JPH0235455Y2 - - Google Patents

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JPH0235455Y2
JPH0235455Y2 JP6225985U JP6225985U JPH0235455Y2 JP H0235455 Y2 JPH0235455 Y2 JP H0235455Y2 JP 6225985 U JP6225985 U JP 6225985U JP 6225985 U JP6225985 U JP 6225985U JP H0235455 Y2 JPH0235455 Y2 JP H0235455Y2
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frame
rod
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crank
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用撫野 この考案は、コンクリートブロツク成形用型枠
の中子枠の開閉機構に関するものである。
従来の技術 ボツクスカルバートの如きコンクリート管体を
成形する際に使用される中子枠は、両端を外型の
妻板に定着されたセツトされるが、成形品脱型時
にはこれを絞つて外型より引き出してやらねばな
らない。
この中子枠を簡単な操作で絞る従来の手段とし
て実開昭57−90814号に記載されているような開
閉装置が知られている。この装置の開閉機構は、
第8図に示すように、中子枠31の主枠32の一
方の枠板33に偏心ピン34を有する回転体35
を固着した回動軸36を軸支し、偏心ピン34と
他方の枠板37とをロツド38で連結し、偏心ピ
ン34がロツド引張側の死点を越えた直後の位置
で回転体35に設けたストツパ39がロツド38
に当接して回転体35の回動を停止させるように
して、補助枠40をスリツト3から外した後回動
軸36を略半回転回動させることにより中子枠3
1が絞られるようにしたものである。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記構造では、回動軸36を回動させ
て主枠32を絞る動作のほかに補助枠40の嵌脱
操作を必要とし、而もコンクリートの圧力によつ
て補助枠40が動かないように補助枠40を妻板
等に締結する操作も必要で、型枠の開閉操作が依
然として煩雑である。
本考案は上記問題点を解決するためにされたも
ので、補助枠の嵌脱と主枠の開閉とを一動作で行
うことができ、而も主枠及び補助枠がその拡開状
態及び絞り状態で確実に保持される開閉機構を提
供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 図面に付した符号を用いて説明すると、本考案
は、長手方向のスリツト3を有する主枠2と該ス
リツト3に嵌脱される補助枠4とで形成される筒
状の中子枠1の開閉機構において、主枠2に回動
角が規制された長手方向の回動軸9が軸着され、
回動軸9には先端にロツド13,14をそれぞれ
枢着した複数個のクランク11,12が固着され
ており、該ロツドは補助枠4に連係されたロツド
13と前記スリツト3を挟む主枠の枠板5,7に
長孔20を介して連係されたロツド14とからな
り、かつ、補助枠4に連係されたロツド13のク
ランク11は少なくともその伸張側死点ないしこ
れを僅かに越えた位置で回動軸9の回動が係止さ
れるように装着され、枠板5,7に連係されたロ
ツド14のクランク12は少なくともその屈曲側
死点ないしこれを僅かに越えた位置で回動軸9の
回動が係止されるように装着されると共に、回動
軸9はクランク11,12のいずれかがその死点
位置を僅かに越えた位置で回動が係止されるよう
に構成されており、回動軸9の回動動作により補
助枠4が内方に脱抜され、次いで長孔20の作用
による時間遅れの後主枠2が絞られることを特徴
とするものである。
作 用 回動軸9に主枠2の枠板5,7と共に補助枠4
を連係させたので、一動作で補助枠4の嵌脱と主
枠2の開閉を行うことができる。また、回動軸9
と補助枠4及び枠板5,7との連係機構としてク
ランク機構を用い、かつ該クランク機構の死点な
いしこれを僅かに越えた位置でスリツト3への補
助枠4の嵌合及び枠板5,7の絞りが行われるよ
うにしたので、中子枠の開閉に際してクランク機
構の倍力作用を有効に利用することができ、而も
回動軸9はこれに固着されたクランク11,12
の何れかがその死点を僅かに越えた位置で回動が
係止されるので、クランク機構の死点におけるロ
ツク作用により中子枠1をその拡開及び絞り状態
で確実に保持することができる。更に、回動軸9
と枠板5,7とを長孔20を介して連係させたの
で、主枠2の絞りに先立つて補助枠4がスリツト
3から離脱し、中子枠1の絞り動作を円滑に行う
ことができる。
実施例 第1図ないし第5図はボツクスカルバート成形
用型枠の中子枠についての本考案の実施例を示し
たもので、第1図は中子枠を下方から見た斜視
図、第2図および第4図は該中子枠の拡開時およ
び絞り時における補助枠の嵌脱機構を示す断面
図、第3図および第5図は中子枠の拡開時および
絞り時における主枠の開閉機構を示す断面図であ
る。
図中、総体的に示す1は筒状の中子枠、2はそ
の主枠、3は主枠2に長手方向に設けられたスリ
ツト、4はスリツト3に嵌脱される補助枠、6は
主枠2の中央部の枠板、5及び7はスリツト3を
挟む両側の枠板、5a,6a,7aは枠板5,
6,7の部分に固着された補強板、8は補強板5
aを延設して設けた支持部材、9は支持部材8に
軸着された回動軸、10は回動軸9の端部に固設
されたハンドル、11,12は回動軸9に固着さ
れたクランク、13,14はクランク11,12
にピン15,16により枢着されたコ字形のロツ
ドで、ロツド13は第2図に示すように補助枠4
の背面に固設されたブラケツト17の長孔18に
ピン19を介して連係されており、ロツド14は
第3図に示すように枠板7の補強板7aに設けた
長孔20にピン21を介して連係されている。2
2はロツド14の凹所、23はロツド14の基端
に形成された係止突起、24,25は主枠2に補
強板を欠落させて設けた屈撓部である。
図示実施例のものでは、クランク12のピン1
6がその伸張側及び屈曲側の死点を僅かに越えた
位置で回動軸9の回動が係止されるように構成さ
れている。
第3図において、クランク12の伸張側の死
点、即ちクランク12とロツド14とが一直線に
伸びた位置を僅かに越えた位置で係止突起23と
回動軸9とが当接することにより、回動軸9の回
動が係止されており、主枠2はクランク機構の死
点位置における倍力作用により図示しない外型に
押圧締着された状態となる。この状態において、
補助枠4に連係されたクランク11のピン15も
その伸張側の死点に来るようにクランク11が装
着されており、主枠2の拡開時に補助枠4も同時
に外型に押圧締結されるようになつている。
また、第3図示の状態から回動軸9を略半回転
させた第5図示の状態においては、クランク12
のピン16がその屈曲側に死点を僅かに越えた位
置でロツド14と回動軸9とが当接し、回動軸9
の回動が係止される。
次に、第2図ないし第5図に基づき本考案に係
る中子枠の開閉機構の作動を説明する。
第2図および第3図に示す締結状態の中子枠2
を絞つて引き出すには、まず回動軸9の端部に固
着されたハンドル10により回動軸9を第2図お
よび第3図上左回りに回動させる。回動軸9の回
動動作に伴いクランク11,12も左回りに回動
し、ロツド13に固着されたピン19が長孔18
を遊動後長孔18の他端に当接して補助枠4を内
方に離脱させる。ロツド13とブラケツト17と
を長孔18を介して連結したのは、補助枠4の移
動量があまり大きくならないようにするためであ
る。長孔20の作用に基づく時間遅れにより、補
助枠4がスリツト3から離脱した後ロツド14に
固着されたピン21が補強板7aに設けた長孔2
0の他端と当接し、屈撓部24,25で主枠2を
絞り始める。更にハンドル10を回動させると、
クランク12の屈曲側の死点を僅かに越えた位置
でロツド14と回動軸9とが当接して回動軸9の
回動動作が停止し、主枠2の絞りが完了する。絞
り状態では、主枠の屈撓部24,25の弾性回復
力に基づく拡開力が作用するが、クランク12は
その屈曲側死点を越えた位置で係止されているの
で、中子の絞り状態は保持され、補助枠4も引き
上げられた状態で保持される(第4図および第5
図参照)。
本実施例では、ロツド14に凹所22および係
止突起23を設けて回動軸9の回動角を規制する
ようにしているが、その他適宜なストツパを用い
て係止するようにしても良い。係止位置は、前述
したようにクランク11のピン15がその伸張側
の死点ないしこれを僅かに越えた位置、及び、ク
ランク12のピン16がその屈曲側の死点ないし
これを僅かに越えた位置である。本実施例では、
第2,3図に示すように、クランク11のピン1
5がその伸張側の死点に来たときにクランク12
のピン16も伸張張側の死点を僅かに越えた位置
に来て主枠2をクランク機構により拡開するよう
にしているが、補助枠4を図に示すように矢形に
してその楔作用により主枠2を拡開させることも
できる。
第6図および第7図は本考案の第2実施例を示
したもので、第6図は中子枠拡開時の補助枠の嵌
脱機構を示す断面図、第7図は中子枠拡開時の主
枠の開閉機構を示す断面図である。以下前記実施
例と異なる点についてのみ説明する。
本第2実施例は回動軸9を枠板6の補強板6a
に軸支して中央部に設けたもので、クランク12
に植設された2本のピン16,16にそれぞれ枢
着された2本のロツド14,14によりクランク
12と枠板5,7を各別に連係した点が第1実施
例と異なる。即ち、前記第1実施例では、スリツ
ト3を挟む両側の枠板5,7が1個のクランク機
構により連係されているが、第2実施例では枠板
5,7のそれぞれにクランク機構を設けたもの
で、中子枠が大型である場合にはこの第2実施例
の構造を採用するのが好ましい。中子枠開閉時の
作動は、前記第1実施例と同様である。
考案の効果 主枠の枠板5,7と補助枠4とを主枠2に軸支
した回動軸9と連係させたので一動作で中子枠の
拡開及び絞りを行うことができ、型枠開閉時の作
業性が大幅に向上する。また、クランク機構の倍
力作用により中子枠の開閉を軽い力で速やかに行
うことができ、クランクの死点を僅かに越えた位
置で中子枠の開閉状態が保持されるので、補助枠
や主枠をボルト等で外枠に締着する作業を省略す
ることができる。更に、長孔20を介して回動軸
9と主枠の枠板5,7とを連係したので主枠2と
補助枠4との動作に時間的ずれが生じ、中子枠の
絞り動作を円滑に行うことができる。
また、任意のクランクのロツドに凹所22また
は係止突起23を設けることにより、回動軸9の
回動角を簡単に規制することができ、構造も簡単
にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はボツクスカルバート成形
用型枠の中子枠についての本考案の第1実施例を
示したもので、第1図は中子枠を下方から見た斜
視図、第2図および第4図は中子枠の拡開時およ
び絞り時における補助枠の嵌脱機構を示す断面
図、第3図および第5図は中子枠の拡開時および
絞り時における主枠の開閉機構を示す断面図であ
る。第6図および第7図は本考案の第2実施例を
示したもので、第6図は中子枠の拡開時における
補助枠の嵌脱機構を示す断面図、第7図は中子枠
の拡開時における主枠の開閉機構を示す断面図で
ある。第8図は中子枠の従来の開閉機構を示す断
面図である。 図中、1は中子枠、2は主枠、3はスリツト、
4は補助枠、5,7は主枠の両側の枠板、9は回
動軸、11,12はクランク、13,14はロツ
ド、15,16はピン、20は長孔、21はピ
ン、22はロツドの凹所、23はロツドの係止突
起である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向のスリツトを有する主枠と該スリツト
    に嵌脱される補助枠とで形成される筒状の中子枠
    の開閉機構において、主枠に回動角が規制された
    長手方向の回動軸が軸着され、該回動軸には先端
    にロツドをそれぞれ枢着した複数個のクランクが
    固着されており、該ロツドは補助枠に連係された
    ロツドと前記スリツトを挟む主枠の枠板に長孔を
    介して連係されたロツドとからなり、かつ、補助
    枠に連係されたロツドのクランクは少なくともそ
    の伸張側死点ないしこれを僅かに越えた位置で前
    記回動軸の回動が係止され、枠板に連係されたロ
    ツドのクランクは少なくともその屈曲側死点ない
    しこれを僅かに越えた位置で前記回動が係止され
    るように装着されると共に、前記回動軸はいずれ
    かのクランクがその死点位置を僅かに越えた位置
    で回動が係止されるように構成されており、前記
    回動軸の回動動作により補助枠が内方に脱抜され
    かつ前記長孔の作用による時間遅れの後主枠が絞
    られることを特徴とする、筒状の中子枠の開閉機
    構。
JP6225985U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPH0235455Y2 (ja)

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JP6225985U JPH0235455Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JPS61177811U JPS61177811U (ja) 1986-11-06
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DE102020204416A1 (de) * 2020-04-06 2021-10-07 Johann Schlüsselbauer Formkern für eine Form zur Herstellung von hohlen Betonkörpern und einen derartigen Formkern aufweisende Formvorrichtung

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JPS61177811U (ja) 1986-11-06

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