n型
シリコン基板l上に延長された上記MISFETQ19
とQl 9’ との共通ドレイン領域VPPaには、書
き込み及び消去法の高電圧が加えられるアルミニウム配
線J4 V P Pに接触している。 上記MI 5FETQI 5ないしQl9によって、例
えば第1図の回路WAIが構成され、Q15′ないしQ
l 9’によって他の回路WA2が構成される。 第22図A、B、第23図A、Bの単位の書き込み回路
は前記のXデコーダと同様rc、メモリセル行と対応し
て並べられる。 第24図は、リンガラス層を形成する前のYゲートのパ
ターンを示しており、第25図は、アルミニウム配線層
を形成した後の上記第24図に対応した部分のパターン
を示している。 共通デイジット線としての多結晶シリコン層CDには、
単位ゲートを並列接続するためのアルミニウム配線層C
Daが接触している。 上記アルミニウム配線層CDaは、MISFETQII
とQl3の共通ドレイン領域CDbK接触している。上
記MISFETQI 1 、Ql 3のゲート電極とし
ての多結晶シリコン層Yla。 Y2aにはそれぞれYデコーダMDI 、YD2(第1
図参照〕の出力を受けるアルミニウム配線層Yl、Y2
が接触している。 MI 5FETQI 1のソース領域とQl2のドレイ
ン領域は共通のn+型領域Dlbとされ、同様にMIS
FETQl3のソース領域とQl4のドレイン領域が共
通のn+型領領域されている。 上記MISFETQI 2とQl4のゲート電極として
の多結晶シリコン層VCCには、+5Vのf!L源電圧
電圧給される。 MISFETQ12のソース領域Dlaには、デイジッ
ト線としてのアルミニウム配置#D1が接触し、同様に
MISFETQ140ソース領域D2aには、他のデイ
ジット線としてのアルミニウム配?#j層が接触してい
る。 第26図人及び第26図Bは、リンガラス層を形成する
前の書き込み禁止回路のパターンを示しており、第27
図人及び第27図Bは、アルミニウム配縁層が形成され
た後のそれぞれ上記第26図人、第26図Bに対応する
部分のパターンを示している。なお、パターンとして第
26図人の下端が第26図Bの上端につながり、同様に
第27図人の下端が第27図Bの上端につながる。 第6図のように、メモリアレイと書き込み禁止回路との
間に配線領域WIRが配置されるので、特に制限されな
いが、第15図、第16図で説明した基準電位線として
のアルミニウム配線層ED1、ED2は、各MISFE
Tの多結晶シリコン層と同時に形成された多結晶シリコ
ン層ED1a。 E D 2 aにそれぞれ接触させられる。上記配線領
域WTHにおいては、上記多結晶シリコンWt E D
la、EDla上に酸化膜及びリンガラス層を介して各
種のアルミニウム配線層が形成される。 なお、上記第26図A、B、第27図A、Bは前記各図
と同じ標記法に従って示されている。従って、上記第2
6図A、B、第27図人、Bにおける書き込み禁止回路
の構成については説明を省略する。 この発明に従うと、第6図のように、メモリアレイをは
さんでデコーダと書き込み回路を配貨するので動作速度
、特に読み出し動作速度を大きくすることができるよう
になる。これに対し、デコーダと書き込み回路とをメモ
リアレイの片側に配置する場合、例えばデコーダからメ
モリセルへの配線が長くなり、また、メそリアレイの片
側に複数の回路を配置するので、半導体集積回路におい
て公知のような交差配線箇所が多くなってくることにな
る。その結果、メモリアレイに41号を供給する配勝径
路の信号伝送特性が劣化し、動作速度が制限を受けるこ
とになる。 上記のように、メモリアレイをはさんでデコーダと書き
込み回路を配[する場合、単位のデコーダと書き込み回
路のピッチを比較的小さくできるので、メモリアレイの
大きさをこれらの回路で制限しなくてもよいようになる
。 またメモリアレイをはさんでゲートもしくはデコーダー
と書き込み禁止回路を配置するので、上記と同様な理由
で高速動作とすることができるようになる。 上記のように、メモリアレイをはさんでデコーダと書き
込み回路とを配置する構成もしくはメモリアレイをはさ
んでゲートもしくはデコーダと書き込み回路を配置する
構成は、書き込み回路もしくは書き込み禁止回路を使用
する他の種類の記憶装置に適用することができる。 この発明に従うと、前記のようにウェル領域を使用し、
このウェル領域を高耐圧回路のために有効に使用するこ
とができる。 前記第1図のエンハンスメントWMISFETQ37な
いしQ39を直列接続した電圧分割回路において、MI
 5FETQ37のドレインに最モ高い電圧が加わるの
で、このMI 5FETQ37が高電圧によって破壊さ
れると、この破壊されたMISFETQ37を介してQ
38に高電圧が加わることになる。その結果、直列接続
のMI 5FETが次々と破壊する。しかしながら、上
記の最も高い電圧が加わるMI 5FETQ37を前記
のようにウェル領域を利用した構造にすることにょって
高耐圧化すると、他のMISFETQ38ないしQ39
を普通の構造としても、上記のような破壊を防ぐことが
できる。上記のような電圧分割回路は、実施例の記憶回
路装置以外の他の回路装置に使用することができる。 同様に、第1図の消去回路、書き込み禁止電圧発生回路
のような回路は、他の用途に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は半導体記憶回路の回路図、第2図、第3図及び
第4図は、第1図の回路の動作タイミングチャート図、
第5図は、半導体記憶回路のブロック図、第6図は、半
導体記憶回路装置の平面図、8g7図は第6図の半導体
記憶回路装置を形成する半導体基板の平面図、第8図は
第7図のA−A’部分の断面図、vJQ図は、ki I
 S F E Tを形成した半導体基板の断面図、第1
0図はバイポーラトランジスタを形成した半導体基板の
断面図、第11図(にないしく0)&−!、半導体記憶
回路装置の各製造T、程における半導体基板の断面図、
第12図は、MNOSの断面図、第13図は第12図の
MNOSの特性曲線図、第14図はメモリセルの等価回
路図、第15図は、リンガラス層を形成する前のメモリ
アレイの平面図、第16図はアルミニウム配線層を形成
した後のメモリアレイの平面図、第17図、第18図及
び第19図はそれぞれ第16図のA−A’部分、B−B
’部分及びc−c’部分の断面図、第20図は、リンガ
ラス層を形成する前のXデコーダの平面図、第21図は
アルミニウム配線層を形成した後のXデコーダの平面図
、第2211dA及び第22図Bはリンガラス層を形成
する前の書き込み回路の平面図、第23図人及び第23
図Bはアルミニウム配置層を形成した後の8き込み回路
の平面図、第24図は、リンガラス層を形成する前のY
ゲートの平面図、第25図は、アルミニウム配線層を形
成した後のYゲートの平面図、第26図人及び第26図
Bは、リンガラス層を形成する前の書き込み禁止回路の
平面図、第2す゛囚人及び第27図Bは、アルミニウム
配線層28図及び第29図は5i−8iO1界面におけ
る夫々リン、ポロン不純物の濃度分布を示す状態図、第
30図乃至第33図及び第34図乃至第36図は夫々半
導体装置要部の製造工程毎の断面図である。 MA・・・メモリアレイ、XD】、XD2・・・Xデコ
ーダ、YGO・・・Yゲート、YDI 、YD2・・・
Xデコーダ、WAI、WA2・・・書き込み回路、IH
Al・・・書き込み禁止回路、I HA 2・・・書き
込み禁止電圧発生回路、ER8・・・消去回路、CRL
・・・制御回路、IO8・・・センス回路、IOR・・
・出力バッファ回路、IOW・・・データ入力回路、B
O〜BIO・・・入力バッファ回路。 第2図 第3図 代理人 弁理士  小 川 勝 男 t/Q 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 策 図 第 図 第 図 第1 図 5ν5 第 図 第 22図B 第23 図8 第 26図A 第 27図八 りZ 第28 図 第29 図 第 図 り3 第 第3 第 図 図 図 事件の表示 昭和63年 特許願 第 121707号 発明の名称 半導体装置 補正をする者 事件との関係 名     称

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、半導体基板主表面にフィールド領域によって互いに
    区画され、かつ少なくとも1つの列に沿って配列された
    複数のアクティブ領域と、前記複数のアクティブ領域を
    横切って前記列と同じ方向に延在する第1の導体層とを
    具備し、前記第1の導体層は各前記アクティブ領域の部
    分においてゲート電極部を構成して成る半導体装置であ
    つて、前記第1の導体層に印加される電圧より低い電圧
    が与えられる第2の導体層を前記第1の導体層と並行し
    て延在せしめ、隣接するアクティブ領域間のフィールド
    領域部においてそれら隣接する2つのアクティブ領域間
    を分離するように前記第2の導体層から前記第1の導体
    層の下側に直交するように延長分岐部を形成せしめて成
    ることを特徴とする半導体装置。
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